JP2019059130A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエータの駆動劣化を抑える。【解決手段】交差方向に並ぶ2つの圧力室11mは、単位圧力室11muを構成するものであり、供給流路11x及び帰還流路11yのいずれをも介さずに互いに連通し、かつ、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nに連通している。制御部は、非吐出動作において、第1駆動期間に複数のアクチュエータ12xのうち個別電極Aに対応するアクチュエータを駆動させ、第1駆動期間の後の第2駆動期間に複数のアクチュエータ12xのうち個別電極Bに対応するアクチュエータを駆動させる。【選択図】図6

Description

本発明は、1又は2以上のノズルに対して2以上の圧力室が設けられた液体吐出装置に関する。
1又は2以上のノズルに対して2以上の圧力室が設けられた液体吐出装置が知られている(特許文献1の図3参照)。特許文献1では、1つのノズルに対して2つの圧力室が設けられており、各圧力室に対して圧電体が設けられている。駆動回路は、打滴パターンに関係なく定常的に、ノズルから液滴が吐出されない程度に、2つの圧電体(アクチュエータ)の一方を駆動させる(段落0069)。
特開2009−208445号公報
しかしながら、特許文献1では、複数のアクチュエータのうちの一部を定常的に駆動させるため、当該一部のアクチュエータが一部以外の残りのアクチュエータよりも早く駆動劣化してしまう。
本発明の目的は、アクチュエータの駆動劣化を抑えることができる液体吐出装置を提供することにある。
本発明に係る液体吐出装置は、複数のノズルと、前記複数のノズルに連通する共通流路と、前記共通流路と前記複数のノズルとの間に設けられた複数の圧力室と、前記複数の圧力室のそれぞれと対向する複数のアクチュエータと、前記複数のアクチュエータの駆動を制御する制御部とを備え、前記複数のノズルは、前記複数のノズルのうちの1又は2以上からそれぞれ構成される、複数の単位ノズルを含み、前記複数の圧力室は、前記複数の圧力室のうち前記共通流路を介さずに互いに連通しかつ前記複数の単位ノズルのいずれかに連通する2以上の圧力室からそれぞれ構成される、複数の単位圧力室を含み、前記制御部は、前記複数のノズルから液滴を吐出させずに前記複数のノズル内の液体を振動させる非吐出動作において、第1駆動期間に前記複数のアクチュエータの一部を駆動させ、前記第1駆動期間の後の第2駆動期間に前記複数のアクチュエータの前記一部以外を駆動させることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るプリンタ100の平面図である。 プリンタ100に含まれるヘッド1の平面図である。 図2のIII−III線に沿ったヘッド1の断面図である。 プリンタ100の電気的構成を示すブロック図である。 非吐出駆動信号Sa1,Sa2及び吐出駆動信号Sbの一例を示すグラフである。 本発明の第1実施形態における非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動状況を示す、図2に対応する図である。 本発明の第2実施形態における非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動状況を示す、図6に対応する図である。 本発明の第3実施形態における非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動状況を示す、図6に対応する図である。 本発明の第4実施形態における非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動状況を示す、図6に対応する図である。 本発明の第4実施形態における非吐出動作の制御内容を示すフロー図である。 本発明の第5実施形態における非吐出動作の制御内容を示すフロー図である。 本発明の第6実施形態における非吐出動作の制御内容を示すフロー図である。 本発明の第7実施形態におけるヘッド701の図3に対応する断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るプリンタ100は、図1に示すように、ヘッド1、キャリッジ2、プラテン3、搬送機構4及び制御部5を備えている。
プラテン3の上面に、用紙9が載置される。
キャリッジ2は、プラテン3の上方において、2本のガイドレール2a,2bに支持され、無端ベルト2cと連結されている。制御部5の制御によりキャリッジ駆動モータ2mが駆動されると、無端ベルト2cが走行し、ガイドレール2a,2bに沿ってキャリッジ2が走査方向に移動する。
ヘッド1は、シリアル式であって、キャリッジ2に取り付けられており、キャリッジ2と共に走査方向に移動する。ヘッド1の下面には、複数のノズル11n(図2及び図3参照)が形成されている。
搬送機構4は、搬送方向にプラテン3を挟んで配置された2つのローラ対4a,4bを有する。制御部5の制御により搬送モータ4m(図4参照)が駆動されると、各ローラ対4a,4bが用紙9を挟持した状態で回転し、用紙9が搬送方向に搬送される。
制御部5は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)を有する。ASICは、ROMに格納されたプログラムに従い、記録処理等を実行する。記録処理において、制御部5は、PC等の外部装置から入力された記録指令(画像データを含む。)に基づき、ヘッド1のドライバIC1d(図4参照)、キャリッジ駆動モータ2m及び搬送モータ4mを制御し、用紙9上に画像を記録する。具体的には、キャリッジ2と共にヘッド1を走査方向に移動させながらノズル11nからインク滴を吐出させる吐出動作と、ローラ対4a,4bによって用紙9を搬送方向に所定量搬送する搬送動作とを、交互に行わせる。
次いで、図2及び図3を参照し、ヘッド1の構成について説明する。
ヘッド1は、流路基板11及びアクチュエータユニット12を有する。
流路基板11は、図3に示すように、互いに接着された6枚のプレート11a〜11fを有する。プレート11aには、複数の圧力室11mが形成されている。プレート11fには、複数のノズル11nが形成されている。プレート11dには、供給流路11x及び帰還流路11yが形成されている。供給流路11x及び帰還流路11yは、複数の圧力室11mに共通の流路(共通流路)である。
圧力室11mは、図2に示すように、搬送方向に沿った配列方向に配列され、第1圧力室列11mR1及び第2圧力室列11mR2を構成している。換言すると、圧力室11mは、配列方向に配列され、第1圧力室列11mR1を構成する複数の第1圧力室11m1と、配列方向に配列され、第2圧力室列11mR2を構成する複数の第2圧力室11m2とを有する。複数の第2圧力室11m2は、複数の第1圧力室11m1のそれぞれと、交差方向に並んでいる。交差方向は、配列方向と交差する方向であり、本実施形態では走査方向及び搬送方向の両方向と交差している。
ノズル11nは、第1圧力室列11mR1と第2圧力室列11mR2との間において、配列方向に配列され、1つのノズル列を構成している。
