JP2019049452A - センサ、検出装置及び検出システム - Google Patents

センサ、検出装置及び検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく被検出物を検出することができるセンサ、検出装置及び検出システムを提供する。【解決手段】実施形態によれば、電磁波の反射率又は透過率の変化によって被検出物を検出する検出装置によって前記電磁波を照射されるセンサは、第1の周期構造体と、第2の周期構造体と、を備える。第1の周期構造体は、反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークに寄与する。第2の周期構造体は、反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークと異なる第2のピークに寄与する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、センサ、検出装置及び検出システムに関する。
空隙が配置された構造体に電磁波が照射されると、電磁波の反射率又は透過率について空隙の特性に由来する周波数特性が生じる。構造体に物質が付着した場合、反射率又は透過率の周波数特性は、当該物質の存在のため変化する。
上記の特性を利用して、構造体を有するセンサを用いて所定の物質(被検出物)の有無を検出する技術が知られている。
特開2008−185552号公報
精度よく被検出物を検出することができるセンサ、検出装置及び検出システムを提供する。
実施形態によれば、電磁波の反射率又は透過率の変化によって被検出物を検出する検出装置によって前記電磁波を照射されるセンサは、第1の周期構造体と、第2の周期構造体と、を備える。第1の周期構造体は、反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークに寄与する。第2の周期構造体は、反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークと異なる第2のピークに寄与する。
図1は、第1の実施形態に係る検出システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る検出センサの例を示す上面図である。 図3は、第1の実施形態に係る検出センサの例を示す断面図である。 図4は、第1の実施形態に係る検出センサの反射率の例を示すグラフである。 図5は、第2の実施形態に係る検出センサの例を示す上面図である。 図6は、第2の実施形態に係る検出センサの例を示す断面図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは適宜、設計変更することができる。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る検出システムは、たとえば、サンプルに含まれる菌などの有機物(被検出物)を検出する。検出システムは、空隙が設けられた構造体を有する検出センサに対して所定の周波数を有する電磁波を照射し検出センサからの反射波を検出する。検出システムは、サンプルを添加する前の検出センサの反射率とサンプルを添加された後の検出センサの反射率とを測定する。検出システムは、両反射率が一致しない場合に、検出センサ上に被検出物が堆積していると判定する。
図1は、検出システム1の構成例を示す。図1が示すように、検出システム1は、検出装置10及び制御装置20(制御部)を備える。検出装置10と制御装置20とは、互いに電気的に接続される。
図1が示すように、検出装置10は、光源11、ミラー12、検出センサ13、ステージ14、駆動部15、検出器16及び試料導入部17などから構成される。なお、検出装置10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成をさらに具備したり、検出装置10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
光源11は、制御装置20からの信号に基づいて所定の周波数の電磁波を放射する。光源11は、複数の周波数の電磁波を放射する。たとえば、光源11は、第1の周波数を有する電磁波を放射する。また、光源11は、第1の周波数と異なる第2の周波数を有する電磁波を放射する。光源11は、各電磁波を異なるタイミングで放射してもよい。また、光源11は、各電磁波を同時に放射してもよい。
ミラー12は、所定の角度で検出装置10内に設置される。ミラー12は、光源11からの電磁波を検出センサ13に反射する。図1が示す例では、ミラー12は、光源11から水平に照射された電磁波を下方に反射する。
また、ミラー12は、検出センサ13からの反射波を検出器16に反射する。図1が示す例では、ミラー12は、検出センサ13から上方に反射する反射波を水平に反射する。
なお、ミラー12は、光源11からの電磁波を検出センサ13に反射するミラーと、検出センサ13からの反射波を検出器16に反射するミラーとから構成されてもよい。
