JP2010271837A - 広域施設管理システムおよび広域施設管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の監視エリアで警報が多発した場合であっても警報対応能力を向上させる。
【解決手段】広域施設管理システムは、施設毎に警報を監視する施設側端末と、複数の監視端末とを有する。各監視端末は、オペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したときオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認・応答部25と、対応できない警報の対応を空いている他の監視端末に依頼し、他の監視端末からの警報の対応依頼をオペレータに通知する他端末対応依頼・受付部26と、オペレータが追加ログインの操作をしたときに、オペレータの担当エリアを追加するログイン/ログアウト受付部27と、追加された担当エリアから送られた警報に応じて警報発生をオペレータに通知する警報発生/復旧処理部23とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の施設に設けられた設備機器の警報、状態を遠隔地の監視センターに設けられた複数の監視端末で監視する広域施設管理システムおよび広域施設管理方法に関するものである。
従来、複数の施設の設備機器の警報、状態を遠隔地の監視センターで一元監視する広域施設管理システムでは、管理対象の施設の設備機器の監視を少数のオペレータにより24時間体制で行っている。このため、対象となる施設を例えば監視エリアごとに分けて、監視エリアごとにオペレータに権限を持たせ、各オペレータが、担当する監視エリアの施設の監視業務をその監視エリアに割り当てられた端末で行うようにしていた。
図12は従来の広域施設管理システムにおける監視業務の様子を示す図である。施設101−1〜101−3は監視エリア100−A(例えば城東エリア)にあり、施設101−4,101−5は監視エリア100−B(例えば城南エリア)にあり、施設101−6,101−7は監視エリア100−C(例えば城北エリア)にある。監視エリア100−Aを担当するオペレータ104−Aは、監視センター102にある端末103−Aで監視エリア100−Aの監視業務を行う。同様に、オペレータ104−B,104−Cは、それぞれ端末103−B,103−Cで監視エリア100−B,100−Cの監視業務を行う。
監視センター102の各端末103−A,103−B,103−Cは、広域LAN(Local Area Network)105を介して担当エリアの施設から設備情報を定期的に収集し、収集した情報を画面に表示するようにしていた(特許文献1参照)。
なお、担当エリア以外の端末では、他のエリアの警報を表示しない。その理由は、複数の端末に同一の警報が表示された場合、対応が混乱するためである。
特開2008−123366号公報
従来の広域施設管理システムでは、例えば天災地変等の理由により同一の監視エリアで警報が多発した場合、担当オペレータが最初に発生した警報の対応に手間取っていると、同一の監視エリアに発生した他の警報の対応を即座に行うことができなくなり、対応の遅れや漏れが発生してしまう可能性があった。例えば図13の例では、監視エリア100−Aの施設101−1〜101−3に同時に警報が発生しているが、担当オペレータ104−Aが例えば施設101−1からの警報の対応に手間取っていると、他の施設101−2,101−3からの警報に対応できなくなる。また、このときの担当オペレータ104−Aの負担は多数の警報のために非常に大きくなる。以上のように、従来の広域施設管理システムでは、広域的な設備障害が発生して、同一の監視エリアで警報が多発した場合、監視業務が混乱してしまう可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、同一の監視エリアで警報が多発した場合であっても、オペレータの負荷を軽減することができ、警報対応能力を向上させることができる広域施設管理システムおよび広域施設管理方法を提供することを目的とする。
本発明の広域施設管理システムは、設備機器の警報を施設毎に監視する施設側端末と、この施設側端末から情報を収集して設備機器の状態を監視する複数の監視端末とを有し、前記監視端末は、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認手段と、自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼する他端末対応依頼手段と、他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知する対応依頼通知手段と、自端末にログインしているオペレータが前記通知に応じて対応を依頼された警報のエリアを担当エリアとする追加ログインの操作をしたときに、前記対応を依頼された警報のエリアをオペレータの担当エリアとして追加するログイン受付手段と、前記追加ログインによって追加された担当エリアに属する施設側端末から送られた警報に応じて、警報発生を自端末にログインしているオペレータに通知する警報発生処理手段とを備えることを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例において、前記監視端末は、さらに、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数える警報未処理件数計数手段と、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、前記未処理件数が所定件数以上の場合に、前記受信した警報にオペレータが対応できないと判断し、この警報を自端末で処理できない警報と判断する警報処理判断手段とを備えることを