JP2019058037A - 制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑えつつ、モータに流れる電流を高精度に制御することが可能な制御回路を提供する。
【解決手段】制御回路1のマイクロコンピュータ12は、モータ指令値に基づいて単相ブラシレスモータ2に流す目標電流値を決定し、決定した目標電流値に対応するPWM信号S1,S2を生成する。コンパレータ14は、単相ブラシレスモータ2に流れる電流検出値と目標電流値とを比較し、目標電流値が電流検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となる比較結果信号S7を生成する。論理回路15a,15bは、比較結果信号S7とPWM信号S1,S2との論理積であるPWM信号S3,S4をそれぞれ生成する。貫通防止回路16およびプリドライバ回路17は、PWM信号S3,S4に基づいてスイッチング素子Q1〜Q4を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータまたはスイッチング電源を制御するための制御回路に関する。
従来、モータまたはスイッチング電源の制御方式には、特開2017−60334号公報(特許文献1)に記載されているようなアナログ制御方式と、特開2017−70049号公報(特許文献2)および特開2016−106521号公報(特許文献3)に記載されているようなデジタル制御方式とが知られている。
デジタル制御方式は、アナログ制御方式に比べて、入出力の条件に応じて動作モードおよび制御定数の切り替えを容易に行なうことができるとともに、複雑で高度な演算を行なうことができる。そのため、デジタル制御方式は、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧を高精度かつ高効率で制御することができる。
図7は、従来のデジタル制御方式に従って動作するマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。図7には、モータを制御するためのマイクロコンピュータ112が示される。マイクロコンピュータ112は、速度制御部121と、電流制御部122と、PWM(Pulse Width Modulation)信号生成部123とを備える。速度制御部121は、モータの検出角速度が目標角速度に近づくように、たとえばPID演算によってモータに流す目標電流値を決定する。電流検出回路113は、モータに流れる電流を検出する。電流制御部122は、検出された電流値が目標電流値に近づくように、たとえばPID演算によって目標電圧値を決定する。PWM信号生成部123は、電流制御部122によって決定された目標電圧値の座標変換を行ない、変換後の目標電圧値に基づいてPWM信号を生成し、生成したPWM信号を出力する。PWM信号によりスイッチング素子が駆動され、モータに流れる電流が制御される。
電流制御部122によって目標電圧値を決定するためには、モータに流れる電流を検出する必要がある。特開2013−219905号公報(特許文献4)には、電流検出時間を適切に確保するためにデューティを制御する技術が開示されている。
特開2017−60334号公報 特開2017−70049号公報 特開2016−106521号公報 特開2013−219905号公報
デジタル制御方式は、サンプリングタイミング間の電流または電圧を検出することができない点という欠点がある。そのため、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧をより高精度に制御するためには、電流または電圧を高速でサンプリングすることが可能なA/Dコンバータが望ましい。
しかしながら、高速でサンプリングすることが可能なA/Dコンバータを搭載した高性能のマイクロコンピュータはコストが高くなる。
さらに、高性能のマイクロコンピュータを用いたとしても、サンプリングの高速化には限界がある。たとえば、テキサス・インスツルメント社製の高性能マイクロコンピュータ(TMS320F28035)では、A/Dコンバータのクロック数の最大値が60MHzであり、サンプルウィンドウの最小値が7クロックである。この場合、電流または電圧をA/D変換してサンプリングするのに要する時間は、最短で7クロック/60MHz=117nsecとなる。100kHzでPWM制御を行なっている場合のスイッチング周期は10μsecであるため、スイッチング周期の1%以上の時間がサンプリングに費やされる。さらに、サンプリングの時間以外にも、A/D変換により得られた値を処理して、PWM信号に反映させるための処理時間も必要となる。そのため、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧の制御の精度を十分に向上させることができない。
特開2013−219905号公報に記載の技術では、高精度で電流値を検出することが可能であるが、高速で電流値を検出することができない。そのため、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧を高精度に制御することができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コストを抑えつつ、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧を高精度に制御することが可能な制御回路を提供することである。
