JP2019054078A - 部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法 - Google Patents

部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サイズの異なる複数種の部品を供給して基板に装着する構成を安価に構築することができる部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法を提供することを目的とする。【解決手段】部品実装装置1が、基台11と、基台11に対して定められた部品吸着位置に部品PTを供給する部品供給トレイ14と、部品吸着位置に供給された部品PTを吸着して基台11に対して位置決めされた基板KBに装着する装着ヘッド16とを備える。部品供給トレイ14は、部品PTが載置される部品載置面21を有し、部品載置面21が基台11に対する所定位置に位置されることで部品載置面21に載置された部品PTを部品吸着位置に供給するようになっており、部品載置面21に、部品PTを載置させる目安となる目印23が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、装着ヘッドにより部品を吸着して基板に装着する部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法に関する。
部品実装装置は、パーツフィーダによって基台に対する所定の部品吸着位置に部品を供給し、装着ヘッドが部品吸着位置に供給された部品を吸着して基板に装着する。このような部品実装装置が備えるパーツフィーダの一種として知られるトレイフィーダは、複数の部品を収納したトレイを引き出した状態にして部品を供給状態にする。
トレイフィーダのトレイには複数の凹状部がマトリクス状に配置されており、部品は各凹状部に収納されている(例えば、下記の特許文献1)。各凹状部内の空間は壁によって隣接する他の凹状部内の空間と仕切られており、各部品のトレイ内での位置は確定している。このため、トレイフィーダから引き出されたトレイの各凹状部の中心位置と部品吸着位置とを一致させておけば、装着ヘッドによる部品の正確な吸着が可能となる。
特開2015−56414号公報
しかしながら、上記のように、壁によって仕切られた凹状部を有するトレイは、収納する部品のサイズに応じた専用品であり、サイズの異なる複数種の部品を供給する場合には、各部品のサイズに応じた専用のトレイを複数用意する必要があった。特に、従来にないサイズや形状の試作部品についてはトレイを新規に作製する必要があり、コストが高くなるという問題点があった。
そこで本発明は、サイズの異なる複数種の部品を供給して基板に装着する構成を安価に構築することができる部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、基台と、前記基台に対して定められた部品吸着位置に部品を供給する部品供給手段と、前記部品吸着位置に供給された部品を吸着して前記基台に対して位置決めされた基板に装着する装着ヘッドとを備え、前記部品供給手段は、前記部品が載置される部品載置面を有し、前記部品載置面が前記基台に対する所定位置に位置されることで前記部品載置面に載置された前記部品を前記部品吸着位置に供給するようになっており、前記部品載置面に、前記部品を載置させる目安となる目印が設けられた。
本発明の部品実装装置における部品供給方法は、基台と、前記基台に対して定められた部品吸着位置に部品を供給する部品供給手段と、前記部品吸着位置に供給された部品を吸着して前記基台に対して位置決めされた基板に装着する装着ヘッドとを備え、前記部品供給手段は、前記部品が載置される部品載置面を有し、前記部品載置面が前記基台に対する所定位置に位置されることで前記部品載置面に載置された前記部品を前記部品吸着位置に供給するようになっており、前記部品載置面に、前記部品を載置させる目安となる目印が設けられた部品実装装置における部品供給方法であって、前記目印を目安として前記部品載置面に前記部品を載置する部品載置工程と、前記部品が載置された前記部品載置面を前記所定位置に位置させて前記部品を前記部品吸着位置に供給する部品供給工程とを含む。
