JP2019061080A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学系を構成する部品の点数を削減することのできる表示装置を提供すること。【解決手段】表示装置100の光学系10において、画像光投射装置30から出射された画像光L0の進行方向に沿って、第2反射素子60、第1回折素子50、第1反射素子40、および第2回折素子70が配置されている。第1反射素子40の反射面41は、周辺部に対して中央部が凹んだ自由曲面の凹曲面であり、第1反射素子40と第2回折素子70との間に中間像が形成される。第2反射素子60の反射面61は、周辺部に対して中央部が凹んだ自由曲面の凹曲面であり、第2反射素子60と第1回折素子50との間に中間像が形成される。従って、中間像を形成するための中間レンズを必要としない。【選択図】図2

Description

本発明は、回折素子を利用して画像を表示する表示装置に関するものである。
ホログラフィック素子等の回折素子を用いた表示装置として、画像光投射装置から前方に向けて出射された画像光を回折素子によって観察者の眼に向けて偏向するものが提案されている(特許文献1参照)。回折素子では、特定波長で最適な回折角度と回折効率が得られるように干渉縞が最適化されている。
特開2016−161669号公報
特許文献1に記載の表示装置において、画像光は、回折素子の干渉縞に対応する特定波長を中心にして所定のスペクトル幅を有していることから、特定波長からずれた波長の光は、画像の解像度を低下させる原因となる。
そこで、本願発明者は、画像光投射装置から出射された画像光の進行方向に沿って、第1回折素子、中間レンズ、反射素子、および第2回折素子を配置した表示装置を検討している。かかる表示装置では、画像光投射装置から出射された画像光を第1回折素子によって中間レンズに導き、中間レンズによって中間像を形成する。そして、中間像を反射素子によって第2回折素子に導き、第2回折素子によって観察者の眼に向けて偏向する。かかる構成によれば、第1回折素子によって波長補償を行うことができ、特定波長からずれた波長の光に起因する画像の解像度の低下を抑制することができる。しかしながら、上記構成の場合、中間レンズを必要とするので、部品点数が多い。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、光学系を構成する部品の点数を削減することのできる表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置の一態様は、画像光投射装置から出射された画像光の進行方向に沿って、前記画像光投射装置から出射された画像光が入射する第1回折素子、前記第1回折素子から出射された前記画像光が入射する第1反射素子、および前記第1反射素子から出射された前記画像光を観察者の眼に向けて出射する第2回折素子が配置され、前記第1反射素子の反射面は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、前記第1反射素子と前記第2回折素子との間に中間像が形成されることを特徴とする。
本発明では、画像光投射装置から投射された画像光は、第1回折素子を経由して第2回折素子に入射し、第2回折素子から観察者の眼に向けて出射される。従って、画像光投射装置から投射される画像光に、第2回折素子の干渉縞に対応する特定波長からずれた波長の光が含まれている場合でも、第2回折素子での回折角のずれを第1回折素子によって補償することができる。それ故、画像の解像度低下を抑制することができる。また、第1回折素子から第2回折素子に向かう光路には、反射面が周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面である第1反射素子が配置されており、第1反射素子と第2回折素子との間に中間像が形成される。従って、第1回折素子から第2回折素子に向かう光路に、中間像を形成するための中間レンズを設ける必要がないので、光学系を構成する部品の点数を削減することができる。また、中間レンズによって中間像を形成しないため、色収差が発生しにくいという利点もある。
本発明において、前記第1反射素子の反射面は、自由曲面である態様を採用することができる。
本発明において、前記第1回折素子および前記第2回折素子は各々、反射型である態様を採用することができる。
本発明において、前記第1回折素子および前記第2回折素子は各々、反射型の体積ホログラフィック素子である態様を採用することができる。かかる態様によれば、画像光を構成する波長を選択的に回折できるため、高い透過性が得られる。従って、表示装置は、外光(背景)と画像を同時に視認することができる。
