JP2019059027A - 親水性と撥油性が求められる用途の積層体とその製造方法 - Google Patents

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和弥 金杉
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【課題】良質な親水性と撥油性が求められる用途の積層体と、その積層体を製造する方法を提供する。【解決手段】本発明は、基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素と、フッ素とを含む無機膜が積層された、親水性と撥油性が求められる用途の積層体である。【選択図】図1

Description

本発明は、良質な親水性と撥油性が求められる用途の積層体とその製造方法に関する。
食品や化粧品などに使用される包装容器において、容器内部に水分と油分が混ざったエマルション内容物が残留することが課題となっており、エマルションを残留させることなく簡単に取り出す機能(身離れ性)が必要とされている。この身離れ性を向上させるためには、基材表面を親水化かつ撥油化(以下、親水撥油化とする)し、エマルション内容物中の水分を利用して基材表面に水膜を形成することが有効と言われており、これまでにコーティング剤やプラズマ処理を用いて親水撥油性を付与する技術が検討されている。
例えば、非特許文献1では、分子中に2−ヒドロキシエチルメタクリレート(親水基)とパーフルオロアルキルエチルアクリレート(撥水基)を併せた共重合体で基材表面をコーティングすると、滴下する環境(空気中又は水中)に応じて親水基と撥油基の配向(表面自由エネルギー)が変化し、親水撥油化できることが報告されている。
また、特許文献1では、特定のペルフルオロアルキル基含有化合物に、親水性付与基を付加すると親水撥油性が発現することが示されている。特に、フッ素終端された炭素数が多い化合物において、優れた親水撥油性が発現することが例示されている。
また、特許文献2には、パーフルオロカーボン(CF系)と酸素原子を有し、C−H結合およびハロゲン原子のいずれも有しない酸素含有化合物とが存在する雰囲気中でプラズマ処理することによって、基材の表面上に親水撥油膜を形成する例が示されている。
特開2016−74828号公報 特開2008−31511号公報
J.Soc.Comet.Chemi.Japan Vol.36 No.1 P45-49 2002
しかしながら、非特許文献1および特許文献1の方法は、親水撥油膜を形成する際に塗布工程や乾燥工程が必要となるため、プロセスが煩雑となり、製造コストが高くなる。
また、非特許文献1および特許文献1の方法は、いずれも親水基と撥油基を持つ長分子有機官能基を基材表面に露出することで親水撥油性を発現しているため、摩擦や引っ掻きに対する機械耐久性が得られにくい。
特許文献2の方法は、プラズマ処理を用いて親水撥油膜を形成するものであるが、酸素系ガスと重合性のあるパーフルオロカーボンをプラズマ重合させて薄膜を形成するため、気相中でパーティクルが発生し、基材表面に汚染物が吸着して光学特性が悪くなる。さらに、ヘキサフルオロプロピレン(C)などの重合性の高いパーフルオロカーボンを使用する場合には、プラズマ重合により、基材表面に長分子有機官能基が成長し、摩擦や引っ掻きに対する機械耐久性も十分に得られにくい。
本発明の目的は、上述した問題点を鑑みてなされたものであり、良質な親水性と撥油性が求められる用途の積層体とその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の積層体は、基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素とフッ素とを含む無機膜が積層された、親水性と撥油性が求められる用途の積層体である。
上記課題を解決する本発明の積層体の製造方法は、基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素からなる無機膜が積層された積層体の、前記無機膜にフッ素ガスを用いたプラズマ表面処理を施す、親水性と撥油性が求められる用途の積層体の製造方法である。
また、本発明は、基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素とフッ素とを含む無機膜が積層された積層体の、親水性と撥油性が求められる用途への使用である。
本発明によれば、良質な親水性と撥油性が求められる用途の積層体が提供される。また、本発明によれば、良質な親水性と撥油性が求められる用途の積層体を簡便に製造できる製造方法が提供される。
