JP2019058285A - 活動支援方法、プログラム、及び活動支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象者に対して適切な実行すべき活動を提示し易い活動支援方法、プログラム、及び活動支援システムを提供すること。【解決手段】活動支援方法は、生成ステップS2と、取得ステップS4と、提示ステップS5と、を有する。生成ステップS2は、入力された身体情報に基づいて対象者の活動メニューを1以上のプロセッサにより生成するステップである。取得ステップS4は、ネットワークを介して、生成ステップS2にて生成された活動メニューを取得するステップである。提示ステップS5は、取得ステップS4にて取得した活動メニューを提示するステップである。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に活動支援方法、プログラム、及び活動支援システムに関し、より詳細には、対象者の活動を支援する活動支援方法、プログラム、及び活動支援システムに関する。
従来、ユーザの運動を支援する運動支援システムが知られており、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の運動支援システムは、リスト機器及びチェスト機器と、撮像機器と、ネットワークサーバと、ユーザ端末と、を備えている。リスト機器及びチェスト機器は、ユーザのランニング動作中のセンサデータを取得する。撮像機器は、センサデータ等に同期してランニング映像を取得する。ネットワークサーバは、センサデータ等、ランニング映像を加工、分析処理することで、ユーザとエリートランナーとの比較映像、指導項目ごとに比較映像に重畳表示される指標、及び指導項目に応じたアドバイステキストを含むアドバイスデータを作成する。ユーザ端末は、アドバイスデータを、ネットワークを介して所定の表示形態で表示する。
特開2015−119833号公報
特許文献1に記載の運動支援システムでは、ユーザ(対象者)が自発的に行うランニング動作(活動)に対するアドバイスを対象者に提供しているが、その活動が対象者にとって適切な活動であるか否かは不明である。このため、この運動支援システムでは、対象者に対して適切な実行すべき活動を提示し難い、という問題があった。
本開示は、上記の点に鑑みてなされており、対象者に対して適切な実行すべき活動を提示し易い活動支援方法、プログラム、及び活動支援システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る活動支援方法は、生成ステップと、取得ステップと、提示ステップと、を有する。前記生成ステップは、入力された身体情報に基づいて対象者の活動メニューを1以上のプロセッサにより生成するステップである。前記取得ステップは、ネットワークを介して、前記生成ステップにて生成された前記活動メニューを取得するステップである。前記提示ステップは、前記取得ステップにて取得した前記活動メニューを提示するステップである。
本開示の一態様に係るプログラムは、上記の活動支援方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様に係る活動支援システムは、生成部と、取得部と、提示部と、を備える。前記生成部は、入力された身体情報に基づいて対象者の活動メニューを1以上のプロセッサにより生成する。前記取得部は、ネットワークを介して、前記生成部で生成された前記活動メニューを取得する。前記提示部は、前記取得部で取得した前記活動メニューを提示する。
本開示は、対象者に対して適切な実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る活動支援システムの動作(活動支援方法)の一例を示すフローチャートである。 図2は、同上の活動支援システムにおける施設での動作の一例を示す概念図である。 図3は、同上の活動支援システムにおけるユーザ宅での動作の一例を示す概念図である。 図4は、同上の活動支援システムの構成を示すブロック図である。 図5A〜図5Cは、それぞれ同上の活動支援システムにおいて、提示部が提示する活動メニューの一例を示す概念図である。 図6は、同上の活動支援システムの動作(活動支援方法)の他の一例を示すフローチャートである。
(1)概要
本実施形態に係る活動支援方法は、図1〜図3に示すように、対象者200の活動を支援するための方法である。本開示でいう「活動」は、対象者200の日常生活における行動全般を意味する。つまり、「活動」は、例えばリハビリテーション(rehabilitation)、トレーニングなどの対象者200の運動のみならず、食事などの対象者200が栄養を摂取する行動、及び対象者200によるサークル活動といった精神的な行動も含む。本開示でいう「リハビリテーション」は、例えば、加齢、病気又はけが等により身体能力及び認知機能等が低下した状態の人を対象とし、対象者の自立した日常生活を可能とするために行う、身体的又は心理的な訓練を意味する。
本実施形態では、一例として、いわゆる「フレイル」と呼ばれる程度に身体能力が低下した高齢者であって、自立した日常生活を送ることを目的としている者を、対象者200とする場合について説明する。つまり、以下で説明する活動支援方法は、対象者200のリハビリテーションを支援するための方法である。
活動支援方法は、図1に示すように、生成ステップS2と、取得ステップS4と、提示ステップS5と、を有している。生成ステップS2は、入力された身体情報に基づいて対象者200の活動メニューM1(図5A〜図5C参照)を1以上のプロセッサにより生成するステップである。本開示でいう「身体情報」は、例えば、対象者200の年齢、性別、身長、体重、BMI(Body Mass Index)、運動能力、及び身体的又は精神的な疾患の有無などを含む。「運動能力」は、対象者200が身体(手、足、首及び腰など)を動かす能力であって、例えば、握力、姿勢を維持する能力(開眼片足立ちの状態を維持する時間)などを含む。また、本開示でいう「活動メニュー」は、対象者200に対して特定の活動等を指示するために対象者200に提示されるメニューである。
