JP2019047394A - シュミットトリガ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 改善された性能を有するシュミットトリガ回路を提供する。【解決手段】 シュミットトリガ回路は、第1ノードの電位に基づく出力信号を出力し、第1論理レベルの出力信号を出力している間に第1閾値以上の入力信号を受け取ると第2論理レベルの出力信号を出力し、第2論理レベルの出力信号を出力している間に第2閾値以下の入力信号を受け取ると第1論理レベルの出力信号を出力する第1回路を含む。第2回路は、第1端を第1電位ノードと接続され、出力信号の論理レベルに応じて第1および第2端の間に電流を流す。第1スイッチは、選択信号に基づいて第2回路の第2端と第1ノードとを接続または切断する。第3回路は、第3端において第2電位ノードと接続され、出力信号の論理レベルに応じて第3および第4端の間に第2回路と排他的に電流を流す。第2スイッチは、選択信号に基づいて第1ノードと第3回路の第4端とを電気的に接続または切断する。【選択図】 図2

Description

実施形態は、概してシュミットトリガ回路に関する。
一般に、デジタルの入力信号は、ある閾値より高い電圧を有すると、ハイレベルと判断され、この閾値より低い電圧を有すると、ローレベルと判断される。例えば、ローレベルとして判断される入力信号の電圧が上昇して閾値を超えると、入力信号がハイレベルに変わったと判断される。同様に、ハイレベルとして判断される入力信号の電圧が下降して当該閾値以下になると、入力信号がローレベルに変わったと判断される。
こういったデジタル信号を扱う回路において、シュミットトリガ回路が使用されることがある。シュミットトリガ回路も、デジタルの入力信号を受け取り、入力信号の論理レベルに応じた信号を出力する。一方で、シュミットトリガ回路は、ローレベルとして判断されている入力信号の電圧が上昇してハイレベルに変わったと判断される境界である閾値は、ハイレベルとして判断されている入力信号の電圧が下降してローレベルに変わったと判断される境界である閾値と異なる。
特許第3636848号公報
改善された性能を有するシュミットトリガ回路を提供しようとするものである。
一実施形態によるシュミットトリガ回路は、第1回路、第2回路、第1スイッチ、第3回路、および第2スイッチを含む。第1回路は、第1ノードを含み、第1ノードの電位に基づく出力信号を出力し、第1論理レベルの出力信号を出力している間に第1閾値以上の入力信号を受け取ると第2論理レベルの出力信号を出力し、第2論理レベルの出力信号を出力している間に第1閾値より小さい第2閾値以下の入力信号を受け取ると第1論理レベルの出力信号を出力する。第2回路は、第1端および第2端を含み、第1端において第1電位ノードと接続され、出力信号の論理レベルに応じて第1端と第2端との間に電流を流す。第1スイッチは、選択信号に基づいて第2回路の第2端と第1ノードとを電気的に接続または切断する。第3回路は、第3端および第4端を含み、第3端において第1電位ノードより低い電位を有する第2電位ノードと接続され、出力信号の論理レベルに応じて第3端と第4端との間に第2回路と排他的に電流を流す。第2スイッチは、選択信号に基づいて第1ノードと第3回路の第4端とを電気的に接続または切断する。
第1実施形態のシュミットトリガ回路およびこれを含んだ半導体装置のレイアウトの例を示す。 第1実施形態のシュミットトリガ回路の回路図である。 第1実施形態の基本シュミットトリガ部の入力電圧と出力電圧との関係を示す。 第1実施形態のシュミットトリガ回路の一状態を示す。 第1実施形態のシュミットトリガ回路の別の状態を示す。 第1実施形態のシュミットトリガ回路の入力電圧と出力電圧との関係を示す。 第1実施形態のシュミットトリガ回路の具体的な例を示す。 参照用のシュミットトリガ回路の入力電圧と出力電圧との関係を示す。 第2実施形態のシュミットトリガ回路およびこれを含んだ半導体装置のレイアウトの例を示す。 第2実施形態のシュミットトリガ回路の具体的な例を示す。 第3実施形態のシュミットトリガ回路の具体的な例を示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。図面は模式的なものであり、また、ある実施形態についての記述はすべて、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。
本明細書および特許請求の範囲において、ある第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的または常時あるいは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のシュミットトリガ回路1、およびシュミットトリガ回路1を含んだ半導体装置100のレイアウトの例を概略的に示す。図1は、第1実施形態の半導体装置100が上方から観察された様子、すなわち半導体装置100が広がるxy面に沿った様子を示す。半導体装置100は、例えば1つのチップとして構成されている。