交差方向に並ぶ2つの圧力室11m(複数の第1圧力室11m1のうちの1つと、複数の第2圧力室11m2のうちの1つと)が、1つのノズル11nを交差方向に挟んでいる。交差方向に並ぶ2つの圧力室11mが単位圧力室11muに該当し、これら2つの圧力室11mに交差方向に挟まれた1つのノズル11nが単位ノズル11nuに該当する。単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mは、供給流路11x及び帰還流路11yのいずれをも介さずに互いに連通し、かつ、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nに連通している。
具体的には、図3に示すように、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mは、プレート11b〜11dに形成された流路11pと、プレート11eに形成された流路11wとを介して、互いに連通している。また、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mは、それぞれ、流路11p,11wを介して、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nに連通している。流路11wは、ノズル11n毎に設けられており、各ノズル11nの上方において交差方向に延在している(図2参照)。流路11pは、圧力室11m毎に設けられている。第1圧力室11m1に対して設けられた流路11pは、第1圧力室11m1における走査方向の一端(第2圧力室列11mR2に近い一端)11m1aと、流路11wにおける走査方向の一端(第1圧力室列11mR1に近い一端)11waとを接続し、鉛直方向に延在している。第2圧力室11m2に対して設けられた流路11pは、第2圧力室11m2における走査方向の一端(第1圧力室列11mR1に近い一端)11m2aと、流路11wにおける走査方向の他端11wbとを接続し、鉛直方向に延在している。このように、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mを互いに連通させる流路は、供給流路11x及び帰還流路11yを含まない。第1圧力室11m1における走査方向の他端11m1b、及び、第2圧力室11m2における走査方向の他端11m2bは、プレート11b,11cに形成された絞り流路11tを介して、供給流路11x及び帰還流路11yのそれぞれと連通している。
また、図3に示すように、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mは、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nの中心軸に対して、対称な位置関係にある。
供給流路11x及び帰還流路11yは、図2に示すように、配列方向に延在している。供給流路11xは、第1圧力室列11mR1を構成する複数の第1圧力室11m1を介して、複数のノズル11nに連通している。帰還流路11yは、第2圧力室列11mR2を構成する複数の第2圧力室11m2を介して、複数のノズル11nに連通している。第1圧力室11m1は、供給流路11xとノズル11nとの間に設けられている。第2圧力室11m2は、帰還流路11yとノズル11nとの間に設けられている。
また、図3に示すように、供給流路11x及び帰還流路11yは、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nの中心軸に対して、対称な位置関係にある。さらに、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nから、単位圧力室11muを構成する1つの第1圧力室11m1を介して供給流路11xに至る流路と、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nから、単位圧力室11muを構成する1つの第2圧力室11m2を介して帰還流路11yに至る流路とは、単位ノズル11nuを構成する1つのノズル11nの中心軸に対して、対称な位置関係にある。
流路基板11の下面(プレート11fの下面)には、複数のノズル11nが開口している。
流路基板11の上面(プレート11aの上面)には、複数の圧力室11m、供給口11x1及び帰還口11y1が開口している。供給口11x1及び帰還口11y1は、それぞれ、プレート11a〜11cを貫通する流路(図示略)を介して、プレート11dに形成された供給流路11x及び帰還流路11yに連通している。
供給口11x1及び帰還口11y1は、チューブ等を介して、サブタンク7の貯留室7aと接続されている。サブタンク7は、ヘッド1と共に、キャリッジ2に搭載されている。貯留室7aは、インクを貯留するメインタンク(図示略)と連通し、メインタンクから供給されたインクを貯留している。貯留室7a内のインクは、循環ポンプ7pの駆動により、供給口11x1から供給流路11xに流入し、第1圧力室列11mR1を構成する複数の第1圧力室11m1に供給される。第1圧力室11m1に供給されたインクは、一部がノズル11nから吐出され、残りが第2圧力室列11mR2を構成する複数の第2圧力室11m2に流入し、帰還流路11yを通って貯留室7aに戻される。つまり、ヘッド1とサブタンク7との間でインクが循環している。なお、後述する第2アクチュエータ12x2の駆動により、第2圧力室11m2内のインクも、流路11pを介してノズル11nから吐出させることができる。
アクチュエータユニット12は、図2に示すように、流路基板11の上面(プレート11aの上面)に配置され、複数の圧力室11mを覆っている。
アクチュエータユニット12は、図3に示すように、下から順に、振動板12a、共通電極12b、圧電体12c及び複数の個別電極12dを含む。振動板12a、共通電極12b及び圧電体12cは、複数の圧力室11mを覆っている。これに対し、個別電極12dは、圧力室11m毎に設けられており、圧力室11mのそれぞれと対向している。
振動板12a及び圧電体12cにおいて個別電極12dと圧力室11mとで挟まれた部分は、個別電極12dへの電圧の印加に応じて変形可能なアクチュエータ12xとして機能する。即ち、アクチュエータユニット12は、複数の圧力室11mのそれぞれと対向する複数のアクチュエータ12xを有する。アクチュエータ12xは、第1圧力室列11mR1を構成する複数の第1圧力室11m1のそれぞれと対向する複数の第1アクチュエータ12x1と、第2圧力室列11mR2を構成する複数の第2圧力室11m2のそれぞれと対向する複数の第2アクチュエータ12x2とを含む。
個別電極12dへの電圧の印加に応じて、アクチュエータ12xが駆動すること(例えば、圧力室11mに向かって凸となるように変形すること)により、圧力室11mの容積が変化し、圧力室11m内のインクに圧力が付与される。
ここで、アクチュエータ12xの駆動について具体的に説明する。