光源11とミラー12とは、第1の周波数を有する電磁波と第2の周波数を有する電磁波とを検出センサ13に照射する照射部として機能する。
検出センサ13は、光源11からの電磁波を所定の反射率で検出器16に反射する。検出センサ13は、所定の周波数特性を有する。検出センサ13は、電磁波の周波数によって反射率が異なる構成を有する。また、菌などの有機物(被検出物)が検出センサ13の表面に付着すると、検出センサ13の反射率は、変化する。
検出センサ13については、後に詳述する。
ステージ14は、検出センサ13を移動可能に保持する。ここでは、ステージ14は、X方向(図1の左右方向)、Y方向(図1に対して直交方向)及びZ方向(図1に対して上下方向)に移動可能である。
駆動部15は、制御装置20からの信号に従ってステージ14をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる。即ち、駆動部15は、検出センサ13をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる。たとえば、駆動部15は、光源11からの電磁波を検出センサ13の任意の位置に照射するため、ステージ14をX方向及びY方向に移動させる。
また、駆動部15は、電磁波の焦点を検出センサ13上に合わせるためステージ14をZ方向に移動させる。
また、駆動部15は、ステージ14をX方向に試料導入部17まで移動させる。
たとえば、駆動部15は、モータ及び駆動ベルトなどから構成される。駆動部15は、モータなどの駆動力で駆動ベルトなど駆動してステージ14を移動させる。駆動部15の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
検出器16は、検出センサ13からの反射波を検出する。即ち、検出器16は、ミラー12から反射される反射波を検出する。検出器16は、反射波の強度を検出する。たとえば、検出器16は、反射波の強度に応じた電力を出力する。検出器16は、反射波の強度を示すセンサ信号を制御装置20へ送信する。
試料導入部17は、オペレータが検出センサ13をステージ14上にセットする領域である。試料導入部17は、検出装置10の外部に検出センサ13を露出する領域である。オペレータは、ステージ14を試料導入部17に搬送させて、ステージ14に検出センサ13をセットする。
制御装置20は、検出装置10を制御する。制御装置20は、検出装置10に制御信号を送信し各部を制御する。また、制御装置20は、検出装置10の各部から種々の信号を受信する。たとえば、制御装置20は、検出器16からセンサ信号を受信する。制御装置20は、センサ信号に基づいて検出センサ13上に被検出物があるかを判定する。
また、制御装置20は、駆動部15を制御して検出センサ13を所定の位置に移動させる。また、制御装置20は、光源11を制御して電磁波を検出センサ13に照射させる。
次に、検出センサ13について説明する。図2は、検出センサ13の上面図である。図3は、F3−F3の断面図である。
図2及び図3が示すように、検出センサ13は、基材31及び構造体32などから構成される。
基材31は、たとえば、所定の大きさの矩形に形成される。基材31は、光源11が放射する電磁波に対して変化を生じさせない素材から構成されるのが望ましい。即ち、基材31は、光源11が照射する電磁波の周波数帯において透過性を有する素材から構成されることが望ましい。たとえば、基材31は、シリコンウエハなどから構成される。また、基材31は、ポリエチレンなどの有機材料から構成されてもよい。
たとえば、基材の厚さは、100〜800μmの範囲である。たとえば、基材31の厚さは、525μmである。
基材31の素材及び外寸は、特定の構成に限定されるものではない。
構造体32は、光源11が照射する電磁波を反射する。構造体32は、反射率において周波数特性を有する。構造体32は、光源11が放射する電磁波の周波数帯において反射性を有する導体であることが望ましい。
たとえば、構造体32は、金又はアルミニウムなどの導電体から形成される。構造体32は、複数の層を備える構造であってもよい。たとえば、構造体32は、基材31との接着層としてクロム又はチタンなどの層を備えてもよい。
たとえば、構造体32の厚さは、0.1μから50μmの範囲である。たとえば、構造体32の厚さは、0.2μmである。
構造体32は、反射率における周波数特性において複数のピークを有する。構造体32は、ピークに寄与する複数種類の空隙を有する。たとえば、構造体32は、形状又は大きさが異なる複数種類の空隙を有する。
構造体32は、空隙によって、相補型分割リング共振器を形成する。構造体32は、空隙によってLCR回路を形成する。構造体32は、LCR(インダクタンス、コンダクタンス、レジスタンス)回路によって所定の共振周波数において共振特性を有する。
構造体32は、複数種類の空隙によって、特性の異なる複数のLCR回路(主にインダクタンスが異なるLCR回路)を形成する。構造体32は、各LCR回路によって、反射率における周波数特性において複数のピークを有する。
