JP2019061556A - 通信システム及びウェアラブル端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが直感的にどの固定端末を使えばよいかを判断できる通信システムを提供する。【解決手段】ウェアラブル端末1の撮像部14が撮影した映像から映像解析部15が画像形成装置2(固定端末)を検出すると、通信部17はサーバー3からその画像形成装置2の稼働情報を取得する。その稼働情報が予め定められた条件である場合、通信部17はその画像形成装置2の周辺にある他の画像形成装置2の稼働情報と位置情報をサーバー3から取得する。そして表示制御部110は位置情報に基づいて他の画像形成装置2の設置方向を示す矢印と共に稼働情報を表示部12に表示させる。【選択図】図6

Description

本発明は、ウェアラブル端末を備える通信システム及びウェアラブル端末に関するものである。
近年、固定端末の稼働情報や操作画面をユーザーの視界に表示させて遠隔操作することが可能なヘッドマウントディスプレイや眼鏡型ウェアラブル端末の技術が多く提示されている。特許文献1には、固定端末(例えば、画像形成装置)のジョブ情報を取得し、そのジョブによって画像形成が施される用紙の現在の位置を通紙経路上に表示することで、ユーザーにジョブの実行状況を提供するジョブ情報表示装置について記載されている。
2014−194725号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、ウェアラブル端末を装着したユーザーの視界にある画像形成装置のジョブの実行状況は分かるが、視界外にある画像形成装置の稼働状況は提供されない。従って、視界にある画像形成装置のジョブ処理にかかる時間が長時間で即座に使用できない場合、視界外にある画像形成装置の中から、ユーザーが自分で他の画像形成装置を探す必要があった。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、そのウェアラブル端末を装着したユーザーの視界にある固定端末の稼働情報を示す画像をユーザーの視界に表示し、更にユーザーの視界外にある固定端末の稼働情報とその設置方向を示す画像を表示することで、ユーザーがどの固定端末を使えばよいかを直感的に判断可能にすることを目的とする。
本発明における通信システムは、ユーザーの頭部に装着されて当該ユーザーの視界に画像を表示するウェアラブル端末と、固定端末と、前記ウェアラブル端末及び前記固定端末との間でデータ送受信が可能なサーバーと、を備えた通信システムであって、前記ウェアラブル端末は、前記ユーザーの視界を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮影した映像を解析し、前記固定端末を検出する映像解析部と、前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得する通信部と、ユーザーの視界に画像を表示する表示部と、前記表示部に対して表示制御を行う表示制御部とを有し、前記通信部が取得した稼働情報が予め定められた条件を満たすとき、前記通信部は、前記映像解析部が検出した固定端末の周辺にある他の固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得し、前記表示制御部は、前記表示部に当該周辺にある他の固定端末の設置方向を示す画像と共に、当該周辺にある他の固定端末の稼働情報を示す画像を、前記表示部に更に表示させる。
また、本発明におけるウェアラブル端末は、ユーザーの頭部に装着され、当該ユーザーの視界に画像を表示するウェアラブル端末であって、前記ユーザーの視界を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮影した映像を解析し、前記固定端末を検出する映像解析部と、前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を外部のサーバーから取得する通信部と、前記稼働情報をユーザーの視界に表示する表示部と、前記表示部に対して表示制御を行う表示制御部とを備え、前記通信部が取得した稼働情報が予め定められた条件を満たすとき、前記通信部は前記映像解析部が検出した固定端末の周辺にある他の固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得し、前記表示制御部は、前記表示部に当該周辺にある他の固定端末の設置方向を示す画像と共に、当該周辺にある他の固定端末の稼働情報を示す画像を、前記表示部に更に表示させる。