本発明によれば、サイズの異なる複数種の部品を供給して基板に装着する構成を安価に構築することができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるトレイフィーダのトレイの斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える部品供給トレイをこれに載置された部品とともに示す平面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える部品供給トレイをこれに載置される部品とともに示す斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装作業の流れを示すフローチャート 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドにより部品を吸着した状態の一例を示す斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が部品供給トレイに代えて備えたコンベア装置の斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は上流工程側から送られてきた基板KBに部品PTを装着して下流工程側に送り出す装置であり、基台11、基板搬送部12、トレイフィーダ13、部品供給トレイ14、ヘッド移動機構15、装着ヘッド16、基板カメラ17、部品カメラ18及び回収ボックス19を備えている。ここでは説明の便宜上、作業者OPから見た部品実装装置1の左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とする。また、上下方向をZ軸方向とする。
図1において、基板搬送部12は基台11の前後に配置された一対のコンベア機構12aを備えている。基板搬送部12はコンベア機構12aにより基板KBをX軸方向に搬送し、予め定められた所定の作業位置に基板KBを位置決めする。トレイフィーダ13は基板搬送部12の手前側(作業者OPの側)の領域に取り付けられている。
図2において、トレイフィーダ13はマトリクス状に配列された複数の凹状部13Bのそれぞれに部品PTが収納されたトレイ13Tを備えている。図1に示すように、トレイフィーダ13は上下に並んで配置された複数のパレット13Pを備えており、各パレット13Pにトレイ13Tが保持されている。図示しない引出機構によってひとつのパレット13Pを作業者OPから見た奥側に引き出して所定の高さ位置(部品供給位置)に移動させると、そのパレット13Pに保持されたトレイ13T内の部品PTが装着ヘッド16に対して供給された状態(供給状態)となる(図2)。
トレイフィーダ13が備える各トレイ13Tの凹状部13Bは同一の大きさである。従って、各トレイ13Tに収納されている部品PTは同一であり、トレイ13Tごとに部品PTの種類(サイズ)が分けられた状態となっている。トレイフィーダ13は供給状態にする部品PTを変更するときは、その都度、部品供給位置に位置させるトレイ13Tを入れ替える。
図1において、トレイ形状をした部品供給トレイ14は、基台11の前方領域に設けられたトレイ設置部11Tに着脱自在に設置される。部品供給トレイ14の表面は平らな部品載置面21となっている。部品載置面21には一又は複数の部品PTが載置される(図3)。部品載置面21には、部品PTを載置し易いようにするための厚みのあるクッション材等が敷かれていてもよい。
図3及び図4において、部品供給トレイ14の部品載置面21には複数の縦線22aと複数の横線22bで構成される格子縞22が形成されている。縦線22aと横線22bとの交点は、作業者OPが手作業で部品載置面21に部品PTを載置させる際の目安として用いられる目印23となっている。
部品供給トレイ14の部品載置面21に載置される部品PTは、部品載置面21に設けられた目印23を目安として、作業者OPの手作業等によって、部品載置面21に載置される。具体的には、部品PTの装着ヘッド16(詳細にはノズル16a)による目標吸着位置MCが、目印23と平面視において一致するように部品載置面21に載置される(図3及び図4)。