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例において、前記監視端末は、さらに、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数える警報未処理件数計数手段を備え、前記監視端末の端末空き状況確認手段は、前記受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を前記未処理件数に基づいて確認することを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例は、さらに、各監視端末と通信を行うサーバを有し、前記サーバは、各監視端末で処理する警報の未処理件数を監視端末毎に記憶する記憶手段を備え、前記監視端末の警報未処理件数計数手段は、自端末で処理する警報の未処理件数を前記サーバの記憶手段に記憶させ、前記監視端末の端末空き状況確認手段は、前記受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を前記サーバの記憶手段に記憶された未処理件数に基づいて確認することを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例は、さらに、各監視端末と通信を行うサーバを有し、前記施設側端末は、監視対象の施設で警報が発生したときに、前記サーバ宛に警報情報を送信する警報発生通知手段を備え、前記サーバは、前記施設側端末から受信した警報情報を全ての監視端末に送信する情報転送手段を備えることを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例において、前記施設側端末は、監視対象の施設で警報が発生したときに、通常時は予め初期の宛先として設定されている監視端末宛に警報情報を送信し、前記監視端末から警報転送要求を受信したときは警報情報の宛先を、前記警報転送要求を送信した監視端末に変更する警報発生通知手段を備え、前記監視端末は、前記追加ログインが行われたときに、前記対応を依頼された警報を送信している施設側端末に対して警報転送要求を行う警報転送要求手段を備えることを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例において、前記監視端末は、さらに、前記追加ログインの後に、自端末にログインしているオペレータが前記追加ログインの権限からのみのログアウト操作をしたときに、前記追加ログインで追加した担当エリア権限を削除するログアウト受付手段を備えることを特徴とするものである。
また、広域施設管理システムの1構成例において、前記監視端末の警報未処理件数計数手段は、自端末にログインしているオペレータから警報の対応完了通知を受けたときに、当該警報の未処理件数を1減らすことを特徴とするものである。
また、本発明の広域施設管理方法は、設備機器の警報を施設毎に監視する施設側端末から情報を収集して設備機器の状態を監視する複数の監視端末が、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認手順と、前記監視端末が、自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼する他端末対応依頼手順と、前記監視端末が、他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知する対応依頼通知手順と、前記監視端末が、自端末にログインしているオペレータが前記通知に応じて対応を依頼された警報のエリアを担当エリアとする追加ログインの操作をしたときに、前記対応を依頼された警報のエリアをオペレータの担当エリアとして追加するログイン受付手順と、前記監視端末が、前記追加ログインによって追加された担当エリアに属する施設側端末から送られた警報に応じて、警報発生を自端末にログインしているオペレータに通知する警報発生処理手順とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、各監視端末は、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認し、自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼し、他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知し、自端末にログインしているオペレータが通知に応じて対応を依頼された警報のエリアを担当エリアとする追加ログインの操作をしたときに、対応を依頼された警報のエリアをオペレータの担当エリアとして追加し、追加ログインによって追加された担当エリアに属する施設側端末から送られた警報に応じて、警報発生を自端末にログインしているオペレータに通知するようにしたので、例えば広い範囲に影響を及ぼす災害や停電などにより同一の監視エリアで警報が多発した場合であっても、警報の対応を複数の監視端末で行うことができるので、監視端末のオペレータの負荷を軽減することができると共に、広域施設管理システムの警報対応能力を向上させることができる。
また、本発明では、各監視端末が自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数えることにより、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したときに警報にオペレータが対応できるかどうかを判断することができる。
また、本発明では、各監視端末が自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数えることにより、各監視端末の端末空き状況確認手段は、受信した警報にオペレータが対応できない場合に他の監視端末の空き状況を他の監視端末が数えている未処理件数に基づいて確認することができる。
