JP2019057330A - 入力支援装置およびプログラム - Google Patents

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Mikiya Hiroi
幹也 廣井
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裕美子 大熊
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Abstract

【課題】買物メモに購入予定商品を簡便に登録でき、登録時に自宅における在庫確認を併せて行う。【解決手段】実施形態の入力支援装置において入力受付手段は、音声入力またはコード入力を介して、購入予定商品に関する商品情報を受け付ける。購入品在庫問合手段は、会員が所有する購入品在庫を記憶する購入品在庫記憶手段に対して、自装置が記憶する会員識別情報と、前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力し、前記購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる。在庫報知手段は、前記購入品在庫記憶手段において前記購入予定商品の購入品在庫が有る旨が記憶されていれば、当該購入予定商品の在庫が有る旨を報知する。買物メモ情報出力手段は、前記購入予定商品の商品情報と前記会員識別情報とを関連付けて買物メモ情報を生成し、生成した買物メモ情報を買物メモ記憶手段に出力する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、入力支援装置およびプログラムに関する。
従来、POS(Point Of Sales)端末においてレシート等の購入履歴を電子データ化し、この電子化された購入履歴情報を顧客の携帯端末等に提供するシステムが提案されている。また、上述した購入履歴情報を電子レシートサーバで管理し、購入履歴情報を利用して買物メモの作成を支援する買物支援装置が提案されている。
ここで、買物メモに購入予定の商品を登録する操作をより簡便化することが望まれている。加えて、買物メモに購入予定商品を登録する際に、自宅における購入品の在庫を確認したいという要望もあった。
本発明が解決しようとする課題は、買物メモに購入予定商品を簡便に登録できるとともに、登録時に自宅における在庫確認を併せて行うことができる入力支援装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の入力支援装置は、入力受付手段と、購入品在庫問合手段と、在庫報知手段と、買物メモ情報出力手段とを備える。入力受付手段は、音声入力またはコード入力を介して、購入予定商品に関する商品情報を受け付ける。購入品在庫問合手段は、会員が購入した購入品と使用した前記購入品とを管理することにより前記会員が所有する購入品在庫を記憶する購入品在庫記憶手段に対して、自装置が記憶する会員識別情報と、前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力し、前記購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる。在庫報知手段は、前記購入品在庫記憶手段において前記購入予定商品の購入品在庫が有る旨が記憶されていれば、当該購入予定商品の在庫が有る旨を報知する。買物メモ情報出力手段は、前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報と、前記自装置が記憶する会員識別情報と、を関連付けて買物メモ情報を生成し、生成した当該買物メモ情報を、前記会員ごとの購入予定商品を各会員の前記会員識別情報により識別可能に記憶する買物メモ記憶手段に出力する。
図1は、実施形態にかかる購入品管理システムの概略構成図である。 図2は、買物支援システムの外観図である。 図3は、入力支援装置の正面図である。 図4は、POS端末の構成例を示すブロック図である。 図5は、携帯端末の構成例を示すブロック図である。 図6は、電子レシートサーバの構成例を示すブロック図である。 図7は、購入品管理サーバの構成例を示すブロック図である。 図8は、購入品管理DBのデータ構成例を示す図である。 図9は、買物メモ管理DBのデータ構成例を示す図である。 図10は、タブレット端末の構成例を示すブロック図である。 図11は、入力支援装置の構成例を示すブロック図である。 図12は、入力支援装置が購入品管理サーバと協働して行う買物メモ登録処理の手順例を示すフローチャートである。 図13は、買物メモ画面の画面構成例を示す図である。
図1は、実施形態にかかる購入品管理システム100の概略構成図である。図1に示すように、購入品管理システム100は主に、POS端末6と、会員の携帯端末5と、電子レシートサーバ7と、購入品管理サーバ8と、買物支援システム4とを含む。
POS端末6は、商品を販売する店舗に設けられる。POS端末6は、ルータ等のネットワーク機器(図示せず)およびネットワークN1とを介して、系列店舗の本部に設けられた電子レシートサーバ7に接続する。ここで、ネットワークN1は、例えばVPN(Virtual Private Network)等の専用線である。
POS端末6は、自店舗にて客が購入した商品の決済処理を行い、その取引内容を示した商品販売データを生成する。また、POS端末6は、商品販売データのデータ形式を変換した電子レシートを生成し、ネットワークN1を介して電子レシートサーバ7に出力(送信)する。
なお、店舗に設けられるPOS端末6の個数は特に問わないものとする。また、店舗内に商品販売データ処理に用いる商品データファイル等を記憶・管理するストアサーバ等を設けてもよい。この場合、ストアサーバは、POS端末6の各々で生成される電子レシートを収集し、電子レシートサーバ7に一括して出力する構成としてよい。
電子レシートサーバ7は、例えば、系列店舗を運営する企業の本部に設けられる。電子レシートサーバ7は、自企業が運営する各店舗(POS端末6)から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、電子レシートサーバ7は、自企業が運営する各店舗で生成された電子レシートを一括に管理する、企業用の電子レシート管理サーバとして機能する。