なお、構造体32は、空隙の大きさ又は形状を調整することで異なる周波数特性(異なるピーク)を有することができる。
ここでは、構造体32は、第1の領域33a及び第2の領域33bに分割される。第1の領域33aは、複数の第1の空隙34aを有する。第1の領域33aは、周期的に第1の空隙を有する周期構造体(第1の周期構造体)である。第2の領域33bは、複数の第2の空隙34bを有する。第2の領域33bは、周期的に第2の空隙を有する周期構造体(第2の周期構造体)である。
第1の空隙34aは、環状構造である。第1の空隙34aは、環の一部が切断する構造である。即ち、第1の空隙34aは、C字型に形成される。たとえば、第1の空隙34aの外寸は、18μmである。また、第1の空隙34aの幅(隙間の幅)は、3μmである。
たとえば、第1の領域33aは、第1の空隙34aによって相補型分割リング共振器を形成する。たとえば、第1の領域33aは、第1の空隙34aによってLCR共振回路を形成する。たとえば、第1の領域33aの反射率は、約1テラヘルツにおいてピークを有する。
第2の空隙34bは、環状構造である。第2の空隙34bは、環の一部が切断する構造である。即ち、第2の空隙34bは、第1の空隙34aと同様にC字型に形成される。たとえば、第2の空隙34bの外寸は、9μmである。また、第2の空隙34bの幅(隙間の幅)は、3μmである。
たとえば、第2の領域33bは、第2の空隙34bによって相補型分割リング共振器を形成する。たとえば、第2の領域33bは、第2の空隙34bによってLCR共振回路を形成する。たとえば、第2の領域33bの反射率は、約3テラヘルツにおいてピークを有する。
なお、構造体32が有する空隙の大きさ及び形状は、特定の構成に限定されるものではない。たとえば、構造体32の空隙は、外寸が0.1μm〜100μm、幅(隙間の幅)0.01〜20μmの範囲にあるものであってもよい。また、構造体32は、異なる形状の空隙を備えてもよい。
次に、検出センサ13の周波数特性について説明する。
図4は、検出センサ13の周波数特性の例を示すグラフである。図4において、横軸は、周波数を示す。縦軸は、反射率を示す。
まず、被検出物が堆積していない検出センサ13の周波数特性について説明する。
図4において、グラフ101は、被検出物が堆積していない検出センサ13の周波数特性を示す。図4が示すように、グラフ101は、複数のピークを有する。ここでは、グラフ101は、第1のピーク101a及び第2のピーク101bを有する。
たとえば、第1のピーク101aは、第1の領域33aの第1の空隙34aによって生じる。また、第2のピーク101bは、第2の領域33bの第2の空隙34bによって生じる。
次に、被検出物が堆積した検出センサ13の周波数特性について説明する。
たとえば、被検出物は、磁性ビーズを有する。また、被検出物は、抗体などで検出センサ13に固定される。
検出センサ13の構造体32に磁性ビーズを有する被検出物が堆積すると、構造体32のLCR回路の特性が変化する。主に、構造体32のコンダクタンスが被検出物によって変化する。そのため、検出センサ13が有する共振周波数が変化し、検出センサ13の周波数特性が変化する。
図4において、グラフ102は、被検出物が堆積した検出センサ13の周波数特性を示す。図4が示すように、グラフ102は、グラフ101と同様に複数のピークを有する。ここでは、グラフ102は、第3のピーク102a及び第4のピーク102bを有する。
第3のピーク102a及び第4のピーク102bに対応する周波数は、それぞれ第1のピーク101a及び第2のピーク101bに対応する周波数とは異なる。図4が示す例では、第3のピーク102a及び第4のピーク102bの周波数は、第1のピーク101a及び第2のピーク101bの周波数よりも小さい値になる。
実施形態では、制御装置20は、複数の周波数(たとえば、破線201aが示す第1の周波数及び破線201bが示す第2の周波数)の電磁波の反射率を測定する。制御装置20は、各周波数での反射率の変化を検出することで被検出物を検出する。
次に、制御装置20の動作例について説明する。
まず、制御装置20は、被検出物が堆積していない検出センサ13の反射率(リファレンス反射率)を第1の周波数及び第2の周波数で測定する。
たとえば、制御装置20は、駆動部15を用いてステージ14を試料導入部17に移動する。ステージ14を試料導入部17に移動すると、制御装置20は、オペレータに検出センサ13をステージ14上にセットすることを促す。たとえば、制御装置20は、表示部などに検出センサ13をセットすることを促すメッセージなどを表示してもよい。
ステージ14上に検出センサ13がセットされると、制御装置20は、駆動部15を用いてステージ14及び検出センサ13をミラー12の下部に移動する。ステージ14及び検出センサ13をミラー12の下部に移動すると、制御装置20は、光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
