JP2019049244A - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンから発生する音のレベルを低減する技術を提供することを目的とする。【解決手段】本出願は、1サイクルの中で、エンジンへ、n回(nは、1より大きな整数)の燃料噴射を少なくとも行う燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁を制御し、前記n回の燃料噴射それぞれのタイミングを定める噴射制御部と、を備える。前記n回の燃料噴射による励振エネルギの周波数特性のピークが、前記燃料噴射弁の共振周波数とは異なる周波数で現れるように、前記噴射制御部は、前記n回の燃料噴射それぞれの前記タイミングを設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの燃料噴射のタイミングを制御する燃料噴射制御装置に関する。
エンジンは、大きな音を発するので、エンジンからの音を低減するための様々な技術が提案されている。特許文献1は、ノック音を低減するための技術を開示する。
特開2016−217215号公報
特許文献1の技術は、燃焼圧力波の周波数特性に着目し、ノック音を低減することに成功している。しかしながら、特許文献1の技術は、ノック音以外の音の低減には貢献しない。たとえば、車両の中又は周囲にいるヒトにとって耳障りな音は、パティキュレートフィルタに付着した煤の燃焼除去時やアイドル運転時においても発生する。このような運転条件の下で発生する音は、ノック音とは異なるので、特許文献1の技術によっては充分には低減されない。
本発明は、エンジンから発生する音のレベルを低減する技術を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るエンジンの燃料噴射制御装置は、1サイクルの中で、エンジンへ、n回(nは、1より大きな整数)の燃料噴射を少なくとも行う燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁を制御し、前記n回の燃料噴射それぞれのタイミングを定める噴射制御部と、を備える。前記n回の燃料噴射による励振エネルギの周波数特性のピークが、前記燃料噴射弁の共振周波数とは異なる周波数で現れるように、前記噴射制御部は、前記n回の燃料噴射それぞれの前記タイミングを設定する。
上記の構成によれば、燃料噴射弁は、エンジンへのn回の燃料噴射を少なくとも行うので、燃料噴射弁自身が振動する。n回の燃料噴射による励振エネルギの周波数特性のピークが、燃料噴射弁の共振周波数とは異なる周波数で現れるように、噴射制御部は、n回の燃料噴射それぞれのタイミングを設定するので、n回の燃料噴射は、燃料噴射弁を共振させない。したがって、燃料噴射弁の振動に起因する音は、過度に大きくならない。この結果、エンジンの燃料噴射制御装置は、エンジンから発生する音のレベルを低減することができる。
上記の構成に関して、前記n回の燃料噴射がなされるn個の噴射時刻から開始し、前記燃料噴射弁の共振周波数で変動するn個の正弦波が互いに打ち消し合うように、前記噴射制御部は、前記n個の噴射時刻のうち1つから次の噴射時刻までの時間間隔を設定してもよい。
上記の構成によれば、n回の燃料噴射に起因する燃料噴射弁の共振は、n回の燃料噴射がなされるn個の噴射時刻から開始し、燃料噴射弁の共振周波数で変動するn個の正弦波によって近似される。噴射制御部は、n個の正弦波が互いに打ち消し合うように、n個の噴射時刻のうち1つから次の噴射時刻までの時間間隔を設定するので、n回の燃料噴射に起因する燃料噴射弁の共振は生じない。したがって、燃料噴射弁の振動に起因する音は、過度に大きくならない。この結果、エンジンの燃料噴射制御装置は、エンジンから発生する音のレベルを低減することができる。
上記の構成に関して、前記噴射制御部は、前記時間間隔を、所定の下限値と所定の上限値との間で設定してもよい。
上記の構成によれば、噴射制御部は、時間間隔を、所定の下限値と所定の上限値との間で設定するので、時間間隔は、エンジンの運転条件の中で最適化されることができる。
上記の構成に関して、前記n回の燃料噴射は、膨張行程において実行される複数回のポスト噴射のうちの少なくとも一部であってもよい。
上記の構成によれば、n回の燃料噴射は、膨張行程において実行される複数回のポスト噴射のうちの少なくとも一部であるので、膨張行程においてエンジンから発生する音は、低いレベルに留められる。