本開示の制御回路は、モータを動作させるスイッチング素子を制御する。制御回路は、スイッチング素子と、マイクロコンピュータと、コンパレータと、論理回路と、駆動回路とを備える。スイッチング素子は、モータに接続される。マイクロコンピュータは、指令値に基づいてモータに流す電流の目標値を決定し、決定した目標値に対応するPWM信号を生成する。コンパレータは、モータに流れる電流の検出値と目標値とを比較し、目標値が検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標値が検出値よりも小さい場合に非アクティブ状態となる比較結果信号を生成する。論理回路は、比較結果信号とPWM信号との論理積を生成する。駆動回路は、論理積に基づいてスイッチング素子を駆動する。
本開示の別の制御回路は、スイッチング電源が備えるスイッチング素子を制御する。制御回路は、マイクロコンピュータと、コンパレータと、論理回路と、駆動回路とを備える。マイクロコンピュータは、スイッチング電源の出力電圧の目標値に対応するPWM信号を生成する。コンパレータは、スイッチング電源の出力電圧の検出値と目標値とを比較し、目標値が検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標値が検出値よりも小さい場合に非アクティブ状態となる比較結果信号を生成する。論理回路は、比較結果信号とPWM信号との論理積を生成する。駆動回路は、論理積に基づいてスイッチング素子を駆動する。
好ましくは、マイクロコンピュータは、目標値をD/A変換することにより目標値を示す目標信号を生成するD/Aコンバータを含む。コンパレータは、目標信号と検出値を示す検出信号とを比較することにより比較結果信号を生成する。
本開示の制御回路によれば、コストを抑えつつ、モータに流れる電流またはスイッチング電源の出力電圧を高精度に制御することができる。
実施の形態1に係るモータ制御システムを示す回路図である。 図1に示すマイクロコンピュータの内部構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す制御回路の各部から出力される信号波形とスイッチング素子のオンオフ状態の波形とを示す図である。 図3に示す波形の一部の拡大図である。 実施の形態2に係るモータ制御システムを示す回路図である。 実施の形態3に係るスイッチング電源制御システムを示す回路図である。 従来のデジタル制御方式に従って動作するマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。また、以下で説明する実施の形態および変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
[実施の形態1]
(制御回路の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータ制御システムを示す回路図である。実施の形態1に係るモータ制御システムは、単相ブラシレスモータ2と、単相ブラシレスモータ2を動作させるためのインバータ回路3と、インバータ回路3が備えるスイッチング素子Q1〜Q4を制御する制御回路1とを備える。
インバータ回路3は、電源の正端子(電圧Vbat)に接続されたハイサイドのスイッチング素子Q1,Q3と、グランド側に接続されたローサイドのスイッチング素子Q2,Q4とを含むHブリッジ回路により構成される。スイッチング素子Q1〜Q4は、たとえばNチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とが直列に接続されたスイッチングレグと、スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4とが直列に接続されたスイッチングレグとが並列に接続される。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との接続ノードが単相ブラシレスモータ2の一方の端子に接続され、スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との接続ノードが単相ブラシレスモータ2の他方の端子に接続される。
スイッチング素子Q1〜Q4のオンオフ状態が切り替えられることにより、単相ブラシレスモータ2への通電方向が反転する。具体的には、スイッチング素子Q1,Q4がオフ状態であり、かつスイッチング素子Q2,Q3がオン状態であるとき、単相ブラシレスモータ2には矢印Aの方向に電流が流れる。スイッチング素子Q1,Q4がオン状態であり、かつスイッチング素子Q2,Q3がオフ状態であるとき、単相ブラシレスモータ2には矢印Bの方向に電流が流れる。このように単相ブラシレスモータ2への通電方向を反転させることにより、単相ブラシレスモータ2のコイルの磁極が反転し、単相ブラシレスモータ2のロータを回転させるトルクが発生する。