本発明において、前記第1回折素子の入射面および前記第2回折素子の入射面は各々、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面である態様を採用することができる。かかる態様によれば、第1回折素子および第2回折素子が集光機能を有するため、画像光を観察者の眼に向けて集光させる機能が増強される。従って、画角が大きく、かつ高画質な画像を表示することができる。
本発明において、前記第1反射素子は、部分透過性を有している態様を採用することができる。かかる態様によれば、第1反射素子を介して外界を視認することができる。
本発明において、前記画像光投射装置から前記第1回折素子に到る光路に、前記画像光投射装置から出射された前記画像光を前記第1回折素子に向けて出射する第2反射素子が設けられている態様を採用することができる。
本発明において、前記第2反射素子の反射面は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、前記第2反射素子と前記第1回折素子との間に中間像が形成される態様を採用することができる。
本発明において、前記第2反射素子の反射面は、自由曲面である態様を採用することができる。
本発明において、前記第1反射素子と前記第2反射素子とは一体になっている態様を採用することができる。かかる態様によれば、表示装置を組み立てる際、第1反射素子および第2反射素子を1つの部品として取り扱うことができる。
本発明において、前記画像光投射装置、前記第2反射素子、前記第1回折素子、前記第1反射素子、および前記第2回折素子を保持するフレームを有し、前記フレームを観察者の頭部に装着した際、前記第2回折素子が観察者の眼前に配置される態様を採用することができる。
本発明において、前記画像光投射装置は、前方に向けて前記画像光を出射し、前記第2反射素子は、後方に向けて前記画像光を出射し、前記第1回折素子は、前方に向けて前記画像光を出射し、前記第1反射素子は、左右方向または下方向に向けて前記画像光を出射し、前記第2回折素子は、後方に向けて前記画像光を出射する態様を採用することができる。かかる態様によれば、観察者の頭部に装着されるフレームに対して、画像光投射装置、第2反射素子、第1回折素子、第2反射素子、および第2回折素子を搭載した場合、質量が比較的重い画像光投射装置が後方寄りに配置されるので、表示装置の重心が後方寄りに位置することになる。よって、表示装置を頭部に装着した際、フレームが前側に傾きにくい等、表示装置の装着安定性を向上することができる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の外観の一態様を示す外観図。 図1に示す表示装置の光学系の一態様を示す説明図。 図2に示す第1反射素子および第2反射素子の反射面の自由曲面の形状を示す説明図。 図2に示す第1反射素子の反射面の自由曲面の形状のパラメーターを示す説明図。 図2に示す第2反射素子の反射面の自由曲面の形状のパラメーターを示す説明図。 図2に示す第2回折素子の干渉縞の説明図。 図2に示す第1回折素子および第2回折素子での波長補償の説明図。 図2に示す第2回折素子の具体的構成例1を示す断面図。 図2に示す第2回折素子の具体的構成例2を示す断面図。 本発明の実施形態2に係る表示装置の光学系の一態様を示す説明図。 図2および図4に示す光学系の第1回折素子から第2回折素子までの光路の説明図。 本発明の変形例に係る光学系の第1回折素子から第2回折素子までの光路の説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度や角度を実際とは異ならせしめている。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置100の外観の一態様を示す外観図である。図2は、図1に示す表示装置100の光学系10の一態様を示す説明図である。なお、図1および図2では、前後方向を第1方向Zとし、前側を第1方向Zの一方側Z1とし、後側を第1方向Zの他方側Z2とし、横方向を第2方向Xとし、上下方向を第3方向Yとしてある。また、左眼用光学系10bを示す図2では、右側(鼻側)を第2方向Xの一方側X1とし、左側(耳側)を第2方向Xの他方側X2としてある。
図1に示す表示装置100は、頭部装着型の表示装置であり、画像光L0aを右眼Eaに入射させる右眼用光学系10aと、画像光L0bを左眼Ebに入射させる左眼用光学系10bとを有している。表示装置100は、例えば、眼鏡のような形状に形成される。具体的には、表示装置100は、右眼用光学系10a、および左眼用光学系10bを保持するフレーム90を有しており、フレーム90は観察者の頭部に装着される。フレーム90は、後述する右眼用光学系10aの第2回折素子70a、および左眼用光学系10bの第2回折素子70bを各々、保持する前部分91を有しており、フレーム90の右側のテンプル92a、および左側のテンプル92bの各々に、後述する右眼用光学系10aの画像光投射装置、および左眼用光学系10bの画像光投射装置等が保持されている。