上記の構成に関して、前記複数回のポスト噴射は、前記エンジンの排気経路を通じて排気される微粒子を捕捉するパティキュレートフィルタに付着した煤の燃焼除去に利用されてもよい。
上記の構成によれば、複数回のポスト噴射は、エンジンの排気経路を通じて排気される微粒子を捕捉するパティキュレートフィルタに付着した煤の燃焼除去に利用されるので、煤の燃焼除去が行われている期間においてエンジンから発生する音は、低いレベルに留められる。
上記の構成に関して、前記n回の燃料噴射は、前記エンジンのピストンが上死点に到達する上死点時刻に最も近いタイミングで行われるメイン噴射の直前に行われる複数回のプレ噴射のうちの少なくとも一部であってもよい。
上記の構成によれば、n回の燃料噴射は、エンジンのピストンが上死点に到達する上死点時刻に最も近いタイミングで行われるメイン噴射の直前に行われる複数回のプレ噴射のうちの少なくとも一部であるので、圧縮工程においてエンジンから発生する音は、低いレベルに留められる。
上記の構成に関して、前記n回の燃料噴射は、アイドル運転時において動作する前記エンジンに対して行われてもよい。
上記の構成によれば、n回の燃料噴射は、アイドル運転時において動作するエンジンに対して行われるので、アイドル運転時においてエンジンから発生する音は、低いレベルに留められる。
上述のエンジンの燃料噴射制御装置は、エンジンから発生する音のレベルを低減することができる。
燃料噴射制御装置によって制御される制御対象のエンジンシステムの概略図である。 図1に示されるエンジンシステムを制御する燃料噴射制御装置の概念図である。 不適切な噴射タイミングを表すチャートである。 放射音の周波数(横軸)と、放射音のレベル(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。 図2に示される燃料噴射制御装置の燃料噴射弁の振動周波数(横軸)と、燃料噴射弁の振動加速度(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。 噴射タイミングの等間隔設定が、特定の振動周波数成分を増幅することを表す概念図である。 燃料噴射弁の周波数(横軸)と、燃料噴射弁のイナータンス(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。 放射音のレベルが低減されるように調整された噴射タイミングを表すグラフである。 周波数と励振エネルギとの間の関係を表すグラフである。 周波数と燃料噴射弁の振動加速度との間の関係を表すグラフである。 周波数と放射音のレベルとの間の関係を表すグラフである。 アイドル運転の間の噴射タイミングを示すグラフである。 周波数と励振エネルギとの間の関係を表すグラフである。 周波数と燃料噴射弁の振動加速度との間の関係を表すグラフである。 周波数と放射音のレベルとの間の関係を表すグラフである。 DPF再生用の噴射タイミングの設定手順を表す概略的なフローチャートである。 アイドル運転用の噴射タイミングの設定手順を表す概略的なフローチャートである。 図2に示される燃料噴射制御装置の噴射制御部の動作を表す概略的なフローチャートである。
<制御対象の概略的な構成>
図1は、燃料噴射制御装置によって制御される制御対象のエンジンシステム500の概略図である。図1を参照して、エンジンシステム500が説明される。
図1は、エンジンシステム500として、エンジン510と、吸気通路520と、排気通路530と、を示す。エンジン510は、4サイクルのディーゼルエンジンである。
エンジン510は、シリンダブロック511と、シリンダヘッド512と、ピストン513と、クランクシャフト517と、コネクティングロッド518と、を含む。気筒514は、シリンダブロック511内に形成される。燃焼室515は、ピストン513の上方に形成される。
図1は、シリンダヘッド512に取り付けられた燃料噴射弁120を示す。燃料噴射弁120が開閉すると、燃料は、燃料噴射弁120から燃焼室515の中心に向けて噴射される。後述される燃料噴射制御装置(図示せず)は、燃料噴射弁120の開閉タイミングを制御し、エンジンシステム500からの放射音のレベルを下げることに貢献する。
吸気通路520は、シリンダヘッド512に形成された吸気ポート521に接続され、その上流から下流に向かって順次、エアクリーナ522、インタークーラ523、スロットルバルブ524が配設されている。スロットルバルブ524はバルブアクチュエータ525によって開閉駆動される。