第1の周波数は、検出センサ13の反射率の第1のピーク101aの周波数に対応する周波数である。たとえば、第1の周波数は、第1のピーク101aの周波数の近傍の周波数である。たとえば、第1の周波数は、反射率が所定の閾値を下回る周波数領域から選択されるものであってもよい。ここでは、制御装置20は、第1の周波数として破線201aが示す周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13からの反射波の強度を取得する。反射波の強度を取得すると、制御装置20は、反射波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第1の周波数における反射率(第1のリファレンス反射率)を算出する。
第1の周波数における反射率を算出すると、制御装置20は、光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
第2の周波数は、第1の周波数とは異なる。第2の周波数は、検出センサ13の反射率の第2のピーク101bの周波数に対応する周波数である。たとえば、第2の周波数は、第2のピーク101bの周波数の近傍の周波数である。たとえば、第2の周波数は、反射率が所定の閾値を下回る周波数領域から選択されるものであってもよい。ここでは、制御装置20は、第2の周波数として破線201bが示す周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13からの反射波の強度を取得する。反射波の強度を取得すると、制御装置20は、反射波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第2の周波数における反射率(第2のリファレンス反射率)を算出する。
また、リファレンス反射率を測定すると、制御装置20は、同様に、サンプルを添加することで被検出物が堆積した可能性のある検出センサ13の反射率(検出反射率)を第1の周波数及び第2の周波数で測定する。
たとえば、制御装置20は、駆動部15を用いてステージ14及び検出センサ13を試料導入部17に移動する。ステージ14及び検出センサ13を試料導入部17に移動すると、制御装置20は、オペレータに被検出物が堆積した可能性のある検出センサ13をステージ14上にセットすることを促す。即ち、制御装置20は、検出センサ13を取り出して試料を堆積させてステージ14上に再度セットすることを促す。たとえば、制御装置20は、表示部などに試料を堆積した検出センサ13をセットすることを促すメッセージなどを表示してもよい。
ステージ14上に検出センサ13がセットされると、制御装置20は、駆動部15を用いてステージ14及び検出センサ13をミラー12の下部に移動する。ステージ14及び検出センサ13をミラー12の下部に移動すると、制御装置20は、光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13からの反射波の強度を取得する。反射波の強度を取得すると、制御装置20は、反射波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第1の周波数における反射率(第1の検出反射率)を算出する。
第1の周波数における反射率を算出すると、制御装置20は、光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13に照射する。
光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13からの反射波の強度を取得する。反射波の強度を取得すると、制御装置20は、反射波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第2の周波数における反射率(第2の検出反射率)を算出する。
また、検出反射率を測定すると、制御装置20は、測定されたリファレンス反射率及び検出反射率に基づいて検出センサ13に被検出物があるか判定する。
たとえば、制御装置20は、第1のリファレンス反射率と第1の検出反射率とが一致するか判定する。制御装置20は、第1のリファレンス反射率と第1の検出反射率との差異が所定の閾値以下であれば、両者が一致すると判定してもよい。
第1のリファレンス反射率と第1の検出反射率とが一致するか判定すると、制御装置20は、第2のリファレンス反射率と第2の検出反射率とが一致するか判定する。同様に、制御装置20は、第2のリファレンス反射率と第2の検出反射率との差異が所定の閾値以下であれば、両者が一致すると判定してもよい。
制御装置20は、第1の周波数又は第2の周波数の少なくとも1つにおいてリファレンス反射率と検出反射率とが一致しない場合に、被検出物を検出したと判定する。即ち、制御装置20は、第1のリファレンス反射率と第1の検出反射率とが一致しない場合又は第2のリファレンス反射率と第2の検出反射率とが一致しない場合、被検出物を検出したと判定する。