右眼用光学系10aと左眼用光学系10bとは基本的な構成が同一である。従って、以下の説明では、右眼用光学系10aと左眼用光学系10bとを区別せずに光学系10として説明する。また、図2には、光学系10として、左眼用光学系10bのみを示し、右眼用光学系10aの説明を省略する。また、図2では、画像光の中央と両端の画角の光線を記載している。但し、第1回折素子30以降の光線は、図の簡略化の為に各画角の中心光線のみを記載し、他の光線を省略してある。
図2に示すように、光学系10では、画像光投射装置30から出射された画像光L0の進行方向に沿って、画像光投射装置30から出射された画像光L0が入射する第1回折素子50、第1回折素子50から出射された画像光L0が入射する第1反射素子40、および第1反射素子40から出射された画像光L0を観察者の眼Eに向けて出射する第2回折素子70が配置されている。また、画像光投射装置30から第1回折素子50に到る光路には、画像光投射装置30から出射された画像光L0を第1回折素子50に向けて出射する第2反射素子60が設けられている。かかる光学系10において、画像光L0の第1方向Z(前後方向)での進行方向に着目すると、画像光投射装置30は、第1方向Zの一方側Z1(前方)に向けて画像光L0を出射する。第2反射素子60では、画像光投射装置30から出射された画像光L0が第1方向Zの他方側Z2から入射し、入射した画像光L0を第1方向Zの他方側Z2(後方)に向けて出射する。第1回折素子50は、第2反射素子60から出射された画像光L0が第1方向Zの一方側Z1から入射し、入射した画像光L0を第1方向Zの一方側Z1に向けて出射する。第1反射素子40は、第1回折素子50から出射された画像光L0が第1方向Zの他方側Z2から入射し、入射した画像光L0を第2方向X(左右方向)の一方側X2に向けて出射する。第2回折素子70は、第1回折素子50から出射された画像光L0が第2方向Xの他方側X2から入射し、入射した画像光L0を第1方向Zの他方側Z2に向けて出射する。第2回折素子70から出射された画像光L0は、観察者の眼Eに入射する。
(光学系10の詳細構成)
本形態において、画像光投射装置30は、画像光L0を生成する画像光生成装置31と、画像光生成装置31が生成した画像光L0を投射する投射光学系32とを有している。本形態において、画像光生成装置31、および投射光学系32は各々、画像光L0を第1方向Zの一方側Z1に向けて出射する。
投射光学系32は複数のレンズ321によって構成されている。画像光生成装置31は、有機エレクトロルミネッセンス表示素子等の表示パネル310を備えている態様を採用することができる。かかる態様によれば、小型で高画質な画像表示が可能な表示装置100を提供することができる。また、画像光生成装置31は、照明光源(図示せず)と、照明光源から出射された照明光を変調する液晶表示素子等の表示パネル310とを備えている態様を採用してもよい。かかる態様によれば、照明光源の選択が可能なため、画像光L0の波長特性の自由度が広がるという利点がある。ここで、画像光生成装置31は、カラー表示可能な1枚の表示パネル310を有する態様を採用することができる。また、画像光生成装置31は、各色に対応する複数の表示パネル310と、複数の表示パネル310から出射された各色の画像光を合成する合成光学系とを有する態様を採用してもよい。さらに、画像光投射装置30は、レーザー光をマイクロミラーデバイスで変調する態様を採用してもよい。
第2反射素子60は、第1方向Zの他方側Z2から第2方向Xの一方側X1に斜めに傾いた方向に反射面61を向けて配置されており、画像光投射装置30から投射された画像光L0を第1方向Zの他方側Z2から第2方向Xの一方側X1に斜めに傾いた方向に出射する。
ここで、反射面61は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、第2反射素子60と第1回折素子50との間に中間像が形成される。本形態において、反射面61は、図3および図5を参照して後述する自由曲面になっている。
第1回折素子50は、反射性の回折素子であり、第2反射素子60から出射された画像光L0を第1方向Zの一方側Z1に向けて出射する。本形態において、第1回折素子50は、第2反射素子60に対して第1方向Zの他方側Z2で離間する位置において、第1方向Zの一方側Z1から第2方向Xの他方側X2に斜めに傾いた方向に入射面51を向けて配置されている。従って、第1回折素子50は、第1方向Zの一方側Z1から第2方向Xの他方側X2に斜めに傾いた方向から入射した画像光L0を第1方向Zの一方側Z1に向けて出射する。