電子レシートサーバ7は、ネットワークN2を介して、購入品管理サーバ8に接続する。ネットワークN2は、例えば、インターネットやVPN等の専用線である。電子レシートサーバ7は、各店舗から受信した電子レシートを、購入品管理サーバ8に送信する。
購入品管理サーバ8は、例えば、電子レシートサーバ7の各企業とは独立した第3機関のデータセンタ等に設けられる。購入品管理サーバ8は、ネットワークN2を介して、電子レシートシステムを利用する各企業の電子レシートサーバ7に接続する。購入品管理サーバ8は、各企業の電子レシートサーバ7から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、購入品管理サーバ8は、各種企業の店舗で生成された電子レシートを一括して管理する、消費者用の電子レシート管理サーバとして機能する。
また、購入品管理サーバ8は、本システムへの登録を行った客(以下「会員」という)に関する会員情報を会員マスタ(不図示)に記憶し、管理する。なお、本システムへの登録方法は特に問わないものとする。例えば、本システムへの登録は、店舗においてPOS端末6を介して行う形態としてもよいし、タブレット端末2または携帯端末5を介して行う形態としてもよい。会員登録を行った会員には、固有の会員IDが付与される。
会員の携帯端末5は、本システムの利用者(会員)が使用する携帯型情報処理装置である。携帯端末5としては、例えばスマートフォン等の通信端末を用いればよい。携帯端末5は、ネットワークN3を介して、電子レシートサーバ7または購入品管理サーバ8に接続する。ネットワークN3は、インターネット等の各種公衆網である。
買物支援システム4は、本システムの利用者(会員)が自宅で使用するシステムである。買物支援システム4は、入力支援装置1と、タブレット端末2と、充電ドック3とを含んでいる。入力支援装置1およびタブレット端末2は、ルータ等のネットワーク機器9およびネットワークN3を介して購入品管理サーバ8等のサーバ装置に接続する。
図2は、買物支援システム4の外観図である。図2に示すように、買物支援システム4の充電ドック3は、家庭内の冷蔵庫のドアなどに掛けて用いる。充電ドック3の正面には、入力支援装置1およびタブレット端末2をそれぞれ嵌め込むための凹部が形成されており、各凹部の内部には各端末を充電するための充電用端子が設けられている。一般的に、冷蔵庫付近は台所作業において中心的な作業場所の一つであり、冷蔵庫のドア側面(正面でも側面でもよい)は台所で目立つ場所、分かり易い場所といえる。従って本実施形態は、充電ドック3を冷蔵庫のドアに掛けて置ける形状とし、入力支援装置1およびタブレット端末2の置き場所、兼、充電場所としたことで、買物支援システム4の利便性向上を図っている。
図3は、入力支援装置1の正面図である。入力支援装置1は、掌サイズの円形状であり、正面中央にラインインジケータ等の表示器17が設けられている。また、入力支援装置1の上端部の側面には、コードスキャナ15が設けられている。また、表示器17の下方には、音声入力を開始するための音声入力ボタン12と、コードスキャナ15によるコード読取を開始するためのコード読取ボタン13とが設けられている。これら2つのボタンの下方には、音声入力用のマイク14が設けられている。
入力支援装置1は、買物メモに登録する購入予定商品の商品名の入力を支援する通信端末である。尚、ここで商品名とは、一般名称やカテゴリ名(例えば、牛乳、たまご、ビールなど)が用いられてもよいし、メーカ別の製品名(例えば「AAA牛乳」「BBBたまご」など)が用いられてもよい。
買物メモをつけたいタイミングとしては例えば、購入済み商品(購入品)の残量が少なくなってきた場合や使い切った場合等がある。このように使用中の在庫補充が必要となった際に、ユーザがその場ですぐに買物メモをつけられると便利である。入力支援装置1はこのような場合に、タブレット端末やPC、スマートフォン等を用いずに、単純な操作によって買物メモに補充したい商品についてメモ入力できるよう、商品名の入力処理を支援するものである。より具体的には入力支援装置1は、音声入力またはコード入力により入力された商品名または商品コードを、購入予定商品の商品情報として受付ける。そして、入力支援装置1は、購入予定商品の商品情報を自装置が記憶する会員IDと対応付けて購入品管理サーバ8の購入品管理DB852に送信し、買物メモ情報として購入品管理DB852に登録する。
・音声入力の操作方法
ユーザは、入力支援装置1を片手に取り、音声入力ボタン12を押しながら買物メモとして入力したい購入予定商品名をマイク14に向けて話す。ユーザは、商品名を言い終わると音声入力ボタン12を離して音声入力を終了する。入力支援装置1は、音声入力ボタン12が押されている間、マイク14の録音機能を動作させて、音声データを保存する。そして入力支援装置1は音声認識により音声データに含まれる商品名を抽出し、購入品管理サーバ8に出力する。
・コード入力の操作方法
ユーザは、入力支援装置1を片手に取り、コード読取ボタン13を押しながら在庫補充の必要な商品のコードシンボル(バーコード等)をコードスキャナ15に読み取らせる。入力支援装置1は、コードスキャナ15が読み取った商品コード等のコードデータを購入品管理サーバ8に出力する。
次に、上述した各装置の構成について、各装置のブロック図とともにより詳細に説明する。
(1)POS端末
まず、POS端末6について説明する。図4は、POS端末6のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。図4に示すように、POS端末6は、各種演算やPOS端末6の各部を統括的に制御する制御部61を備える。制御部61は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり各種データを書き換え自在に記憶したりする。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部61は、バス69を介して操作部62、表示部63、プリンタ64及びコードスキャナ65に接続されている。