また、本発明では、サーバが各監視端末で処理する警報の未処理件数を監視端末毎に記憶することにより、各監視端末の端末空き状況確認手段は、受信した警報にオペレータが対応できない場合に他の監視端末の空き状況をサーバの記憶手段に記憶された未処理件数に基づいて確認することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの施設側端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの監視端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において監視端末の記憶部に格納される情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの施設側端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの監視端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの監視端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る広域施設管理システムの監視端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る広域施設管理システムの施設側端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る広域施設管理システムの監視端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る広域施設管理システムのサーバの構成を示すブロック図である。 従来の広域施設管理システムにおける監視業務の様子を示す図である。 従来の広域施設管理システムの問題点を説明する図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る広域施設管理システムの構成を示すブロック図である。
広域施設管理システムは、施設ごとに設けられ、施設内の設備機器の警報、状態を監視する施設側端末2−1〜2−7と、監視センター3と、監視センター3に設けられたサーバ4と、監視センター3に監視エリアごとに設けられた監視端末5−A〜5−Cと、各施設側端末2−1〜2−7と監視センター3とを接続する広域LAN(Local Area Network)6とから構成される。
図1の例では、施設側端末2−1〜2−3が設けられる3つの施設は監視エリア1−Aにあり、施設側端末2−4,2−5が設けられる2つの施設は監視エリア1−Bにあり、施設側端末2−6,2−7が設けられる2つの施設は監視エリア1−Cにある。監視エリア1−Aを担当するオペレータは、監視端末5−Aで監視エリア1−Aの監視業務を行う。同様に、それぞれ監視エリア1−B,1−Cを担当する2人のオペレータは、監視端末5−B,5−Cで監視エリア1−B,1−Cの監視業務を行う。
施設ごとに設けられた施設側端末2−1〜2−7は、監視対象の施設内の各設備機器(不図示)から状態情報や警報等の情報を収集し、ある設備機器の監視ポイントに警報が発生した場合、当該監視ポイントの警報を監視センター3に通知する。
監視センター3に設けられたサーバ4は、施設側端末2−1〜2−7から受信した情報を全ての監視端末5−A〜5−Cに送信する。
各監視端末5−A〜5−Cは、サーバ4から警報情報を受信したとき、自端末にログインしているオペレータの担当エリア権限を確認し、警報情報を送信した施設側端末が所属する監視エリアに対する担当エリア権限をオペレータが有している場合、警報情報を受け取り、当該監視エリアに対する担当エリア権限をオペレータが有していない場合、警報情報を破棄する。警報情報を受け取った監視端末5−A〜5−Cは、警報情報を表示する。監視端末5−A〜5−Cの画面に表示された警報情報を見て警報発生を認識したオペレータは、例えばあらかじめ決められた処置手順に従って対応を実施する。
図2は施設側端末2−1の構成を示すブロック図、図3は監視端末5−Aの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、施設側端末2−1は、管理対象の施設内の設備機器(不図示)から状態情報や警報等の情報を収集する情報収集部10と、記憶部11と、監視センター3に警報および復旧を通知する警報発生/復旧通知部12と、液晶ディスプレイ等の表示部13とを有する。ここでは、施設側端末2−1を例に挙げて説明したが、施設側端末2−2〜2−7についても同様の構成を有する。
図3に示すように、監視端末5−Aは、広域LAN6およびサーバ4を介して施設側端末2−1〜2−7からの情報を受信する受信部20と、警報情報または復旧情報を受信したとき、自端末にログインしているオペレータの担当エリア権限を確認し、警報情報または復旧情報を送信した施設側端末が所属する監視エリアに対する担当エリア権限をオペレータが有している場合、受信した警報情報または復旧情報を自端末で処理する情報として受け取り、当該監視エリアに対する担当エリア権限をオペレータが有していない場合、受信した警報情報または復旧情報を自端末で処理しない情報として破棄する警報処理判断部21と、各種情報を記憶する記憶部22と、施設側端末2−1〜2−7からの情報に応じて警報表示や復旧表示を行う警報発生/復旧処理部23と、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末2−1〜2−7からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数える警報未処理件数計数部24と、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末2−1〜2−7から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認・応答部25と、自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼し、他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知する他端末対応依頼・受付部26と、オペレータによるログイン/ログアウトを受け付けるログイン/ログアウト受付部27と、液晶ディスプレイ等の表示部28と、マウスやキーボード等の入力部29とを有する。ここでは、監視端末5−Aを例に挙げて説明したが、監視端末5−B,5−Cについても同様の構成を有する。
