JP2006277306A - プラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置 - Google Patents

プラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】監視装置における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和する。
【解決手段】プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a,・・・3nと、これら複数の制御装置が送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備えたプラント監視制御システム1において、前記監視装置2は、前記各制御装置3a,・・・3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示し、指示された制御装置は、当該ずれを補正する時間だけずらして前記監視データを送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば発電システム・水処理システム・産業システム等のプラント監視制御を行うプラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置に関するものであり、特に、複数の制御装置が一定周期間隔で監視データをネットワーク経由で監視装置に送信する場合のプラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置に関するものである。
従来のプラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置においては、複数の制御装置が一定周期間隔で監視データをネットワーク経由で監視装置に送信する際に、各制御装置が任意のタイミングで非同期に送信していた。(例えば、特許文献1を参照)
特開2002−63083号公報(図1及びその説明)
前述の特許文献1等に記載の従来のプラント監視制御システム、プラント監視システム、プラント監視装置、およびプラント制御装置においては、前述のように、複数の制御装置が一定周期間隔で監視データをネットワーク経由で監視装置に送信する際に、各制御装置が任意のタイミングで非同期に送信していたため、監視装置への通信が集中した場合に、監視装置が監視データを取りこぼす問題があった。また、その結果、監視装置が監視データを取りこぼさないように、予め監視装置が監視対象とする制御装置台数を少なく制限する必要があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、監視装置における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することを目的とするものである。
この発明に係るプラント監視制御システムは、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置と、これら複数の制御装置が送信する各監視データをネットワークを経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置とを備えたプラント監視制御システムにおいて、前記監視装置は、前記各制御装置から送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示し、指示された制御装置は、当該ずれを補正する時間だけずらして前記監視データを送信するものである。
この発明は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置と、これら複数の制御装置が送信する各監視データをネットワークを経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置とを備えたプラント監視制御システムにおいて、前記監視装置は、前記各制御装置から送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示し、指示された制御装置は、当該ずれを補正する時間だけずらして前記監視データを送信するようにしたので、前記監視装置における通信処理の負荷やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することが可能であり、また、前述の従来システムのように負荷集中を前提とした制御装置台数の制限が緩和されその結果として制御装置台数の増加が可能となる。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図9により説明する。図1はプラント監視制御システムのシステム構成の一例を示す図、図2は受信タイミング管理テーブルの事例を示す図、図3は制御装置毎に定められた受信タイミングの例を示す図、図4は制御装置毎の実際の受信タイミングの例を示す図、図5は監視装置内の計時手段の処理手順を示すフローチャート、図6は監視装置内の受信タイミング管理手段が制御装置から監視データを受信した場合の処理手順を示すフローチャート、図7は制御装置内の定周期送信管理手段が監視装置からずらす指示を受信した際の処理手順を示すフローチャート、図8は制御装置内の定周期送信管理手段が監視データを送信する際の処理手順を示すフローチャート、図9は制御装置内のデータ収集手段の処理手順を示すフローチャートである。
図1において、プラント監視制御システム1は、プラントの監視を行う監視装置2と、プラントの制御を行う制御装置3a,・・・3nと、前記監視装置2と前記制御装置3a,・・・3nとを接続するネットワークとで構成されている。