インバータ回路3は、さらに下アーム側のスイッチング素子Q2,Q4とグランドとの間に接続された抵抗R1を含む。抵抗R1に流れる電流は、インバータ回路3から単相ブラシレスモータ2に流れる電流と同じである。
図1に示されるように、制御回路1は、マイクロコンピュータ12と、電流検出回路13と、コンパレータ14と、論理回路15a,15bと、貫通防止回路16と、プリドライバ回路17とを備える。
マイクロコンピュータ12は、モータ指令値と図示しないセンサからの検出値(以下、センサ検出値という)とに基づいて単相ブラシレスモータ2に流す目標電流値を決定し、決定した目標電流値を示す目標電流信号S5を生成する。マイクロコンピュータ12は、センサ検出値がモータ指令値に近づくように、たとえばPID演算によって目標電流値を決定すればよい。
モータ指令値は、たとえば単相ブラシレスモータ2の目標位置、目標トルク、目標角速度などである。マイクロコンピュータ12は、上位の制御ユニットからモータ指令値を受けてもよいし、ポテンショメータからの信号をモータ指令値として受けてもよい。あるいは、マイクロコンピュータ12は、図示しないメモリに格納された設定値をモータ指令値として取得してもよい。
マイクロコンピュータ12は、モータ指令値に対応するセンサ検出値を取得する。たとえば、マイクロコンピュータ12は、モータ指令値として目標角速度を受ける場合、単相ブラシレスモータ2の計測された角速度および回転位置をセンサ検出値として取得する。
さらに、マイクロコンピュータ12は、決定した目標電流値に対応するPWM信号S1,S2を生成する。PWM信号S1は、単相ブラシレスモータ2に矢印Aの方向に電流を流すための信号である。PWM信号S2は、単相ブラシレスモータ2に矢印Bの方向に電流を流すための信号である。
電流検出回路13は、インバータ回路3に含まれる抵抗R1の両端間の電圧を計測することにより、単相ブラシレスモータ2に流れる電流を検出する。電流検出回路13は、電流検出値を示す電流検出信号S6を出力する。
コンパレータ14は、電流検出信号S6と目標電流信号S5とを比較し、比較結果信号S7を出力する。比較結果信号S7は、目標電流信号S5で示される目標電流値が電流検出信号S6で示される電流検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標電流値が電流検出値以下である場合に非アクティブ状態となる。
論理回路15aは、PWM信号S1と比較結果信号S7との論理積であるPWM信号S3を生成する。論理回路15bは、PWM信号S2と比較結果信号S7との論理積であるPWM信号S4を生成する。論理回路15a,15bはAND回路で構成される。
駆動回路は、貫通防止回路16とプリドライバ回路17から構成されている。貫通防止回路16は、PWM信号S3に基づいて、ハイサイドのスイッチング素子Q1用のPWM信号S11と、ローサイドのスイッチング素子Q2用のPWM信号S12とを生成する。具体的には、貫通防止回路16は、PWM信号S3がアクティブ状態であれば、PWM信号S11を非アクティブ状態とし、PWM信号S12をアクティブ状態とする。貫通防止回路16は、PWM信号S3が非アクティブ状態であれば、PWM信号S11をアクティブ状態とし、PWM信号S12を非アクティブ状態とする。
貫通防止回路16は、PWM信号S4に基づいて、ハイサイドのスイッチング素子Q3用のPWM信号S13と、ローサイドのスイッチング素子Q4用のPWM信号S14とを生成する。具体的には、貫通防止回路16は、PWM信号S4がアクティブ状態であれば、PWM信号S13を非アクティブ状態とし、PWM信号S14をアクティブ状態とする。貫通防止回路16は、PWM信号S4が非アクティブ状態であれば、PWM信号S13をアクティブ状態とし、PWM信号S14を非アクティブ状態とする。
ただし、貫通防止回路16は、ハイサイドのスイッチング素子とローサイドのスイッチング素子とが同時にオン状態となることのないように、PWM信号S11〜S14にデッドタイムを設ける。
プリドライバ回路17は、PWM信号S11に基づいてスイッチング素子Q1を駆動する。具体的には、プリドライバ回路17は、PWM信号S11がアクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧を超える電圧をスイッチング素子Q1のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q1はオン状態となる。プリドライバ回路17は、PWM信号S11が非アクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧未満の電圧をスイッチング素子Q1のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q1はオフ状態となる。同様にして、プリドライバ回路17は、PWM信号S12に基づいてスイッチング素子Q2を駆動する。プリドライバ回路17は、PWM信号S13に基づいてスイッチング素子Q3を駆動する。プリドライバ回路17は、PWM信号S14に基づいてスイッチング素子Q4を駆動する。
(マイクロコンピュータの構成)