他方、制御装置20は、第1の周波数及び第2の周波数においてリファレンス反射率と検出反射率とが一致する場合に、被検出物がないと判定する。即ち、制御装置20は、第1のリファレンス反射率と第1の検出反射率とが一致し第2のリファレンス反射率と第2の検出反射率とが一致する場合、被検出物がないと判定する。
図4において、破線201aは、第1の周波数を示す。破線201bは、第2の周波数を示す。図4が示す例では、グラフ101における第1の周波数の電磁波の反射率は、グラフ102におけるそれと同一である。即ち、第1の周波数では、検出センサ13に被検出物が付与されても、検出センサ13の反射率は変化しない。
また、図4が示す例では、グラフ101における第2の周波数の電磁波の反射率は、グラフ102におけるそれと異なる。即ち、第2の周波数では、検出センサ13に被検出物が付与されると、検出センサ13の反射率が変化する。
制御装置20は、第2の周波数において変化が生じているため第2のリファレンス反射率と第2の検出反射率とが一致しないと判定する。その結果、制御装置20は、検出センサ13上に被検出物を検出したと判定する。
制御装置20は、検出結果を表示部などに表示してもよい。制御装置20は、検出結果を外部装置へ送信してもよい。
なお、構造体32は、3つ以上の異なる大きさの空隙を備えてもよい。この場合、検出センサ13の周波数特性のグラフは、3つのピークを有する。制御装置20は、各ピークに対応する周波数の電磁波のリファレンス反射率と検出反射率とを測定する。制御装置20は、少なくとも1つの周波数においてリファレンス反射率と検出反射率とが一致しない場合に被検出物を検出したと判定する。
また、構造体32は、第1の空隙34aを有する第1の領域33aと第2の空隙34bを有する第2の領域33bとを交互に備えてもよい。また、構造体32は、第1の領域33aと第2の領域33bとをモザイク状に備えてもよい。また、構造体32は、第1の領域33aの周囲に第2の領域33bを備えてもよい。また、構造体32は、第2の領域33bの周囲に第1の領域33aを備えてもよい。また、構造体32は、第1の空隙34a及び34bを交互に隣接して備えてもよい。
また、構造体32は、格子状に形成される導電体であってもよい。たとえば、構造体32は、第1の領域33a及び第2の領域33bにそれぞれ異なる大きさ又は形状の格子を備えてもよい。
また、検出センサ13は、基材31を有しなくともよい。
以上のように構成された検出システムは、反射率のピークを複数有する検出センサに対して複数の周波数の電磁波を照射して反射率を測定する。そのため、検出システムは、被測定物が堆積していない検出センサと被測定物が堆積した検出センサとの反射率を複数の周波数の電磁波で測定することができる。
たとえば、第1の周波数でのみ反射率の変化を検出する場合、図4が示す例では、検出システムは、被検出物によって検出センサ13の周波数特性が変化したにも関わらず、反射率の変化を検出できない。その結果、検出システムは、適切に被検出物を検出することができない。
他方、実施形態に係る検出システムは、第1及び第2の周波数の電磁波で反射率の変化を検出する。その結果、検出システムは、どちらかに変化が生じれば被検出物を検出することができる。従って、検出システムは、より精度よく被検出物を検出することができる。
また、第1の周波数でのみ反射率の変化を検出する場合であっても、第1の周波数とピークの位置とが一致すれば、検出システムは、反射率の変化を検出することができる。しかしながら、検出センサの製造誤差などによって生じる個体差などによって第1の周波数とピークの位置とを完全に一致させることは、困難である。
第1及び第2の周波数の電磁波で反射率の変化を検出することで、検出システムは、電磁波の周波数とピークの位置とを一致させなくとも、精度よく被検出物を検出することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る検出システムは、検出センサの透過率を測定する点で第1の実施形態に係る検出システム1と異なる。従って、他の点については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施形態に係る検出システムは、検出装置及び制御装置20を備える。
第2の実施形態に係る検出装置は、光源11、検出センサ13’及び検出器16を備える。
検出センサ13’は、光源11と検出器16との間に垂直に設置される。
光源11は、検出センサ13’に対して電磁波を照射する。
検出器16は、検出センサ13’を透過した電磁波の強度を検出する。
次に、検出センサ13’について説明する。図5は、検出センサ13’の上面図である。図6は、F6−F6の断面図である。
図5及び図5が示すように、検出センサ13’は、基材31及び構造体42などから構成される。
構造体42は、透過率における周波数特性において複数のピークを有する。構造体42は、ピークに寄与する複数種類の構造体から構成される。たとえば、構造体42は、形状又は大きさが異なる複数種類の構造体から構成される。
