JP2019055766A - 航空機を位置決めして固定する方法および装置 - Google Patents

航空機を位置決めして固定する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】航空機を位置決めして連結するための新規な方法および装置を提供する。【解決手段】第1の航空機を第2の航空機に固定する例示的な装置は、第1の航空機の第1の翼110aの動きを、第2の航空機の第2の翼に対して方向付けし、第1の翼を第2の翼に対して位置決めする、ガイド202と、ガイドが第1の翼を第2の翼に対して位置決めした後に、第1の翼を第2の翼に連結する、ロックとを備える。【選択図】図2A

Description

本開示は一般に航空機に関し、より詳細には、航空機を位置決めして固定する方法、および装置に関する。
近年では、一部の小型無人航空機は、商品/荷物を送るために使用されており、他の無人航空機は、監視に使用されている。しかしながら、いくつかの知られている無人航空機は、航続距離が限られており、より頻繁に給油されることによって、潜在的な飛行時間(例えば、飛行可能時間)が減少している場合がある。また、このような無人航空機では、積載能力が制限される場合がある。一部の無人航空機がもたらす、航続距離および/または積載量の制限に対する解決策として、複数の別個の無人航空機を互いに固定することによって空力的な利点が得られ、これにより無人航空機の動作範囲、または積載量が増加する。具体的には、複数の固定翼機を、それぞれの翼幅の長さに沿って互いに固定することで、翼幅の大きい航空機を効果的に画定することができる。
しかしながら、空中で複数の航空機を互いに固定することは、困難なことが実証されている。具体的には、空気の動き(例えば、風、突風)などの飛行パラメータ、ならびに相対的に予測不可能な航空機の動きが、飛行中の航空機の位置決めを困難にする場合がある。また、このようなシステム間の調整レベルによって、航空機を適切に位置決めするための時間が長引く可能性がある。
第1の航空機を第2の航空機に固定する例示的な装置は、第1の航空機の第1の翼の動きを、第2の航空機の第2の翼に対して方向付けし、第1の翼を第2の翼に対して位置決めする、ガイドと、ガイドが第1の翼を第2の翼に対して位置決めした後に、第1の翼を第2の翼に固定する、ロックとを備える。
例示的な航空機は、第1のガイドを有する第1の翼と、第2のガイドを有する第2の翼であって、第1および第2のガイドは、航空機の飛行中またはホバリング中に、第2および第3の航空機に対して位置決めされるように、航空機をガイドするように構成される、第2の翼と、第1の翼に連結される第1のロックであって、第1の翼を第2の航空機の第3の翼に固定するように構成される、第1のロックと、第2の翼に連結される第2のロックであって、第2の翼を第3の航空機の第4の翼に固定するように構成される、第2のロックとを備える。
第1の航空機を第2の航空機に固定する例示的な方法は、第1の航空機の第1の翼の第1のガイドを、第2の航空機の第2の翼の第2のガイドに接触させるステップを含み、第1のガイドを第2のガイドと係合させることによって、第1の翼が第2の翼に対して位置決めされる。例示的な方法は、第1のガイドと第2のガイドとが係合することによって、第1の翼が第2の翼に対して位置決めされた後に、ロックを介して、第1の翼を第2の翼に固定するステップをさらに含む。
第1の航空機を第2の航空機に固定する別の例示的な装置は、第1の航空機の第1の翼を、第2の航空機の第2の翼に対して位置決めするための手段と、位置決めするための手段によって、第1の翼を第2の翼に対して位置決めした後に、第1の翼を第2の翼に固定するための手段とを備える。
航空機を製造する別の例示的な方法は、第1の翼にガイドを画定するステップであって、第1の翼の動きを第2の翼に向けてガイドする、ステップと、第1の翼および第2の翼が、ガイドによって位置決めされたときに、第1の翼を第2の翼に固定するために、第1の翼にロックを画定するステップとを含む。
本明細書で開示される例が実装され得る、例示的な航空機構成の上方斜視図である。 図1に示す航空機に使用され得る、例示的な航空機連結装置の斜視図である。 図1に示す航空機に使用され得る、例示的な航空機連結装置の別の斜視図である。 切り離した状態で図示された、図2Aおよび図2Bの例示的な航空機連結装置の俯瞰図である。 固定した状態で図示された、図2A〜図3の例示的な航空機連結装置の別の俯瞰図である。 固定した状態で示された、図2A〜図4の例示的な航空機連結装置の正面図/背面図である。 図1に示す航空機に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置の斜視図である。 図6の例示的な航空機連結装置の位置決めを示す。 図6の例示的な航空機連結装置の係合を示す。 図1の航空機に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置の上面概略図である。 図8の例示的な航空機連結装置の係合手順を示す、上面概略図である。 図8の例示的な航空機連結装置の次の係合手順を示す、上面概略図である。 図8の例示的な航空機連結装置のその次の係合手順を示す、上面概略図である。 図8〜図9Cの例示的な着陸構造を固定位置で示す、図9Cの10−10の線に沿った側断面図である。 図8〜図10の例示的な航空機連結装置に実装され得る、例示的な着陸構造の上面概略図である。 図11の例示的な着陸構造を延伸した着陸位置で示す、側断面図である。 図1に示す航空機に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置の斜視図である。 図1に示す航空機に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置の別の斜視図である。 図13Aおよび図13Bの例示的な航空機連結装置を、固定位置で示した斜視図である。 図13Aおよび図13Bの例示的な航空機連結装置を、固定位置で示した別の斜視図である。 図13A〜図14Bの例示的な航空機連結装置の係合手順を示す、正面概略図である。 図13A〜図14Bの例示的な航空機連結装置の次の係合手順を示す、正面概略図である。 図13A〜図14Bの例示的な航空機連結装置のその次の係合手順を示す、正面概略図である。 図13A〜図14Bの例示的な航空機連結装置のその次の係合手順を示す、正面概略図である。 図1〜図15Dの航空機連結装置を用いて図1の航空機を固定する、例示的な方法を表すフローチャートである。 図1〜図15Dの航空機連結装置を有する図1の航空機を作成する、例示的な方法を表すフローチャートである。
図面は、原寸に比例していない。そうする代わりに、複数の層および領域を明確にするために、図面では層の厚さが拡大されている場合がある。同一または類似の部品を参照するために、可能な限り、図面、ならびに添付の明細書を通して同一の参照符号が用いられている。本特許で用いられるように、任意の部品が、何らかの形で別の部品上に配置される(例えば、positioned on、located on、disposed on、または形成される(formed on))という記述は、参照されている部品が他の部品と接触していること、または参照されている部品が、間に配置された1つ以上の中間部品を伴って、他の部品の上方にあることを示す。任意の部品が別の部品と接触しているという記述は、2つの部品同士の間に中間部品がないことを意味する。
