JP2019052808A - 空調装置及び空調システム - Google Patents

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Masaru Itoyama
賢 糸山
卓 坂東
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卓 坂東
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宏志 井上
彩子 黒田
Ayako Kuroda
彩子 黒田
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Abstract

【課題】CO2除去及び除湿に対応可能な空調装置を提供する。【解決手段】本発明に係る空調装置20は、軸芯J10を中心とする周方向において互いに異なる位置に処理ゾーン2と再生ゾーン4とを有し、軸芯J10に沿って第一ロータ6と第二ロータ8とを有する処理再生部10と、第一ロータ回転駆動部12と、第二ロータ回転駆動部14と、第二ロータ8Bの入口側に配置された加熱器18と、を有する。第一ロータ6では、処理対象空気RAに含まれる二酸化炭素を吸収すると共に前記二酸化炭素を再生用空気TAによって第一ロータ6内に蓄積した二酸化炭素をロータから脱着させる。第二ロータ8では、処理対象空気RAに含まれる水分や汚染物質を吸着すると共に再生用空気TAによって第二ロータ8内に蓄積した水分や汚染物質を第二ロータ8から脱着させる。【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置及び空調システムに関する。
近年、効率的に除湿を行う空調システムの一つとして、例えばデシカントロータを備えた空調システムが提案されている。
一般に、デシカントロータ(単に、「ロータ」ともいう)は、円柱状のハニカム構造体に吸収剤や吸着材を担持させたものであり、水分や汚染物質等の除去対象物を含む処理対象空気が通過すると、ロータに水分や汚染物質が吸着され、乾燥した清浄空気を得ることができる。その後、再生用空気を通過させることで、ロータ内に蓄積した水分や汚染物質をロータから脱着させる。デシカントロータが軸芯を中心に回転することで、除去対象物の吸着及び脱着が連続的に行われる。
例えば、特許文献1には、水分及び有機物を除去した乾燥空気を目的空間に供給するデシカントロータが開示されている。特許文献2には、水分を除去した乾燥空気を供給するロータ素子構造体(空調装置)が開示されている。
特開2004−321964号公報 特許第4889047号公報
従来のデシカントロータを備えた空調システムでは、二酸化炭素(CO)を除去することができない。そのため、例えば特許第5627870号公報に記載されているCO除去ロータを用いる必要がある。しかしながら、CO除去ロータは、(1)冬期に二酸化炭素(CO)の除去が不足する、(2)夏期に除湿が不足になる、(3)CO除去・汚染物質除去の双方を良好に行うのは難しい、という三つの問題があった。
(1)の問題は、再生用空気として外気を使用するため、冬期になると外気の温度と絶対湿度が低下し、CO除去ロータの入口側の処理用空気と再生用空気とのエンタルピー差が小さくなることによる。(2)の問題は、(1)の問題と同様に再生用空気として外気を使用するため、夏期に外気の絶対湿度が高くなると、室内に高湿度の空気が供給されることによる。(3)は、CO除去ロータでは処理対象空気から特定の汚染物質を除去することができず、汚染物質除去機能を備えたロータでは処理用空気からCOを除去することができないことによる。上述の特許文献1,2に開示されているロータによっても、処理対象空気からCOを除去することは困難である。
本発明者は、(1)の問題を鑑み、COの吸収剤としてアミン担持固体吸収剤を含むロータの前段に全熱交換ロータを備えると共に、再生用空気の入口側に加湿器を備えた空調システム(特開2015−202208号公報参照)を提案した。また、本発明者は、上記空調システムにおいて、前記ロータの処理ゾーンに供給される処理対象空気と前記ロータの再生ゾーンに供給される再生用空気とのエンタルピー差を30kJ/kg(DA)以上とすることを提案した。しかしながら、(1)から(3)の問題を全て解決する空調システムが求められていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、CO除去及び除湿に対応可能な空調装置、及び、該空調装置を備え、年間を通じてCO除去不足、及び除湿不足を抑えることができる空調システムを提供する。
