JP2019059946A5 - - Google Patents

Claims (1)

1. エタノールの製造方法であって、
   （ｉ）二酸化炭素ガス、酸素、および炭素質材料を、移動床又は固定床ガス化装置に噴射する工程；
   ここで、前記ガス化装置が多段階ガス化装置であり、
   前記炭素質材料の乾燥重量（トン）あたり１４キログラムモル（３０ポンドモル）から２３キログラムモル（５０ポンドモル）までの量の二酸化炭素を前記ガス化装置の下のチャンバに噴射し、
   前記下のチャンバに噴射した、前記炭素質材料の乾燥重量（トン）あたり１４キログラムモル（３０ポンドモル）から２３キログラムモル（５０ポンドモル）までの量の二酸化炭素の少なくとも一部は種々の工業的な方法から得られる廃ガスから提供されるものでもよく、
   （ｉｉ）二酸化炭素、一酸化炭素および水素を含む合成ガスを生成する工程；
   ここで、前記合成ガスの水素と一酸化炭素との比は１以下であり、
   一酸化炭素生成の増分は、二酸化炭素を使用しない場合と比較して少なくとも２．５％であり、
   （ｉｉｉ）前記合成ガスを生体触媒に接触させて、メタノール、エタノール、プロパノール又はブタノール、或いはこれらの組合せを含有するアルコール混合物を製造する工程；
   （ｉｖ）前記混合物からエタノールを選択的に回収する工程；
   を含む、エタノール生産性が１０ｇ／Ｌ日を超える、前記方法。