部品供給トレイ14には、トレイフィーダ13が備えるトレイ13Tに形成される凹状部13Bは備えておらず、全体が平面形状である。従って、部品載置面21に載置できる部品PTのサイズ及び個数は、部品載置面21の大きさ及び目印23の数に応じた範囲内であれば制限がない。このため部品載置面21には任意のサイズの部品PTを複数個、互いに干渉することなく載置することができる。部品載置面21に載置された各部品PTは、部品供給トレイ14が基台11上の所定位置(ここではトレイ設置部11T)に取り付けられることで供給状態となる。
図1において、ヘッド移動機構15は固定テーブル31、移動テーブル32及び移動プレート33を備えている。固定テーブル31は基台11に固定されてY軸方向に延びている。移動テーブル32はX軸方向に延びており、一端部が固定テーブル31に沿って移動自在となっている。移動プレート33は、移動テーブル32に沿って移動自在に設けられている。
図1において、装着ヘッド16はヘッド移動機構15の移動プレート33に取り付けられている。ヘッド移動機構15は、固定テーブル31に対する移動テーブル32のY軸方向への移動と、移動テーブル32に対する移動プレート33の移動とによって、装着ヘッド16をXY面内で移動させる。
図1において、装着ヘッド16は複数のノズル16aを備えている。各ノズル16aは下方に延びており、下端に部品吸着開口が形成されている。各ノズル16aはノズル駆動機構16Aの作動によってZ軸方向に昇降し、Z軸回りに回動する。
図1において、装着ヘッド16は制御弁16Bを備えている。制御弁16Bは図示しない真空源と繋がっており、各ノズル16aの部品吸着開口に吸引力を発生させる。各ノズル16aは部品吸着開口に発生される吸引力によって、トレイフィーダ13が供給する部品PT又は部品供給トレイ14が供給する部品PTを吸着する。
ここで、装着ヘッド16は、部品PTを吸着する空間位置として基台11に対して定められた複数の部品吸着位置のそれぞれにおいて部品PTを吸着することができる。部品吸着位置は、本実施の形態では、トレイフィーダ13のトレイ13T(部品供給位置に位置されたトレイ13T)が有する複数の凹状部13Bそれぞれの中心に対応する位置と、トレイ設置部11Tに取り付けられた部品供給トレイ14が有する複数の目印23それぞれに対応する位置とに設定されている。
このように本実施の形態において、部品供給手段としての部品供給トレイ14は、部品PTが載置される部品載置面21を有し、部品載置面21が基台11に対する所定位置(トレイ設置部11T)に位置されることで部品載置面21に載置された部品PTを部品吸着位置に供給するようになっており、部品載置面21に、部品PTを載置させる目安となる目印23が設けられた構成となっている。
図1において、基板カメラ17は撮像光軸を下方に向けた姿勢で装着ヘッド16に取り付けられている。部品カメラ18は撮像光軸を上方に向けた姿勢で基台11上の基板搬送部12の手前側の領域に設けられている。回収ボックス19は上方に開口した箱状の部材で構成され、基板搬送部12の手前側の領域に、部品カメラ18に隣接して設けられている。
図5において、部品実装装置1が備える制御装置40は、基板搬送部12による基板KBの搬送及び位置決めの動作を制御する。また制御装置40は、トレイフィーダ13による部品PTの供給の動作を制御する。また制御装置40は、ヘッド移動機構15による装着ヘッド16の移動の動作を制御する。また制御装置40は、ノズル駆動機構16Aによるノズル16aの昇降及び回動の動作を制御する。また制御装置40は、制御弁16Bによるノズル16aの部品PTの吸着の動作を制御する。また制御装置40は、基板カメラ17と部品カメラ18それぞれの撮像を制御する。基板カメラ17の撮像によって得られた画像データと部品カメラ18の撮像によって得られた画像データは、それぞれ制御装置40に送られて画像認識される。
図5において、制御装置40は、部品実装装置1が備えるタッチパネル41(図1)と接続している。タッチパネル41は、作業者OPが制御装置40に所要の入力を行う入力装置として機能するほか、制御装置40が部品実装装置1の状態を作業者OPに表示したり作業者OPに作業指示を与えたりする出力装置として機能する。