本発明者は、CO除去性能に優れたロータと除湿性能に優れたロータとを新たに組み合わせ、各ロータを単独で駆動させること及び駆動させる際の好適な条件を新たに見出した。また、前述の組み合わせたロータを用いて空調を行う好適な構成及び条件等を新たに見出し、本発明を完成するに至った。
請求項1記載の空調装置は、軸芯を中心とする周方向において互いに異なる位置に処理ゾーンと再生ゾーンとを有し、前記軸芯に沿って第一ロータと第二ロータとを有する処理再生部と、前記第一ロータを所定の速度で前記軸芯を中心に回転させる第一ロータ回転駆動部と、前記第二ロータを所定の速度で前記軸芯を中心に回転させる第二ロータ回転駆動部と、前記再生ゾーンの前記第二ロータの入口側に配置された加熱器と、を有し、前記第一ロータは、前記処理ゾーンに処理対象空気が通風された際に前記処理対象空気に含まれる二酸化炭素を吸収すると共に、前記再生ゾーンに再生用空気が通風された際に、前記第一ロータに吸収された前記二酸化炭素を前記再生用空気で脱離させ、前記第二ロータには、前記処理ゾーンに処理対象空気が通風された際に、前記処理対象空気に含まれる水分を吸着すると共に、前記再生ゾーンに再生用空気が通風された際に、前記第二ロータに吸着された前記水分を再生用空気で脱着させることを特徴とする。
本発明の空調装置では、第一ロータと第二ロータとが組み合わされ、同軸に配置されている。先ず、処理ゾーンにおいて空調装置の軸芯に沿って第一ロータから第二ロータに向かう向きに、第一ロータに処理対象空気が供給されると、処理対象空気に含まれるCOが第一ロータ(例えば、第一ロータに担持されている吸収剤)に吸収される。続いて、COが除去された処理対象空気が処理ゾーンの第二ロータに供給されると、処理対象空気から更に水分が第二ロータ(例えば、第二ロータに担持されている吸着材)に吸着する。一方、再生ゾーンにおいて、空調装置の軸芯に沿って再生用空気が加熱器に供給されると、加熱によって再生用空気のエンタルピーが処理対象空気のエンタルピーに対して高まり、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が大きくなると共に、再生用空気の相対湿度が低下する。再生ゾーンにおいて、このようにエンタルピーの高い且つ低湿度な再生用空気が空調装置の軸芯に沿って第二ロータから第一ロータに向かう向きに、第二ロータに供給されると、第二ロータに吸着されていた水分が第二ロータから脱着し、第二ロータは再生される。第二ロータによって加湿された再生用空気が再生ゾーンの第一ロータに供給されると、第一ロータに吸収されていたCOが吸収剤から脱離し、第一ロータは再生される。
第一ロータ回転駆動部によって第一ロータが軸芯を中心に回転すると、処理対象空気から第一ロータへのCOの移動及び吸収剤から再生用空気へのCOの移動が繰り返され、処理対象空気からCOが除去されると共に、第一ロータが再生される。上述のように処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が拡大されているので、空調装置のCOの除去性能が向上する。また、第二ロータ回転駆動部によって第二ロータが軸芯を中心に回転すると、処理対象空気から第二ロータへの水分の移動及び第二ロータから再生用空気への水分の移動が繰り返され、処理対象空気から水分が除去されると共に、第二ロータが再生される。上述のように再生用空気の湿度は加熱器によって低減されているので、空調装置の除湿性能が向上する。従って、本発明の空調装置によれば、CO除去及び除湿を良好に行うことができる。
請求項2記載の空調装置は、前記吸着材は前記処理ゾーンに前記処理対象空気が通風された際に前記処理対象空気に含まれる汚染物質を吸着すると共に前記再生ゾーンに前記再生用空気が通風された際に、前記第二ロータに吸着された前記汚染物質を前記再生用空気で脱着させることを特徴とする。
本発明の空調装置では、処理ゾーンにおいて、空調装置の軸芯に沿って第一ロータから第二ロータに向かう向きに、COが除去された処理対象空気が処理ゾーンの第二ロータに供給されると、COが除去された処理対象空気から水分に加えて汚染物質が第二ロータに吸着される。一方、再生ゾーンにおいて、空調装置の軸芯に沿って第二ロータから第一ロータに向かう向きに、再生用空気が第二ロータに供給されると、第二ロータに吸着していた汚染物質が第二ロータから脱着する。従って、第二ロータ回転駆動部によって第二ロータが軸芯を中心に回転すると、処理対象空気から第二ロータへの汚染物質の移動及び第二ロータから再生用空気への汚染物質の移動が繰り返され、処理対象空気から汚染物質が除去されると共に、第二ロータが再生される。
