JP2019055867A - フィラメントワインディング装置 - Google Patents

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Motohiro Tanigawa
元洋 谷川
忠司 魚住
Tadashi Uozumi
忠司 魚住
哲也 松浦
Tetsuya Matsuura
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浩孝 和田
Hirotaka Wada
浩孝 和田
達彦 西田
Tatsuhiko Nishida
達彦 西田
秀 池▲崎▼
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大五郎 中村
Daigoro Nakamura
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Abstract

【課題】クリールスタンドにおけるボビンの交換作業の効率を向上させる。【解決手段】ライナーを軸周りに回転させつつ軸方向に往復移動させながら、クリールスタンド3に設けられた複数のボビン32から複数の繊維束を引き出し、巻付ヘッドを介して複数の繊維束をライナーの表面に巻き付けるフィラメントワインディング装置において、クリールスタンド3は、複数のボビン32を回転可能に支持する複数のボビンホルダ34と、ボビンホルダ34に対するボビン32の交換作業を行うための作業用開口面33が側方に形成された本体フレーム31と、を備え、ボビンホルダ34が、作業用開口面33に直交する奥行方向に複数配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、フィラメントワインディング装置に関する。
例えば特許文献1には、ライナーを軸周りに回転させつつ軸方向に往復移動させながら、クリールスタンドに設けられた複数のボビンから複数の繊維束を引き出し、巻付ヘッド(ヘリカル巻ヘッド)を介してライナーの表面に巻き付けるフィラメントワインディング装置が開示されている。このフィラメントワインディング装置では、クリールスタンドが巻付ヘッドを挟んで両側に配置されている。各クリールスタンドのうち、巻付ヘッドと対向する側と反対側の面は、ボビンの交換作業を行うための作業用開口面となっている。各クリールスタンドには、ボビンを回転可能に支持するボビンホルダが、作業用開口面から見て縦横に二次元配置されている。例えば、特許文献1の図1を参照すると、ボビンホルダが高さ方向に4段配置されており、各段には10個のボビンホルダが水平方向に並べられている。すなわち、1つのクリールスタンドに計40個のボビンホルダが設けられている。
特開2013−63596号公報
しかしながら、特許文献1のようにボビンホルダを配置すると、上段のボビンホルダが高い位置に配置されることになり、作業者が脚立等に乗ってボビンの交換作業を行わなければならなかった。このため、ボビンの交換作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、クリールスタンドにおけるボビンの交換作業の効率を向上させることを目的とする。
本発明は、ライナーを軸周りに回転させつつ軸方向に往復移動させながら、クリールスタンドに設けられた複数のボビンから複数の繊維束を引き出し、巻付ヘッドを介して前記複数の繊維束を前記ライナーの表面に巻き付けるフィラメントワインディング装置において、前記クリールスタンドは、前記複数のボビンを回転可能に支持する複数のボビンホルダと、前記ボビンホルダに対する前記ボビンの交換作業を行うための作業用開口面が側方に形成された本体フレームと、を備え、前記ボビンホルダが、前記作業用開口面に直交する奥行方向に複数配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ボビンホルダが作業用開口面に直交する奥行方向に複数配置されている。このため、クリールスタンドに従来と同数のボビンホルダを設けるとしても、奥行方向に複数並べて配置することで、その分、ボビンホルダの高さ方向の段数を減らすことができる。したがって、全てのボビンホルダを、ボビンの交換作業が行いやすい下部領域に集中的に配置することができ、ボビンの交換作業の効率を向上させることができる。
本発明において、前記複数のボビンホルダの軸方向が、前記クリールスタンドの高さ方向及び前記奥行方向の両方と直交する幅方向と平行であるとよい。