個別電極12dは、ドライバIC1dと電気的に接続されている。ドライバIC1dは、制御部5からの制御信号に基づいて、アクチュエータ12xを駆動するための駆動信号(図5に一例として示す非吐出駆動信号Sa1,Sa2及び吐出駆動信号Sbを含む。)を生成し、当該駆動信号を個別電極12dに付与する。これにより、個別電極12dの電位が、所定の駆動電位とグランド電位との間で変化する。共通電極12bは、グランド電位に維持されている。
個別電極12dの電位がグランド電位から駆動電位に変化すると、個別電極12dと共通電極12bとの間に電位差が生じる。これにより、圧電体12cにおいて個別電極12dと圧力室11mとで挟まれた部分(活性部)に、圧電体12cの厚み方向に平行な電界が作用する。このとき、活性部の分極方向(圧電体12cの厚み方向)と、電界の方向とが一致することで、活性部は、圧電体12cの厚み方向に伸び、圧電体12cの面方向に収縮する。活性部の収縮変形に伴い、アクチュエータ12xが圧力室11mに向かって凸となるように変形する。これにより、圧力室11mの容積が減少し、圧力室11m内のインクにエネルギーが付与される。このとき、吐出駆動信号Sbが個別電極12dに付与された場合は、圧力室11mに連通するノズル11nからインク滴が吐出される(吐出動作)。非吐出駆動信号Sa1又はSa2が個別電極12dに付与された場合は、圧力室11mに連通するノズル11nからインク滴は吐出されず、当該ノズル11n内のインク(メニスカス)が振動する(非吐出動作)。非吐出動作により、ノズル11n内のインクの乾燥が抑制される。
図5に示す例において、非吐出駆動信号Sa1,Sa2は、1吐出周期中に2つのパルスを含む。吐出駆動信号Sbは、1吐出周期中に4つのパルスを含む。非吐出駆動信号Sa1,Sa2の駆動電位は、吐出駆動信号Sbの駆動電位よりも低く、吐出駆動信号Sbの駆動電位の略半分である。非吐出駆動信号Sa1,Sa2の周波数は、吐出駆動信号Sbの周波数よりも低く、吐出駆動信号Sbの周波数の略半分である。
なお、図5に示す吐出駆動信号Sbは、一例である。例えば、1吐出周期中に吐出されるインク滴の量を変化させる場合(階調記録を行う場合)、ドライバIC1dは、複数種類の(例えば、大・中・小の吐出量となる)吐出駆動信号を生成し、各吐出駆動信号を対応する個別電極12dに付与する。
吐出動作は、画像データに基づいて、複数のノズル11nにおいて選択的に行われる。このとき、複数のノズル11nのうちの選択されたノズル11nから、所定のタイミングで、インク滴が吐出される。
また、吐出動作では、単位圧力室11mu(交差方向に並ぶ2つの圧力室11m)と対向する第1アクチュエータ12x1及び第2アクチュエータ12x2の両方を同時に駆動させることで、単位ノズル11nuから吐出されるインク滴の飛翔速度を増大させることができる。また、単位圧力室11mu(交差方向に並ぶ2つの圧力室11m)と対向する第1アクチュエータ12x1及び第2アクチュエータ12x2の駆動電位やパルスの印加タイミングを調整することにより、単位ノズル11nuから吐出されるインク滴の飛翔方向を変化させることができる。
非吐出動作は、全てのノズル11nにおいてインク滴が吐出されない期間(非吐出期間)が所定時間以上となった場合に行われてよい。非吐出動作は、待機中(記録処理が実行されていない期間)に行われてもよいし、記録処理中(例えば、吐出動作が開始される直前。また、複数枚の用紙9に対する記録が行われる場合において、1枚の用紙9に対する記録が完了した後、次の用紙9に対する記録が行われる前、等)に行われてもよい。
非吐出動作において、制御部5は、複数のアクチュエータ12xのうち、図6でハッチングが付された個別電極Aのそれぞれに図5に示す非吐出駆動信号Sa1を付与し、図6でハッチングが付されていない個別電極Bのそれぞれに図5に示す非吐出駆動信号Sa2を付与する。
これにより、第1駆動期間T1に、個別電極Aに対応するアクチュエータ12xが駆動され、第1駆動期間T1の後の第2駆動期間T2に、個別電極Bに対応するアクチュエータ12xが駆動される。即ち、第1駆動期間T1には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、1つの別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む複数の第1アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ)とが駆動される。第2駆動期間T2には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、上記別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む第2アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが駆動される。
第1駆動期間T1及び第2駆動期間T2のそれぞれにおいて、複数のアクチュエータ12xは、配列方向に沿った各列において1つおきに、かつ、2列において千鳥状のパターンで、駆動される。第1駆動期間T1と第2駆動期間T2とにおいて、複数のアクチュエータ12xのうちの一部(個別電極Aに対応するアクチュエータ)とその残り(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが、交互に駆動される。
また、単位圧力室11mu(交差方向に並ぶ2つの圧力室11m)に着目した場合、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mと対向する2つのアクチュエータ12xの一方(個別電極Aに対応するアクチュエータ)と他方(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが、交互に駆動される。
以上に述べたように、本実施形態において、制御部5は、第1駆動期間T1に、複数のアクチュエータ12xの一部(個別電極Aに対応するアクチュエータ)を駆動させ、第2駆動期間T2に、複数のアクチュエータ12xの上記一部以外(個別電極Bに対応するアクチュエータ)を駆動させる(図6参照)。この場合、複数のアクチュエータ12xのうちの一部を定常的に駆動させる構成でないため、アクチュエータ12x全体としての駆動劣化を抑えることができる。
第1駆動期間T1には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、1つの別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む複数の第1アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ=第1選択アクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ=第2選択アクチュエータ)とが駆動される。第2駆動期間T2には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、上記別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ=第1選択アクチュエータ以外の第1アクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む第2アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ=第2選択アクチュエータ以外の第2アクチュエータ)とが駆動される(図6参照)。この場合、配列方向に沿った各列において複数のアクチュエータ12xの全てを一斉に駆動させる場合に比べ、流体的クロストーク(圧力室11mに生じた圧力波が共通流路である供給流路11xや帰還流路11yを介して他の圧力室に伝播する現象)を抑えることができる。