図1に示されるように、半導体装置100は、コアロジック部20および複数の周辺回路部30を含む。コアロジック部20は、例えば半導体装置100のxy面での中央に位置し、周辺回路部30はコアロジック部20の周囲に位置する。
コアロジック部20は、種々の能動素子(例えば、トランジスタ、キャパシタ)および受動素子(例えば、抵抗素子、配線)を含み、種々の信号処理を行い、周辺回路部30に信号を送信し、周辺回路部30から信号を受信する。
周辺回路部30は、例えば複数のパッド(図示せず)を含む。パッドは、半導体装置100に入力される信号および電源電位を受け取り、また、半導体装置100から信号を出力する。電源電位は、電源電位VDD、接地電位VSS、および周辺回路用の電源電位VDDIOを含む。電源電位VDDおよび接地電位VSSは、例えばコアロジック部20に供給される。
周辺回路部30の少なくとも1つは、シュミットトリガ回路1を含んでいる。シュミットトリガ回路1は、シュミットトリガ回路1が設けられる周辺回路部30中のパッドから入力信号VINを受け取る。シュミットトリガ回路1は、電源電位VDDIOおよび接地電位VSSを受け取り、電源電位VDDIOを使用して動作し、入力信号VINに基づく出力信号VOUTをコアロジック部20に供給する。電源電位VDDIOは少なくとも2つの大きさの相違する電位のいずれかであり、接地電位VSSより高い。シュミットトリガ回路1は、2つの相違する大きさの電源電位VDDIOのいずれでも動作することができる。
シュミットトリガ回路1は、半導体装置100のための入力バッファとして機能する。シュミットトリガ回路1は、コアロジック部30からデジタルの選択信号VSELを受け取り、選択信号VSELに基づいたモードで動作する。具体的には、シュミットトリガ回路1は、第1論理レベルの選択信号VSELを受け取っている間、第1モードで動作し、第2論理レベルの選択信号VSELを受け取っている間、第2モードで動作する。
選択信号VSELは、半導体装置100の外部からの電圧選択信号に基づいてコアロジック部20により生成される。電圧選択信号は、半導体装置100のユーザに基づいて半導体装置100とは別の回路で生成される。選択信号VSELのハイレベルの電圧は、電源電位VDDIOに基づく。選択信号VSELは、例えば、ハイレベルにおいて電源電位VDDを有する信号がコアロジック部20において生成され、この生成された信号がレベルシフト回路(図示せず)によってハイレベルにおいて電源電位VDDIOを有する信号に変換されることにより生成される。
選択信号VSELは、電源電位VDDIOの大きさと連動する。具体的には、ある第1の大きさの電源電位VDDIOが半導体装置100に供給されている場合、選択信号VSELは第1論理レベルを有し、第2の大きさの電源電位VDDが半導体装置100に供給されている場合、選択信号VSELは第2論理レベルを有する。
図2は、第1実施形態のシュミットトリガ回路1の回路図である。図2に示されるように、シュミットトリガ回路1は、基本シュミットトリガ部(回路)11、分流回路12、スイッチ回路13、分流回路14、スイッチ回路15、およびインバータ回路IV1を含む。
基本シュミットトリガ部11は、電位VDDIOが供給されるノード(ノードVDDIOと称される)と、電位VSSが供給されるノード(ノードVSSと称される)との間に接続されている。
基本シュミットトリガ部11は、図3に示されるようなヒステリシス特性を有する限り、既知の任意のシュミットトリガ回路であることが可能である。すなわち、図3に示されるように、基本シュミットトリガ部11は、閾値VTH−以下の電圧の入力信号VINを受け取っている間、電圧VSSのローレベルの出力信号VOUTを出力し続ける。また、基本シュミットトリガ部11は、基本シュミットトリガ部11がローレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTH+以上に上昇すると、電圧VDDIOHのハイレベルの信号を出力し続ける。電圧VDDIOHは、複数の電源電圧VDDIOのうちの1つである。また、基本シュミットトリガ部11は、基本シュミットトリガ部11がハイレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTH−以下に下降すると、電圧VSSのローレベルの信号を出力し続ける。すなわち、基本シュミットトリガ部11は、閾値VTH+と、閾値VTH−とを有する。ローレベルとして判断されている入力信号VINが閾値VTH+を越えると、入力信号VINはハイレベルに変わったと判断される。ハイレベルとして判断されている入力信号VINが閾値VTH−を下回ると、入力信号VINはローレベルに変わったと判断される。閾値VTH−およびVTH+は、大きさの異なる複数電源電位VDDIOのうちのいずれか1つでシュミットトリガ回路1が動作するときに合せて設定(最適化)されている。
