JP2021019819A - 運動支援システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】運動に関してユーザの動作を踏まえた情報を提供する。【解決手段】運動支援システムは、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する取得手段と、ユーザを対象とする運動に関する情報を、評価結果に応じた態様により出力させる出力手段と、を備える。出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の中から、評価結果に応じた運動項目の情報を出力させる。また、出力手段は、特定の運動に対する評価結果に基づくユーザの適性に関する情報を出力させる。【選択図】図4

Description

本発明は、運動支援システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、消費カロリー等の運動情報および心拍数等の身体情報に基づいてトレーニングメニューを作成するトレーニング支援システムが開示されている。
特開2017−148177号公報
例えば、ユーザが目標とする消費カロリーやユーザの体調に基づいてトレーニングのメニューを作成することがある。しかしながら、この場合、ユーザに可能な動作を踏まえることなくメニューが作成されることがある。
本発明の目的は、運動に関してユーザの動作を踏まえた情報を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する取得手段と、前記ユーザを対象とする運動に関する情報を、前記評価結果に応じた態様により出力させる出力手段と、を備える、運動支援システムである。
請求項2に記載の発明は、前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の中から、前記評価結果に応じた運動項目の情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システムである。
請求項3に記載の発明は、前記出力手段は、特定の運動に対する前記評価結果に基づく前記ユーザの適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システムである。
請求項4に記載の発明は、前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目のうちの、前記動作と同一のまたは関連する動作を含む運動の内容である特定の運動項目に対する前記適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項3記載の運動支援システムである。
請求項5に記載の発明は、前記出力手段は、前記特定の運動項目における運動に含まれる動作と同一のまたは関連する複数の動作であって前記ユーザにおける複数の動作の各々の評価結果に基づく前記適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項4記載の運動支援システムである。
請求項6に記載の発明は、前記適性に関する情報には、第1適性が示された第1適性情報と、当該第1適性よりも適性度が低い第2適性が示された第2適性情報とがあり、前記出力手段は、前記ユーザにおける前記特定部位の第1動作に対する第1評価結果に基づき前記特定の運動項目に対する前記第1適性情報を出力させ、当該第1評価結果および当該ユーザにおける当該第1動作とは異なる第2動作に対する当該第1評価結果よりも低い評価である第2評価結果に基づき当該特定の運動項目に対する前記第2適性情報を出力させることを特徴とする請求項5記載の運動支援システムである。
請求項7に記載の発明は、前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の提案の優先度に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システムである。
請求項8に記載の発明は、前記取得手段は、前記ユーザの属性に関する属性情報を取得し、前記出力手段は、前記属性情報に基づく前記優先度に関する情報を出力させることを特徴とする請求項7記載の運動支援システムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する機能と、前記ユーザを対象とする運動に関する情報を、前記評価結果に応じた態様により出力させる機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、運動に関してユーザの動作を踏まえた情報を提供することができる。
本実施形態に係るトレーニング支援システムの全体構成例を示した図である。 サーバ装置および端末のハードウェア構成例を示した図である。 サーバ装置の機能構成例を示した図である。 (a)は、評価管理テーブルの一例を示した図であり、(b)は、属性管理テーブルの一例を示した図であり、(c)は、適性管理テーブルの一例を示した図である。 トレーニング項目決定処理の流れを示したフローチャートである。 (a)は、新たなウォーミングアップ項目を行うユーザの動作が評価された場合の評価管理テーブルを示した図であり、(b)は、評価管理テーブルが更新されたことに応じて更新された適性管理テーブルを示した図である。 (a)は、新たなウォーミングアップ項目を行うユーザの動作が評価された場合の評価管理テーブルを示した図であり、(b)は、評価管理テーブルが更新されたことに応じて更新された適性管理テーブルを示した図である。 提案項目表示画面を示した図である。 項目一覧表示画面を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<トレーニング支援システムの構成>
図1は、本実施形態に係るトレーニング支援システム1の全体構成例を示した図である。
