JP2019058437A - 眼科装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に、実施形態に係る眼科装置の光学系の構成例を示す。眼科装置1000は、被検眼Eの検査を行うための光学系として、Zアライメント系1、XYアライメント系2、ケラト測定系3、視標投影系4、前眼部観察系5、レフ測定投射系6、及びレフ測定受光系7を含む。
前眼部観察系5は、被検眼Eの前眼部を動画撮影する。前眼部観察系5を経由する光学系において、撮像素子59の撮像面は瞳孔共役位置Qに配置されている。前眼部照明光源51は、被検眼Eの前眼部に照明光(例えば、赤外光)を照射する。被検眼Eの前眼部により反射された光は、対物レンズ52を通過し、ダイクロイックミラー53を透過し、ハーフミラー54を透過し、リレーレンズ55及び56を通過し、ダイクロイックミラー57を透過する。ダイクロイックミラー57を透過した光は、結像レンズ58により撮像素子59(エリアセンサ)の撮像面に結像される。撮像素子59は、所定のレートで撮像及び信号出力を行う。撮像素子59の出力(映像信号)は、後述の処理部9に入力される。処理部9は、この映像信号に基づく前眼部像を後述の表示部の表示画面に表示させる。前眼部像は、例えば赤外動画像である。
Zアライメント系1は、前眼部観察系5の光軸方向(前後方向、Z方向)におけるアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに投射する。Zアライメント光源11から出力された光は、被検眼Eの角膜に投射され、角膜により反射され、結像レンズ12によりラインセンサ13のセンサ面に結像される。角膜頂点の位置が前眼部観察系5の光軸方向に変化すると、ラインセンサ13のセンサ面における光の投射位置が変化する。処理部9は、ラインセンサ13のセンサ面における光の投射位置に基づいて被検眼Eの角膜頂点の位置を求め、これに基づき光学系を移動させる機構を制御してZアライメントを実行する。
XYアライメント系2は、前眼部観察系5の光軸に直交する方向(左右方向(X方向)、上下方向(Y方向))のアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。XYアライメント系2は、ハーフミラー54により前眼部観察系5から分岐された光路に設けられたXYアライメント光源21を含む。XYアライメント光源21から出力された光は、ハーフミラー54により反射され、前眼部観察系5を通じて被検眼Eに投射される。被検眼Eの角膜による反射光は、前眼部観察系5を通じて撮像素子59に導かれる。
ケラト測定系3は、被検眼Eの角膜の形状を測定するためのリング状光束(赤外光)を角膜に投射する。ケラト板31は、対物レンズ52と被検眼Eとの間に配置されている。ケラト板31の背面側(対物レンズ52側)にはケラトリング光源(図示せず)が設けられている。ケラトリング光源からの光でケラト板31を照明することにより、被検眼Eの角膜にリング状光束が投射される。被検眼Eの角膜からの反射光(ケラトリング像)は撮像素子59により前眼部像とともに検出される。処理部9は、このケラトリング像を基に公知の演算を行うことで、角膜の形状を表す角膜形状パラメータを算出する。
視標投影系4は、固視標や自覚検査用視標等の各種視標を被検眼Eに呈示する。光源41から出力された光(可視光)は、コリメートレンズ42により平行光束とされ、視標チャート43に照射される。視標チャート43は、例えば透過型の液晶パネルを含み、視標を表すパターンを表示する。視標チャート43を透過した光は、リレーレンズ44及び45を通過し、反射ミラー46により反射され、ダイクロイックミラー68を透過し、ダイクロイックミラー53により反射される。ダイクロイックミラー53により反射された光は、対物レンズ52を通過して眼底Efに投射される。光源41、コリメートレンズ42及び視標チャート43は、一体となって光軸方向に移動可能である。
レフ測定投射系6及びレフ測定受光系7は他覚屈折測定(レフ測定)に用いられる。レフ測定投射系6は、他覚測定用のリング状光束(赤外光)を眼底Efに投射する。レフ測定受光系7は、このリング状光束の被検眼Eからの戻り光を受光する。
眼科装置1000の処理系の構成について説明する。眼科装置1000の処理系の機能的構成の例を図4及び図5に示す。図4は、眼科装置1000の処理系の機能ブロック図の一例を表したものである。図5は、図4の演算処理部120の機能ブロック図の一例を表したものである。
制御部110は、眼科装置1000の各部を制御する。制御部110は、主制御部111と、記憶部112とを含む。
演算処理部120は、例えば、角膜形状パラメータや眼屈折力値など、眼屈折力を表すパラメータを求めるための各種の演算を実行する。演算処理部120は、解析部121を含む。
