JP2019048714A - 運転支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータによる荷役車両の運転を段階的に支援することが可能な運転支援システムを提供する。【解決手段】運転支援システムSは、オペレータWの操作を受け付け可能な操作受付装置11と、オペレータWの生体情報を測定する生体情報測定装置2と、サポータVからのアドバイスおよび操作を受け付け可能なサポート用端末装置5と、生体情報の測定結果に基づいてオペレータWの状態を判定する管理サーバ4と、アドバイスを出力可能なアドバイス出力装置13と、車両制御装置14とを備える。アドバイス出力装置13は、アドバイスを出力しない非出力モードと出力する出力モードとに切り替わるように構成され、車両制御装置14は、操作受付装置11で受け付けた操作に基づいて荷役車両1を制御する通常制御モードと、サポート用端末装置5で受け付けた操作に基づいて荷役車両1を制御する支援制御モードとに切り替わるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、オペレータによる荷役車両の運転を、荷役車両に搭乗していないサポータにより支援する運転支援システムに関するものである。
荷役作業を行うための荷役車両として、オペレータの手動操作により動作する有人運転モードと、手動操作によらずに自律して動作する無人運転モードとを切り替え可能な有人無人兼用車が知られている(例えば特許文献1参照)。オペレータが荷役車両である有人無人兼用車を運転できないときには、有人運転モードから無人運転モードに切り替えることによって、荷役車両に荷役作業を行わせることができる。
特開2010−222108号公報
ところで、手動操作によらずに自律して動作する荷役車両の普及により、オペレータが荷役車両を運転する機会が減少すると、そのオペレータの運転スキルが低下するおそれがあり、手動操作により荷役車両を運転する必要が生じたときに、荷役作業の作業効率が悪くなるおそれがある。また、荷役車両の運転経験等に応じてオペレータ毎に運転スキルは異なる。そのため、オペレータによる荷役車両の運転を段階的に支援することが求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、オペレータによる荷役車両の運転を段階的に支援することが可能な運転支援システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の運転支援システムは、オペレータによる荷役車両の運転を、当該荷役車両に搭乗していないサポータにより支援する運転支援システムであって、前記荷役車両に設けられ、当該荷役車両を動作させるための前記オペレータの操作を受け付け可能な操作受付装置と、前記荷役車両を運転している前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記オペレータに対する前記サポータからのアドバイスを受け付けるアドバイス受付装置と、前記荷役車両を動作させるための前記サポータの操作を受け付け可能な遠隔操作受付装置と、前記生体情報測定装置による前記生体情報の測定結果に基づいて前記オペレータの状態を判定する状態判定装置と、前記アドバイス受付装置で受け付けた前記アドバイスを、前記オペレータに対して出力可能なアドバイス出力装置と、前記荷役車両の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記アドバイス出力装置は、前記状態判定装置により判定された前記オペレータの状態に応じて、前記アドバイスを出力しない非出力モードと、前記アドバイスを出力する出力モードとに切り替わるように構成され、さらに、前記車両制御装置は、前記状態判定装置により判定された前記オペレータの状態に応じて、前記操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する通常制御モードと、前記遠隔操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する支援制御モードとに切り替わるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の運転支援システムは、請求項1に記載の運転支援システムにおいて、前記生体情報測定装置は、前記生体情報として、前記オペレータの心拍数または脈拍数を測定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の運転支援システムは、請求項2に記載の運転支援システムにおいて、前記状態判定装置は、前記心拍数または脈拍数が、所定の第1閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が所定の平常状態であると判定し、前記第1閾値よりも大きく所定の第2閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が所定の軽度の緊張状態であると判定し、前記第2閾値よりも大きい場合は、前記オペレータの状態が所定の重度の緊張状態であると判定し、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記平常状態であると判定されたとき、前記アドバイス出力装置は前記非出力モードで動作するとともに前記制御装置は前記通常制御モードで動作し、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記軽度の緊張状態であると判定されたとき、前記アドバイス出力装置は前記出力モードで動作するとともに前記制御装置は前記通常制御モードで動作し、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記重度の緊張状態であると判定されたとき、前記制御装置は前記支援制御モードで動作することを特徴とする。