図1は、本発明の親水性と撥油性が求められる用途の積層体の一例を示す概略断面図である。 図2は、本発明の積層体を製造する製造装置の一例を示す概略断面図である。 図3は、本発明の積層体を製造する製造装置の別の一例を示す概略断面図である。 図4は、本発明の積層体を製造する製造装置の別の一例を示す概略断面図である。
[ 親水性と撥油性が求められる用途の積層体 ]
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の親水性と撥油性が求められる用途の積層体の一例を示す概略断面図である。本発明の親水性と撥油性が求められる用途の積層体は、基材1の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素と、フッ素とを含む無機膜2が形成されている。このような形態の積層体は既に広く知られているが、本願発明者らは、このような形態の積層体が優れた親水性と優れた撥油性とを兼ね備えていることを見出した。
基材1は、特に制限されないが、例えばチタン、アルミニウム、ステンレスなどの金属または金属合金、アルミナやガラスなどのセラミックス、ポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチックおよびそれら複合体などが挙げられる。
基材1の形状は、特に制限されないが、例えば繊維状、不織布状、フィルム状、円筒状、フィルター状などが挙げられる。
基材1の表面粗さは、数ナノ〜数十ミクロンオーダーで粗面化することが望ましい。これは、基材1表面に微細な凹凸形状を付与し、表面積を大きくすることで、水や油に対する濡れを強調できるためである。
無機膜2に含まれる金属元素は、アルミニウムや、リチウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどイオン化傾向がアルミニウムより大きな金属元素である。イオン化傾向が大きくなるほど水との反応性が大きくなり、水滴下時に基材表面に水和物が形成されやすくなる。なお、油と金属元素は反応し難いため、油滴下時には親油化しない。そのため、エマルション滴下時には、エマルション中の水分のみが金属元素と反応し、基材2表面に水膜を形成することができる。
後ほど示す実施例の結果から分かるように、無機膜2にアルミニウムが含まれることによって、無機膜2に優れた親水性が付与できる。そして上記説明で分かるように、イオン化傾向が大きくなるほど水和物が形成されやくなることから、無機膜2にイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素が含まれることによっても、無機膜2に優れた親水性が付与できることが理解できる。以下、表記を簡単にするため、アルミニウムと、イオン化傾向がアルミニウムより大きな金属元素とを合わせて「イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素」と表記する。これらの金属元素の中でもアルミニウムは、資源が豊富で安価であり、かつ人体に無害で安全性が高いため、特に好ましい。
無機膜2は、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成されている。イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素で親水性を付与する一方で、極性度の低いフッ素を無機膜2に含ませることによって撥油性を付与できる。なお、無機膜2の構成元素として、フッ素の他に、窒素や酸素などを含んでいてもよい。
本発明において、親水性と撥油性はJISR3257(1999年度版)に基づき、それぞれ室温20℃環境下において測定した水接触角と油接触角で評価する。本発明における「親水性と撥油性を有している」とは、この測定条件において、水接触角で20°以下かつ、ヘキサデカン油接触角で50°以上であることを意味する。水の接触角が小さいほど親水性が高いことを意味し、ヘキサデカン油接触角が大きいほど撥油性が高いことを意味する。なお、水の接触角は、滴下する雰囲気温度を上げるほど、水と金属元素の反応性が高くなり、親水化しやすくなる。
無機膜2表面のフッ素とイオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素のフッ素/金属元素濃度比率を変化させることで親水撥油性能を制御することができる。このフッ素/金属元素濃度比率が大きくなるほど撥油性が向上し、親水性が低下する。一方、フッ素/金属元素濃度比率が小さくなるほど親水性が向上し、撥油性が低下する。求める親水性と撥油性の程度に応じて、フッ素/金属元素濃度比率を適宜調整すればよい。
また、本発明における無機膜2とは、―CF―結合などが直線的に連結した分子構造を主な骨格として、親水基と撥油基を併せ持った直鎖状の長分子有機官能基を含まないものを指す。この無機膜2の表面に結合力の弱い直鎖状の長分子有機官能基を露出させないことで、積層体の機械的強度を向上することができる。