本実施形態では、身体情報の入力は、リハビリテーションセンタ等の施設1(以下、「第1場所」ともいう)にて行われる。身体情報の入力は、一例として図2に示すように、対象者200の動作を測定することで行われる。身体情報の入力は、例えばキーボード又はマイクロフォン等の入力装置を用いて、問診形式で行われてもよい。また、本実施形態では、身体情報の入力は、理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士等のセラピストの補助無しで対象者200が自ら行っているが、セラピストの補助がある状態で対象者200が行ってもよい。問診形式での身体情報の入力の場合は、対象者200ではなく、セラピスト、対象者200の家族などの対象者200の代理人等が入力を行ってもよい。
生成ステップS2では、1以上のプロセッサが、施設1にて入力された身体情報に基づいて、対象者200が自宅4(以下、「第2場所」ともいう)にて実行し得るリハビリテーション用の活動メニューM1を生成する。活動メニューM1は、例えば、歩行動作、片足立ち動作、起き上がり動作、立ち座り動作及び踏み台昇降動作等の、日常生活で必要となる対象者200の種々の動作を訓練するためのメニューを含む。本開示でいう「起き上がり動作」は対象者200が寝転んだ状態から起き上がる動作を意味し、本開示でいう「立ち座り動作」は対象者200が椅子から立ち上がる動作及び/又は椅子に座る動作を意味する。また、活動メニューM1は、例えば、対象者200の健康を回復又は維持するために必要な栄養素を採るための料理のレシピを含む。
また、本開示でいう「生成」は、身体情報に基づいて新たな活動メニューM1を生成すること、身体情報に基づいて既存の活動メニューM1の一部を変更することを含む。その他、「生成」は、身体情報に基づいて既存の複数の活動メニューM1から対象者200に適した活動メニューM1を選択することを含む。このように、生成ステップS2では、どの対象者200にいずれの活動メニューM1を実施させるかが、身体情報に基づいて自動的に決定される。生成ステップS2で生成された活動メニューM1は、ネットワークN1を介してサーバ2へアップロードされ、サーバ2にて記憶される(図4参照)。
取得ステップS4は、ネットワークN1を介して、生成ステップS2にて生成された活動メニューM1を取得するステップである。本実施形態では、取得ステップS4は、図3に示すように、対象者200の自宅4にて行われる。具体的には、対象者200が、対象者200の所有する操作端末3を操作し、ネットワークN1を介してサーバ2に記憶されている活動メニューM1をダウンロードすることで、取得ステップS4が実行される。操作端末3は、例えばタブレット端末又はスマートフォン等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ(ラップトップ型を含む)、テレビ受像機、時計型などの各種のウェアラブル端末、又は専用の装置などである。
提示ステップS5は、取得ステップS4にて取得した活動メニューM1を提示するステップである。本実施形態では、提示ステップS5は、取得ステップS4と同様に、対象者200の自宅4にて行われる。具体的には、操作端末3にダウンロードされた活動メニューM1を、例えば音声で操作端末3から出力したり、又は画像(静止画像又は動画像)で操作端末3の表示部34に表示したりすることで、提示ステップS5が実行される(図5A〜図5C参照)。
上述のように、生成ステップS2は、第1場所にて行われ、取得ステップS4及び提示ステップS5は、第1場所から離れた第2場所にて行われる。このように、本実施形態では、対象者200が施設1で身体情報を入力することで生成される活動メニューM1を、対象者200の自宅4にて提示することが可能である。このため、本実施形態では、対象者200に対して適切な活動メニューM1、つまり実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る活動支援方法を実施するためのシステムである活動支援システム100の構成について図2〜図4を用いて説明する。本実施形態に係る活動支援システム100は、図4に示すように、施設1に設けられた施設用システム10と、サーバ2と、操作端末3と、を備えている。施設用システム10と、サーバ2と、操作端末3とは、ネットワークN1を介して互いに接続されている。本実施形態では、サーバ2は、活動支援システム100の構成要素ではないこととして説明するが、サーバ2は活動支援システム100の構成要素に含まれてもよい。また、サーバ2は必須の構成ではなく、適宜省略されてもよい。
施設用システム10は、第1入力部11と、第1処理部12と、第1通信部13と、第1記憶部14と、を備えている。施設用システム10は、1以上のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを主構成として実現されている。そして、1以上のプロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、第1入力部11、第1処理部12、及び第1通信部13の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第1入力部11は、対象者200が身体情報を入力するための入力装置である。第1入力部11に入力された身体情報は、第1処理部12に与えられる。本実施形態では、施設用システム10には、図2に示すように、センサ装置111と、表示装置112と、が接続されている。施設用システム10と、センサ装置111及び表示装置112の各々との間の通信方式は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介した双方向の有線通信である。施設用システム10と、センサ装置111又は表示装置112との間の通信方式は、有線通信に限らず、無線通信であってもよい。
センサ装置111は、検知空間内での対象者200の位置、及び対象者200の姿勢を検知する装置である。本開示でいう「検知空間」は、センサ装置111によって規定される適当な大きさの空間であって、第1入力部11への身体情報の入力時においては、対象者200はこの検知空間内に存在していることとする。センサ装置111は、例えば室内の壁面300に設置されている。この壁面300には、後述するように表示装置112によって映像が投影されるので、基本的には、対象者200は壁面300側(センサ装置111側)を向く。センサ装置111は、カメラ(イメージセンサ)及び深度センサ等の複数のセンサを有している。センサ装置111は、これら複数のセンサの出力に対して適宜の信号処理を実行するプロセッサ等を更に有している。
