JP2019062413A - 遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の防災情報管理システムでは、複数の防災監視設備の物件データ、障害情報、発生イベントを含む設備情報をインターネット上のサーバに送ってデータベースに保存し、利用者の情報端末により閲覧可能とする。受信機は、火災時に所定周期毎にイベント情報をサーバに送信し、サーバは、受信機が送信したイベント情報を、火災発生から設備機能が喪失するまでの火災履歴としてデータベースに保存する。受信機は、受信機の周辺の温度が所定の閾値を超えた場合に、イベント情報をサーバに報告する周期を短い周期に変更して、受信機の周辺の温度を含むイベント情報をサーバに送信する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の遠隔監視システム1の構成の一例を示す図である。
遠隔監視システム1は、複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…と、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…と、クラウドサーバCSとを備える。遠隔監視システム1は、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…がネットワークを介して接続されて、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…の動作状況を監視する遠隔監視システムである。
複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…は各々、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…の動作状況を、クラウドサーバCSを介して監視する。複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…とは、一例として、Webブラウザを備えたパーソナルコンピュータである。したがって、複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…は、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…の種類ごとに応じた専用の端末である必要はない。複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…とは、一例としてボイラである。なお、本実施形態においては、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…がボイラである場合について説明するが、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…は、ボイラ用の水処理装置であってもよい。
複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…は同等の機能を有するため、以下では、複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…を代表させて監視端末MT1について説明を行う。また、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…は同等の機能を有するため、以下では、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…を代表させて監視対象機器ME1について説明を行う。なお、複数の監視端末MT1、監視端末MT2、…をまとめて監視端末MTと呼ぶことがある。また、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…をまとめて監視対象機器MEと呼ぶことがある。
端末送信部MT1Aは、クラウドサーバCSに送信時期情報を送信する。ここで、送信時期情報とは、監視対象機器ME1による報告情報の送信の時期を指示する情報である。端末送信部MT1Aは、クラウドサーバCSに動作指示情報を送信する。ここで、動作指示情報とは、監視対象機器ME1が取得する自装置の動作状況のうち、いずれの動作状況を報告情報に含めるかを、監視対象機器ME1が自装置の動作状況を取得する頻度とともに指定する。つまり、動作指示情報とは、監視対象機器ME1の監視動作を指示する情報である。
端末受信部MT1Bは、クラウドサーバCSから報告情報を受信する。ここで、報告情報とは、監視対象機器ME1の動作状況を示す情報である。
設置状況情報記憶部CSDには、設置状況情報が記憶されている。設置状況情報記憶部CSDは、設置状況情報を送信時期情報記憶部CSBに供給する。