請求項3記載の空調システムは、請求項1又は請求項2に記載の空調装置と、空調処理対象空間内から排出された排出空気の一部を前記処理対象空気として前記処理ゾーンの前記第一ロータに供給し、前記処理ゾーンの前記第二ロータから排出された処理済み空気を前記空調処理対象空間に供給する第一系統と、前記加熱器を介して前記空調処理対象空間内から排出された排出空気の残部を前記再生ゾーンの前記第二ロータに供給し、前記再生ゾーンの前記第一ロータから排出された使用済み空気を前記空調処理対象空間の外部に排出する第二系統と、を備えていることを特徴とする。
本発明の空調システムでは、空調処理対象空間内からの排出空気(天井空気)の一部が再生用空気として用いられる。夏期では、従来のように再生用空気として絶対湿度が非常に高い外気が用いられる場合に比べて、処理対象空気からの除湿が良好に行われる。冬期では、従来のように再生用空気として絶対湿度が非常に低い外気が用いられると、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が小さすぎるために第一ロータのCO除去性能が不足する虞があった。本発明の空調システムでは、冬期でも外気に比べて絶対湿度が高い排出空気が空調装置の再生ゾーンに供給されるので、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が確保され、処理対象空気からのCOの除去が良好に行われる。
請求項4記載の空調システムは、前記処理ゾーンに供給される処理対象空気と前記再生ゾーンに供給される再生用空気とのエンタルピー差が30kJ/kg(DA)以上とすることを特徴とする。
本発明の空調システムでは、空調装置(即ち、第一ロータ)のCOの除去性能は処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差で決まる。本発明の空調システムによれば、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が30kJ/kg(DA)以上であるため、ロータのCOの除去性能が向上し、第一ロータにおいて処理対象空気からCOが良好に除去される。
請求項5記載の空調システムは、前記処理ゾーンの前記第一ロータの入口側に第一冷却装置が配置されていることを特徴とする。
本発明の空調システムでは、処理ゾーンの第一ロータの入口側に第一冷却装置が配置されているので、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差を拡大し、第一の冷却装置を設けない場合に比べて、処理対象空気からCOがより高効率に除去される。
本発明の空調装置及び空調システムによれば、年間を通じてCO除去不足、及び除湿不足又は除湿過剰を抑え、空調処理対象空間のCO除去及び除湿を良好に行うことができる。
本発明を適用した一実施形態の空調装置の概略図である。 本発明に適用した一実施形態の空調システムの概略図である。
以下、本発明に係る空調装置及び空調システムの実施形態について、図面を参照し、具体的に説明する。
[空調装置]
図1に示すように、本発明を適用した一実施形態の空調装置20は、処理再生部10と、第一ロータ回転駆動部12と、第二ロータ回転駆動部14と、加熱器18と、を有する。
処理再生部10は、軸芯J10を有するハニカムロータであり、コルゲート加工されたシートが芯材に巻き付け加工されることで形成された円筒形の部材で構成されている。処理再生部10の軸芯J10を中心とするR方向(周方向)に沿って、互いに異なる位置に処理ゾーン2と再生ゾーン4が設けられている。本実施形態では、軸芯J10に直交するD3方向において、軸芯J10より下側が処理ゾーン2であり、軸芯J10より上側が再生ゾーン4である。
処理再生部10は、軸芯J10に平行なD1方向(即ち、第一ロータ6から第二ロータ8に向かう向き)に沿って、互いに隣接する第一ロータ6と第二ロータ8と、を有する。以下では、処理ゾーン2側の第一ロータ6を第一ロータ6Aとし、再生ゾーン4側の第一ロータ6を第一ロータ6Bとする。また、処理ゾーン2側の第二ロータ8を第二ロータ8Aとし、再生ゾーン4側の第二ロータ8を第二ロータ8Bとする。