前記監視装置2は、前記ネットワーク4を通じて前記各制御装置3a,・・・3nと通信を行う通信手段21と、プラントを構成する各機器の状態を検出するセンサ等の外部機器5の出力信号である管理データの前記各制御装置3a,・・・3nからの受信タイミングを管理する受信タイミング管理手段22と、前記受信タイミングを監視する際に使用するタイマカウンタを計時する計時手段23と、各制御装置毎の受信タイミング情報を格納する受信タイミング管理テーブル24とを有している。
制御装置3a,・・・3nは、前記ネットワーク4を通じて前記監視装置2と通信を行う通信手段31と、一定周期間隔で監視データを監視装置2に送信する定周期送信管理手段32と、一定周期間隔で各種センサ5から外部機器(プラントを構成する機器)(図示省略)の状態情報のデータを読み出すデータ収集手段33と、前記定周期送信管理手段32及び前記データ収集手段33が動作する際に参照するタイマを計時する計時手段34と、データ収集手段33が収集したデータを格納するデータ格納メモリ35とを有している。また、制御装置3a,・・・3nは、対応する外部機器(プラントを構成する機器)(図示省略)を制御する機能も有している。
前記監視装置2における前記受信タイミング管理テーブル24の例を示す図2において、各制御装置3a,〜3nに付与した制御装置番号1〜16(制御装置3a,〜3nが16台である場合を例示してある)に対して、それぞれ前記監視装置2における前記計時手段23が計時するタイマカウント値が設定される。
図2に例示したタイミング管理テーブルを基にした各制御装置毎の受信タイミングを示す図3においては、タイマカウントアップ時間tの間隔でタイマカウント値が0、1、・・・、7と8個を1つのまとまりとして、これを送信周期Tの周期で繰り返す。この例では、例えば、制御装置番号が3の制御装置は、タイマカウント値が1のタイミングで、送信周期Tの間隔で送信すべきことを定めていることを表わしている。
各制御装置毎の実際の受信タイミングを示す図4においては、例えば制御装置番号が3の制御装置が、タイマカウント値が1のタイミングで送信すべきところが、実際にはタイマカウント値が4のタイミングで送信を行っていることを示している。また、制御装置番号が15の制御装置が、タイマカウント値が7のタイミングで送信すべきところが、実際にはタイマカウント値が5のタイミングで送信を行っていることを示している。
次に、動作を説明する。
次に上記実施の形態1の動作を図5〜図9に従って説明する。図5は前記監視装置2における前記計時手段23の動作を示すフローチャートである。図5において、前記計時手段23はステップS101においてタイマカウント値を+1し、ステップS102において最大値かどうかを判定する。最大値以上であれば、ステップS103において、タイマカウントアップ値に0を設定する。ここで、最大値は、送信周期T、タイマカウントアップ時間tとして、T/tで計算された値が予め設定されているものとする。例えば、送信周期Tが800ms、タイマカウントアップ時間tが100msとすると、タイマカウント値の最大値は8となる。したがって、タイマカウントアップ値は、タイマカウントアップ時間t毎に0、1、・・・、7と1づつカウントアップされ、0〜7の値を送信周期Tの周期で繰り返し、カウントアップされる。
図6は前記監視装置2における前記受信タイミング管理手段22が前記制御装置3a〜3n(制御装置番号1〜16)から監視データを受信した際の動作を示すフローチャートである。図6において、前記受信タイミング管理手段22はステップS201において、前記通信手段21を通じて前記制御装置から監視データを受信し、ステップS202において、その時点での前記計時手段23内のタイマカウント値(=X)を取得する。ステップS203において、前記受信タイミング管理テーブル22に設定されている該当制御装置の予め定められたタイマカウント値(=Y)を取得する。ステップS204において、XとYを比較する。両者が一致していれば、処理を終了する。両者が不一致であれば、ステップS205にて、ずれ時間をY−Xとして算出し、ステップS206において、該当制御装置に対して送信タイミングY−Xだけずらすように指示を出す。ここで、Y−Xが正の値の場合は、送信タイミングをY―Xだけ遅らせることを表わし、Y−Xが負の値の場合は、送信タイミングをX−Yだけ早めることを表わす。例えば、図4に示した例において、制御装置番号が3の制御装置の場合、X=4、Y=1となっているので、Y−X=−3だけずらす、すなわ、タイマカウントアップ時間tが100msの場合は、3×t=300msだけ早いタイミングで送信するようにとの指示となる。また、同図の制御装置番号が15の制御装置の場合、X=5、Y=7となっているので、Y−X=2だけずらず、すなわち、2×t=200msだけ遅いタイミングで送信するようにとの指示となる。
図7は前記制御装置3a,・・・3nにおける前記定周期送信管理手段32が前記監視装置2から監視データの送信タイミングをずらす指示を受信した際の動作を示すフローチャートである。図7において、前記定周期送信管理手段32はステップS301において、前記通信手段31を通じて前記監視装置2から送信タイミングをずらす指示を受信し、ステップS302において、次回の定周期送信タイミングを現在の設定に対して、指示された時間、すなわち、(Y−X)×t時間だけずらして送信するように送信タイミングを設定する。