航空機を位置決めして固定する方法、および装置が開示される。空力的な利点を得るために、複数の航空機が互いに固定されてもよい。具体的には、航空機をそれぞれの翼で互いに固定して、翼の全体的なアスペクト比を増加させることによって、個別に飛行している単独の航空機に比べて、空力効率を向上させることができる。言い換えれば、比較的大きい、連続した空力表面が画定され得る。
本明細書で開示される例では、(例えば、飛行中および/またはホバリング中の)複数の航空機の、迅速かつ正確な位置決めを提供することができる。具体的には、本明細書で開示される例では、ガイドまたは位置決め装置を使用して、飛行中に異なる航空機の翼を互いに位置決めし、その結果、翼を互いに固定するのにロック、または拘束機構を使用することができる。したがって、本明細書に開示される例は、標的区域または作業領域に行くために互いに固定され、互いに切り離して必要な機能を実行するために取り外され、そして帰還するために互いに固定され得る、無人ビークル(無人航空ビークル(UAV)、無人固定翼機、ドローンなど)に効果的に実装することができ、これによって、個別に飛行する無人ビークルに比べて、燃料を節約し、かつ/または潜在的な積載量を増加させる。
本明細書で開示される少なくとも1つの例において、ガイドは、複数の方向に角度付けされた、外形形成された、または非対称のウィングレット(例えば、複数の異なる座標軸の周囲で、外形形成して作られた、または湾曲したウィングレット)を備える。具体的には、ウィングレットは、角度が浅い遠位部と、それぞれの翼に近接した、急角度/斜角の基部とを有してもよい。別の例では、ガイドは、それぞれのキー止め開口部によって受けられる、キー止め延長ロッドを備える。別の例では、ガイドおよびロックは、第1の翼を第2の翼に固定するために、第2の翼の開口部に挿入されて回転される、第1の翼の回転パドルを備える。このような例では、回転パドルは、着陸構造としても機能し得る。別の例では、第1の翼のフックは、第2の翼の伸縮自在なループによって受けられる。これに加えて、またはこれに代えて、翼を互いに固定するために、アクチュエータまたはソレノイド(例えば、作動ピン)によって作動される、またはソケットに入れられる、ピンが実装される。
本明細書で用いられる「ガイド」または「位置決め装置」という用語は、第1の部品を第2の部品に対して位置決めするのに用いられる、部品、形状、および/または組立体のことをいう。したがって、「ガイド」または「位置決め装置」という用語は、第1の部品および第2の部品のうちの1つ、または両方を含む、部品、形状、係合する形状の組み合わせ、組立体、ならびに/あるいは複数の部品、表面、および/または組立体の組み合わせを包含し得る。
本明細書で用いられる「ロック」または「拘束機構」という用語は、第1の部品を第2の部品に固定するのに用いられる、部品、形状、および/または組立体のことをいう。本明細書において、部品との関連で用いられる「作動される」という用語は、アクチュエータ、ソレノイド、その他任意の適切な運動装置/機構によって動かされる部品についていう。本明細書で用いられる「固定する(securing)」または「固定(secure)」という用語は、2つの物体を互いにロック、インターロック、および/または強固に結合することをいう。本明細書で用いられる「連結する(coupling)」または「連結(couple)」という用語は、2つの物体を互いに結合することをいい、別の部品/ノード/形状と直接的または間接的に結合し、必ずしも機械的な結合を意味しない場合がある。
図1は、本明細書で開示される例が実装され得る、航空機構成100の上方斜視図である。例示的な航空機構成100は、互いに固定された複数の航空機102を含む(例えば、第1の航空機102a、および第2の航空機102bを含む)。図示されている例によれば、航空機102はそれぞれ、機体104(例えば、第1の機体104a、および第2の機体104b)と、エンジン106(例えば、第1のエンジン106a、および第2のエンジン106b)と、尾部108(例えば、第1の尾部108a、および第2の尾部108b)と、翼110(例えば、第1の翼110a、および第2の翼110b)とを備える。また、例示的な各航空機102a、102bは、翼112a、112bをそれぞれ有する。いくつかの例において、翼112aは、翼110bと同一であってもよい。同様に、翼112bは、翼110aと同一であってもよい。
1つの航空機102よりも空力性能を向上させるために、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、第1の翼110a、および第2の翼110bの両方の遠位端で画定された、境界面120(例えば、連結界面、連結ジョイント)で互いに固定される。したがって、第1の航空機102aと第2の航空機102bとを組み合わせることにより、有効翼幅を増加させることができ、これによって、揚力特性が向上し、かつ/または全体的な抗力係数が減少する。この例では、翼112a、112bは、他の航空機には固定されていない。
本明細書で開示される例では、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとを互いに固定できるようにするために、位置決めおよび/またはガイド形状だけでなく、位置決めおよび/またはガイド形状と連携して働く、拘束またはロックシステムを提供することによって、比較的容易に、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとを互いに位置決めして固定することが可能になる。本明細書で開示されている例では、位置決めを容易にすることによって、複数の航空機(例えば、2機より多い航空機)を順次、互いに固定できるようになる。
この例では、第1の翼110a、および第2の翼110bによって互いに横方向に配置された、例示的な第1の航空機102a、および第2の航空機102bが示されているが、航空機102は、本明細書で開示される例を用いて、任意の適切な構成で配置されてもよい。例えば、2機以上の航空機102を、デルタ構成、上下配置、機体固定配置(secured−fuselage arrangement)、前後配置等で、配置および/または互いに固定することができる。また、本明細書で開示される例は、これに限定されないが、任意の適切なビークル、および/または機体、尾部、エンジン、フィン、先尾翼などを含む航空機構造に実装されてもよい。言い換えれば、本明細書で開示される例は、複数のビークル(陸上ビークル、船、潜水艇など)を固定するために、任意の適切な取付け点、または取付け構造に実装されてもよい。
