JP2019047095A - 発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置 - Google Patents

発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】調光機能付き定電流LEDドライバにおける発光の狭パルス化に寄与する発光素子駆動装置を提供する。【解決手段】LEDドライバ1は、LEDから成る発光部LLに定電流を供給するための定電流回路CCと、発光部及び定電流回路間に直列に挿入された主トランジスタM1と、定電流回路及び主トランジスタ間のノードNDに接続された副トランジスタM2と、制御回路10とを備え、外部回路2からの輝度設定信号に基づき主トランジスタをパルス駆動させて発光部をパルス発光させる。制御回路は、主トランジスタをターンオンする前に副トランジスタをオンにして副トランジスタ経由で定電流回路に電流を流し、主トランジスタをターンオンすると同時に副トランジスタをターンオフする。【選択図】図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)等の発光素子を駆動する発光素子駆動装置、並びに、それに関わる半導体装置、発光装置及び液晶表示装置に関する。
図14に、調光機能付きの定電流LEDドライバの概略的な回路構成を示す。図14のLEDドライバ900は、定電流回路901及びトランジスタ(電界効果トランジスタ)902を備えた電子部品であり、1以上のLEDなら成る発光部910と定電流回路901との間にトランジスタ902が配置されるよう、LEDドライバ900と発光部910が接続される。LEDドライバ900に内包される制御回路(不図示)は、トランジスタ902にPWM信号(パルス幅変調信号)を供給することでトランジスタ902をパルス駆動する。これによって、発光部910がパルス発光し、パルス幅を調整することで発光部910の発光輝度を調整することができる。
発光部910において数10個のLEDを直列接続するアプリケーションもあり、そのような場合には、LEDドライバ900に高耐圧が要求される。
特開2009−188135号公報
図15に、トランジスタ902のオン、オフの波形と、発光部910及びトランジスタ902を介して定電流回路901に流れる電流Iの波形を示す。トランジスタ902がオンであるときにのみ、定電流回路901に電流Iが流れて発光部910が発光することになるが、定電流回路901の電流値は、トランジスタ902のターンオンと同時に所定の定電流値に安定化する訳ではなく、回路動作安定に必要な安定時間が経過するまでの電流波形において波形なまりやオーバーシュートが発生する。このため、発光の挟パルス化には限度がある。パルス幅を相応に狭めると、波形なまりやオーバーシュートの影響が大きく、トランジスタ902のオン時間に相当するパルス幅だけ定電流を発光部910に流すことにならないからである。
発光のパルス幅の調整範囲が広がるほど、調光の幅が広がる。このため、発光の挟パルス化を可能とする方法の提案が切望される。
そこで本発明は、発光の挟パルス化に寄与する発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光素子駆動装置は、電流供給により発光する1以上の発光素子から成る発光部に定電流を供給するための定電流回路と、前記発光部と前記定電流回路との間に直列に挿入される主スイッチング素子と、を備え、前記主スイッチング素子をパルス駆動することで前記発光部をパルス発光させる発光素子駆動装置において、前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記定電流回路に前記定電流を流すための回路を設けたことを特徴とする。
具体的には例えば、前記発光素子駆動装置は、前記主スイッチング素子と前記定電流回路との間のノードに接続された副スイッチング素子と、前記主スイッチング素子及び前記副スイッチング素子を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記副スイッチング素子をオンとすることで前記副スイッチング素子を介して前記定電流回路に前記定電流を流し、前記主スイッチング素子をターンオンする際に前記副スイッチング素子をターンオフすると良い。
更に具体的には例えば、前記発光素子駆動装置において、前記制御回路は、前記主スイッチング素子を周期的にパルス駆動して、各周期における前記主スイッチング素子のオン時間の制御により前記発光部の発光輝度を制御し、各周期において、前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記副スイッチング素子をオンとすることで前記副スイッチング素子を介して前記定電流回路に前記定電流を流し、前記主スイッチング素子をターンオンする際に前記副スイッチング素子をターンオフし、その後、前記オン時間が経過すると前記主スイッチング素子をターンオフすると良い。