次に、図6に示すフローチャートに基づいて、部品実装装置1による部品実装作業の手順を説明する。部品実装作業では先ず、作業者OPがトレイ設置部11Tから取り外された状態の部品供給トレイ14に部品PTを載置する(ステップST1の部品載置工程)。この部品載置工程では、作業者OPは、部品供給トレイ14の部品載置面21に設けられた目印23を目安として一又は複数の部品PTを部品載置面21に載置する。
部品実装装置1は目印23が付与された位置の座標情報である目印情報を記憶している。そして、載置した部品PTの載置位置(目印情報)をタッチパネル41から入力することで、部品PTの載置位置(目印情報)が部品PTの装着ヘッド16による吸着位置となる。なお、目印23に近接して目印情報に関連付けた番号を付与してもよいし、部品PTの載置位置は目印23を番号としてもよいし、部品供給トレイ14の原点位置から縦線22aと横線22bに番号を付与してもよい。また、予め実装データに部品PTを載置する位置の番号を設定しておき、作業者OPは番号に基づいて部品PTを部品供給トレイ14に載置してもよい。作業者OPによって部品実装装置1に入力された目印23は、目印情報上で使用中のステータスとして記憶部に記憶される。
作業者OPは、部品PTを部品供給トレイ14に載置したら、部品供給トレイ14を基台11のトレイ設置部11Tに取り付けることによって、部品供給トレイ14に載置した部品PTを部品吸着位置に供給する(ステップST2の部品供給工程)。これらステップST1の部品載置工程とステップST2と部品供給工程から成る部品実装装置1への部品PTの供給手順は、本実施の形態における部品実装装置1における部品供給方法となっている。
作業者OPは、上記手順によって部品供給トレイ14に載置した部品PTを供給状態にしたら、タッチパネル41から作業開始の操作を行う。タッチパネル41から作業開始の操作が行われたら、制御装置40に制御されて基板搬送部12が作動し、外部から受け取った基板KBを搬入して作業位置に位置決めする(ステップST3の基板搬入工程)。
基板搬送部12が基板KBを作業位置に位置決めしたら、装着ヘッド16が基板KBの上方に移動し、基板カメラ17に基板KBを認識させる(ステップST4の基板認識工程)。基板KBの認識では、基板カメラ17は基板KBの隅部に設けられた基板マークMK(図1)を認識する。制御装置40は、基板カメラ17が認識した基板マークMKの位置に基づいて、基板KBの作業位置からの位置ずれ等を把握する。
基板カメラ17が基板KBを認識したら、装着ヘッド16はトレイフィーダ13が部品供給位置に位置させたトレイ13T又はトレイ設置部11Tに設置された部品供給トレイ14の上方に移動する。そして、装着ヘッド16は、ノズル16aにより、トレイ13T又は部品供給トレイ14が供給する部品PTを吸着する(ステップST5の部品吸着工程)。
ここで、仮に、部品供給トレイ14の部品載置面21に目印がない状態で作業者OPが部品載置面21上の任意の箇所に部品PTを載置したとしたならば、装着ヘッド16は基板カメラ17により部品PTを見つける等してから部品PTを吸着することになり、極めて作業効率が悪くなるところである。本実施の形態における部品実装装置1では、部品載置面21が基台11に対する所定位置(トレイ設置部11T)に位置された状態で部品PTが部品吸着位置に位置するようにするための部品PTの載置位置の目安となる目印23が設けられおり、作業者OPはその目印23を目安として部品PTを載置する。このため、部品載置面21に載置された部品PTは必ず部品吸着位置に位置することとなり、部品実装作業を効率的に行うことができる。
装着ヘッド16は部品PTを吸着したら、部品カメラ18の上方に移動する。部品PTが部品カメラ18の上方に位置したら、部品カメラ18は、装着ヘッド16が吸着した部品PTを下方から認識する(ステップST6の部品認識工程)。そして、制御装置40は、部品カメラ18が認識した結果に基づいて、装着ヘッド16が吸着した部品PTを基板KBに装着することができるかどうかを判定する(ステップST7の判定工程)。