図8は前記制御装置3a,・・・3nにおける前記定周期送信管理手段32が前記監視装置2に対して監視データを送信する際の動作を示すフローチャートである。図8に示す処理は、前記計時手段34が計時するタイマを参照し、設定された送信タイミングとなった場合に起動されるものであり、一定周期間隔で起動される。また、前記定周期送信管理手段32は、前記監視装置2から送信タイミングをずらす指示を受け、その送信タイミングが変更されるものである。図8において、前記定周期送信管理手段32は、ステップS401において、前記データ格納メモリ35に格納された監視データを取得し、ステップS402において、前記通信手段31を通じて監視データを前記監視装置2に送信する。
図9は前記制御装置3a,・・・3nにおける前記データ収集手段33の動作を示すフローチャートである。図9に示す処理は、前記計時手段34が計時するタイマを参照し、一定周期毎に起動される。図9において、前記データ収集手段33は、ステップS501において、センサなどの外部機器5の値を取得し、ステップS502において、取得したデータを前記データ格納メモリ35に格納する。
このように、前記各制御装置3a,・・・3nが監視データを送信するタイミングを前記監視装置2が監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで監視データを送信する制御装置があれば、当該制御装置に対して前記監視装置2が送信タイミングをずらす指示を出すことにより、各制御装置の送信タイミングを制御するようにしたので、前記監視装置2における前記複数の制御装置3a,・・・3nとの通信に伴う処理負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することが可能となる。また、その結果、監視装置2が監視データを取りこぼすことが防止され、制御装置台数を少なく制限する必要もなくなる。
前述のように、この発明の実施の形態1は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a,・・・3nと、これら複数の制御装置が送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備えたプラント監視制御システム1において、前記監視装置2は、前記各制御装置3a,・・・3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示するものであり、また、監視データをネットワーク経由で一定周期間隔で送信する少なくとも1台以上の制御装置3a,・・・3nと、これら複数の制御装置からの監視データをネットワーク4経由で受信し、監視を行う監視装置2とからなるプラント監視制御システムにおいて、各制御装置からの送信のタイミングを監視装置が監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで監視データを送信する制御装置があれば、その該当する制御装置に対して、そのずれた時間だけずらして送信するように監視装置2から指示を与えるものであり、また、プラントの監視を行う監視装置2において、ネットワーク4を通じて各制御装置3a,・・・3nと通信を行う通信手段21と、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで監視データを送信する制御装置があれば、その該当する制御装置に対して、そのずれた時間だけずらして送信する指示を行う受信タイミング管理手段22と、受信タイミングを監視する際に使用するタイマカウンタを計時する計時手段23とを備えたものであり、更にまた、プラントの制御を行う制御装置3a,・・・3nにおいて、ネットワーク4を通じて監視装置2と通信を行う通信手段31と、一定周期間隔でデータ格納メモリ35に格納された監視データを読み出して監視装置2に送信する定周期送信管理手段32と、一定周期間隔でセンサなどの外部機器5からデータを読み出してデータ格納メモリ35に格納するデータ収集手段33と、定周期送信管理手段32及びデータ収集手段33が動作する際に参照するタイマを計時する計時手段34とを備えたものであり、監視装置2における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することが可能となり、また、監視装置2と制御装置3a,・・・3nのそれぞれに内蔵される計時手段23,34の進み具合が徐々にずれる場合でも、監視装置2がずれを検出した時点で、再度、制御装置に送信タイミングをずらすように指示を行うので、定常的に監視装置2における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することが可能となり、その結果、監視装置2が監視データを取りこぼすことが防止され、監視装置が監視対象とする制御装置の台数を増加させることができる。
つまり、この発明の実施の形態1は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2は、前記各制御装置3a〜3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置3a〜3nに対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示し、指示された制御装置は、当該ずれを補正する時間だけずらして前記監視データを送信するプラント監視制御システムである。
また、観点を変えれば、この発明の実施の形態1は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する前記監視データを受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2が、各前記制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを有し、前記制御装置3a〜3nが、前期監視装置2との間でデータの送受信を行う通信手段31と、前記監視装置2から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段32とを有するプラント監視システムである。