排気通路530は、シリンダヘッド512に形成された排気ポート531に接続され、その上流から下流に向かって順次NSC装置532(NSC:NOx Storage Catalyst)と、DOC装置533(ディーゼル酸化触媒装置)、DPF534(DPF:Diesel Particulate Filter(ディーゼル微粒子捕集フィルタ))、尿素インジェクタ537、SCR装置535(SCR:Selective Catalytic Reduction)、スリップ触媒装置536が配設されている。
後述される燃料噴射制御装置(図示せず)は、燃料噴射弁120の開タイミングを制御し、DPF534を再生し、且つ、この間に発生される放射音のレベルを抑制することができる。
NSC装置532は、NO吸蔵還元触媒を内蔵する。NSC装置532内のNO吸蔵還元触媒は、排気中のNOを吸着する。したがって、低減されたNOを含む排気が、DOC装置533に流入する。還元剤が、NSC装置532に供給される。この結果、NO吸蔵還元触媒に吸着されたNOは、無害なNに変化する。
DOC装置533は、酸化触媒を内蔵する。排気中の炭化水素は、DOC装置533内で、水蒸気と二酸化炭素に変わる。排気中の一酸化炭素は、二酸化炭素に変わる。したがって、炭化水素及び一酸化炭素が低減された排気がDPF534に流入する。
DPF534は、煤といった粒子状物質を排気から捕集する。したがって、低減された粒子状物質を含む、又は、粒子状物質を含まない排気が、SCR装置535に向かう。燃料噴射制御装置が、膨張行程において燃料を燃焼室515に噴射すると、未燃の燃料を含有する排気がDPF534に流入する。排気に含まれる未燃の燃料は、DPF534内で燃焼され、DPF534によって捕集された粒子状物質は燃焼される。この結果、粒子状物質は、DPF534から除去される。すなわち、DPF534は、再生される。
尿素インジェクタ537は、DPF534からSCR装置535へ向かう排気中に尿素を噴射する。この結果、尿素を含む排気がSCR装置535に流入する。SCR装置535は、尿素インジェクタ537から噴射された尿素の分解の結果生じたアンモニアの供給下でNOを還元する触媒を内蔵する。この結果、NOの含有量が低減された排気が、スリップ触媒装置536に流入する。
スリップ触媒装置536は、酸化触媒を内蔵する。スリップ触媒装置536内の酸化触媒は、SCR装置535から排出された排気中に含まれるアンモニアを酸化し、無害化する。その後、排気は、車外に排出される。
<燃料噴射制御装置の概略的な構成>
図2は、燃料噴射弁120を制御する燃料噴射制御装置(以下、「制御装置100」と称される)の概念図である。図1及び図2を参照して、制御装置100が説明される。
燃料噴射弁120は、噴射制御部110を構成するエンジンコントロールユニット(ECU)によって、その開閉タイミングが制御されるものであり、エンジンコントロールユニット(ECU)110には、回転数センサ551と、アクセル開度センサ552と、差圧553により検出された各情報が入力される。
回転数センサ551は、クランクシャフト517の回転数(すなわち、エンジン510の回転数)を検出する。回転数センサ551は、クランクシャフト517の回転数を表す検出信号を生成する。クランクシャフト517の回転数を表す検出信号は、回転数センサ551から噴射制御部110へ出力される。
アクセル開度センサ552は、アクセルペダル(図示せず)の開度を検出する。アクセル開度センサ552は、アクセル開度を表す検出信号を生成する。アクセル開度を表す検出信号は、アクセル開度センサ552から噴射制御部110へ出力される。
差圧センサ553は、DPF534の上流側の圧力とDPF534下流側の圧力との差圧を検出する。DPF534の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧を表す検出信号は、差圧センサ553から噴射制御部110へ出力される。差圧センサ553によって検出された差圧に基づいてDPF534の煤の堆積状態を検出するようになっている。
噴射制御部110は、回転数センサ551、アクセル開度センサ552及び差圧センサ553からの検出信号を参照し、車両(図示せず)の動作モードを判定する。すなわち、噴射制御部110は、車両が、アイドル運転モードで動作していることや、DPF534を再生するDPF再生動作モードで動作していることや、これらの動作とは異なる噴射タイミングを必要とする他の動作モードで動作していることを判定する。噴射制御部110は、判定された動作モードに応じて、1サイクルの中での噴射タイミングを決定する。噴射制御部110は、上述の検出信号に基づき、決定された噴射タイミングで、作動信号を出力する。燃料噴射弁120は、作動信号に応じて、燃料を、燃焼室515内に噴射する。