ここで、監視端末5−Aを使用して監視業務を行うオペレータによる監視端末5−Aへのログイン手順について説明する。オペレータは、監視端末5−Aの入力部29を操作して、自身のIDと、ログインパスワードと、担当エリア(ここでは監視エリア1−A)を示す担当エリア権限情報とを入力してログインを行う。
監視端末5−Aの記憶部22には、監視端末5−Aの使用が許可されるオペレータの認証用IDおよび認証用パスワードが予め登録されている。
監視端末5−Aのログイン/ログアウト受付部27は、入力部29から入力されたIDおよびログインパスワードと、自端末の記憶部22に登録されている認証用IDおよび認証用パスワードとを比較して、オペレータの認証を行う。ログイン/ログアウト受付部27は、入力部29から入力されたIDが認証用IDと一致し、かつこの認証用IDと共に記憶部22に登録されている認証用パスワードと入力部29から入力されたログインパスワードが一致する場合、認証OKと判断する。こうして、オペレータは、監視端末5−Aに事前にログインすることができ、監視端末5−Aを使用することができる。
認証OKの場合、ログイン/ログアウト受付部27は、入力部29から入力されたIDとログインパスワードと担当エリア権限情報とをログイン情報として自端末の記憶部22に格納する。監視端末5−B,5−Cを使用して監視業務を行うオペレータも、それぞれ同様にして監視端末5−B,5−Cにログインすることができる。
図4は監視端末5−A〜5−Cの記憶部22に格納される情報を示す図である。記憶部22には、自端末の使用が許可されるオペレータの認証用ID220および認証用パスワード221と、自端末にログインしているオペレータに関するログイン情報222と、施設側端末2−1〜2−7から自端末が処理する情報として受け取った警報情報223と、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数224と、他の監視端末の情報(IDやアドレス等)225などが格納される。
次に、本実施の形態の広域施設管理システムの動作について説明する。図5は施設側端末2−1〜2−7の動作を示すフローチャート、図6、図7は監視端末5−A〜5−Cの動作を示すフローチャートである。図6は同一の監視エリアで警報が多発した結果として他の監視端末に対応を依頼するときの動作を示し、図7は依頼を受けた監視端末の動作を示している。
施設側端末2−1〜2−7の情報収集部10は、監視対象の施設内の各設備機器から状態情報や警報等の情報を収集する。情報収集部10が収集した情報は、記憶部11に格納される。
施設側端末2−1〜2−7の警報発生/復旧通知部12は、自端末の情報収集部10が収集した情報に基づき、各設備機器の監視ポイントに警報が発生したかどうかを判定する(図5ステップS100)。警報発生/復旧通知部12は、ある監視ポイントについて警報が発生した場合、当該監視ポイントの警報を監視センター3に通知する(ステップS101)。警報発生/復旧通知部12から送信される警報情報には、施設名、設備機器名、監視ポイント名、監視ポイントアドレス、警報種別、警報発生時刻などの情報が含まれる。
次に、監視センター3のサーバ4は、施設側端末2−1〜2−7から受信した情報を全ての監視端末5−A〜5−Cに送信する。
各監視端末5−A〜5−Cの警報処理判断部21は、それぞれ自端末の受信部20がサーバ4を介して施設側端末2−1〜2−7からの警報情報を受信すると(図6ステップS200においてYES)、この警報情報を自端末で処理する情報として受け取るか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、警報処理判断部21は、自端末の記憶部22に格納されているログイン情報中の担当エリア権限情報を参照して、自端末にログインしているオペレータの担当エリア権限を確認し、警報情報を送信した施設側端末が所属する監視エリアに対する担当エリア権限をオペレータが有している場合、受信した警報情報を自端末で処理する情報として受け取り、自端末の記憶部22に格納する。
ここでは、監視エリア1−Aに所属する施設側端末から警報情報が送信されたものとする。したがって、監視エリア1−Aの担当エリア権限を有するオペレータがログインしている監視端末5−Aが、警報情報を自端末で処理する情報として受け取ることになる。
監視端末5−Aの警報発生/復旧処理部23は、受信した警報情報が自端末で処理する情報である場合、自端末の表示部28に警報情報を表示させ(ステップS202)、監視端末5−Aの警報未処理件数計数部24は、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数を1増やす(ステップS203)。監視端末5−Aの画面に表示された警報情報を見て警報発生を認識したオペレータは、例えばあらかじめ決められた処置手順に従って対応を実施する。
なお、各監視端末5−A〜5−Cの警報処理判断部21は、警報情報を送信した施設側端末が所属する監視エリアに対する担当エリア権限を、自端末にログインしているオペレータが有していない場合、受信した警報情報を自端末で処理しない情報として破棄する(ステップS204)。