図2Aおよび図2Bは、本開示の教示による、例示的な航空機連結装置200を示す。図2Aを参照すると、第1の航空機102aの第1の翼110aは、そこに取り付けられたガイド202(例えば、位置決め装置、位置決め外形、位置決めフォイル、非対称な位置決め装置)を備える。図示されている例のガイド202は、2つの角度付けした、かつ/または湾曲させて外形形成した、上部および下部ウィングレット204(外形形成したウィングレット、角度付けしたウィングレット、湾曲したウィングレットなど)を備える。例示的なウィングレット204はそれぞれ、遠位部208と、基部206とを備える。基部206は、第1の翼110aに取り付けられ、遠位部208まで延伸する。この例では、遠位部208は、遠位の角度が浅い部分210を有する。例えば、いくつかの用途において、「浅い」角度は、翼110の外面に対して、約0〜15度であってもよい。基部206は、急角度部分212を備える。例えば、いくつかの用途において「急」角度は、翼110の外面に対して、約10〜45度であってもよい。例示的な「浅い」角度、および「急」角度が示されているが、これらの角度は、用途、意図される航空機性能、および/または予想される飛行条件に基づいて、任意の適切な範囲に実装されてもよい。この例では、第1の翼110aは、開口部211(例えば、ソケット、内部開口部、受け器)をさらに有する。開口部211は、部品、組立体、および/または表面の全体を貫通する、凹所または穴として実装されてもよい。
図2Bを参照すると、第2の航空機102bの例示的な第2の翼110bは、対応する上部および下部のウィングレット204を有する、ガイド202を備える。具体的には、ウィングレット204は、第1の翼110aのウィングレット204の反対方向に面しており、したがって、翼110a、110bの各ウィングレット204の遠位部208は、互いに向かい合って面する。これも図2Bに示されている例に見られるように、航空機連結装置200は、ロックなどの拘束機構214を備える。一例として、拘束機構214は、アクチュエータ217によって動かされる、ロッド216(延長ピン、ロッド、オスの保持延長部、作動ロッドなど)を備える。いくつかの例では、センサ218が、第2の翼110bに連結される、かつ/または第2の翼110b内に配置される。センサ218は、近接センサであってもよい。
第1の航空機102aの第1の翼110aを、第2の航空機102bの第2の翼110bに対して位置決めするのを容易にするために、翼110a、110bの例示的なガイド202は、2つのガイド202が十分に互いの近くにきたときに、翼110a、110bを互いの方に向かって動かし、その結果、2つのウィングレット204の表面が互いに係合し、これによってウィングレット204の互いに対する動きがガイドされる。翼110a、110bのこの相対的な動きは、第2の翼110bが、概ね矢印220が示す方向へ、第1の翼110aに向かって動かされたときに生じる。具体的には、対応する翼110a、110bのウィングレット204が、全体的に互いに近接して配置されると、反対側にある遠位部208の角度が浅い部分210がまず互いに係合して、翼110a、110bの動きを互いに向かってガイドする。次に、翼110a、110bが引き続き互いの方に向かって動くと、各基部206の対応する急角度部分212が、翼が最終的な位置決め位置にくるまで(例えば、翼110a、110bが最終的に位置決めされた位置にくるまで)、翼110a、110bの最終的な動きをガイドする。
ウィングレット204が十分に位置決めされた(例えば、必要な程度の誤差内で位置決めされた、完全に位置決めされた、互いに完全に配置された)時点で、ウィングレット204によって翼110a、110bを互いに固定するために、ロッド216の少なくとも1つが、アクチュエータ217によって、対向する第1の翼110aの対応する開口部211の中に延伸されることによって、翼110a、110bが相対的に動くのを防止する。この例では、図示されている例のセンサ218が、翼110aと110bとの間、および/またはウィングレット204同士の間の位置決めが十分なことを検知すると、ロッド216が、開口部211の中に入れられる。これに加えて、またはこれに代えて、センサ218は、ロッド216の少なくとも1つが、対応する開口部211に関連して位置決めされたことを検知して、位置決めが十分かどうかを判定する。他の例では、センサ218は、ロッド216が開口部211に位置決めされたことを判定するために、光学マーカその他の指標を使用する。いくつかの例では、センサ218には2つの動作モードが存在する。第1の動作モードは、センサ218がオフにされる、「独立モード」である。第2のモードは、第1の航空機102a、および第2の航空機102bを位置決めして結合するのを補助するために、全て、または大部分のセンサが動作する「ドッキングモード」である。
いくつかの例において、各翼110a、110bは、ロッド216のうちの少なくとも1つを含む。このような例では、翼110a、110bは、その各ロッド216を、対応する反対側の開口部211の中に延伸させる。図2Aおよび図2Bに示す例示的なウィングレット204は、角度が浅い部分210、および急角度部分212において、比較的直線的な、またはまっすぐな部分を示しているが、例示的な角度が浅い部分210、および/または急角度部分212は、その代わりに、複数の円弧状の、または湾曲した部分として実装されてもよい。言い換えれば、角度が浅い部分210、および/または急角度部分212は、これらの間で、湾曲、および/または湾曲した移行部を示してもよい。これに加えて、またはこれに代えて、ウィングレット204は、ウィングレット204の相対的な位置決めをさらに容易にするために、アクチュエータ217によって回転される。
図3は、切り離した状態で図示された、図2Aおよび図2Bの例示的な航空機連結装置200の俯瞰図である。図3に見られるように、2つのウィングレット204の係合は、概ね矢印302が示す動きになる。具体的には、翼110a、110bの遠位部208の係合は、2つの急角度部分212の係合によって生じる内向きの動きに比べて、比較的程度の小さい内向きの動きを伴う。
図4は、図2A、図2B、および図3の例示的な航空機連結装置200の別の俯瞰図であるが、ただし固定した状態で図示されている。この例では、ウィングレット204が完全に係合することによって、翼110a、110bが互いに横方向に動くのを(図4に示す側方移動を)防止しながら、ロッド216の少なくとも1つが延伸して対応する開口部211に入ることによって、翼110a、110bが前後に動くのを(図4に示す、上下、または垂直の動きを)防止する、
図5は、固定した状態で示された、図2A、図2B、図3、および図4の例示的な航空機連結装置200の正面図/背面図である。図5で図示されている例に見られるように、ウィングレット204の相対的な配置は、翼110a、110bが互いに固定されると、概ねX形状の絡み合った十字パターン様になる。この例では、ウィングレット204が完全に係合すると、ウィングレット204の相対的な配置により、抗力ペナルティ(drag penalty)がほとんど、もしくは全くかからないようになり得る。言い換えれば、図示されている例のウィングレット204は、対応する航空機102a、102bが互いに固定されるときに、翼110a、110bの位置決めおよび固定を容易にする機能を果たすだけでなく、好ましい空力特性をさらに与えることができる。
図6は、図1の航空機102に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置600の斜視図である。図示されている例の航空機連結装置600は、例示的な翼110に実装されている。この例では、翼110は、第1の係合面604と、第1の係合面604に垂直な第2の係合面606とを有する。航空機連結装置600は、第1の係合面604から延伸する、キー止めロッド602を備える。第2の係合面606は、キー止めロッド602の長手方向長さに沿って延伸している。この例では、翼110は、第3の係合面608を有し、航空機連結装置600は、ピン610(例えば、作動ピン)と、ソケット開口部612と、アクチュエータ616(すなわちソレノイド)とをさらに備える。