本発明によれば、撮像部が撮影した映像から映像解析部が固定端末を検出した場合、通信部がその固定端末の稼働情報をサーバーから取得し、表示制御部がその稼働情報を示す画像を表示部に表示させることで、ユーザーはその固定端末の稼働情報を簡単に把握することができる。また、更に通信部はその固定端末の周辺にある他の固定端末の稼働情報と位置情報をサーバーから取得し、表示制御部が他の固定端末の設置方向と稼働情報を示す画像を更に表示させることで、ユーザーは対面する固定端末の稼働情報以外に、視界外にある他の固定端末の設置方向及び稼働情報を即座に把握することができる。従って、ユーザーは、どの固定端末が最も早く使用できるかを即座に判断でき、使用する固定端末を効率的に選ぶことができる。
通信システムについて示した図である。 ウェアラブル端末の内部構成を示した機能ブロック図である。 設置方向算出部が行う処理の一例を説明するための図である。 通信システムによる画像形成装置の稼働情報表示処理の流れについて説明したフローチャートである。 表示部が表示する画像の一例を示した図である。 表示部が表示する画像の一例を示した図である。 表示部が表示する画像の一例を示した図である。 表示部が表示する画像の一例を示した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る通信システム及びウェアラブル端末について説明する。図1は、本実施の形態における通信システム100について示した図である。通信システム100は、ウェアラブル端末1と固定端末に相当する例えば複数の画像形成装置2とサーバー3を備える。ウェアラブル端末1は、ユーザーの頭部に装着される例えばヘッドマウントディスプレイ(VR(Virtual Reality):仮想現実を実現する装置)や眼鏡型ウェアラブル端末(AR(Augumented Reality):拡張現実を実現する装置)であり、装着者の視界に映像を表示する。そして、装着者はその映像を手で仮想的に操作する。
画像形成装置2は、原稿を読み取って画像を用紙に印刷する。あるいはネットワークNに接続された外部装置(不図示)から画像データを受信して画像を印刷する。
ウェアラブル端末1を装着したユーザーが、画像形成装置2の方向に顔を向けると、ウェアラブル端末1はユーザーの視界にその画像形成装置2の稼働情報を表示する。稼働条件が予め定められた条件である場合、例えば、その画像形成装置2がメンテナンス中であって稼働停止中であるや、受け付けたジョブの実行が全て終わるまでに掛かる時間(ジョブ終了時間)が予め定められた時間以上である場合、ウェアラブル端末1は、ユーザーの視界外にある他の画像形成装置2の設置方向と稼働情報を更に表示する。これにより、ユーザーは対面する画像形成装置2の稼働情報の他に、その周辺にある他の画像形成装置2の稼働情報も知ることができ、使用可能な画像形成装置2を簡単に探し出すことができる。
図2は、ウェアラブル端末1の内部構成を示した機能ブロック図である。ウェアラブル端末1は、制御ユニット10、表示部12、視線検出部13、撮像部14、映像解析部15、位置検出部16、通信部17及びメモリー18を備える。
表示部12は、ユーザーの視界に映像や画像を表示する。表示部12は、例えば、LCOS(Liquid crystal on silicon)等の、光の反射をコントロールすることにより映像を映し出す反射型の液晶デバイスである。
視線検出部13は、ユーザーの視線を検出する。具体的には、視線検出部13はユーザーの瞳孔の向きを検出して、ユーザーの視線位置を検出する。この視線検出には、公知の技術を利用することができる。例えば、ウェアラブル端末1が備える可視光カメラ(不図示)で装着者の片眼を撮影し、目頭を基準点として瞳孔の動きを検出することで、視線を検出する。
撮像部14は、ユーザーの視界を撮像するものであり、例えば小型CCD(Charged Coupled Device)カメラである。
映像解析部15は、撮像部14が撮影した映像からパターンマッチング等の処理を利用して、画像形成装置2やユーザーの手の動きや指の位置を検出、解析する。