また、請求項4に記載の運転支援システムは、請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援システムにおいて、前記アドバイス受付装置は前記遠隔操作受付装置を兼ねていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の運転支援システムは、請求項1〜4のいずれか一項に記載の運転支援システムにおいて、前記オペレータまたは前記荷役車両に設けられ、前記荷役車両の前方を撮影可能なカメラと、前記カメラで撮影された映像を前記サポータに対して表示する映像表示装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、オペレータによる荷役車両の運転を段階的に支援することが可能な運転支援システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る運転支援システムの概要図である。 同実施形態に係る荷役車両の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る運転支援の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、運転支援システムSは、荷役車両1と、生体情報測定装置2と、カメラ3と、管理サーバ4と、サポート用端末装置5とを備えている。運転支援システムSは、オペレータWによる荷役車両1の運転を、荷役車両1に搭乗していないサポータVにより支援する。
荷役車両1は、その荷役車両1に搭乗しているオペレータWまたはサポータVの手動操作により動作する有人運転モードと、手動操作によらずに自律して動作する無人運転モードとを切り替え可能に構成された有人無人兼用フォークリフトである。
生体情報測定装置2は、荷役車両1を運転しているオペレータWの生体情報を測定するウェアラブルデバイスであって、オペレータWの生体情報として所定時間当たりの脈拍数または心拍数を測定する。生体情報測定装置2は、当該生体情報測定装置2で測定したオペレータWの生体情報を、管理サーバ4に送信する。
カメラ3は、オペレータWの頭部に設けられたヘッドマウントカメラであって、荷役車両1の前方(進行方向)を撮影する。カメラ3は、当該カメラ3で撮影した映像を、サポート用端末装置5に送信する。
管理サーバ4は、荷役車両1、生体情報測定装置2、および、カメラ3と無線で通信可能に構成されている。管理サーバ4は、生体情報測定装置2による生体情報の測定結果に基づいて、オペレータWの状態を判定する状態判定装置として機能する。また、管理サーバ4は、荷役車両1とサポート用端末装置5との通信、および、カメラ3とサポート用端末装置5との通信を中継する通信中継装置として機能する。
本実施形態では、管理サーバ4は、オペレータWの脈拍数または心拍数に基づいて、オペレータWの状態が、所定の緊張状態(支援対象状態)であるか否かを判定するとともに、軽度および重度のいずれの緊張状態であるかを判定する。管理サーバ4は、オペレータWの状態の判定結果を、荷役車両1およびサポート用端末装置5に送信する。
サポート用端末装置5は、オペレータWに対するサポータVからのアドバイスを受け付けるアドバイス受付装置、荷役車両1を動作させるためのサポータVの操作を受け付け可能な遠隔操作受付装置、および、カメラ3で撮影された映像をサポータVに対して表示する映像表示装置として機能する。サポート用端末装置5は、管理サーバ4から送信されたオペレータWの状態の判定結果を受信し、当該判定結果に応じてサポータVに荷役車両1の運転の支援を促す。
本実施形態では、サポート用端末装置5は、オペレータWの状態が緊張状態であると判定されたとき、カメラ3で撮影された映像を表示し、荷役車両1の運転に係るアドバイスをサポータVに促し、当該アドバイスを荷役車両1に送信する。また、サポート用端末装置5は、オペレータWの状態に応じて、荷役車両1の動作を制御するための操作をサポータVに促し、当該操作に係る制御信号を荷役車両1に送信する。サポート用端末装置5は、荷役車両1の運転に係るアドバイスを、音声またはテキストの入力により受け付け可能に構成することができ、荷役車両1の動作を制御するための操作を、汎用または専用の入力装置により受け付け可能に構成することができる。
図2に示すように、運転支援システムSは、荷役車両1を構成する要素として、操作受付装置11と、無線通信装置12と、アドバイス出力装置13と、車両制御装置14とを備えている。
操作受付装置11は、荷役車両1に設けられ、荷役車両1を動作させるためのオペレータWの操作を受け付け可能に構成されている。操作受付装置11は、荷役車両1の走行方向を制御するステアリング装置11Aと、荷役車両1の走行速度を制御するアクセル装置11Bと、リフトシリンダ等の荷役用の油圧機器(図示略)を制御する油圧操作受付装置11Cとを備えている。
無線通信装置12は、外部装置と無線で通信可能に構成されている。無線通信装置12は、管理サーバ4から送信されたオペレータWの状態の判定結果、ならびに、サポート用端末装置5から送信されたアドバイスおよび制御信号を受信する。
アドバイス出力装置13は、サポート用端末装置5で受け付けたアドバイスを、オペレータWに対して出力可能に構成されている。具体的には、アドバイス出力装置13は、無線通信装置12で受信したアドバイスを、音声または映像により出力する。また、アドバイス出力装置13は、管理サーバ4により判定されたオペレータWの状態に応じて、アドバイスを出力しない非出力モードと、アドバイスを出力する出力モードとに切り替わるように構成されている。具体的には、アドバイス出力装置13は、無線通信装置12で受信した判定結果に基づき、オペレータWの状態が緊張状態である場合は出力モードで動作し、オペレータWの状態が緊張状態でない場合は非出力モードで動作する。