例えば特許文献1では、ボビンホルダの軸方向がクリールスタンドの奥行方向と平行となるようにボビンホルダが配置されている。ボビンホルダをこの向きのまま奥行方向に複数配置すると、クリールスタンドの奥行方向の寸法が大きくなってしまい、奥側のボビンホルダに対してボビンの交換作業が行い難くなる。そこで、上述のように、ボビンホルダの軸方向がクリールスタンドの幅方向と平行となるようにボビンホルダを配置することで、クリールスタンドの奥行方向の寸法を抑えることができ、奥側のボビンホルダに対しても容易にボビンの交換作業を行うことができる。
本発明において、前記ボビンホルダが、前記幅方向から見て鉛直方向に対して傾斜する方向に並んでいるとよい。
このようにボビンホルダを鉛直方向に対して傾斜する方向に並べることで、上段のボビンホルダの高さをより効果的に抑えることができる。
本発明において、前記クリールスタンドは、前記ボビンホルダを前記奥行方向に移動させるための移動機構をさらに備えるとよい。
このような移動機構を設けることで、ボビンホルダ及びボビンを作業用開口面から手前側に引き出すことができるので、ボビンの交換作業をより簡単に行うことができる。
本発明において、前記クリールスタンドは、複数の前記ボビンホルダを有するボビンホルダユニットをさらに備え、前記移動機構は、前記ボビンホルダユニットを前記奥行方向に移動させるとよい。
こうすれば、ボビンホルダユニットを作業用開口面から手前側に引き出すことで、複数のボビンホルダ及び複数のボビンを一度に引き出すことができるので、ボビンの交換作業の効率を一層向上させることができる。
本発明において、前記ボビンホルダユニットは、前記本体フレームに対して着脱自在であるとよい。
このような構成によれば、使用済みのボビンが装着されているボビンホルダユニットを本体フレームから取り外し、代わりに、新しいボビンが装着されているボビンホルダユニットを本体フレームに取り付けることで、一度に複数のボビンを交換することができる。したがって、ボビンの交換作業をさらに効率化させることができる。
本発明において、前記ボビンホルダユニットの底部にキャスターが設けられているとよい。
例えば、ボビンに巻かれた繊維束に熱硬化性の樹脂が含浸されている場合には、ボビンは一定温度に冷却された冷却室で保管されるため、冷却室とクリールスタンドとの間でボビンホルダユニットを移動させる必要がある。このような場合に、ボビンホルダユニットにキャスターが設けられていると、ボビンホルダユニットを速やかに移動させることができる。
本発明において、前記複数のボビンホルダの全てが、床面からの高さが1.5m以下の領域に配置されているとよい。
このように、全てのボビンホルダが高さ1.5m以下に配置されていれば、平均的な身長の成人男性であれば、脚立等がなくてもボビンの交換作業を行うことができる。
本発明において、前記クリールスタンドは、前記複数のボビンから上向きに引き出された繊維束の走行方向を、前記クリールスタンドの高さ方向及び前記奥行方向の両方と直交する幅方向に変えるための複数のローラをさらに備えており、前記複数のローラの全てが、前記複数のボビンホルダの全てよりも上方に配置されているとよい。
繊維束はボビンの軸方向にトラバースされながら巻かれているため、繊維束は軸方向に往復移動しながら解舒される。このとき、ボビンから上記ローラまでの距離が短いと、解舒された繊維束の軸方向に対する角度が小さくなり、解舒された繊維束とボビン表面上の繊維束とが擦れ易く、解舒不良が発生するおそれがある。そこで、上述のように、全てのローラを全てのボビンホルダよりも上方に配置するようにすれば、ボビンからローラまでの距離を長くすることができる。その結果、解舒された繊維束の軸方向に対する角度を大きくすることができ、繊維束同士の擦れが抑えられるので、良好な解舒が可能となる。
本発明において、前記クリールスタンドは、前記複数のローラから前記巻付ヘッドへの糸道の途中に設けられた、繊維束の張力変動を抑える複数のバッファ部をさらに備えており、前記複数のバッファ部の全てが、前記クリールスタンドの前記幅方向において、前記複数のボビンホルダの全て及び前記複数のローラの全てよりも一方側の端部に配置されているとよい。
このように、全てのバッファ部をクリールスタンドの幅方向の端部に配置することで、ローラからバッファ部を経由して巻付ヘッドに至る各糸道が交錯することを防止でき、糸掛け作業が容易となる。