また、無機膜2の膜厚は100nm以上とすることが好ましい。膜厚が100nm以上になると無機膜2が連続膜となり、下地の基材1の影響を受けることなく親水撥油性を向上させることができる。
[ 親水性と撥油性が求められる用途の積層体の製造方法 ]
図2は、本発明の積層体を製造する製造装置の一例を示す概略断面図である。
製造装置12Aには、排気機構9が備えられた真空容器3の内部に、基材1を保持するための基材保持機構4と、基材保持機構4に対向して配置された薄膜形成ユニット5とが備えられている。基材保持機構4と薄膜形成ユニット5との間にはガス供給ノズル8が備えられている。
薄膜形成ユニット5で薄膜を形成する方法は、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成された金属フッ化膜が形成できる方法であればよく、蒸着、スパッタリング、CVDなどが例示される。薄膜形成ユニット5には電源7が接続されているが、薄膜形成方式に応じて、直流電源や交流電源を選択することができる。本発明において「交流」とは、時間により電圧値および電流値の大きさが常に変化するものをいう。時間とともに正弦波状にその値が変化するものが一般的であるが、この他にも矩形波状やパルス波状に値が変化するものも例示される。交流電源における電源7周波数は、特に規定されるものでは無いが、数kHzオーダーの低周波から数十MHzオーダーの高周波、数GHzオーダーのマイクロ波などが例示される。
ガス供給ノズル8から導入するガス種は、薄膜形成方式によって適宜変更することができる。例えば、スパッタリング法において、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成された固体原料6を用いる場合には、Ar、He、Neなどの不活性ガスを供給することが好ましい。これにより、固体原料6中の金属元素とフッ素とで構成された無機膜2が得られる。
また、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素を固体原料6に用いた反応性蒸着法や反応性スパッタリング法であれば、ガス供給ノズル8からフッ素系ガスを導入することが好ましい。これにより、金属元素とフッ素とで構成された無機膜2が得られる。なお、フッ素系ガスとしては、CFやCガス等の炭素数が2以下の分子構造のものが好ましい。これはフッ素系ガスの炭素数を2以下にすることで、気相中での重合反応をさらに抑えることができるためである。これにより、気相中でパーティクルを発生させることなく、無機膜2を形成することができる。また、積層体表面に長分子有機官能基を露出させること無く、機械強度を向上させることができる。
また、ガス供給ノズル8からガスを供給せず、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成された固体原料6を用いた蒸着法にて無機膜2を形成しても構わない。
また、基材保持機構4が薄膜形成ユニット5に対して移動してもよい。図2中に、基材保持機構2が薄膜形成ユニット5に対して移動する方向を両矢印で示す。このように基材保持機構4を移動させることにより、基材1が大きい面積のものであっても均一な処理を施すことができる。
図3は本発明の積層体を製造する製造装置の別の一例を示す概略断面図である。この図3に示す積層体の製造装置12Bでは、基材保持機構として円筒ドラム4’を用い、長尺の基材1を円筒ドラム4’の表面に接触させながら円筒ドラム4’の回転に伴って移動させる。このようにすることで、長尺の基材1の表面に連続的に無機膜2を形成する場合において、長尺の基材1をばたつきなく安定して走行させることができる。
図4は本発明の積層体を製造する製造装置のさらに別の一例を示す概略断面図である。この図4に示す積層体の製造装置12Cでは、薄膜形成ユニット5の下流側にプラズマ表面処理ユニット10と第2のガス供給ノズル11が備えられている。薄膜形成ユニット5において、蒸着法やスパッタリング法などにてイオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素のみで構成された無機膜2を形成した後、第2のガス供給ノズル11からフッ素系ガスを供給したプラズマ表面処理ユニット10でさらにプラズマ表面処理することが好ましい。これにより、イオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成された無機膜2を高速に形成することができる。また、プラズマ表面処理にて、無機膜2の最表面のみをフッ素化させることで、単位面積あたりのフッ素系ガスの使用量を減らすことができ、製造コストを抑えることができる。