次に、監視端末5−Aの警報処理判断部21は、自端末の受信部20が他の警報情報を受信すると(ステップS205においてYES)、この警報情報を自端末で処理する情報として受け取るか否かをステップS201に同様に判断する(ステップS206)。ステップS207の処理は、ステップS204と同様である。
監視端末5−Aの警報処理判断部21は、ステップS205で受信した他の警報情報が自端末で処理する情報である場合、自端末の記憶部22を参照して、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数(例えば1件)以上あるかどうかを確認し、オペレータが他の警報情報に対応できるかどうかを判断する(ステップS208)。
警報処理判断部21は、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数未満である場合、ステップS209に進む。ステップS209,S210の処理は、それぞれステップS202,S203と同様である。また、警報処理判断部21は、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数以上ある場合、オペレータが他の警報情報に対応できないと判断し、ステップS205で受信した他の警報情報を自端末で処理できない警報と判断する。
監視端末5−Aの端末空き状況確認・応答部25は、オペレータが他の警報情報に対応できないと判断された場合、他の監視端末5−B,5−Cが空いているかどうかを確認する(ステップS211)。監視端末5−Aの記憶部22には、他の監視端末5−B,5−Cのアドレスが予め登録されている。監視端末5−Aの端末空き状況確認・応答部25は、このアドレスを基にサーバ4を介して他の監視端末5−B,5−Cに空き状況を問い合わせる。
監視端末5−B,5−Cの端末空き状況確認・応答部25は、監視端末5−Aからの問い合わせに応じて、自端末の記憶部22を参照して、自端末にログインしているオペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数(例えば1件)以上あるかどうかを確認し、自端末が空いているかどうかの確認結果を監視端末5−Aに返送する。監視端末5−B,5−Cの端末空き状況確認・応答部25は、自端末にログインしているオペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数未満であれば、自端末が空いていると判断する。
監視端末5−Aの端末空き状況確認・応答部25は、自端末の受信部20が監視端末5−B,5−Cから送られてきた確認結果を受信すると、この確認結果を参照することにより他の監視端末5−B,5−Cが空いているかどうかを確認することができる。
監視端末5−Aの他端末対応依頼・受付部26は、監視端末5−B,5−Cのうち少なくとも一方が空いている場合、自端末のオペレータが担当している監視エリア1−Aからの警報の対応を空いている監視端末に依頼する(ステップS212)。なお、空いている監視端末が複数存在する場合は、任意の監視端末を選択してもよいし、予め設定された優先順位に従って監視端末を選択してもよい。ここでは、監視端末5−Bに対応を依頼するものとする。監視端末5−Aの他端末対応依頼・受付部26から監視端末5−Bに送られる対応依頼情報には、対応を依頼したい警報に関する情報(監視エリア名、施設名など)が含まれる。
監視端末5−Bの他端末対応依頼・受付部26は、自端末の受信部20が監視端末5−Aから送られてきた対応依頼情報を受信すると(図7ステップS300においてYES)、この対応依頼情報を自端末の表示部28に表示させ、警報の対応依頼があったことをオペレータに通知する(ステップS301)。
監視端末5−Bの表示部28に表示された対応依頼情報を見た監視端末5−Bのオペレータは、既に監視エリア1−Bの担当エリア権限を有しているが、監視端末5−Aから依頼された監視エリア1−Aの対応が可能な場合には、監視エリア1−Aの担当エリア権限で監視端末5−Bを使用する追加ログインを行う。すなわち、オペレータは、監視端末5−Bの入力部29を操作して、自身のIDと、ログインパスワードと、担当エリア(ここでは監視エリア1−A)を示す担当エリア権限情報とを入力して追加ログインを行う(ステップS302)。
監視端末5−Bのログイン/ログアウト受付部27は、入力部29から入力されたIDおよびログインパスワードと、自端末の記憶部22に登録されている認証用IDおよび認証用パスワードとを比較して、オペレータの認証を行う。ログイン/ログアウト受付部27は、入力部29から入力されたIDが認証用IDと一致し、かつこの認証用IDと共に記憶部22に登録されている認証用パスワードと入力部29から入力されたログインパスワードが一致する場合、認証OKと判断する(ステップS303においてYES)。
認証OKの場合、ログイン/ログアウト受付部27は、自端末の記憶部22に既に格納されているログイン情報に、入力部29から新たに入力された担当エリア権限情報を追加する(ステップS304)。こうして、監視端末5−Bのオペレータは、既に有している監視エリア1−Bの担当エリア権限と共に監視エリア1−Aの担当エリア権限を有することになる。
次に、監視端末5−Bの警報処理判断部21は、自端末の受信部20がサーバ4を介して施設側端末2−1〜2−7からの警報情報を受信すると(ステップS305においてYES)、この警報情報を自端末で処理する情報として受け取るか否かを判断する(ステップS306)。このステップS306の処理は、ステップS201と同様である。ここでは、監視エリア1−Aに所属する施設側端末から警報情報が送信されたものとする。監視端末5−Bのオペレータは監視エリア1−Bの担当エリア権限と共に監視エリア1−Aの担当エリア権限を有しているので、監視端末5−Bの警報処理判断部21は、警報情報を自端末で処理する情報として受け取る。