本実施形態のフィラメントワインディング装置を示す斜視図である。 クリールスタンドを作業用開口面側から見た側面図である。 ボビンからヘリカルヘッドに至る糸道を示す模式図である。 ボビンホルダユニットの側面図である。 ボビンホルダユニットの斜視図である。 ボビンホルダユニットを引き出した状態を模式的に示す図である。 ボビンホルダユニットの変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るフィラメントワインディング装置について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、フィラメントワインディング装置1は、巻付装置2と、複数(本実施形態では2つ)のクリールスタンド3と、を備える。
(巻付装置)
巻付装置2は、ライナーLに繊維束を巻き付けるための装置である。繊維束は、例えば炭素繊維等の繊維材料に、熱硬化性の合成樹脂材が含浸されたものである。例えば圧力容器(圧力タンク)を製造する場合は、図1に示すような、円筒部と円筒部の両側のドーム部とからなる形状を有するライナーLが使用される。ライナーLは、高強度アルミニウム、金属、樹脂等で形成される。ただし、ライナーLの形状や材料は、最終製品が何であるかによって適宜変更が可能である。例えばパイプやシャフトを製造する場合は、円筒形状のライナーLが使用される。ライナーLに繊維束を巻き付けた後、焼成等の熱硬化工程を経ることにより、高強度の圧力容器やパイプ等を製造することができる。
巻付装置2は、基台11と、支持ユニット12(第1支持ユニット12A及び第2支持ユニット12B)と、フープ巻ヘッド13と、ヘリカル巻ヘッド14と、を備える。
基台11は、支持ユニット12、フープ巻ヘッド13、及び、ヘリカル巻ヘッド14を支持する。基台11の上面には、ライナーLの移動方向Dに沿って、複数のレール15が延設されている。
支持ユニット12は、レール15の延設方向(ライナーLの移動方向Dと同じ方向)において離間配置された第1支持ユニット12A及び第2支持ユニット12Bを有する。第1支持ユニット12A及び第2支持ユニット12Bは、ともにレール15上に配置されており、レール15上を往復移動可能である。第1支持ユニット12A及び第2支持ユニット12Bは、支持軸16を介して、ライナーLを軸周りに自転可能に支持する。ライナーLは、その軸方向がライナーLの移動方向Dに略平行となるように支持される。支持ユニット12は、ライナーLを軸周りに回転させながら、軸方向に往復移動させることができる。
フープ巻ヘッド13は、ライナーLに繊維束をフープ巻きする。フープ巻きとは、ライナーLに対して軸方向に略直角な方向(軸方向に直交する面から多少傾いた方向でもよい)に繊維束を巻き付ける巻き方のことである。フープ巻ヘッド13は、レール15上に配置されており、レール15上を往復移動可能である。フープ巻ヘッド13は、レール15の延設方向において、第1支持ユニット12Aと第2支持ユニット12Bとの間に配置されている。フープ巻ヘッド13は、ライナーLが通過可能な円孔17と、円孔17の周りで公転可能な複数のボビン18を有する。ボビン18には、上述の繊維束が巻き付けられている。フープ巻ヘッド13は、円孔17を相対的に通過するライナーLの表面に、ライナーLの周りで回転する複数のボビン18から引き出された複数の繊維束を同時に巻き付けることにより、ライナーLの表面にフープ巻きを施すことができる。
ヘリカル巻ヘッド14は、ライナーLに繊維束をヘリカル巻きする。ヘリカル巻きとは、ライナーLに対して軸方向に略平行な方向(軸方向に対して多少傾いた方向でもよい)に繊維束を巻き付ける巻き方のことである。ヘリカル巻ヘッド14は、基台11上に固設されている。ヘリカル巻ヘッド14は、レール15の延設方向において、第2支持ユニット12Bとフープ巻ヘッド13との間に配置されている。ヘリカル巻ヘッド14は、ライナーLが通過可能な円孔19と、円孔19の周りに配置された複数のノズル20と、複数のノズル20の周りに配置された複数のガイド21と、を有する。ヘリカル巻ヘッド14には、クリールスタンド3から複数の繊維束が供給される。クリールスタンド3から供給された複数の繊維束は、複数のガイド21を経由して、複数のノズル20にそれぞれ通される。ヘリカル巻ヘッド14は、軸周りに回転しながら円孔19を通過するライナーLの表面に、複数のノズル20から引き出された複数の繊維束を同時に巻き付けることにより、ライナーLの表面にヘリカル巻きを施すことができる。