このような動作を可能にするための一例として、基本シュミットトリガ部11は、以下の構造を有することが可能である。基本シュミットトリガ部11は、ノードN1、インバータ回路IV1、2つの分流回路(図示せず)を含む。インバータ回路IV1の入力はノードN1と接続されており、インバータ回路IV1の出力は出力信号VOUTを出力する。一方の分流回路は、ノードVDDIOとノードN1との間に設けられ、他方の分流回路は、ノードN1とノードVSSとの間に設けられる。2つの分流回路の一方は、第1論理レベルの出力信号VOUTを受け取っているとイネーブルとされてノードVDDIOとN1との間に電流経路を形成する。2つの分流回路の他方は、第2論理レベルの出力信号VOUTを受け取っているとイネーブルとされてノードN1とノードVSSとの間に電流経路を形成する。したがって、2つの分流回路は、一方のみが排他的にイネーブルとされる。
図2に戻る。分流回路12およびスイッチ回路13は、この順序でノードVDDIOとノードN1との間に直列に接続されている。分流回路12は、出力信号VOUTの論理レベルに基づいて活性または非活性とされ、第1論理レベルの出力信号VOUTを受け取っている間、活性とされ、第2論理レベルの出力信号VOUTを受け取っている間、非活性とされる。分流回路12は、活性とされている間、ノードVDDIOとスイッチ回路13との間に電流経路を形成する。
スイッチ回路13は、スイッチ回路13の外部からの制御によりオンまたはオフされ、例えば、選択信号VSELの論理レベルに基づいてオンまたはオフされ、例えば選択信号VSELが第1論理レベルの間、オフしており、選択信号VSELが第2論理レベルの間、オンしている。スイッチ回路13は、分流回路12がノードVDDIOとノードN1とに電気的に接続されることを制御し、オンしている間、分流回路12をノードVDDIOとノードN1とに電気的に接続する。換言すると、オンしているスイッチ回路13は、分流回路12の活性または非活性に応じてノードVDDIOとノードN1との間の電流経路の有無を決定可能にする。このような状態は、以下、分流回路12がイネーブルであると称される。したがって、分流回路12がイネーブルであると、分流回路12は、スイッチ回路13と協働でノードVDDIOとノードN1との間に電流経路を形成することができる。逆に、スイッチ回路13がオフしている間は、分流回路12は、ディセーブルとされており、出力信号VOUTの論理レベルに関わらず電流経路として機能することができない。
スイッチ回路15および分流回路14は、この順序でノードN1とノードVSSとの間に直列に接続されている。分流回路14は、出力信号VOUTの論理レベルに基づいて活性または非活性とされ、第2論理レベルの出力信号VOUTを受け取っている間、活性とされ、第1論理レベルの出力信号VOUTを受け取っている間、非活性とされる。したがって、分流回路12および分流回路14は、一方のみが排他的に活性とされる。分流回路14は、活性とされている間、スイッチ回路15とノードVSSとの間に電流経路を形成する。
スイッチ回路15は、スイッチ回路15の外部からの制御によりオンまたはオフされ、例えば、選択信号VSELの論理レベルに基づいてオンまたはオフされ、例えば選択信号VSELが第1論理レベルの間、オフしており、選択信号VSELが第2論理レベルの間、オンしている。したがって、スイッチ回路13およびスイッチ回路15は、ともにオンしているか、ともにオフしている。スイッチ回路15は、分流回路14がノードN1とノードVSSとに電気的に接続されることを制御し、オンしている間、分流回路14をノードN1とノードVSSとに電気的に接続する。換言すると、オンしているスイッチ回路15は、分流回路14の活性または非活性に応じてノードN1とノードVSSとの間の電流経路の有無を決定可能にする。このような状態は、以下、分流回路14がイネーブルであると称される。したがって、分流回路14がイネーブルであると、分流回路14は、スイッチ回路15と協働でノードN1とノードVSSとの間に電流経路を形成することができる。逆に、スイッチ回路15がオフしている間は、分流回路14は、ディセーブルとされており、出力信号VOUTの論理レベルに関わらず電流経路として機能することができない。
分流回路12および分流回路14は、以下のように動作する。信号VSELが第1論理レベルの間、図4に示されるように、スイッチ回路13およびスイッチ回路15はオフしており、分流回路12および分流回路14はディセーブルである。
一方、信号VSELが第2論理レベルの間、スイッチ回路13およびスイッチ回路15はオンしており、図5に示されるように、分流回路12および分流回路14はイネーブルである。よって、出力信号VOUTに基づいて、分流回路12および分流回路14の一方が排他的に活性化され、分流回路12および分流回路14の活性化された方が電流経路を形成する。このため、シュミットトリガ回路1は、分流回路12が活性であるときと、分流回路14が活性であるときとで相違する状態を有し、このような状態の相違がシュミットトリガ回路1の閾値の非対称性を生む。そして、この非対称性が、シュミットトリガ回路1にヒステリシス特性を付与する。