キー止めロッド602は、この例では、正方形、長方形、平行四辺形、または菱形の断面形状を有する。したがって、キー止めロッド602は、翼110を他の翼110と係合させるときに、キー止めロッド602が延伸してキー止めソケット702(図7Aおよび図7Bに示す)に入る際の回転および平行移動を制御する、ガイドとして作用する。また、ピン610は、延伸して対応するソケット704に入るように、アクチュエータ616によって動かされ、これは図7Aおよび図7Bに示されている。いくつかの例では、ピン610は、アクチュエータ616としてのソレノイドによって動かされる。
いくつかの他の例において、キー止めロッド602は、第1の係合面604近くのキー止めロッド602の断面積が、自由端622におけるキー止めロッド602の断面積よりも大きい、テーパ620を有する。キー止めロッド602のキー止めソケット702に対する位置決めは、ずれる可能性を伴うが、テーパ620によって位置決めが容易になり、キー止めロッド602がキー止めソケット702のさらに奥に入るので、キー止めソケット702に対してキー止めロッド602を適切に中央合わせするように、係合をガイドすることが可能になる。言い換えれば、テーパ620は、存在し得る初期の位置ずれを軽減することができる。この例では、キー止めロッド602は、菱形の断面形状を有する。しかしながら、任意の適切な断面形状が実装されてもよく、これに限定されないが、十字形状、三角形状、星形の形状、不規則な円形状またはキー止めの円形状、スリット形状、六角形状、多角形形状などが含まれる。
図7Aは、図6の例示的な連結装置600を用いた、例示的な航空機102a、102b、102cの複数の航空機の位置決めを示す。具体的には、図7Aは、互いに固定する工程にある、航空機102a、102b、102cの3つを示す。この例では、航空機102b、102cの2つは、右端にある航空機102a(図7Aに示す)に対し、概ね矢印701が示す方向に移動している。図示されている例によれば、右端にある航空機102aが、まず中央の航空機102bに固定される。最終的に、左端にある航空機102cが、中央の航空機102bに固定される。これに加えて、またはこれに代えて、さらにもう1つの航空機102が、右端にある航空機102aの右側に追加されてもよい。翼110の横方向に沿って、所望の数の航空機102(例えば、5機、10機、20機、50機)が互いに固定されるまで、この工程が繰り返されてもよい。
図示されている例によれば、航空機102a、102b、102cが互いに位置決めされる、かつ/または順に位置決めされると、ピン710、ならびにピン610が、それぞれのアクチュエータ712(すなわちソレノイド)によって、格納位置に差し込まれる。この例では、キー止めロッド602が、対応するキー止めソケット702に概ね位置決めされ、その結果、ピン610が、ソケット704に挿入され得る。
図7Bは、図6の例示的な航空機連結装置600を用いた、例示的な航空機102a、102b、102cの位置決めを示す。図7Bに図示されている例に見られるように、キー止めロッド602は、対応するキー止めソケット702に挿入され、ピン610は、図6のアクチュエータ616によって延伸されて、対応するソケット704に入る。また、ピン710は、延伸して対応するソケット開口部612に入るように、それぞれのアクチュエータ712によって動かされる。
図8は、図1の航空機102に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置800の上面概略図である。図8に図示されている例によれば、例示的な航空機連結装置800は、航空機102の各翼110内に配置された、パドル802(例えば、ガイドパドル、回転パドル)と、各パドル802に動作可能に連結された、アクチュエータ803とを備える。この例では、パドル802は、機体104に対応する中央軸線804(例えば、長手方向中央軸線)に対して、非対称に配置されており、これによって、各翼110における、機械的に強固な二重連結が可能になる。また、この例では、機体104は、機体中央に着陸支持フラップ806をさらに備える。
図示されている例の各パドル802は、ガイドとして作用し、ロック部810(例えば、平坦部、インターロック部、係合部)と、回転軸812とを備える。例示的なロック部810、ならびに回転軸812の一部は、翼110の各空隙部814(例えば、ロック空隙部、係合空隙部、溝)内に配置または収容される。この例では、パドル802は、固定されていない状態のときは、各翼110の外部の空力的表面から延伸しない。
動作時は、図9A〜図10に関連して以下でより詳細に説明するように、図示されている例のパドル802は、概ね矢印816が示す方向へ、各翼110から横方向に延伸して、別の航空機102の別の翼110に入るように動くことができる。パドル802が各翼110から延伸されると、例示的なパドル802は、概ね矢印818が示す方向に回転されて、他の翼110とインターロックしてそこに固定される。
この例では、パドル802が航空機102の両側に示されているが、いくつかの例では、航空機102の片側のみがパドル802のうちの1つを備え、航空機102の別の側は、パドル802のうちの1つを受ける。パドル802は、概ね平坦な長方形の形状を有するものとして示されているが、パドル802は、パドル802がその中に延伸する、対応する翼110の対応する形状、または構造と整合して固定されるように、外形形成され、湾曲し、かつ/またはキー止めされてもよい。
図9A〜図9Cは、図8の例示的な航空機連結装置800の係合手順を示す、上面概略図である。図9Aを参照すると、異なる航空機102a、102bの2つの個別の翼110a、110bが、互いの近くに移動しているところが示されている。この例では、(図9Aで見て)左端の翼110bが、右端にある翼110aに対して、概ね矢印902が示す方向に動いている。したがって、図示されている翼110a、110bは、飛行中またはホバリング中に位置決めされ得る。図9Aで見ると、パドル802は、そのそれぞれの翼110a、110b内に配置されるように、格納されている。
図9Bは、概ね(図9Bにおける)垂直方向に位置決めされた、翼110a、110bの両方を示す。図示されている例によれば、パドル802は、ロック部810が他方の翼110の空隙部814の中に延伸するまで、概ね矢印904が示す方向へ、それぞれの他方の翼110a、110bの中に延伸する。
図9Cを参照すると、パドル802は、翼110a、110bの両方を互いに固定するために、概ね矢印910が示す方向へそれぞれ回転される。具体的には、パドル802は、ロック部810が空隙部814の表面に接触するまで回転される。いくつかの例では、パドル802は、パドル802が延伸した翼110a、110bの方へ戻るように、概ね矢印912が示す方向に沿って、さらに横方向に動かされる。したがって、それぞれのロック部810を側面914(例えば、側方ロック面)に接触させることによって、翼110a、110bが横方向に拘束される。