ステップS307,S308,S309の処理は、それぞれステップS202,S203,S204と同様である。
ステップS307の処理により、監視端末5−Bの画面に表示された警報情報を見て警報発生を認識したオペレータは、例えばあらかじめ決められた処置手順に従って対応を実施する。こうして、オペレータは、監視端末5−Aから依頼された警報の対応を実施する。
次に、監視端末5−Bのオペレータは、監視エリア1−Aに所属する施設側端末からの警報の対応が完了すると、入力部29を操作して警報の対応が完了したことを入力する(ステップS310)。この対応完了を知らせる入力に応じて、監視端末5−Bの警報未処理件数計数部24は、当該監視エリア1−Aからの警報の未処理件数を1減らす(ステップS311)。
続いて、監視端末5−Bのオペレータは、追加ログインの権限からのみログアウトする(ステップS312)。このログアウト操作により、監視端末5−Bのログイン/ログアウト受付部27は、自端末の記憶部22に格納されているログイン情報から、ステップS304で追加した担当エリア権限情報を削除する(ステップS313)。こうして、監視端末5−Bのオペレータは、監視エリア1−Bの担当エリア権限のみを有する初期の監視業務に戻ることになる。
なお、監視端末5−Bのオペレータと同様に、監視端末5−Aのオペレータは、監視エリア1−Aに所属する施設側端末からの警報の対応が完了すると、入力部29を操作して警報の対応が完了したことを入力する(図6ステップS213)。この対応完了を知らせる入力に応じて、監視端末5−Aの警報未処理件数計数部24は、当該監視エリア1−Aからの警報の未処理件数を1減らす(ステップS214)。
以上のように、本実施の形態では、例えば広い範囲に影響を及ぼす災害や停電などにより同一の監視エリアで警報が多発した場合であっても、警報の対応を複数の監視端末で行うことができるので、監視端末のオペレータの負荷を軽減することができると共に、広域施設管理システムの警報対応能力を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、各施設側端末2−1〜2−7は監視端末5−A〜5−Cを指定せずに監視センター3のサーバ4宛に警報情報を送信しているが、監視端末5−A〜5−Cを指定して警報情報を送信するようにしてもよい。本実施の形態においても、広域施設管理システムの全体の構成および施設側端末2−1〜2−7の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1、図2の符号を用いて説明する。
図8は本実施の形態の監視端末5−Aの構成を示すブロック図である。監視端末5−Aは、受信部20と、警報処理判断部21と、記憶部22と、警報発生/復旧処理部23と、警報未処理件数計数部24と、端末空き状況確認・応答部25と、他端末対応依頼・受付部26と、ログイン/ログアウト受付部27と、表示部28と、入力部29と、追加ログインが行われたときに、対応を依頼された警報を送信している施設側端末に対して警報転送要求を行う警報転送要求部30とを有する。本実施の形態の監視端末5−Aは、図3に示した第1の実施の形態の構成に対して、警報転送要求部30を追加したものである。ここでは、監視端末5−Aを例に挙げて説明したが、監視端末5−B,5−Cについても同様の構成を有する。
次に、本実施の形態の広域施設管理システムの動作について説明する。図9は施設側端末2−1〜2−7の動作を示すフローチャート、図10は監視端末5−A〜5−Cの動作を示すフローチャートである。図10は他の監視端末から警報の対応依頼を受けた監視端末の動作を示している。
施設側端末2−1〜2−7の警報発生/復旧通知部12は、自端末の情報収集部10が収集した情報に基づき、各設備機器の監視ポイントに警報が発生したかどうかを判定する(図9ステップS100)。警報発生/復旧通知部12は、ある監視ポイントについて警報が発生した場合、当該監視ポイントの警報情報を予め初期の宛先として設定されている監視端末宛に送信する(ステップS102)。警報発生/復旧通知部12から送られる警報情報には、施設名、設備機器名、監視ポイント名、監視ポイントアドレス、警報種別、警報発生時刻などの情報が含まれる。
次に、監視センター3のサーバ4は、施設側端末2−1〜2−7から受信した情報を指定された宛先の監視端末に送信する。ここでは、監視エリア1−Aに所属する施設側端末から警報情報が監視端末5−A宛に送信されたものとする。このときの監視端末5−Aの動作は、図6で説明したとおりであるので、説明は省略する。
監視端末5−Bの他端末対応依頼・受付部26は、自端末の受信部20が監視端末5−Aから送られてきた対応依頼情報を受信すると(図10ステップS300においてYES)、この対応依頼情報を自端末の表示部28に表示させる(ステップS301)。ステップS302〜S304の処理は、図7で説明したとおりである。
次に、監視端末5−Bの警報転送要求部30は、追加ログインが行われると、監視端末5−Aからの対応依頼情報に基づいて、対応を依頼された警報を送信している施設の施設側端末に対して警報転送要求を行う(ステップS314)。ここでは、施設側端末2−2に対して警報転送要求を行ったものとする。
施設側端末2−2の警報発生/復旧通知部12は、監視端末5−Bからの警報転送要求を受信すると(図9ステップS103においてYES)、警報情報の宛先を、警報転送要求を送信した監視端末5−Bに変更する(ステップS104)。以後、施設側端末2−2が監視対象とする施設で発生した警報は、監視端末5−Bに通知される。
図10のステップS305〜S313の処理は、図7で説明したとおりである。監視端末5−Bの警報転送要求部30は、ステップS312,S313の処理により追加ログインの権限からのみのログアウトが行われると、ステップS314で警報転送要求を送信した施設側端末2−2に対して警報転送解除要求を行う(ステップS315)。