更にまた観点を変えれば、この発明の実施の形態1は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを備えた監視装置2である。
更にまた観点を変えれば、この発明の実施の形態1は、プラントを監視する監視装置2にプラントを監視するための監視データを送信する制御装置3a(〜3n)であって、前記監視装置2との間でデータの送受信を行う31通信手段と、前記監視装置2から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段32とを備えている制御装置3a(〜3n)である。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を、プラント監視制御システムのシステム構成の他の事例を示す図10により説明する。
図10は、前述の実施の形態1を示す図1のシステム構成図において、前記監視装置2内にテーブル設定手段25を付加し、設定ツール6を前記ネットワーク4に接続するように付加したものである。
前記設定ツール6から前記ネットワーク4を通じて前記監視装置2内の前記テーブル設定手段25に対して、前記受信タイミング管理テーブル24の内容、すなわち、制御装置番号とタイマカウント値の情報をプラント監視制御システムが稼動中の状態で任意に設定することできる。
このように、前記監視装置2内の前記受信タイミング管理テーブル24を設定するための設定ツール6、及びテーブル設定手段25を設けて、プラント監視制御システム1が稼動中の状態において任意に変更できるようにしたので、例えば、前記制御装置3a,・・・3nの台数が増減したり、前記制御装置3a,・・・3nからの定周期送信の周期が変更されたりした場合でも、プラント監視制御システム1を停止することなく、受信タイミング管理テーブル25を変更して対応することができる。
前述のように、この発明の実施の形態2は、前記各制御装置3a,・・・3n毎に定められた受信タイミングは、制御装置毎に任意に設定可能であり、また、前記各制御装置3a,・・・3n毎に定められた受信タイミングは、前記設定ツール6によって制御装置毎に予め任意に設定可能であり、前記制御装置3a,・・・3nの台数が増減したり、前記制御装置3a,・・・3nからの定周期送信の周期が変更されたりした場合でも、プラント監視制御システム1を停止することなく、受信タイミング管理テーブル25を変更して対応することが可能となる。
つまり、この発明の実施の形態2は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2は、前記各制御装置3a〜3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置3a〜3nに対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示するプラント監視制御システムであって、且つ、前記各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングは、制御装置3a〜3n毎に任意に設定可能なプラント監視制御システムである。
また、観点を変えれば、この発明の実施の形態2は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する前記監視データを受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2が、各前記制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを有し、前記制御装置3a〜3nが、前期監視装置2との間でデータの送受信を行う通信手段31と、前記監視装置2から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段32とを有するプラント監視システムであって、且つ、前記監視装置2が動作中に前記受信タイミング管理テーブルを編集する編集手段(前記設定ツール6、前記テーブル設定手段25、等)を備えているプラント監視システムである。
更にまた観点を変えれば、この発明の実施の形態2は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを備えた監視装置2であって、前記監視装置2が動作中に前記受信タイミング管理テーブル24を編集する編集手段(前記設定ツール6、前記テーブル設定手段25、等)を備えている監視装置2である。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を、図11〜図13によって説明する。図11はプラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図、図12は前記監視装置2における前記受信タイミング管理手段22が前記制御装置3a,・・・3nから監視データを受信した際の前記受信タイミング管理手段22の動作を示すフローチャート、図13は受信タイミング管理テーブルの変更前と変更後の例を示す図であり、図13(a)は変更前の前記受信タイミング管理テーブル24の内容を、図13(b)は変更後の前記受信タイミング管理テーブル24の内容を、それぞれ示す図である。なお、図11〜図13において、前述の図1〜図10と同一または相当部分には同一符号を付し、図11〜図13の説明については図1〜図10と異なる点を主体に説明し、その他については説明を割愛する。