図10は、図9Cの10−10の線に沿った側断面図であり、図8〜図9Cの例示的な航空機連結装置800を、(例えば、翼110a、110bが、互いに強固に固定された)固定位置で示す。この例では、パドル802が、(明確にするために)複数の向きで示されている。具体的には、黒塗りで図示されているパドル802は、空隙部814への挿入時、または挿入される前の、その初期回転角度に方向付けられており、縞模様で図示されているパドル802は、空隙部814内でそれぞれの固定位置まで回転されたところが示されている。具体的には、図示されている例の、回転された模様付きのパドル802(縞模様で示す)は、ロック部810が、停止部1004(例えば、係合停止部、インターロック停止部)と係合しているところが示されている。具体的には、停止部1004は、各ロック部810と係合するように角度付けされ、かつ/またはそのように外形形成される。
いくつかの例では、停止部1004は、空隙部814の内面および/または縁部によって画定される。これに加えて、またはこれに代えて、停止部1004は、図9Cの側面914と一体化される。他の例では、パドル802は、空隙部814内に配置されるように、翼110の長穴状の開口部に挿入される。
図11は、図8〜図10の例示的な航空機連結装置800に実装され得る、例示的な着陸構造1100(例えば、着陸支持部、着陸装置)の俯瞰図である。着陸構造1100は、支持フラップ806と、パドル802とを備える。支持フラップ806は、航空機102の機体104に回転可能に連結される。いくつかの例では、着陸支持フラップ806は、翼110に(例えば、翼110の後部および前部に)配置される。一例では、支持フラップ806は、パドル802に対して、類似した全体形状および/または寸法を示し、したがってこれも地面に向かって延伸するように、パドル802と同様に回転する。図示されている例によれば、パドル802は、第1および第2の翼110が他方の翼110(すなわち第3および第4の航空機の、それぞれ第3および第4の翼)に固定されていないときに、対応する第1および第2の翼110から延伸しているところが示されている。言い換えれば、例示的な着陸構造1100は、図8〜図10の例示的な連結装置800の別の用途、および/または構成を示している。
一体化した着陸性能を提供するために、図示されている例のパドル802は、矢印1102が示すように、対応する翼110から延伸する。具体的には、例示的なパドル802は、所定の向きになるまで、概ね矢印1104が示す方向に回転され、これによって、各パドル802の対応する接地縁部、または接地面が、この例では地面に垂直になる。したがって、パドル802は、地面に向かって延伸し、その結果、航空機102の重量は、少なくとも部分的にパドル802によって支持され得る。したがって、パドル802は、航空機102の着陸支持部を画定する。いくつかの例では、航空機102の重量をさらに支持するために、支持フラップ806が、地面に対して所定の向きになる(すなわち支持フラップ806の接地縁部または接地面が、地面に対して垂直な向きになる)ように、機体104に対して回転する。
いくつかの例では、パドル802、および/または支持フラップ806は、航空機が着陸するときに航空機102の衝撃を和らげるために、車輪(例えば、車輪構造、車輪ストラット)その他の移動を容易にする構造を画定する、または備える。よって航空機102の地上での移動が容易になる。
図12は、図11の例示的な着陸構造1100を延伸した着陸位置で示す、側断面図である。図12に図示されている例に見られるように、2つのパドル802の両方のロック部810が、地面に接触するように回転されている。また、着陸支持フラップ806もまた、地面に接触するように展開され、これによって航空機102の安定した支持基盤が提供され得る。
図13Aおよび図13Bは、図1の航空機102に使用され得る、別の例示的な航空機連結装置1300の斜視図である。図13Aを参照すると、例示的な翼110aに実装された、第1の連結部1302(例えば、連結半体)が、位置決め構成で示されている。具体的には、第1の連結部1302は、フック1304(例えば、回転フック)を備える。各フック1304は、基部1306と、基部1306に略垂直な遠位接触部1308とを有する。また、第1の連結部1302は、開口部1309を有する。この例では、開口部1309は、フック1304に対して外側に配置された、円形、および/または丸い内部開口部である。他の例では、開口部1309は、翼110aの外部に配置されてもよい。例示的なフック1304は、ソレノイドなどのアクチュエータ1312によって、概ね矢印1311が示す方向へ、軸線1310の周囲で回転するように動かすことができる。他の例では、フック1304は、ばね仕掛けである。
図13Bは、(図13Aに示す)翼110aの第1の連結部1302に連結するように構成された、翼110bの第2の連結部1316を示す。具体的には、第2の連結部1316は、翼110a、110bの位置決めをガイドし、翼110a、110bを互いに固定するために、第1の連結部1302と係合するように構成される。図示されている例によれば、第2の連結部1316は、ケーブル1320(例えば、伸縮自在なケーブル)と、位置決めピン1324とを備える。ケーブル1320は、各取付けジョイント1321(例えば、取付けループ)で拘束され、リール1322(例えば、回転リール)から延伸する。例示的なケーブル1320は、フック1304(図13Aに示す)の数に対応する、いくつかのループを画定する。したがって、各ループは、各フック1304を少なくとも部分的に囲むことによって、各フック1304と係合するように構成される。
この例では、リール1322は、翼110b内に配置される。しかしながら、他の例では、リール1322は、翼110bの外部に配置される。他の例では、ケーブル1320は、リール1322から延伸しない。このような例では、ケーブル1320は、取付けジョイント1321同士の間でのみループし、ケーブル1320の引張り、および/または長さは、引張り調節装置1326(例えば、ループバックル、ストラップ式の調節機構)によって調節される。いくつかの例では、ケーブル1320によって画定されるループは1つのみであり、したがって、第1の連結部1302のフック1304のうちの1つのみが、この1つのループで拘束されるように、翼110aに実装されてもよい。
図14Aおよび図14Bは、図13Aおよび図13Bの例示的な航空機連結装置1300を、固定位置で示した斜視図である。図14Aを参照すると、第1の連結部1302のフック1304は、翼110aの遠位端から離れるように回転される。いくつかの例において、フック1304は、翼110aの内部容積内に配置されるように回転され、これによって、フック1304が、飛行中に空力特性に悪影響を及ぼすのを防止する。
図14Bは、連結装置1300が固定位置になっているときの、第2の連結部1316を示す。図14Bに見られるように、図13Bに示すケーブル1320と対比して、長くなったケーブル1320は、(ケーブル1320を効率的に短くするように)リール1322に巻き取られるので、リール1322によって、ケーブル1320のたるみが低減される。あるいは、引張り調節装置1326が、ケーブル1320のたるみを低減して、連結装置1300を固定位置に移行させる。