操作部62は、オペレータが操作入力を行うための各種の操作キーを有する。操作キーとしては、例えば、数値を入力するための置数キー、所定の項目を選択するためのカーソルキーや選択決定キー、取引における売上登録が行われる商品の合計出力を指示する小計キー、一取引の締め処理を行って代金を決済することを宣言する締めキー等が設けられる。
表示部63は、例えば液晶ディスプレイ等であり、販売登録された商品の品名、価格、決済が宣言された一取引の合計金額、釣銭額等の各種情報を表示する。表示部63は、キャッシャ向けに各種情報を表示する店員用ディスプレイ63aと、客向けに各種情報を表示する客用ディスプレイ63bとを備える。なお、表示部63をタッチパネル構成としてもよく、この場合、タッチパネルは操作部62として機能する。プリンタ64は、レシートやジャーナル等の印字を行うプリンタ装置である。
コードスキャナ65は、バーコードや二次元コード等のコードシンボルを光学的に読み取るスキャナ装置である。コードスキャナ65は、商品に付されたコードシンボルから、商品を特定するための商品コードを読み取って制御部61に出力する。また、コードスキャナ65は、会員カードに付されたコードシンボル、または、携帯端末5の表示画面に表されたコードシンボルから、会員を特定するための会員IDを読み取って制御部61に出力する。
また、制御部61は、バス69を介して通信I/F(インタフェース)66に接続されている。制御部61は通信I/F66を介してネットワークN1に接続する。
また、制御部61は、バス69を介して近距離通信I/F67に接続されている。制御部61は、近距離通信I/F67を介して会員の携帯端末5と近距離通信を行い、電子マネー決済処理を行う。尚、制御部61は、近距離通信I/F67を介して、会員の携帯端末5の記憶部に格納された会員ID等の情報を読み取ってもよい。
また、制御部61は、バス69を介して記憶部68に接続されている。記憶部68は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。記憶部68は、制御部61(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部68は、各商品の商品名、商品コード及び単価等の商品データを格納した商品データファイル等の各種データファイルを記憶する。
また、記憶部68は、自己のPOS端末6を他のPOS端末6と識別するためのPOSナンバー、企業コード(自店舗を運営する企業の識別コード)、当該POS端末6が設置される店舗を示す店舗コード等を記憶する。また、記憶部68は、非構造化形式のレシートデータを、構造化形式のレシートデータ(電子レシート)に変換する際の、変換規則を記述したレシートデータスキーマを記憶する。
次に、POS端末6が実行するプログラムについて説明する。POS端末6において制御部11のCPUは、記憶部17のプログラムを実行することにより、図4に示すように、商品販売処理部611、レシート出力部612をRAM上に生成する。
商品販売処理部611は、商品販売処理及び商品販売データの生成を主に行う。具体的に、商品販売処理部611は、コードスキャナ65等を介して、商品に付されたコードシンボルから商品コードを読み取る。また、商品販売処理部611は、読み取った商品コードに対応する商品データを商品データファイルから読み出し、この商品の単価に基づいて決済金額を算出する(商品販売処理)。そして、商品販売処理部611は、商品販売処理で処理された各商品の取引内容を含む商品販売データを生成する。
ここで、商品販売データは、非構造化形式のテキストデータである。商品販売データは、店舗を運営する企業を示す企業コード(企業名)、店舗コード(店舗名)、取引日時D7、取引ナンバー、レジナンバー、担当者名等の要素を含む。また、商品販売データは、決済の対象となった各商品の商品名(商品コード)、単価、点数、各商品の合計金額、顧客が支払った預かり金額、釣り金額等を有する。
また、商品販売処理部611は、一取引中の何れかのタイミングにおいて、コードスキャナ15等を介して客(会員)を特定する会員IDを取得すると、その会員IDを含んだ商品販売データを生成する。
レシート出力部612は、商品販売処理部611で一取引分の商品販売データが生成される毎に、当該商品販売データを紙レシートとしてプリンタ64から印字させる。また、レシート出力部612は、商品販売データに会員IDが含まれる場合、レシートデータスキーマの変換規則に従い、商品販売データをXMLやCSV等の構造化形式のデータに変換する。そして、レシート出力部612は、データ形式を変換した商品販売データ、つまり電子レシートを、電子レシートサーバ7に送信(出力)する。
(2)会員の携帯端末
次に、携帯端末5の構成について説明する。図5は、携帯端末5のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。図5に示すように、携帯端末5は、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成される制御部51を備える。制御部51は、バス59に接続された通信I/F56を介して、ネットワークN3に接続する。また、制御部51は、バス59を介して操作部52、表示部53、撮像部54、音声入力部55、近距離通信I/F57、記憶部58に接続されている。
操作部52は、ユーザ(顧客)が操作入力を行うための各種の操作キーや、ポインティングデバイスを有している。表示部53は、例えば液晶ディスプレイ等であり各種の情報を表示する。なお、表示部53をタッチパネル構成としてもよく、この場合、タッチパネルは操作部52として機能する。
記憶部58は、制御部51(CPU)が実行する各種プログラムの他、各種データを記憶する。また、記憶部58は、会員IDやパスコード等を格納するための会員ID記憶領域581を有している。