前述のこの発明の実施の形態1及び実施の形態2において、前記受信タイミング管理テーブル24は、一度設定された後は、前記設定ツール6によって変更しない限り、システム稼動中に動的に変更されることはなかったが、この実施の形態3では、前記受信タイミング管理テーブル24を前記ネットワーク4に接続される前記制御装置3a,・・・3nの台数に応じて、前記設定ツール6によって前記受信タイミング管理テーブル24を動的に変更するようにしたものである。
具体的には、図11に示すように、受信タイミング管理手段22に、制御装置有無チェック機能221および管理テーブル動的変更機能222を持たせたものであり、その動作および具体的な機能を以下に説明する。
図12において、ステップS601で、前記受信タイミング管理手段22が、その前記制御装置有無チェック機能221により、該当制御装置が前記受信タイミング管理テーブル24に登録されているかどうかをチェックし、該当制御装置が登録されていれば、前述の実施の形態1と同様に、図6に示されたフローに従って、以降の処理を行う。前記ステップS601において、該当制御装置が登録されていなければ、ステップS602で、前記受信タイミング管理手段22がその前記管理テーブル動的変更機能222により、前記テーブル設定手段25を介して、現在、ネットワーク4に接続されている制御装置台数に応じて、受信タイミング管理テーブル24を変更し、その後は、実施の形態1と同様に、図6に示されたフローに従って、以降の処理を行う。
図13は、上記ステップS602において、受信タイミング管理手段22の管理テーブル動的変更機能222によって変更された受信タイミング管理テーブルについて、変更前の状態と変更後の状態の例を示すもので、具体的には、図13は、制御装置番号が1〜6の6台の制御装置が存在している状態(図13(a))において、新たに、制御装置番号が7の制御装置から監視データを受信した場合(図13(b))の例を示すものである。この例では、送信周期T=800ms、タイマカウントアップ時間t=100ms、タイマカウント値の最大値=8を前提としており、この例の場合、前記受信タイミング管理手段22は、現在ネットワーク4に接続されている制御装置の台数が7台あるので、各制御装置に対して、装置番号の小さい順番に、タイマカウント値として0〜7を割り当てていく。なお、9台以上ある場合は、装置番号の小さい順番に、8台目までは0〜7を割り当て、9台目以降も順番に0〜7を割り当てていく。
なお、図13(b)は、制御装置の台数が増えた場合にタイマカウント値を追加した事例を示してあるが、制御装置の台数が減少した場合は、同様な考え方で、タイマカウント値を削減すればよい。
このように、この発明の実施の形態3では、前記ネットワーク4に接続された前記制御装置3a,・・・3nの台数に応じて、動的に前記受信タイミング管理テーブル24を変更するようにしたので、前記制御装置3a,・・・3nの台数が増減した場合でも前記受信タイミング管理テーブル24を手動で変更する必要がなくなり、前記監視装置2における通信処理の負荷やネットワーク上の通信負荷の集中を定常的かつ自動的に緩和することができる。
前述のように、この発明の実施の形態3は、前記各制御装置3a,・・・3n毎に定められた受信タイミングが、前記ネットワーク4に接続されている制御装置3a,・・・3nの台数に応じて動的に変更されるものであり、また、前記各制御装置3a,・・・3n毎に定められた受信タイミングは、予め、固定的に決めておくのではなく、ネットワーク4に接続されている制御装置3a,・・・3nの台数に応じて動的に変更され、前記制御装置3a,・・・3nの台数が増減した場合でも前記受信タイミング管理テーブル24を手動で変更する必要がなくなり、前記監視装置2における通信処理の負荷やネットワーク上の通信負荷の集中を定常的かつ自動的に緩和することが可能となる。
つまり、この発明の実施の形態3は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2は、前記各制御装置3a〜3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置3a〜3nに対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示するプラント監視制御システムであって、且つ、前記各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングが、前記ネットワーク4に接続されている制御装置3a〜3nの台数に応じて動的に変更されるプラント監視制御システムである。
また、観点を変えれば、この発明の実施の形態3は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する前記監視データを受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2が、各前記制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを有し、前記制御装置3a〜3nが、前期監視装置2との間でデータの送受信を行う通信手段31と、前記監視装置2から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段32とを有するプラント監視システムであって、且つ、前記受信タイミング管理テーブル24を前記監視データを送信する前記制御装置の数に応じて変更するテーブル設定手段25を前記監視装置2が有するプラント監視システムである。