第一ロータ6は、アミン担持固体吸収剤であるCOの吸収剤を含んでいる。第二ロータ8は、水分や、空調処理対象空間内の快適性を低下させる所定の汚染物質を吸着可能な吸着材を含んでいる。吸着材は、一般に空気中に含まれる水分や、前述の汚染物質を吸着可能なものであれば、特に限定されない。吸着材としては、例えばゼオライト、活性炭、シリカゲル等が挙げられる。
第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14は、例えばギアドモータであるが、軸芯J10を中心として第一ロータ6と第二ロータ8とを互いに独立させて所望の回転数で回動させることができるモータであればよく、特に限定されない。
処理再生部10の二台のロータ、即ち、第一ロータ6と第二ロータ8は、これらのロータを摺動させるための一台のケーシング(又は、「カセット」と呼ばれる場合もある)22に収められている。第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14はそれぞれ、第一ロータ6と第二ロータ8とを独立に回動させることができるように、第一ロータ6と第二ロータ8のそれぞれに接続されている。前述のように第一ロータ6と第二ロータ8とを独立に回動させることができれば、第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14は、図1に示すようにケーシング22の内部に収容されていてもよく、ケーシング22の外部に付設されていてもよい。
処理対象空気RAがD1方向に沿って第一ロータ6Aに通風されると、処理対象空気RAに含まれるCOが第一ロータ6Aに担持されている吸収剤に吸収される。なお、吸収剤(アミン担持固体吸収剤)によるCOの吸収及び脱離の原理は公知であり、例えば特開2015−202208号公報を参照することができる。続いて、処理対象空気RAがD1方向に沿って第二ロータ8Aに通風されると、処理対象空気RAに含まれる水分及び汚染物質が吸着材に吸着する。水分及び汚染物質の原理は公知の原理に基づく。
加熱器18は、第二ロータ8BのD1方向の前側(即ち、D2方向後側、第二ロータ8Bの入口側、或いは第二ロータ8の再生ゾーン4側、且つ第一ロータ6とは反対側)に配置されている。なお、加熱器18は再生ゾーン4に通風される再生用空気TAを加熱することができればよいので、加熱器18の位置は図1に示す位置に限られない。加熱器18は、例えば電気ヒータ、温水コイル、蒸気コイル等である。
再生用空気TAとして外気(または、外気に起因する空気)が加熱器18に通風されると、再生用空気TAが加熱され、再生用空気TAの相対湿度が低下する。また、再生用空気TAのエンタルピーが処理対象空気RAのエンタルピーに対して高まり、処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差が大きくなる。以下、加熱器18で加熱された再生用空気TAを再生用空気UAとする。
第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14によって第一ロータ6及び第二ロータ8が軸芯J10を中心として回転すると、上述のように処理対象空気RAからのCO、水分及び汚染物質を吸着した部分が処理ゾーン2から再生ゾーン4に移動する。この移動がなされた状態で、再生用空気UAがD2方向に沿って第二ロータ8Bに通風されると、吸着材に吸着されていた水分及び汚染物質が吸着材から脱着し、第二ロータ8B内に蓄積した水分及び汚染物質を第二ロータ8Bから脱着する。続いて、再生用空気UAがD2方向に沿って第一ロータ6Bに通風されると、アミン担持固体吸収剤に吸収されていたCOがアミン担持固体吸収剤から脱離し、第一ロータ6B内に蓄積したCOを第一ロータ6Bから脱離する。
上述した第一ロータ6におけるCOの吸収及び脱離の原理に基づき、第一ロータ6におけるCOの吸収性能は、第一ロータ6の軸芯J10を中心とした回転数に依存する。第一ロータ6の回転数が例えば5rph以上100rph以下であると、再生ゾーン4で再生された第一ロータ6が処理ゾーン2へ連続的に回転移動してくるので、第一ロータ6のCOの吸収性能が40%程度に達する。一方、第一ロータ6の回転数が例えば5rph未満である場合は、吸収が破過した第一ロータ6が処理ゾーン2へ回転移動する可能性が高くなるので、回転数の低下に応じて、第一ロータ6のCOの吸収性能が低下する。また、第一ロータ6の回転数が例えば100rphを超えると、第一ロータ6の回転そのものが速すぎるためにCOの吸収及び脱離が良好に進行せず、第一ロータ6のCOの吸収性能が著しく低下する。