以下、選択信号VSELが第1論理レベルで分流回路12および分流回路14がディセーブルであるモードは高電圧モードと称され、選択信号VSELが第2論理レベルで分流回路12および分流回路14がイネーブルであるモードは低電圧モードと称される。高電圧モードでは、ノードVDDIOは電位VDDIOHであり、低電圧モードでは、ノードVDDIOは電位VDDIOLである。電位VDDIOLは、複数の電源電圧VDDIOのうちの1つであり、電位VDDIOHより低い。
次に、図6を参照して、シュミットトリガ回路1の全体の動作が記述される。図6は、第1実施形態のシュミットトリガ回路1の入力電圧と出力電圧との関係を示す。図6はまた、低電圧モードおよび高電圧モードの各々についての入力電圧および出力電圧の関係を示す。高電圧モードでは、上記のように、分流回路12および分流回路14はディセーブルであり、シュミットトリガ回路1は、基本シュミットトリガ部11が有する特性を示す。すなわち、高電圧モードでは、シュミットトリガ回路1は、閾値VTH−以下の電圧の入力信号VINを受け取っている間、電圧VSSのローレベルの出力信号VOUTを出力し続ける。また、シュミットトリガ回路1は、シュミットトリガ回路1がローレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTH+以上に上昇すると、電圧VDDIOHのハイレベルの信号を出力し続ける。また、シュミットトリガ回路1は、シュミットトリガ回路1がハイレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTH−以下に下降すると、電圧VSSのローレベルの信号を出力し続ける。
一方、低電圧モードでは、分流回路12および分流回路14はイネーブルである。このため、ノードVDDIOとノードN1との間の電流経路の数は高電圧モードでの数より多く、また、ノードN1とノードVSSとの間の電流経路の数は高電圧モードでの数より多い。ローレベルの出力信号VOUTを出力しているシュミットトリガ回路1は、閾値VTL−(<閾値VTH−)以下の電圧の入力信号VINを受け取っている間、電圧VSSのローレベルの出力信号VOUTを出力し続ける。また、シュミットトリガ回路1は、シュミットトリガ回路1がローレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTL+(<閾値VTH+)以上に上昇すると、電圧VDDIOLのハイレベルの信号を出力し続ける。また、シュミットトリガ回路1は、シュミットトリガ回路1がハイレベルの出力信号VOUTを出力している間に入力信号VINの電圧が閾値VTL−以下に下降すると、電圧VSSのローレベルの信号を出力し続ける。
上記のように、分流回路12および分流回路14がディセーブルの間は、基本シュミットトリガ部11の特性が、シュミットトリガ回路1の特性である。すなわち、分流回路12および分流回路14は、基本シュミットトリガ部11の単独での動作の場合のシュミットトリガ回路1の特性に影響しない。
次に、図7を参照して、シュミットトリガ回路1の具体的な例が記述される。図7に示されるように、基本シュミットトリガ部11は、p型のMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)TP1、TP2、TP3、およびTP4、ならびにn型のMOSFET TN1、TN2、TN3、およびTN4を含む。
トランジスタTP1、TP2、TN2、およびTN1は、この順序で、ノードVDDIOと、ノードVSSとの間に直列に接続されており、インバータ回路を構成する。トランジスタTP1、TP2、TN1、およびTN2は、それぞれのゲートにおいて、入力信号VINを受け取る。トランジスタTP2とトランジスタTN2が接続されているノードは、ノードN1である。
トランジスタTP3は、ノードVDDIOと、トランジスタTP1とトランジスタTP2とが接続されているノードN2との間に接続されている。トランジスタTP3は、ゲートにおいて、出力信号VOUTを受け取り、ノードVDDIOとノードN2との間の分流回路として機能し、オンしている間、ノードVDDIOとノードN2との間に電流経路を形成する。
トランジスタTN3は、トランジスタTN2とトランジスタTN1とが接続されているノードN3と、ノードVSSとの間に接続されている。トランジスタTN3は、ゲートにおいて、出力信号VOUTを受け取り、ノードN3とノードVSSとの間の分流回路として機能し、オンしている間、ノードN3とノードVSSとの間に電流経路を形成する。
トランジスタTP4およびトランジスタTN4は、インバータ回路IV1を構成する。すなわち、トランジスタTP4およびトランジスタTN4は、この順序でノードVDDIOとノードVSSとの間に直列に接続されており、それぞれのゲートにおいてノードN1と接続されている。トランジスタTP4とトランジスタTN4とが接続されているノードは出力信号VOUTを出力する。