更にまた観点を変えれば、この発明の実施の形態3は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを備えた監視装置2であって、前記受信タイミング管理テーブル24を前記監視データを送信する前記制御装置3a〜3nの数に応じて変更するテーブル設定手段25を備えている監視装置2である。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図14および図15によって説明する。図14はプラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図、図15は制御装置が監視装置2に対して送信する監視データの構造の事例を示す図である。なお、図14および図15において、前述の図1〜図13と同一または相当部分には同一符号を付し、図14および図15の説明については図1〜図13と異なる点を主体に説明し、その他については説明を割愛する。
前述のこの発明の実施の形態1〜3においては、複数の制御装置3a,・・・3nが監視データを送信する周期Tの種類が1種類である場合について述べたが、この実施の形態4では、送信周期Tが複数種類ある場合でも対応可能とするものである。
具体的には、図14に示すように、監視装置2が、送信周期aに対応する受信タイミング管理テーブル24a〜送信周期nに対応する受信タイミング管理テーブル24nを有しているものであり、また、例えば、図15に示すように、制御装置が監視装置2に対して送信する監視データの中に、監視データとともに、送信周期に関する情報が付加されているものである。
この発明の実施の形態4では、図14において、前記監視装置2内の前記受信タイミング管理テーブル24は、送信周期Tの種類毎に複数存在することになる。前記監視装置2における前記計時手段23は、送信周期Tの種類毎にタイマカウント値を用意して、送信周期Tの各種類毎に、前述の実施の形態1で説明した図5に示すフローチャートに従って処理を行う。また、前記監視装置2における前記受信タイミング管理手段22は、前記制御装置3a,・・・3nから図15で示される監視データを受信した場合は、受信タイミング管理テーブル24a〜24nの中から、監視データ内に格納された送信周期Tに対応する受信タイミング管理テーブルを読み出して、前述の実施の形態1で説明した図6に示すフローチャートに従って処理を行う。
なお、図13では監視データの中に送信周期の情報をもたせる構成を例示してあるが、例えば、監視データの種類が判別できれば監視装置で事前に格納したデータを参照して監視データの送信周期を知ることができ、図13の構成に限られるものではない。
このように、この発明の実施の形態4では、送信周期Tの各種類毎にそれぞれ別々の受信タイミング管理テーブル24を用意し、前記監視装置2内の前記計時手段23は送信周期の種類毎にタイマカウント値の計時を行い、前記監視装置2内の受信タイミング管理手段22は送信周期の種類毎に用意された受信タイミング管理テーブル24を参照するようにし、前記制御装置3a,・・・3nは監視データを送信する際に送信周期の情報を付加して送信するようにしたので、各制御装置毎の送信周期が異なっている場合や、ある一つの制御装置が2種類以上の異なる周期で送信を行う場合でも、前記監視装置2における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することができる。
前述のように、この発明の実施の形態4は、前記複数の制御装置3a,・・・3nから送信される監視データの送信周期が複数種類ある場合に、それぞれの送信周期毎に各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように前記監視装置2が指示するものであり、また、換言すれば、前記複数の制御装置3a,・・・3nからの送信周期が複数種類ある場合には、それぞれの送信周期毎に、各制御装置3a,・・・3nからの送信のタイミングを監視装置2が監視し、その送信周期毎に、各制御装置3a,・・・3n毎に定められたタイミングに対してずれたタイミングで監視データを送信する制御装置があれば、その該当する制御装置に対して、そのずれた時間だけずらして送信するように監視装置から指示を与えるものであり、各制御装置毎の送信周期が異なっている場合や、ある一つの制御装置が2種類以上の異なる周期で送信を行う場合でも、前記監視装置2における通信処理の負荷の集中やネットワーク上の通信負荷の集中を緩和することが可能となる。
つまり、この発明の実施の形態4は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する各監視データをネットワーク4を経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2は、前記各制御装置3a〜3nから送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置3a〜3nに対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示するプラント監視制御システムであって、且つ、前記複数の制御装置3a〜3nから送信される監視データの送信周期が複数種類ある場合に、それぞれの送信周期毎に各制御装置3a〜3n毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置3a〜3nに対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように前記監視装置2が指示するプラント監視制御システムである。