図15A〜図15Dは、図13A〜図14Bの例示的な航空機連結装置1300の係合手順を示す、正面概略図である。図15Aは、互いに近接するように動いている、かつ/または操縦されている、2機の航空機102a、102bを示す。具体的には、航空機102a、102bの両方が、互いに向かって操縦され、またはホバリングしている間に、第1の連結部1302のフック1304は、第2の連結部1316のケーブル1320に向かって、外向きに回転されている。
図15Bを参照すると、航空機102a、102bの両方が、フック1304の遠位接触部1308がケーブル1320と係合するように操縦されている。この例では、ケーブル1320は、位置または向きの不整合を考慮に入れて、直径の大きいループを形成するように外向きに延伸される。
図15Cを参照すると、フック1304が、次に、そのそれぞれの翼110aに向かって、かつその中に入るように回転されることによって、航空機102a、102bの両方が、互いに近づくように引き寄せられる。図示されている例によれば、フック1304を回転させることによって、ケーブル1320は、フック1304との係合が外れないように拘束される。
図15Dの図示されている例によれば、リール1322の回転または動きによって、ケーブル1320をリール1322に巻き取り、これによってケーブル1320のループを短くする。したがって、このようにループを短くすることによって、位置決めピン1324が開口部1309に挿入され、これにより航空機102a、102bの両方を互いに固定する。いくつかの例では、ケーブル1320は、(図15Cに示すように)フック1304が回転されている間に、同時にリール1322に巻き取られる。あるいは、引張り調節装置1326が、ケーブル1320に引張りを印加して、航空機102a、102bを互いに固定する。
図16は、図1〜図15Dに示す航空機連結装置200、600、800、1300を用いて図1の航空機102を固定する、例示的な方法1600を表すフローチャートである。最初に、第1および第2の航空機(例えば、2機の航空機102a、102b)が、個別に離陸する。各航空機102a、102bは、同じ場所から離陸しても、または違う場所から離陸してもよい。例示的な方法1600は、第1の航空機102a、および第2の航空機102bが発進したときに開始する(ブロック1601)。具体的には、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、個別に発進する。
示されている例によれば、第1の翼110aを第2の翼110bに対して位置決めするために、第1の翼110aの第1のガイド(例えば、ガイド202、キー止めロッド602、パドル802、フック1304)は、第2の翼110bの第2のガイド(例えば、ガイド202、キー止めソケット702、空隙部814、ケーブル1320)と係合かつ/または接触する(ブロック1602)。具体的には、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとが互いに近接され、その結果、第1のガイドと、第2のガイドとが係合することによって、第1および第2の翼110a、110bが互いの方に向かって動く。したがって、互いに固定するために、第1の翼110aと、第2の翼110bとが互いに位置決めされる。
次に、第1の翼110aを第2の翼110bに固定するために、拘束機構214(例えば、ロック)が係合される(ブロック1604)。結果として、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、飛行中、またはホバリング中に、それぞれの翼(例えば、翼110a、110b)で互いに固定される。
いくつかの例では、ミッションを実行するかどうかが判定される(ブロック1605)。ミッションを実行する(ブロック1605)場合は、工程の制御はブロック1606に進む。実行しない場合は、工程はブロック1612に進む。
いくつかの例では、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとは、ミッション地点へ共に飛行するために互いに固定され、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとは、それぞれの作業を行うために、後で切り離される(ブロック1606)。第1の航空機102a、および第2の航空機102bを互いに固定することで、この例では、翼110の全体のアスペクト比が増加することによって、空力効率が向上する、
いくつかの例では、第1の翼110aを第2の翼110bから解放するために、拘束機構214(例えば、ロック)が係合解除される(ブロック1608)。例えば、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、第1の航空機102a、および第2の航空機102bの相対的な速度を変更することによって、飛行中に切り離すことができる。言い換えれば、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、第1の航空機102a、および第2の航空機102bが、異なる場所に存在し得るそれぞれの作業を実行できるように、互いに解放される。いくつかの例では、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、第1の航空機102aと、第2の航空機102bとの切り離しを容易にするために、異なる速度にされる。
この例では、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、互いに切り離されながら各自の作業(例えば、それぞれのミッション)を実行する(ブロック1610)。具体的には、第1の航空機102a、および第2の航空機102bは、(例えば、ミッション地点内の)異なる副地点で、異なる機能を実行し、かつ/または動作を行うことができる。
いくつかの例では、次に、工程を終了するかどうかを判定する(ブロック1612)。例えば、この判定は、第1の航空機102a、および第2の航空機102bが、対応する場所で、それぞれの動作を完了したかどうか、したがって再度互いに位置決めされ固定される(ブロック1602、1604)必要があるかどうかに基づいてもよく、これによって、帰航時の、第1の航空機102a、および第2の航空機102bの全体的な空力効率を向上させる。その必要がない場合は、本工程は終了する。
図17は、図1の航空機102、ならびに/または図1〜図15Dとの関連で説明した連結装置200、600、800、1300を有する、航空機102の関連部品を作成する、例示的な方法1700を表すフローチャートである。図示されている例の例示的な方法1700は、航空機102の翼110その他の機外構造が、航空機102がホバリングおよび/または巡航している間に、航空機102を他の航空機102に固定できるようにする、部品および/または形状を装備するところから開始される。
図示されている例によれば、ガイド202(例えば、ウィングレット204)が、翼に画定される(ブロック1702)。ガイドは、翼の部品内に組み付けられる、および/または画定される。具体的には、ガイド202は、部品として、翼110に追加されてもよく、または翼110は、製造工程(板金加工、曲げ加工、切断加工など)を介して、ガイド202と関連した、少なくとも1つの形状を備えるように変更されてもよい。
