JP2019057689A - 内燃機関用の点火コイル - Google Patents
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Abstract
Description
前記一次コイルの外周側に配された筒状の本体部(200)と、前記本体部から外周側に突出するとともに、コイル軸方向(X)に間隔をあけて配された複数の鍔部(20)と、を有する二次スプール(2)と、
前記二次スプールの隣り合う前記鍔部の間に巻回された二次コイル(12)と、
鉛直方向(Z)から見たとき、前記二次スプールを外側から囲むように形成された外周コア(3)と、
前記一次コイル、前記二次スプール、前記二次コイル、及び前記外周コアを収容するとともに、鉛直方向の上方に開口部(401)を有するケース(4)と、
前記ケース内に充填されるとともに、前記ケースの前記開口部から上方に向って露出する露出面(51)を有する充填樹脂(5)と、を有し、
前記ケースは、コイル軸方向の一方である後方に突出するとともに、内燃機関に対して固定されるフランジ(44)を有し、
前記充填樹脂は、熱硬化性樹脂と、前記熱硬化性樹脂よりも線膨張係数が小さいフィラーと、を有し、
前記二次スプールの複数の前記鍔部のうち最も後方に位置する前記鍔部を後端鍔部(21)と定義し、前記ケースのうち、前記フランジが突出した壁部を後方側壁(42)と定義したとき、
前記フランジは、少なくとも前記後方側壁における前記外周コアよりも上方の領域から形成されており、
前記後端鍔部の後面(211)と前記後方側壁の前面(421)との少なくとも一方における、前記外周コアよりも上方の領域には、前記充填樹脂に対して剥離性を有する剥離材(10)が配されている、内燃機関用の点火コイル(1)にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用の点火コイルの実施形態につき、図1〜図6を用いて説明する。
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1は、図1に示すごとく、一次コイル11と二次スプール2と二次コイル12と外周コア3とケース4と充填樹脂5とを有する。二次スプール2は、一次コイル11の外周側に配された筒状の本体部200と、本体部200から外周側に突出するとともに、コイル軸方向Xに間隔をあけて配された複数の鍔部20と、を有する。二次コイル12は、二次スプール2の隣り合う鍔部20の間に巻回されている。図3に示すごとく、外周コア3は、鉛直方向Zから見たとき、二次スプール2を外側から囲むように形成されている。図1に示すごとく、ケース4は、一次コイル11、二次スプール2、二次コイル12、及び外周コア3を収容するとともに、鉛直方向Zの上方に開口部401を有する。図1、図2に示すごとく、充填樹脂5は、ケース4内に充填されるとともに、ケース4の開口部401から上方に向って露出する露出面51を有する。
以後、本実施形態における内燃機関用の点火コイル1につき、詳説する。
側壁部40は、一次コイル11、二次コイル12、一次スプール13、二次スプール2、中心コア14、外周コア3、磁石体18、イグナイタ17等の点火コイル1の構成部品の周囲を、コイル軸方向X及び横方向Yから囲むと共に上方に開口部401を有する。図2から分かるように、鉛直方向Zから見たとき、側壁部40は、コイル軸方向Xに長尺な略矩形筒状を呈している。側壁部40は、コイル軸方向Xに対向する前方側壁41及び前述の後方側壁42と、横方向Yに対向する一対の横側壁43とを有する。後方側壁42は、前方側壁41の後方に位置している。
本実施形態において、ケース4は、PBT樹脂(すなわち、ポリブチレンテレフタレート樹脂)からなる。
充填樹脂5:40ppm/℃
フィラーの堆積層52:18ppm/℃
巻回領域16(すなわち、二次コイル12及びそこに浸透した熱硬化性樹脂):47ppm/℃
二次スプール2:43ppm/℃
ケース4:60ppm/℃
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1において、フランジ44は、少なくとも後方側壁42における外周コア3よりも上方の領域から形成されている。それゆえ、点火コイル1が高温から低温に変化したとき、外周コア3よりも上方の領域において、ケース4内部が、コイル軸方向Xのフランジ44側に引っ張られ、二次コイル12の周囲に浸透した熱硬化性樹脂と鍔部20との間に応力が集中することが懸念される。以後、二次コイル12の周囲に浸透した熱硬化性樹脂を、線間浸透樹脂という。