また、観点を変えれば、この発明の実施の形態4は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nと、これら複数の制御装置3a〜3nが送信する前記監視データを受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置2とを備え、前記監視装置2が、各前記制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを有し、前記制御装置3a〜3nが、前期監視装置との間でデータの送受信を行う通信手段31と、前記監視装置2から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段32とを有するプラント監視システムであって、且つ、複数の前記制御装置3a〜3nから送信される前記監視データの送信周期が複数種類ある場合に、前記監視装置2が、送信周期毎に前記受信タイミング管理テーブル24a〜24nを有し、前記受信タイミング管理手段22が受信した前記監視データから判断した送信周期毎に受信タイミングの管理を行うプラント監視システムである。
更にまた観点を変えれば、この発明の実施の形態4は、プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置3a〜3nとの間でデータの送受信を行う通信手段21と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブル24と、各前記制御装置3a〜3nからの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブル24に記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置3a〜3nにずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段21によって出す受信タイミング管理手段22とを備えた監視装置2であって、複数の前記制御装置3a〜3nから送信される前記監視データの送信周期が複数種類ある場合に、送信周期毎に前記受信タイミング管理テーブル24a〜24nを備え、前記受信タイミング管理手段22が受信した前記監視データから判断した送信周期毎に受信タイミングの管理を行う監視装置2である。
この発明の実施の形態1を示す図で、プラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、受信タイミング管理テーブルの事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置毎に定められた受信タイミングの例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置毎の実際の受信タイミングの例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、監視装置内の計時手段の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す図で、監視装置内の受信タイミング管理手段が制御装置から監視データを受信した場合の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置内の定周期送信管理手段が監視装置からずらす指示を受信した際の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置内の定周期送信管理手段が監視データを送信する際の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す図で、制御装置内のデータ収集手段の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2を示す図で、プラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、プラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、監視装置内の受信タイミング管理手段が制御装置から監視データを受信した場合の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3を示す図で、受信タイミング管理テーブルの変更前と変更後の例を示す図であり、図13(a)は変更前の前記受信タイミング管理テーブル24の内容を、図13(b)は変更後の前記受信タイミング管理テーブル24の内容を、それぞれ示す図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、プラント監視制御システムのシステム構成の事例を示す図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、制御装置が監視装置に対して送信する監視データの構造の事例を示す図である。
符号の説明
1 プラント監視制御システム、
2 監視装置、
3a〜3n 制御装置、
4 ネットワーク、
5 センサなど、
6 設定ツール、
21 通信手段、
22 受信タイミング管理手段、
221 制御装置有無チェック機能、
222 管理テーブル動的変更機能、
23 計時手段、
24 受信タイミング管理テーブル、
24a〜24n 受信タイミング管理テーブル、
25 テーブル設定手段、
31 通信手段、
32 定周期送信管理手段、
33 データ収集手段、
34 計時手段、
35 データ格納メモリ。

Claims (13)