報告情報受信部CSEは、報告情報を、ネットワークNWを介して監視対象機器ME1から受信する。報告情報受信部CSEは、受信した報告情報を、報告情報記憶部CSFに供給する。
報告情報記憶部CSFは、報告情報受信部CSEが受信する報告情報を記憶する。
ここで、動作指示情報は、クラウドサーバCSの動作指示情報記憶部CSCに記憶されている動作指示情報が、機器受信部ME1Aにより受信されて報告情報生成部ME1Cに供給される。つまり、報告情報生成部ME1Cは、動作指示情報記憶部CSCに記憶されている動作指示情報に基づいて、報告情報を生成する。
動作状況情報記憶部ME1Dでは、動作状況情報が時系列に沿って記憶される。ここで、動作状況情報とは、監視対象機器ME1の動作状況を示す情報である。
監視対象機器ME1と、クラウドサーバCSのVPNルータ部CS2との間では、ネットワークNW及びファイアウォールFWを介するセキュリティ通信が行われる。同様に、監視対象機器ME2と、クラウドサーバCSのVPNルータ部CS2との間では、ネットワークNW及びファイアウォールFWを介するセキュリティ通信が行われる。
監視端末MT1は、クラウドサーバCSを介して監視対象機器ME1を遠隔監視する。監視端末MT2は、クラウドサーバCSを介して監視対象機器ME2を遠隔監視する。
なお、図2では、監視端末の台数が監視端末MT1と、監視端末MT2との2台である場合を示しているが、監視端末の台数は2台以上であってもよい。また、図2では、監視対象機器の台数が監視対象機器ME1と、監視対象機器ME2との2台である場合を示しているが、監視対象機器の台数は2台以上であってもよい。
また、本実施形態では、1台の監視端末が1台の監視対象機器を遠隔監視する場合について説明しているが、監視端末は複数の監視対象機器を遠隔監視してもよい。
クラウドサーバCSは、設置状況情報記憶部CSDから設置状況情報を読み出す。クラウドサーバCSは、読み出した設置状況情報と、監視端末MT1から取得した送信時期情報とに基づいて、送信時期情報を定める。送信時期情報が指示する報告情報の送信の時期は、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…の各々が報告情報を送信するタイミングが重ならないように指示される。例えば、クラウドサーバCSは、複数の監視対象機器ME1、監視対象機器ME2、…の各々が報告情報を送信するタイミングを、ランダムに決定された遅延時間(例えば、数秒)だけずらす。
クラウドサーバCSは、定めた送信時期情報を送信時期情報記憶部CSBに記憶する。
図3においては、報告情報送信部ME1Bが4回目以降の送信を行う場合は図示していない。4回目以降の送信についても、報告情報送信部ME1Bは、送信時期情報が示す時期に基づいて報告情報をクラウドサーバCSに送信する。
監視端末MT1から報告情報閲覧要求がクラウドサーバCSに送信された場合(ステップS6)、クラウドサーバCSは、報告情報記憶部CSFに記憶される報告情報を監視端末MT1に送信する(ステップS7)。
報告情報閲覧要求には、クラウドサーバCSの報告情報記憶部CSFに記憶される報告情報のうち全部を送信するか、一部を送信するかを示す情報が含まれてもよい。報告情報閲覧要求に、報告情報のうち一部を送信するかを示す情報が含まれる場合、いずれの時期に監視対象機器ME1により生成された報告情報を送信するかを指定する情報が含まれてもよい。
報告情報受信部CSEは、監視対象機器ME1の動作状況を示す報告情報を、監視対象機器ME1から受信する。
報告情報記憶部CSFは、報告情報受信部CSEが受信する報告情報を記憶する。
送信時期情報記憶部CSBには、監視対象機器ME1による報告情報の送信の時期を指示する送信時期情報が、監視対象機器ME1ごとに記憶されている。
動作状況情報記憶部ME1Dには、監視対象機器ME1のうち自端末の監視対象の機器の動作状況を示す動作状況情報が時系列に沿って記憶される。
報告情報生成部ME1Cは、動作状況情報記憶部ME1Dに記憶されている動作状況情報に基づいて、報告情報を生成する。
報告情報送信部ME1Bは、送信時期情報記憶部CSBに記憶されている送信時期情報が指示する送信時期に基づいて、報告情報生成部ME1Cが生成する報告情報をサーバ(クラウドサーバCS)に送信する。
ここで、サーバ(クラウドサーバCS)が複数の監視対象機器ME1の動作を一元管理するとは、遠隔監視システム1において、サーバ(クラウドサーバCS)が、監視対象機器ME1が報告情報を生成するための動作状況情報と、監視対象機器ME1が報告情報をサーバ(クラウドサーバCS)に送信する送信時期を指示する送信時期情報とを保持し、サーバ(クラウドサーバCS)が、動作状況情報と送信時期情報とを用いて、監視対象機器ME1が生成する報告情報と、この報告情報を監視対象機器ME1がサーバ(クラウドサーバCS)に送信する時期を管理することである。
