JP2019053211A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】焦点調節位置をより的確に選択可能にする撮像装置を提供すること。【解決手段】撮像装置は、光学ファインダーと、撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、光学ファインダーに被写体像を映し出して撮影を行う第1の動作モードと、表示手段にライブビュー画像を表示させて撮影を行う第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに切り替える切替手段と、第1の動作モードで動作しているときに、焦点調節位置を変更するための第1の操作があったことに応じて、表示手段において、ライブビュー画像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させた画像が表示された第1の状態に変更するように制御する制御手段と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、撮像装置の制御方法に関する。
被写体を内部の光学スクリーンに映し出す光学ファインダーと、被写体の画像をライブビュー表示する背面ディスプレイとを備えた撮像装置がある。この撮像装置では、光学スクリーンへの表示とライブビュー表示とを適宜切り替えて撮影を行うことができる。ライブビュー表示とは、撮像素子から連続的に画像信号を読み出し、背面ディスプレイに順次画像を表示することによって、被写体の画像をリアルタイムに表示する表示方法である。
また、光学スクリーンには液晶パネルが内蔵されており、この液晶パネルにはAF(Auto Focus)の焦点調節位置を示すマーカーが表示されるため、被写体との位置関係を確認しながら焦点調節位置を設定することができる。焦点調節位置とは、複数の測距点のうちの撮影に使用される測距点の位置である。
特許文献1においては光学ファインダーを使って撮影を行っている際に、光学ファインダー内で光学スクリーンを表示パネルに切替え、表示パネルに撮影画像を表示することが記載されている。
特許文献1においては光学ファインダーを使って撮影を行っている際に、光学ファインダー内で光学スクリーンを表示パネルに切替え、表示パネルに撮影画像を表示することが記載されている。
光学ファインダーを用いて撮影している際に焦点調節位置を選択する方法としては、光学ファインダー内の液晶パネルで焦点調節位置を選択する方法と、背面ディスプレイにおいて焦点調節位置を選択する方法とがある。しかしながら、後者の方法では焦点調節位置の選択時に背面ディスプレイにはライブビュー画像が表示されず、被写体の位置や大きさを確認することができない。それゆえ、被写体に合わせて的確に焦点調節位置を選択することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、焦点調節位置をより的確に選択可能にする撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題点に鑑み、焦点調節位置をより的確に選択可能にする撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、光学ファインダーと、撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、前記光学ファインダーに被写体像を映し出して撮影を行う第1の動作モードと、前記表示手段にライブビュー画像を表示させて撮影を行う第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに切り替える切替手段と、前記第1の動作モードで動作しているときに、焦点調節位置を変更するための第1の操作があったことに応じて、前記表示手段において、ライブビュー画像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させた画像が表示された第1の状態に変更するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明によれば、焦点調節位置をより的確に選択することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の構成については原則として同一の参照番号をふり、重複する説明は省略する。また、説明を具体化するために例示する数値等は、特に言及しない限りは、これに限定するものではない。
また、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって下記実施例の各構成が適宜修正又は変更されてもよい。
また、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって下記実施例の各構成が適宜修正又は変更されてもよい。
<実施例1>
(撮影装置の外部構成)
図1A及び図1Bは、撮像装置100の外観の例を示す図である。図1Aは、撮像装置100の前面側の斜視図を示し、図1Bは、撮像装置100の背面側の斜視図を示している。
表示部28は、撮像装置100の背面に設けられ、ライブビュー表示の画像や後述する撮影機能画面(図4A)等を表示する表示部である。
ファインダー外表示部43は、撮像装置100の上面に設けられ、シャッター速度や絞りをはじめとする撮像装置の様々な設定情報を表示する。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部である。シャッターボタン61を半押しすることで、オートフォーカス(以下、AF)機能がオンとなり、被写体との焦点が調整される。シャッターボタン61を全押しすることで撮影が行われる。
モード切替スイッチ60は、回転操作部材であり、各種撮影モードを切り替えるための操作部である。
端子カバー40は、外部機器との接続ケーブルと撮像装置100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
(撮影装置の外部構成)
図1A及び図1Bは、撮像装置100の外観の例を示す図である。図1Aは、撮像装置100の前面側の斜視図を示し、図1Bは、撮像装置100の背面側の斜視図を示している。
表示部28は、撮像装置100の背面に設けられ、ライブビュー表示の画像や後述する撮影機能画面(図4A)等を表示する表示部である。
ファインダー外表示部43は、撮像装置100の上面に設けられ、シャッター速度や絞りをはじめとする撮像装置の様々な設定情報を表示する。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部である。シャッターボタン61を半押しすることで、オートフォーカス(以下、AF)機能がオンとなり、被写体との焦点が調整される。シャッターボタン61を全押しすることで撮影が行われる。
モード切替スイッチ60は、回転操作部材であり、各種撮影モードを切り替えるための操作部である。
端子カバー40は、外部機器との接続ケーブルと撮像装置100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
操作部70(図2)は、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、AFフレーム選択ボタン77、INFOボタン78及び再生ボタン79を含む。