分流回路12およびスイッチ回路13は、それぞれ、p型のMOSFET TP11およびTP12を含む。トランジスタTP11は、第1端においてノードVDDIOと接続され、第2端においてトランジスタTP12の第1端と接続されている。トランジスタTP12の第2端は、ノードN2であり、トランジスタTP2を介してノードN1と接続されている。トランジスタTP11はゲートにおいて、出力信号VOUTを受け取る。トランジスタTP12は、ゲートにおいてインバータ回路IV2の出力信号を受け取る。
分流回路14およびスイッチ回路15は、それぞれ、n型のMOSFET TN11およびTN12を含む。トランジスタTN11は、第1端においてノードVSSと接続され、第2端においてトランジスタTN12の第1端と接続されている。トランジスタTN12の第2端は、ノードN3であり、トランジスタTN2を介してノードN1と接続されている。トランジスタTN11はゲートにおいて、出力信号VOUTを受け取る。トランジスタTN12は、ゲートにおいて選択信号VSELを受け取る。
トランジスタTP21およびトランジスタTN21は、インバータ回路IV2を構成する。すなわち、トランジスタTP21およびトランジスタTN21は、この順序でノードVDDIOとノードVSSとの間に直列に接続されており、それぞれのゲートにおいて選択信号VSELを受け取る。トランジスタTP21とトランジスタTN21とが接続されているノードはインバータ回路IV2の出力信号を出力する。
選択信号VSELがローレベルの間は、シュミットトリガ回路1は高電圧モードにある。高電圧モードでは、トランジスタTP12はオフしており、よって、分流回路12(トランジスタTP11)は、出力信号VOUTの論理レベルに関わらずノードVDDIOとノードN2との間の電流経路として機能することができない。同様に、高電圧モードでは、トランジスタTN12はオフしており、よって、分流回路14(トランジスタTN11)は、出力信号VOUTの論理レベルに関わらずノードN3とノードVSSとの間の電流経路として機能することができない。高電圧モードでは、出力信号VOUTの論理レベルに基づいて、トランジスタTP3およびTN3の一方が排他的にオンし、これにより、シュミットトリガ回路1は図6の実線により示される特性を示す。
閾値VTH−およびVTH+は、それぞれ、例えば、トランジスタTP3およびTN3の特性の調整により所望の値に設定されることが可能である。
一方、選択信号VSELがハイレベルの間は、シュミットトリガ回路1は低電圧モードにある。低電圧モードでは、トランジスタTP12はオンしており、よって、分流回路12(トランジスタTP11)は、出力信号VOUTの論理レベルに基づいてノードVDDIOとノードN2との間の電流経路として機能することができる。同様に、低電圧モードでは、トランジスタTN12はオンしており、よって、分流回路14(トランジスタTN11)は、出力信号VOUTの論理レベルに基づいてノードN3とノードVSSとの間の電流経路として機能することができる。低電圧モードでは、出力信号VOUTの論理レベルに基づいて、トランジスタTP3およびTP11の組およびトランジスタTN3およびTN11の組の一方が排他的にオンし、これにより、シュミットトリガ回路1は図6の破線により示される特性を示す。
閾値VTL−は、例えば、トランジスタTP3、TP11、およびTP12の特性の調整により所望の値に設定されることが可能である。閾値VTL+は、例えば、トランジスタTN3、TN11、およびTN12の特性の調整により所望の値に設定されることが可能である。
第1実施形態のシュミットトリガ回路1は、大きさの相違する2つの電源電位VDDIOのいずれにおいても、幅の広いヒステリシス特性で動作することができる。詳細は、以下の通りである。
一般に、シュミットトリガ回路は、差の大きな2つの閾値を有することを求められる。すなわち、ローレベルの入力信号VINがハイレベルに遷移したと判断される境界の閾値と、ハイレベルの入力信号VINがローレベルに遷移したと判断される境界の閾値との差(閾値差)が広いことが好ましい。閾値差が広いことはシュミットトリガ回路の性能の向上に繋がる。一方で、規格などの要因により、閾値が範囲内にあることが求められる。これらの要件が課せられる上で、近時、シュミットトリガ回路が複数の電源電位で動作できることが求められている。この場合、複数の電源電位のいずれでの動作の場合でも、広い閾値差と閾値が範囲内にあることとの両方の要件の充足が望まれる。ところが、要件の充足のためにある電源電位で最適化されたシュミットトリガ回路は、別の電源電位では要件を充足できない場合があり、複数の電源電位の両方で要件を満たせない場合がある。
このような問題が図8に示される。図8は、参照用のシュミットトリガ回路の入力電圧と出力電圧との関係を示す。より具体的には、図8(a)は、高い方の電源電位での動作(高電圧モード)に合せて最適化された場合の、高電圧モードでの特性および低い方の電源電位での動作(低電圧モード)での特性を示す。一方、図8(b)は、低電圧モードに合せて最適化された場合の高電圧モードの特性および低電圧モードの特性を示す。