位置検出部16は、自機(ウェアラブル端末1)の位置を検出する。例えば、位置検出部16はGPS(Global Positioning System)センサーを有し、現在位置の位置情報(緯度、経度及び高さ)を算出する。
通信部17は、近距離無線通信等を介してネットワークNや画像形成装置2等とデータの送受信を行うためのインターフェース回路である。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU、又はASICである。上記プロセッサーが、上記のROM又はメモリー18に記憶されているプログラムに従って動作することにより、制御ユニット10は、制御部110、表示制御部111、及び設置方向算出部112として機能する。なお、制御部110、表示制御部111、及び設置方向算出部112は、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部110は、ウェアラブル端末1の全体的な動作制御を司る。表示制御部111は、表示部12の動作を制御し、表示部12に対して画像を表示させる。具体的には、表示制御部111は、通信部17が受信した画像形成装置2の稼働情報を表示部12に表示させる。なお、表示制御部111は、表示部12に、各情報やアイコン、矢印等を示す場合、これらを画像により表示させる。
設置方向算出部112は、映像解析部15が検出した画像形成装置2の周辺にある画像形成装置2の設置方向を算出する。
図3を用いて、設置方向算出部112が行う処理の一例を説明する。図3では、ユーザー9と、MFP22及びMFP23とを示している。MFP22及びMFP23は、ユーザー9が装着しているウェアラブル端末の撮像部14が撮影して映像解析部15が画像形成装置2であると解析しているMFP21と同じフロアにあり、ユーザーの視界の外(つまり撮像部14の撮影範囲外)に設置されている他の画像形成装置2である。
全ての画像形成装置2には、予め個別の識別情報(装置番号)が設定されている。識別情報の取得方法としては、例えば、撮像部14が画像形成装置2に貼付された装置番号やバーコード等を撮影し、その撮影画像から映像解析部15が装置番号を識別する。その他、画像形成装置2がwifi等の無線LAN(Local Area Network)を利用して自機の装置番号をウェアラブル端末1へ発信するようにしてもよい。
サーバー3は、建物内にある全ての画像形成装置2の位置情報(緯度、経度及び高さ)を予め記憶しており、設置方向算出部112は映像解析部15が解析したMFP21と、更にその周辺にある他の画像形成装置2(MFP22及びMFP23)の位置情報を、通信部17を介してサーバー3から取得する。
そして、設置方向算出部112は、位置検出部16が算出した自機の位置情報と、サーバー3から取得したMFP21の位置情報と、映像解析部15によりMFP21が解析されていることとから、ユーザー9の向き(この「向き」はウェアラブル端末1の正面が何れの方向を向いているか、を示す。図3では矢印Yに向かう向き。)を算出する。
更に、設置方向算出部112は、サーバー3から取得したMFP21、MFP22及びMFP23の位置情報と、ユーザー9の位置及び向きとを基準にして、MFP22及びMFP23がどの方向に設置されているかを算出する。つまり、設置方向算出部112は、図3に示すように、MFP22の設置方向として矢印y1の示す向き、MFP23の設置方向として矢印y2の示す向きを算出する。そして表示制御部111が、この矢印y1及びy2の示す方向を表す画像を表示部12に表示させる制御を行う。
図4は、通信システム100による画像形成装置2の稼働情報表示処理の流れについて説明したフローチャートである。図5〜図8は、表示部12がユーザーの視界に表示する画像の一例を示した図である。
まず、撮像部14が撮影した映像を映像解析部15が解析して画像形成装置2を検出すると(S11)、制御部110は、検出した画像形成装置2の装置番号を通信部17にサーバー3へ送信させる(S12)。
サーバー3は、受信した装置番号が示す画像形成装置2から、ネットワークNを介して稼働情報を取得する。更に、サーバー3は、予め記憶している全ての画像形成装置2の位置情報の中から装置番号が示す画像形成装置2の位置情報を読み出す。そしてサーバー3はこれら稼働情報と位置情報をウェアラブル端末1へ送信する(S21)。