図2は、動作モードが、アイドル運転モードであるならば、噴射制御部110が、3つの作動信号を、1サイクルの中で出力していることを表す。この場合、燃料噴射弁120は、これらの作動信号に応じて、燃料を、1サイクルの中で3回噴射する。
図2は、動作モードが、DPF再生動作モードであるならば、噴射制御部110が、9つの作動信号を、1サイクルの中で出力していることを表す。この場合、燃料噴射弁120は、これらの作動信号に応じて、燃料を、1サイクルの中で9回噴射する。
<本発明者等が見出した課題>
図3は、発明者等がDPF再生用に設定した不適切な噴射タイミングを表すチャートである。図1乃至図3を参照して、不適切な噴射タイミングが説明される。
図3は、9つの噴射タイミングIT1〜IT9を示す。噴射タイミングIT3は、噴射タイミングIT1〜IT9の中で、ピストン513が上死点に到達する時刻に最も近い。噴射タイミングIT3の前の2つの噴射タイミングIT1,IT2は、圧縮行程において設定される。噴射タイミングIT3の後の6つの噴射タイミングIT4〜IT9は、膨張行程において設定される。アイドル運転モードとは異なり、DPF再生動作モードでは、膨張行程において多数回の噴射タイミングが設定されるので、排気通路530を通じて排気される微粒子を捕捉するDPF534は、非常に高温となり、DPF534に付着した微粒子(たとえば、煤)は、燃焼されることになる。噴射タイミングIT5〜IT9は、略等間隔(約3.4msec)に設定されている。本実施形態に関して、複数回のポスト噴射は、6つの噴射タイミングIT4〜IT9によって例示される。
図4は、放射音の周波数(横軸)と、放射音のレベル(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。図2乃至図4を参照して、放射音の周波数と放射音のレベルとの間の関係が説明される。
本発明者等は、図3を参照して説明されたDPF再生動作モードの噴射タイミングの下で車両から放射された放射音を測定した。加えて、本発明者等は、図2に示されるアイドル運転モードの噴射タイミングの下で車両から放射された放射音も測定した。図4のグラフは、これらの測定から得られたデータを示す。図4は、DPF再生動作モードにおいて得られた放射音のレベルは、「1450Hz」において、アイドル運転モードにおいて得られた放射音のレベルよりも有意に高いことを示す。すなわち、図3に示される設定の下では、車両が、DPF再生動作モードで動作しているときに、大きな放射音が、車両から放出されることになる。
図5は、燃料噴射弁120の振動周波数(横軸)と、燃料噴射弁120の振動加速度(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。図2乃至図5を参照して、燃料噴射弁120の振動周波数と振動加速度との間の関係が説明される。
本発明者等は、図4を参照して説明された放射音のデータを採取している間、燃料噴射弁120の振動加速度を測定した。図5は、燃料噴射弁120の振動加速度は、「290Hz」ごとにピークを取ることを示している。噴射タイミングIT5〜IT9の周波数(すなわち、「3.4msec」の逆数)は、燃料噴射弁120の振動加速度がピークを取る周波数「290Hz」に略一致する。噴射タイミングIT5〜IT9の間隔設定は、「290Hz」の振動成分を増幅するということが推測される。
図6は、噴射タイミングIT5〜IT9の等間隔設定が、「290Hz」の倍数の振動周波数成分を増幅することを表す概念図である。図6を参照して、「290Hz」の倍数の振動周波数成分の増幅原理が説明される。
図6は、噴射タイミングIT5〜IT9を示す。これらは、等間隔(3.4msec)に設定されている。図6の上側のグラフは、5つの正弦波SC5〜SC9を示す。正弦波SC5は、噴射タイミングIT5から始まり、「290Hz」の周波数で変動する。正弦波SC6は、噴射タイミングIT6から始まり、「290Hz」の周波数で変動する。正弦波SC6の位相は、正弦波SC5の位相に一致するので、正弦波SC6は、正弦波SC5に一致する。正弦波SC7は、噴射タイミングIT7から始まり、「290Hz」の周波数で変動する。正弦波SC7の位相は、正弦波SC5,SC6の位相に一致するので、正弦波SC7は、正弦波SC5,SC6に一致する。正弦波SC8は、噴射タイミングIT8から始まり、「290Hz」の周波数で変動する。正弦波SC8の位相は、正弦波SC5〜SC7の位相に一致するので、正弦波SC8は、正弦波SC5〜SC7に一致する。正弦波SC9は、噴射タイミングIT9から始まり、「290Hz」の周波数で変動する。正弦波SC9の位相は、正弦波SC5〜SC8の位相に一致するので、正弦波SC9は、正弦波SC5〜SC8に一致する。