  1. プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置と、これら複数の制御装置が送信する各監視データをネットワークを経由して受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置とを備えたプラント監視制御システムにおいて、前記監視装置は、前記各制御装置から送信されてくる各監視データの受信のタイミングを監視し、各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように指示し、指示された制御装置は、当該ずれを補正する時間だけずらして前記監視データを送信することを特徴とするプラント監視制御システム。
  2. 請求項1記載のプラント監視制御システムにおいて、前記各制御装置毎に定められた受信タイミングは、制御装置毎に任意に設定可能であることを特徴とするプラント監視制御システム。
  3. 請求項1記載のプラント監視制御システムにおいて、前記各制御装置毎に定められた受信タイミングは、前記ネットワークに接続されている制御装置の台数に応じて動的に変更されることを特徴とするプラント監視制御システム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一に記載のプラント監視制御システムにおいて、前記複数の制御装置から送信される監視データの送信周期が複数種類ある場合に、それぞれの送信周期毎に各制御装置毎に定められた受信タイミングに対してずれたタイミングで受信される監視データを送信している制御装置に対して、当該ずれを補正する時間だけずらして送信するように前記監視装置が指示することを特徴とするプラント監視制御システム。
  5. プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置と、これら複数の制御装置が送信する前記監視データを受信し前記監視データにより前記プラントの監視を行う監視装置とを備えたプラント監視システムにおいて、
    前記監視装置は、各前記制御装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、各前記制御装置からの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブルと、各前記制御装置からの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブルに記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置にずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段によって出す受信タイミング管理手段とを有し、
    前記制御装置は、前期監視装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記監視装置から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段とを有する
    ことを特徴とするプラント監視システム。
  6. 請求項5に記載のプラント監視システムにおいて、前記監視装置が動作中に前記受信タイミング管理テーブルを編集する編集手段を備えていることを特徴とするプラント監視システム。
  7. 請求項5に記載のプラント監視システムにおいて、前記受信タイミング管理テーブルを前記監視データを送信する前記制御装置の数に応じて変更するテーブル設定手段を前記監視装置が有することを特徴とするプラント監視システム。
  8. 請求項5〜請求項7の何れか一に記載のプラント監視システムにおいて、複数の前記制御装置から送信される前記監視データの送信周期が複数種類ある場合に、前記監視装置が、送信周期毎に前記受信タイミング管理テーブルを有し、前記受信タイミング管理手段が受信した前記監視データから判断した送信周期毎に受信タイミングの管理を行うことを特徴とするプラント監視システム。
  9. プラントを監視するための監視データを送信する複数の制御装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、各前記制御装置からの前記監視データを受信する所定の周期内でのタイミングを記録した受信タイミング管理テーブルと、各前記制御装置からの前記監視データを受信するタイミングが前記受信タイミング管理テーブルに記録されたタイミングとずれていないかチェックし、ずれている場合は前記制御装置にずれを解消するようなタイミングで前記監視データを送信するような指示を前記通信手段によって出す受信タイミング管理手段とを備えた監視装置。
  10. 請求項9に記載の監視装置において、前記監視装置が動作中に前記受信タイミング管理テーブルを編集する編集手段を備えていることを特徴とする監視装置。
  11. 請求項9に記載の監視装置において、前記受信タイミング管理テーブルを前記監視データを送信する前記制御装置の数に応じて変更するテーブル設定手段を備えていることを特徴とする監視装置。
  12. 請求項9〜請求項11の何れか一に記載の監視装置において、複数の前記制御装置から送信される前記監視データの送信周期が複数種類ある場合に、送信周期毎に前記受信タイミング管理テーブルを備え、前記受信タイミング管理手段が受信した前記監視データから判断した送信周期毎に受信タイミングの管理を行うことを特徴とする監視装置。
  13. プラントを監視する監視装置にプラントを監視するための監視データを送信する制御装置であって、前記監視装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記監視装置から指示された前記監視データの送信タイミングを指示されたように変更する定周期送信管理手段とを備えていることを特徴とする制御装置。
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