本実施形態に係るトレーニング支援システム1は、それぞれ異なるトレーニング内容である複数のトレーニングの項目(トレーニング項目)の中から何れのトレーニング項目をユーザが行うかの決定を支援するシステムである。
運動支援システムの一例としてのトレーニング支援システム1は、サーバ装置10と、ビデオカメラ20と、端末30とを備える。サーバ装置10と、ビデオカメラ20および端末30とは、ネットワークを介して接続されている。
サーバ装置10は、ユーザごとに、ユーザに適したトレーニング項目を決定する。
サーバ装置10は、ユーザにおける特定部位の動作に関する情報を取得する。また、サーバ装置10は、取得した情報を解析し、ユーザにおける特定部位の動作を評価する。そして、評価結果に基づき、複数のトレーニング項目の中から、ユーザに適したトレーニング項目を決定する。さらに、サーバ装置10は、決定したトレーニング項目の情報を、端末30に提供する。
特定部位としては、例えば、頭、頸椎、肩、胸椎、胸郭、腹部、腰椎、腕、手、股、脚等の部位が挙げられる。特定部位は、上記の部位に限定されず、人間における何れの部位であってもよい。
動作としては、例えば、背屈、回内、回外、呼吸、屈曲、外旋、内旋、伸展、外転、内転等が挙げられる。動作は、上記の例に限定されず、人間が行う何れの動作であってもよい。
サーバ装置10は、例えば、コンピュータにより実現される。サーバ装置10は、単一のコンピュータにより構成しても良いし、複数のコンピュータによる分散処理により実現しても良い。また、サーバ装置10は、クラウドコンピューティングにより提供される仮想的なハードウェア上にて実現してもよい。
ビデオカメラ20は、トレーニング支援システム1のユーザを撮影する。本実施形態のビデオカメラ20は、例えば、ユーザが運動を行う施設等に設けられる。本実施形態では、ユーザに適したトレーニング項目を決定するために、ユーザが、準備運動としてのウォーミングアップを行う。ビデオカメラ20は、ウォーミングアップを行っているユーザを動画撮影する。
また、本実施形態では、ビデオカメラ20が撮影した動画のタイトルとして、この動画に映っているユーザが行っているウォーミングアップの項目(ウォーミングアップ項目)の名称をビデオカメラ20に入力可能になっている。ビデオカメラ20は、撮影した動画を、ウォーミングアップ項目の名称の情報とともに、ネットワークを介してサーバ装置10へ送信する機能を備える。なお、ウォーミングアップ項目の名称の情報を、以下では、名称情報と称する。
端末30は、情報を表示する表示部31を有する。端末30は、サーバ装置10から情報を取得すると、取得したこの情報を表示部31に表示する。また、端末30は、ユーザの操作により情報を入力可能な入力部(不図示)を有する。本実施形態では、例えば、ユーザの操作により、ユーザの属性に関する情報が端末30に入力可能であり、端末30は、入力された情報をサーバ装置10に送信可能である。
ユーザの属性としては、例えば、ユーザの名称、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザがトレーニングを行う目的、ユーザの怪我の履歴、ユーザの性格等が挙げられる。なお、ユーザの属性に関する情報を、以下では、属性情報と称する。
端末30は、例えば、コンピュータ、タブレット型情報端末、その他の情報処理装置により実現される。端末30は、例えば、スマートフォンであってもよい。すなわち、端末30は、何れの種類の端末であってもよい。
サーバ装置10とビデオカメラ20および端末30との接続に用いられるネットワークは、データの送受信が可能であれば、その種類は特に限定されず、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等として良い。データの送受信に用いられる通信回線は、有線であっても無線であっても良い。また、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続する構成としても良い。
<ハードウェア構成例>
図2は、サーバ装置10および端末30のハードウェア構成例を示した図である。
図2に示すように、サーバ装置10および端末30は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)100aと、主記憶手段であるメモリ100cとを備える。また、各装置は、外部デバイスとして、不揮発性記録デバイス100g、ネットワークインターフェイス100f、表示機構100d、音声機構100h、キーボードやマウス等の入力デバイス100i等を備える。
メモリ100cおよび表示機構100dは、システムコントローラ100bを介してCPU100aに接続されている。また、ネットワークインターフェイス100f、不揮発性記録デバイス100g、音声機構100hおよび入力デバイス100iは、ブリッジコントローラ100eを介してシステムコントローラ100bと接続されている。各構成要素は、システムバスや入出力バスなどの各種のバスによって接続される。
不揮発性記録デバイス100gには、各機能を実現するためのプログラムが格納されている。そして、このプログラムがメモリ100cにロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU100aにより実行されることで、各種の機能が実現される。不揮発性記録デバイス100gとしては、例えば、SSD(Solid State Drive)等の半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク装置などが挙げられる。
<サーバ装置の機能構成>
次に、サーバ装置10の機能構成について説明する。
図3は、サーバ装置10の機能構成例を示した図である。
サーバ装置10は、情報取得部11と、記憶部12と、評価部13と、抽出部14と、決定部15と、出力制御部16とを備える。