図2は、マイクロコンピュータの内部構成の一例を示すブロック図である。図2には、目標角速度をモータ指令値として受けるマイクロコンピュータの例が示される。マイクロコンピュータ12は、速度制御部21と、信号生成部22と、D/Aコンバータ23とを含む。
速度制御部21は、単相ブラシレスモータ2の目標角速度と、センサによって検出された単相ブラシレスモータ2の角速度(以下、検出角速度という)とを受け、予め設定された演算式に従って目標電流値を算出する。たとえば、速度制御部21は、PID演算に従って目標電流値を算出する。なお、速度制御部21は、PI演算または他の演算方法に従って目標電流値を算出してもよい。
信号生成部22は、速度制御部21によって算出された目標電流値と、センサによって検出された単相ブラシレスモータ2の回転位置とに基づいて、単相ブラシレスモータ2の回転位置に応じた目標電流値を算出し、算出した目標電流値をD/Aコンバータ23に出力する。
信号生成部22は、単相ブラシレスモータ2の回転位置に応じた目標電流値に従って、予め設定された変換式によりオンデューティを算出する。たとえば、信号生成部22は、回転位置に応じた目標電流値に5〜10%を加算した値と最大出力との比率により、オンデューティを算出する。信号生成部22は、予め設定された周期とオンデューティとに基づいて、PWM信号S1,S2を生成する。
D/Aコンバータ23は、回転位置に応じた目標電流値をD/A変換することにより、アナログの目標電流信号S5を生成する。
なお、マイクロコンピュータ12がD/Aコンバータ23を含まない場合、制御回路1は、PWM信号S1,S2をLCフィルタ等によりアナログ信号に変換することにより、目標電流信号S5を生成してもよい。
(制御回路の動作)
次に図3および図4を参照して、制御回路1の動作について説明する。図3は、制御回路1の各部から出力される信号波形とスイッチング素子Q1〜Q4のオンオフ状態とを示す図である。図4は、図3に示す信号波形の一部の拡大図である。
マイクロコンピュータ12は、単相ブラシレスモータ2の回転位置に応じた目標電流値の時間変化を示す目標電流信号S5を生成する。
さらに、マイクロコンピュータ12は、回転位置に応じた目標電流値となるようにPWM信号S1,S2を生成する。マイクロコンピュータ12は、単相ブラシレスモータ2に矢印A(図1参照)の方向に電流を流す期間Pと、期間Pとは逆向きの矢印B(図1参照)の方向に電流を流す期間Qとが交互に繰り返されるように、PWM信号S1,S2を生成する。
期間Pにおいて、PWM信号S1は、マイクロコンピュータ12によって算出されたオンデューティのパルスを含み、PWM信号S2は非アクティブ状態(ロー(L)レベル)である。期間Qにおいて、PWM信号S2は、マイクロコンピュータ12によって算出されたオンデューティのパルスを含み、PWM信号S1は非アクティブ状態(ローレベル)である。
目標電流信号S5と電流検出信号S6とが比較され、目標電流信号S5の値が電流検出信号S6の値よりも大きい場合にアクティブ状態(ハイ(H)レベル)となり、それ以外の場合に非アクティブ状態(ローレベル)となる比較結果信号S7が生成される。
PWM信号S1と比較結果信号S7との論理積を求めることにより、PWM信号S3が生成される。これにより、PWM信号S3では、PWM信号S1がアクティブ状態である期間のうち、電流検出信号S6の値が目標電流信号S5の値よりも大きくなる期間が非アクティブ状態に変更される。同様に、PWM信号S2と比較結果信号S7との論理積を求めることにより、PWM信号S4が生成される。これにより、PWM信号S4では、PWM信号S2がアクティブ状態である期間のうち、電流検出信号S6の値が目標電流信号S5の値よりも大きくなる期間が非アクティブ状態に変更される。
PWM信号S3がアクティブ状態(ハイレベル)であるとき、スイッチング素子Q1がオフ状態に、スイッチング素子Q2がオン状態に制御される。PWM信号S3が非アクティブ状態(ローレベル)であるとき、スイッチング素子Q1がオン状態に、スイッチング素子Q2がオフ状態に制御される。PWM信号S4がアクティブ状態(ハイレベル)であるとき、スイッチング素子Q3がオフ状態に、スイッチング素子Q4がオン状態に制御される。PWM信号S4が非アクティブ状態(ローレベル)であるとき、スイッチング素子Q3がオン状態に、スイッチング素子Q4がオフ状態に制御される。
期間Pでは、PWM信号S4が非アクティブ状態(ローレベル)であるため、スイッチング素子Q3がオン状態に、スイッチング素子Q4がオフ状態に制御される。このとき、PWM信号S3がアクティブ状態(ハイレベル)であれば、スイッチング素子Q1がオフ状態に、スイッチング素子Q2がオン状態に制御されることにより、単相ブラシレスモータ2に矢印A(図1参照)の方向の電流が流れる。一方、PWM信号S3が非アクティブ状態(ローレベル)であれば、スイッチング素子Q1がオン状態に、スイッチング素子Q2がオフ状態に制御されることにより、インバータ回路3から単相ブラシレスモータ2に電流が流れない。上述したように、PWM信号S3では、PWM信号S1がアクティブ状態である期間のうち、電流検出信号S6の値が目標電流信号S5の値よりも大きくなる期間が非アクティブ状態に変更される。つまり、1パルス毎に、電流検出信号S6に応じてパルス幅が調整される。そのため、目標電流値よりも大きい電流が単相ブラシレスモータ2に流れることを抑制することができる。