また、第二ロータ8における水分及び汚染物質の吸着及び脱着の原理に基づき、第二ロータ8における水分及び汚染物質の吸着性能は、第二ロータ8の軸芯J10を中心とした回転数に依存する。
[空調システム]
次いで、本発明を適用した一実施形態の空調システムについて説明する。図2に示すように、本実施形態の空調システム50は、空調装置20と、第一系統L1と、第二系統L2と、を備えている。
空調装置20の第一ロータ6AのD1方向後側(即ち、第一ロータ6Aの入口側、又は第一ロータ6の処理ゾーン2側、且つ第二ロータ8Aとは反対側)から順に、エアーフィルター31、送風機32、冷却装置(P/C;第一冷却装置)33が配置されている。デシカントロータ装置20の第二ロータ8AのD1方向前側(即ち、第二ロータ8Aの出口側、又は第二ロータ8の処理ゾーン2側、且つ第一ロータ6Aとは反対側)から順に、冷却装置(A/C;第二冷却装置)34、エアーフィルター35が配置されている。デシカントロータ装置20の加熱器18のD2方向後側には、加熱器18に近い側から順に、送風機42、エアーフィルター41が配置されている。
空調システム50では、主に以下のパラメータを好適に制御する。
・第一ロータ回転駆動部12における第一ロータ6の回転速度
・第二ロータ回転駆動部14における第二ロータ8の回転速度
・加熱器18における加熱温度
・冷却装置33における冷却温度
・冷却装置34における冷却温度
・処理対象空気RAの導入風量
・再生用空気TAの導入風量
を調節する。
第一系統L1は、後述するように上記パラメータを季節や外気の温度・絶対湿度等に合わせて適宜調節しながら、ビルの執務空間等の空調処理対象空間AR内からの排出空気を天井AT内に導入する。このように空調処理対象空間AR内から排出され、天井ATに導入された天井空気(排出空気)の一部(排出空気の残部)は、従来、ビルのトイレや窓、その他適当な箇所からビルの外部に排気される。第一系統L1は、図2の太線で示すように、空調処理対象空間ARから、処理用の構成要素;エアーフィルター31、送風機32、冷却装置33、第一ロータ6A、第二ロータ8A、冷却装置34、エアーフィルター35を順次通り、空調処理対象空間ARに至る系統である。即ち、第一系統L1は、天井空気の一部を処理対象空気RAとして第一ロータ6Aに供給し、第二ロータ8Aから排出された処理済み空気SAを空調処理対象空間に供給する。
第二系統L2は、天井空気のうち第一ロータ6Aに供給したものとは別の一部(排出空気の残部)を加熱器18に導入し、加熱する。さらに、第二系統L2は、図2の太破線で示すように、空調処理対象空間ARから、再生用の構成要素;エアーフィルター41、送風機42、加熱器18、第二ロータ8B、第一ロータ6B、を順次通り、建築物の外部に至る系統である。即ち、第二系統L2は、加熱後の再生用空気UAを第二ロータ8Bに供給し、第一ロータ6Bから排出された使用済み空気EAを空調処理対象空間の外部(例えば、執務空間等を有するビルや建築物の外部)に排出する。
なお、空間処理対象空間(図2に示す「居室」)の内部に、例えば空調システム50とは別構成の外調機Aから、天井空気のうち第一ロータ6Aに供給したものとは別の一部(排出空気の残部)と略同量の外気が供給されている。このことによって、空間処理対象空間AR内のエアバランスが保たれる。
第一ロータ6におけるCO除去性能を高める観点から、空調システム50では、上記パラメータが調節され、デシカントロータ装置20の第一ロータ6Aに供給される処理対象空気RAと第二ロータ8Bに供給される再生用空気UAとのエンタルピー差が30kJ/kg(DA)以上であることが好ましい。このようにエンタルピー差が設定されれば、第一ロータ6におけるCO除去性能が向上し、処理対象空気RAからCOが良好に除去される。
<夏期の空調システムの制御>
本明細書では、外気の気温が25℃以上であって、且つ絶対湿度が15g/kg−DA以上である状態を夏期とする。
夏期では、天井空気の温度及び絶対湿度は、執務空間(空調処理対象空間)ARの温度及び絶対湿度よりやや高く、外気の温度及び絶対湿度より低い。そこで、空調システム50は、第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14の双方を駆動させ、第一ロータ6及び第二ロータ8を両方とも回転させる。夏期における第一ロータ6の回転数は、5rph以上100rph以下とすることが好ましい。また、夏期における第二ロータ8の回転数は、5rph以上40rph以下とすることが好ましい。