(クリールスタンド)
2つのクリールスタンド3は、巻付装置2を挟んで巻付装置2の両側に対称配置されている。各クリールスタンド3は、本体フレーム31と、本体フレーム31に設けられた複数のボビン32と、を有する。なお、図1では、ボビン32の支持構造等は図示を省略している。ボビン32には、上述の繊維束が巻き付けられている。本体フレーム31は、直方体形状を有しており、巻付装置2と対向する側と反対側の側面は、ボビン32の交換作業を行う際に作業者がアクセスする作業用開口面33(図1でハッチングを付している面)となっている。本明細書では、図1に示すように、クリールスタンド3に関して、作業用開口面33に直交する方向を奥行方向、鉛直方向を高さ方向、並びに、奥行方向及び高さ方向の両方と直交する方向を幅方向、とそれぞれ定義し、奥行方向のうち作業用開口面33側を手前側、巻付装置2側を奥側と言う。各クリールスタンド3は、その幅方向がライナーLの軸方向に略平行となるように配置される。
図2は、クリールスタンド3を作業用開口面33側から見た側面図であり、図3は、1本の繊維束Fについてボビン32からヘリカル巻ヘッド14に至る糸道を示した模式図である。図2に示すように、クリールスタンド3の下部領域、具体的には、床面から約1.5m以下の領域には、複数(本実施形態では8つ)のボビンホルダユニット30が幅方向に並んで配置されている。各ボビンホルダユニット30は、ボビン32を回転可能に支持する複数のボビンホルダ34(本実施形態では6つ、図5参照)を有しており、ボビン32から上向きに繊維束Fが引き出される。ボビンホルダユニット30の詳細については、後で説明する。
クリールスタンド3の上部領域、より具体的には、全てのボビンホルダユニット30よりも上方の領域には、複数のローラ35及び複数の弛み取りユニット36が配置されている。ローラ35及び弛み取りユニット36は、各ボビンホルダユニット30の略直上において、奥行方向に6つ(1つのボビンホルダユニット30が有するボビン32と同数)ずつ並べられている。さらに、クリールスタンド3の幅方向において、全てのボビンホルダユニット30、全てのローラ35、及び、全ての弛み取りユニット36よりもヘリカル巻ヘッド14側(図2の右側)の端部には、複数のバッファ部37及び複数の張力装置38が配置されている。バッファ部37及び張力装置38は、クリールスタンド3が有するボビン32の総数に応じて、適宜、高さ方向及び奥行方向に複数配置されている。
図3に示すように、ボビン32から上向きに引き出された繊維束Fは、ローラ35、弛み取りユニット36、バッファ部37、及び、張力装置38の順番に掛けられ、最終的にヘリカル巻ヘッド14に至る。ローラ35は、ボビン32から上向きに引き出された繊維束Fが最初に接触する固定ローラであり、繊維束Fの走行方向をクリールスタンド3の幅方向に変える。
弛み取りユニット36は、クリールスタンド3の幅方向に並んで配置された固定ローラ39と可動ローラ40とを有する。繊維束Fは、固定ローラ39、可動ローラ40の順番に掛けられる。可動ローラ40は、クリールスタンド3の幅方向に移動可能であり、不図示の付勢部材によって固定ローラ39の反対側(図3の左側)に付勢されている。繊維束Fはボビン32の軸方向にトラバースされながら巻かれているため、繊維束Fを解舒する際には、繊維束Fはボビン32の軸方向に往復移動する。このため、ボビン32とローラ35との間における繊維束Fの長さが変化し、繊維束Fに弛みが生じるおそれがある。弛み取りユニット36は、繊維束Fの張力が小さくなった場合に、付勢された可動ローラ40が固定ローラ39の反対側に移動することで、ボビン32から繊維束Fを解舒する際に生じる弛みを抑えることができる。
バッファ部37は、高さ方向において略同じ位置に配置された2つの固定ローラ41、42と、固定ローラ41、42よりも下方に配置された1つの可動ローラ43と、を有する。繊維束Fは、固定ローラ41、可動ローラ43、固定ローラ42の順番に掛けられる。可動ローラ43は、上下方向に移動可能である。ヘリカル巻ヘッド14における繊維束Fの巻付速度が変化すると、繊維束Fの張力変動が大きくなり、繊維束Fの解舒不良が生じるおそれがある。繊維束Fの張力変動が生じた場合に、張力と自重とのバランスに応じて可動ローラ43が上下方向に移動することで、巻付速度の変化時にも繊維束Fの張力変動を抑えることができ、ボビン32から繊維束Fを安定的に解舒することができる。