次に、携帯端末5が実行するプログラムについて説明する。携帯端末5において、制御部51のCPUは記憶部58のプログラムを実行することにより、図5に示すように、通信制御部511と、表示制御部512とをRAM上に生成する。尚、当該プログラムは、例えば、Webブラウザプログラムや、本システム専用のプログラム(アプリケーション)により実現される。
通信制御部511は、購入品管理サーバ8との間で各種情報の授受を行う。例えば、通信制御部511は、購入品管理サーバ8が提供する表示データを受信する。また、通信制御部511は、操作部52の操作に応じて、各種の要求を購入品管理サーバ8に送信する。
表示制御部512は、表示部53の表示動作を制御し、表示部53に各種情報を表示させる。また、表示制御部512は、通信制御部511と協働して、会員IDをデコードしたコードシンボルを表示部53に表示させる。POS端末6はこのコードシンボルをスキャナで読み取ることで会員IDの入力を受付け、レシートデータと会員IDとを関連付けて電子レシートサーバ7に出力する。
(3)電子レシートサーバ
次に、電子レシートサーバ7について説明する。図6は、電子レシートサーバ7のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。図6に示すように、電子レシートサーバ7は、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成される制御部71を備えている。制御部71は、バス76を介して、キーボードやマウス等の操作部72と、表示部73が接続される。また、制御部71は、バス76に接続された通信I/F74を介して、ネットワークN1、N2、N3に接続できる。また、制御部71は、バス76を介して記憶部75に接続されている。
記憶部75は、制御部71(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部75は、店舗のPOS端末6から送信された電子レシートを記憶・管理するための電子レシートDB751を有する。
次に、電子レシートサーバ7が実行するプログラムについて説明する。制御部71のCPUは、記憶部73のプログラムを実行することにより、図6に示すように、電子レシート管理部811と、電子レシート転送部712とをRAM上に生成する。
電子レシート管理部811は、各POS端末6から送信される電子レシートを受信し、受信した電子レシートを記憶部75の電子レシートDB751に格納する。
電子レシート転送部712は、電子レシート管理部811が受信した電子レシートを、所定のタイミングで購入品管理サーバ8に送信(転送)する。なお、電子レシート転送部712が、電子レシートを転送するタイミングは特に問わないものとする。例えば、電子レシート転送部712は、電子レシート管理部811が電子レシートを受信したタイミングで、当該電子レシートを転送してもよい。また、電子レシート転送部712は、所定の時間(例えば1時間)毎に、電子レシートを転送してもよい。
(4)購入品管理サーバ
次に、購入品管理サーバ8の構成について説明する。図7は、購入品管理サーバ8のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。購入品管理サーバ8は、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成される制御部81を備える。制御部81は、バス86に接続された通信I/F84を介して、ネットワークN2及びネットワークN3に接続する。制御部81は、バス86を介して接続された操作部82、表示部83、通信I/F84、記憶部85の動作や各種処理を制御する。
記憶部85は、制御部81(CPU)が実行する各種プログラムを記憶している。また、記憶部85は、電子レシートDB851、購入品管理DB852、買物メモ管理DB853、商品データファイル854を格納している。
電子レシートDB851は、各企業の電子レシートサーバ7から提供された電子レシートを記憶・管理するためのデータベースである。電子レシートは、会員ID、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、店舗コード、レシートナンバー、取引日時等を含む。また、電子レシートは、会員が買い上げた商品の商品コードや単価、点数、当該商品の販売方式、支払金額等を記録した商品販売データの内容を含む。
購入品管理DB852は、各会員が購入した商品(以下、購入品という)に関する購入品情報を記憶し、管理するためのデータベースである。
図8は、購入品管理DB852のデータ構成例を示す図である。図8に示すように、購入品管理DB852は、会員IDに対応付けて、その会員IDに対応する会員の購入品に関する購入品情報を、購入品ごとに登録し管理するためのデータベースである。購入品情報は、管理番号、商品コード、購入数量(分量)、保管場所情報、購入品在庫数量を含む。
管理番号は、各購入品を1品ずつ管理するための管理番号であり、購入品(商品コード)毎に固有の番号が割り振られる。なお、管理番号は、同一の会員IDに関連付けて登録される購入品間で相違すればよく、例えば購入品管理DB852に登録された順に昇順の番号を割り当てる形態としてもよい。商品コードは、会員が購入した各商品、つまり購入品の商品コードである。購入数量は、購入品の購入数量を意味し、デフォルトの状態で“1”が設定されるものとする。
保管場所情報は、会員宅における購入品の保管場所を示す情報である。ここで、保管場所情報は、商品の保管場所を示す情報である。保管場所情報は、タブレット端末2や携帯端末5から購入品管理サーバ8にアクセスして会員自らが登録する。例えば、保管場所情報は、冷蔵庫或いは冷凍庫の何段目に保管されているかを特定する情報である。購入品在庫数量は、購入数量から、会員が入力した使用量を差し引くことによって算出された、会員宅における購入品の在庫数量である。
尚、購入品管理DB852は、電子レシートデータに基づいて上記以外の情報をさらに管理してもよい。例えば、取引日に基づいて各購入品の購入日を格納してもよい。或いは消費期限、賞味期限などを格納してもよい。