非吐出駆動信号Sa1,Sa2の周波数は、吐出駆動信号Sbの周波数よりも低い(図5参照)。この場合、非吐出駆動信号Sa1,Sa2の周波数が吐出駆動信号Sbの周波数と同じ又はこれよりも高い場合に比べ、非吐出動作によるアクチュエータ12xの駆動劣化をより抑えることができる。
単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mと対向する2つのアクチュエータ12xの一方(個別電極Aに対応するアクチュエータ)と他方(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが、交互に駆動される。単位ノズル11nu内のインクの乾燥を防止するにあたって、上記2つのアクチュエータ12xの一方のみを駆動させると、当該一方のアクチュエータ12xの駆動劣化が進み、単位圧力室11muと対向するアクチュエータ12x全体としての駆動劣化が懸念される。これに対し、上記構成によれば、上記2つのアクチュエータ12xを交互に駆動させることで、単位圧力室11muと対向するアクチュエータ12x全体としての駆動劣化を抑制しつつ、単位ノズル11nu内のインクの乾燥を防止することができる。
<第2実施形態>
続いて、図7を参照し、本発明の第2実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動パターンが第1実施形態と異なる。
本実施形態では、制御部5は、ヘッド1のノズル11nからインク滴を吐出させずにノズル内11nのインクを振動させる非吐出動作において、複数のアクチュエータ12xのうち、図7でハッチングが付された個別電極Aのそれぞれに図5に示す非吐出駆動信号Sa1を付与し、図7でハッチングが付されていない個別電極Bのそれぞれに図5に示す非吐出駆動信号Sa2を付与する。
これにより、第1駆動期間T1に、個別電極Aに対応するアクチュエータ12xが駆動され、第1駆動期間T1の後の第2駆動期間T2に、個別電極Bに対応するアクチュエータ12xが駆動される。即ち、第1駆動期間T1には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、2つの別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む複数の第1アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ=第1選択アクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記2つの別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ=第2選択アクチュエータ)とが駆動される。第2駆動期間T2には、複数の第1アクチュエータ12x1のうち、上記2つの別の第1アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ=第1選択アクチュエータ以外の第1アクチュエータ)と、複数の第2アクチュエータ12x2のうち、上記2つの別の第1アクチュエータと交差方向に並ぶ第2アクチュエータ(個別電極Aに対応するアクチュエータ)を配列方向に挟む第2アクチュエータ(個別電極Bに対応するアクチュエータ=第2選択アクチュエータ以外の第2アクチュエータ)とが駆動される。
第1駆動期間T1及び第2駆動期間T2のそれぞれにおいて、複数のアクチュエータ12xは、配列方向に沿った各列において2つおきに、かつ、2列において千鳥状のパターンで、駆動される。第1駆動期間T1と第2駆動期間T2とにおいて、複数のアクチュエータ12xのうちの一部(個別電極Aに対応するアクチュエータ)とその残り(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが、交互に駆動される。
また、単位圧力室11mu(交差方向に並ぶ2つの圧力室11m)に着目した場合、第1実施形態と同様、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11mと対向する2つのアクチュエータ12xの一方(個別電極Aに対応するアクチュエータ)と他方(個別電極Bに対応するアクチュエータ)とが、交互に駆動される。
以上に述べたように、本実施形態によれば、非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動パターンが第1実施形態と異なるが、第1実施形態と同様の構成を具備することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第3実施形態>
続いて、図8を参照し、本発明の第3実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、圧力室11mの配置が第1実施形態と異なる。
本実施形態のヘッド31において、複数の第2圧力室11m2は、複数の第1圧力室11m1のそれぞれと、配列方向と直交する交差方向に並んでいる。個別電極12dも、圧力室11mの配置に合わせて、配列方向に配列され、かつ、配列方向と直交する交差方向に並ぶ2つの列を構成している。
即ち、第1実施形態において、交差方向は、配列方向と直交しない方向であるが、本実施形態において、交差方向は、配列方向と直交する方向である。第1実施形態では、第1圧力室列11mR1の圧力室11m1と第2圧力室列11mR2の圧力室11m2とが配列方向にずれており、圧力室11mが千鳥状に配置されているが、本実施形態では、第1圧力室列11mR1の圧力室11m1と第2圧力室列11mR2の圧力室11m2とが配列方向に同じ位置にあり、圧力室11mが千鳥状に配置されていない。
以上に述べたように、本実施形態によれば、圧力室11mの配置が第1実施形態と異なるが、第1実施形態と同様の構成を具備することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第4実施形態>
続いて、図9及び図10を参照し、本発明の第4実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、非吐出動作での制御内容及びアクチュエータ12xの駆動パターンが第1実施形態と異なる。
本実施形態において、制御部5は、図10に示すように、先ず、非吐出動作を開始させるか否かを判断する(S1)。例えば、制御部5は、全てのノズル11nからインク滴が吐出されない期間(非吐出期間)が所定時間以上となった場合に、非吐出動作を開始させる(S1:YES)と判断する。