本実施形態は、図7〜図9に示すごとく、実施形態1に対して、二次スプール2の形状を変更した実施形態である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図11に示すごとく、鍔部側突起23及び前方突起24の形成範囲を、実施形態2に対して変更した実施形態である。
その他は、実施形態2と同様である。
その他、実施形態2と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図12、図13に示すごとく、剥離材10を、ケース4の後方側壁42の前面421に形成した実施形態である。以後、後方側壁42の前面421に形成した剥離材10を、適宜、壁部側剥離材103という。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図14、図15に示すごとく、実施形態4に対して、後方側壁42の形状を変更した実施形態である。
その他は、実施形態4と同様である。
その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図16に示すごとく、壁部側突起48の形成範囲を、実施形態5に対して変更した実施形態である。
その他は、実施形態5と同様である。
その他、実施形態5と同様である。
本実施形態も、実施形態5に対して、壁部側突起48の形成範囲を変更した実施形態である。
その他は、実施形態5と同様である。
10 剥離材
12 二次コイル
2 二次スプール
211 後端鍔部の後面
3 外周コア
4 ケース
421 後方側壁の前面
44 フランジ
5 充填樹脂
Claims (5)
- 一次コイル(11)と
前記一次コイルの外周側に配された筒状の本体部(200)と、前記本体部から外周側に突出するとともに、コイル軸方向(X)に間隔をあけて配された複数の鍔部(20)と、を有する二次スプール(2)と、
前記二次スプールの隣り合う前記鍔部の間に巻回された二次コイル(12)と、
鉛直方向(Z)から見たとき、前記二次スプールを外側から囲むように形成された外周コア(3)と、
前記一次コイル、前記二次スプール、前記二次コイル、及び前記外周コアを収容するとともに、鉛直方向の上方に開口部(401)を有するケース(4)と、
前記ケース内に充填されるとともに、前記ケースの前記開口部から上方に向って露出する露出面(51)を有する充填樹脂(5)と、を有し、
前記ケースは、コイル軸方向の一方である後方に突出するとともに、内燃機関に対して固定されるフランジ(44)を有し、
前記充填樹脂は、熱硬化性樹脂と、前記熱硬化性樹脂よりも線膨張係数が小さいフィラーと、を有し、
前記二次スプールの複数の前記鍔部のうち最も後方に位置する前記鍔部を後端鍔部(21)と定義し、前記ケースのうち、前記フランジが突出した壁部を後方側壁(42)と定義したとき、
前記フランジは、少なくとも前記後方側壁における前記外周コアよりも上方の領域から形成されており、
前記後端鍔部の後面(211)と前記後方側壁の前面(421)との少なくとも一方における、前記外周コアよりも上方の領域には、前記充填樹脂に対して剥離性を有する剥離材(10)が配されている、内燃機関用の点火コイル(1)。 - 前記剥離材は、少なくとも前記後端鍔部の前記後面に配されている、請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル。
- 前記後端鍔部の前記後面には、前記剥離材の下側に隣接する位置から、前記剥離材よりも後方に突出した鍔部側突起(23)が形成されている、請求項2に記載の内燃機関用の点火コイル。
- 前記剥離材は、少なくとも前記後方側壁の前記前面に形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火コイル。
- 前記後方側壁の前記前面には、前記剥離材の上方に隣接する位置から、前記剥離材よりもコイル軸方向の後方と反対側である前方に突出した壁部側突起(48)が形成されている、請求項4に記載の内燃機関用の点火コイル。
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