上記判定では、具体的には、部品カメラ18が認識した部品PTがノズル16aに対して予め定められた姿勢及び位置関係となっていた場合には、部品PTを基板KBに装着できると判定する。一方、認識した部品PTがノズル16aに対して予め定められた姿勢及び位置関係となっていなかった場合には、部品PTを基板KBに装着できないと判定する。なお、部品カメラ18が認識した部品PTが、ノズル16aに対して予め定められた姿勢であるが予め定められた位置関係でなく、更に部品PTのサイズが実装データ上の部品PTのサイズと異なる場合、吸着対象の部品PTと異なる部品PTを吸着していると判断し、部品PTを基板KBに装着できないと判定するとともに、吸着した部品PTが異なる部品PTである旨を作業者OPに報知する。
従って、部品PTそのものに異常がない場合であっても、ノズル16aが部品PTを吸着した位置が本来の目標吸着位置からずれていたために基板KBに装着できないと判定される場合もあり得る。図7は、装着ヘッド16がノズル16aにより部品PTを吸着した位置(実吸着位置JC)が、本来吸着すべき位置(目標吸着位置MC)からずれている場合の例を示している。
ステップST7の判定工程で、部品PTを基板KBに装着できると判定された場合には、装着ヘッド16は基板KBの上方に移動する。そして、装着ヘッド16は、吸着している部品PTを、予め定められた基板KB上の位置(目標装着位置)に装着する(ステップST8の部品装着工程)。
一方、ステップST7の判定工程で、部品PTを基板KBに装着できないと判定された場合には、装着ヘッド16は吸着している部品PTを回収ボックス19に投入して部品PTを回収する(ステップST9の部品回収工程)。なお、ICチップ等のように、平面形状に載置して姿勢が崩れにくい部品PTであれば、回収ボックス19に回収するのではなく、部品供給トレイ14に載置させてもよい。部品供給トレイ14に載置する場合、部品実装装置1の記憶部に記憶される部品供給トレイ14の目印情報のステータスのうち、使用中ではない(使用されていない)目印23に部品PTを載置させる。
ステップST8で部品PTを基板KBに装着し、或いはステップST9で部品PTを回収したら、基板KBに装着すべき全ての部品PTの基板KBへの装着が完了したか否かが制御装置40において判断される(ステップST10の完了判断工程)。そして、基板KBに装着すべき全ての部品PTの基板KBへの装着が完了していなかった場合にはステップST5に戻って部品PTの吸着から部品PTの基板KBへの装着に至るまでの一例の工程を繰り返し実行する。一方、ステップST10で全ての部品PTの基板KBへの装着が完了していた場合には、基板搬送部12が基板KBを下流工程側に搬出する(ステップST11の基板搬出工程)。これにより基板KBの1枚当たりの部品実装作業が終了する。
以上説明したように、本実施の形態における部品実装装置1では、部品供給手段である部品供給トレイ14が備える部品載置面21に設けられた目印23を目安として部品載置面21に部品PTを載置することで、部品載置面21を基台11に対する所定位置(トレイ設置部11T)に位置させた状態で、部品PTを部品吸着位置に位置させることができる。部品載置面21は、トレイフィーダ13が備えるトレイ13Tのような凹状部13Bを有していないので、部品載置面21の大きさ及び目印23の数に応じた範囲内で任意のサイズ及び数の部品PTを部品載置面21に載置できる。このため本実施の形態における部品実装装置1及び部品実装装置1における部品供給方法によれば、サイズの異なる複数種の部品PTを供給して基板KBに装着する構成を安価に構築することができる。
本実施の形態における部品供給トレイ14は、上述のように、任意のサイズの部品PTを複数載置できることから、サイズの異なる複数の試作部品を基板KBに装着する必要がある場合においても有効である。更には、ステップST9で回収ボックス19に回収した部品PTを装着ヘッド16に再吸着させて基板KBに装着させる場合において、極めて有効である。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されない。例えば、基台11に対して定められた部品吸着位置に部品PTを供給する部品供給手段は、上述の実施の形態に示したトレイ状部材(部品供給トレイ14)に限られない。例えば、図8(a),(b)に示すように、部品供給手段が、部品供給トレイ14に代えて基台11に取り付けられたコンベア装置50であってもよい。このコンベア装置50は、モータ51によって前後方向に走行されるコンベア52を備えており、コンベア52の表面52aが部品載置面となっている。コンベア52の表面52a(部品載置面)には、コンベア52の走行方向に沿って延びる複数の縦線とこれら縦線と直交する複数の横線から成る格子縞から成るガイド53が設けられている。