メイン電子ダイヤル71は、回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、撮像装置100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は、回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行う際に用いられる。十字キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。例えば、十字キー74は、メニュー画面で各種項目を選択する際に用いられる。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。LVボタン76は、ライブビュー(LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。このLVボタン76を押すこと(第2の操作)で動作モードをOVFモードとLVモードを切り替えることができる。OVFモードは、ファインダー16を用いて撮影する動作モードであり、LVモードは、表示部28に表示されたライブビュー画像を用いて撮影する動作モードである。なお、動画撮影モードにおいては、LVボタン76は、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AFフレーム選択ボタン77は、焦点調節位置を選択する際に操作するボタンである。INFOボタン78は、撮影に関する各種設定を行うための撮影機能画面の表示、非表示を切り替え
るための操作ボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、撮像装置100は記録媒体200に記録された画像を表示部28に表示する。
メイン電子ダイヤル71は、回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、撮像装置100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は、回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行う際に用いられる。十字キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。例えば、十字キー74は、メニュー画面で各種項目を選択する際に用いられる。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。LVボタン76は、ライブビュー(LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。このLVボタン76を押すこと(第2の操作)で動作モードをOVFモードとLVモードを切り替えることができる。OVFモードは、ファインダー16を用いて撮影する動作モードであり、LVモードは、表示部28に表示されたライブビュー画像を用いて撮影する動作モードである。なお、動画撮影モードにおいては、LVボタン76は、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AFフレーム選択ボタン77は、焦点調節位置を選択する際に操作するボタンである。INFOボタン78は、撮影に関する各種設定を行うための撮影機能画面の表示、非表示を切り替え
るための操作ボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、撮像装置100は記録媒体200に記録された画像を表示部28に表示する。
クイックリターンミラー12は、ファインダー16又は撮像部22のいずれかに入射光を導く。システム制御部50からの指示に応じて不図示のアクチュエータ(ミラー駆動部)によりアップダウンされる。通信端子10は、撮像装置100が着脱可能なレンズ(不図示)と通信を行う為の通信端子である。
ファインダー16は、フォーカシングスクリーン13(図2)に映し出された被写体像(光学像)を確認するための覗き込み型の光学ファインダーである。
蓋202は、記録媒体200が格納されるスロットの蓋である。
グリップ部90は、ユーザが撮像装置100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
ファインダー16は、フォーカシングスクリーン13(図2)に映し出された被写体像(光学像)を確認するための覗き込み型の光学ファインダーである。
蓋202は、記録媒体200が格納されるスロットの蓋である。
グリップ部90は、ユーザが撮像装置100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
(撮像装置の内部構成)
図2は、撮像装置100及びレンズユニット150の構成例を示すブロック図である。
まず、レンズユニット150の各部について説明する。
レンズユニット150は、撮像装置100に取り付けられ、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズユニット150は、絞り1、絞り駆動回路2、AF駆動回路3、レンズシステム制御回路4、通信端子6及びレンズ103を有する。なお、レンズ103は、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは省略して一枚のレンズのみを示している。
通信端子6は、レンズユニット150が撮像装置100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、撮像装置100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6及び通信端子10を介してシステム制御部50から制御情報を受信する。レンズシステム制御回路4は、この制御情報に基づいて、絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、さらにAF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
図2は、撮像装置100及びレンズユニット150の構成例を示すブロック図である。
まず、レンズユニット150の各部について説明する。
レンズユニット150は、撮像装置100に取り付けられ、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズユニット150は、絞り1、絞り駆動回路2、AF駆動回路3、レンズシステム制御回路4、通信端子6及びレンズ103を有する。なお、レンズ103は、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは省略して一枚のレンズのみを示している。
通信端子6は、レンズユニット150が撮像装置100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、撮像装置100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6及び通信端子10を介してシステム制御部50から制御情報を受信する。レンズシステム制御回路4は、この制御情報に基づいて、絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、さらにAF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
次に、撮像装置100の各部について説明する。
AEセンサ17は、被写体像の輝度を測光し、輝度情報としてシステム制御部50に出力する。システム制御部50は輝度情報に基づいて絞り値やシャッター速度を決定する。
焦点検出部11(焦点検出手段)は、撮像部22の撮像面とは異なる位置でデフォーカス量を測定し、デフォーカス量情報をシステム制御部50に出力する。システム制御部50はデフォーカス量情報に基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。OVFモードの際は、入射光をミラー12で反射させ、光束をファインダー16側のフォーカシングスクリーン13に導く(ミラーダウン状態(第1の位置))。一方で撮影が行われる場合やライブビュー表示を行う場合は、撮像装置100はミラー12を上方に跳ね上げて入射光の光束から待避させ(ミラーアップ状態(第2の位置))、光束を撮像部22へ導く。
また、ミラー12はハーフミラーとなっており、ミラーダウン状態ではミラー12を透過した一部の光が焦点検出部11に入射し、焦点検出部11により被写体に対するデフォーカス量が検出される。つまり、ファインダー16を使用した撮影時には、焦点検出部11においてAFがおこなわれる。一方でライブビュー撮影時には、焦点検出部11を使用せず、撮像部22から出力される信号を基に画像処理部24およびシステム制御部50でAFがおこなわれる。