同様に、期間Qでは、PWM信号S3が非アクティブ状態(ローレベル)であるため、スイッチング素子Q1がオン状態に、スイッチング素子Q2がオフ状態に制御される。このとき、PWM信号S4がアクティブ状態(ハイレベル)であれば、スイッチング素子Q3がオフ状態に、スイッチング素子Q4がオン状態に制御されることにより、単相ブラシレスモータ2に矢印B(図1参照)の方向の電流が流れる。一方、PWM信号S4が非アクティブ状態(ローレベル)であれば、スイッチング素子Q3がオン状態に、スイッチング素子Q4がオフ状態に制御されることにより、インバータ回路3から単相ブラシレスモータ2に電流が流れない。上述したように、PWM信号S4では、PWM信号S2がアクティブ状態である期間のうち、電流検出信号S6の値が目標電流信号S5の値よりも大きくなる期間が非アクティブ状態に変更される。つまり、1パルス毎に、電流検出信号S6に応じてパルス幅が調整される。そのため、目標電流値よりも大きい電流が単相ブラシレスモータ2に流れることを抑制することができる。
(利点)
以上のように、制御回路1は、単相ブラシレスモータ2を動作させるスイッチング素子Q1〜Q4を制御する。制御回路1は、マイクロコンピュータ12と、コンパレータ14と、論理回路15a,15bと、貫通防止回路(駆動回路)16およびプリドライバ回路(駆動回路)17とを備える。マイクロコンピュータ12は、モータ指令値に基づいて単相ブラシレスモータ2に流す目標電流値を決定し、決定した目標電流値に対応するPWM信号S1,S2を生成する。コンパレータ14は、単相ブラシレスモータ2に流れる電流検出値と目標電流値とを比較し、目標電流値が電流検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標電流値が電流検出値よりも小さい場合に非アクティブ状態となる比較結果信号S7を生成する。論理回路15aは、比較結果信号S7とPWM信号S1との論理積であるPWM信号S3を生成する。論理回路15bは、比較結果信号S7とPWM信号S2との論理積であるPWM信号S4を生成する。貫通防止回路16およびプリドライバ回路17は、PWM信号S3,S4に基づいてスイッチング素子Q1〜Q4を駆動する。
上記の構成により、PWM信号S1,S2においてアクティブ状態である期間のうち、電流検出信号S6の値が目標電流信号S5の値よりも大きくなる期間を非アクティブ状態に変更することによって、PWM信号S3、S4が生成される。つまり、制御回路1は、1パルス毎に、単相ブラシレスモータ2に流れる電流検出値に基づいてパルス幅を調整することができる。そのため、制御回路1は、期間Pおよび期間Qの両方において、単相ブラシレスモータ2に流れる電流を高精度に制御することができる。
さらに、制御回路1のマイクロコンピュータ12は、図7に示されるような電流制御部122を備える必要がない。そのため、マイクロコンピュータ12の処理が大幅に軽減される。さらに、マイクロコンピュータ12は、電流制御部122を備えないため、単相ブラシレスモータ2に流れる電流検出値をA/D変換するための高速のA/Dコンバータを必要としない。そのため、マイクロコンピュータ12のコストを抑えることができる。
マイクロコンピュータ12は、目標電流値をD/A変換することにより、目標電流値を示す目標電流信号(目標信号)S5を生成するD/Aコンバータ23を含む。コンパレータ14は、目標電流信号S5と電流検出値を示す電流検出信号(検出信号)S6とを比較することにより比較結果信号S7を生成する。これにより、制御回路1は、目標電流値と電流検出値との比較を容易に行なうことができる。
上記の説明では、制御回路1とインバータ回路3とを別の回路として説明したが、インバータ回路3は制御回路1に組み込まれていてもよい。
[実施の形態2]
上記の実施の形態1では、単相ブラシレスモータ2を動作させるためのインバータ回路3を制御する制御回路1について説明した。しかしながら、制御対象となる装置は単相ブラシレスモータ2ではなく、他のモータを動作させるためのインバータ回路であってもよい。
図5は、実施の形態2に係るモータ制御システムを示す回路図である。実施の形態2に係るモータ制御システムは、3相ブラシレスモータ2aと、3相ブラシレスモータ2aを動作させるためのインバータ回路3と、3相ブラシレスモータ2aに流れる電流を検出する電流センサ13u〜13wと、インバータ回路3が備えるスイッチング素子Q5〜Q10を制御する制御回路1aとを備える。
インバータ回路3aは、電源の正端子(電圧Vbat)に接続されたハイサイドのスイッチング素子Q5,Q7,Q9と、グランド側に接続されたローサイドのスイッチング素子Q6,Q8,Q10とを含むフルブリッジ回路により構成される。スイッチング素子Q6〜Q10は、たとえばNチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6とが直列に接続されたU相用のスイッチングレグと、スイッチング素子Q7とスイッチング素子Q8とが直列に接続されたV相用のスイッチングレグと、スイッチング素子Q9とスイッチング素子Q10とが直列に接続されたW相用のスイッチングレグとが並列に接続される。スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との接続ノードが3相ブラシレスモータ2aのU相の励磁コイルに接続される。スイッチング素子Q7とスイッチング素子Q8との接続ノードが3相ブラシレスモータ2aのV相の励磁コイルに接続される。スイッチング素子Q9とスイッチング素子Q10との接続ノードが3相ブラシレスモータ2aのW相の励磁コイルに接続される。