前述のパラメータを夏期に適するように調節した場合の、図2に示す検出位置P1〜P9までの各検出位置における風量、温度、相対湿度、比エンタルピー、CO濃度を一例を表1に示す。
Figure 2019052808
検出位置P6,P9の比エンタルピーを見てもわかるように、再生ゾーン4では、使用済み空気EAのエンタルピーが再生用空気TA(即ち、天井空気)のエンタルピーよりも大きくなる。このような制御と空調によって、表1の検出位置P5の結果に示されているように、空調処理対象空間AR内の空気に対するCO除去率が40%程度に維持され、空調処理対象空間AR内の相対湿度が60%程度に維持される。
<冬期の空調システムの制御>
本明細書では、外気の気温が10℃以下であって、且つ絶対湿度が5g/kg−DA以下である状態を冬期とする。
冬期では、夏期とは逆に、天井空気の温度及び絶対湿度は、執務空間の温度及び絶対湿度よりやや低く、外気の温度及び絶対湿度より高い。
そこで、空調システム50では、第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14の双方を駆動させるが、第二ロータ8での除湿過剰を抑えるために、第二ロータ8を低速で回転させる必要がある。冬期における第一ロータ6の回転数は、5rph以上100rph以下であることが好ましい。冬期における第二ロータ8の回転数は、2rph程度であることが好ましい。
前述のパラメータを冬期に適するように調節した場合の、図2に示す検出位置P1〜P9までの各検出位置における風量、温度、相対湿度、比エンタルピー、CO濃度を一例を表2に示す。
Figure 2019052808
検出位置P6,P9の比エンタルピーを見てもわかるように、冬期においても、再生ゾーン4では、使用済み空気EAのエンタルピーが再生用空気TAのエンタルピーよりも大きくなる。このような制御と空調によって、表1の検出位置P5の結果に示されているように、空調処理対象空間AR内の空気に対するCO除去率が40%程度に維持され、空調処理対象空間AR内の相対湿度が40%程度に維持される。
<中間期の空調システムの制御>
本明細書では、外気の気温が10℃より高く、外気の気温が25℃未満であって、且つ絶対湿度が5g/kg−DAより高く、15g/kg−DA未満である状態を中間期とする。
中間期では、第一ロータ回転駆動部12及び第二ロータ回転駆動部14の双方を駆動させ、第一ロータ6及び第二ロータ8を両方とも回転させる。但し、中間期では、空調システム50は、外気及び天井空気の各々の温度及び絶対湿度に応じて、第一ロータ6の回転数と第二ロータ8の回転数を異ならせる。中間期における第一ロータ6の回転数は、5rph以上100rph以下とすることが好ましい。中間期における第二ロータ8の回転数は、2rph以上40rph以下とすることが好ましい。再生用空気TAの温度と湿度の変動に、第二ロータ8の除湿性能及び汚染物質除去性能を対応させるため、第一ロータ回転駆動部12において第一ロータ6の回転数を略一定とし、第二ロータ回転駆動部14において第二ロータ8の回転数を変えることが好ましい。このことによって、CO除去、除湿及び汚染物質除去の各性能のバランスをとり易くなる。
前述のパラメータを中間期に適するように調節した場合の、図2に示す検出位置P1〜P9までの各検出位置における風量、温度、相対湿度、比エンタルピー、CO濃度を一例を表3に示す。
Figure 2019052808
検出位置P6,P9の比エンタルピーを見てもわかるように、中間期においても、再生ゾーン4では、使用済み空気EAのエンタルピーが再生用空気TAのエンタルピーよりも大きくなる。このような制御と空調によって、表1の検出位置P5の結果に示されているように、空調処理対象空間AR内の空気に対するCO除去率が40%程度に維持され、空調処理対象空間AR内の相対湿度が50%程度に維持される。
なお、上述の表1から表3までに提示した数値は、空調を行うことを想定した一例である。実際に空調を実施した際の空調システム50におけるCO除去性能・除湿性能・汚染物質除去性能は、処理対象空気RAや再生用空気TAの風速、及び、第一ロータ6や第二ロータ8の回転数によっても変化する。言い換えれば、第一ロータ6や第二ロータ8の回転数は、処理対象空気RAや再生用空気TAの風速、及び所望のCO除去性能・除湿性能・汚染物質除去性能、処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差等を総合的に勘案して適切に設定されている。