車両制御装置14は、荷役車両1の有人運転モードにおける通常時には、操作受付装置11で受け付けた操作に基づいて、荷役車両1の動作を制御する。具体的には、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを制御可能に構成されている。また、車両制御装置14は、管理サーバ4により判定されたオペレータWの状態に応じて、操作受付装置11で受け付けた操作に基づいて荷役車両1を制御する通常制御モードと、サポート用端末装置5で受け付けた操作に基づいて荷役車両1を制御する支援制御モードとに切り替わるように構成されている。すなわち、車両制御装置14は、支援制御モードでは、無線通信装置12で受信した制御信号に基づいて、荷役車両1の動作を制御する。
具体的には、車両制御装置14は、無線通信装置12で受信した判定結果に基づき、オペレータWの状態が緊張状態でない場合および軽度の緊張状態である場合は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器を通常制御モードで制御し、オペレータWの状態が重度の緊張状態である場合は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器を支援制御モードで制御する。
図3を参照して、荷役車両1の運転を支援する際の流れを説明する。なお、図3に示すフローチャートの開始時において、アドバイス出力装置13は、非出力モードで動作し、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを通常制御モードで制御していることを前提とする。
まず、生体情報測定装置2が、荷役車両1を運転しているオペレータWの生体情報(脈拍数または心拍数)を測定する(ステップS1)。
次いで、管理サーバ4が、ステップS1における生体情報の測定結果に基づいて、オペレータWの状態が緊張状態(支援対象状態)であるか平常状態であるかを判定する(ステップS2)。具体的には、例えば、管理サーバ4は、オペレータWの平常時の脈拍数または心拍数(BPM)が65であるとき、ステップS1で測定されたオペレータWの脈拍数または心拍数が、80(所定の第1閾値)よりも小さい場合はオペレータWの状態が平常状態であると判定し、80(第1閾値)よりも大きい場合はオペレータWの状態が緊張状態であると判定する。
オペレータWの状態が緊張状態でないと判定された場合、すなわちオペレータWの状態が平常状態であるとステップS2で判定された場合は、オペレータWが荷役車両1の運転を苦手としていない蓋然性が高いため、荷役車両1の運転を支援しない。すなわち、アドバイス出力装置13は、非出力モードで動作し、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを通常制御モードで制御する。
一方、オペレータWの状態が緊張状態であるとステップS2で判定された場合は、アドバイス出力装置13を非出力モードから出力モードに切り替え、アドバイス出力装置13がサポータVからのアドバイスを出力可能な状態とする(ステップS3)。こうして、オペレータWの状態が緊張状態であるときは、サポータVは、オペレータWに対して荷役車両1の運転に係るアドバイスを行うことで、荷役車両1の運転を支援する。
さらに、オペレータWの状態が緊張状態であるとステップS2で判定された場合は、管理サーバ4が、ステップS1における生体情報の測定結果に基づいて、オペレータWの状態が重度の緊張状態であるか軽度の緊張状態であるかを判定する(ステップS4)具体的には、例えば、管理サーバ4は、オペレータWの平常時の脈拍数または心拍数(BPM)が65であるとき、ステップS1で測定されたオペレータWの脈拍数または心拍数が、80(所定の第1閾値)よりも大きく100(所定の第2閾値)よりも小さい場合は、オペレータWの状態が軽度の緊張状態であると判定し、100(第2閾値)よりも大きい場合は、オペレータWの状態が重度の緊張状態であると判定する。
オペレータWの状態が重度の緊張状態でないと判定された場合、すなわちオペレータWの状態が軽度の緊張状態であるとステップS4で判定された場合は、通常制御モードから支援制御モードに切り替えずに、荷役車両1の運転を支援する。すなわち、アドバイス出力装置13は、アドバイスを出力する出力モードで動作し、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを通常制御モードで制御する。
一方、オペレータWの状態が重度の緊張状態であるとステップS4で判定された場合は、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器に係る制御を、通常制御モードから支援制御モードに切り替える(ステップS5)。すなわち、オペレータWの状態が重度の緊張状態であると判定されたとき、アドバイス出力装置13は、アドバイスを出力する出力モードで動作し、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器を支援制御モードで制御する。こうして、オペレータWの状態が重度の緊張状態であるときは、サポータVは、アドバイスを行うだけでなく、オペレータWに代わって荷役車両1の走行方向および走行速度と油圧機器とを制御するための操作を行うことで、荷役車両1の運転を支援する。
上記実施形態では以下の効果が得られる。
(1)アドバイス出力装置13が、オペレータWの生体情報に基づいて判定されたオペレータWの状態に応じて、非出力モードから出力モードに切り替わることにより、サポータVは、オペレータWに対してアドバイスを行って、荷役車両1の運転を支援することができる。また、車両制御装置14が、オペレータWの生体情報に基づいて判定されたオペレータWの状態に応じて、通常制御モードから支援制御モードに切り替わることにより、サポータVは、オペレータWに代わって荷役車両1を動作させるための操作を行って、荷役車両1の運転を支援することができる。したがって、これらを組み合わせることで荷役車両1の運転を段階的に支援することが可能である。