制御部5は、非吐出動作を開始させる(S1:YES)と判断した場合、複数のアクチュエータ12xのうち、図9でハッチングが付された個別電極Aのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S2)。これと同時に、制御部5は、個別電極Aのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数のカウントを開始する。
S2の後、制御部5は、非吐出動作を終了させるか否かを判断する(S3)。非吐出動作を終了させない場合(S3:NO)、制御部5は、パルス数のカウント値に基づき、個別電極Aのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となったか否かを判断する(S4)。個別電極Aのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上でない場合(S4:NO)、制御部5は、処理をS3に戻す。
個別電極Aのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となった場合(S4:YES)、制御部5は、個別電極Aへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S5)。これと同時に、制御部5は、パルス数のカウント値をリセットする。
S5の後、制御部5は、循環ポンプ7pの回転方向を正方向から逆方向に切り替える(S6)。これにより、ヘッド1とサブタンク7との間で、インクの循環方向が切り替わる。具体的には、図9に太矢印で示すような、貯留室7aから共通流路411x、複数の第1圧力室11m1、複数のノズル11n、複数の第2圧力室11m2、共通流路411yを、この順で通って貯留室7aに戻るインクの流れが、図9に白抜き矢印で示すような、貯留室7aから共通流路411y、複数の第2圧力室11m2、複数のノズル11n、複数の第1圧力室11m1、共通流路411xを、この順で通って貯留室7aに戻るインクの流れに切り替わる。
共通流路411xは第1実施形態の供給流路11xと同じ構成であり、共通流路411yは第1実施形態の帰還流路11yと同じ構成である。本実施形態では、共通流路411x,411yが、循環ポンプ7pの回転方向に応じて、貯留室7aから複数の圧力室11mにインクを供給する供給流路と、複数の圧力室11mから貯留室7aにインクを戻す帰還流路との間で、切り替わる。
S6の後、制御部5は、図9でハッチングが付されていない個別電極Bのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S7)。これと同時に、制御部5は、個別電極Bのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数のカウントを開始する。
S7の後、制御部5は、非吐出動作を終了させるか否かを判断する(S8)。非吐出動作を終了させない場合(S8:NO)、制御部5は、パルス数のカウント値に基づき、個別電極Bのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となったか否かを判断する(S9)。個別電極Bのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上でない場合(S9:NO)、制御部5は、処理をS8に戻す。
個別電極Bのそれぞれに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となった場合(S9:YES)、制御部5は、個別電極Bへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S10)。これと同時に、制御部5は、パルス数のカウント値をリセットする。
S10の後、制御部5は、循環ポンプ7pの回転方向を逆方向から正方向に切り替える(S11)。これにより、ヘッド1とサブタンク7との間で、インクの循環方向が切り替わる。具体的には、図9に白抜き矢印で示すような、貯留室7aから共通流路411y、複数の第2圧力室11m2、複数のノズル11n、複数の第1圧力室11m1、共通流路411xを、この順で通って貯留室7aに戻るインクの流れが、図9に太矢印で示すような、貯留室7aから共通流路411x、複数の第1圧力室11m1、複数のノズル11n、複数の第2圧力室11m2、共通流路411yを、この順で通って貯留室7aに戻るインクの流れに切り替わる。
S11の後、制御部5は、処理をS2に戻す。また、制御部5は、S3又はS8で非吐出動作を終了させると判断した場合、当該非吐出動作に係る制御ルーチンを終了する。
なお、パルス数のカウント値は、非吐出動作が一旦終了しても、S5又はS10でリセットされるまで、保持される。
本実施形態では、S2からS5までが「第1駆動期間」に該当し、S7からS10までが「第2駆動期間」に該当する。第1駆動期間に、複数のアクチュエータ12xの一部(個別電極Aに対応するアクチュエータ)が駆動され、第2駆動期間に、複数のアクチュエータ12xの上記一部以外(個別電極Bに対応するアクチュエータ)が駆動される(図9参照)。そして、第1駆動期間の後、第2駆動期間の前(S6)に、貯留室7aから複数の圧力室11mを経て貯留室7aに戻るインクの流れが逆方向に切り替わる。
また、S7からS10までが「第1駆動期間」に該当し、S11の後のS2からS5までが「第2駆動期間」に該当するともいえる。第1駆動期間に、複数のアクチュエータ12xの一部(個別電極Bに対応するアクチュエータ)が駆動され、第2駆動期間に、複数のアクチュエータ12xの上記一部以外(個別電極Aに対応するアクチュエータ)が駆動される(図9参照)。そして、第1駆動期間の後、第2駆動期間の前(S11)に、貯留室7aから複数の圧力室11mを経て貯留室7aに戻るインクの流れが逆方向に切り替わる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、非吐出動作での制御内容及びアクチュエータ12xの駆動パターンが第1実施形態と異なるが、第1実施形態と同様の構成を具備することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