また、ミラー12を反射した光はフォーカシングスクリーン13に照射される。ファインダー16及びペンタプリズム14を介してフォーカシングスクリーン13に映し出され
た像を観察することで被写体像の焦点や構図を確認することができる。
AEセンサ17は、被写体像の輝度を測光し、輝度情報としてシステム制御部50に出力する。システム制御部50は輝度情報に基づいて絞り値やシャッター速度を決定する。
焦点検出部11(焦点検出手段)は、撮像部22の撮像面とは異なる位置でデフォーカス量を測定し、デフォーカス量情報をシステム制御部50に出力する。システム制御部50はデフォーカス量情報に基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。OVFモードの際は、入射光をミラー12で反射させ、光束をファインダー16側のフォーカシングスクリーン13に導く(ミラーダウン状態(第1の位置))。一方で撮影が行われる場合やライブビュー表示を行う場合は、撮像装置100はミラー12を上方に跳ね上げて入射光の光束から待避させ(ミラーアップ状態(第2の位置))、光束を撮像部22へ導く。
また、ミラー12はハーフミラーとなっており、ミラーダウン状態ではミラー12を透過した一部の光が焦点検出部11に入射し、焦点検出部11により被写体に対するデフォーカス量が検出される。つまり、ファインダー16を使用した撮影時には、焦点検出部11においてAFがおこなわれる。一方でライブビュー撮影時には、焦点検出部11を使用せず、撮像部22から出力される信号を基に画像処理部24およびシステム制御部50でAFがおこなわれる。
また、ミラー12を反射した光はフォーカシングスクリーン13に照射される。ファインダー16及びペンタプリズム14を介してフォーカシングスクリーン13に映し出され
た像を観察することで被写体像の焦点や構図を確認することができる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からの画像データ、又は、メモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
画像処理部24は、A/D変換器23からの画像データ、又は、メモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23から出力されたデータは画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれるか、メモリ制御部15のみを介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって撮像された画像データや、表示部28に表示するための画像データを記憶し、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を記憶するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデジタルデータをアナログ信号に変換して表示部28に出力する。
表示部28は、液晶ディスプレイ(LCD)等であり、D/A変換器19から入力されたアナログ信号に応じて撮影された画像を表示したり、ライブビュー表示を行ったりする。ライブビュー表示を行う場合は、メモリ32に蓄積されたデジタル信号がD/A変換器19において逐次アナログ信号に変換され、表示部28に転送された画像が順次表示される。これにより、表示部28でライブビュー表示が行われる。
表示部28は、液晶ディスプレイ(LCD)等であり、D/A変換器19から入力されたアナログ信号に応じて撮影された画像を表示したり、ライブビュー表示を行ったりする。ライブビュー表示を行う場合は、メモリ32に蓄積されたデジタル信号がD/A変換器19において逐次アナログ信号に変換され、表示部28に転送された画像が順次表示される。これにより、表示部28でライブビュー表示が行われる。
ファインダー内表示部41(内蔵パネル)は、ファインダー16内に設けられた液晶の表示パネル(内部表示手段)である。ファインダー内表示部41は有機ディスプレイであってもよい。ファインダー内表示部41には、各測距点(以下、焦点検出位置)を示すAFフレームや、カメラの設定状態等を表すアイコンなどが表示される。これにより、ユーザはファインダー16を覗きつつ、撮影に用いるAFフレームを選択したり、各種設定を確認したりすることが可能となる。ファインダー内表示部駆動回路42は、ファインダー内表示部41にアイコン等の画像を表示させる。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。ファインダー外表示部43に設定画面を表示させることで細かい設定が容易に行える。
不揮発性メモリ66は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等が用いられる。不揮発性メモリ66には、システム制御部
50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。なお、ここでいうプログラムとは、後述するフローチャートを実行するためのプログラムのことである。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。ファインダー外表示部43に設定画面を表示させることで細かい設定が容易に行える。
不揮発性メモリ66は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等が用いられる。不揮発性メモリ66には、システム制御部
50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。なお、ここでいうプログラムとは、後述するフローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システムメモリ52は、システム制御部50が処理の際に用いるメモリであり、RAM(Ramdom Access Memory)が用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ66から読み出したプログラム等が展開される。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時
計の時間を計測する計時部である。
計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64及び操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は回転部材であり、回転操作により各種モードに切り替えられる。具体的には、モード切替スイッチ60の位置に応じてシステム制御部50が静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかのモードに切り替える。静止画記録モードとしては、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。さらに静止画記録モードとして、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60を操作することにより、上述のいずれかのモードに直接切り替えられるようにしてもよい。また、モード切替スイッチ60が操作された際に、選択された大区分のモードに含まれる小区分のモードを一覧表示し、他の操作部材を用いて小区分のモードを選択できるようにしてもよい。例えば、モード切替スイッチ60でシーンモードが選択された場合に、システム制御部50は、シーンモードに属するポートレートモード、風景モード、マクロモード等の小区分のモードを表示部28に一覧表示する。そして、システム制御部50は、いずれかの小区分モードの選択を受付けてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれてもよい。