買物メモ管理DB853は、各会員が買物メモとして入力支援装置1から入力した購入予定商品の商品情報を記憶し、管理するためのデータベースである。買物メモ管理DB853は、入力支援装置1が出力した購入予定商品の商品情報(商品名または商品コード)と、買物メモを出力した入力支援装置1の会員IDとを対応付けて格納する。
図9は、買物メモ管理DB853のデータ構成例を示す図である。図9に示すように、買物メモ管理DB853は、会員IDに対応付けて、その会員IDに対応する会員が買物支援システム4から入力した購入予定商品の商品情報を格納する。
メモ管理番号は、買物メモとして入力した購入予定商品を管理するための管理番号であり、購入予定商品ごとに固有の番号が割り振られる。商品情報には、買物支援システム4から出力された購入予定商品の商品名や商品コード等の商品情報が格納される。関連画像データには、買物メモに関連する画像データが格納される。例えば、タブレット端末2において購入予定商品が手書き入力された際には、手書きメモの画像データがメモ管理番号に対応付けて買物メモ管理DB853に格納される。
購入品在庫情報には、買物メモとして入力された購入予定商品が購入品管理DB852に登録されており、会員宅に在庫が有る際に、その在庫品に関する情報が格納される。購入品管理サーバ8は、購入予定商品と同一の購入品が購入品管理DB852に格納されていれば、当該購入品の管理番号、商品コード、購入数量、保管場所情報、購入品在庫数量(図8参照)を購入品管理DB852から読み込み、各データを関連付けて、購入品在庫情報として買物メモ管理DB853に格納する。
商品データファイル854は、商品コードに対応付けて、商品名、商品カテゴリ、メーカ情報、価格等の商品情報を格納するマスタファイルである。
次に、購入品管理サーバ8で実行されるプログラムについて説明する。購入品管理サーバ8において、制御部81のCPUは記憶部85のプログラムを実行することにより、図7に示すように、電子レシート管理部811、購入品管理部812、購入品情報提供部813をRAM上に生成する。
電子レシート管理部811は、ネットワークN2を介して電子レシートサーバ7から送信される電子レシートを受信する。電子レシート管理部811は、受信した電子レシートを記憶部85の電子レシートDB851に格納する。
購入品管理部812は、電子レシートDB851に電子レシートが格納される毎に、当該電子レシートに含まれる会員ID及び商品コードを抽出し、購入品管理DB852に登録する。即ち購入品管理部812は、電子レシートから会員ID及び商品コードを抽出すると、抽出した商品コードの各々に管理番号を付与する。そして購入品管理部812は、管理番号を付与した商品コードの各々を、抽出した会員IDに関連付けて、購入品管理DB852に登録する。また、抽出した会員IDが購入品管理DB852に登録済である場合には、該当する会員IDに関連付けて、管理番号を付与した商品コードの各々を登録する。
上述したように、管理番号(図8参照)は購入品の各々を管理するために用いられる。従って、同一の商品コードの購入品が複数存在する場合には、購入品管理部812は、購入品それぞれを個別に管理できるように異なる管理番号を付番する。また、購入品管理部812は、電子レシートにおいて商品コードが同じ購入品が複数購入された場合には、その購入品を1点ずつに分けて、それぞれの購入品に管理番号を付番する。
また、購入品管理部812は、タブレット端末2または携帯端末5から、会員ID、購入品の管理番号及び消費数量を受信する。購入品管理部812は、受信した会員ID及び管理番号について、購入品の在庫数量から消費数量を減算する。購入品管理部812は、減算の結果、数量が0(或いはマイナス値)となった場合、その管理番号の購入品情報を購入品管理DB852から削除する。無論、タブレット端末2または携帯端末5から在庫数量を直接送信して、購入品管理部812による計算を経ずに在庫数量を更新してもよい。
購入品情報提供部813は、買物支援システム4の入力支援装置1から、会員IDと購入予定商品の商品情報を指定した在庫確認要求を受付ける。購入品情報提供部813は、受信した購入予定商品と同一の商品、または購入予定商品に相当する商品(以下では、購入予定商品に相当する商品と称する)が、指定された会員IDの購入品在庫として購入品管理DB852に登録されているか否かを判定する。
例えば、入力支援装置1が購入予定商品として「牛乳」という商品名の入力を受付ける。一方、購入品管理DB852の当該会員IDについては、「AAA牛乳1L、在庫数量、1本」と登録されている。この場合、購入品情報提供部813は、購入予定商品(牛乳)に相当する商品が、この会員の購入品在庫に有るとして、「在庫有」を示す通知データを入力支援装置1に返信応答する。
また、購入品情報提供部813は、買物支援システム4のタブレット端末2から、会員IDを指定したアクセス要求を受け付けると、その会員IDの購入品情報を購入品管理DB852から読み出す。購入品情報提供部813は、読み出した購入品情報に基づき購入品管理画面(不図示)の表示データを生成し、アクセス元のタブレット端末2に送信(提供)する。会員は、タブレット端末2が表示した購入品管理画面を介して、購入品に関する情報を編集できる。
(5)買物支援システム
(5−1)タブレット端末
次に、買物支援システム4が有するタブレット端末2の構成について説明する。図10は、タブレット端末2のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。図10に示すように、タブレット端末2は、CPUやROM、RAM、RTC等のコンピュータ構成を有する制御部21を備えている。制御部21は、バス29を介して表示部22、操作部23、撮像部24、音声入力部25、通信I/F26、近距離通信I/F27、記憶部28に接続されている。制御部21は、通信I/F26を介してネットワークN3に接続する。
表示部22は液晶ディスプレイ等の表示器であり、表面に操作部23として機能するタッチパネルを備えている。尚、操作部23はタッチパネルの他、電源キーやホームボタン等の操作キーを備えている。制御部21は、表示部22における表示処理を制御する。また、制御部21は、操作部23における操作を受付ける。例えばタッチパネルにおいて手書き入力を受付けると、制御部21は手書き入力の画像データを記憶部28に保存し、表示部22に表示する。加えて制御部21は、手書き入力の画像について文字認識処理を行い、購入予定商品の商品名等の情報を受付ける。