ウェアラブル端末1がサーバー3から画像形成装置2の稼働情報と位置情報を受信すると、表示制御部111は稼働情報に基づいたアイコンを表示部12に表示させる(S13)。
図5は、このとき表示部12がユーザーの視界に表示する画像の一例を示した図である。MFP11は映像解析部15が検出した実物の画像形成装置2である。当該画像形成装置2の近傍に立っている他のユーザー実物である。各アイコンの説明をする。表示制御部111によって表示部12に表示される画像であるアイコン31は、他のユーザーがMFP11の操作パネル等をタッチしながら直接操作している最中であることを示す。この他、表示制御部111は、作業員によるメンテナンス中や不具合(用紙詰まり、用紙切れ、トナー切れ等)により稼働停止中である場合も、それらのステータスに応じたアイコンを表示部12に表示させる。
表示制御部111によって表示部12に表示される画像であるアイコン群32は、MFP11が受け付けているジョブの進捗状況を示す。表示321は受付中のジョブの数と、受付中のジョブが全て終わるまでの時間(ジョブ終了時間)を画像により示す。アイコン322a、322b、322c及び322dは各ジョブの種類(コピー、プリント(印刷)、FAX等)を示し、更に各アイコンの下に記載された時間は各ジョブに掛かる時間を示す。このようなアイコン表示により、ユーザーはMFP11がすぐに使用できる状況であるか否かを知ることができる。
また、アイコン33は、MFP11の稼働情報を表示している他のウェアラブル端末の数を示している。図5の場合、他に5台のウェアラブル端末がMFP11の稼働情報を表示していること)を示している。このアイコン33によってどの程度の数の人がこれからMFP11を使用しようとしているかを判断することができる。なお、サーバー3は、MFP11の稼働情報と位置情報を送信したウェアラブル端末とその台数を記憶しており、当該台数情報をウェアラブル端末1に送信する。これにより、ウェアラブル端末1の表示制御部111は、表示部12にアイコン33を表示可能となる。
図5より、MFP11は他のユーザーが直接操作中であり、受付中のジョブが4つあり、それらのジョブが全て終わるまで3分24秒かかり、そして現在MFP11の稼働情報を見ているユーザーは5人いることが分かる。
次に、制御部110は、サーバー3から受信した稼働情報より画像形成装置2のジョブ終了時間が予め定められた設定時間(例えば、2〜5分)以上であるか否かを判別する(S14)。この設定時間は画像形成装置2やウェアラブル端末1の管理者等が予め設定し、任意の時間を設定可能とする。
ジョブ終了時間が上記予め定められた時間以上である場合(S14;YES)、制御部110は画像形成装置2の周辺にある他の画像形成装置2の稼働情報と位置情報のリクエスト信号を通信部17にサーバー3へ送信させる(S15)。サーバー3はこのリクエスト信号を受けて、画像形成装置2の周辺にある他の画像形成装置2を抽出し、抽出された画像形成装置2の稼働情報を、ネットワークNを介して取得する。そして、サーバー3は他の画像形成装置2の稼働情報と位置情報をウェアラブル端末1へ送信する(S22)。
ウェアラブル端末1がサーバー3から周辺にある他の画像形成装置2の稼働情報と位置情報を受信すると、表示制御部111は稼働情報と位置情報に基づいてジョブ終了時間と設置方向を示す矢印を表示部12に表示させる(S16)。
図6は、このとき表示部12が表示する画像の一例を示した図である。表示制御部111は、図5に示したMFP11の稼働情報を示すアイコンに加えて、MFP11の周辺にある画像形成装置2(MFP18、MFP19及びMFP20)の設置方向を示す矢印Y1、Y2及びY3と、それぞれの画像形成装置2のジョブ終了時間を表示部12に表示させる。
このとき、表示制御部111が、MFP18〜MFP20の詳しい稼働情報(受付中のジョブ数やジョブの種類、遠隔アクセス数等)を表示せず、ジョブ終了時間のみを矢印Y1〜Y3と共に表示することで、ユーザーの視界をシンプルにし、情報表示が多すぎて画面が見づらくなることを防ぐことができる。
図6では、MFP18はMFP11より下の階にありジョブ終了時間は5分20秒、MFP19はMFP11に向かって左方面にありジョブ終了時間は0秒、MFP20はMFP11より上の階にありジョブ終了時間は20秒であることを示している。この矢印とジョブ終了時間の表示によって、ユーザーは他の画像形成装置2の位置と使用状況を即座に知ることができる。