スイッチング素子Q5〜Q10のオンオフ状態が切り替えられることにより、3相ブラシレスモータ2aの各相の励磁コイルに電流が流れ、3相ブラシレスモータ2aが回転する。
電流センサ13uは、3相ブラシレスモータ2aのU相の励磁コイルに流れる電流を検出し、電流検出値を示す電流検出信号S6uを出力する。電流センサ13vは、3相ブラシレスモータ2aのV相の励磁コイルに流れる電流を検出し、電流検出値を示す電流検出信号S6vを出力する。電流センサ13wは、3相ブラシレスモータ2aのW相の励磁コイルに流れる電流を検出し、電流検出値を示す電流検出信号S6wを出力する。
図5に示されるように、制御回路1aは、マイクロコンピュータ12aと、コンパレータ14u〜14wと、論理回路15u〜15wと、貫通防止回路16aと、プリドライバ回路17aとを備える。
マイクロコンピュータ12aは、モータ指令値(たとえば、目標位置、目標トルク、目標角速度など)と図示しないセンサからの検出値とに基づいて3相ブラシレスモータ2aのU相、V相、W相の各々の励磁コイルに流す目標電流値を決定する。マイクロコンピュータ12aは、U相、V相、W相の励磁コイルに流す目標電流値をそれぞれ示す目標電流信号S5u,S5v,S5wを生成する。
さらに、マイクロコンピュータ12aは、U相、V相、W相の励磁コイルに流す目標電流値にそれぞれ対応するPWM信号S1u,S1v,S1wを生成する。マイクロコンピュータ12aは、センサ検出値がモータ指令値に近づくように、たとえばPID演算によって各相の目標電流値を決定すればよい。
マイクロコンピュータ12aは、3相ブラシレスモータ2aのU相の励磁コイルに電流を供給する第1期間と、U相の励磁コイルに電流を流さない第2期間と、U相の励磁コイルから電流を引き込む第3期間と、U相の励磁コイルに電流を流さない第4期間とがこの順に繰り返されるように、PWM信号S1uを生成する。PWM信号S1uは、第1期間および第3期間において、目標電流値に応じて決定されたオンデューティのパルスを含む。同様にして、マイクロコンピュータ12aは、PWM信号S1v,S1wを生成する。
コンパレータ14uは、電流検出信号S6uと目標電流信号S5uとを比較し、比較結果信号S7uを出力する。比較結果信号S7uは、目標電流信号S5uで示される目標電流値の絶対値が電流検出信号S6uで示される電流検出値の絶対値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標電流値の絶対値が電流検出値の絶対値以下の場合に非アクティブ状態となる。コンパレータ14vは、電流検出信号S6vと目標電流信号S5vとを比較し、比較結果信号S7vを出力する。比較結果信号S7vは、目標電流信号S5vで示される目標電流値の絶対値が電流検出信号S6vで示される電流検出値の絶対値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標電流値の絶対値が電流検出値の絶対値以下の場合に非アクティブ状態となる。コンパレータ14wは、電流検出信号S6wと目標電流信号S5wとを比較し、比較結果信号S7wを出力する。比較結果信号S7wは、目標電流信号S5w示される目標電流値の絶対値が電流検出信号S6wで示される電流検出値の絶対値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標電流値の絶対値が電流検出値の絶対値以下の場合に非アクティブ状態となる。
論理回路15uは、PWM信号S1uと比較結果信号S7uとの論理積であるPWM信号S3uを生成する。論理回路15vは、PWM信号S1vと比較結果信号S7vとの論理積であるPWM信号S3vを生成する。論理回路15wは、PWM信号S1wと比較結果信号S7wとの論理積であるPWM信号S3wを生成する。論理回路15u〜15wはAND回路である。
貫通防止回路16aは、PWM信号S3uに基づいて、ハイサイドのスイッチング素子Q5用のPWM信号S11uと、ローサイドのスイッチング素子Q6用のPWM信号S12uとを生成する。
貫通防止回路16aは、U相の励磁コイルに電流を供給する第1期間において、PWM信号S3uがアクティブ状態であれば、PWM信号S11uをアクティブ状態とし、PWM信号S3uが非アクティブ状態であれば、PWM信号S11uを非アクティブ状態とする。貫通防止回路16aは、第1期間において、PWM信号S12uを非アクティブ状態とする。
貫通防止回路16aは、U相の励磁コイルから電流を引き込む第3期間において、PWM信号S3uがアクティブ状態であれば、PWM信号S12uをアクティブ状態とし、PWM信号S3uが非アクティブ状態であれば、PWM信号S12uを非アクティブ状態とする。貫通防止回路16aは、第3期間において、PWM信号S11uを非アクティブ状態とする。