取得手段の一例としての情報取得部11は、ビデオカメラ20から、動画および名称情報を取得する。また、情報取得部11は、端末30から属性情報を取得する。情報取得部11は、取得した動画、名称情報、および属性情報を、記憶部12に送信する。
記憶部12は、情報取得部11から送信された動画、名称情報、および属性情報を記憶する。より具体的には、記憶部12は、動画および名称情報を、対象のユーザに係る属性情報に関連付けて記憶する。なお、記憶部12の記憶内容については、後に詳述する。
評価部13は、ウォーミングアップを行っているユーザの動作を解析することで、ユーザの動作を評価する。
評価部13は、記憶部12に記憶されている動画を解析し、ユーザの部位が映っている領域を識別する。識別対象の部位としては、予め定められた部位を全て識別してもよいし、評価に用いる部位のみを識別してもよい。
また、評価部13は、識別した領域に映っている身体の部位を特定し、特定した部位ごとの動作を検出する。検出対象の動作としては、予め定められた動作を全て対象として検出してもよいし、評価に用いる動作のみを検出してもよい。
さらに、評価部13は、検出したユーザの動作に応じて、予め定められた評価基準に基づいて評価を行う。この評価は、ウォーミングアップを行っているユーザにおける特定部位の動作に対する評価である。一例としては、ユーザが脚を上げる動作を行った場合において、上げた脚における股関節が90°以上屈曲していることを評価基準として、ユーザの動作が評価基準を満たすか否かの評価等が挙げられる。評価部13は、ウォーミングアップ項目ごとに定められた評価基準に基づいて評価を行う。評価部13は、記憶部12にて動画に関連付けられて記憶されている名称情報からウォーミングアップ項目を特定し、特定したウォーミングアップ項目に応じた評価基準に基づき、ユーザにおける特定部位の動作に対する評価を行う。評価部13の評価結果は、記憶部12に記憶される。そのため、記憶部12および評価部13は、それぞれ、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する取得手段としても捉えられる。
抽出部14は、複数のトレーニング項目の中から、評価部13による評価対象になった動作を含むトレーニング内容であるトレーニング項目を抽出する。
なお、抽出部14による抽出の対象として、評価対象になった動作と関連する動作を含むトレーニング内容であるトレーニング項目が含まれてもよい。評価対象になった動作と関連する動作としては、例えば、評価対象になった特定部位による、評価対象になった動作とは異なる動作等が挙げられる。
決定部15は、評価部13の評価結果に基づき、ユーザに適したトレーニング項目を決定する。決定部15は、抽出部14に抽出されたトレーニング項目ごとに、ユーザに適したトレーニング項目であるか否かを決定する。
例えば、決定部15は、特定部位の動作に対する評価部13の評価結果に基づいて、ユーザが行うことで得られる効果が高く且つユーザが実施可能であると判定したトレーニング内容であるトレーニング項目を、ユーザに適したトレーニング項目に決定する。
また、例えば、決定部15は、特定部位の動作に対する評価部13の評価結果に基づいて、ユーザが行った場合にユーザが怪我を負うリスクが高いと判定したトレーニング内容であるトレーニング項目を、ユーザに適していないトレーニング項目に決定する。決定部15に決定されたトレーニング項目の情報は、記憶部12に記憶される。
さらに、決定部15は、ユーザに適していると決定したトレーニング項目が複数項目存在する場合、この複数項目について提案の優先順位を決定する。決定部15は、例えば、属性情報から特定されるユーザの属性に基づいて、優先順位を決定する。決定された優先順位の情報は、記憶部12に記憶される。
出力手段の一例としての出力制御部16は、記憶部12に記憶されている情報を、端末30に出力させる。より具体的には、出力制御部16は、端末30に対して情報を送信することにより、送信した情報を端末30の表示部31に表示させたり、送信した情報を音声により端末30に出力させたりする。
<記憶部の記憶内容>
次に、記憶部12に記憶されている情報の内容について説明する。
図4(a)は、評価管理テーブルの一例を示した図である。また、図4(b)は、属性管理テーブルの一例を示した図である。また、図4(c)は、適性管理テーブルの一例を示した図である。
図4(a)に示す評価管理テーブルは、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を管理するためのテーブルである。また、図4(b)に示す属性管理テーブルは、属性情報を管理するためのテーブルである。また、図4(c)に示す適性管理テーブルは、トレーニング項目に対するユーザの適性に関する情報を管理するためのテーブルである。評価管理テーブル、属性管理テーブル、および適性管理テーブルは、何れも、ユーザごとに設けられている。図示の評価管理テーブル、属性管理テーブル、および適性管理テーブルは、何れも、ユーザ「A」に対応する。
図4(a)に示す評価管理テーブルでは、「ウォーミングアップ項目」に、ウォーミングアップ項目の名称が示されている。
また、「レベル」には、「ウォーミングアップ項目」を行うためにユーザに求められる動作の水準の段階が示されている。動作の水準としては、例えば、動作の回数、動作の範囲、動作において特定部位にかかる負荷等が挙げられる。図示の例では、「レベル1」、「レベル2」、「レベル3」が設けられており、レベルが高いほど、ユーザに求められる動作の水準が高いことを意味する。すなわち、レベルが高いほど、評価部13による評価における評価基準が高いことを意味する。なお、水準の段階は、3段階に限られず、2段階以下であってもよいし、4段階以上であってもよい。
また、「動作」には、「ウォーミングアップ項目」を行うためにユーザに求められる動作の水準が示されている。「動作」に示されている値が高いほど、ユーザに求められる動作の水準が高いことを意味する。図示の例において、「足関節背屈:1」は、特定部位の動作である「足関節背屈」の水準が「1」であることを意味する。