張力装置38は、例えば、特開2014−79953号公報に記載されているような公知のものを使用することができる。ここでは、張力装置38の概要についてのみ説明する。張力装置38は、繊維束Fの走行方向の上流側から順番に、固定ローラ44、可動ローラ45、固定ローラ46、可動軸47、固定ローラ48を有する。可動ローラ45は、不図示の付勢部材によって上方に付勢されており、繊維束Fの張力が所定値より大きくなった場合に下方に移動する。この可動ローラ45の下方への移動を不図示の検出装置で検出することで、繊維束Fの解舒に異常が生じていることを検知することができる。可動軸47は、不図示の駆動源によって上下方向に移動可能に構成されている。不図示の張力検出部によって検出された繊維束Fの張力に基づいて、上記駆動源の動作を制御して可動軸47を上下方向に移動させることで、繊維束Fの張力を一定範囲に維持することができる。なお、可動軸47には、複数の繊維束Fが掛けられており、可動軸47を上下方向に移動させることで、複数の繊維束Fの張力を一括して調整することができる。
(ボビンホルダユニット)
図4及び図5を参照しつつ、ボビンホルダユニット30の詳細について説明する。ボビンホルダユニット30は、ボビン32を回転可能に支持する複数(本実施形態では6つ)の円筒状のボビンホルダ34と、複数のボビンホルダ34を支持するユニット本体52と、を有する。ユニット本体52は、クリールスタンド3の幅方向に間隔を空けて対向配置された第1側板53と第2側板54とが、複数の連結部材55によって連結された構成を有する。
ボビンホルダユニット30に設けられた複数のボビンホルダ34は、移動機構56によって奥行方向に移動可能に構成されている。クリールスタンド3の本体フレーム31の下部フレーム31aには、1つのボビンホルダユニット30に対して、奥行方向に延びる一対のレール57が設けられている。一方、ボビンホルダユニット30の第1側板53及び第2側板54は、それぞれ下端部にレール57と係合可能な係合部53a、54aを有する。移動機構56は、これら一対のレール57及び係合部53a、54aによって構成されている。ボビンホルダユニット30は、係合部53a、54aがそれぞれレール57と係合した状態で、レール57に沿って奥行方向に移動可能である。
レール57の奥側の端部には、ボビンホルダユニット30が奥側に移動しすぎて巻付装置2と衝突することを防止する不図示のストッパが設けられている。一方、レール57の手前側の端部には、このようなストッパは設けられておらず、ボビンホルダユニット30を手前側に一定量以上引き出すことで、レール57からボビンホルダユニット30を取り外すことができる。このように、ボビンホルダユニット30は、クリールスタンド3の本体フレーム31に対して着脱自在に構成されている。
第1側板53は、複数のボビンホルダ34を回転可能に片持ち支持する。第1側板53の手前側の端部には、持ち手部53bが形成されている。作業者が持ち手部53bを掴んで操作することで、ボビンホルダユニット30を奥行方向に容易に移動させることができる。第1側板53に片持ち支持されたボビンホルダ34の軸方向は、クリールスタンド3の幅方向に略平行となっており、ボビンホルダ34の先端側からボビン32が着脱される。第2側板54は、各ボビンホルダ34の先端側からボビン32を着脱する際に干渉しない形状とされている。
本実施形態のボビンホルダユニット30では、ボビンホルダ34が高さ方向に3段配置されており、各段では奥行方向に2つずつボビンホルダ34が配置されている。言い方を変えると、ボビンホルダ34が奥行方向に2列配置されており、各列には高さ方向に3つずつボビンホルダ34が配置されている。各列においては、3つのボビンホルダ34が鉛直方向(高さ方向)に沿って配置されるのではなく、幅方向から見ると、下側から上側に向かって鉛直方向に対してわずかに手前側に傾斜する方向(図5の二点鎖線参照)に沿って直線的に配置されている。このようにボビンホルダ34を傾斜配置することにより、ボビンホルダユニット30の高さを抑えることができる。ただし、ボビンホルダ34を鉛直方向に沿って直線的に配置したり、千鳥配置したりしてもよい。