モード切替スイッチ60は回転部材であり、回転操作により各種モードに切り替えられる。具体的には、モード切替スイッチ60の位置に応じてシステム制御部50が静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかのモードに切り替える。静止画記録モードとしては、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。さらに静止画記録モードとして、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60を操作することにより、上述のいずれかのモードに直接切り替えられるようにしてもよい。また、モード切替スイッチ60が操作された際に、選択された大区分のモードに含まれる小区分のモードを一覧表示し、他の操作部材を用いて小区分のモードを選択できるようにしてもよい。例えば、モード切替スイッチ60でシーンモードが選択された場合に、システム制御部50は、シーンモードに属するポートレートモード、風景モード、マクロモード等の小区分のモードを表示部28に一覧表示する。そして、システム制御部50は、いずれかの小区分モードの選択を受付けてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、撮像装置100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1がシステム制御部50に送信される。第1シャッタースイッチ信号SW1により、システム制御部50は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2がシステム制御部50に送信される。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、例えば、表示部28において各種操作を行う場合に使用され、表示部28に表示された内容に応じて各操作部材に機能が割り当てられる。例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタンとしての機能が割り当てられる。
また、十字キー74及びSETボタン75は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択する際に使用される。例えば、メニュー画面が表示部28に表示されている場合に、メニュー画面に表示された各種の設定項目を十字キー74で選択し、SETボタン75で決定することで容易に各種設定を行うことができる。なお、各操作部材の位置に関しては、図1A及び図1Bに示される。
また、操作部70には、表示部28に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル70a(タッチ検知手段)が含まれる。タッチパネル70aは表示部28の上側に積層され、一体的に構成される。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げない透明な板状の部材であり、表示部28の表示面の上層に設けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とが対応付けられる。これにより、ユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を構成することができる。
また、十字キー74及びSETボタン75は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択する際に使用される。例えば、メニュー画面が表示部28に表示されている場合に、メニュー画面に表示された各種の設定項目を十字キー74で選択し、SETボタン75で決定することで容易に各種設定を行うことができる。なお、各操作部材の位置に関しては、図1A及び図1Bに示される。
また、操作部70には、表示部28に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル70a(タッチ検知手段)が含まれる。タッチパネル70aは表示部28の上側に積層され、一体的に構成される。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げない透明な板状の部材であり、表示部28の表示面の上層に設けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とが対応付けられる。これにより、ユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を構成することができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ電気を供給する。電源部30は、撮像装置100に電力を供給する。例えば、電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等で構成される。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、有線ケーブルによって外部機器と接続し、撮像部22で撮像した画像データ(ライブビュー表示によるスルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を外部機器に送信する。また、通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットを介して外部機器へ画像データを送信することができる。また、通信部54は、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することもできる。
通信部54は、有線ケーブルによって外部機器と接続し、撮像部22で撮像した画像データ(ライブビュー表示によるスルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を外部機器に送信する。また、通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットを介して外部機器へ画像データを送信することができる。また、通信部54は、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することもできる。
姿勢検知部55は、重力方向に対する撮像装置100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、撮像装置100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別する。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、向き情報に応じて画像を回転させて記録したりすることもできる。姿勢検知部55としては、例えば、加速度センサやジャイロセンサなどが用いられる。
接眼検知部56(検知部)は、ファインダー16の接眼部に対する目又は顔(物体)の接近(以下、接眼という)を検知する。接眼検知部56は、例えば赤外線近接センサを用いることができ、ファインダーの接眼部への何らかの物体の接近を検知することができる。物体(目又は顔)が接近した場合、接眼検知部56の投光部(不図示)から投光した赤外線が反射して赤外線近接センサの受光部(不図示)に受光される。受光された赤外線の量によって、システム制御部50は、物体が接眼部からどの距離まで近づいているかを判別する。なお、赤外線近接センサを用いて接眼を検知する方法は一例であり、他のセンサを用いてもよい。例えば、接眼検知部56は、目又は顔にパルス光を照射し、受光素子にて反射されたパルス光を測定することで、物体の接近を検知してもよい。
このように、接眼検知部56は、ファインダー16へのユーザの接近を検知する接眼検知(接近検知)を行う。接眼検知部56は、非接眼状態から、ファインダー16の接眼部に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと判定するものとする。一方で接眼検知部56は、接眼状態から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に離眼されたと判定するものとする。
また、接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。