本実施形態では、センサ装置111は、対象者200を撮像した撮像画像、左右方向及び奥行方向(対象者200の前後方向)を含めた対象者200の位置、並びに対象者200の姿勢を検知する。つまり、センサ装置111は、水平面内での対象者200の位置(重心位置を含む)を検知する。更に、センサ装置111は、対象者200の姿勢について、例えば、前傾か後傾か、背中、腰、ひざ等のどこが、どの向きに、何度曲がっているか、ということ等を検知する。本実施形態では、センサ装置111により検知される、検知空間内での対象者200の位置に関する情報、及び対象者200の姿勢に関する情報は、対象者200の身体情報として施設用システム10の第1入力部11に与えられる。このように、対象者200に特定の姿勢(ここでは、片足立ち)をとらせ、対象者200が特定の姿勢を所定時間維持できるか否か等により、対象者200の筋力が十分にあるか否か、又は関節の柔軟性が十分にあるか否か等を測定することが可能である。
表示装置112は、一例として、室内の壁面300の一部(スクリーン領域301)に映像を投影するプロジェクタ装置からなる。表示装置112は、例えば室内の天井面に取り付けられている。表示装置112は、壁面300におけるセンサ装置111の下方に設定されたスクリーン領域301に、フルカラーの任意の映像を投影する。表示装置112は、壁面300に限らず、床面、天井面又は専用スクリーン等に映像を投影することも可能である。表示装置112は、二次元の映像を表示する構成に限らず、例えば、3D(three dimensions)プロジェクションマッピング等の技術を利用して三次元の映像を表示してもよい。特に、表示装置112が仮想現実(VR:Virtual Reality)空間を生成する場合には、表示された映像を見る対象者200に没入感を与えることができる。
図2に示す例では、対象者200の反転映像302及び見本映像303が、スクリーン領域301に表示されている。反転映像302は、センサ装置111のカメラで対象者200の正面から撮像した対象者200の全身の映像を左右反転させた映像である。この反転映像302は、略リアルタイムで表示され、かつ対象者200において鏡に映った自身の像(鏡像)と同様に視認されるように、大きさ及びスクリーン領域301内での表示位置等が調整されている。見本映像303は、身体情報の入力に当たり模範となる動き(姿勢等)を規定する映像である。図2に示す例では、「片足立ち」における正しい姿勢を示すスティックピクチャが、見本映像303として反転映像302に重ねて表示されている。
第1処理部12(以下、「生成部12」ともいう)は、上述の生成ステップS2を実行する機能を有している。つまり、生成部12は、第1入力部11に入力された対象者200の身体情報に基づいて、対象者200の活動メニューM1を1以上のプロセッサにより生成する。本実施形態では、第1処理部12は、身体情報として入力された対象者200の姿勢と、基準データで規定されている基準姿勢との差分(ずれの大きさ)、及び対象者200が片足立ちの姿勢を維持できた時間の長さ等から、対象者200の運動能力を評価する。そして、第1処理部12は、対象者200の運動能力の評価に応じて、第1記憶部14に記憶された複数の活動メニューM1から活動メニューM1を選択することで、対象者200に対する活動メニューM1を生成する。
また、第1処理部12は、生成する活動メニューM1を更新する更新ステップS9(図6参照)を実行する機能を有している。更新ステップS9は、結果取得ステップS6(後述する)にて取得した対象者200の活動結果(後述する)に基づいて、活動メニューM1を1以上のプロセッサにより更新するステップである。本開示でいう「活動結果」は、提示された活動メニューM1を対象者200が実施した結果である。更新ステップS9については、後述する「(3.2)対象者の活動結果の評価、及び活動メニューの更新」にて詳しく説明する。
第1通信部13は、ネットワークN1を介して、サーバ2又は操作端末3と通信するための通信インタフェースである。本実施形態では、第1通信部13と、サーバ2又は操作端末3との間の通信方式は、双方向の無線通信である。第1通信部13は、第1処理部12に制御されることにより、第1処理部12で生成された活動メニューM1を、ネットワークN1を介してサーバ2へ送信する。
第1記憶部14は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能な不揮発性メモリを含む。第1記憶部14は、第1処理部12にて活動メニューM1を生成する際に選択され得る複数の活動メニューM1を記憶している。
サーバ2は、第2通信部21と、第2処理部22と、第2記憶部23と、を備えている。サーバ2は、1以上のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを主構成として実現されている。そして、1以上のプロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、第2通信部21及び第2処理部22の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第2通信部21は、ネットワークN1を介して、施設用システム10又は操作端末3と通信するための通信インタフェースである。本実施形態では、第2通信部21と、施設用システム10又は操作端末3との間の通信方式は、双方向の無線通信である。第2通信部21は、ネットワークN1を介して施設用システム10の第1通信部13と通信することにより、第1処理部12で生成した活動メニューM1を受信する。また、第2通信部21は、第2処理部22に制御されることにより、後述する対象者200の活動結果、及び活動結果に対する評価を、ネットワークN1を介して施設用システム10へ送信する。第2通信部21は、第2処理部22に制御されることにより、第2記憶部23に記憶している対象者200に対する活動メニューM1(つまり、第1処理部12で生成した活動メニューM1)を、ネットワークN1を介して操作端末3へ送信する。また、第2通信部21は、ネットワークN1を介して第3通信部31と通信することにより、操作端末3に入力された活動結果を受信する。