各ボビンホルダ34に装着されているボビン32の繊維束の残量が一定以下となると、新しいボビン32に交換される。本実施形態では、奥行方向に複数のボビン32が並んでいるため、奥側のボビン32の交換作業が行い難い。また、ボビンホルダ34の軸方向からボビン32を着脱する構成となっているため、ボビン32の交換作業の際に幅方向において隣接するボビンホルダユニット30と干渉する。
そこで、ボビン32の交換作業を行う際には、交換対象となっているボビン32を有するボビンホルダユニット30を作業用開口面33から手前側に引き出す。こうすれば、図6(a)に示すように、本体フレーム31から引き出されたボビンホルダユニット30が、本体フレーム31に収容されている他のボビンホルダユニット30よりも手前側に突出する。このため、ボビン32の交換作業の際に隣接するボビンホルダユニット30との干渉を避けることができ、また、奥側のボビン32の交換も容易となる。
ここで、図6(b)に示すボビンホルダユニット30Aのように、ボビンホルダ34Aの軸方向がクリールスタンド3Aの奥行方向に略平行となるように配置してもよい。ただし、この場合、クリールスタンド3Aの奥行方向の寸法が大きくなる。また、奥側のボビン32Aをボビンホルダ34Aの軸方向から着脱するためには、ボビンホルダユニット30Aの引出量d2を、図6(a)の場合の引出量d1よりも大きくしなければならない。このため、クリールスタンド3Aの実質的なフットプリントが大きくなるので、フィラメントワインディング装置1のコンパクト化を図るためには、図6(a)に示すように、ボビンホルダ34の軸方向がクリールスタンド3の幅方向に略平行となるように構成するのが好ましい。
本実施形態のように、繊維束に熱硬化性の樹脂が含浸されている場合には、繊維束Fのポットライフ(可使時間)が短くなることを避けるため、フィラメントワインディング装置1が設置されている部屋を10度〜20度程度に維持しておく必要がある。フィラメントワインディング装置1を全体的にコンパクトにできれば、空調に要するランニングコストを圧縮できる。
また、熱硬化性の樹脂が含浸されている繊維束が巻かれたボビン32は、一定温度に冷却された冷却室で保管されるため、冷却室とクリールスタンド3との間でボビン32を移動させる必要がある。このような場合に、各ボビンホルダ34に対して1つずつボビン32の交換作業を行うと、交換作業に要する時間が長くなる。そこで、ボビン32を1つずつ交換するのではなく、ボビンホルダユニット30ごと交換するようにしてもよい。
つまり、交換対象のボビン32を含むボビンホルダユニット30を、手前側に一定量以上引き出してレール57から外すことで本体フレーム31から取り外し、代わりに新しいボビン32が装着されたボビンホルダユニット30をレール57に取り付ければよい。本体フレーム31から取り外されたボビンホルダユニット30は、例えば台車等に載せて移動させればよい。あるいは、図7に示すボビンホルダユニット30Bのように、ボビンホルダユニット30Bを床面上で移動自在とさせるためのキャスター59を複数設けてもよい。キャスター59を設ける場合には、ボビンホルダユニット30Bの底部に底板58を設け、底板58にキャスター59を取り付けるようにすればよい。ボビンホルダユニット30Bをクリールスタンド3の本体フレーム31(レール57)に対して容易に着脱できるようにするため、下部フレーム31aの高さを低くしたり、下部フレーム31aと床面との間にスロープを設けたりしてもよい。
(効果)
本実施形態では、ボビンホルダ34が、クリールスタンド3の作業用開口面33に直交する奥行方向に複数配置されている。このため、クリールスタンド3に従来と同数のボビンホルダ34を設けるとしても、奥行方向に複数並べて配置することで、その分、ボビンホルダ34の高さ方向の段数を減らすことができる。したがって、全てのボビンホルダ34を、ボビン32の交換作業が行いやすい下部領域に集中的に配置することができ、ボビン32の交換作業の効率を向上させることができる。
本実施形態では、複数のボビンホルダ34の軸方向が、クリールスタンド3の幅方向と略平行である。こうすることで、クリールスタンド3の奥行方向の寸法を抑えることができ、仮に本実施形態のようにボビンホルダユニット30が手前に引き出せる構成でなくても、奥側のボビンホルダ34に対してボビン32の交換作業を行い易くなる。また、図6を参照して説明したとおり、本実施形態のようにボビンホルダユニット30が手前に引き出せる構成の場合は、ボビン32の交換作業の際に必要な引出量d1を小さくできるので、クリールスタンド3の実質的なフットプリントを小さくでき、好適である。