また具体的には例えば、前記発光素子駆動装置において、イネーブル信号を受けるためのイネーブル端子が更に設けられていても良く、1つの周期にて前記主スイッチング素子をターンオフした後、次の周期に至るまでの期間の全部又は一部において、前記イネーブル信号に基づき、前記定電流回路の動作を停止させることが可能であっても良い。
また具体的には例えば、前記発光素子駆動装置において、設定信号を受けるための設定端子が更に設けられていても良く、前記制御回路は、前記設定信号に基づいて前記オン時間を設定できて良い。
また例えば、前記発光素子駆動装置において、前記定電流回路、前記主スイッチング素子及び前記副スイッチング素子から成るブロックが複数設けられていても良い。
或いは例えば、前記発光素子駆動装置において、前記定電流回路及び前記主スイッチング素子から成るブロックが複数設けられていても良く、前記ブロックごとに、前記主スイッチング素子をパルス駆動することで当該ブロックに対応する発光部をパルス発光させることが可能であり、各ブロックの前記ノードは前記副スイッチング素子に共通接続され、前記副スイッチング素子は、各ブロックにおいて前記主スイッチング素子のターンオン前に前記定電流回路に前記定電流を流すための素子として、前記複数のブロック間で兼用されても良い。
具体的には例えば、前記発光部は、1以上の発光ダイオードから成る。
本発明に係る半導体装置は、前記発光素子駆動装置を形成する半導体装置であって、前記発光素子駆動装置を、集積回路を用いて形成したことを特徴とする。
本発明に係る発光装置は、発光部と、前記発光部をパルス発光させる、前記発光素子駆動装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの光源として前記発光装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、発光の挟パルス化に寄与する発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るLEDドライバの回路構成図である。 本発明の実施形態に係るLEDドライバの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係り、LEDドライバに関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す図である。 発光に関わる波形の例を示す図である。 本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、LEDドライバに関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す図である。 本発明の実施形態に属する第2実施例に係り、LEDドライバに関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す図である。 本発明の実施形態に属する第3実施例に係り、制御信号とトランジスタ制御との関係の例を示す図である。 本発明の実施形態に属する第3実施例に係り、制御信号とトランジスタ制御との関係の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に属する第4実施例に係り、LEDドライバの回路構成図である。 本発明の実施形態に属する第5実施例に係り、LEDドライバの回路構成図である。 本発明の実施形態に属する第6実施例に係る液晶表示装置の外観図である。 本発明の実施形態に属する第6実施例に係り、液晶表示装置の概略的な回路構成図である。 本発明の実施形態に属する第6実施例に係り、垂直及び水平同期信号を示す図である。 従来のLEDドライバの回路構成図である。 従来のLEDドライバの動作及び電流波形を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
図1に、本発明の実施形態に係るLEDドライバ1の回路構成図を示す。LEDドライバ1は、主トランジスタM1、副トランジスタM2、定電流回路CC、出力端子OUT及び制御回路10を備え、出力端子OUTに対して発光部LLが接続される。発光部LLを例えば液晶表示パネルの光源として利用することができる。
図2に示す如く、LEDドライバ1は、半導体集積回路を、樹脂にて構成された筐体(パッケージ)内に封入することで形成された電子部品であって良い。即ち、主トランジスタM1、副トランジスタM2、定電流回路CC及び制御回路10を半導体集積回路の形態で形成することができる。LEDドライバ1と発光部LLとで発光装置が形成される。或いは、LEDドライバ1及び発光部LLと後述の外部回路2とで発光装置が形成されると考えても良い。以下、主トランジスタM1は単にトランジスタM1と称されることもある。副トランジスタM2についても同様である。
発光部LLは、電流供給により発光する1以上の発光素子から成る。具体的には、発光部LLは、互いに直列接続された複数のLED(発光ダイオード)から成るものとする。発光部LLを形成する複数のLEDの内、最も高電位側に配置されたLEDのアノードに電圧VDDが印加されると共に、最も低電位側に配置されたLEDのカソードに出力端子OUTが接続され、複数のLEDの順方向は、全て、電圧VDDが加わる部分から出力端子OUTに向かう方向と一致している。尚、発光部LLは1つのLEDにて構成されていても構わない。この場合、発光部LLを形成する1つのLEDのアノードに対して電圧VDDが印加され且つ当該1つのLEDのカソードに出力端子OUTが接続される。