また、接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。
本実施例の撮像装置100は、複数の動作モードとして、OVFモード(光学ビューファインダーモード(第1の動作モード))とLVモード(ライブビューモード(第2の動作モード))を有している。OVFモードは、ファインダー16を用いて撮影する動作モードであり、LVモードは表示部28に表示されたライブビュー画像を用いて撮影する動
作モードである。例えば、ユーザがLVボタン76を押すたびに、システム制御部50によって、OVFモードとLVモードの切替えが実行される。なお、OVFモードとLVモード以外の動作モードを設けてもよい。
作モードである。例えば、ユーザがLVボタン76を押すたびに、システム制御部50によって、OVFモードとLVモードの切替えが実行される。なお、OVFモードとLVモード以外の動作モードを設けてもよい。
焦点調節位置を選択する操作は、OVFモードではファインダー16内の被写体像上で行い、LVモードでは表示部28に表示されたライブビュー画像上で行うのが通常である。しかし、OVFモードにおいて表示部28を用いて焦点調節位置を決定する場合があり、このような場合に表示部28にライブビュー画像が表示されないため、被写体の位置及び大きさを確認することができないという問題がある。そこで、本実施例においては、OVFモードで動作している際でも、表示部28に表示したライブビュー画像上で焦点調節位置を設定可能な状態にに切り替える機能を設ける。この機能を利用することにより、OVFモードで表示部28を用いて焦点調節位置を決定する場合においても、焦点調節位置を的確に選択することができる。
具体的には、OVFモードで動作中、所定の開始条件が満たされると、システム制御部50は、被写体像をファインダー16に映し出した状態から表示部28に表示する状態に切り替える。そして、システム制御部50は、ライブビュー画像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させた重畳画像を表示部28に表示した状態(第1の状態)とし、その重畳画像において焦点調節位置の設定を行うことが可能な状態に変更する。表示アイテムとしては、例えば、各焦点検出位置(測距点)を示すAFフレームや、選択された焦点調節位置がある。複数の焦点検出位置の中からオートフォーカスに使用する焦点検出位置を、焦点調節位置として選択することが可能である。このとき、システム制御部50は、各焦点検出位置を枠状の指標として表示してもよい。さらに、システム制御部50は、現在選択されている焦点検出位置を焦点調節位置として各焦点検出位置と識別可能な状態で、それぞれライブビュー画像に重畳させて表示してもよい。例えば、システム制御部50は、ライブビュー画面上で各焦点検出位置に細枠の指標を表示し、焦点調節位置に太枠の指標を表示してもよい。また、システム制御部50は、焦点検出位置と焦点調節位置とで異なる色の枠を表示してもよい。そして、焦点検出部11は、焦点調節位置において焦点検出を行う。なお、重畳画像の表示例に関しては図4Cに示される。
第1の状態への変更のトリガである開始条件は任意に設計できる。例えば、ライブビュー画像上での焦点調節位置の設定をユーザが望んでいると推認できる操作ないし動作を検出したことを開始条件としてもよい。例えば、OVFモードで動作しているときに焦点調節位置を変更するための第1の操作が行われたことを開始条件としてもよい。第1の操作は、例えばAFフレーム選択ボタン77の押下、又は図4Aの撮影機能画面で所定のタッチ操作をするなどである。また、OVFモードで動作しているときに接眼検知部56により接眼が検知されていない状態で(つまり、ユーザがファインダー16から眼を離した状態で)第1の操作があったことを開始条件としてもよい。上述の開始条件を満たし第1の状態とする場合には、システム制御部50は、不図示のミラー駆動部によりミラー12を入射光が当たらない位置に退避させて入射光を撮像部22に導く。そして、撮像部22からの出力信号に基づいてライブビュー画像が表示され、これにAFフレームを重畳させた画像を表示することで第1の状態となる。
第1の状態への変更のトリガである開始条件は任意に設計できる。例えば、ライブビュー画像上での焦点調節位置の設定をユーザが望んでいると推認できる操作ないし動作を検出したことを開始条件としてもよい。例えば、OVFモードで動作しているときに焦点調節位置を変更するための第1の操作が行われたことを開始条件としてもよい。第1の操作は、例えばAFフレーム選択ボタン77の押下、又は図4Aの撮影機能画面で所定のタッチ操作をするなどである。また、OVFモードで動作しているときに接眼検知部56により接眼が検知されていない状態で(つまり、ユーザがファインダー16から眼を離した状態で)第1の操作があったことを開始条件としてもよい。上述の開始条件を満たし第1の状態とする場合には、システム制御部50は、不図示のミラー駆動部によりミラー12を入射光が当たらない位置に退避させて入射光を撮像部22に導く。そして、撮像部22からの出力信号に基づいてライブビュー画像が表示され、これにAFフレームを重畳させた画像を表示することで第1の状態となる。
一方で、システム制御部50は、OVFモードで動作しているときに、接眼検知部56により接眼が検知されている状態でユーザによって第1の操作が行われた場合には、第1の状態への変更は行わず、AFフレーム等をファインダー内表示部41に表示してもよい。これにより、フォーカシングスクリーン13内に映し出された被写体像に、AFフレームが重畳した状態でファインダー内表示部41に表示される。なお、OVFモードで動作中にファインダーを覗きつつ、ユーザにより第1の操作が行われた場合に、システム制御部50は、ファインダー内表示部41に撮影機能画面を表示してもよい。
上述した第1の状態は一時的な状態であり、所定の終了条件が満たされた場合に、システム制御部50が、元の状態(被写体像をファインダー16に映し出す状態)に自動で戻すとよい。元の状態に戻すためのトリガである終了条件は任意に設計できる。例えば、ユーザが第1の状態を終了させる操作を行ったこと、ユーザの接眼を検知したこと、などを終了条件とすることができる。第1の状態を終了させる操作としては、例えば、シャッターボタンを半押しする操作、重畳画像において焦点調節位置を決定する操作などが含まれてもよい。
(設定処理の流れ)
図3は、実施例1における撮影に関する設定処理のフローチャートである。図3のフローチャートは、OVFモード(第1の動作モード)でユーザが各種設定を行う場合の処理の流れを示す。このフローチャートおける各処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ66に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。なお、実施例2の図5の処理においても同様である。
ステップS301では、システム制御部50は、撮影に関する設定処理を終了させるか否かを判定する。処理を終了させる場合は、図3のフローチャートの処理を終了させ、そうでない場合はステップS302に進む。例えば、システム制御部50は、シャッターボタン61が半押し(又は全押し)された場合、一定時間操作がなされなかった場合、OVFモードに切り替える操作があった場合等に処理を終了させる。すなわち、撮影に関する各種の設定が完了し、実際に撮影を開始する時点で図3の処理を終了させる。処理を終了させる場合、システム制御部50は、ファインダー16内に表示されたAFフレームを非表示にする。
図3は、実施例1における撮影に関する設定処理のフローチャートである。図3のフローチャートは、OVFモード(第1の動作モード)でユーザが各種設定を行う場合の処理の流れを示す。このフローチャートおける各処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ66に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。なお、実施例2の図5の処理においても同様である。