制御部5は、非吐出動作において、複数のアクチュエータ12xのうち、供給圧力室(複数のノズル11nのいずれをも介さずに供給流路に連通する圧力室11m)と対向するアクチュエータを駆動させ、帰還圧力室(複数のノズル11nのいずれをも介さずに帰還流路に連通する圧力室11m)と対向するアクチュエータを駆動させない。図9に太矢印で示すインクの流れの場合、共通流路411xが「供給流路」に該当し、個別電極Aと対向する圧力室11mが「供給圧力室」に該当し、共通流路411yが「帰還流路」に該当し、個別電極Bと対向する圧力室11mが「帰還圧力室」に該当する。図9に白抜き矢印で示すインクの流れの場合、共通流路411yが「供給流路」に該当し、個別電極Bと対向する圧力室11mが「供給圧力室」に該当し、共通流路411xが「帰還流路」に該当し、個別電極Aと対向する圧力室11mが「帰還圧力室」に該当する。この場合、循環するインクの流れに沿ってアクチュエータ12xを駆動させることで、インクの流れが阻害されない。これにより、気泡の発生を抑制し、さらには気泡の排出を促進することができる。具体的には、循環ポンプ7pの駆動によるインクの流れの向きと、アクチュエータ12xの駆動によるインクの流れの向きとが、互いに同じになるので、インクの流れが阻害されない。したがって、気泡の発生が抑制される。さらには、帰還流路を介して貯留室7aへと、ヘッド1内の気泡をスムーズに排出することができる。
制御部5は、第1駆動期間の後、第2駆動期間の前(S6;S11)に、貯留室7aから複数の圧力室11mを経て貯留室7aに戻るインクの流れを逆方向に切り替える。この場合、簡単な制御で、常に供給圧力室と対向するアクチュエータ12xを駆動させることができる。
制御部5は、個別電極A又はBに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となった場合(S4:YES;S9:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。即ち、複数のアクチュエータ12xの一部(個別電極A又はBに対応するアクチュエータ)の駆動を終了させ、複数のアクチュエータ12xの上記一部以外(個別電極B又はAに対応するアクチュエータ)の駆動を開始させる。この場合、複数のアクチュエータ12xの一部と一部以外とにおいて非吐出動作による駆動劣化の度合いに差がでるのを抑制することができる。
<第5実施形態>
続いて、図11を参照し、本発明の第5実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動パターンが第4実施形態と同じであるが(図9参照)、非吐出動作での制御内容が第4実施形態と異なる。
第4実施形態において、制御部5は、個別電極A又はBに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となった場合(S4:YES;S9:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。これに対し、本実施形態において、制御部5は、記録済の用紙9の数が閾値以上となった場合(S4a:YES;S9a:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。
具体的には、本実施形態において、制御部5は、非吐出動作を開始させる(S1:YES)と判断した場合、複数のアクチュエータ12xのうち、図9でハッチングが付された個別電極Aのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S2)。これと同時に、制御部5は、記録済の用紙9の数のカウントを開始する。
制御部5は、非吐出動作を終了させない場合(S3:NO)、記録済の用紙9の数のカウント値に基づき、記録済の用紙9の数が閾値以上となったか否かを判断する(S4a)。記録済の用紙9の数が閾値以上でない場合(S4a:NO)、制御部5は、処理をS3に戻す。
記録済の用紙9の数が閾値以上となった場合(S4a:YES)、制御部5は、個別電極Aへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S5)。これと同時に、制御部5は、記録済の用紙9の数のカウント値をリセットする。
S6で循環ポンプ7pの回転方向を正方向から逆方向に切り替えた後、制御部5は、図9でハッチングが付されていない個別電極Bのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S7)。これと同時に、制御部5は、記録済の用紙9の数のカウントを開始する。
S7の後、制御部5は、非吐出動作を終了させるか否かを判断する(S8)。非吐出動作を終了させない場合(S8:NO)、制御部5は、記録済の用紙9の数のカウント値に基づき、記録済の用紙9の数が閾値以上となったか否かを判断する(S9a)。記録済の用紙9の数が閾値以上でない場合(S9a:NO)、制御部5は、処理をS8に戻す。
記録済の用紙9の数が閾値以上となった場合(S9a:YES)、制御部5は、個別電極Bへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S10)。これと同時に、制御部5は、記録済の用紙9の数のカウント値をリセットする。
S11で循環ポンプ7pの回転方向を逆方向から正方向に切り替えた後、制御部5は、処理をS2に戻す。
なお、記録済の用紙9の数のカウント値は、非吐出動作が一旦終了しても、S5又はS10でリセットされるまで、保持される。
以上に述べたように、本実施形態によれば、非吐出動作での制御内容が第4実施形態と異なるが、第4実施形態と同様の構成を具備することにより、第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
制御部5は、記録済の用紙9の数が閾値以上となった場合(S4a:YES;S9a:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。この場合、複数のアクチュエータ12xの一部と一部以外とにおいて非吐出動作による駆動劣化の度合いに差がでるのを抑制することができる。
<第6実施形態>
続いて、図12を参照し、本発明の第6実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、非吐出動作でのアクチュエータ12xの駆動パターンが第4実施形態と同じであるが(図9参照)、非吐出動作での制御内容が第4実施形態と異なる。
第4実施形態において、制御部5は、個別電極A又はBに付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値以上となった場合(S4:YES;S9:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。これに対し、本実施形態において、制御部5は、用紙9に記録すべき画像が新たな画像に変更された(複数のノズルから吐出されるインク滴により形成される画像が切り替わった)場合(S4b:YES;S9b:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。
例えば、記録指令に含まれる画像データが複数の画像のデータを含む場合に、1つの画像の1又は複数の用紙9に対する記録が完了し、次の画像の記録が行われるときに、記録画像が変更されたと判断される。或いは、記録指令に含まれる画像データが1つの画像のデータを含む場合に、当該記録指令に基づく記録が完了し、次の記録指令に基づく記録が行われるときに、記録画像が変更されたと判断される。