この他の表示の仕方として、表示制御部111が、予め設定されたジョブ終了時間(例えば、2〜5分)以下である画像形成装置2の設置方向及びジョブ終了時間のみを表示するようにしてもよい。
例えば、ジョブ終了時間が2分以下である画像形成装置2の設置方向及びジョブ終了時間のみ表示することと設定した場合、図6の画面例では、MFP18の設置方向を示す矢印Y1とジョブ終了時間を表示せず、MFP19及びMFP20の設置方向を示す矢印Y2及びY3とジョブ終了時間のみを表示する。これにより、ユーザーの視界にはすぐに使用可能な画像形成装置2の情報だけが表示されるため、画像を更にシンプルにすることができ、より見やすい画像にすることができる。
また、MFP11の周辺にある画像形成装置2が一台のみである場合、同時に表示される矢印の数が減るため、その分、表示制御部111は矢印とジョブ終了時間の他に更に詳しい稼働情報(受付ジョブ数や遠隔アクセス数等)を表示するようにしてもよい。
また、MFP11の周辺にある画像形成装置2のうち、他のユーザーが直接操作中である画像形成装置2がある場合、表示制御部111はその画像形成装置2の設置方向を示す矢印の近くに直接操作中であることを示すアイコンを表示させるようにしてもよい。例えば、通信部17が取得したMFP19の稼働情報から、制御部110がMFP19は直接操作中であると判別した場合、表示制御部111はMFP19の設置方向を示す矢印Y2に隣接または近傍して直接操作中であることを示すアイコン39を表示部12に表示させる。
更に、通信部17は予め定められた時間間隔でMFP11、MFP18〜MFP20の最新の稼働情報をサーバー3から取得し、表示制御部111は、その最新の稼働情報を表示部12に表示させる。
次に、ユーザーの視線が矢印Y1〜Y3の何れかの方向に予め定められた時間向けられたことを視線検出部13が検出した、またはユーザーが手で矢印Y1〜Y3の何れかを触る動作をしたことを映像解析部15が解析した場合(S17;YES)、表示制御部111は、視線やジェスチャーで指定された矢印の示す画像形成装置2の詳しい稼働情報を表示部12に表示させる(S18)。
図7は、S18にて表示部12が表示する画像の一例を示した図である。ユーザーがMFP19の矢印Y2の方向に視線を予め定められた時間向けたことを視線検出部13が検出した、またはユーザーが例えば手で矢印Y2を触る動作をしたことを映像解析部15が解析した場合、表示制御部111はサーバー3から取得したMFP19の稼働情報に基づいて稼働情報画面40を表示部12に表示させる。
図7に示すMFP19の稼働情報画面40(内容は全て画像により表示)のアイコン41及び42より、直接操作中であり作業員によるメンテナンス中であること、更にアイコン45より受付ジョブ数は0であるがジョブ受付が停止中であることが分かる。このように、ユーザーは他の画像形成装置2の稼働状況を直感的に把握することができる。
ここで、S16において、ステータスがメンテナンス中であったり、用紙又はトナー切れで稼働停止中であったりする画像形成装置2の設置方向及びジョブ終了時間は表示しないこととしてもよい。この場合、図6に示した表示例の場合、表示制御部111はMFP19の設置方向を示す矢印Y2とジョブ終了時間を表示させない。ユーザーが矢印Y2を選択すると、MFP19の詳しい稼働情報が表示されるが、ユーザーはそのときになってMFP19が稼働停止中であることを知ることになり、選択操作が無駄になってしまう。従って、稼働停止中である画像形成装置2の設置方向及びジョブ終了時間は表示しないこととすることで、その無駄な選択操作をなくすことができる。
また、サーバー3は各画像形成装置2の位置情報(緯度、経度及び高さ)に加えて、設置フロア、設置されている部屋の名前、部署名等の更に詳しい位置情報を保持し、表示制御部111が稼働情報画面に詳しい位置情報を更に表示させるようにしてもよい。図7の稼働情報画面40では、MFP19の設置位置として「5F、営業部」が表示されている。これにより、ユーザーはMFP19の位置をすぐに把握することができる。
また、サーバー3は全ての画像形成装置2の写真画像を記憶しており、ウェアラブル端末1の通信部17からリクエストされた画像形成装置2の稼働情報を送信する際に、その画像形成装置2の写真画像も同時に送信する。そして、表示制御部111は稼働情報画面40を表示部12に表示させる際に、受信した写真画像も同時に表示させることで、ユーザーがMFP19を見つけやすくなる。