本実施形態では、ボビンホルダ34が、クリールスタンド3の幅方向から見て鉛直方向に対して傾斜する方向に並んでいるので、上段のボビンホルダ34の高さをより効果的に抑えることができる。
本実施形態では、ボビンホルダ34を奥行方向に移動させるための移動機構56が設けられている。このため、ボビンホルダ34及びボビン32を作業用開口面33から手前側に引き出すことができるので、ボビン32の交換作業をより簡単に行うことができる。また、このような構成としていることで、複数のボビンホルダユニット30をクリールスタンド3の幅方向に詰めて配置することができ、クリールスタンド3を小型化することができる。
本実施形態では、クリールスタンド3は、複数のボビンホルダ34を有するボビンホルダユニット30をさらに備え、移動機構56は、ボビンホルダユニット30を奥行方向に移動させるものとなっている。こうすれば、ボビンホルダユニット30を作業用開口面33から手前に引き出すことで、複数のボビンホルダ34及び複数のボビン32を一度に引き出すことができるので、ボビン32の交換作業の効率を一層向上させることができる。
本実施形態では、ボビンホルダユニット30は、本体フレーム31に対して着脱自在に構成されている。このような構成によれば、使用済みのボビン32が装着されているボビンホルダユニット30を本体フレーム31から取り外し、代わりに、新しいボビン32が装着されているボビンホルダユニット30を本体フレーム31に取り付けることで、一度に複数のボビン32を交換することができる。したがって、ボビン32の交換作業をさらに効率化させることができる。
本実施形態の変形例として、図7に示すように、ボビンホルダユニット30の底部にキャスター59を設けてもよい。こうすれば、冷却室とクリールスタンド3との間でボビンホルダユニット30を移動させる場合にも、ボビンホルダユニット30を速やかに移動させることができる。
本実施形態では、複数のボビンホルダ34の全てが、床面からの高さが1.5m以下の領域に配置されているので、平均的な身長の成人男性であれば、脚立等がなくてもボビン32の交換作業を行うことができる。
本実施形態では、複数のローラ35の全てが、複数のボビンホルダ34の全てよりも上方に配置されているとよい。繊維束Fはボビン32の軸方向にトラバースされながら巻かれているため、繊維束Fは軸方向に往復移動しながら解舒される。このとき、ボビン32からローラ35までの距離が短いと、解舒された繊維束Fの軸方向に対する角度(図3において、繊維束Fの解舒点とローラ35とを結ぶ直線とボビンホルダ34の軸線とがなす角度)が小さくなり、解舒された繊維束Fとボビン32の表面上の繊維束Fとが擦れ易く、解舒不良が発生するおそれがある。そこで、上述のように、全てのローラ35を全てのボビンホルダ34よりも上方に配置するようにすれば、ボビン32からローラ35までの距離を長くすることができる。その結果、解舒された繊維束Fの軸方向に対する角度を大きくすることができ、繊維束F同士の擦れが抑えられるので、良好な解舒が可能となる。
本実施形態では、クリールスタンド3は、複数のローラ35からヘリカル巻ヘッド14(巻付ヘッド)への糸道の途中に設けられた、繊維束Fの張力変動を抑える複数のバッファ部37をさらに備えており、複数のバッファ部37の全てが、クリールスタンド3の幅方向において、複数のボビンホルダ34の全て及び複数のローラ35の全てよりも一方側の端部に配置されている。このように、全てのバッファ部37をクリールスタンド3の幅方向の端部に配置することで、ローラ35からバッファ部37を経由してヘリカル巻ヘッド14に至る各糸道が交錯することを防止でき、糸掛け作業が容易となる。
(他の実施形態)
上記実施形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
上記実施形態では、複数のボビンホルダ34を有するボビンホルダユニット30を構成するものとした。しかしながら、ボビンホルダユニット30を構成することは必須ではなく、複数のボビンホルダを個別に本体フレーム31等に取り付けた構成でもよい。この場合、各ボビンホルダを個別に奥行方向に移動させるようにしてもよい。
上記実施形態では、ボビンホルダユニット30を奥行方向に移動させる移動機構56を設けるものとした。しかしながら、移動機構56を設けなくてもボビン32の交換作業を行えるのであれば、移動機構56を省略してもよい。例えば、ボビンホルダユニット30を、クリールスタンド3の幅方向において十分な間隔を空けて配置するようにすれば、ボビンホルダユニット30が奥行方向に移動可能に構成されていなくても、ボビン32の交換作業を行うことは可能である。