図8(a)に示されるように、高電圧モードを焦点にした設定(最適化)により、高電圧モードでの2つの閾値VTHa−とVTHa+との差ΔVTHaは広い。しかし、低電圧モードでの2つの閾値VTLa−とVTLa+との差ΔVTLaは狭く、ある規格による要件(例えば、ΔVTLa≧0.1×VDDIO)を満たさない。一方、図7に示されるように、低電圧モードを焦点とした設定により、低電圧モードでの2つの閾値VTLb−とVTLb+との差ΔVTLbは広く、要件(ΔVTLb≧0.1×VDDIO)を満たす。しかし、低電圧モードで広い閾値差ΔVTLbを達成するためにシュミットトリガ回路を設定したことが、高電圧モードでの2つの閾値VTHb−とVTHb+との広い差ΔVTHbに繋がり、閾値VTHb+がある規格のある要件(例えばVTHb+<UL=0.75×VDDIO以下)を満たさない。このように、2つの相違する電源電位で広い閾値差と閾値が上限以下であることの両方の要件を充足できない。
第1実施形態のシュミットトリガ回路1は、半導体装置100への電源電位VDDIOの大きさと関連付けられた選択信号VSELを受け取り、選択信号VSELに応じてディセーブルまたはイネーブルとされる分流回路12および分流回路14を有する。このことは、選択信号VSELの論理レベルにより、シュミットトリガ回路1が互いに相違する特性を有することを可能にする。このため、シュミットトリガ回路1の特性は、相違する複数の大きさのうちのある大きさの電源電位VDDIOでの動作(例えば、低電圧モード)の場合と、別の大きさの電源電位VDDIOでの動作の場合(高電圧モード)とで、独立して設定されることが可能である。このことは、大きさの相違する2つの電源電位の動作のそれぞれにおける設定(最適化)を可能にする。このため、大きさの相違する2つの電源電位の動作のそれぞれにおいて、例えば、広い閾値差と閾値が上限以下であることの両方の要件が充足されることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、シュミットトリガ回路1に入力イネーブル信号が供給される。
図9は、第2実施形態のシュミットトリガ回路1、およびシュミットトリガ回路1を含んだ半導体装置100のレイアウトの例を概略的に示し、第1実施形態の図1に対応する。図9に示されるように、コアロジック部20は、シュミットトリガ回路1に入力イネーブル信号IEを供給する。入力イネーブル信号IEは、例えば1ビットの信号である。シュミットトリガ回路1は、アサートされている入力イネーブル信号IEを受け取っている間、イネーブルとされており、ネゲートされている入力イネーブル信号IEを受け取っている間、ディセーブルとされている。シュミットトリガ回路1は、イネーブルとされている間、図2〜図6を参照して記述されるように動作する。
図10は、第2実施形態のシュミットトリガ回路の具体的な例を示す。図10に示されるように、シュミットトリガ回路1は、n型のMOSFET TN31、TN32、およびTN33、ならびにp型のMOSFET TP31をさらに含む。トランジスタTN31、TN32、TN33、およびTP31は、入力イネーブル信号IEに基づくシュミットトリガ回路1のイネーブルおよびディセーブルを制御する。
トランジスタTN31は、トランジスタTN1とノードVSSとの間に接続されている。トランジスタTN32は、トランジスタTN3とノードVSSとの間に接続されている。トランジスタTN33は、トランジスタTN11とノードVSSとの間に接続されている。トランジスタTN31、TN32、およびTN33は、それぞれのゲートにおいて、入力イネーブル信号IEを受け取る。
トランジスタTP31は、ノードVDDIOとノードN1との間に接続され、ゲートにおいて入力イネーブル信号IEを受け取る。
入力イネーブル信号IEがハイレベルの間、トランジスタTN31、TN32、およびTN33はオンしており、よって、シュミットトリガ回路1はイネーブルとされていて、図2〜図6を参照して記述されるように動作することができる。一方、入力イネーブル信号がローレベルの間、トランジスタTN31、TN32、およびTN33はオフしており、また、トランジスタTP31はオンしている。このため、シュミットトリガ回路1は、入力信号VINの論理レベルによらずにローレベルの出力信号VOUTを出力し続ける。
第2実施形態のシュミットトリガ回路1は、第1実施形態と同じく、半導体装置100への電源電位VDDIOの大きさと関連付けられた選択信号VSELを受け取り、選択信号VSELに応じてディセーブルまたはイネーブルとされる分流回路12および分流回路14を有する。このため、第1実施形態と同じ利点を得られる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第2実施形態と同じく、シュミットトリガ回路1に入力イネーブル信号が供給される。第2実施形態では、シュッミットトリガ回路1の入力イネーブル信号IEに基づくイネーブルおよびディセーブルを制御するための回路は、シュミットトリガ回路1の中のノードVSS側に設けられる。一方、第3実施形態では、入力イネーブル信号IEに基づくイネーブルおよびディセーブルを制御するための回路は、シュミットトリガ回路1の中のノードVDDIO側に設けられる。