第2処理部22は、対象者200の活動結果を評価する評価ステップS8(図6参照)を実行する機能を有している。評価ステップS8は、生成ステップS2にて生成された活動メニューM1と、結果取得ステップS6(後述する)にて取得した対象者200の活動結果とに基づいて、対象者200の活動を1以上のプロセッサにより評価するステップである。評価ステップS8については、後述する「(3.2)対象者の活動結果の評価、及び活動メニューの更新」にて詳しく説明する。
第2記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)のような補助記憶装置を含む。第2記憶部23は、第2通信部21にて受信した活動メニューM1を、対象者200を識別するための識別情報(ユーザID)と紐付けて記憶する。また、第2記憶部23は、第2通信部21にて受信した活動結果を、対象者200の識別情報と紐付けて記憶する。
操作端末3は、第3通信部31と、第3処理部32と、第2入力部33と、表示部34と、を備えている。操作端末3は、1以上のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを主構成として実現されており、一例として汎用のタブレット端末である。そして、操作端末3では、専用のアプリケーションソフトがインストールされ、このアプリケーションソフトが起動されることにより、第3通信部31、第3処理部32、第2入力部33、及び表示部34の機能が実現される。
操作端末3は、タッチパネルディスプレイを搭載しており、タッチパネルディスプレイにて、対象者200の操作を受け付ける機能と、対象者200に情報を表示する機能と、が実現される。タッチパネルディスプレイは、例えば液晶ディスプレイ、又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成される。操作端末3は、タッチパネルディスプレイに表示される画面上でのボタン等のオブジェクトの操作(タップ、スワイプ、ドラッグ等)を検出することをもって、ボタン等のオブジェクトが操作されたことと判断する。このように、タッチパネルディスプレイは、各種の表示に加えて、対象者200からの操作入力を受け付けるユーザインタフェースとして機能する。つまり、本実施形態では、操作端末3のタッチパネルディスプレイが第2入力部33及び表示部34の機能を実現している。
第3通信部31は、ネットワークN1を介して、施設用システム10又はサーバ2と通信するための通信インタフェースである。本実施形態では、第3通信部31と、施設用システム10又はサーバ2との間の通信方式は、双方向の無線通信である。第3通信部31は、ネットワークN1を介してサーバ2の第2通信部21と通信することにより、サーバ2に記憶された対象者200に対する活動メニューM1を受信する。言い換えれば、第3通信部31(以下、「取得部31」ともいう)は、上述の取得ステップS4を実行する機能を有している。つまり、取得部31は、ネットワークN1を介して、第1処理部(生成部)12で生成された活動メニューM1を取得する。
例えば、第2入力部33にて対象者200による要求操作を受け付けることで、第3処理部32は、サーバ2に対して対象者200に紐付けられた活動メニューM1の送信を要求する。これにより、第3通信部31は、ネットワークN1を介して、サーバ2から活動メニューM1を受信する。また、例えば、対象者200が、施設1にて配布されたQRコード(登録商標)を操作端末3の内蔵カメラを用いて読み取り、コードに含まれるURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする。これにより、第3通信部31は、ネットワークN1を介して、サーバ2から活動メニューM1を受信する。
ここで、サーバ2から送信される活動メニューM1は、サーバ2の第2記憶部23に記憶されている。つまり、本実施形態では、取得ステップS4にて、生成ステップS2で生成された活動メニューM1を記憶する第2記憶部23(記憶部)から、活動メニューM1を取得している。言い換えれば、本実施形態では、取得ステップS4にて、生成ステップS2で生成された活動メニューM1を施設用システム10から取得するのではなく、サーバ2にて一時的に記憶された活動メニューM1をサーバ2から取得している。
したがって、本実施形態では、施設1にて活動メニューM1を生成した時点で活動メニューM1を対象者200に提示するのではなく、この時点から所定の時間を空けた後に対象者200に活動メニューM1を提示することが可能になる。また、対象者200に対して過去に提示した活動メニューM1の履歴を第2記憶部23に記憶すれば、対象者200は、サーバ2に要求することで活動メニューM1の履歴を参照することが可能になる。
第3処理部32(以下、「提示部32」ともいう)は、上述の提示ステップS5を実行する機能を有している。つまり、提示部32は、第3通信部(取得部)31で取得した活動メニューM1を提示する。活動メニューM1は、例えば図5A〜図5Cに示すように、操作端末3の表示部34に表示されることで、対象者200に提示される。
図5Aに示す例では、活動メニューM1として、運動メニューM11と、料理メニューM12とが表示部34に表示されている。運動メニューM11は、例えば腕立て伏せ、スクワット、開眼片足立ちなど、対象者200の身体のうち強化すべき1以上の特定部位を鍛えるための運動のメニューである。表示部34には、運動メニューM11として、対象者200が実行すべき運動方法を解説するためのテキスト及び図(写真を含む)が表示される。料理メニューM12は、例えばサラダなど、対象者200が摂取不足である栄養を補給するために適した料理のレシピである。表示部34には、料理メニューM12として、対象者が作るべき料理を解説するためのテキスト及び図(写真を含む)が表示される。