図6の下のグラフは、正弦波SC5〜SC9の合成波SNCを示す。上述の如く、正弦波SC5〜SC9は、位相において一致し、互いに重なり合うので、合成波SNCは、徐々に増幅される。この増幅原理は、「290Hz」の倍数の周波数で変動する正弦波にも適用される。したがって、噴射タイミングIT5〜IT9の等間隔設定は、「290Hz」の倍数の振動周波数成分を増幅する。
図7は、燃料噴射弁120の周波数(横軸)と、燃料噴射弁120のイナータンス(縦軸)と、の間の関係を表すグラフである。図2、図4及び図7を参照して、燃料噴射弁120の周波数と燃料噴射弁120のイナータンスとの間の関係が説明される。
図7は、燃料噴射弁120のイナータンスは、1500Hzの周波数において、ピークを取ることを示す。すなわち、燃料噴射弁120の共振周波数のうち1つは、約1500Hzである。約1500Hzの共振周波数は、「290Hz」の5倍の周波数「1450Hz」に非常に近い。したがって、「1450Hz」において極大化された放射音(図4を参照)は、燃料噴射弁120の共振周波数と噴射タイミングIT5〜IT9の周波数の倍数の一致に起因するということができる。すなわち、噴射タイミングIT5〜IT9の時間間隔が適切に調整されるならば、燃料噴射弁120の振動に起因する放射音のレベルは大幅に低減されることができる。
<噴射タイミングの時間間隔の調整>
本発明者等は、噴射タイミングIT5〜IT9を調整し、図4に示される放射音のレベルを低減することに成功した。以下に、噴射タイミングIT5〜IT9の調整原理が説明される。本実施形態に関して、n回の燃料噴射は、噴射タイミングIT5〜IT9において実行される燃料噴射によって例示される。
図8は、放射音のレベルが低減されるように調整された噴射タイミングIT5〜IT9を表すグラフである。図2、図6乃至図8を参照して、放射音のレベルを低減するための調整原理が説明される。
図6と同様に、図8は、噴射タイミングIT5〜IT9と、正弦波SC5〜SC9と、を示す。図6とは異なり、正弦波SC5〜SC9が互いに重ならないように、噴射タイミングIT5〜IT9は設定されている。図8は、噴射タイミングIT5から噴射タイミングIT6までの時間長を、記号「T6」で示す。図8は、噴射タイミングIT5から噴射タイミングIT7までの時間長を、記号「T7」で示す。図8は、噴射タイミングIT5から噴射タイミングIT8までの時間長を、記号「T8」で示す。図8は、噴射タイミングIT5から噴射タイミングIT9までの時間長を、記号「T9」で示す。正弦波SC5〜SC9は、以下の行列によって表される。
合成波SCNは、以下の行列によって表される。
上述の行列は、以下の正弦関数に書き換えられることができる。
上述の正弦関数の振幅を最小化する時間長「T6」〜「T9」が設定されると、図8の下のグラフに示されるように、正弦波SC6〜SC9は互いに打ち消し合うことになる。上述の数式の中の角速度「ω」を算出するための周波数「f」が、燃料噴射弁120の共振周波数に設定され、且つ、上述の正弦関数の振幅が最小値であるならば、図7に示されるイナータンスのピークを取る周波数において、噴射タイミングIT5〜IT9における燃料噴射による励振エネルギは小さくなる。なお、正弦関数の振幅は、十分に小さいならば、必ずしも最小値を取らなくてもよい。
正弦関数の振幅を十分に小さくするための時間長「T6」〜「T9」の組み合わせは、多数存在する。したがって、設計者は、DPF再生の効果や他のエンジン特性を考慮して定められた下限値及び上限値を考慮して、下限値と上限値との間の範囲内で時間長「T6」〜「T9」の組み合わせを決定してもよい。本発明者等は、DPF再生の高い効果を得られる範囲内で、以下の行列で示される如く、時間長「T6」〜「T9」の組み合わせを決定した。
図9は、周波数と励振エネルギとの間の関係を表すグラフである。図2及び図9を参照して、周波数と励振エネルギとの間の関係が説明される。