構造体42は、分割リング共振器を形成する。構造体42は、複数種類の構造体によってLCR回路を形成する。構造体42は、LCR(インダクタンス、コンダクタンス、レジスタンス)回路によって所定の共振周波数において共振特性を有する。
構造体42は、複数種類の構造体によって、特性の異なる複数のLCR回路(主にインダクタンスが異なるLCR回路)を形成する。構造体42は、各LCR回路によって、透過率における周波数特性において複数のピークを有する。
なお、構造体42は、自身を構成する構造体の大きさ又は形状を調整することで異なる周波数特性(異なるピーク)を有することができる。
ここでは、構造体42は、第3の領域43a及び第4の領域43bに分割される。第3の領域43aは、複数の第1の構造体42aから構成される。第3の領域43aは、周期的に配置される第1の構造体42aを有する周期構造体(第1の周期構造体)である。第4の領域43bは、複数の第2の構造体42bから構成される。第4の領域43bは、周期的に配置される第2の構造体42bを有する周期構造体(第1の周期構造体)をである。
第1の構造体42aは、環状構造である。第1の構造体42aは、環の一部が切断する構造である。即ち、第1の構造体42aは、C字型に形成される。たとえば、第1の構造体42aの外寸は、18μmである。また、第1の構造体42aの幅(環の幅)は、3μmである。第1の構造体42aは、第1の空隙34aと同一の形状及び大きさであってもよい。
たとえば、第3の領域43aは、複数の第1の構造体42aによって分割リング共振器を形成する。たとえば、第3の領域43aは、複数の第1の構造体42aによってLCR共振回路を形成する。
第2の構造体42bは、環状構造である。第2の構造体42bは、環の一部が切断する構造である。即ち、第2の構造体42bは、第1の構造体42aと同様にC字型に形成される。たとえば、第2の構造体42bの外寸は、9μmである。また、第2の構造体42bの幅(環の幅)は、3μmである。第2の構造体42bは、第2の空隙34bと同一の形状及び大きさであってもよい。
たとえば、第4の領域43bは、複数の第2の構造体42bによって分割リング共振器を形成する。たとえば、第4の領域43bは、複数の第2の構造体42bによってLCR共振回路を形成する。
なお、構造体42の形状及び大きさは、特定の構成に限定されるものではない。
また、構造体42は、3つ以上の異なる大きさの構造体から構成されてもよい。
次に、制御装置20の動作例について説明する。
まず、制御装置20は、被検出物が堆積していない検出センサ13’の透過率(リファレンス透過率)を第1の周波数及び第2の周波数で測定する。
たとえば、制御装置20は、光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射する。光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13’からの透過波の強度を取得する。透過波の強度を取得すると、制御装置20は、透過波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第1の周波数における透過率(第1のリファレンス透過率)を算出する。
第1の周波数における透過率を算出すると、制御装置20は、光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射する。光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13’からの透過波の強度を取得する。透過波の強度を取得すると、制御装置20は、透過波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第2の周波数における透過率(第2のリファレンス透過率)を算出する。
また、リファレンス透過率を測定すると、制御装置20は、同様に、被検出物が堆積した可能性のある検出センサ13’の透過率(検出透過率)を第1の周波数及び第2の周波数で測定する。
制御装置20は、光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射する。光源11を用いて第1の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13’からの透過波の強度を取得する。透過波の強度を取得すると、制御装置20は、透過波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第1の周波数における透過率(第1の検出透過率)を算出する。
第1の周波数における透過率を算出すると、制御装置20は、光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射する。
光源11を用いて第2の周波数の電磁波を検出センサ13’に照射すると、制御装置20は、検出器16を用いて検出センサ13’からの透過波の強度を取得する。透過波の強度を取得すると、制御装置20は、透過波の強度と光源11が照射する電磁波の強度となどから第2の周波数における透過率(第2の検出透過率)を算出する。