ステップS301では、システム制御部50は、撮影に関する設定処理を終了させるか否かを判定する。処理を終了させる場合は、図3のフローチャートの処理を終了させ、そうでない場合はステップS302に進む。例えば、システム制御部50は、シャッターボタン61が半押し(又は全押し)された場合、一定時間操作がなされなかった場合、OVFモードに切り替える操作があった場合等に処理を終了させる。すなわち、撮影に関する各種の設定が完了し、実際に撮影を開始する時点で図3の処理を終了させる。処理を終了させる場合、システム制御部50は、ファインダー16内に表示されたAFフレームを非表示にする。
ステップS302では、システム制御部50は、接眼検知部56からの信号に基づいてユーザがファインダー16を覗いているか(接眼状態か)否かを判定する。ファインダー16を覗いていると判断した場合はステップS303へ進み、覗いていないと判断した場合にはステップS304に進む。
ステップS303では、システム制御部50は、撮像装置100の背面に配置されている表示部28を非表示にし、ファインダー内表示部41に設定状況を示すアイコンを表示する。これにより、ユーザはファインダー16を覗きつつ設定状況を確認することができる。また、表示部28が非表示となるため、ファインダー16内に光が入らないようにすることができる。
ステップS303では、システム制御部50は、撮像装置100の背面に配置されている表示部28を非表示にし、ファインダー内表示部41に設定状況を示すアイコンを表示する。これにより、ユーザはファインダー16を覗きつつ設定状況を確認することができる。また、表示部28が非表示となるため、ファインダー16内に光が入らないようにすることができる。
ステップS304では、表示部28に撮影機能画面を表示する。撮影機能画面とは、撮影に関する各種設定を行うための設定画面である。
図4Aは、表示部28に表示される撮影機能画面の例である。上述したように表示部28の上層にタッチパネル70aが積層されており、ユーザはタッチパネル70aをタッチ操作することで撮影機能画面を操作することができる。また、ユーザは十字キー74及びSETボタン75を用いて撮影機能画面を操作することも可能である。
図4Aに示す表示内のQボタン領域401をタッチすることで撮影機能画面内に表示されている各アイコンが選択できるようになり、撮影機能画面で各種設定が行えるようになる。また、Qボタン領域401をタッチしてから所定時間経過した後は、各アイコンが選択できないようになる。これにより、撮影機能画面上でアイコンの押し間違いを抑制することができる。
図4Aは、表示部28に表示される撮影機能画面の例である。上述したように表示部28の上層にタッチパネル70aが積層されており、ユーザはタッチパネル70aをタッチ操作することで撮影機能画面を操作することができる。また、ユーザは十字キー74及びSETボタン75を用いて撮影機能画面を操作することも可能である。
図4Aに示す表示内のQボタン領域401をタッチすることで撮影機能画面内に表示されている各アイコンが選択できるようになり、撮影機能画面で各種設定が行えるようになる。また、Qボタン領域401をタッチしてから所定時間経過した後は、各アイコンが選択できないようになる。これにより、撮影機能画面上でアイコンの押し間違いを抑制することができる。
ステップS305では、システム制御部50は、撮影機能画面においてAFフレームの選択操作(第1の操作)を検出したか否かを判定する。AFフレームの選択操作の例としては、例えば、AFフレーム選択ボタン77の押下、又は図4Aの撮影機能画面で所定のタッチ操作をするなどである。AFフレームの選択操作を検出した場合はステップS306に進み、そうでない場合はステップS301に戻る。
ステップS306では、システム制御部50は、接眼検知部56がファインダー16の接眼部に対する目又は顔の接近を検知したか否かを判定する。接眼を検知した場合はステップS307に進み、そうでない場合はステップS310に進む。
ステップS307では、ファインダー内表示部駆動回路42は、ファインダー内表示部41で各AFフレームを示す枠を表示させる。なお、次の図4BにAFフレームの表示例を示す。
ステップS307では、ファインダー内表示部駆動回路42は、ファインダー内表示部41で各AFフレームを示す枠を表示させる。なお、次の図4BにAFフレームの表示例を示す。
図4Bは、ファインダー内表示部41における表示例である。図4Bの例においては、ファインダー内表示部41に列挙されている合計85の四角形のアイコンがAFフレームとして表示される。ユーザはファインダー16を覗きつつ、十字キー74を用いて撮影に使用するAFフレームを選択することができる。図4Bの例では、現在選択状態となっているAFフレームが太枠で表示されており、ユーザは十字キー74により別のAFフレームを選択することができる。そして、システム制御部50は、AFフレームの選択操作が完了した時点で選択状態となっているAFフレームの位置を焦点調節位置として設定する。
ステップS308では、システム制御部50は、AFフレーム選択操作が完了したか否かを判定する。例えば、所定時間操作部材の入力が無いと判断された場合、AFフレーム選択ボタン77が再度押下された場合などに、システム制御部50はAFフレーム選択操作が完了したと判定する。システム制御部50は、AFフレーム選択操作の完了と判定した場合はステップS301に戻り、そうでなければ再度ステップS307の処理を行う。
ステップS306で接眼を検知しなかった場合、ステップS310の処理に進む。ステップS310では、システム制御部50は、ミラー12を移動させて入射光の光路から退避させ(ミラーアップ)、入射光を撮像部22に導く。ミラーアップが完了した後、ステップS311に進む。
ステップS311では、システム制御部50は、撮像部22からの出力信号に基づいてライブビュー表示を開始する。ステップS312では、システム制御部50は、ライブビュー表示にAFフレームを重畳させた画像(重畳画像)を表示部28に表示させる。
ステップS311では、システム制御部50は、撮像部22からの出力信号に基づいてライブビュー表示を開始する。ステップS312では、システム制御部50は、ライブビュー表示にAFフレームを重畳させた画像(重畳画像)を表示部28に表示させる。
図4Cは、表示部28におけるライブビュー表示の例である。表示部28には、選択されたAFフレームとともに戻るアイコン420が表示される。ここで図4Cの表示部28に表示されている各AFフレームは、OVFモードで使用されるAFフレームであり、LVモードで使用されるAFフレームとは異なる。OVFモードとLVモードとでAFフレームが異なるのは、OVFモードでは焦点検出部11で焦点検出が行われる一方で、LVモードでは撮像部22で焦点検出が行われており、焦点検出方法が異なるためである。なお、OVFモード及びLVモードで使用されるAFフレームがほぼ同一である場合は、システム制御部50は共通のAFフレームを表示してもよい。
ユーザは、表示部28に表示された各AFフレームの中から、タッチ操作により撮影に使用するAFフレームを選択することができる。図4Cの例では現在選択状態となっているAFフレームが太枠で表示され、ユーザは他のAFフレームをタッチするか、十字キー74で選択することにより他のAFフレームを選択することができる。
ユーザは、表示部28に表示された各AFフレームの中から、タッチ操作により撮影に使用するAFフレームを選択することができる。図4Cの例では現在選択状態となっているAFフレームが太枠で表示され、ユーザは他のAFフレームをタッチするか、十字キー74で選択することにより他のAFフレームを選択することができる。
このように、ユーザは、表示部28でライブビュー表示を確認しながらタッチ操作又は十字キー74でAFフレームを選択することができる。ライブビュー表示にAFフレームを重畳表示するため、ユーザはAFフレームと被写体の位置関係をより正確に把握することができるようになり、焦点調節位置をより的確に選択することができる。また、ユーザはライブビュー画像上でタッチパネル70aを用いて複数のAFフレームの中から撮影に使用するAFフレームを選択することができるので操作性が向上する。