貫通防止回路16aは、U相の励磁コイルに電流を供給しない第2期間および第4期間において、PWM信号S11u,S12uを非アクティブ状態とする。
同様にして、貫通防止回路16aは、PWM信号S3vに基づいて、ハイサイドのスイッチング素子Q7用のPWM信号S11vと、ローサイドのスイッチング素子Q8用のPWM信号S12vとを生成する。貫通防止回路16aは、PWM信号S3wに基づいて、ハイサイドのスイッチング素子Q9用のPWM信号S11wと、ローサイドのスイッチング素子Q10用のPWM信号S12wとを生成する。
プリドライバ回路17aは、PWM信号S11uに基づいてスイッチング素子Q5を駆動する。具体的には、プリドライバ回路17aは、PWM信号S11uがアクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧を超える電圧をスイッチング素子Q5のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q5はオン状態となる。プリドライバ回路17aは、PWM信号S11uが非アクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧未満の電圧をスイッチング素子Q5のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q5はオフ状態となる。同様にして、プリドライバ回路17aは、PWM信号S12uに基づいてスイッチング素子Q6を駆動する。プリドライバ回路17aは、PWM信号S11vに基づいてスイッチング素子Q7を駆動する。プリドライバ回路17aは、PWM信号S12vに基づいてスイッチング素子Q8を駆動する。プリドライバ回路17aは、PWM信号S11wに基づいてスイッチング素子Q9を駆動する。プリドライバ回路17aは、PWM信号S12wに基づいてスイッチング素子Q10を駆動する。
このように、貫通防止回路16aおよびプリドライバ回路17aは、PWM信号S3u〜S3wに基づいてスイッチング素子Q5〜Q10を駆動する駆動回路として動作する。
上記の構成によれば、実施の形態1と同様に、制御回路1aは、PWM信号の1パルス毎に、3相ブラシレスモータ2aに流れる電流検出値に基づいてパルス幅を調整することができる。そのため、制御回路1aは、3相ブラシレスモータ2aに流れる電流を高精度に制御することができる。
さらに、マイクロコンピュータ12aは、図7に示されるような電流制御部122を備える必要がなく、3相ブラシレスモータ2aに流れる電流検出値をA/D変換するための高速のA/Dコンバータを必要としない。そのため、マイクロコンピュータ12aの処理が大幅に軽減されるとともに、マイクロコンピュータ12aのコストを抑えることができる。
上記の説明では、制御回路1aとインバータ回路3aとを別の回路として説明したが、インバータ回路3aは制御回路1aに組み込まれていてもよい。
[実施の形態3]
上記の実施の形態1,2では、モータを制御するための制御回路について説明した。しかしながら、制御対象となる装置はモータに限定されず、スイッチング電源であってもよい。
図6は、実施の形態3に係るスイッチング電源制御システムを示す回路図である。実施の形態3に係るスイッチング電源制御システムは、スイッチング電源4と、分圧回路6と、スイッチング電源4が備えるスイッチング素子を制御する制御回路1bとを備える。
スイッチング電源4は、降圧型であり、スイッチング素子Q41と、平滑回路42と、出力端子43とを備える。スイッチング素子Q41は、PチャネルMOSFETであり、電源の正端子(電圧Vbat)に接続されたソース端子と、平滑回路42に接続されたドレイン端子とを有する。平滑回路42は、スイッチング素子Q41のドレイン端子の電圧を平滑化するための回路であり、ダイオード、インダクタおよびコンデンサにより構成される。平滑回路42により平滑化された電圧が出力端子43から出力される。出力端子43には負荷5が接続される。
分圧回路6は、スイッチング電源4の出力端子43とグランドとの間に接続される。分圧回路6は、直列に接続された抵抗R2,R3によって構成される。
制御回路1bは、マイクロコンピュータ12bと、電圧検出回路13bと、コンパレータ14bと、論理回路15cと、プリドライバ回路(駆動回路)17bとを備える。
マイクロコンピュータ12bは、スイッチング電源4の目標出力電圧値を示す目標電圧信号S25を生成する。
さらに、マイクロコンピュータ12aは、目標出力電圧値に対応するPWM信号S21を生成する。マイクロコンピュータ12aは、目標出力電圧値と、スイッチング素子Q41のソース端子に印加される電圧Vbatとの比率に基づいてオンデューティを求め、当該オンデューティに従ってPWM信号S21を生成する。なお、マイクロコンピュータ12bは、上位の制御ユニットから目標出力電圧値を取得してもよいし、メモリに格納された目標出力電圧値を読み込んでもよい。
電圧検出回路13bは、スイッチング電源4の出力電圧を検出し、電圧検出値を示す電圧検出信号S26を出力する。電圧検出回路13bは、スイッチング電源4の出力端子43とグランドとの間に接続された分圧回路6から出力される電圧値に基づいて、スイッチング電源4の出力電圧を検出する。