処理対象空気RAと再生用空気TAの風速が夏期・冬期・中間期の全てで同一とし、空調装置20の第一ロータ6及び第二ロータ8をそれぞれ最適な回転数で回転させれば、空調装置20のCO除去性能は、夏期、中間期、冬期の順に高くなる。例えば、空調システム50におけるCO除去性能は、前述のエンタルピー差のみでなく、処理対象空気RAや再生用空気TAの風速や、再生用空気TAにおけるCOの濃度にも依存する。処理対象空気RAや再生用空気TAの風速が遅くなる程、空調システム50におけるCO除去性能は向上する。また、再生用空気TAにおけるCOの濃度が低い程、空調システム50におけるCO除去性能は向上する。
天井空気は空調処理対象空間ARで執務者から排出されたCOを含んでいるので、外気におけるCOの濃度よりも天井空気におけるCOの濃度が高くなる。天井空気を再生用空気TAとして用いると、空調装置20のCO除去性能はやや低下するが、夏期の除湿性能と冬期のCO除去性能の両方を高めることができる。
以上説明した本発明に係る空調装置20は、軸芯J10を中心とするR方向において互いに異なる位置に処理ゾーン2と再生ゾーン4とを有し、軸芯J10に沿って第一ロータ6と第二ロータ8とを有する。第一ロータ6と第二ロータ8とは、軸芯J10を中心に、第一ロータ回転駆動部12と第二ロータ回転駆動部14のそれぞれによって、所定の速度で互いに独立に回転可能になっている。このような構成を備えた空調装置20では、第一ロータ回転駆動部12によって第一ロータ6が軸芯J10を中心に回転すると、処理対象空気RAから第一ロータ6に担持されている吸収剤へのCOの移動(吸収)及び吸収剤から再生用空気TAへのCOの移動(脱離)が繰り返され、処理対象空気からCOが除去されると共に、第一ロータ6に担持されている吸収剤が再生される。処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差を適切に設定することで、処理再生部10のCOの除去性能を高くすることができる。また、第二ロータ回転駆動部14によって第二ロータ8が軸芯J10を中心に回転すると、処理対象空気RAから第二ロータ8に担持されている吸着材への水分や汚染物質の移動(吸着)及び吸着材から再生用空気TAへの水分や汚染物質の移動(脱着)が繰り返され、処理対象空気RAから水分が除去されると共に、第二ロータ8に担持されている吸着材が再生される。上述のように、再生用空気TAの湿度は加熱器18によって低減されているので、処理再生部10の除湿性能が向上する。従って、空調装置20によれば、処理対象空気RAのCO除去及び除湿を良好に行うことができる。
また、空調装置20では、吸着材は処理ゾーン2に通風された処理対象空気RAに含まれる汚染物質を吸着すると共に、再生ゾーン4に通風された再生用空気TAによって第二ロータ8内に蓄積した汚染物質を第二ロータ8から脱着させる。従って、空調装置20によれば、処理対象空気RAの汚染物質の除去を良好に行うことができる。
また、空調システム50は、デシカントロータ装置20と、第一系統L1と、第二系統L2と、を備えている。第一系統L1は、空調処理対象空間内から排出された排出空気の一部を処理対象空気RAとして処理ゾーン2の第一ロータ6Aに供給し、処理ゾーン2の第二ロータ8Aから排出された処理済み空気SAを空調処理対象空間に供給する。第二系統L2は、加熱器18を介して空調処理対象空間内から排出された排出空気の残部を再生ゾーン4の第二ロータ8Bに供給し、再生ゾーン4の第一ロータ6Bから排出された使用済み空気EAを空調処理対象空間の外部に排出する。空調処理対象空間内には、排出空気の残部と同量の外気が供給されている。
空調システム50では、従来とは異なり、空調処理対象空間AR内からの排出空気(天井空気)が再生用空気TAとして用いられる。このことによって、夏期では、従来のように再生用空気として絶対湿度が非常に高い外気が用いられる場合に比べて、処理対象空気RAからの除湿が良好に行われる。冬期では、従来のように再生用空気として絶対湿度が非常に低い外気が用いられると、処理対象空気と再生用空気とのエンタルピー差が小さすぎるためにデシカントロータのCO除去性能が不足する虞があった。空調システム50では、冬期でも外気に比べて絶対湿度が高い天井空気がロータの再生ゾーン4に供給されるので、処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差を確保し処理対象空気RAからのCOの除去を良好に行うことができると共に省エネルギー化が図られる。