施設側端末2−2の警報発生/復旧通知部12は、監視端末5−Bからの警報転送解除要求を受信すると(図9ステップS105においてYES)、警報情報の宛先を初期の宛先に戻す(ステップS106)。
以上の構成により、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
第1、第2の実施の形態では、警報の未処理件数を監視端末自身が数えて、未処理件数を自端末の記憶部に記憶させていたが、警報の未処理件数を各監視端末が共有する記憶部に格納しておくようにしてもよい。ここでは、各監視端末が共有する記憶部が監視センター3のサーバ4にある場合について説明する。
図11は本実施の形態のサーバ4の構成を示すブロック図である。サーバ4は、施設側端末2−1〜2−7と通信を行う通信部40と、監視端末5−A〜5−Cと通信を行う通信部41と、通信部40が施設側端末2−1〜2−7から受信した情報を通信部41を介して監視端末5−A〜5−Cに転送したり、通信部41が監視端末5−A〜5−Cから受信した情報を通信部40を介して施設側端末2−1〜2−7に転送したりする情報転送部42と、各種情報を記憶する記憶部43と、監視端末5−A〜5−Cからの要求に応じて処理を行う要求応答部44とを有する。
ステップS203,S210,S308の処理において、監視端末5−A〜5−Cの警報未処理件数計数部24は、警報の未処理件数を1増やす場合、サーバ4に対して未処理件数増加要求を行う。このときサーバ4に送られる要求情報には、監視エリア名、施設名などの情報が含まれる。
この未処理件数増加要求に応じて、サーバ4の要求応答部44は、記憶部43に記憶されている該当する未処理件数を1増やす。未処理件数は、監視端末毎、監視エリア毎および施設毎に記憶されている。
また、ステップS208の処理において、監視端末5−A〜5−Cの警報処理判断部21は、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数以上あるかどうかを確認する場合、サーバ4に対して未処理件数照会要求を行う。
この未処理件数照会要求に応じて、サーバ4の要求応答部44は、記憶部43を参照し、要求元の監視端末5−A〜5−Cの警報の未処理件数を要求元に通知する。この通知により、要求元の監視端末5−A〜5−Cの警報処理判断部21は、オペレータの担当エリアからの警報の未処理件数が所定件数以上かどうかを判断することができる(ステップS208)。
また、ステップS211の処理において、監視端末5−A〜5−Cの端末空き状況確認・応答部25は、オペレータが他の警報情報に対応できないと判断された場合、サーバ4に対して端末空き状況照会要求を行う。
この端末空き状況照会要求に応じて、サーバ4の要求応答部44は、記憶部43を参照し、要求元以外の監視端末の警報の未処理件数が所定件数(例えば1件)以上あるかどうかを確認し、未処理件数が所定件数未満であれば、監視端末が空いていると判断する。要求応答部44は、空いている監視端末を要求元の監視端末5−A〜5−Cに通知する。この通知により、要求元の監視端末5−A〜5−Cの端末空き状況確認・応答部25は、空いている監視端末を認識することができる。
また、ステップS214,S311の処理において、監視端末5−A〜5−Cの警報未処理件数計数部24は、警報の未処理件数を1減らす場合、サーバ4に対して未処理件数減少要求を行う。このときサーバ4に送られる要求情報には、監視エリア名、施設名などの情報が含まれる。
この未処理件数減少要求に応じて、サーバ4の要求応答部44は、記憶部43に記憶されている該当する未処理件数を1減らす。
以上のようにして、本実施の形態では、各監視端末5−A〜5−Cがサーバ4の記憶部43に格納されている情報を共有することができる。
なお、第1〜第3の実施の形態において、各監視端末5−A〜5−Cのオペレータが警報に対応中の場合に、例えば警報発生/復旧処理部23は、対応中の警報情報を記憶部22,43に記憶させるようにしてもよい。これにより、他端末対応依頼・受付部26が、既にオペレータが対応中の警報に関して他の監視端末に対応依頼することがないようにすることができる。
第1〜第3の実施の形態の施設側端末2−1〜2−7とサーバ4と監視端末5−A〜5−Cの各々は、それぞれCPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明の広域施設管理方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。各々の装置のCPUは、記録媒体から読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、プログラムに従って第1〜第3の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、複数の施設に設けられた設備機器の警報、状態を遠隔地の監視センターに設けられた複数の監視端末で監視する技術に適用することができる。
1−A〜1−C…監視エリア、2−1〜2−7…施設側端末、3…監視センター、4…サーバ、5−A〜5−C…監視端末、6…広域LAN、10…情報収集部、11…記憶部、12…警報発生/復旧通知部、13…表示部、20…受信部、21…警報処理判断部、22…記憶部、23…警報発生/復旧処理部、24…警報未処理件数計数部、25…端末空き状況確認・応答部、26…他端末対応依頼・受付部、27…ログイン/ログアウト受付部、28…表示部、29…入力部、30…警報転送要求部、40,41…通信部、42…情報転送部、43…記憶部、44…要求応答部。

Claims (9)

  1. 設備機器の警報を施設毎に監視する施設側端末と、
    この施設側端末から情報を収集して設備機器の状態を監視する複数の監視端末とを有し、
    前記監視端末は、
    自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認手段と、