また、検出透過率を測定すると、制御装置20は、測定されたリファレンス透過率及び検出透過率に基づいて検出センサ13に被検出物があるか判定する。
たとえば、制御装置20は、第1のリファレンス透過率と第1の検出透過率とが一致するか判定する。制御装置20は、第1のリファレンス透過率と第1の検出透過率との差異が所定の閾値以下であれば、両者が一致すると判定してもよい。
第1のリファレンス透過率と第1の検出透過率とが一致するか判定すると、制御装置20は、第2のリファレンス透過率と第2の検出透過率とが一致するか判定する。同様に、制御装置20は、第2のリファレンス透過率と第2の検出透過率との差異が所定の閾値以下であれば、両者が一致すると判定してもよい。
制御装置20は、第1の周波数又は第2の周波数の少なくとも1つにおいてリファレンス透過率と検出透過率とが一致しない場合に、被検出物を検出したと判定する。即ち、制御装置20は、第1のリファレンス透過率と第1の検出透過率とが一致しない場合又は第2のリファレンス透過率と第2の検出透過率とが一致しない場合、被検出物を検出したと判定する。
他方、制御装置20は、第1の周波数及び第2の周波数においてリファレンス透過率と検出透過率とが一致する場合に、被検出物がないと判定する。即ち、制御装置20は、第1のリファレンス透過率と第1の検出透過率とが一致し第2のリファレンス透過率と第2の検出透過率とが一致する場合、被検出物がないと判定する。
以上のように構成された検出センサにおいて、電磁波を反射する構造体の領域は、第1の実施形態に係る検出センサのそれよりも小さい。その結果、検出センサを透過する電磁波は、増加する。そのため、制御装置は、検出センサの透過率を容易に測定することができる。
なお、第1の実施形態に係る検出システムは、検出センサ13の代わりに検出センサ13’を用いてもよい。
また、第2の実施形態に係る検出システムは、検出センサ13’の代わりに検出センサ13を用いてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1及び1’…検出システム、10及び10’ …検出装置、11…光源、12…ミラー、13及び13’…検出センサ、14…ステージ、15…駆動部、16…検出器、17…試料導入部、20…制御装置、31…基材、32…構造体、33a…第1の領域、33b…第2の領域、34a…第1の空隙、34b…第2の空隙、42…構造体、42a…第1の構造体、42b…第2の構造体、43a…第3の領域、43b…第4の領域。

Claims (5)

  1. 電磁波の反射率又は透過率の変化によって被検出物を検出する検出装置によって前記電磁波を照射されるセンサであって、
    反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークに寄与する第1の周期構造体と、
    反射率又は透過率の周波数特性において第1のピークと異なる第2のピークに寄与する第2の周期構造体と、
    を有するセンサ。
  2. 前記第1の周期構造体は、第1の空隙を周期的に有する導電体を含み、
    前記第2の周期構造体は、第1の空隙と大きさが異なる第2の空隙を周期的に有する導電体を含む、
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記第1の周期構造体は、周期的に配置され、導電体で形成されるC字型の第1の構造体を有し、
    前記第2の周期構造体は、周期的に配置され、前記第1の構造体と大きさが異なる導電体で形成されるC字型の第2の構造体を有する、
    請求項1に記載のセンサ。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載のセンサを用いる検出装置であって、
    前記第1のピークに対応する第1の周波数の電磁波と前記第2のピークに対応する第2の周波数の電磁波とを前記センサに照射する照射部と、
    前記センサからの前記第1の周波数の電磁波の反射波又は透過波の強度と前記第2の周波数の電磁波の反射波又は透過波の強度とを検出する検出器と、
    を備える検出装置。
  5. 請求項4に記載の検出装置と、
    前記検出器から前記第1の周波数の電磁波の反射波又は透過波の強度を取得し、
    前記強度に基づいて前記第1の周波数における反射率又は透過率を算出し、
    前記検出器から前記第2の周波数の電磁波の反射波又は透過波の強度を取得し、
    前記強度に基づいて前記第2の周波数における反射率又は透過率を算出し、
    前記第1の周波数又は前記第2の周波数の何れか1つにおける反射率又は透過率が変化した場合に、前記被検出物を検出したと判定する、
    制御部と、
    を備える検出システム。
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