「評価」には、評価部13の評価結果が示されている。「評価」に示される「〇」は、「ウォーミングアップ項目」を行うユーザの動作が評価基準を満たすと評価部13に判定されたことを意味する。また、「評価」に示される「×」は、「ウォーミングアップ項目」を行うユーザの動作が評価基準を満たさないと評価部13に判定されたことを意味する。
図4(b)に示す属性管理テーブルでは、「年齢」に、ユーザの年齢が示されている。図示の例では、ユーザ「A」の年齢として「25歳」が示されている。
また、「性別」には、ユーザの性別が示されている。図示の例では、ユーザ「A」の性別として「男性」が示されている。
また、「目的」には、ユーザがトレーニングを行う目的が示されている。図示の例では、ユーザ「A」がトレーニングを行う目的として、「脚部の筋力強化」が示されている。
また、「怪我の履歴」には、ユーザが過去に負った怪我の履歴が示されている。図示の例では、ユーザ「A」が過去に怪我を負った部位である「肩」が示されている。
また、「性格」には、ユーザの性格が示されている。図示の例では、ユーザの性格として「頑張り屋」が示されている。
図4(c)に示す適性管理テーブルでは、「トレーニング項目」に、トレーニング項目の名称が示されている。
また、「動作」には、「トレーニング項目」を行うためにユーザに求められる動作の水準が示されている。「動作」に示されている値が高いほど、ユーザに求められる動作の水準が高いことを意味する。
また、「適性」には、「トレーニング項目」に対するユーザの適性が示されている。
「適性」に示される「〇」は、「トレーニング項目」がユーザに適していることを意味する。なお、ユーザに適していると決定部15に決定された「トレーニング項目」には、「〇」が示される。
「適性」に示される「△」は、「〇」よりも、ユーザに対する適性度が低い「トレーニング項目」であることを意味する。なお、決定部15による決定の対象になっていない「トレーニング項目」には、「△」が示される。
「適性」に示される「×」は、「トレーニング項目」がユーザに適していないことを意味する。言い換えると、「適性」に示される「×」は、「△」よりも、ユーザに対する適性度が低い「トレーニング項目」であることを意味する。なお、ユーザに適していないと決定部15に決定された「トレーニング項目」には、「×」が示される。
また、「優先順位」には、「適性」に「〇」が示された「トレーニング項目」について提案の優先順位が示されている。
(評価部の処理)
次に、評価部13が行う処理について説明する。
評価部13は、評価管理テーブル(図4(a)参照)に示されている「ウォーミングアップ項目」を行うユーザにおける特定部位の動作が、評価基準を満たすか否かを判定する。図示の例では、「レベル1」の「A項目」を行うユーザ「A」の「足関節背屈」が、評価基準を満たすと評価部13に判定されており、「評価」には「〇」が示されている。この場合、評価部13は、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準を「1」に設定する。なお、この「レベル1」の「A項目」における「評価」に「×」が示される場合、すなわち、ユーザによる「レベル1」の「足関節背屈」が評価基準を満たさないと判定される場合、評価部13は、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準を「0」に設定する。
(抽出部の処理)
次に、抽出部14が行う処理について説明する。
抽出部14は、適性管理テーブル(図4(c)参照)に示されている「トレーニング項目」の中から、評価部13に評価された動作に関連する「トレーニング項目」を抽出する。図示の例では、抽出部14は、適性管理テーブルに示された「トレーニング項目」のうち、評価管理テーブルにおいて「評価」が示された「A項目」における動作である「足関節背屈」が含まれるトレーニング項目である「第1項目」〜「第5項目」を抽出する。
なお、評価管理テーブルにおいて「評価」が示された「ウォーミングアップ項目」が複数存在する場合、抽出部14は、「ウォーミングアップ項目」ごとに、「トレーニング項目」を抽出する。
(決定部の処理)
次に、決定部15が行う処理について説明する。
決定部15は、評価管理テーブルに示された「評価」に基づいて、抽出部14に抽出された「トレーニング項目」がユーザに適しているか否かを決定する。より具体的には、評価管理テーブルの「評価」から特定される特定部位の「動作」の水準と、適性管理テーブルの「トレーニング項目」における特定部位の「動作」の水準との差が、予め定められた許容範囲である場合、決定部15は、この「トレーニング項目」がユーザに適していると決定する。この許容範囲は、ユーザがトレーニング項目に示されたトレーニングを行うことで得られる効果が高く且つユーザが実施可能であるものとして定められた範囲である。許容範囲は、何れの値でもよいが、以下では「2」が定められているものとする。図示の例では、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準「1」と、「第1項目」における「足関節背屈」の水準「2」との差が「1」であり、許容範囲であるため、決定部15は、この「第1項目」をユーザに適したトレーニング項目に決定する。すなわち、「第1項目」は、ユーザ「A」が行うことで「足関節」が強化される効果が高く且つユーザが実施可能なトレーニング項目として定められる。
また、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準「1」と、「第2項目」における「足関節背屈」の水準「3」との差が「2」であるため、決定部15は、この「第2項目」をユーザに適したトレーニング項目に決定する。同様に、決定部15は、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準「1」と、「足関節背屈」の水準との差が「2」以内である「第3項目」、「第4項目」を、ユーザ「A」に適したトレーニング項目に決定する。