(2)車両制御装置14は、前記通常制御モードおよび前記支援制御モードにおいて、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを制御可能に構成されている。このため、車両制御装置14が、荷役車両1の走行方向を支援制御モードで制御する場合には、オペレータWによるステアリング装置11Aの操作を不要とすることができ、荷役車両1の走行速度を支援制御モードで制御する場合には、オペレータWによるアクセル装置11Bの操作を不要とすることができ、荷役用の油圧機器を支援制御モードで制御する場合には、オペレータWによる油圧操作受付装置11Cの操作を不要とすることができる。
(3)生体情報測定装置2は、オペレータWの生体情報として、オペレータWの心拍数または脈拍数を測定する。このため、生体情報測定装置2として、装着容易な脈拍計または心拍計を採用することができる。
(4)運転支援システムSは、オペレータWに設けられ、荷役車両1の前方を撮影可能なカメラ3を備え、サポート用端末装置5は、カメラ3で撮影された映像をサポータVに対して表示する。このため、サポータVは、オペレータWの視点に近い位置から荷役車両1の前方を参照して、荷役車両1の運転を支援することができる。
(5)アドバイス受付装置(サポート用端末装置5)は遠隔操作受付装置を兼ねている。このため、アドバイス受付装置と遠隔操作受付装置とを異なるハードウェアにより構成する場合に比べて、運転支援システムSを簡素化することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、上記実施形態を、以下のように変更して実施してもよく、以下の変更を組み合わせて実施してもよい。
・オペレータWの状態の判定方法を適宜変更してもよい。例えば、管理サーバ4が、所定時間当たりの脈拍数または心拍数の変化量または変化率に基づいて、オペレータWの状態を判定してもよい。
・カメラ3は、荷役車両1の前方を撮影可能なカメラであれば、配置場所等を適宜変更してもよい。例えば、カメラ3は、荷役車両1のヘッドガードに設けられた全方位カメラであってもよい。
・車両制御装置14が、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器を支援制御モードで制御するとき、オペレータWに対するアドバイスは不要として、アドバイス出力装置13が出力モードから非出力モードに切り替わってもよい。
・オペレータWの状態が緊張状態であると判定されたとき、緊張の度合いに応じて、車両制御装置14による、荷役車両1の動作の制御可能な範囲を適宜変更してもよい。例えば、車両制御装置13は、オペレータWの状態が所定の軽度の緊張状態であると判定されたとき、荷役車両1の走行方向を支援制御モードで制御し、オペレータWの状態が所定の中程度の緊張状態であると判定されたとき、荷役車両1の走行方向および走行速度を支援制御モードで制御し、オペレータWの状態が所定の重度の緊張状態であると判定されたとき、荷役車両1の走行方向および走行速度と荷役用の油圧機器とを支援制御モードで制御するように構成してもよい。すなわち、車両制御装置14は、荷役車両1の走行方向、荷役車両1の走行速度、および荷役用の油圧機器のいずれか1つまたは2つを支援制御モードで制御してもよい。
・オペレータWの生体情報として、オペレータWの発汗量または顔色等を測定してもよい。すなわち、生体情報測定装置2によって測定されるオペレータWの生体情報は、発汗量、顔色、これらの組み合わせ、または、これらの1つ以上と心拍数もしくは脈拍数との組み合わせであってもよい。また、生体情報の測定結果に基づいて、管理サーバ4が、オペレータWの疲労状態または健康状態を判定してもよい。すなわち、状態判定装置は、オペレータWの疲労状態、健康状態、これらの組み合わせ、または、これらの1つ以上と緊張状態との組み合わせを判定する構成であってもよい。
1 荷役車両
2 生体情報測定装置
3 カメラ
4 管理サーバ(状態判定装置)
5 サポート用端末装置(アドバイス受付装置、遠隔操作受付装置、映像表示装置)
11 操作受付装置
11A ステアリング装置
11B アクセル装置
11C 油圧操作受付装置
12 無線通信装置
13 アドバイス出力装置
14 車両制御装置
S 運転支援システム
V サポータ
W オペレータ
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の運転支援システムは、オペレータによる荷役車両の運転を、当該荷役車両に搭乗していないサポータにより支援する運転支援システムであって、前記荷役車両に設けられ、当該荷役車両を動作させるための前記オペレータの操作を受け付け可能な操作受付装置と、前記荷役車両を運転している前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記オペレータに対する前記サポータからのアドバイスを受け付けるアドバイス受付装置と、前記荷役車両を動作させるための前記サポータの操作を受け付け可能な遠隔操作受付装置と、前記生体情報測定装置による前記生体情報の測定結果に基づいて前記オペレータの状態が、所定の平常状態であるか所定の軽度の緊張状態であるか所定の重度の緊張状態であるかを判定する状態判定装置と、前記アドバイス受付装置で受け付けた前記アドバイスを、前記オペレータに対して出力可能なアドバイス出力装置と、前記荷役車両の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