記憶部28は、制御部21(CPU)が実行する各種プログラムの他、各種データを記憶する。また、記憶部28は、会員IDやパスコード等を格納するための会員ID記憶領域281を有している。
次に、タブレット端末2が実行するプログラムについて説明する。タブレット端末2において、制御部21のCPUは記憶部28のプログラムを実行することにより、図10に示すように、通信制御部211と、表示制御部212をRAM上に生成する。尚、当該プログラムは、例えばWebブラウザプログラムや、本システム専用のプログラム(アプリケーション)により実現される。
通信制御部211は、購入品管理サーバ8との間で各種情報の授受を行う。例えば、通信制御部211は、購入品管理サーバ8から提供される各種画面の表示データを受信する。また、通信制御部211は、操作部23の操作に応じて、各種の要求を購入品管理サーバ8に送信する。
表示制御部212は、表示部22の表示動作を制御し、表示部22に各種情報を表示させる。また、表示制御部212は通信制御部211と協働して、購入品在庫を管理するための画面(不図示)や、買物メモ画面(図13参照)を表示部22に表示させる。
(5−2)入力支援装置
次に、買物支援システム4が有する入力支援装置1の構成について説明する。図11は、入力支援装置のハードウェア構成例および機能的構成を示すブロック図である。図11に示すように、入力支援装置1は、CPUやROM、RAM、RTC等のコンピュータ構成を有する制御部11を備えている。制御部11は、バス19を介して通信I/F16、表示器17、記憶部18、音声入力ボタン12、コード読取ボタン13、マイク14、コードスキャナ15、バイブレータ91に接続されている。
制御部11は、通信I/F16を介してネットワークN3に接続する。本実施形態では表示器17としてラインインジケータを用いる。尚、表示器17の構成はこれに限定されず、液晶ディスプレイ等のその他の表示器を用いてもよい。記憶部18は、制御部11(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部18は、会員IDを格納するための会員ID記憶領域181を有している。図4とともに上述したように、音声入力ボタン12はマイク14からの音声入力を開始するためのボタンである。また、コード読取ボタン13は、コードスキャナ15からのコード入力を開始するためのボタンである。
次に、入力支援装置1が実行するプログラムについて説明する。入力支援装置1において、制御部11のCPUは記憶部18のプログラムを実行することにより、図11に示すように、入力受付部111と、問合部112と、報知部113と、買物メモ出力部114とをRAM上に生成する。
入力受付部111は、マイク14からの音声入力、または、コードスキャナ15からのコードデータ入力を介して、購入予定商品に関する商品情報を受付ける。購入予定商品に関する商品情報は、購入予定商品の商品名、商品コード等である。尚、入力受付部111は、これら商品情報に限定されず、買物メモとして含めたいその他の情報(製品のメーカ指定、購入予定個数など)を受付けてもよい。
問合部112は、購入品管理サーバ8の購入品管理DB852に、会員ID記憶領域181に格納された会員IDと、入力受付部111が受付けた購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力する。そして問合部112は、購入品管理DB852に、当該購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる。
報知部113は、問合部112による問合せの結果に応じて、購入予定商品の購入品在庫の有無を報知する。即ち、購入品管理サーバ8が、購入品管理DB852に購入予定商品の購入品在庫が有ることを確認し、入力支援装置1に対して「購入品在庫有り」と応答する。すると、報知部113は、購入予定商品の購入品在庫が有る旨をユーザ(会員)に報知する。報知方法は特に限定されないが、例えば報知部113は、表示器17に入力受付部111が受付けた商品名を表示した後に、「在庫有り」等のメッセージを表示する。
尚、商品名表示と在庫表示の表示方法は特に限定されない。商品名が短ければ、図3に示すように商品名の隣に在庫有無の表示を並べてもよい。商品名が長ければ、商品名と在庫有無の表示を切り替えて交互に表示すればよい。或いは文字の表示位置を移動させて、即ち文字が流れるように表示して、商品名と在庫有無の表示を順次表示してもよい。
また、報知部113は、上述のように購入予定商品の購入品在庫が有る場合に、バイブレータ91を動作させて、購入品在庫が有る旨をユーザに報知する。
尚、報知方法はこれらに限定されず、音声出力やブザー音出力などを用いたり、これらを組み合わせたりしてユーザに在庫を報知してもよい。或いは、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を用いて、購入品在庫の有無により、点灯色や点滅パターン等を変えて購入品在庫の状況を報知してもよい。
また、報知内容についても、「購入品在庫有り」「在庫有り」などと在庫の有無を簡潔に報知してもよいが、入力支援装置1は買物メモの登録時に他の情報を加えて報知してもよい。例えば購入品管理DB852に、購入予定商品に相当する商品が購入品として登録されており、購入予定商品に相当する商品が会員宅に購入品在庫として有る場合に、報知部113はその在庫品に関する情報を報知してもよい。例えば報知部113は、購入品の在庫に関して、その在庫数量、購入日、上述した製品名、保管場所などを報知してもよい。表示または音声出力するメッセージの例としては、「在庫3個有り」「未使用品3個」「冷蔵庫X段目に在庫あり」「緊急用持出袋に在庫が3つ有ります」などである。