一方、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準「1」と、「第5項目」における「足関節背屈」の水準「4」との差が「3」であり、許容範囲ではないため、決定部15は、「第5項目」を、ユーザ「A」に適していないトレーニング項目に決定する。すなわち、「第5項目」は、ユーザ「A」が行った場合に「足」に怪我を負うリスクが高いトレーニング項目として定められる。
なお、例えば、評価部13は、評価管理テーブルにおける「レベル2」の「A項目」を行うユーザ「A」の動作が評価基準を満たすと判定した場合には、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準を「2」に設定する。この場合には、ユーザ「A」の「足関節背屈」の水準「2」と、「第5項目」における「足関節背屈」の水準「4」との差が「2」であり、許容範囲になるため、決定部15は、「第5項目」を、ユーザ「A」に適したトレーニング項目に決定する。
また、適性管理テーブルにおける「第1項目」〜「第4項目」の「動作」には、「足関節背屈」以外の動作であって、ユーザ「A」について評価が行われていない動作が含まれている。この場合であっても、決定部15は、上述の通り、「第1項目」〜「第4項目」を、ユーザ「A」に適したトレーニング項目に決定している。
<トレーニング項目決定処理>
次に、トレーニング項目決定処理の流れについて説明する。トレーニング項目決定処理は、トレーニング項目がユーザに適しているか否かをサーバ装置10が決定する処理である。
図5は、トレーニング項目決定処理の流れを示したフローチャートである。
情報取得部11は、ビデオカメラ20から、動画を取得する(S101)。
評価部13は、動画に映っているユーザにおける特定部位の動作を評価する(S102)。
抽出部14は、評価部13における評価対象の動作に関連するトレーニング項目を抽出する(S103)。
決定部15は、評価部13の評価結果に基づいて、抽出部14に抽出されたトレーニング項目がユーザに適しているか否かを決定する(S104)。
決定部15は、ユーザに適していると決定したトレーニング項目が複数存在するか否かを判定する(S105)。
複数存在する場合(S105にてYES)、決定部15は、この複数のトレーニング項目について提案の優先順位を決定する(S106)。
ステップ106が完了した場合、または、ユーザに適しているトレーニング項目が複数存在しない場合(S105にてNO)、出力制御部16は、ユーザに適していると決定部15に決定されたトレーニング項目の情報を、端末30の表示部31に表示させる。
<新たにウォーミングアップ項目を行った場合の適性>
次に、ユーザが新たにウォーミングアップ項目を行った場合における、トレーニング項目に対するユーザの適性について説明する。
図6(a)は、新たなウォーミングアップ項目を行うユーザの動作が評価された場合の評価管理テーブルを示した図である。また、図6(b)は、評価管理テーブルが更新されたことに応じて更新された適性管理テーブルを示した図である。
図6(a)に示す例では、ユーザ「A」が新たに「レベル1」の「B項目」を行っており、この「B項目」を行うユーザにおける「股関節屈曲」が評価基準を満たさないと評価部13に判定され、「評価」には「×」が示されている。この場合、評価部13は、ユーザ「A」の「股関節屈曲」の水準を「0」に設定する。
抽出部14は、評価部13に評価された「股関節屈曲」が含まれるトレーニング項目である「第1項目」〜「第5項目」を抽出する。
ユーザ「A」の「股関節屈曲」の水準「0」と、適性管理テーブル(図6(b)参照)の「第1項目」における「股関節屈曲」の水準「2」との差が「2」であるため、決定部15は、この「第1項目」をユーザに適したトレーニング項目に決定する。
一方、ユーザ「A」の「股関節屈曲」の水準「0」と、「第2項目」における「股関節屈曲」の水準「3」との差が「3」であり、許容範囲ではないため、決定部15は、「第2項目」を、ユーザ「A」に適していないトレーニング項目に決定する。この場合、「第2項目」の「適性」が、「〇」(図4(c)参照)から「×」に変更される。
同様に、決定部15は、ユーザ「A」の「股関節屈曲」の水準「0」と、「股関節屈曲」の水準との差が「3」以上である「第4項目」を、ユーザ「A」に適していないトレーニング項目に決定する。
また、決定部15は、「適性」が「〇」である「第1項目」および「第3項目」について、提案の優先順位を決定する。ここで、決定部15は、属性管理テーブル(図4(b)参照)に示された「目的」に基づいて、優先順位を決定する。より具体的には、決定部15は、ユーザ「A」の目的である「脚部の筋力強化」を達成するために、ユーザ「A」に求められる「足関節背屈」の水準が「第1項目」よりも高い「第3項目」を、「第1項目」よりも高い優先順位にする。これは、ユーザがトレーニングを行った場合にユーザの「目的」に関して得られる効果がより大きいトレーニング項目の優先順位をより高く設定することの一例である。
なお、決定部15が優先順位を決定するために用いる情報は、「目的」に限定されない。
例えば、決定部15は、ユーザ「A」の属性管理テーブルにおける「年齢」が「40歳」よりも低いことに基づいて、ユーザ「A」に求められる「足関節背屈」の水準が「第1項目」よりも高い「第3項目」を、「第1項目」よりも高い優先順位にしてもよい。これは、「年齢」が予め定められた年齢よりも低い場合には、ユーザがトレーニングを行っても怪我を負いにくいことを踏まえて、「動作」の水準がより高いトレーニング項目の優先順位をより高く設定することの一例である。