ステップS313では、システム制御部50は、AFフレームの選択操作が完了したか否かを判定する。例えば、所定時間操作部材の入力が無いと判断された場合、AFフレーム選択ボタン77が再度押下された場合、シャッターボタン61が半押し状態となった場合等にシステム制御部50はAFフレーム選択操作が完了したと判定する。AFフレーム選択操作が完了したと判断された場合はステップS314へ進み、そうでなければ再度ステップS312の処理を繰り返す。
ステップS314では、システム制御部50は、ライブビュー表示を終了させ、表示部28を非表示の状態にする。ステップS315では、システム制御部50は、ミラー12を移動させて元の位置に戻し(ミラーダウン)、レンズ103からの入射光をフォーカシングスクリーン13に導く。そして、ステップS301の処理に戻る。
ステップS314では、システム制御部50は、ライブビュー表示を終了させ、表示部28を非表示の状態にする。ステップS315では、システム制御部50は、ミラー12を移動させて元の位置に戻し(ミラーダウン)、レンズ103からの入射光をフォーカシングスクリーン13に導く。そして、ステップS301の処理に戻る。
また、図3において、ステップS310〜S315でAFフレームが選択された後に、処理がループしてステップS306において接眼が検知された場合、ユーザはステップS307においてAFフレームを選択しなおすことができる。表示先が切り替えられた場合、システム制御部50は、表示部28で選択されたAFフレームを、ファインダー内表示部41において太枠で選択状態にして表示してもよい。
また、本実施例においては、複数のAFフレームの中から1のAFフレームを選択する(1点AF)の例について説明したが、これに限定されず、ゾーンAFのように複数のAFフレームを含む領域を選択できるようにしてもよい。例えば、3×3で合計9個のAFフレームを有するゾーンAFの場合、選択された領域の近傍の9個のAFフレームが太枠で表示される。また、1点AFのAFフレーム、ゾーンAFのAFフレームを含む複数の種類のAFフレームの中から撮影に使用するフレームを選択することができるようにしてもよい。
なお、システム制御部50はステップS304の撮影機能画面においてAFフレームの選択操作以外の他の設定を受け付けてもよい。
なお、システム制御部50はステップS304の撮影機能画面においてAFフレームの選択操作以外の他の設定を受け付けてもよい。
(効果)
このように、実施例1によればOVFモードで撮影しているときでも、表示部28においてはライブビュー表示にAFフレームを重畳させた状態で表示される。このため、ユーザは、焦点調節位置の選択時に被写体の位置及び大きさが確認できるようになり、焦点調節位置をより的確に選択することができる。また、タッチパネル70aを用いてAFフレームを選択したり、AFフレームの位置を決定したりすることができるため、操作性が向上するという効果も得られる。
このように、実施例1によればOVFモードで撮影しているときでも、表示部28においてはライブビュー表示にAFフレームを重畳させた状態で表示される。このため、ユーザは、焦点調節位置の選択時に被写体の位置及び大きさが確認できるようになり、焦点調節位置をより的確に選択することができる。また、タッチパネル70aを用いてAFフレームを選択したり、AFフレームの位置を決定したりすることができるため、操作性が向上するという効果も得られる。
また、OVFモードで撮影する場合とLVモードで撮影する場合とで各AFフレームの位置等が異なる場合がある。このような場合に、図3のステップS312(又は図5のステップS513)ではOVFモードで撮影する場合の各AFフレームが表示部28に表示されるため、ライブビュー表示上で焦点調節位置をより的確に選択することができる。
<実施例2>
実施例1においては、ファインダー18に接眼しているか否かに応じてフォーカシングスクリーン13又は表示部28のいずれかに表示を切り替えることを説明した。これに対して、実施例2においては、INFOボタン78の押下によっていずれかに表示を切り替える。以下では、INFOボタン78の押下に応じて表示を切り替える場合の実施例2の焦点調節位置の設定処理の流れについて説明する。なお、撮像装置100に接眼検知部56がない点を除いて、実施例2の撮像装置100の外部構成及び内部構成は実施例1と同じであるので、本実施例では各部構成の説明を省略する。
実施例1においては、ファインダー18に接眼しているか否かに応じてフォーカシングスクリーン13又は表示部28のいずれかに表示を切り替えることを説明した。これに対して、実施例2においては、INFOボタン78の押下によっていずれかに表示を切り替える。以下では、INFOボタン78の押下に応じて表示を切り替える場合の実施例2の焦点調節位置の設定処理の流れについて説明する。なお、撮像装置100に接眼検知部56がない点を除いて、実施例2の撮像装置100の外部構成及び内部構成は実施例1と同じであるので、本実施例では各部構成の説明を省略する。
(焦点調節位置の設定処理の流れ)
図5は、実施例2における焦点調節位置の設定処理のフローチャートである。
ステップS501では、システム制御部50は、撮影に関する設定処理を終了させるか否かを判定する。処理を終了させる場合は、図5のフローチャートの処理を終了させ、そうでない場合はステップS502に進む。処理を終了させる場合は、システム制御部50は、ファインダー16内に表示されたAFフレームを非表示とする。
ステップS502では、システム制御部50は、INFOボタン78が押下されたか否かを判定する。INFOボタン78が押下されていればステップS503に進む。押下されていなければステップS506に進む。
図5は、実施例2における焦点調節位置の設定処理のフローチャートである。
ステップS501では、システム制御部50は、撮影に関する設定処理を終了させるか否かを判定する。処理を終了させる場合は、図5のフローチャートの処理を終了させ、そうでない場合はステップS502に進む。処理を終了させる場合は、システム制御部50は、ファインダー16内に表示されたAFフレームを非表示とする。
ステップS502では、システム制御部50は、INFOボタン78が押下されたか否かを判定する。INFOボタン78が押下されていればステップS503に進む。押下されていなければステップS506に進む。
ステップS503では、システム制御部50は、表示部28に撮影機能画面が表示されているか否かを判定する。撮影機能画面とは、例えば図4Aに示される画面である。システム制御部50は、撮影機能画面が表示されている場合、ステップS504へ進み撮影機能画面を非表示にする。一方、システム制御部50は、撮影機能画面が表示されていない場合、ステップS505へ進み撮影機能画面を表示する。なお、上記ではINFOボタン78が撮影機能画面の表示、非表示を切り替えるための操作ボタンであるものとして説明したが、INFOボタン78を他の画面に切り替えるための操作ボタンとして機能させてもよい。
ステップS506では、システム制御部50は、AFフレームの選択操作がなされたか否かを判定する。AFフレームの選択操作が実施されていない場合、ステップS501へ戻る。AFフレームの選択操作が検出された場合、ステップS507に進む。ステップS507では、システム制御部50は、表示部28に撮影機能画面が表示されているか否かを判定する。撮影機能画面が表示されている場合、ステップS508へ進み、撮影機能画面が表示されていない場合、ステップS511に進む。なお、ステップS508及びステップS509は、図3のステップS307及びステップS308の処理と同じ処理であり、ステップS511〜S516は、図3のステップS310〜S315の処理と同じ処理であるので、それぞれの説明を省略する。
以上のように実施例2においてはINFOボタン78の押下により、撮影機能画面の表示非表示が切り替わるとともに、ファインダー16でAFフレームを選択するか、表示部28でAFフレームを選択するかを切り替えることができる。これにより、接眼センサを有しない撮像装置においてもAFフレームをより的確に選択することが可能となる。
(他の実施例)