表示部170は、制御部110による制御を受けて情報を表示する。操作部180は、眼科装置1000の操作や情報入力に使用される。操作部180は、各種のハードウェアキー(ジョイスティック、ボタン、スイッチなど)、及び/又は、表示部170に提示される各種のソフトウェアキー(ボタン、アイコン、メニューなど)を含む。
通信部190は、外部装置と通信する機能を持つ。通信部190は、外部装置との接続形態に応じた通信インターフェイスを備える。外部装置の例として、レンズの光学特性を測定するための眼鏡レンズ測定装置がある。眼鏡レンズ測定装置は、被検者が装用する眼鏡レンズの度数などを測定し、この測定データを眼科装置1000に入力する。また、外部装置は、任意の眼科装置、記録媒体から情報を読み取る装置(リーダ)や、記録媒体に情報を書き込む装置(ライタ)などでもよい。更に、外部装置は、病院情報システム(HIS)サーバ、DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)サーバ、医師端末、モバイル端末、個人端末、クラウドサーバなどでもよい。
実施形態に係る眼科装置1000の動作について説明する。眼科装置1000の動作の一例を図6に示す。図6は、眼科装置1000の動作例のフロー図を表したものである。以下では、光源41、コリメートレンズ42及び視標チャート43を含む視標ユニットが光軸方向に移動されるものとする。
図示しない顔受け部に被検者の顔が固定された状態で、検者が操作部180に対して所定の操作を行うことで、眼科装置1000は、光源41及び視標チャート43により固視標として輝点を被検眼Eに投射し、アライメントを実行する。
主制御部111は、光源41及び視標チャート43により固視標を被検眼Eに呈示させ、ケラト測定を実行させる。
主制御部111は、光源41及び視標チャート43を制御することにより固視標を被検眼Eに呈示させ、レフ測定を実行させる。
制御部110は、例えば、操作部180に対するユーザの指示に基づき、視標チャート43を制御することにより所望の視標を表示させる。また、制御部110は、他覚測定の結果に応じた位置に視標ユニットを移動する。制御部110は、操作部180に対するユーザの指示に応じた位置に視標ユニットを移動させてもよい。
実施形態又は変形例に係る眼科装置の作用及び効果について説明する。
以上に示された実施形態は、この発明を実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内において任意の変形、省略、追加等を施すことが可能である。
2 XYアライメント系
3 ケラト測定系
4 視標投影系
5 前眼部観察系
6、6a レフ測定投射系
7 レフ測定受光系
9 処理部
63 円錐プリズム
64 フィールドレンズ
65 リング絞り
69 リングレンズ
110 制御部
111 主制御部
121 解析部
1000、1000a 眼科装置
Claims (7)
- 被検眼の眼屈折力を測定する眼科装置であって、
前記被検眼の眼底と光学的に略共役な位置に配置された光源からの光を前記被検眼に投射する投射系と、
前記投射系により投射された光の前記眼底からの戻り光を受光する受光系と、
前記受光系による前記戻り光の受光結果に基づいて前記被検眼の眼屈折力値を求める解析部と、
を含み、
前記投射系は、
前記被検眼の瞳孔と光学的に略共役な位置に配置され、所定のパターン状の透光部が形成された絞りと、
前記光源からの光を偏向して前記透光部に導く偏向部材と、
を含み、前記透光部を透過した光を前記被検眼に投射する、
眼科装置。 - 前記投射系は、前記偏向部材と前記絞りとの間に配置されたフィールドレンズを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記フィールドレンズのレンズ面に前記絞りが貼り付けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。 - 前記偏向部材における前記偏向された光の出射面に前記絞りが貼り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記絞りは、前記透光部がリング状に形成されたリング絞りである
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記偏向部材は、円錐面に入射した前記光源からの光を偏向し底面から出射する円錐プリズムを含む
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記偏向部材は、リングレンズを含む
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科装置。
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