また、例えば、決定部15は、ユーザ「A」の属性管理テーブルにおける「性格」が「頑張り屋」であることに基づいて、ユーザ「A」に求められる「足関節背屈」の水準が「第1項目」よりも高い「第3項目」を、「第1項目」よりも高い優先順位にしてもよい。これは、求められる動作の水準がより高いトレーニング項目を好むユーザの性格を踏まえて、「動作」の水準がより高いトレーニング項目の優先順位をより高く設定することの一例である。
次に、ユーザがさらに新たなウォーミングアップ項目を行った場合における、トレーニング項目に対するユーザの適性について説明する。
図7(a)は、新たなウォーミングアップ項目を行うユーザの動作が評価された場合の評価管理テーブルを示した図である。また、図7(b)は、評価管理テーブルが更新されたことに応じて更新された適性管理テーブルを示した図である。
図7(a)に示す例では、ユーザ「A」が新たに「D項目」を行っており、この「D項目」を行うユーザにおける「肩関節屈曲」の動作が評価基準を満たすと評価部13に判定され、「評価」には「〇」が示されている。この場合、評価部13は、ユーザ「A」の「肩関節屈曲」の水準を「1」に設定する。
抽出部14は、評価部13に評価された「肩関節屈曲」が含まれるトレーニング項目である「第4項目」、「第6項目」、「第7項目」を抽出する。
ユーザ「A」の「肩関節屈曲」の水準「1」と、適性管理テーブル(図7(b)参照)の「第6項目」における「肩関節屈曲」の水準「2」との差が「1」であるため、決定部15は、「第6項目」を、ユーザに適したトレーニング項目に決定する。同様に、決定部15は、ユーザ「A」の「肩関節屈曲」の水準「1」と、「肩関節屈曲」の水準との差が「2」以内である「第7項目」を、ユーザ「A」に適したトレーニング項目に決定する。
また、ユーザ「A」の「肩関節屈曲」の水準「1」と、「第4項目」における「肩関節屈曲」の水準「3」との差は「2」であり、許容範囲である。一方、上述の通り、ユーザ「A」の「股関節屈曲」の水準「0」と、「第4項目」における「股関節屈曲」の水準「3」との差は「3」であり、許容範囲ではない。この場合、決定部15は、「第4項目」を、ユーザ「A」に適していないトレーニング項目に決定する。
また、決定部15は、「適性」が「〇」である「第1項目」、「第3項目」、「第6項目」、「第7項目」について、提案の優先順位を決定する。ここで、決定部15は、属性管理テーブル(図4(b)参照)に示された「怪我の履歴」に基づいて、優先順位を決定する。より具体的には、決定部15は、ユーザ「A」が過去に「肩」の怪我を負っていることに基づき、「動作」に肩の動作が含まれる「第6項目」および「第7項目」を、「動作」に肩の動作が含まれない「第1項目」および「第3項目」よりも低い優先順位にする。これは、ユーザが過去に特定部位の怪我を負ったことを踏まえて、この特定部位を用いる動作が含まれるトレーニング項目を、特定部位を用いる動作が含まれないトレーニング項目よりも低い優先順位に決定することの一例である。
<情報の表示例>
次に、端末30の表示部31における情報の表示例について説明する。
図8は、提案項目表示画面40を示した図である。提案項目表示画面40は、ユーザによる実施を提案する対象のトレーニング項目が表示される画面である。
提案項目表示画面40には、ユーザ識別部41と、項目表示部42と、一覧表示ボタン43とが示されている。
ユーザ識別部41には、トレーニング項目を提案する対象のユーザの名称が示されている。図示の例では、ユーザ識別部41には、「Aさんに提案するトレーニング項目は以下の通りです。」というテキストが表示されている。
項目表示部42には、ユーザに適するものとして決定部15に決定されたトレーニング項目が表示されている。より具体的には、ユーザに適するものとして決定部15に決定されたトレーニング項目のうち、提案の優先順位が最も高い3つのトレーニング項目が、上から優先順位が高い順に表示されている。図示の例では、最も優先順位が高いトレーニング項目として「第3項目」が表示され、次に優先順位が高いトレーニング項目として「第1項目」が表示され、さらにその次に優先順位が高いトレーニング項目として「第6項目」が表示されている。すなわち、決定部15に決定された最新の優先順位(図7(b)参照)に基づくトレーニング項目が表示されている。
ここで、例えば、ユーザが、一覧表示ボタン43を選択すると、図9に示すように、端末30の表示部31には、項目一覧表示画面50が表示される。項目一覧表示画面50は、全てのトレーニング項目の一覧が表示される画面である。
項目一覧表示画面50には、ユーザ識別部51と、項目一覧部52と、適性説明部53と、属性表示ボタン54と、提案画面表示ボタン55とが示されている。
ユーザ識別部51には、項目一覧表示画面50に表示される情報に対応するユーザの名称が示されている。図示の例では、ユーザ識別部51には、「Aさん」というテキストが表示されている。
項目一覧部52には、各トレーニング項目が表示されている。また、各トレーニング項目に関連付けられて「適性」および「優先順位」が表示されている。この「適性」および「優先順位」に示されている情報は、適性管理テーブル(図7(b)参照)における「適性」および「優先順位」に示されている情報である。
適性説明部53には、項目一覧部52の「適性」における表示内容の説明が示されている。図示の例では、適性説明部53には、「〇:得られる効果が大きい項目」、「△:実施可能な項目」、および「×:怪我のリスクが高い項目」というテキストが表示されている。
ここで、例えば、ユーザが、属性表示ボタン54を選択すると、端末30の表示部31には、属性管理テーブル(図4(b)参照)に示された属性情報が表示される。
また、例えば、ユーザが、提案画面表示ボタン55を選択すると、端末30の表示部31には、提案項目表示画面40が再び表示される。
このように、本実施形態では、ユーザにおける特定部位の動作の評価結果に基づいて、ユーザに適したトレーニング項目が決定される。そして、図8に示すように、決定されたトレーニング項目の情報が、端末30の表示部31に表示される。また、図9に示すように、トレーニング項目に対するユーザの適性に関する情報とともに、トレーニング項目が表示部31に表示される。すなわち、本実施形態では、出力制御部16は、ユーザを対象とする運動に関する情報を、評価結果に応じた態様により出力させる。