図5Bに示す例では、表示部34には、運動メニューM11として、対象者200が実行すべき運動を解説するための動画が表示されている。この動画は、例えば表示部34に図5Aに示す画像が表示されている状態において、運動メニューM11をタッチする等、対象者200が操作端末3に対して特定の操作を実行することで表示される。また、図5Cに示す例では、表示部34には、料理メニューM12として、対象者200が作るべき料理を解説するための動画が表示されている。この動画は、例えば表示部34に図5Aに示す画像が表示されている状態において、料理メニューM12をタッチする等、対象者200が操作端末3に対して特定の操作を実行することで表示される。
(3)動作
(3.1)対象者に対する活動メニューの提示
以下、活動支援システム100による、対象者200に対する活動メニューM1を提示する動作(つまり、活動支援方法による活動メニューM1の提示方法)について図1を用いて説明する。まず、施設1にて、対象者200又は対象者200の代理人が、対象者200の身体情報を入力する(ステップS1)。本実施形態では、既に述べたように、センサ装置111及び表示装置112を用いて対象者200の位置及び姿勢を検知することで、対象者200の身体情報が施設用システム10の第1入力部11に入力される。次に、第1処理部12の1以上のプロセッサが、第1入力部11に入力された対象者200の身体情報に基づいて、活動メニューM1を生成する(生成ステップS2)。生成された活動メニューM1は、第1通信部13及びネットワークN1を介してサーバ2へ送信される。サーバ2の第2処理部22は、第2通信部21にて活動メニューM1を受信すると、受信した活動メニューM1を対象者200と紐付けて第2記憶部23に記憶する(ステップS3)。
その後、対象者200が自宅4にて操作端末3を操作し、サーバ2からダウンロードすることで、活動メニューM1をサーバ2から取得する(取得ステップS4)。サーバ2から取得した活動メニューM1は、操作端末3のメモリに記憶される。そして、対象者200が自宅4にて操作端末3を操作し、活動メニューM1を表示部34に表示させることで、活動メニューM1が対象者200に提示される(提示ステップS5)。したがって、対象者200は、表示部34に表示される活動メニューM1を見ながら、自宅4にて活動メニューM1を実施することが可能である。
上述のように、本実施形態では、対象者200が施設1で身体情報を入力することで生成される活動メニューM1を、対象者200の自宅4にて提示することが可能である。このため、本実施形態では、対象者200に対して適切な活動メニューM1、つまり実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。また、本実施形態では、対象者200は施設1にて身体情報を入力するだけでよく、自ら活動メニューM1を立案する必要がない、という利点がある。
更に、本実施形態では、対象者200が施設1とは異なる場所(ここでは、対象者200の自宅4)にて活動メニューM1を実施し易い、という利点がある。例えば、施設1にて、セラピストの補助の下、対象者200が活動メニューM1を実施した場合でも、対象者200が活動メニューM1を体得できなかったり、体得した活動メニューM1を忘れたりする可能性がある。このような場合、対象者200は、自宅4にて同じ活動メニューM1を実施することは難しい。また、例えば施設1に活動メニューM1を実施するために必要なスペースが無かったり、施設1が公衆の目に触れ易い施設であったりする場合、施設1にて対象者200が活動メニューM1を実施することができない。このような場合、対象者200には、そもそも施設1にて活動メニューM1を体得する機会が無い。
これに対して、本実施形態では、上記のような場合であっても、対象者200は、自宅4にて活動メニューM1を実施することが可能である。また、本実施形態では、セラピストが対象者200に対して活動メニューM1を指導しなくてもよく、セラピストの負担を軽減できる、という利点もある。
(3.2)対象者の活動結果の評価、及び活動メニューの更新
以下、活動支援システム100による、対象者200の活動結果を評価する動作、及び活動メニューM1を更新する動作(つまり、活動支援方法による活動結果の評価方法、及び活動メニューM1の更新方法)について図6を用いて説明する。これらの動作は、「(3.1)対象者に対する活動メニューの提示」での動作が行われた後、つまり、対象者200に活動メニューM1が提示された後に実行される。
まず、対象者200が、表示部34に表示された活動メニューM1を見ながら、活動メニューM1を実施する。そして、対象者200は、操作端末3を操作することで、活動メニューM1を実施した結果(つまり、活動結果)を入力する。例えば、活動メニューM1が運動メニューM11であれば、対象者200は、運動メニューM11を実施する自らの姿を撮像した動画像を操作端末3に入力することで、活動結果を操作端末3に入力する。また、例えば、活動メニューM1が料理メニューM12であれば、対象者200は、料理メニューM12に基づいて作った料理を撮像した画像を操作端末3に入力することで、活動結果を操作端末3に入力する。その他、対象者200は、活動メニューM1を実施した旨、又は活動メニューM1を実施した時間帯などを入力することで、活動結果を操作端末3に入力してもよい。
これにより、操作端末3は、活動結果を取得する(ステップS6)。つまり、ステップS6(以下、「結果取得ステップS6」ともいう)は、生成ステップS2にて生成された活動メニューM1に基づく対象者200の活動結果を取得するステップである。
次に、操作端末3の第3処理部32は、活動結果が入力されると、第3通信部31を制御することにより、ネットワークN1を介して活動結果をサーバ2へ送信する。そして、サーバ2の第2処理部22は、第2通信部21にて活動結果を受信すると、受信した活動結果を対象者200に紐付けて第2記憶部23に記憶する(ステップS7)。つまり、ステップS7(以下、「記憶ステップS7」ともいう)は、第2記憶部(記憶部)23に、結果取得ステップS6にて取得した活動結果を記憶するステップである。