続いて、ユーザーがウェアラブル端末1の装着を外す(例えば、ウェアラブル端末1に取り付けられた図略のセンサーにより装着又は非装着を判別する)、またはユーザーによる予め定められた画面表示終了の動作を映像解析部15が検出した場合(S19;YES)、ウェアラブル端末1は処理を終了する。
一方、ユーザーが視線を元の位置(MFP11の設置方向)に向けたことを視線検出部13が検出した、またはユーザーが例えば手で稼働情報画面40を外に振り払う動作をしたことを映像解析部15が解析した場合(S17;YES)、表示制御部111はMFP19の稼働情報画面40の表示を終了させ、図6に示す画面例を表示させる制御を表示部12に対して行う(S18)。
表示部12が図6に示す画面例を表示しているときに、ユーザーがMFP20の矢印Y3の方向に視線を所定時間向けたことを視線検出部13が検出した、またはユーザーが手で矢印Y3を触る動作をしたことを映像解析部15が解析した場合、表示制御部111はサーバー3から取得したMFP20の稼働情報に基づいて画面40を表示部12に表示させる。
図8は、このとき表示部12が表示する画像の一例を示した図である。図8に示すMFP20の稼働情報画面50(内容は全て画像により表示)にあるアイコン51より、MFP20はFAX動作中であり、受付ジョブ数が1、ジョブ終了時間が20秒であること、更にアイコン52より、MFP20の稼働情報を表示している他のウェアラブル端末は1台のみであることが分かる。つまりユーザーは、MFP20へのジョブ送信を今すぐに行えば、FAX送信が終了次第、自身が送信したジョブが実行されることが分かる。また、FAX送信が終了したら直ちにMFP20を直接操作できることが分かる。
以上、説明したように、ユーザーは対面した画像形成装置2(つまり、撮像部14が撮影し、映像解析部15が画像形成装置2であると検出した装置)の稼働情報を即座に知ることができる。そして、その画像形成装置2のジョブ終了時間が予め定められた時間より長い場合、その画像形成装置2の周辺にある他の画像形成装置2の稼働情報も簡単に把握することができる。これにより、ユーザーは何れの画像形成装置2を使用するべきかをすぐに判断することができ、効率的に画像形成装置2を選択することができる。
また、対面している画像形成装置2の周辺の画像形成装置2の設置方向を矢印で示すことで、ユーザーは画像形成装置2の位置を直感的に知ることができる。
上述の実施形態では、固定端末として画像形成装置2を例に挙げて説明したが、この他にパソコンやアーケードゲーム(業務用ゲーム)等、複数人数で共有して使用する装置であって、ネットワークNを介したデータ送受信が可能な装置であればよい。
1 ウェアラブル端末
10 制御ユニット
110 制御部
111 表示制御部
112 設置方向算出部
12 表示部
13 視線検出部
14 撮像部
15 映像解析部
16 位置検出部
17 通信部
18 メモリー
2 画像形成装置
3 サーバー
N ネットワーク

Claims (11)

  1. ユーザーの頭部に装着されて当該ユーザーの視界に画像を表示するウェアラブル端末と、固定端末と、前記ウェアラブル端末及び前記固定端末との間でデータ送受信が可能なサーバーと、を備えた通信システムであって、
    前記ウェアラブル端末は、
    前記ユーザーの視界を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮影した映像を解析し、前記固定端末を検出する映像解析部と、
    前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得する通信部と、
    ユーザーの視界に画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して表示制御を行う表示制御部とを有し、
    前記通信部が取得した稼働情報が予め定められた条件を満たすとき、前記通信部は、前記映像解析部が検出した固定端末の周辺にある他の固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得し、前記表示制御部は、前記表示部に当該周辺にある他の固定端末の設置方向を示す画像と共に、当該周辺にある他の固定端末の稼働情報を示す画像を、前記表示部に更に表示させる通信システム。