次に、翼110に拘束機構214(例えば、ロック)が画定される(ブロック1704)。この例では、関連するアクチュエータ(例えば、アクチュエータ217、アクチュエータ616、アクチュエータ712、アクチュエータ803、またはアクチュエータ1312)を備え得る拘束機構214は、翼110の内部容積内に配置される。図示されている例によれば、拘束機構214は、翼110に連結される、かつ/または組み付けられる。他の例では、拘束機構214は、翼110と一体化される。
ロックおよび/またはガイドが、着陸支持部としても機能するいくつかの例では、着陸支持部品が、ロックおよび/またはガイドに連結されて(ブロック1706)、工程は終了する。例えば、関連する航空機の着陸、または重量の支持を容易にする部品が、着陸支持部として使用されるロックに提供される。例えば、着陸を容易にするために、ロックに車輪、および/または衝撃緩衝装置が備えられてもよい。他の例では、ガイドおよび/またはロックは、着陸支持部として機能するために、追加の形状、または部品を必要としない。
前述の内容から、航空機の翼が直接接触するように、複数の航空機を互いに固定するための、費用効率がよく、かつ正確な位置決めを可能にする、例示的な方法、装置、および製品が開示されていることは理解されよう。具体的には、本明細書で開示される例では、空力効率を高めるために、比較的大きい、連続的な空力表面を画定することが可能になる。また、本明細書で開示される例では、飛行中に航空機を比較的迅速に位置決めすることが可能になる。本明細書で開示される例では、最初に不整合があっても、位置決めが容易になる。また、本明細書で開示されるいくつかの例は、そのそれぞれの位置決め装置、および/または拘束機構の形状に基づいて、抗力ペナルティをほとんど、もしくは全くなくすこともできる。本明細書で開示されるいくつかの例は、単一のアクチュエータを用いて、翼の位置決めおよび固定の両方を可能にする。本明細書で開示される例では、飛行中、またはホバリング中に画定され得る、比較的強い構造的結合が可能になる。また、本明細書で開示されるいくつかの例では、着陸性能を位置決め装置、または拘束機構と一体化することが可能になる。
また、本開示は、以下の段落による例を含む。
例1.第1の航空機を第2の航空機に固定する装置であって、前記第1の航空機の第1の翼の動きを、前記第2の航空機の第2の翼に対して方向付けし、前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めする、ガイドと、前記ガイドが前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めした後に、前記第1の翼を前記第2の翼に固定する、ロックとを備える、装置。
例2.前記ガイドが、フックを備え、前記ロックが、前記フックを係合させるループを備える、例1に記載の装置。
例3.前記フックが、前記ループを係合させるために回転可能な、例2に記載の装置。
例4.前記ガイドが、前記第1の翼の遠位端に、角度付けしたウィングレットを備える、例1に記載の装置。
例5.前記角度付けしたウィングレットが、遠位の角度が浅い部分と、前記角度が浅い部分から前記第1の翼の前記遠位端まで延伸する、急角度部分とを有する、例4に記載の装置。
例6.前記ロックが、前記第2の翼のソケットに挿入されるロッドを備える、例4または5に記載の装置。
例7.前記ロックが、前記第2の翼によって受けられるパドルを備える、例1に記載の装置。
例8.前記パドルが前記第2の翼によって受けられると、前記パドルが回転して、空隙部の表面と係合するように構成される、例7に記載の装置。
例9.前記パドルが、前記第1の航空機の着陸支持部を画定する、例7または8に記載の装置。
例10.前記ガイドが、キー止めロッドを備え、前記ロックが、ソケットによって受けられるピンを備える、例1に記載の装置。
例11.航空機であって、第1のガイドを有する第1の翼と、第2のガイドを有する第2の翼であって、前記第1および第2のガイドは、前記航空機の飛行中またはホバリング中に、第2および第3の航空機に対して位置決めされるように、前記航空機をガイドする、第2の翼と、前記第1の翼に連結される第1のロックであって、前記第1の翼を前記第2の航空機の第3の翼に固定する、第1のロックと、前記第2の翼に連結される第2のロックであって、前記第2の翼を前記第3の航空機の第4の翼に固定する、第2のロックとを備える、航空機。
例12.前記第1および第2のロックが、前記航空機の機体の長手方向軸線に対して非対称に配置される、例11に記載の航空機。
例13.前記第1および第2のロックがそれぞれ、フックまたはループを備える、例11に記載の航空機。
例14.前記第1および第2のガイドが、角度付けしたウィングレットを備える、例11に記載の航空機。
例15.前記角度付けしたウィングレットがそれぞれ、第1の遠位の角度が浅い部分と、第2の急角度部分とを有する、例14に記載の航空機。
例16.前記第1のロックが、第1のピンを備え、前記第2のロックが、前記第2または第3の航空機の第2のピンを受けるためのソケットを備える、例11に記載の航空機。
例17.前記第1および第2のロックがそれぞれ、前記第3および第4の翼によってそれぞれ受けられる、回転パドルを備える、例11に記載の航空機。
例18.前記各パドルが、前記第3または第4の翼のそれぞれによって受けられると、前記回転パドルがそれぞれ、空隙部の表面と係合するように回転される、例17に記載の航空機。
例19.前記各回転パドルが、前記航空機の着陸支持部を画定する、例17または18に記載の航空機。
例20.前記第1および第2のガイドの少なくとも1つが、キー止めロッドを備える、例11に記載の航空機。
例21.第1の航空機を第2の航空機に固定する方法であって、前記第1の航空機の第1の翼の第1のガイドを、前記第2の航空機の第2の翼の第2のガイドと係合させるステップであって、前記第1のガイドを前記第2のガイドと係合させることによって、前記第1の翼が前記第2の翼に対して位置決めされる、ステップと、前記第1のガイドと前記第2のガイドとを係合させることによって、前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めした後に、ロックを介して、前記第1の翼を前記第2の翼に固定するステップとを含む、方法。
例22.前記第1のガイドを前記第2のガイドと係合させる前記ステップが、前記第1の翼のフックを前記第2の翼のループ内に配置することを含む、例21に記載の方法。
例23.前記第1の翼を前記第2の翼に固定する前記ステップが、ピンをソケットの中に延伸させることを含む、例21に記載の方法。
例24.前記第1の翼を前記第2の翼に固定する前記ステップが、キー止めロッドをキー止めソケットの中に挿入することをさらに含む、例23に記載の方法。
例25.前記第1の翼を前記第2の翼に固定する前記ステップが、パドルを前記第2の翼の中に延伸させ、かつ前記パドルを回転させることをさらに含み、その結果、前記パドルが前記第2の翼の空隙部の内面に接触する、例21に記載の方法。
例26.前記第1のガイドを前記第2のガイドと係合させる前記ステップが、前記第1の翼の第1の湾曲したウィングレットを、前記第2の翼の第2の湾曲したウィングレットに係合させることを含む、例21に記載の方法。
例27.前記第1の翼を前記第2の翼に固定する前記ステップが、ロッドを開口部の中に挿入することを含む、例26に記載の方法。