第3実施形態では、半導体装置100は、第2実施形態(図9)と同じレイアウトを有し、シュミットトリガ回路1は、入力イネーブル信号IEを受け取る。シュミットトリガ回路1は、イネーブルとされている間、図2〜図6を参照して記述されるように動作する。
図11は、第3実施形態のシュミットトリガ回路の具体的な例を示す。図11に示されるように、シュミットトリガ回路1は、p型のMOSFET TP41、TP42、およびTP43、ならびにn型のMOSFET TN41をさらに含む。トランジスタTP41、TP42、TP43、およびTN41は、入力イネーブル信号IEに基づくシュミットトリガ回路1のイネーブルおよびディセーブルを制御する。
トランジスタTP41は、ノードVDDIOとトランジスタTP1との間に接続されている。トランジスタTP42は、ノードVDDIOとトランジスタTP3との間に接続されている。トランジスタTP43は、ノードVDDIOとトランジスタTP11との間に接続されている。トランジスタTP41、TP42、およびTP43は、それぞれのゲートにおいて、入力イネーブル信号IEを受け取る。
トランジスタTN41は、ノードN1とノードVSSとの間に接続され、ゲートにおいて入力イネーブル信号IEを受け取る。
入力イネーブル信号IEがローレベルの間、トランジスタTP41、TP42、およびTP43はオンしており、よって、シュミットトリガ回路1は、イネーブルとされていて、図2〜図6を参照して記述されるように動作することができる。一方、入力イネーブル信号がハイレベルの間、トランジスタTP41、TP42、およびTP43はオフしており、また、トランジスタTN41はオンしている。このため、シュミットトリガ回路1は、入力信号VINの論理レベルによらずにハイレベルの出力信号VOUTを出力し続ける。
第3実施形態のシュミットトリガ回路1は、第1実施形態と同じく、半導体装置100への電源電位VDDIOの大きさと関連付けられた選択信号VSELを受け取り、選択信号VSELに応じてディセーブルまたはイネーブルとされる分流回路12および分流回路14を有する。このため、第1実施形態と同じ利点を得られる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…半導体装置、20…コアロジック部、30…周辺回路部、1…シュミットトリガ回路、11…基本シュミットトリガ部、12…分流回路、13…スイッチ回路、14…分流回路、15…スイッチ回路、VSEL…選択信号。

Claims (16)

  1. 第1ノードを含み、前記第1ノードの電位に基づく出力信号を出力し、第1論理レベルの前記出力信号を出力している間に第1閾値以上の入力信号を受け取ると第2論理レベルの前記出力信号を出力し、前記第2論理レベルの前記出力信号を出力している間に前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記入力信号を受け取ると前記第1論理レベルの前記出力信号を出力する第1回路と、
    第1端および第2端を含み、前記第1端において第1電位ノードと接続され、前記出力信号の論理レベルに応じて前記第1端と前記第2端との間に電流を流す第2回路と、
    選択信号に基づいて前記第2回路の前記第2端と前記第1ノードとを電気的に接続または切断する第1スイッチと、
    第3端および第4端を含み、前記第3端において前記第1電位ノードより低い電位を有する第2電位ノードと接続され、前記出力信号の論理レベルに応じて前記第3端と前記第4端との間に前記第2回路と排他的に電流を流す第3回路と、
    前記選択信号に基づいて前記第3回路の前記第4端と前記第1ノードとを電気的に接続または切断する第2スイッチと、
    を備えるシュミットトリガ回路。
  2. 前記第2回路は第1導電型の第1トランジスタを備え、
    前記第1トランジスタと前記第1スイッチは、前記第1電位ノードと前記第1ノードとの間に直列に接続され、
    前記第3回路は第2導電型の第2トランジスタを備え、
    前記第2スイッチと前記第2トランジスタとは、前記第1ノードと前記第2電位ノードとの間に直列に接続されている、
    請求項1のシュミットトリガ回路。
  3. 前記第1トランジスタはゲートにおいて前記出力信号を受け取り、
    前記第2トランジスタはゲートにおいて前記出力信号を受け取る、
    請求項2のシュミットトリガ回路。
  4. 前記第1スイッチは、前記第1導電型の第3トランジスタを備え、
    前記第3トランジスタは、ゲートにおいて前記選択信号の論理レベルとは反対の論理レベルの信号を受け取り、
    前記第2スイッチは、前記第2導電型の第4トランジスタを備え、
    前記第4トランジスタは、ゲートにおいて前記選択信号を受け取る、
    請求項3のシュミットトリガ回路。