買物メモ出力部114は、入力受付部111が受付けた購入予定商品の商品情報と、会員ID記憶領域181に格納された会員IDとを関連付けた、買物メモ情報を生成する。そして買物メモ出力部114は、生成した買物メモ情報を購入品管理サーバ8に送信し、買物メモ管理DB853に登録する。
次に、入力支援装置1の動作例について説明する。図12は、入力支援装置1が購入品管理サーバ8と協働して行う買物メモ登録処理の手順例を示すフローチャートである。
入力受付部111がコードスキャナ15からの商品コード入力を受付けた場合(ステップS1:Yes)、問合部112は、受付けた商品コードに対応する商品名を購入品管理サーバ8に問い合わせる(ステップS2)。
購入品管理サーバ8は商品データファイル854(図7参照)を検索して(ステップS11)、問合せされた商品コードに対応する商品名を読み込む。そして、購入品管理サーバ8は、読み込んだ商品名を入力支援装置1に送信して応答する(ステップS12)。
報知部113は、購入品管理サーバ8から商品名を受信し、受信した商品名を表示器17に表示して報知する(ステップS4)。尚、報知部113は、商品名を音声出力して報知してもよい。
ステップS1:Noの際に入力受付部111がマイク14からの音声入力を受付けると(ステップS3:Yes)、報知部113は音声識別により識別した商品名を、表示器17に表示して報知する(ステップS4)。尚、入力支援装置1は、音声識別結果を購入品管理サーバ8に問合せて、商品データファイル854に登録されている商品名(例えばメーカー別の製品名)を購入品管理サーバ8から受信し、報知してもよい。
次に、問合部112は、入力受付部111が受付けた商品コードまたは商品名の商品について、会員宅における購入品在庫を購入品管理サーバ8に問い合わせる(ステップS5:在庫確認要求)。
・商品コードによる問合せ
問合部112は、ステップS1で受付けた商品コードと、会員ID記憶領域181に格納された会員IDとを関連付けて、購入品管理サーバ8に出力する。これにより問合部112は、ステップS1で受付けた商品コードの商品(購入予定商品)について、当該会員が自宅に保有している購入品在庫を、購入品管理サーバ8に問い合わせる。
・商品名による問合せ
問合部112は、ステップS2で音声認識した商品名と、会員ID記憶領域181に格納された会員IDとを関連付けて、購入品管理サーバ8に出力する。これにより問合部112は、ステップS2で受付けた商品名の商品について、当該会員が保有している購入品在庫を、購入品管理サーバ8に問い合わせる。
一方、入力受付部111がコード入力を受付けず(ステップS1:No)、さらに音声入力も受付けなければ(ステップS3:No)、ステップS1に戻って待機する。
ステップS5において入力支援装置1から問合せ(在庫確認要求)を受信すると、購入品管理サーバ8の購入品情報提供部813は、受信した購入予定商品に相当する商品が、指定された会員IDの購入品在庫として購入品管理DB852に登録されているかを判定する。そして、購入品情報提供部813は、購入品在庫の有無を通知するための情報を、入力支援装置1に送信応答する(ステップS13)。
入力支援装置1の報知部113は購入品管理サーバ8からの応答を受信する。そして、購入予定商品の購入品在庫が有る旨の応答を受信した場合(ステップS6:Yes)、報知部113はバイブレータ91を動作させ、かつ、購入品在庫が有る旨のメッセージを表示器17に表示して在庫有りを報知する(ステップS7)。一方、購入予定商品の購入品在庫が無い旨の応答を受信した場合(ステップS6:No)はステップS8に移行する。
買物メモ出力部114は、在庫確認要求に含めた購入予定商品の商品情報および会員IDを対応付けて買物メモ情報を生成する。そして、買物メモ出力部114は、生成した買物メモ情報を購入品管理サーバ8に送信(出力)する(ステップS8)。購入品管理サーバ8は、入力支援装置1から受信した買物メモ情報を買物メモ管理DB853に登録する(ステップS14)。
タブレット端末2または携帯端末5は、会員IDを指定して買物メモの閲覧要求を購入品管理サーバ8に送ることにより、買物メモ管理DB853に登録された各々の買物メモにアクセスすることができる。購入品管理サーバ8は、閲覧要求に含まれる会員IDの買物メモデータを買物メモ管理DB853から読み出し、閲覧要求のあったタブレット端末2または携帯端末5に買物メモ画面の表示データを送信応答する。
図13は、買物メモ画面の画面構成例を示す図である。図13に例示するように、買物メモ画面130には、買物メモ管理DB853に登録された買物メモが含む購入予定商品の商品情報131が表示される。購入予定商品の商品情報としては、商品名、商品コードから読み込まれた商品名が表示される。購入予定商品の商品情報として、商品コードをあわせて表示してもよい。
買物メモ画面130においては買物メモの編集を受付けることができる。例えば、手元の購入済み商品の在庫が少なくなった際に、会員はとりあえず入力支援装置1でその商品の商品コードを読み取って、買物メモに登録しておく。或いは、購入したい商品を思い立った際に、会員はとりあえず入力支援装置1の音声入力ボタン12を押して音声入力し、買物メモに登録しておく。そして会員は、後ほどタブレット端末2または携帯端末5に表示させた買物メモ画面130から、購入予定個数を調整したり、類似商品の検討をしたりすればよい。
また、店舗側は買物メモ管理DB853に登録された購入予定商品に対して、クーポンやおすすめ情報などを付加し、買物メモ画面に表示させてもよい。例えば購入予定商品に電子クーポンや電子公告を対応付けた場合には、電子クーポンや電子公告を表示させるための操作子(電子クーポンや電子公告が表示されたWebページのリンクを含むアイコンなど)を買物メモ画面の表示データに含めればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上説明した通り、本実施形態の入力支援装置1は、音声入力またはコード入力を介して受付けた購入予定商品の商品情報と、会員ID記憶領域181が記憶する会員IDとを対応付けて買物メモ情報を生成し、生成した買物メモ情報を購入品管理サーバ8に出力し、購入品管理サーバ8の買物メモ管理DB853に登録する。このように入力支援装置1は、会員ログイン等の操作を必要とせず、音声入力や、補充したい商品のコードを読み取ればその商品を買物メモとして簡便に登録できる。また、本実施形態によれば、買物メモの入力時に購入品在庫の有無を報知するので、購入予定商品が自宅にまだ残っているか在庫確認を併せて行うことができる。