  2. 前記表示制御部は、前記周辺にある他の固定端末の稼働情報としてジョブ終了時間を示す画像を、前記設置方向を示す画像と共に、前記表示部に表示させる請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記映像解析部は更にユーザーの手の動きを解析し、
    前記表示部が前記周辺にある他の固定端末の設置方向及び稼働情報を表示している間に前記映像解析部がユーザーによる予め定められた手の動きを検出した場合、前記表示制御部は当該検出された手の動きが示す方向にある固定端末の稼働情報のみを前記表示部に表示させる請求項1又は請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記ウェアラブル端末は、ユーザーの視線を検出する視線検出部を更に備え、
    前記表示部が前記周辺にある他の固定端末の設置方向及び稼働情報を表示している間に、前記視線検出部がユーザーの視線が前記固定端末の設置方向を示す画像としての矢印画像に予め定められた時間だけ向けられたことを検出した場合、前記表示制御部は当該矢印画像が示す方向にある固定端末の稼働情報のみを前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記表示制御部は、前記周辺にある他の固定端末のうち、ユーザーによって直接操作されていない固定端末の設置方向及び稼働情報を示す画像のみを前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  6. 前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を示す画像として、前記表示制御部は当該固定端末の稼働情報を表示中のウェアラブル端末の数を示す画像を、前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を示す画像として、前記表示制御部は、当該固定端末が受け付けているジョブの数と当該各ジョブに掛かる時間を示す画像を、前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の通信システム。
  8. 前記通信部は、予め定められた時間間隔で前記固定端末の最新の稼働情報を取得し、前記表示制御部は、当該最新の稼働情報を前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の通信システム。
  9. 前記ウェアラブル端末は、
    自機の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部が検出した自機の位置と、前記映像解析部が解析した固定端末の位置から当該固定端末の周辺にある固定端末の設置方向を算出する設置方向算出部とを更に有し、
    前記表示制御部は、前記設置方向算出部が算出した設置方向を示す画像を、前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の通信システム。
  10. 前記固定端末は、画像形成装置である請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の通信システム。
  11. ユーザーの頭部に装着され、当該ユーザーの視界に画像を表示するウェアラブル端末であって、
    前記ユーザーの視界を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮影した映像を解析し、前記固定端末を検出する映像解析部と、
    前記映像解析部が検出した固定端末の稼働情報を外部のサーバーから取得する通信部と、
    前記稼働情報をユーザーの視界に表示する表示部と、
    前記表示部に対して表示制御を行う表示制御部とを備え、
    前記通信部が取得した稼働情報が予め定められた条件を満たすとき、前記通信部は前記映像解析部が検出した固定端末の周辺にある他の固定端末の稼働情報を前記サーバーから取得し、前記表示制御部は、前記表示部に当該周辺にある他の固定端末の設置方向を示す画像と共に、当該周辺にある他の固定端末の稼働情報を示す画像を、前記表示部に更に表示させるウェアラブル端末。
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