図9に示される2つの曲線のうち一方は、図3に示される設定(すなわち、「3.4msec」の等間隔設定:T6=3.4msec,T7=6.8msec,T8=10.2msec,T9=13.6msec)の下で得られている。図9に示される2つの曲線のうち他方は、「数4」に示される調整された設定の下で得られている。
等間隔設定の下では、励振エネルギの周波数特性のピークは、燃料噴射弁120の共振周波数(=1450Hz)の近くに現れる。一方、調整された設定の下では、励振エネルギの周波数特性のピークは、燃料噴射弁120の共振周波数から大きくずれている。
図10は、周波数と燃料噴射弁120の振動加速度との間の関係を表すグラフである。図2、図3及び図10を参照して、周波数と燃料噴射弁120の振動加速度との間の関係が説明される。
本発明者等は、上述の等間隔設定及び調整された設定の下で燃料噴射弁120の振動加速度を測定した。燃料噴射弁120の振動加速度は、等間隔設定の下では、燃料噴射弁120の共振周波数(1450Hz)の周囲でピーク値を取る。一方、燃料噴射弁120の振動加速度は、調整された設定の下では、燃料噴射弁120の共振周波数の周囲で極小値を取る傾向を示す。このことは、燃料噴射弁120の共振は、調整された設定の下では、生じていないことを意味する。
図11は、周波数と放射音のレベルとの間の関係を表すグラフである。図2、図8、図10及び図11を参照して、周波数と放射音のレベルとの間の関係が説明される。
本発明者等は、燃料噴射弁120の振動加速度だけでなく、放射音のレベルも測定した。調整された設定の下での放射音のレベルは、燃料噴射弁120の共振周波数(1450Hz)の周囲では、等間隔設定の下での放射音のレベルよりも遙かに小さくなる。したがって、噴射タイミングIT5〜IT9が、図8を参照して説明された調整原理に基づいて設定されると、燃料噴射弁120の共振は生じず、放射音のレベルは効果的に低減される。
上述の実施形態に関して、DPF再生時の放射音は、噴射タイミングIT5〜IT9の最適化によって低減されている。しかしながら、これらの噴射タイミングIT5〜IT9に加えて、噴射タイミングIT4も調整されてもよい。この場合、n回の燃料噴射は、噴射タイミングIT4〜IT9において実行される燃料噴射によって例示される。
<アイドル運転への適用>
上述の調整原理は、アイドル運転に適用されてもよい。アイドル運転における噴射タイミングの調整が以下に説明される。
図12は、アイドル運転の間の噴射タイミングIT1,IT2,IT3を示すグラフである。図2及び図12を参照して、アイドル運転下での噴射タイミングIT1,IT2,IT3が説明される。
図12は、2つの噴射タイミングIT1を示す。2つの噴射タイミングIT1のうち一方は、調整前の噴射タイミングを示す。2つの噴射タイミングIT1のうち他方は、調整後の噴射タイミングを示す。図12は、2つの噴射タイミングIT2を示す。2つの噴射タイミングIT2のうち一方は、調整前の噴射タイミングを示す。2つの噴射タイミングIT2のうち他方は、調整後の噴射タイミングを示す。
噴射タイミングIT3は、調整前後で不変である。噴射タイミングIT3は、噴射タイミングIT1,IT2,IT3の中で、ピストン513が上死点に到達する時刻に最も近い。噴射タイミングIT1,IT2は、圧縮行程において設定される。本実施形態に関して、メイン噴射は、噴射タイミングIT3において実行される燃料噴射によって例示される。複数回のプレ噴射は、噴射タイミングIT1,IT2において実行される燃料噴射によって例示される。
調整前の設定に関して、噴射タイミングIT1,IT2の間の時間間隔は、「1.5msec」に設定されている。噴射タイミングIT2,IT3の間の時間間隔は、「1.9msec」に設定されている。
本発明者等は、DPF再生動作に関連して説明された調整原理に基づいて、噴射タイミングIT1,IT2の間の時間間隔を、「1.5msec」から「1.6msec」に変更した。同様に、本発明者等は、噴射タイミングIT2,IT3の間の時間間隔を、「1.9msec」から「1.7msec」に変更した。
図13は、周波数と励振エネルギとの間の関係を表すグラフである。図2及び図13を参照して、周波数と励振エネルギとの間の関係が説明される。
本発明者は、調整前後の噴射タイミングIT1,IT2,IT3に関して、周波数と励振エネルギとの間の関係を演算し、図13に示されるグラフを得た。調整前において、励振エネルギの周波数特性の最大ピークは、燃料噴射弁120の共振周波数「1450Hz」の近くに現れる。一方、調整後において、励振エネルギの周波数特性の最大ピークは、燃料噴射弁120の共振周波数「1450Hz」から大きく離れている。