この場合、運動に関してユーザの動作を踏まえた情報を提供することができる。
特に、本実施形態では、図8に示すように、出力制御部16は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の中から、評価結果に応じた運動項目の情報を出力させる。ここで、運動項目とは、例えば、トレーニング項目である。
この場合、ユーザの動作を踏まえた運動項目の提案が可能になる。
また、本実施形態では、図9に示すように、出力制御部16は、特定の運動に対する評価結果に基づくユーザの適性に関する情報を出力させる。特に、本実施形態では、出力制御部16は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目のうちの、評価対象になった動作と同一のまたは関連する動作を含む運動の内容である特定の運動項目に対する適性に関する情報を出力させる。
この場合、例えば、ユーザの運動を指導する指導者やユーザが、特定の運動に対してのユーザの動作を踏まえた適性に関する情報から、何れの運動をユーザが行うかを決めることができる。
また、本実施形態では、図7(a)に示すように、ユーザにおける「足関節背屈」の評価結果および「股関節屈曲」の評価結果に基づき、図7(b)に示すように、この「足関節背屈」および「股関節屈曲」を含む「第2項目」に対するユーザの適性が決定される。そして、図8に示すように、決定された適性の情報が、端末30の表示部31に表示される。すなわち、本実施形態では、出力制御部16は、特定の運動項目における運動に含まれる動作と同一または関連する複数の動作であってユーザにおける複数の動作の各々の評価結果に基づく適性の情報を出力させる。
特に、本実施形態では、図4(a)に示すように、ユーザが「足関節背屈」を含むウォーミングアップ項目のみ行い、この「足関節背屈」に対する評価が「〇」であった場合に、図4(c)に示すように、「第2項目」に対するユーザの適性が「〇」に決定される。この場合、出力制御部16は、端末30の表示部31に、「第2項目」を、適性を示す「〇」とともに表示させる。一方、図7(a)に示すように、ユーザが新たに「股関節屈曲」を含むウォーミングアップ項目を行い、この「股関節屈曲」に対する評価が「×」であった場合に、図7(b)に示すように、「第2項目」に対するユーザの適性が「×」に決定される。この場合、出力制御部16は、図9に示すように、「第2項目」を、適性を示す「×」とともに表示させる。
すなわち、本実施形態では、適性に関する情報には、第1適性が示された第1適性情報と、第1適性よりも適性度が低い第2適性が示された第2適性情報とがある。そして、出力制御部16は、ユーザにおける特定部位の第1動作に対する第1評価結果に基づき特定の運動項目に対する第1適性情報を出力させ、第1評価結果およびユーザにおける第1動作とは異なる第2動作に対する第1評価結果よりも低い評価である第2評価結果に基づき特定の運動項目に対する第2適性情報を出力させる。ここで、第1適性は、例えば、適性「〇」である。また、第2適性は、例えば、適性「×」である。また、第1動作は、例えば、「足関節背屈」である。また、第1評価結果は、例えば、第1動作に対する「〇」の評価結果である。また、第2動作は、例えば、「股関節屈曲」である。また、第2評価結果は、例えば、第2動作に対する「×」の評価結果である。
この場合、特定の運動項目に関するユーザの複数の動作の各々を踏まえた適性に関する情報を提供することができる。
また、本実施形態では、出力制御部16は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の提案の優先度に関する情報を出力させる。
この場合、指導者やユーザは、優先度に関する情報を踏まえて、ユーザが行う運動項目を決めることができる。
また、本実施形態では、情報取得部11は、ユーザの属性に関する属性情報を取得する。そして、出力制御部16は、属性情報に基づく優先度に関する情報を出力させる。
この場合、複数の運動項目の提案の優先度に関してユーザの属性を踏まえた情報を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
提案項目表示画面40および項目一覧表示画面50の表示内容は、上記の例に限定されない。例えば、提案項目表示画面40および項目一覧表示画面50に、評価管理テーブル(図7(a)参照)に示す内容が表示されてもよい。また、提案項目表示画面40および項目一覧表示画面50に、適性管理テーブル(図7(b)参照)に示す「動作」の情報が表示されてもよい。また、提案項目表示画面40および項目一覧表示画面50に、属性管理テーブル(図4(b)参照)に示す内容が表示されてもよい。
また、本実施形態では、ビデオカメラ20を用いてユーザを撮影しているが、ユーザの撮影に用いられる撮影手段は、ビデオカメラ20に限定されない。
例えば、撮影機能を有する端末30が撮影手段として用いられてもよい。
また、本実施形態では、評価部13は、一のウォーミングアップ項目を行うユーザの一の動作を評価しているが、これに限定されない。
例えば、評価部13は、一のウォーミングアップ項目を行うユーザの二以上の動作の各々を評価してもよい。この場合において、抽出部14は、評価部13に評価された複数の動作の各々に関連するトレーニング項目を抽出してもよい。
また、評価部13は、ユーザにおける特定部位の動作を「〇」または「×」の何れかに評価しているが、これに限定されない。評価部13は、ユーザにおける特定部位の動作を、3段階以上の何れかの段階に評価してもよい。
また、評価部13がユーザにおける特定部位の特定の動作を評価した場合において、その後ユーザがこの特定の動作を再び行った場合、この特定の動作に対する評価部13の評価結果を更新してもよい。