上記ガイド53の縦線と横線の交点53aは、部品供給トレイ14の目印23に対応する機能を有し、作業者OPが部品PTをコンベア52の表面52a(部品載置面)に載置する際の部品PTの位置の目安となる。作業者OPが部品PTをコンベア52の表面52aに載置した後、モータ51が作動してコンベア52を走行させる(図8(a)→図8(b))。そして、部品PTが載置された箇所が基台11に対する所定位置(図8(a),(b)に示す部品停止位置54)に位置したときにコンベア52の走行が停止され、部品PTが部品吸着位置に位置される。
このコンベア装置50も前述の部品供給トレイ14と同様に部品PTが載置される部品載置面を有し、部品載置面が基台11に対する所定位置に位置されることで部品載置面に載置された部品PTを部品吸着位置に供給するようになっており、部品載置面に、部品PTを載置させる目安となる目印が設けられた構成となっている。このため前述の実施の形態と同様の効果が得られる。
前述の実施の形態では、部品供給トレイ14がトレイフィーダ13とは別個に設けられたトレイ設置部11Tに設置されるようになっていたが、トレイフィーダ13が備えるパレット13Pに保持されるようになっていてもよい。また、上述の実施の形態では、トレイフィーダ13によって部品PTを供給するようになっていたが、トレイフィーダ13以外のパーツフィーダ、例えば、テープフィーダやスティックフィーダ等によって部品PTを供給するようになっていてもよい。
サイズの異なる複数種の部品を供給して基板に装着する構成を安価に構築することができる部品実装装置及び部品実装装置における部品供給方法を提供する。
1 部品実装装置
11 基台
14 部品供給トレイ(部品供給手段)
16 装着ヘッド
21 部品載置面
22 格子縞
22a 縦線
22b 横線
23 目印
52 コンベア
KB 基板
PT 部品

Claims (6)

  1. 基台と、
    前記基台に対して定められた部品吸着位置に部品を供給する部品供給手段と、
    前記部品吸着位置に供給された部品を吸着して前記基台に対して位置決めされた基板に装着する装着ヘッドとを備え、
    前記部品供給手段は、前記部品が載置される部品載置面を有し、前記部品載置面が前記基台に対する所定位置に位置されることで前記部品載置面に載置された前記部品を前記部品吸着位置に供給するようになっており、前記部品載置面に、前記部品を載置させる目安となる目印が設けられた部品実装装置。
  2. 前記部品載置面に複数の前記目印が設けられた請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記部品載置面に複数の縦線と複数の横線から成る格子縞が設けられており、前記目印は前記格子縞の前記縦線と前記横線の交点である請求項1又は2に記載の部品実装装置。
  4. 前記部品載置面は、前記基台に対して着脱自在なトレイ状部材の表面である請求項1〜3のいずれかに記載の部品実装装置。
  5. 前記部品載置面は、前記基台に対して走行するコンベアの表面である請求項1〜3のいずれかに記載の部品実装装置。
  6. 基台と、前記基台に対して定められた部品吸着位置に部品を供給する部品供給手段と、前記部品吸着位置に供給された部品を吸着して前記基台に対して位置決めされた基板に装着する装着ヘッドとを備え、前記部品供給手段は、前記部品が載置される部品載置面を有し、前記部品載置面が前記基台に対する所定位置に位置されることで前記部品載置面に載置された前記部品を前記部品吸着位置に供給するようになっており、前記部品載置面に、前記部品を載置させる目安となる目印が設けられた部品実装装置における部品供給方法であって、
    前記目印を目安として前記部品載置面に前記部品を載置する部品載置工程と、
    前記部品が載置された前記部品載置面を前記所定位置に位置させて前記部品を前記部品吸着位置に供給する部品供給工程とを含む部品実装装置における部品供給方法。
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