その後、サーバ2の第2処理部22は、取得した対象者200の活動結果に基づいて、1以上のプロセッサにより対象者200の活動を評価する(評価ステップS8)。一例として、運動メニューM11を実施する対象者200を撮像した動画像が活動結果である場合を挙げる。この場合、第2処理部22は、例えば画像解析技術等を用いて、対象者200が運動メニューM11を実施する動画と、トレーナーが運動メニューM11を実施する基準動画とを比較することで、対象者200による運動メニューM11の実施精度を評価する。第2処理部22は、対象者200の活動を評価すると、評価結果を対象者200に紐付けて第2記憶部23に記憶する。また、第2処理部22は、第2通信部21を制御することにより、ネットワークN1を介して評価結果を施設用システム10へ送信する。
施設用システム10の第1処理部12は、第1通信部13にて評価結果を受信すると、受信した評価結果(言い換えれば、対象者200の活動結果)に基づいて、1以上のプロセッサにより活動メニューM1を更新する(更新ステップS9)。つまり、施設1にて同じ身体情報が入力された場合であっても、更新の前後では生成される活動メニューM1が異なる。もちろん、更新により活動メニューM1に変化が生じない場合もある。
第1処理部12は、例えば評価結果(対象者200の活動結果)を用いて機械学習することで、活動メニューM1を更新する。例えば、複数の対象者200が施設1を利用していると仮定する。この場合、第1処理部12は、複数の対象者200の評価結果を参照することで、大多数の対象者200に対して提示されている活動メニューM1を優先的に提示してもよい。また、第1処理部12は、例えば活動メニューM1に含まれる運動について、多くの対象者200が実行困難であるとの評価結果を得た場合、この運動を外す、又はこの運動の代わりに難易度の低い運動を加える等して、活動メニューM1を更新してもよい。
上述のように、本実施形態では、対象者200による活動メニューM1の実施度合いを評価している。このため、本実施形態では、例えば対象者200の要求に応じて評価結果を操作端末3の表示部34に表示させる等して、評価結果を対象者200に提示することで、対象者200のモチベーションの向上を図ることが可能になる、という利点がある。また、本実施形態では、例えば評価結果(対象者200の活動結果)を施設用システム10にフィードバックして活動メニューM1を更新することで、より適した活動メニューM1を対象者200に提示し易くなる、という利点がある。
(4)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、活動支援方法と同様の機能は、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、上記の活動支援方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における活動支援システム100は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしての1以上のプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムを1以上のプロセッサが実行することによって、本開示における活動支援システム100としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムの1以上のプロセッサの各々は、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、活動支援システム100において、第3通信部(取得部)31及び第3処理部(提示部)32が1つの筐体内に集約されていることは、活動支援システム100に必須の構成ではなく、これらは複数の筐体に分散して設けられていてもよい。また、活動支援システム100の少なくとも一部の機能は、例えば、サーバ又はクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
上述の実施形態では、活動メニューM1の一例として、運動メニューM11及び料理メニューM12を挙げているが、活動メニューM1を限定する趣旨ではない。例えば、対象者200が精神疾患(うつ病、アルコール依存症、薬物依存症など)を患っている場合には、活動メニューM1は、精神疾患からの回復を目的とするサークル活動への参加を提案したりするメニューであってもよい。
上述の実施形態において、生成ステップS2では、1以上のプロセッサが、施設1にて入力された身体情報に基づいて活動メニューM1を生成しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、生成ステップS2では、1以上のプロセッサは、身体情報と、セラピストが対象者200を診察することで得られた補足的な情報とに基づいて、活動メニューM1を生成してもよい。補足的な情報は、身体情報を入力するときに、併せてセラピストが入力するのが好ましい。
上述の実施形態において、生成ステップS2にて第1処理部(生成部)12が生成する活動メニューM1は、複数であってもよい。この場合、施設用システム10は、例えばタッチパネルディスプレイ等、複数の活動メニューM1を表示する装置と、複数の活動メニューM1のうちいずれかの活動メニューM1を選択する操作を受け付ける装置と、を備えているのが好ましい。この態様では、対象者200、又は対象者200の担当のセラピストがいずれかの活動メニューM1を選択すると、選択された活動メニューM1がサーバ2へアップロードされる。
上述の実施形態において、施設1にて身体情報を入力するときに、対象者200の要望を更に入力してもよい。この態様では、生成ステップS2にて、1以上のプロセッサは、対象者200の要望に適さない活動メニューM1を予め排除した上で、活動メニューM1を生成することが可能になる。
上述の実施形態において、提示ステップS5にて、活動メニューM1に加えて、対象者200の身体情報を提示してもよい。この態様では、取得ステップS4にて、対象者200の身体情報を更に取得する。つまり、この態様では、サーバ2は、活動メニューM1だけではなく、対象者200の身体情報も施設用システム10から取得し、取得した活動メニューM1及び身体情報を第2記憶部23に記憶している。また、提示ステップS5にて、活動メニューM1に加えて、対象者200の身体情報の評価を提示してもよい。この評価は、施設用システム10で実行されてもよいし、サーバ2で実行されてもよい。その他、提示ステップS5にて、活動メニューM1に加えて、活動メニューM1を対象者200が実行することで得ることが期待される効能を表す効能情報を提示してもよい。