100…購入品管理システム、1…入力支援装置、2…タブレット端末、3…充電ドック、4…買物支援システム、5…携帯端末、6…POS端末、7…電子レシートサーバ7…購入品管理サーバ、11…制御部、111…入力受付部、112…問合部、113…報知部、114…買物メモ出力部、130…買物メモ画面、181…会員ID記憶領域。
特開2009−59173号公報
実施形態の実施形態の入力支援装置は、装置正面に設けられた表示器と、音声入力を開始するための音声入力ボタンと、音声入力用のマイクと、前記音声入力ボタンの操作を受付けると、前記マイクによる音声入力を開始して、購入予定商品に関する商品情報を受付ける音声入力受付手段と、会員が購入した購入品と使用した前記購入品とを管理することにより前記会員が所有する購入品在庫を記憶する購入品在庫記憶手段に対して、自装置が記憶する会員識別情報と、前記音声入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力し、前記購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる購入品在庫問合手段と、前記購入品在庫記憶手段において前記購入予定商品の購入品在庫が有る旨が記憶されていれば、当該購入予定商品の在庫が有る旨を報知する在庫報知手段と、前記音声入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報と、前記自装置が記憶する会員識別情報と、を関連付けて買物メモ情報を生成し、生成した当該買物メモ情報を、前記会員ごとの購入予定商品を各会員の前記会員識別情報により識別可能に記憶する買物メモ記憶手段に出力する買物メモ情報出力手段と、を備える。

Claims (6)

  1. 音声入力またはコード入力を介して、購入予定商品に関する商品情報を受け付ける入力受付手段と、
    会員が購入した購入品と使用した前記購入品とを管理することにより前記会員が所有する購入品在庫を記憶する購入品在庫記憶手段に対して、自装置が記憶する会員識別情報と、前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力し、前記購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる購入品在庫問合手段と、
    前記購入品在庫記憶手段において前記購入予定商品の購入品在庫が有る旨が記憶されていれば、当該購入予定商品の在庫が有る旨を報知する在庫報知手段と、
    前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報と、前記自装置が記憶する会員識別情報と、を関連付けて買物メモ情報を生成し、生成した当該買物メモ情報を、前記会員ごとの購入予定商品を各会員の前記会員識別情報により識別可能に記憶する買物メモ記憶手段に出力する買物メモ情報出力手段と、
    を備えた入力支援装置。
  2. 前記購入品在庫記憶手段は、前記会員が購入した購入品の数量と、当該会員が使用した当該購入品の数量とに基づいた在庫数量を記憶し、
    前記在庫報知手段は、前記購入予定商品と同一の前記購入品について、その在庫が有ると前記購入品在庫記憶手段が記憶していれば、当該購入品の在庫数量を報知する、請求項1に記載の入力支援装置。
  3. 前記購入品在庫記憶手段は、前記会員が購入した購入品について、その購入日を記憶し、
    前記在庫報知手段は、前記購入予定商品と同一の前記購入品について、その在庫が有ると前記購入品在庫記憶手段が記憶していれば、当該購入品の購入日を報知する、請求項1または2に記載の入力支援装置。
  4. 前記購入品在庫記憶手段は、前記購入品の製品名を記憶し、
    前記在庫報知手段は、前記購入予定商品と同一の前記購入品についてその在庫が有ると前記購入品在庫記憶手段が記憶していれば、当該購入品について前記購入品在庫記憶手段が記憶している前記製品名を報知する、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の入力支援装置。
  5. 前記購入品在庫記憶手段は、前記購入品の保管場所を記憶し、
    前記在庫報知手段は、前記購入予定商品と同一の前記購入品についてその在庫が有ると前記購入品在庫記憶手段が記憶していれば、当該購入品について前記購入品在庫記憶手段が記憶している前記保管場所を報知する、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の入力支援装置。
  6. 入力支援装置において、コンピュータを、
    音声入力またはコード入力を介して、購入予定商品に関する商品情報を受け付ける入力受付手段と、
    会員が購入した購入品と使用した前記購入品とを管理することにより前記会員が所有する購入品在庫を記憶する購入品在庫記憶手段に対して、自装置が記憶する会員識別情報と、前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報とを関連付けて出力し、前記購入予定商品の購入品在庫の有無を問い合わせる購入品在庫問合手段と、
    前記購入品在庫記憶手段において前記購入予定商品の購入品在庫が有る旨が記憶されていれば、当該購入予定商品の在庫が有る旨を報知する在庫報知手段と、
    前記入力受付手段が受付けた前記購入予定商品の商品情報と、前記自装置が記憶する会員識別情報と、を関連付けて買物メモ情報を生成し、生成した当該買物メモ情報を、前記会員ごとの購入予定商品を各会員の前記会員識別情報により識別可能に記憶する買物メモ記憶手段に出力する買物メモ情報出力手段と、
    して機能させるプログラム。
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