具体的には、本実施形態において、制御部5は、非吐出動作を開始させる(S1:YES)と判断した場合、複数のアクチュエータ12xのうち、図9でハッチングが付された個別電極Aのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S2)。
制御部5は、非吐出動作を終了させない場合(S3:NO)、記録画像が変更されたか否かを判断する(S4b)。記録画像が変更されていない場合(S4b:NO)、制御部5は、処理をS3に戻す。
記録画像が変更された場合(S4b:YES)、制御部5は、個別電極Aへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S5)。そして、S6で循環ポンプ7pの回転方向を正方向から逆方向に切り替えた後、制御部5は、図9でハッチングが付されていない個別電極Bのそれぞれに非吐出駆動信号を付与する(S7)。
S7の後、制御部5は、非吐出動作を終了させるか否かを判断する(S8)。非吐出動作を終了させない場合(S8:NO)、制御部5は、記録画像が変更されたか否かを判断する(S9b)。記録画像が変更されていない場合(S9b:NO)、制御部5は、処理をS8に戻す。
記録画像が変更された場合(S9b:YES)、制御部5は、個別電極Bへの非吐出駆動信号の付与を終了する(S10)。そして、S11で循環ポンプ7pの回転方向を逆方向から正方向に切り替えた後、制御部5は、処理をS2に戻す。
以上に述べたように、本実施形態によれば、非吐出動作での制御内容が第4実施形態と異なるが、第4実施形態と同様の構成を具備することにより、第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
制御部5は、記録画像が変更された場合(S4b:YES;S9b:YES)、第1駆動期間を終了させ、第2駆動期間を開始させる。この場合、複数のアクチュエータ12xの一部と一部以外とにおいて非吐出動作による駆動劣化の度合いに差がでるのを抑制することができる。
<第7実施形態>
続いて、図13を参照し、本発明の第7実施形態に係るプリンタについて説明する。本実施形態は、単位ノズル11nuの構成が第1実施形態と異なる。
第1実施形態では、単位ノズル11nuが1つのノズル11nで構成されているが(図3参照)、本実施形態では、単位ノズル11nuが2つのノズル11nで構成されている。
ヘッド1において、単位圧力室11muを構成する2つの圧力室11m(第1圧力室列11mR1を構成する第1圧力室11m1の1つ、及び、第2圧力室列11mR2を構成する第2圧力室11m2の1つ)は、供給流路11x及び帰還流路11yのいずれをも介さずに互いに連通し、かつ、単位ノズル11nuを構成する2つのノズル11nに連通している。単位ノズル11nuを構成する2つのノズル11nは、それぞれ、単位圧力室11muの各圧力室11mに対して設けられた流路11pの直下に配置されている。
第1アクチュエータ12x1及び/又は第2アクチュエータ12x2の駆動により、単位ノズル11nuを構成する2つのノズル11nからインク滴を吐出させることができる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、単位ノズル11nuの構成が第1実施形態と異なるが、第1実施形態と同様の構成を具備することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
共通流路として、供給流路及び帰還流路の両方が設けられることに限定されず、供給流路のみが設けられてもよい。共通流路は、2つの圧力室列の間に設けられてもよい。また、共通流路は、上述の実施形態では圧力室に対してノズルと同じ側(下側)にあるが、圧力室に対してノズルと反対側(上側)にあってもよい。
ノズル列の数は、上述の実施形態では1つであるが、複数であってもよい。
圧力室列の数は、上述の実施形態では2つであるが、1又は3以上であってもよい。
ノズルや圧力室の配置は任意であり、例えばノズルや圧力室が列を形成せずランダムに配置されてもよい。
単位ノズルは、1のノズル(第1〜第6実施形態)又は2つのノズル(第7実施形態)から構成されることに限定されず、3以上のノズルから構成されてもよい。
単位圧力室は、2つの圧力室から構成されることに限定されず、3以上の圧力室から構成されてもよい。
非吐出動作を行うタイミングは、任意であり、上述の実施形態のタイミングに限定されない。例えば、記録処理中、複数のノズルの一部からインク滴が吐出されているときに、複数のノズルの上記一部以外のノズル(インク滴を吐出していないノズル)に対して、非吐出動作を行ってよい。
非吐出動作において、第1実施形態では配列方向に沿った各列において1つおきにアクチュエータが駆動され、第2実施形態では配列方向に沿った各列において2つおきにアクチュエータが駆動されるが、これに限定されない。例えば、配列方向に沿った各列においてn個(n≧3)おきにアクチュエータが駆動されてもよい。或いは、配列方向に沿った各列において、別のアクチュエータを挟まない複数のアクチュエータが駆動されてもよい(例えば、第1駆動期間に、図2の複数の第1圧力室11m1のうちの上から1〜5番目と、複数の第2圧力室11m2のうちの下から1〜5番目とが駆動され、第2駆動期間に、複数の第1圧力室11m1のうちの下から1〜5番目と、複数の第2圧力室11m2のうちの上から1〜5番目とが駆動されてもよい)。
非吐出動作において、複数のアクチュエータのうちの一部が定常的に駆動されない限りは、例えば、単位圧力室を構成する2つの圧力室のそれぞれと対向する2つのアクチュエータの一方と他方とが、交互に駆動されず、2つのアクチュエータが同時に駆動されてもよい。具体的には、ある単位圧力室に対応する2つのアクチュエータにおいて、第1駆動期間に一方が駆動され、第2駆動期間に他方が駆動され、第2駆動期間の後の第3駆動期間に一方及び他方の両方が駆動されてもよい。また、複数の単位圧力室のうちの、一部に対応するアクチュエータにおいては、一方と他方とが交互に駆動され、一部以外に対応するアクチュエータにおいては、一方及び他方の両方が駆動されてもよい。
非吐出駆動信号の周波数は、吐出駆動信号の周波数以上であってもよい。
第1駆動期間を終了させて第2駆動期間を開始させるタイミングは、任意であり、上述の第4〜第6実施形態のタイミングに限定されない。
第4〜第6実施形態(図9)は、循環ポンプ7pの駆動によりヘッド1とサブタンク7との間でインクを循環させる構成であり、循環ポンプ7pの回転方向を切り替えることで、インクの流れを切り替えるが、これに限定されない。例えば、水頭差によってヘッドとサブタンクとの間でインクを循環させる構成の場合は、水頭差が逆になるように、適宜制御を行えばよい。
アクチュエータは、圧電素子を用いたピエゾ方式のものに限定されず、その他の方式(例えば、発熱素子を用いたサーマル方式、静電力を用いた静電方式等)のものであってもよい。
ヘッドは、シリアル式に限定されず、ライン式(即ち、位置が固定された状態で記録媒体に対して液体を吐出する方式)であってもよい。
液体吐出装置は、複数のヘッドを備えてもよい。
ノズルから吐出される液体は、インクに限定されず、任意の液体(例えば、インク中の成分を凝集又は析出させる処理液等)であってよい。