また、基材1の材質がイオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素で構成されている場合には、フッ素系ガスを用いたプラズマ表面処理ユニット10にて、基材1表面にフッ素官能基のみを付与しても構わない。これにより、薄膜形成ユニット5を使用せず、固体原料6のコストを抑えることができる。
また、基材1にイオン化傾向がアルミニウム以上である金属元素とフッ素とで構成された無機膜2を形成した積層体に対して、さらにフッ素系ガスを用いたプラズマ表面処理を施しても構わない。例えば、積層体の撥油性が不十分な場合に、フッ素系ガスを用いたプラズマ表面処理を施すことで、さらに撥油性を高めることができる。
以下実施例で、本発明の親水性と撥油性が求められる用途の積層体を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
[実施例1]
図3に示す積層体の製造装置12Bにおいて、固体材料6をアルミニウムにし、基材1と固体原料6の対向する距離が25mmとなるように薄膜形成ユニット5を配置した。
薄膜形成ユニット5にはスパッタリング電極を用いた。
基材1には、厚み25μmのCPPフィルム(東レ株式会社製“トレファン”(登録商標)9041)を用いて、20m/分で搬送させた。
まず、排気機構9にて真空容器3内の圧力を10−1Pa以下まで排気した後、Cガスをガス供給ノズル8から100sccm供給し、図示していない調圧バルブの開度を変えて真空容器3内の圧力を5Paに調整した。その後、薄膜形成ユニット5に接続したDCパルス電源7出力を2000Wにして、反応性スパッタリングにて30秒間処理することで無機膜2を形成した。
上記にて形成した無機膜2の膜厚は、段差計(株式会社小坂研究所製 ET−10)を用いて測定して100nmであった。
無機膜2の親水撥油性は、接触角測定装置(協和界面化学製CA−X)を用いて、JISR3257(1999年度版)に基づき、室温20℃環境下において、水とヘキサデカン油に対する静的接触角をそれぞれ評価した。なお、滴下する液量は0.4μLとした。水接触角は7°、ヘキサデカン油接触角は51°となった。なお、無機膜2を形成していないCPPフィルムの水接触角は106°、ヘキサデカン油接触角は7°となった。
[比較例1]
実施例1に示す構成において、固体材料6をイオン化傾向がアルミニウムよりも小さな銅に変更した以外は同様の条件にて、積層体の無機膜2を形成した。無機膜2の水接触角は95°、ヘキサデカン油接触角は19°となった。
[比較例2]
実施例1に示す構成において、ガス供給ノズル8から供給するガス種を酸素ガスに変更した以外は同様の条件にて、積層体の無機膜2を形成した。無機膜2の水接触角は72°、ヘキサデカン油接触角は0°となった。
本発明の積層体は、親水性と撥油性の両方の機能が必要となる用途に適用することができる。例えば、食品や化粧品などの包装材料に応用することができるが、その応用範囲が、これらに限られるものではない。
1 基材
2 無機膜
3 真空容器
4 基材保持機構
4’ ドラム(基材保持機構)
5 薄膜形成ユニット
6 固体原料
7 電源
8 ガス供給ノズル
9 排気機構
10 プラズマ表面処理ユニット
11 第2のガス供給ノズル
12A、12B、12C 積層体の製造装置

Claims (3)

  1. 基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素と、フッ素とを含む無機膜が積層された、親水性と撥油性が求められる用途の積層体。
  2. 基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素からなる無機膜が積層された積層体の、前記無機膜にフッ素ガスを用いたプラズマ表面処理を施す、親水性と撥油性が求められる用途の積層体の製造方法。
  3. 基材の少なくとも一方の面に、アルミニウムおよび/またはイオン化傾向がアルミニウムよりも大きな金属元素と、フッ素とを含む無機膜が積層された積層体の、親水性と撥油性が求められる用途への使用。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020256043A1 (ja) * 2019-06-21 2020-12-24 Dic株式会社 フッ素樹脂被覆体及びその製造方法
WO2022255179A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 リケンテクノス株式会社 複合膜の製造方法、及び有機無機ハイブリッド膜の製造方法

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