第1反射素子40は、第1方向Zの他方側Z2から第2方向Xの一方側X1に斜めに傾いた方向に反射面41を向けて配置されており、第1回折素子50から出射された画像光L0を第1方向Zの一方側Z1から第2方向Xの一方側X1に斜めに傾いた方向に出射する。
ここで、反射面41は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、第1反射素子40と第2回折素子70との間に中間像が形成される。本形態において、反射面41は、図3および図4を参照して後述する自由曲面になっている。
第2回折素子70は、第1反射素子40に対して第1方向Zの一方側Z1で対向する位置から第2方向Xの一方側X1にずれた位置において入射面71を第1方向Zの他方側Z2に向けて配置されている。
(反射面41、61の構成)
図3は、図2に示す第1反射素子40および第2反射素子60の反射面41、61の自由曲面の形状を示す説明図である。図4は、図2に示す第1反射素子40の反射面41の自由曲面の形状のパラメーターを示す説明図である。図5は、図2に示す第2反射素子60の反射面61の自由曲面の形状のパラメーターを示す説明図である。なお、図3に示す座標系は、図1および図2に示すXYZ座標系と相違していることから、小文字のxyzを用いたxyz座標で示してある。また、図4および図5にはパラメーターの一部のみを示してあり、図4および図5に図示を省略したパラメーターの値は0である。また、図3において、zはサグ量を示し、図4および図5において、xおよびyは、反射面41、61の面内方向で直交する2方向を示す。
図2に示す第1反射素子40および第2反射素子60の反射面41、61は各々、図3に示す自由曲面によって構成されており、自由曲面の形状は、図3に示す式によって規定される。ここで、第1反射素子40の反射面41の各パラメーターは、図4に示す通りである。第2反射素子60の反射面61の各パラメーターは、図5に示す通りである。
(第1回折素子50および第2回折素子70の詳細構成)
図6は、図2に示す第2回折素子70の干渉縞751の説明図である。図2において、第2回折素子70は、反射型体積ホログラフィック素子75を備えており、反射型体積ホログラフィック素子75は部分反射型回折光学素子である。このため、第2回折素子70は、部分透過反射性のコンバイナーを構成している。従って、外光も第2回折素子70を介して眼Eに入射するため、観察者は、画像光生成装置31で形成した画像光L0と外光(背景)とが重畳した画像を認識することができる。
第2回折素子70は、観察者の眼Eと対向しており、画像光L0が入射する第2回折素子70の入射面71は、眼Eから離れる方向に凹んだ凹曲面になっている。換言すれば、入射面71は、画像光L0の入射方向において、周辺部に対して中央部が凹んで湾曲した形状となっている。このため、画像光L0を観察者の眼Eに向けて効率良く集光させることができる。
第1回折素子50は、反射型体積ホログラフィック素子55を備えており、反射型体積ホログラフィック素子55は部分反射型回折光学素子である。第1回折素子50は、画像光L0が入射する入射面51が、凹んだ凹曲面になっている。換言すれば、入射面51は、画像光L0の入射方向において、周辺部に対して中央部が凹んで湾曲した形状となっている。そのため、画像光L0を第1反射素子40に向けて効率良く偏向させることができる。
図6に示すように、第2回折素子70は、特定波長に対応するピッチを有した干渉縞751を有している。干渉縞751は屈折率等の差としてホログラム感光層に記録されており、干渉縞751は特定入射角度に対応するように、第2回折素子70の入射面71に対して一方方向に傾いている。従って、第2回折素子70は、画像光L0を所定の方向に回折して偏向する。特定波長および特定入射角度とは、画像光L0の波長と入射角度に対応する。かかる構成の干渉縞751は、参照光Lrおよび物体光Lsを用いてホログラフィック感光層に干渉露光を行うことにより形成することができる。
なお、第1回折素子50および第2回折素子70は基本的な構成が同一であるため、従って、第1回折素子50については、図6に第1回折素子50の干渉縞551を図示し、それらの説明を省略する。
(波長補償)
図7は、図2に示す第1回折素子50および第2回折素子70での波長補償の説明図である。なお、図7では、画角の中央の光線における波長補償のみを示してあるが、画角の他の光線においても同様の波長補償が行われる。図7では、画像光L0の特定波長の光L1(実線)を図示しており、例えば画像光L0の強度ピークとなる波長の光とする。また、図7では、特定波長に対して長波長側の光L2(一点鎖線)、および特定波長に対して短波長側の光L3(点線)を図示してある。第1回折素子50から第2回折素子70までの間は、図の簡略化のため、特定波長の光L1の光線のみを記載している。