記アドバイス出力装置は、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記平常状態であると判定された場合は、前記アドバイスを出力しない非出力モードで動作し、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記軽度の緊張状態であると判定された場合は、前記アドバイスを出力する出力モードで動作し、さらに、前記車両制御装置は、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記平常状態であると判定された場合と前記軽度の緊張状態であると判定された場合は、前記操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する通常制御モードで動作し、前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記重度の緊張状態であると判定された場合は、前記遠隔操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する支援制御モードで動作することを特徴とする。
また、請求項3に記載の運転支援システムは、請求項1または2に記載の運転支援システムにおいて、前記状態判定装置は、前記心拍数または脈拍数が、所定の第1閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が前記平常状態であると判定し、前記第1閾値よりも大きく所定の第2閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が前記軽度の緊張状態であると判定し、前記第2閾値よりも大きい場合は、前記オペレータの状態が前記重度の緊張状態であると判定することを特徴とする。

Claims (5)

  1. オペレータによる荷役車両の運転を、当該荷役車両に搭乗していないサポータにより支援する運転支援システムであって、
    前記荷役車両に設けられ、当該荷役車両を動作させるための前記オペレータの操作を受け付け可能な操作受付装置と、
    前記荷役車両を運転している前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、
    前記オペレータに対する前記サポータからのアドバイスを受け付けるアドバイス受付装置と、
    前記荷役車両を動作させるための前記サポータの操作を受け付け可能な遠隔操作受付装置と、
    前記生体情報測定装置による前記生体情報の測定結果に基づいて前記オペレータの状態を判定する状態判定装置と、
    前記アドバイス受付装置で受け付けた前記アドバイスを、前記オペレータに対して出力可能なアドバイス出力装置と、
    前記荷役車両の動作を制御する車両制御装置とを備え、
    前記アドバイス出力装置は、前記状態判定装置により判定された前記オペレータの状態に応じて、前記アドバイスを出力しない非出力モードと、前記アドバイスを出力する出力モードとに切り替わるように構成され、
    さらに、前記車両制御装置は、前記状態判定装置により判定された前記オペレータの状態に応じて、前記操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する通常制御モードと、前記遠隔操作受付装置で受け付けた操作に基づいて前記荷役車両を制御する支援制御モードとに切り替わるように構成されている
    ことを特徴とする運転支援システム。
  2. 前記生体情報測定装置は、前記生体情報として、前記オペレータの心拍数または脈拍数を測定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転支援システム。
  3. 前記状態判定装置は、前記心拍数または脈拍数が、所定の第1閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が所定の平常状態であると判定し、前記第1閾値よりも大きく所定の第2閾値よりも小さい場合は、前記オペレータの状態が所定の軽度の緊張状態であると判定し、前記第2閾値よりも大きい場合は、前記オペレータの状態が所定の重度の緊張状態であると判定し、
    前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記平常状態であると判定されたとき、前記アドバイス出力装置は前記非出力モードで動作するとともに前記制御装置は前記通常制御モードで動作し、
    前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記軽度の緊張状態であると判定されたとき、前記アドバイス出力装置は前記出力モードで動作するとともに前記制御装置は前記通常制御モードで動作し、
    前記状態判定装置により前記オペレータの状態が前記重度の緊張状態であると判定されたとき、前記制御装置は前記支援制御モードで動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載の運転支援システム。
  4. 前記アドバイス受付装置は前記遠隔操作受付装置を兼ねている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援システム。
  5. 前記オペレータまたは前記荷役車両に設けられ、前記荷役車両の前方を撮影可能なカメラと、
    前記カメラで撮影された映像を前記サポータに対して表示する映像表示装置とを備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の運転支援システム。
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