コンパレータ14bは、電圧検出信号S26と目標電圧信号S25とを比較し、比較結果信号S27を出力する。比較結果信号S27は、目標電圧信号S25で示される目標出力電圧値が電圧検出信号S26で示される電圧検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、目標出力電圧値が電圧検出値以下の場合に非アクティブ状態となる。
論理回路15cは、PWM信号S21と比較結果信号S27との論理積であるPWM信号S23を生成する。論理回路15cはAND回路である。
プリドライバ回路17bは、PWM信号S23に基づいてスイッチング素子Q41を駆動する。具体的には、プリドライバ回路17bは、PWM信号S23がアクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧を超える電圧をスイッチング素子Q41のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q41はオン状態となる。プリドライバ回路17bは、PWM信号S23が非アクティブ状態であれば、ゲートしきい値電圧未満の電圧をスイッチング素子Q41のゲート端子に印加する。これにより、スイッチング素子Q41はオフ状態となる。
上記の構成によれば、実施の形態1,2と同様に、制御回路1bは、PWM信号の1パルス毎に、スイッチング電源4の出力電圧値に基づいてパルス幅を調整することができる。そのため、制御回路1bは、スイッチング電源4の出力電圧を高精度に制御することができる。
さらに、マイクロコンピュータ12bは、スイッチング電源4の出力電圧をA/D変換するための高速のA/Dコンバータを必要としない。そのため、マイクロコンピュータ12bのコストを抑えることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明でなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1a,1b 制御回路、2 単相ブラシレスモータ、2a 3相ブラシレスモータ、3,3a インバータ回路、4 スイッチング電源、5 負荷、6 分圧回路、12,12a,12b,112 マイクロコンピュータ、13,113 電流検出回路、13b 電圧検出回路、13u〜13w 電流センサ、14,14b,14u〜14w コンパレータ、15a〜15c,15u〜15w 論理回路、16,16a 貫通防止回路、17,17a,17b プリドライバ回路、21,121 速度制御部、22 信号生成部、23 D/Aコンバータ、Q1〜Q10,Q41 スイッチング素子、42 平滑回路、43 出力端子、122 電流制御部、123 PWM信号生成部、R1〜R3 抵抗、S1u〜S1w,S1〜S4,S3u〜S3w,S11〜S14,S11u〜S11w,S12u〜S12w,S21,S23 PWM信号、S5,S5u〜S5w 目標電流信号、S6,S6u〜S6w 電流検出信号、S7,S7u〜S7w,S27 比較結果信号、S25 目標電圧信号、S26 電圧検出信号。

Claims (3)

  1. モータを動作させるスイッチング素子を制御するための制御回路であって、
    指令値に基づいて前記モータに流す電流の目標値を決定し、決定した目標値に対応するPWM信号を生成するマイクロコンピュータと、
    前記モータに流れる電流の検出値と前記目標値とを比較し、前記目標値が前記検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、前記目標値が前記検出値よりも小さい場合に非アクティブ状態となる比較結果信号を生成するコンパレータと、
    前記比較結果信号と前記PWM信号との論理積を生成する論理回路と、
    前記論理積に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備える、制御回路。
  2. スイッチング電源が備えるスイッチング素子を制御するための制御回路であって、
    前記スイッチング電源の出力電圧の目標値に対応するPWM信号を生成するマイクロコンピュータと、
    前記スイッチング電源の出力電圧の検出値と前記目標値とを比較し、前記目標値が前記検出値よりも大きい場合にアクティブ状態となり、前記目標値が前記検出値よりも小さい場合に非アクティブ状態となる比較結果信号を生成するコンパレータと、
    前記比較結果信号と前記PWM信号との論理積を生成する論理回路と、
    前記論理積に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備える、制御回路。
  3. 前記マイクロコンピュータは、前記目標値をD/A変換することにより前記目標値を示す目標信号を生成するD/Aコンバータを含み、
    前記コンパレータは、前記目標信号と前記検出値を示す検出信号とを比較することにより前記比較結果信号を生成する、請求項1または2に記載の制御回路。
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