図14は、周波数と燃料噴射弁120の振動加速度との間の関係を表すグラフである。図2及び図14を参照して、周波数と燃料噴射弁120の振動加速度との間の関係が説明される。
本発明者等は、調整前後の設定の下で燃料噴射弁120の振動加速度を測定した。燃料噴射弁120の振動加速度は、調整前の設定の下では、燃料噴射弁120の共振周波数(1450Hz)の周囲でピーク値を取る。一方、燃料噴射弁120の振動加速度は、調整後の設定の下では、燃料噴射弁120の共振周波数の周囲で極小値を取る傾向を示す。このことは、燃料噴射弁120の共振は、調整後の設定の下では、生じていないことを意味する。
図15は、周波数と放射音のレベルとの間の関係を表すグラフである。図2、図8、図14及び図15を参照して、周波数と放射音のレベルとの間の関係が説明される。
本発明者等は、燃料噴射弁120の振動加速度だけでなく、放射音のレベルも測定した。調整後の設定の下での放射音のレベルは、燃料噴射弁120の共振周波数(1450Hz)の周囲では、調整前の設定の下での放射音のレベルよりも遙かに小さくなる。したがって、噴射タイミングIT1,IT2,IT3が、図8を参照して説明された調整原理に基づいて設定されると、燃料噴射弁120の共振は生じず、放射音のレベルは効果的に低減される。
<噴射タイミングの設定手順>
図16は、DPF再生用の噴射タイミングIT5〜IT9の設定手順を表す概略的なフローチャートである。図1、図2、図8及び図16を参照して、DPF再生用の噴射タイミングIT5〜IT9の設定手順が説明される。
(ステップS110)
図8を参照して説明された調整原理に従って、噴射タイミングIT5〜IT9の時間間隔が設定される。その後、ステップS120が実行される。
(ステップS120)
ステップS110において設定された時間間隔の下で、DPF534の昇温目標値が達成されるか否かが検証される。DPF534の昇温目標値が達成されるならば、ステップS130が実行される。他の場合には、ステップS110が実行される。ステップS120の後に実行されるステップS110において、既に設定された時間間隔とは異なる時間間隔が設定される。
(ステップS130)
ステップS110において設定された時間間隔の下で、充分な燃焼安定性が得られるか否かが検証される。充分な燃焼安定性が得られるならば、時間間隔の設定は完了される。他の場合には、ステップS110が実行される。ステップS130の後に実行されるステップS110において、既に設定された時間間隔とは異なる時間間隔が設定される。
図17は、アイドル運転用の噴射タイミングIT1〜IT3の設定手順を表す概略的なフローチャートである。図2、図8及び図17を参照して、アイドル運転用の噴射タイミングIT1〜IT3の設定手順が説明される。
(ステップS210)
図8を参照して説明された調整原理に従って、噴射タイミングIT1〜IT3の時間間隔が設定される。その後、ステップS220が実行される。
(ステップS220)
ステップS210において設定された時間間隔の下で、ノック音、排ガス及び燃費は許容範囲に収まるか否かが検証される。これらの検証項目が、許容範囲に収まるならば、時間間隔の設定は完了される。他の場合には、ステップS210が実行される。ステップS220の後に実行されるステップS210において、既に設定された時間間隔とは異なる時間間隔が設定される。
<噴射制御部の動作>
図18は、噴射制御部110の動作を表す概略的なフローチャートである。図1、図2、図16乃至図18を参照して、噴射制御部110の動作が説明される。
(ステップS310)
噴射制御部110は、差圧センサ553からの検出信号に基づいて、DPF再生条件が成立しているか否かを判定する。DPF再生条件が成立しているならば、ステップS320が実行される。他の場合には、ステップS360が実行される。
(ステップS320)
噴射制御部110は、噴射タイミングIT1〜IT4を設定する。その後、ステップS330が実行される。
(ステップS330)
噴射制御部110は、回転数センサ551及びアクセル開度センサ552からの検出信号に基づいて、エンジン510がアイドル運転をしているか否かを判定する。エンジン510がアイドル運転をしているならば、ステップS340が実行される。他の場合には、ステップS350が実行される。