図7において、第1回折素子50に入射した画像光L0は、第1回折素子50によって回折し、偏向される。このとき、特定波長に対して長波長側の光L2の回折角度は、特定波長の光L1の回折角度よりも大きくなる。また、特定波長に対して短波長側の光L3の回折角度は、特定波長の光L1の回折角度よりも小さくなる。従って、第1回折素子50を出射した画像光L0は、波長毎に偏向されて分散することとなる。
第1回折素子50を出射した画像光L0は、第1反射素子40を介して第2回折素子70に入射し、第2回折素子70によって回折し偏向される。その際、第1回折素子50から第2回折素子70までの光路において、第1反射素子40による反射が1回行われるとともに、第1反射素子40による中間像の形成が1回行われる。従って、画像光L0と第2回折素子70の入射面法線との間の角度を入射角とすると、特定波長に対して長波長側の光L2は、特定波長の光L1よりも大きな入射角となり、特定波長に対して短波長側の光L3は、特定波長の光L1よりも小さな入射角となる。また、特定波長に対して長波長側の光L2の回折角度は、特定波長の光L1の回折角度よりも大きくなる。また、特定波長に対して短波長側の光L3の回折角度は、特定波長の光L1の回折角度よりも小さくなる。
従って、特定波長に対して長波長側の光L2は、特定波長の光L1よりも大きな出射角で第1回折素子51から出射するが、特定波長に対して長波長側の光L2の回折角度が、特定波長の光L1の回折角度よりも大きいため、結果として第2回折素子70から出射するときには、特定波長に対して長波長側の光L2と特定波長の光L1は略平行な光となる。これに対して、特定波長に対して短波長側の光L3は、特定波長の光L1よりも小さな出射角で第1回折素子51から出射するが、特定波長に対して短波長側の光L3の回折角度が、特定波長の光L1の回折角度よりも小さいため、結果として第2回折素子70から出射するときには、特定波長に対して短波長側の光L3と特定波長の光L1は略平行な光となる。それ故、第2回折素子70を出射した画像光L0は、略平行な光として観察者の眼Eに入射するので、波長毎の網膜での結像位置ずれが抑制される。
ここで、第1回折素子50、および第2回折素子70およびは、波長による回折角度のずれが相殺するように作られていることが好ましい。例えば、第1回折素子50および第2回折素子70を、図6に示す干渉縞551、751のピッチおよび傾きが面内方向で等しくなるようにすると波長による回折角度のずれを相殺できる。但し、第1回折素子50と第2回折素子70との間に配置される光学部品による影響を考慮すると、干渉縞551、751のピッチおよび傾きが面内方向で異なる態様を採用する方が好ましい場合もある。その場合においては、第2回折素子70を出射した画像光L0が集光するように、光学部品による影響を考慮して干渉縞551、751のピッチおよび傾きをいずれかに異ならせる。いずれの場合においても、第1回折素子50に入射する画像光L0は、投射光学系32を介することで生成された位置に応じた角度を有する平行状態の光束に調整されているので、第1回折素子50の面内方向の位置に応じて、それぞれが波長による回折角度のずれを相殺するように干渉縞551のピッチおよび傾きを好適な構成とすることができる。
(第1回折素子50および第2回折素子70の具体的構成例)
図8は、図2に示す第2回折素子70の具体的構成例1を示す断面図である。図9は、図2に示す第2回折素子70の具体的構成例2を示す断面図である。図1および図2に示す表示装置において、画像光L0がカラー表示用の場合、第1回折素子50および第2回折素子70は、図8または図9に示すように構成される。なお、図8および図9には、第2回折素子70のみを示し、第1回折素子50の図示を省略してある。
図8に示す構成例において、第2回折素子70では、反射型体積ホログラフィック素子75R、75G、75Bが積層されており、反射型体積ホログラフィック素子75R、75G、75Bの各々には、特定波長に対応するピッチで干渉縞751R、751G、751Bが形成されている。例えば、干渉縞751Rは、580nmから700nmの波長範囲のうち、例えば、波長615nmに対応するピッチで形成される。干渉縞751Gは、500nmから580nmの波長範囲のうち、例えば、波長535nmに対応するピッチで形成される。干渉縞751Bは、400nmから500nmの波長範囲のうち、例えば、波長460nmに対応するピッチで形成される。かかる構成は、各波長に対応する感度を有するホログラフィック感光層を形成した状態で、各波長の参照光LrR、LrG、LrB、および物体光LsR、LsG、LsBを用いてホログラフィック感光層に干渉露光を行うことにより形成することができる。