上記実施形態では、ボビンホルダユニット30が、本体フレーム31に対して着脱自在であるとした。しかしながら、ボビンホルダユニット30を本体フレーム31から取り外せないようにしてもよい。
上記実施形態では、ボビンホルダ34の軸方向が、クリールスタンド3の幅方向に略平行であるとした。しかしながら、図6(b)に示したように、ボビンホルダ34の軸方向が、クリールスタンド3の奥行方向に略平行であってもよいし、これ以外の向きであってもよい。
1:フィラメントワインディング装置
3:クリールスタンド
14:ヘリカル巻ヘッド(巻付ヘッド)
30:ボビンホルダユニット
31:本体フレーム
32:ボビン
33:作業用開口面
34:ボビンホルダ
35:ローラ
37:バッファ部
56:移動機構
59:キャスター
L:ライナー

Claims (10)

  1. ライナーを軸周りに回転させつつ軸方向に往復移動させながら、クリールスタンドに設けられた複数のボビンから複数の繊維束を引き出し、巻付ヘッドを介して前記複数の繊維束を前記ライナーの表面に巻き付けるフィラメントワインディング装置において、
    前記クリールスタンドは、
    前記複数のボビンを回転可能に支持する複数のボビンホルダと、
    前記ボビンホルダに対する前記ボビンの交換作業を行うための作業用開口面が側方に形成された本体フレームと、
    を備え、
    前記ボビンホルダが、前記作業用開口面に直交する奥行方向に複数配置されていることを特徴とするフィラメントワインディング装置。
  2. 前記複数のボビンホルダの軸方向が、前記クリールスタンドの高さ方向及び前記奥行方向の両方と直交する幅方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載のフィラメントワインディング装置。
  3. 前記ボビンホルダが、前記幅方向から見て鉛直方向に対して傾斜する方向に並んでいることを特徴とする請求項2に記載のフィラメントワインディング装置。
  4. 前記クリールスタンドは、前記ボビンホルダを前記奥行方向に移動させるための移動機構をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のフィラメントワインディング装置。
  5. 前記クリールスタンドは、複数の前記ボビンホルダを有するボビンホルダユニットをさらに備え、
    前記移動機構は、前記ボビンホルダユニットを前記奥行方向に移動させることを特徴とする請求項4に記載のフィラメントワインディング装置。
  6. 前記ボビンホルダユニットは、前記本体フレームに対して着脱自在であることを特徴とする請求項5に記載のフィラメントワインディング装置。
  7. 前記ボビンホルダユニットの底部にキャスターが設けられていることを特徴とする請求項6に記載のフィラメントワインディング装置。
  8. 前記複数のボビンホルダの全てが、床面からの高さが1.5m以下の領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のフィラメントワインディング装置。
  9. 前記クリールスタンドは、前記複数のボビンから上向きに引き出された繊維束の走行方向を、前記クリールスタンドの高さ方向及び前記奥行方向の両方と直交する幅方向に変えるための複数のローラをさらに備えており、
    前記複数のローラの全てが、前記複数のボビンホルダの全てよりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のフィラメントワインディング装置。
  10. 前記クリールスタンドは、前記複数のローラから前記巻付ヘッドへの糸道の途中に設けられた、繊維束の張力変動を抑える複数のバッファ部をさらに備えており、
    前記複数のバッファ部の全てが、前記クリールスタンドの前記幅方向において、前記複数のボビンホルダの全て及び前記複数のローラの全てよりも一方側の端部に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のフィラメントワインディング装置。
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