また、本実施形態では、サーバ装置10がユーザの動作を評価しているが、これに限定されない。
例えば、指導者が、ユーザの動作を評価してもよい。この場合、例えば、指導者が、ユーザの動作の評価結果を端末30に入力し、端末30が、入力された評価結果をサーバ装置10に送信してもよい。
また、本実施形態では、決定部15は、複数のトレーニング項目について提案の優先順位を決定しているが、これに限定されない。
例えば、決定部15は、複数のトレーニング項目の各々について、複数段階のうちの何れかの優先度を決定してもよい。
また、本実施形態では、決定部15が優先度を決定する手法は、上述した例に限定されない。
例えば、決定部15は、ユーザが行うことで効果が得られる部位の数がより多いトレーニング項目の優先度を、効果が得られる部位の数がより少ないトレーニング項目の優先度よりも高くしてもよい。
また、決定部15は、ユーザに適していると決定したトレーニング項目について、適性度を、複数段階のうちの何れかの段階に決定してもよい。
また、トレーニング項目に対するユーザの適性に関する情報として端末30の表示部31に表示される情報の表示態様は、上記の例に限定されない。例えば、トレーニング項目が、決定部15に決定された適性に応じた色により表示されてもよい。すなわち、適性に関する情報の表示態様は、何れの表示態様であってもよい。
また、本実施形態では、決定部15が、トレーニング項目について、適性や優先順位を決定しているが、決定部15による決定の対象は、トレーニング項目に限定されない。
例えば、決定部15は、エクササイズの項目や、ストレッチの項目について、適性や優先順位を決定してもよい。また、決定部15は、他の運動の項目について、適性や優先順位を決定してもよい。すなわち、決定部15による決定の対象は、運動の項目(運動項目)であればよい。
また、本実施形態では、端末30の表示部31に表示される運動項目として、運動項目の名称が表示されるが、これに限定されない。
例えば、運動の内容や、運動の概要が表示されてもよい。すなわち、運動項目には、運動の内容や、運動の概要も含まれる。
また、本実施形態では、サーバ装置10が、ユーザに適した運動項目の情報を出力させる構成としたが、これに限定されない。
例えば、端末30がサーバ装置10の機能を有してもよい。言い換えると、端末30が、サーバ装置10の情報取得部11、記憶部12、評価部13、抽出部14、決定部15、出力制御部16等の機能を備えることとしてもよい。
また、本発明の実施形態を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて提供することも可能である。
1…トレーニング支援システム、10…サーバ装置、11…情報取得部、12…記憶部、13…評価部、14…抽出部、15…決定部、16…出力制御部、20…ビデオカメラ、30…端末

Claims (9)

  1. ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する取得手段と、
    前記ユーザを対象とする運動に関する情報を、前記評価結果に応じた態様により出力させる出力手段と、
    を備える、運動支援システム。
  2. 前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の中から、前記評価結果に応じた運動項目の情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システム。
  3. 前記出力手段は、特定の運動に対する前記評価結果に基づく前記ユーザの適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システム。
  4. 前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目のうちの、前記動作と同一のまたは関連する動作を含む運動の内容である特定の運動項目に対する前記適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項3記載の運動支援システム。
  5. 前記出力手段は、前記特定の運動項目における運動に含まれる動作と同一のまたは関連する複数の動作であって前記ユーザにおける複数の動作の各々の評価結果に基づく前記適性に関する情報を出力させることを特徴とする請求項4記載の運動支援システム。
  6. 前記適性に関する情報には、第1適性が示された第1適性情報と、当該第1適性よりも適性度が低い第2適性が示された第2適性情報とがあり、
    前記出力手段は、前記ユーザにおける前記特定部位の第1動作に対する第1評価結果に基づき前記特定の運動項目に対する前記第1適性情報を出力させ、当該第1評価結果および当該ユーザにおける当該第1動作とは異なる第2動作に対する当該第1評価結果よりも低い評価である第2評価結果に基づき当該特定の運動項目に対する前記第2適性情報を出力させることを特徴とする請求項5記載の運動支援システム。
  7. 前記出力手段は、それぞれ異なる運動の内容である複数の運動項目の提案の優先度に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の運動支援システム。
  8. 前記取得手段は、前記ユーザの属性に関する属性情報を取得し、
    前記出力手段は、前記属性情報に基づく前記優先度に関する情報を出力させることを特徴とする請求項7記載の運動支援システム。
  9. コンピュータに、
    ユーザにおける特定部位の動作の評価結果を取得する機能と、
    前記ユーザを対象とする運動に関する情報を、前記評価結果に応じた態様により出力させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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