また、各波長に対応する感度を有する感光材料をホログラフィック感光層に分散させておき、各波長の参照光LrR、LrG、LrBおよび物体光LsR、LsG、LsBを用いてホログラフィック感光層に干渉露光を行うことによって、図9に示すように、1つの層に干渉縞751R、751G、751Bを形成してもよい。
図8および図9に示すいずれの構成例においても、参照光LrR、LrG、LrBおよび物体光LsR、LsG、LsBとして球面波の光を用いることもある。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の表示装置100は、画像光投射装置30から投射された画像光L0は、第2反射素子60によって第1方向Zの他方側Z2(後側)に向けて出射された後、第1回折素子50に入射し、第1回折素子50から第1方向Zの一方側Z1(前側)に向けて出射され、第2反射素子60を介して第2回折素子70に入射する。従って、画像光投射装置30から投射される画像光L0に、第2回折素子70の干渉縞に対応する特定波長からずれた波長の光が含まれている場合でも、第2回折素子70での回折角のずれを第1回折素子50によって補償することができる。それ故、画像の解像度低下を抑制することができる。
また、第1回折素子50から第2回折素子70に向かう光路には、反射面41が周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面である第1反射素子40が配置されているため、第1反射素子40と第2回折素子70との間に中間像を形成することができる。従って、第1回折素子50から第2回折素子70に向かう光路に、中間像を形成するための中間レンズを設ける必要がないので、光学系10を構成する部品の点数を削減することができる。それ故、表示装置100の軽量化を図ることができるので、表示装置100を頭部装着型として構成した場合、表示装置100の装着感を向上することができる。また、中間レンズによって中間像を形成しないため、色収差が発生しにくいという利点もある。
また、画像光投射装置30から第1回折素子50に向かう光路には、反射面61が周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面である第2反射素子60が配置されているため、第2反射素子60と第1回折素子50との間に中間像を形成することができる。
また、画像光投射装置30に対して第1方向Zの一方側Z1に第2反射素子60が配置されているため、質量の重い画像光投射装置30を第1方向Zの他方側Z2に配置することができる。本形態では、画像光投射装置30が第1回折素子50より第1方向Zの他方側Z2に位置する。それ故、観察者の頭部に装着されるフレーム90に対して、画像光投射装置30、第2反射素子60、第1回折素子50、第1反射素子40、および第2回折素子70を搭載した場合、質量が比較的重い画像光投射装置30が第1方向Zの他方側Z2(後方寄り、画像光L0を観察者の眼Eに向けて偏向する第2回折素子70から観察者の側に向けて離間した位置)に配置されるので、表示装置100の重心が後方寄りに位置することになる。よって、表示装置100を頭部に装着した際、フレーム90が前側に傾きにくい等、表示装置100の装着安定性を向上することができる。
また、画像光投射装置30は、画像光L0を第1方向Zの一方側Z1に向けて投射するため、画像光投射装置30より第1方向Zの他方側Z2に反射部材を設けなくても、画像光投射装置30から投射された画像光L0を前方に投射して第2反射素子60に入射させることができる。
[実施形態2]
図10は、本発明の実施形態2に係る表示装置100の光学系10の一態様を示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの詳細な説明を省略する。
図10に示すように、本形態の表示装置100の光学系10も、実施形態1と同様、画像光投射装置30から出射された画像光L0の進行方向に沿って、第2反射素子60、第1回折素子50、第1反射素子40、および第2回折素子70が配置されている。ここで、第1反射素子40および第2反射素子60は、実施形態1では別部材であったが、本形態では、図10に示すように、第1反射素子40および第2反射素子60は一体の部材80によって構成されている。本形態において、第1反射素子40と第2反射素子60とは、変曲点を介さずに互いに接続されている。かかる態様によれば、表示装置100を組み立てる際、第1反射素子40および第2反射素子60を1つの部品(部材80)として取り扱うことができる。それ故、表示装置100を効率よく組み立てることができるとともに、第1反射素子40と第2反射素子60との位置精度を高めることができる。