記録媒体は、用紙に限定されず、記録可能な任意の媒体(例えば、布等)であってよい。
本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。また、本発明は、画像の記録以外の用途で使用される液体吐出装置(例えば、基板に導電性の液体を吐出して導電パターンを形成する液体吐出装置)にも適用可能である。
5 制御部
7a 貯留室
9 用紙(記録媒体)
11m 圧力室
11mu 単位圧力室
11m1 第1圧力室
11m2 第2圧力室
11n ノズル
11nu 単位ノズル
11x 供給流路(共通流路)
11y 帰還流路(共通流路)
12x アクチュエータ
12x1 第1アクチュエータ
12x2 第2アクチュエータ
100 プリンタ(液体吐出装置)
411x,411y 共通流路(供給流路、帰還流路)
Sa1,Sa2 非吐出駆動信号
Sb 吐出駆動信号
T1 第1駆動期間
T2 第2駆動期間

Claims (12)

  1. 複数のノズルと、
    前記複数のノズルに連通する共通流路と、
    前記共通流路と前記複数のノズルとの間に設けられた複数の圧力室と、
    前記複数の圧力室のそれぞれと対向する複数のアクチュエータと、
    前記複数のアクチュエータの駆動を制御する制御部とを備え、
    前記複数のノズルは、前記複数のノズルのうちの1又は2以上からそれぞれ構成される、複数の単位ノズルを含み、
    前記複数の圧力室は、前記複数の圧力室のうち前記共通流路を介さずに互いに連通しかつ前記複数の単位ノズルのいずれかに連通する2以上の圧力室からそれぞれ構成される、複数の単位圧力室を含み、
    前記制御部は、前記複数のノズルから液滴を吐出させずに前記複数のノズル内の液体を振動させる非吐出動作において、第1駆動期間に前記複数のアクチュエータの一部を駆動させ、前記第1駆動期間の後の第2駆動期間に前記複数のアクチュエータの前記一部以外を駆動させることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記複数の圧力室は、配列方向に配列された複数の第1圧力室と、前記配列方向に配列されて前記配列方向と交差する交差方向に前記複数の第1圧力室のそれぞれと並ぶ複数の第2圧力室とを含み、
    前記複数の単位圧力室は、それぞれ、前記複数の第1圧力室のうちの1つと、当該1つの第1圧力室と前記交差方向に並ぶ、前記複数の第2圧力室のうちの1つとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記複数のアクチュエータは、前記複数の第1圧力室のそれぞれと対向する複数の第1アクチュエータと、前記複数の第2圧力室のそれぞれと対向する複数の第2アクチュエータとを含み、
    前記制御部は、
    前記第1駆動期間に、前記複数の第1アクチュエータのうちの1つ以上からなる第1選択アクチュエータと、前記複数の第2アクチュエータのうち、前記複数の第1アクチュエータのうちの前記第1選択アクチュエータ以外の第1アクチュエータと前記交差方向に並ぶ、1つ以上の第2アクチュエータからなる第2選択アクチュエータとを駆動させ、
    前記第2駆動期間に、前記複数の第1アクチュエータのうち、前記第1選択アクチュエータ以外の第1アクチュエータと、前記複数の第2アクチュエータのうち、前記第2選択アクチュエータ以外の第2アクチュエータとを駆動させることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記第1選択アクチュエータは、前記複数の第1アクチュエータのうち、1つ以上の別の第1アクチュエータを前記配列方向に挟む複数の第1アクチュエータであり、
    前記第2選択アクチュエータは、前記複数の第2アクチュエータのうち、前記別の第1アクチュエータと前記交差方向に並ぶ第2アクチュエータであることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1選択アクチュエータは、前記複数の第1アクチュエータのうち、1つの別の第1アクチュエータを前記配列方向に挟む複数の第1アクチュエータであることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記共通流路は、液体を貯留する貯留室から前記複数の圧力室に液体を供給する供給流路と、前記複数の圧力室から前記貯留室に液体を戻す帰還流路とを含み、
    前記複数の圧力室は、前記複数のノズルのいずれをも介さずに前記供給流路に連通する供給圧力室と、前記複数のノズルのいずれをも介さずに前記帰還流路に連通する帰還圧力室とを含み、
    前記制御部は、前記非吐出動作において、前記複数のアクチュエータのうち、前記供給圧力室と対向するアクチュエータを駆動させ、前記帰還圧力室と対向するアクチュエータを駆動させないことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  7. 前記制御部は、前記第1駆動期間の後、前記第2駆動期間の前に、前記貯留室から前記複数の圧力室を経て前記貯留室に戻る液体の流れを逆方向に切り替えることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記制御部は、
    前記複数のノズルから液滴を吐出させる吐出動作において、前記複数のアクチュエータに吐出駆動信号を付与し、
    前記非吐出動作において、前記複数のアクチュエータに、前記吐出駆動信号の周波数よりも低い周波数の非吐出駆動信号を付与することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  9. 前記複数の単位圧力室は、それぞれ、前記複数の圧力室のうちの2つの圧力室から構成され、
    前記制御部は、前記非吐出動作において、前記2つの圧力室のそれぞれと対向する2つの前記アクチュエータの一方と他方とを、交互に駆動させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  10. 前記制御部は、前記複数のアクチュエータの一部に付与される非吐出駆動信号のパルス数が閾値に達したときに、前記第1駆動期間を終了させ、前記第2駆動期間を開始させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  11. 前記制御部は、前記複数のノズルから吐出される液滴により画像が形成された記録媒体の数が閾値に達したときに、前記第1駆動期間を終了させ、前記第2駆動期間を開始させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  12. 前記制御部は、前記複数のノズルから吐出される液滴により形成される画像が切り替わったときに、前記第1駆動期間を終了させ、前記第2駆動期間を開始させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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