例28.第1の航空機を第2の航空機に固定する装置であって、前記第1の航空機の第1の翼を、前記第2の航空機の第2の翼に対して位置決めするための手段と、前記位置決めするための手段によって、前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めした後に、前記第1の翼を前記第2の翼に固定するための手段とを備える、装置。
例29.前記第1の翼を前記第2の翼に固定するための前記手段が、地面に対して前記航空機を支持するための手段を含む、例28に記載の装置。
例30.航空機を製造する方法であって、第1の翼にガイドを画定するステップであって、前記ガイドは、前記第1の翼の動きを第2の翼に向けてガイドする、ステップと、前記第1の翼および前記第2の翼が、前記ガイドによって位置決めされたときに、前記第1の翼を前記第2の翼に固定するために、前記第1の翼にロックを画定するステップとを含む、方法。
例31.前記ロックまたは前記ガイドに、着陸支持部品を連結するステップをさらに含む、例30に記載の方法。
例32.第1の航空機、および第2の航空機は、例1〜10、または例28および29の装置を備える。
いくつかの例示的な方法、装置、および製品が、本明細書で開示されたが、本特許の対象範囲は、これに限定されない。むしろ本特許は、適正に本特許の請求項の範囲内にある、全ての方法、装置、および製品を包含する。本明細書で開示される例は、航空機に関して示されているが、本明細書で開示される例は、任意の適切な固定、または取付け用途に適用されてもよい。また、本明細書で開示される例は、垂直離着陸機(VTOL)、短距離離着陸機(STOL)、水上ビークル、および/または潜水艇などの、他のビークルに適用されてもよい。
100 航空機構成
102 航空機
102a 第1の航空機
102b 第2の航空機
102c 航空機
104 機体
104a 第1の機体
104b 第2の機体
106 エンジン
106a 第1のエンジン
106b 第2のエンジン
108 尾部
108a 第1の尾部
108b 第2の尾部
110 翼
110a 第1の翼
110b 第2の翼
112a 翼
112b 翼
120 境界面
200 航空機連結装置
202 ガイド
204 ウィングレット
206 基部
208 遠位部
210 角度が浅い部分
211 開口部
212 急角度部分
214 拘束機構
216 ロッド
217 アクチュエータ
218 センサ
600 航空機連結装置
602 キー止めロッド
604 第1の係合面
606 第2の係合面
608 第3の係合面
610 ピン
612 ソケット開口部
616 アクチュエータ
620 テーパ
622 自由端
702 キー止めソケット
704 ソケット
710 ピン
712 アクチュエータ
800 航空機連結装置
802 パドル
803 アクチュエータ
804 中央軸線
806 着陸支持フラップ
810 ロック部
812 回転軸
814 空隙部
914 側面
1004 停止部
1100 着陸構造
1300 航空機連結装置
1302 第1の連結部
1304 フック
1306 基部
1308 遠位接触部
1309 開口部
1310 軸線
1312 アクチュエータ
1316 第2の連結部
1320 ケーブル
1321 取付けジョイント
1322 リール
1324 位置決めピン
1326 引張り調節装置
1600 例示的な方法
1700 例示的な方法

Claims (14)

  1. 第1の航空機(102a)を第2の航空機(102b)に固定する装置(200、600、800、1300)であって、
    前記第1の航空機の第1の翼(110a)の動きを、前記第2の航空機の第2の翼(110b)に対して方向付けし、前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めする、ガイド(202、602、802、1304、202、702、814、1320)と、
    前記ガイドが前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めした後に、前記第1の翼を前記第2の翼に固定する、ロックと
    を備える、装置。
  2. 前記ガイドが、フック(1304)を備え、前記ロックが、前記フックを係合させるために、ケーブル(1320)によって画定されたループを備える、請求項1に記載の装置(1300)。
  3. 前記フック(1304)が、前記ループを係合させるために回転可能である、請求項2に記載の装置(1300)。
  4. 前記ガイドが、前記第1の翼(110a)の遠位端に、角度付けしたウィングレット(204)を備える、請求項1に記載の装置(200)。
  5. 前記角度付けしたウィングレット(204)が、遠位の角度が浅い部分(210)と、前記角度が浅い部分から前記第1の翼(110a)の前記遠位端まで延伸する、急角度部分(212)とを有する、請求項4に記載の装置(200)。
  6. 前記ロックが、前記第2の翼(110b)の開口部(216)に挿入されるロッド(216)を備える、請求項4または5に記載の装置(200)。
  7. 前記ロックが、前記第2の翼(110b)によって受けられるパドル(802)を備える、請求項1に記載の装置(800)。
  8. 前記パドルが前記第2の翼(110b)によって受けられると、前記パドル(802)が回転して、空隙部(814)の表面と係合するように構成される、請求項7に記載の装置(800)。
  9. 前記パドル(802)が、前記第1の航空機(102a)の着陸支持部を画定する、請求項7または8に記載の装置(800)。
  10. 前記ガイドが、キー止めロッド(602)を備え、前記ロックが、ソケット(704)によって受けられるピン(610)を備える、請求項1に記載の装置(600)。
  11. 第1の航空機(102a)を第2の航空機(102b)に固定する装置(200、600、800、1300)であって、
    前記第1の航空機の第1の翼(110a)を、前記第2の航空機の第2の翼(110b)に対して位置決めするための手段と、
    前記位置決めするための手段によって、前記第1の翼を前記第2の翼に対して位置決めした後に、前記第1の翼を前記第2の翼に固定するための手段と
    を備える、装置。
  12. 前記第1の翼(110a)を前記第2の翼(110b)に固定するための前記手段が、地面に対して前記航空機(102a、102b)を支持するための手段を含む、請求項11に記載の装置(200、800)。
  13. 航空機(102)を製造する方法(1700)であって、
    第1の翼(110a)にガイド(202、602、802、1304)を画定するステップであって、前記ガイドは、前記第1の翼の動きを第2の翼(110b)に向けてガイドする、ステップ(1702)と、
    前記第1の翼および前記第2の翼が、前記ガイドによって位置決めされたときに、前記第1の翼を前記第2の翼に固定するために、前記第1の翼にロックを画定するステップ(1704)と
    を含む、方法。
  14. 前記ロックまたは前記ガイド(202、602、802、1304)に、着陸支持部品を連結するステップ(1706)をさらに含む、請求項13に記載の方法(1700)。
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