上述の実施形態において、取得ステップS4及び提示ステップS5は、いずれも対象者200の自宅4で実行されているが、これに限定する趣旨ではない。言い換えれば、第2場所は、対象者200の自宅4に限定されない。例えば、第2場所は、対象者200の勤める会社のオフィス、公民館などの公共施設、又は公園などであってもよい。つまり、第2場所は、活動メニューM1を生成する施設1と異なる場所、特に対象者200が日常生活において訪れる場所であればよい。
上述の実施形態において、更新ステップS9にて、対象者200の活動結果に基づいて活動メニューM1を更新しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、更新ステップS9を実行する前に、対象者200が施設1にて身体情報を再び測定している場合には、対象者200の活動結果と、対象者200の最新の身体情報とに基づいて、活動メニューM1を更新してもよい。
上述の実施形態では、身体情報は、活動メニューM1を提示される対象者200の身体情報であるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、身体情報は、対象者200が目標とする人物の身体情報であってもよいし、対象者200と同じ疾患を抱える患者の身体情報であってもよい。つまり、対象者200の活動を支援することが可能な活動メニューM1を対象者200に提示できるのであれば、活動メニューM1は、対象者200とは異なる他人の身体情報に基づいて生成されてもよい。
上述の実施形態では、施設1は、リハビリテーションセンタ等のリハビリテーションを行う医療施設であるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、施設1は、薬局などの他の医療提供施設であってもよい。また、例えば、施設1は、フィットネス施設であってもよいし、ショッピングモールなどの商業施設であってもよい。いずれの施設においても、施設用システム10が備わっていればよい。
上述の実施形態において、センサ装置111は、カメラ及び深度センサを有する構成に限らず、これらのセンサに代えて又は加えて、例えば、荷重センサ、赤外線センサ、サーモグラフィ及び電波(マイクロ波)センサ等を有していてもよい。センサ装置111は、対象者200が装着するジャイロセンサ、加速度センサ、活動量計及び心拍計等のセンサを含んでいてもよい。この場合、センサ装置111を用いることで、対象者200の姿勢を維持する運動能力以外の運動能力を測定し、測定した運動能力を身体情報として入力することが可能になる。
上述の実施形態において、第1通信部13は、例えばルータなどの中継器及びネットワークN1を介して、サーバ2又は操作端末3と通信する構成であってもよい。第2通信部21及び第3通信部31も同様に、中継器及びネットワークN1を介して通信する構成であってもよい。また、第1通信部13、第2通信部21、及び第3通信部31は、いずれも通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、ネットワークN1に接続されていてもよい。携帯電話網には、例えば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。
上述の実施形態において、第3処理部(提示部)32は、単に活動メニューM1を表示させるだけでなく、活動メニューM1を対象者200に実施させるための具体的な指示についても、表示部34に表示させてもよい。例えば、歩行動作を訓練するための活動メニューM1であれば、第3処理部32は、正しい歩行動作に必要な身体の動かし方、姿勢及び歩行のリズム等を示すサポート情報を、具体的な指示として表示部34に表示させてもよい。
上述の実施形態において、操作端末3は、対象者200の所有する運動機器と連携してもよい。本開示でいう「運動機器」は、例えば対象者200の身体の少なくとも一部に力を加え、対象者200の身体の少なくとも一部を他動的に運動させる機器である。この態様では、例えば対象者200が運動機器を利用するときに、活動メニューM1を操作端末3から運動機器にダウンロードすれば、運動機器の有する表示装置に活動メニューM1を表示させたり、活動メニューM1を音声で案内させたりすることが可能である。また、この態様では、例えば運動機器が対象者200の運動を測定する機能を有している場合、測定結果を対象者200の活動結果として、運動機器から操作端末3を介してサーバ2にアップロードすることが可能である。
上述の実施形態では、活動メニューM1は、サーバ2にて一時的に記憶された後に、対象者200の要求に応じて操作端末3へ送信されるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、活動メニューM1は、対象者200の要求に応じて、サーバ2を介さずに、施設用システム10からネットワークN1を介して操作端末3へ送信されてもよい。この場合、第1処理部12にて生成された活動メニューM1は、施設用システム10の第1記憶部14に記憶される。つまり、この場合、第1記憶部14が、サーバ2の第2記憶部23に相当する。
(まとめ)
以上述べたように、第1の態様に係る活動支援方法は、生成ステップ(S2)と、取得ステップ(S4)と、提示ステップ(S5)と、を有する。生成ステップ(S2)は、入力された身体情報に基づいて対象者(200)の活動メニュー(M1)を1以上のプロセッサにより生成するステップである。取得ステップ(S4)は、ネットワークを介して、生成ステップ(S2)にて生成された活動メニュー(M1)を取得するステップである。提示ステップ(S5)は、取得ステップ(S4)にて取得した活動メニュー(M1)を提示するステップである。
この態様によれば、対象者(200)に対して適切な実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。
第2の態様に係る活動支援方法では、第1の態様において、取得ステップ(S4)にて、生成ステップ(S2)で生成された活動メニュー(M1)を記憶する記憶部(第2記憶部)(23)から、活動メニュー(M1)を取得する。