上述したように、OVFモードで撮影する場合とLVモードで撮影する場合とでAFフレームの位置等が異なる場合がある。このような場合に、図3のステップS312(又は図5のステップS513)で、システム制御部50は、OVFモード及びLVモードで撮影する場合のAFフレームを、切り替えられるようにしてもよい。これにより、OVFモードで撮影する場合のAFフレームとLVモードで撮影する場合のAFフレームとを比較することができるようになり、さらに利便性が向上する。なお、OVFモード及びLVモードで撮影する場合のAFフレームのうち、LVモードで撮影する場合のAFフレームが選択された場合、システム制御部50は動作モードをLVモードに切り替えてもよい。
上述したように、OVFモードで撮影する場合とLVモードで撮影する場合とでAFフレームの位置等が異なる場合がある。このような場合に、図3のステップS312(又は図5のステップS513)で、システム制御部50は、OVFモード及びLVモードで撮影する場合のAFフレームを、切り替えられるようにしてもよい。これにより、OVFモードで撮影する場合のAFフレームとLVモードで撮影する場合のAFフレームとを比較することができるようになり、さらに利便性が向上する。なお、OVFモード及びLVモードで撮影する場合のAFフレームのうち、LVモードで撮影する場合のAFフレームが選択された場合、システム制御部50は動作モードをLVモードに切り替えてもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施例は本発明の一実施例を示すものにすぎず、各実施例
を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施例は本発明の一実施例を示すものにすぎず、各実施例
を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
11:焦点検出部、13:フォーカシングスクリーン、22:撮像部、24:画像処理部、28:表示部、41:ファインダー内表示部、50:システム制御部、56:接眼検知部、60:モード切替スイッチ、100:撮像装置
Claims (14)
- 光学ファインダーと、
撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、
前記光学ファインダーに被写体像を映し出して撮影を行う第1の動作モードと、前記表示手段にライブビュー画像を表示させて撮影を行う第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに切り替える切替手段と、
前記第1の動作モードで動作しているときに、焦点調節位置を変更するための第1の操作があったことに応じて、前記表示手段において、ライブビュー画像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させた画像が表示された第1の状態に変更するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記光学ファインダーへの接眼を検知する検知手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記第1の動作モードで動作しているときに、前記検知手段により接眼が検知されていない状態で前記第1の操作があったことに応じて、前記第1の状態へ変更するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記光学ファインダーに映し出された前記被写体像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させる内部表示手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記第1の動作モードで動作しているときに、前記検知手段により接眼が検知されている状態でユーザによって前記第1の操作が行われた場合には、前記第1の状態への変更は行わず、前記表示アイテムを前記内部表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記切替手段は、前記第1の操作とは異なる第2の操作に応じて、動作モードを切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第1の状態のときに、前記第1の状態を終了させる操作が行われた場合に、前記表示手段にライブビュー画像が表示された状態から、被写体像を前記光学ファインダーに映し出す状態に戻すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の状態を終了させる操作は、シャッターボタンを半押しする操作を含むことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記第1の状態を終了させる操作は、前記第1の状態において焦点調節位置を決定する操作を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
- ミラーを、前記第1の動作モードにおいては入射光を前記光学ファインダーに導く第1の位置とし、前記第2の動作モードにおいては入射光を前記撮像手段に導く第2の位置とするように制御するミラー駆動手段と、をさらに有し、
前記制御手段は、前記第1の状態に変更するときに、前記ミラー駆動手段により前記ミラーを前記第1の位置から前記第2の位置へ変更するように制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の動作モードで動作しているときに焦点検出を行うことが可能な、前記撮像手段の撮像面と異なる位置に設けられた焦点検出手段をさらに有し、
前記第1の状態は、前記焦点検出手段で焦点検出可能な複数の焦点検出位置のうち、焦点調節に用いる焦点検出位置を選択することが可能な状態であることを特徴とする請求項
1〜8のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の状態では、前記複数の焦点検出位置を示す複数の指標と、前記指標のうち焦点検出位置として選択されたことを示す前記表示アイテムとが、ライブビュー画像に重畳してそれぞれ識別可能に表示されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記表示手段に対するユーザからのタッチ操作を検知するタッチ検知手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 光学ファインダーと、
撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
前記光学ファインダーに被写体像を映し出して撮影を行う第1の動作モードと、前記表示部にライブビュー画像を表示させて撮影を行う第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに切り替える切替ステップと、
焦点調節位置を変更するための第1の操作を受け付ける受付ステップと、
前記第1の動作モードで動作しているときに前記第1の操作があったことに応じて、表示部において、ライブビュー画像に焦点調節位置を表す表示アイテムを重畳させた画像が表示された第1の状態に変更するように制御する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜11のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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JP2017177755A JP2019053211A (ja) | 2017-09-15 | 2017-09-15 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
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- 2017-09-15 JP JP2017177755A patent/JP2019053211A/ja active Pending
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