また、空調システム50によれば、処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差が30kJ/kg(DA)以上であるため、空調装置20の処理再生部10のCOの除去性能を高め、第一ロータ6において処理対象空気RAからCOを良好に除去することができる。
また、空調システム50では、処理ゾーン2の第一ロータ6Aの入口側に冷却装置33が配置されている。このことによって、処理対象空気RAと再生用空気TAとのエンタルピー差を拡大し、冷却装置33を設けない場合に比べて、処理対象空気RAからCOをより良好に除去することができる。
従って、本発明に係るデシカントロータ装置20及び空調システム50によれば、年間を通じてCO除去不足又はCO除去過剰、及び除湿不足又は除湿過剰を抑え、空調装置20によってCO除去及び除湿を良好に行うことができる。また、夏期や冬期、中間期のそれぞれにおいて、外部環境(温度や絶対湿度)に応じて、第一ロータ6と第二ロータの各回転数を調整することにより、高精度の空調管理を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変更が可能である。
なお、上述の実施形態では、再生用空気TAとして空間処理対象空間AR内の空気(室内空気)のみを用いたが、例えば中間期のように処理済み空気SAに求められる快適な温度や湿度と外気の温度や湿度との差が比較的小さい(例えば、温度差;0℃以上5℃以下、湿度差;0%RH以上10%RH以下となる)場合は、再生用空気TAとして空間処理対象空間AR内の空気と外気の両方を用いてもよい。
2 処理ゾーン
4 再生ゾーン
6,6A,6B 第一ロータ
8,8A,8B 第二ロータ
10 処理再生部
20 空調装置
50 空調システム
L1 第一系統
L2 第二系統

Claims (5)

  1. 軸芯を中心とする周方向において互いに異なる位置に処理ゾーンと再生ゾーンとを有し、前記軸芯に沿って第一ロータと第二ロータとを有する処理再生部と、
    前記第一ロータを所定の速度で前記軸芯を中心に回転させる第一ロータ回転駆動部と、
    前記第二ロータを所定の速度で前記軸芯を中心に回転させる第二ロータ回転駆動部と、
    前記再生ゾーンの前記第二ロータの入口側に配置された加熱器と、
    を有し、
    前記第一ロータは、前記処理ゾーンに処理対象空気が通風された際に前記処理対象空気に含まれる二酸化炭素を吸収すると共に、前記再生ゾーンに再生用空気が通風された際に、前記第一ロータに吸収された前記二酸化炭素を前記再生用空気で脱離させ、
    前記第二ロータは、前記処理ゾーンに処理対象空気が通風された際に前記処理対象空気に含まれる水分を吸着すると共に前記再生ゾーンに再生用空気が通風された際に、前記第二ロータに吸着された前記水分を再生用空気で脱着させる空調装置。
  2. 前記第二ロータは前記処理ゾーンに前記処理対象空気が通風された際に前記処理対象空気に含まれる汚染物質を吸着すると共に前記再生ゾーンに前記再生用空気が通風された際に、前記第二ロータに吸着された前記汚染物質を前記再生用空気で脱着させることを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の空調装置と、
    空調処理対象空間内から排出された排出空気の一部を前記処理対象空気として前記処理ゾーンの前記第一ロータに供給し、前記処理ゾーンの前記第二ロータから排出された処理済み空気を前記空調処理対象空間に供給する第一系統と、
    前記加熱器を介して前記空調処理対象空間内から排出された排出空気の残部を前記再生ゾーンの前記第二ロータに供給し、前記再生ゾーンの前記第一ロータから排出された使用済み空気を前記空調処理対象空間の外部に排出する第二系統と、
    を備えていることを特徴とする空調システム。
  4. 前記処理ゾーンに供給される処理対象空気と前記再生ゾーンに供給される再生用空気とのエンタルピー差が30kJ/kg(DA)以上とすることを特徴とする請求項3に記載の空調システム。
  5. 前記処理ゾーンの前記第一ロータの入口側に第一冷却装置が配置されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の空調システム。
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