(ステップS340)
噴射制御部110は、図16を参照して説明された手順によって設定された噴射タイミングを、噴射タイミングIT5〜IT9として設定する。この結果、放射音のレベルは、非常に低くなる。
(ステップS350)
噴射制御部110は、回転数センサ551及びアクセル開度センサ552からの検出信号に基づいて、運転条件に適したタイミングを、噴射タイミングIT5〜IT9として設定する。
(ステップS360)
ステップ310の判定でNOと判定された場合、DPF再生条件が成立していないため、通常の燃料噴射制御が行われるが、DPF非再生時でもアイドル運転がされている場合は、燃料噴射弁の共振に伴う放射音が問題になることから、放射音を低減する噴射制御を行う。噴射制御部110は、回転数センサ551及びアクセル開度センサ552からの検出信号に基づいて、エンジン510がアイドル運転をしているか否かを判定する。エンジン510がアイドル運転をしているならば、ステップS370が実行される。他の場合には、ステップS380が実行される。
(ステップS370)
噴射制御部110は、図17を参照して説明された手順によって設定された噴射タイミングを、噴射タイミングIT1〜IT3として設定する。この結果、放射音のレベルは、非常に低くなる。
(ステップS380)
噴射制御部110は、回転数センサ551及びアクセル開度センサ552からの検出信号に基づいて、運転条件に適した噴射タイミングを設定する。
上述の実施形態の原理は、様々な車両の設計に好適に利用される。
100・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料噴射制御装置
110・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・噴射制御部
120・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料噴射弁
510・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジン
513・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピストン
534・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・DPF(パティキュレートフィルタ)

Claims (7)

  1. 1サイクルの中で、エンジンへ、n回(nは、1より大きな整数)の燃料噴射を少なくとも行う燃料噴射弁と、
    前記燃料噴射弁を制御し、前記n回の燃料噴射それぞれのタイミングを定める噴射制御部と、を備え、
    前記n回の燃料噴射による励振エネルギの周波数特性のピークが、前記燃料噴射弁の共振周波数とは異なる周波数で現れるように、前記噴射制御部は、前記n回の燃料噴射それぞれの前記タイミングを設定する
    エンジンの燃料噴射制御装置。
  2. 前記n回の燃料噴射がなされるn個の噴射時刻から開始し、前記燃料噴射弁の共振周波数で変動するn個の正弦波が互いに打ち消し合うように、前記噴射制御部は、前記n個の噴射時刻のうち1つから次の噴射時刻までの時間間隔を設定する
    請求項1に記載の燃料噴射制御装置。
  3. 前記噴射制御部は、前記時間間隔を、所定の下限値と所定の上限値との間で設定する
    請求項2に記載の燃料噴射制御装置。
  4. 前記n回の燃料噴射は、膨張行程において実行される複数回のポスト噴射のうちの少なくとも一部である
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置。
  5. 前記複数回のポスト噴射は、前記エンジンの排気経路を通じて排気される微粒子を捕捉するパティキュレートフィルタに付着した煤の燃焼除去に利用される
    請求項4に記載の燃料噴射制御装置。
  6. 前記n回の燃料噴射は、前記エンジンのピストンが上死点に到達する上死点時刻に最も近いタイミングで行われるメイン噴射の直前に行われる複数回のプレ噴射のうちの少なくとも一部である
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置。
  7. 前記n回の燃料噴射は、アイドル運転時において動作する前記エンジンに対して行われる
    請求項6に記載の燃料噴射制御装置。
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