動作指示情報記憶部CSCをさらに備える。
動作指示情報記憶部CSCには、監視対象機器ME1の監視動作を指示する動作指示情報が、監視対象機器ME1ごとに記憶されている。
また、監視対象機器ME1の報告情報生成部ME1Cは、動作指示情報記憶部CSCに記憶されている動作指示情報に基づいて、報告情報を生成する。
設置状況情報記憶部CSDには、監視対象機器ME1の設置状況を示す設置状況情報が記憶されている。
この構成により、本実施形態に係る遠隔監視システム1では、サーバ(クラウドサーバCS)が複数の監視対象機器ME1の設置状況を一括して管理しているため、多数の監視対象機器ME1の設置状況を把握しやすい。
この構成により、本実施形態に係る遠隔監視システム1では、監視対象機器ME1が報告を送信するタイミングが、サーバ(クラウドサーバCS)によって一元管理されている監視対象機器ME1の設置状況(=設置状況情報)に基づいて定められている。このため、本実施形態に係る遠隔監視システム1では、例えば、監視対象機器ME1の設置台数や報告の量に基づいて、監視対象機器ME1が報告情報をサーバ(クラウドサーバCS)に送信するタイミングを纏めて調整することができる。
また、本実施形態に係る遠隔監視システム1では、監視対象機器ME1が増設されてネットワークが混雑した場合などにおいて、監視対象機器ME1が報告情報をサーバ(クラウドサーバCS)に送信するタイミングを、サーバ(クラウドサーバCS)が一括して、複数の監視対象機器ME1について個別に(かつ纏めて)調整することができる。サーバ(クラウドサーバCS)は、複数の監視対象機器ME1について個別に調整してもよいし、纏めて調整してもよい。本実施形態に係る遠隔監視システム1では、監視対象機器ME1が増設されてネットワークが混雑した場合などにおいて、監視対象機器ME1をサーバ(クラウドサーバCS)によって一元管理せずに1台ずつ調整する場合に比べて、監視対象機器ME1が報告を送信するタイミングの調整に手間がかからずに済む。
また、上述した実施形態における監視端末MT1、クラウドサーバCS、及び監視対象機器ME1の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。監視端末MT1、クラウドサーバCS、及び監視対象機器ME1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
Claims (4)
- サーバと複数の監視対象機器とがネットワークを介して接続されて、前記監視対象機器の動作状況を監視する遠隔監視システムであって、
前記サーバは、
前記監視対象機器の動作状況を示す報告情報を、前記監視対象機器から受信する報告情報受信部と、
前記報告情報受信部が受信する前記報告情報を記憶する報告情報記憶部と、
前記監視対象機器による前記報告情報の送信の時期を指示する送信時期情報が、前記監視対象機器ごとに記憶されている送信時期情報記憶部と、
を備え、
前記監視対象機器は、
自装置の動作状況を示す動作状況情報が時系列に沿って記憶される動作状況情報記憶部と、
前記動作状況情報記憶部に記憶されている前記動作状況情報に基づいて、前記報告情報を生成する報告情報生成部と、
前記送信時期情報記憶部に記憶されている前記送信時期情報が指示する送信時期に基づいて、前記報告情報生成部が生成する前記報告情報を前記サーバに送信する報告情報送信部と、
を備える遠隔監視システム。 - 前記サーバは、
前記監視対象機器の監視動作を指示する動作指示情報が、前記監視対象機器ごとに記憶されている動作指示情報記憶部
を更に備え、
前記報告情報生成部は、
前記動作指示情報記憶部に記憶されている前記動作指示情報に基づいて、前記報告情報を生成する
請求項1に記載の遠隔監視システム。 - 前記サーバは、
前記監視対象機器の設置状況を示す設置状況情報が記憶されている設置状況情報記憶部
を更に備える請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視システム。 - 前記送信時期情報記憶部に記憶されている前記送信時期情報は、前記設置状況情報に基づいて定められている
請求項3に記載の遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017185689A JP2019062413A (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020196703A1 (ja) | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 三菱マテリアル電子化成株式会社 | アルミナにより被覆された窒化ジルコニウム粉末及びその製造方法 |
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