この態様によれば、例えば対象者(200)の在宅時など、対象者(200)の所望するタイミングで、活動メニュー(M1)を対象者(200)に提示し易い、という利点がある。
第3の態様に係る活動支援方法では、第1又は第2の態様において、取得ステップ(S4)にて、身体情報を更に取得する。
この態様によれば、必要に応じて、活動メニュー(M1)に加えて身体情報を対象者(200)に提示することが可能になる、という利点がある。
第4の態様に係る活動支援方法は、第1〜第3のいずれかの態様において、結果取得ステップ(S6)を更に有する。結果取得ステップ(S6)は、生成ステップ(S2)にて生成された活動メニュー(M1)に基づく対象者(200)の活動結果を取得するステップである。
この態様によれば、取得した活動結果を用いることで、対象者(200)が活動メニュー(M1)を正しく実行したか否かを把握することが可能になる、という利点がある。
第5の態様に係る活動支援方法は、第4の態様において、評価ステップ(S8)を更に有する。評価ステップ(S8)は、生成ステップ(S2)にて生成された活動メニュー(M1)と、結果取得ステップ(S6)にて取得した活動結果とに基づいて、対象者(200)の活動を1以上のプロセッサにより評価するステップである。
この態様によれば、対象者(200)に評価を提示することで、対象者(200)のモチベーションの向上を図ることが可能になる、という利点がある。
第6の態様に係る活動支援方法は、第4又は第5の態様において、記憶ステップ(S7)を更に有する。記憶ステップ(S7)は、生成ステップ(S2)で生成された活動メニュー(M1)を記憶する記憶部(23)に、結果取得ステップ(S6)にて取得した活動結果を記憶するステップである。
この態様によれば、例えば対象者(200)の活動結果を施設(1)にフィードバックする場合に、任意のタイミングで活動結果を施設(1)にフィードバックし易い、という利点がある。
第7の態様に係る活動支援方法は、第4〜第6のいずれかの態様において、更新ステップ(S9)を更に有する。更新ステップ(S9)は、結果取得ステップ(S6)にて取得した活動結果に基づいて、活動メニュー(M1)を1以上のプロセッサにより更新するステップである。
この態様によれば、対象者(200)の活動結果をフィードバックして活動メニュー(M1)を更新することで、より適した活動メニュー(M1)を対象者(200)に提示し易くなる、という利点がある。
第8の態様に係るプログラムは、第1〜第7のいずれかの態様の活動支援方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、対象者(200)に対して適切な実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。
第9の態様に係る活動支援システム(100)は、生成部(第1処理部)(12)と、取得部(第3通信部)(31)と、提示部(32)と、を備える。生成部(12)は、入力された身体情報に基づいて対象者(200)の活動メニュー(M1)を1以上のプロセッサにより生成する。取得部(31)は、ネットワーク(N1)を介して、生成部(12)で生成された活動メニュー(M1)を取得する。提示部(32)は、取得部(31)で取得した活動メニュー(M1)を提示する。
この態様によれば、対象者(200)に対して適切な実行すべき活動を提示し易い、という利点がある。
第2〜第7の態様に係る方法については、活動支援方法に必須の方法ではなく、適宜省略可能である。
100 活動支援システム
12 第1処理部(生成部)
23 第2記憶部(記憶部)
31 第3通信部(取得部)
32 第3処理部(提示部)
N1 ネットワーク
S2 生成ステップ
S4 取得ステップ
S5 提示ステップ
S6 結果取得ステップ
S7 記憶ステップ
S8 評価ステップ
S9 更新ステップ

Claims (9)

  1. 入力された身体情報に基づいて対象者の活動メニューを1以上のプロセッサにより生成する生成ステップと、
    ネットワークを介して、前記生成ステップにて生成された前記活動メニューを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得した前記活動メニューを提示する提示ステップと、を有する
    活動支援方法。
  2. 前記取得ステップにて、前記生成ステップで生成された前記活動メニューを記憶する記憶部から、前記活動メニューを取得する
    請求項1記載の活動支援方法。
  3. 前記取得ステップにて、前記身体情報を更に取得する
    請求項1又は2に記載の活動支援方法。
  4. 前記生成ステップにて生成された前記活動メニューに基づく対象者の活動結果を取得する結果取得ステップを更に有する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の活動支援方法。
  5. 前記生成ステップにて生成された前記活動メニューと、前記結果取得ステップにて取得した前記活動結果とに基づいて、前記対象者の活動を1以上のプロセッサにより評価する評価ステップを更に有する
    請求項4記載の活動支援方法。
  6. 前記生成ステップで生成された前記活動メニューを記憶する記憶部に、前記結果取得ステップにて取得した前記活動結果を記憶する記憶ステップを更に有する
    請求項4又は5に記載の活動支援方法。
  7. 前記結果取得ステップにて取得した前記活動結果に基づいて、前記活動メニューを1以上のプロセッサにより更新する更新ステップを更に有する
    請求項4乃至6のいずれか1項に記載の活動支援方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の活動支援方法を1以上のプロセッサに実行させるための
    プログラム。
  9. 入力された身体情報に基づいて対象者の活動メニューを1以上のプロセッサにより生成する生成部と、
    ネットワークを介して、前記生成部で生成された前記活動メニューを取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記活動メニューを提示する提示部と、を備える
    活動支援システム。
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