  5. 前記第1ノードは、第1インバータ回路の入力に接続されており、
    前記第1インバータ回路の出力は、前記出力信号を出力する、
    請求項4のシュミットトリガ回路。
  6. 前記第1回路は、前記入力信号を受け取る第2インバータ回路をさらに含み、
    前記第2インバータ回路の出力は、前記第1ノードと接続されている、
    請求項5のシュミットトリガ回路。
  7. 前記第2インバータ回路は、前記第1導電型の第5トランジスタおよび第6トランジスタ、ならびに前記第2導電型の第7トランジスタおよび第8トランジスタを含み、
    前記第5、第6、第7、および第8トランジスタは、直列に接続され、それぞれのゲートにおいて前記入力信号を受け取り、
    前記第6トランジスタと前記第7トランジスタは、前記第1ノードにおいて互いに接続されている、
    請求項6のシュミットトリガ回路。
  8. 前記第1トランジスタおよび前記第3トランジスタは、前記第1電位ノードと、前記第5トランジスタと前記第6トランジスタとが接続されているノード、との間に直列に接続されており、
    前記第2トランジスタおよび前記第4トランジスタは、前記第7トランジスタと前記第8トランジスタとが接続されているノードと、前記第2電位ノードとの間に直列に接続されている、
    請求項7のシュミットトリガ回路。
  9. 前記第1回路は、
    第5端および第6端を含み、前記第5端において前記第1電位ノードと接続され、前記第1ノードとトランジスタを介して接続された第2ノードと前記第6端において接続され、前記出力信号の論理レベルに応じて前記第5端と前記第6端との間に電流を流す第4回路と、
    第7端および第8端を含み、前記第7端において前記第2電位ノードと接続され、前記第1ノードとトランジスタを介して接続された第3ノードと前記第8端において接続され、前記出力信号の論理レベルに応じて前記第7端と前記第8端との間に前記第4回路と排他的に電流を流す第5回路と、
    を備える、請求項8のシュミットトリガ回路。
  10. 前記第4回路は、前記第1導電型の第9トランジスタを備え、
    前記第9トランジスタは、ゲートにおいて、前記出力信号を受け取り、
    前記第5回路は、前記第2導電型の第10トランジスタを備え、
    前記第10トランジスタは、ゲートにおいて、前記出力信号を受け取る、
    請求項9のシュミットトリガ回路。
  11. 制御信号を受け取り、前記シュミットトリガ回路のイネーブルまたはディセーブルを制御する第6回路をさらに備える、
    請求項10のシュミットトリガ回路。
  12. 前記第6回路は、
    前記第8トランジスタと前記第2電位ノードとの間の前記第2導電型の第11トランジスタと、
    前記第10トランジスタと前記第2電位ノードとの間の前記第2導電型の第12トランジスタと、
    前記第2トランジスタと前記第2電位ノードとの間の前記第2導電型の第13トランジスタと、
    前記第1電位ノードと前記第1ノードとの間の前記第1導電型の第14トランジスタと、
    を備え、
    前記第11、第12、第13、および第14トランジスタは、それぞれのゲートにおいて、前記制御信号を受け取る、
    請求項11のシュミットトリガ回路。
  13. 前記第6回路は、
    前記第1電位ノードと前記第5トランジスタとの間の前記第1導電型の第11トランジスタと、
    前記第1電位ノードと前記第9トランジスタとの間の前記第1導電型の第12トランジスタと、
    前記第1電位ノードと前記第1トランジスタとの間の前記第1導電型の第13トランジスタと、
    前記第1ノードと前記第2電位ノードとの間の前記第2導電型の第14トランジスタと、
    を備え、
    前記第11、第12、第13、および第14トランジスタは、それぞれのゲートにおいて、前記制御信号を受け取る、
    請求項11のシュミットトリガ回路。
  14. 制御信号を受け取り、前記シュミットトリガ回路のイネーブルまたはディセーブルを制御する第4回路をさらに備える、請求項1のシュミットトリガ回路。
  15. 前記第4回路は、
    前記第3回路と前記第2電位ノードとの間の第1導電型の第1トランジスタと、
    前記第1電位ノードと前記第1ノードとの間の第2導電型の第2トランジスタと、
    を備え、
    前記第1および第2トランジスタは、それぞれのゲートにおいて、前記制御信号を受け取る、
    請求項14のシュミットトリガ回路。
  16. 前記第4回路は、
    前記第1電位ノードと前記第2回路との間の第1導電型の第1トランジスタと、
    前記第1ノードと前記第2電位ノードとの間の第2導電型の第2トランジスタと、
    を備え、
    前記第1および第2トランジスタは、それぞれのゲートにおいて、前記制御信号を受け取る、
    請求項14のシュミットトリガ回路。
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