[実施形態3]
実施形態1、2において、少なくとも、第1反射素子40については部分透過性を有していることが好ましい。かかる構成によれば、第1反射素子40を観察者の眼Eの斜め前方に配置した際、第1反射素子40を介して外観を視認することができる。それ故、表示装置100を頭部に装着した場合でも、広い視界を実現することができる。
[光学系10での波長補償に関する他の構成]
図11および図12を参照して、上記実施形態、および本発明の変形例を説明しながら、波長補償を行う場合の条件を説明する。図11は、図2および図4に示す光学系10の第1回折素子50から第2回折素子70までの光路の説明図である。図12は、本発明の変形例に係る光学系10の第1回折素子50から第2回折素子70までの光路の説明図である。
図11および図12では、第1回折素子50と第2回折素子70との間の構成が分かりやすいように、第1回折素子50、第1反射素子40、および第2回折素子70を平面で示し、第1反射素子40による中間像の生成を、中間像生成レンズM0で示してある。図11では、第1反射素子40をミラーM1で示し、図12では、第1回折素子50から第1反射素子40(ミラーM1)の間にミラーM2を配置した場合を示してある。
なお、図11および図12には、特定波長に対して長波長側の光L2(一点鎖線)を図示してある。また、図11および図12では、第1回折素子50の入射面51の法線方向から光を入射した際に最も回折効率が高くなる方向を第1回折方向D1とし、第2回折素子70の入射面71の法線方向から光を入射した際に最も回折効率が高くなる方向を第2回折方向D2としてある。
図11に示す光学系10では、第2回折素子70の入射面71の法線方向に対する第2回折方向D2の向きはCW方向であり、第1回折素子50の入射面51の法線方向に対する第1回折方向D1の向きもCW方向となるように、第2回折素子70と第1回折素子50が配置されている。
図12に示す光学系10では、第2回折素子70の入射面71の法線方向に対する第2回折方向D2の向きはCW方向で、第1回折素子50の入射面51の法線方向に対する第1回折方向D1の向きはCCW方向となるように、第2回折素子70と第1回折素子50が配置されている。
すなわち、第1回折素子50から第2回折素子70までの間での反射回数と中間像の生成回数の和が偶数であるか奇数であるかによって、第1回折素子50および第2回折素子70の配置が異なる。
具体的には、図11に示す光学系10のように、反射回数と中間像の生成回数の和が偶数である場合は、第2回折素子70の入射面71の法線と第1回折素子50の入射面51の法線とを含む仮想面の法線方向(図11の平面視方向)から見て、第2回折素子70の入射面71の法線方向に対する第2回折方向D2の向きと第1回折素子50の入射面51の法線方向に対する第1回折方向D1の向きとが互いに同じ方向(CW方向)となるように、第1回折素子50および第2回折素子70が配置される。
これに対して、図12に示す光学系10のように、反射回数と中間像の生成回数の和が奇数である場合は、前述の仮想面の法線方向(図12の平面視方向)から見て、第2回折方向D2の向きと第2回折方向D1の向きとが互いに逆方向(CW方向およびCCW方向)となるように、第2回折素子31および第2回折素子70が配置される。
これによって、スペクトル幅を有する画像光L0が、第1回折素子50によって波長毎に偏向されて分散したのち、第2回折素子70によって波長毎に集光して、略平行な光として観察者の瞳へと入射される。
なお、図12に示す変形例では第2回折素子70と第1回折素子50の間にミラーM2を追加した一様態を示したが、光学素子の追加あるいは削減はこれに限らない。その場合においても、第1回折素子50から第2回折素子70までの間での反射回数と中間像の生成回数の和が偶数であるか奇数であるかによって、第2回折素子70の入射面71の法線方向に対する第2回折方向D2の向きと第1回折素子50の入射面51の法線方向に対する第1回折方向D1の向きとが、前述した例と同様に構成されればよい。
[他の実施形態]
上記実施形態では、第2反射素子60によって、第2反射素子60と第1回折素子50との間に中間像を形成したが、第2反射素子60の反射面が平面である等、第2反射素子60と第1回折素子50との間に中間像を形成しない態様を採用してもよい。また、中間像が画像光投射装置30と第2反射素子60との間に形成される態様を採用してもよい。また、第2反射素子60が設けられない表示装置100に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、画像光投射装置30、第2反射素子60、および第1回折素子50が観察者の側頭部に配置されているため、第1反射素子40が画像光L0を左右方向(第2方向X)に出射して第2回折素子70に入射させる。但し、画像光投射装置30、第2反射素子60、および第1回折素子50が観察者の頭頂部に配置し、第1反射素子40が画像光L0を上下方向(第3方向Y)に出射して第2回折素子70に入射させる態様を採用してもよい。