    自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼する他端末対応依頼手段と、
    他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知する対応依頼通知手段と、
    自端末にログインしているオペレータが前記通知に応じて対応を依頼された警報のエリアを担当エリアとする追加ログインの操作をしたときに、前記対応を依頼された警報のエリアをオペレータの担当エリアとして追加するログイン受付手段と、
    前記追加ログインによって追加された担当エリアに属する施設側端末から送られた警報に応じて、警報発生を自端末にログインしているオペレータに通知する警報発生処理手段とを備えることを特徴とする広域施設管理システム。
  2. 請求項1記載の広域施設管理システムにおいて、
    前記監視端末は、さらに、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数える警報未処理件数計数手段と、
    自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、前記未処理件数が所定件数以上の場合に、前記受信した警報にオペレータが対応できないと判断し、この警報を自端末で処理できない警報と判断する警報処理判断手段とを備えることを特徴とする広域施設管理システム。
  3. 請求項1記載の広域施設管理システムにおいて、
    前記監視端末は、さらに、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末からの警報のうち、自端末で処理する警報の未処理件数を数える警報未処理件数計数手段を備え、
    前記監視端末の端末空き状況確認手段は、前記受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を前記未処理件数に基づいて確認することを特徴とする広域施設管理システム。
  4. 請求項3記載の広域施設管理システムにおいて、
    さらに、各監視端末と通信を行うサーバを有し、
    前記サーバは、各監視端末で処理する警報の未処理件数を監視端末毎に記憶する記憶手段を備え、
    前記監視端末の警報未処理件数計数手段は、自端末で処理する警報の未処理件数を前記サーバの記憶手段に記憶させ、
    前記監視端末の端末空き状況確認手段は、前記受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を前記サーバの記憶手段に記憶された未処理件数に基づいて確認することを特徴とする広域施設管理システム。
  5. 請求項1記載の広域施設管理システムにおいて、
    さらに、各監視端末と通信を行うサーバを有し、
    前記施設側端末は、監視対象の施設で警報が発生したときに、前記サーバ宛に警報情報を送信する警報発生通知手段を備え、
    前記サーバは、前記施設側端末から受信した警報情報を全ての監視端末に送信する情報転送手段を備えることを特徴とする広域施設管理システム。
  6. 請求項1記載の広域施設管理システムにおいて、
    前記施設側端末は、監視対象の施設で警報が発生したときに、通常時は予め初期の宛先として設定されている監視端末宛に警報情報を送信し、前記監視端末から警報転送要求を受信したときは警報情報の宛先を、前記警報転送要求を送信した監視端末に変更する警報発生通知手段を備え、
    前記監視端末は、前記追加ログインが行われたときに、前記対応を依頼された警報を送信している施設側端末に対して警報転送要求を行う警報転送要求手段を備えることを特徴とする広域施設管理システム。
  7. 請求項1記載の広域施設管理システムにおいて、
    前記監視端末は、さらに、前記追加ログインの後に、自端末にログインしているオペレータが前記追加ログインの権限からのみのログアウト操作をしたときに、前記追加ログインで追加した担当エリア権限を削除するログアウト受付手段を備えることを特徴とする広域施設管理システム。
  8. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の広域施設管理システムにおいて、
    前記監視端末の警報未処理件数計数手段は、自端末にログインしているオペレータから警報の対応完了通知を受けたときに、当該警報の未処理件数を1減らすことを特徴とする広域施設管理システム。
  9. 設備機器の警報を施設毎に監視する施設側端末から情報を収集して設備機器の状態を監視する複数の監視端末が、自端末にログインしているオペレータの担当エリアに属する施設側端末から警報を受信したとき、この受信した警報にオペレータが対応できない場合に、他の監視端末の空き状況を確認する端末空き状況確認手順と、
    前記監視端末が、自端末のオペレータが対応できない警報の対応を、空いている他の監視端末に依頼する他端末対応依頼手順と、
    前記監視端末が、他の監視端末から警報の対応依頼があったときに、警報の対応依頼があったことを自端末にログインしているオペレータに通知する対応依頼通知手順と、
    前記監視端末が、自端末にログインしているオペレータが前記通知に応じて対応を依頼された警報のエリアを担当エリアとする追加ログインの操作をしたときに、前記対応を依頼された警報のエリアをオペレータの担当エリアとして追加するログイン受付手順と、
    前記監視端末が、前記追加ログインによって追加された担当エリアに属する施設側端末から送られた警報に応じて、警報発生を自端末にログインしているオペレータに通知する警報発生処理手順とを備えることを特徴とする広域施設管理方法。
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