10…光学系、10a…右眼用光学系、10b…左眼用光学系、30…画像光投射装置、31…画像光生成装置、32…投射光学系、40…第1反射素子、41、61…反射面、50…第1回折素子、55、75…反射型体積ホログラフィック素子、60…第2反射素子、70…第2回折素子、90…フレーム、91…前部分、92a、92b…テンプル、100…表示装置、310…表示パネル、X…第2方向、Z…第1方向、E…眼。

Claims (12)

  1. 画像光投射装置から出射された画像光の進行方向に沿って、
    前記画像光投射装置から出射された画像光が入射する第1回折素子、前記第1回折素子から出射された前記画像光が入射する第1反射素子、および前記第1反射素子から出射された前記画像光を観察者の眼に向けて出射する第2回折素子が配置され、
    前記第1反射素子の反射面は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、
    前記第1反射素子と前記第2回折素子との間に中間像が形成されることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記第1反射素子の反射面は、自由曲面であることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    前記第1回折素子および前記第2回折素子は各々、反射型であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置において、
    前記第1回折素子および前記第2回折素子は各々、反射型の体積ホログラフィック素子であることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項3または4に記載の表示装置において、
    前記第1回折素子の入射面および前記第2回折素子の入射面は各々、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記第1反射素子は、部分透過性を有していることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記画像光投射装置から前記第1回折素子に到る光路に、前記画像光投射装置から出射された前記画像光を前記第1回折素子に向けて出射する第2反射素子が設けられていることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置において、
    前記第2反射素子の反射面は、周辺部に対して中央部が凹んだ凹曲面であり、
    前記第2反射素子と前記第1回折素子との間に中間像が形成されることを特徴とする表示装置。
  9. 請求項8に記載の表示装置において、
    前記第2反射素子の反射面は、自由曲面であることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項7から9までのいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記第1反射素子と前記第2反射素子とは一体になっていることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項7から10までのいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記画像光投射装置、前記第2反射素子、前記第1回折素子、前記第1反射素子、および前記第2回折素子を保持するフレームを有し、
    前記フレームを観察者の頭部に装着した際、前記第2回折素子が観察者の眼前に配置されることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項11に記載の表示装置において、
    前記画像光投射装置は、前方に向けて前記画像光を出射し、
    前記第2反射素子は、後方に向けて前記画像光を出射し、
    前記第1回折素子は、前方に向けて前記画像光を出射し、
    前記第1反射素子は、左右方向または下方向に向けて前記画像光を出射し、
    前記第2回折素子は、後方に向けて前記画像光を出射することを特徴とする表示装置。
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