主トランジスタM1及び副トランジスタM2の夫々は、Nチャネル型のMOSFET(MOS電界効果トランジスタ;metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)として構成されている。主トランジスタM1のドレインは出力端子OUTに接続され、副トランジスタM2のドレインは電圧入力端子PINに接続される。LEDドライバ1の外部に設けられた電源回路(図1において不図示)から電圧入力端子PINに対し電圧VCCが供給される。
電圧VDD及びVCCは正の直流電圧であり、ここでは、電圧VDDの方が電圧VCCよりも高いものとする。例えば、電圧VDDは24V〜60V(ボルト)の範囲内の電圧であり、電源VCCは10V〜20V(ボルト)の範囲内の電圧である。但し、電圧VDDと電圧VCCは互いに同じ電圧値を有していても良いし(この場合、電圧VDDと電圧VCCは同じものであると言える)、電圧VCCの方が電圧VDDよりも高いことも有り得て良い。LEDドライバ1に設けられた、定電流回路CC及び制御回路10を含む各回路は、供給された電圧VCCを用いて駆動する。
主トランジスタM1及び副トランジスタM2のソースは、ノードNDにて互いに共通接続され、且つ、定電流回路CCの電流シンク部に接続される。定電流回路CCは、電流シンク部から0Vの基準電位に固定されたグランドに向けて、所定の定電流値ICONSTを有する定電流を流す回路である。但し、定電流回路CCに流れる電流はトランジスタM1及びM2の何れかを介して供給されるため、トランジスタM1及びM2の双方がオフであるとき、定電流回路CCに電流は流れない。
定電流回路CCに流れる電流(より具体的にはノードNDから定電流回路CCを介してグランドに流れる電流)を記号ICCにて表し、トランジスタM1、M2に流れる電流(ドレイン電流)を、夫々、記号IM1、IM2にて表す。トランジスタM1又はM2がオンであるとき、定電流値ICONSTを有する電流ICCが流れ、トランジスタM1及びM2がオフであるとき、電流ICCはゼロとなる。
制御回路10は、制御信号CNT1及びCNT2を生成し、制御信号CNT1及びCNT2に基づく電圧信号をトランジスタM1及びM2のゲートに供給することでトランジスタM1及びM2の状態を個別に制御する。ここでは、制御信号CNT1そのものがトランジスタM1のゲートに供給され、制御信号CNT2そのものがトランジスタM2のゲートに供給されるものとする。制御信号CNT1及びCNT2の信号レベルは、夫々に、ローレベル及びローレベルよりも高い電位のハイレベルの何れかをとる。主トランジスタM1のゲートにハイレベル、ローレベルの電圧信号が供給されているとき、主トランジスタM1の状態は、夫々、オン、オフである。同様に、副トランジスタM2のゲートにハイレベル、ローレベルの電圧信号が供給されているとき、副トランジスタM2の状態は、夫々、オン、オフである。
図1では、定電流値ICONSTが可変であることが想定されており、LEDドライバ1に、定電流値ICONSTを設定するための電流値設定端子ISETが設けられている。電流値設定端子ISETに加わる信号に応じて定電流値ICONSTが可変設定されて良い。或いは、電流値設定端子ISET及びグランド間に接続される抵抗(不図示)の抵抗値に応じて定電流値ICONSTが設定されるようにしておいても良い。尚、LEDドライバ1から電流値設定端子ISETを削除しても良い。この場合、LEDドライバ1内に内蔵された定電流値設定用抵抗(不図示)の抵抗値に応じて定電流値ICONSTが設定される。定電流値設定用抵抗の抵抗値は固定されていても良いし、後述の輝度設定端子YSETにて受けた信号に基づき可変設定されても良い。
LEDドライバ1には、グランド端子GNDが設けられ、また、イネーブル信号を受けるためのイネーブル端子EN及び輝度設定信号を受けるための輝度設定端子YSETが設けられていて良い。輝度設定端子YSET及びイネーブル端子ENを、LEDドライバ1の外部に設けられた任意の回路である外部回路2に接続しておくことができる。図1では、輝度設定端子YSETが2以上の端子から構成されることを想定しているが、1つの端子にて輝度設定端子YSETが構成されることもあり得る。グランド端子GNDはグランドに接続される。イネーブル信号及び輝度設定信号の機能については後述する。端子OUT、PIN、ISET、GND、YSET及びENは、LEDドライバ1の筐体(パッケージ)から突出する金属端子であり、ワイヤボンディングにより、当該筐体内に形成される半導体集積回路に接続される。
LEDドライバ1(具体的には制御回路10)は、主トランジスタM1をパルス駆動することで発光部LLをパルス発光させることができる。主トランジスタM1のパルス駆動による発光部LLのパルス発光は周期的に行われるもので無くても良いが、ここでは、LEDドライバ1(具体的には制御回路10)は、主トランジスタM1を周期的にパルス駆動することで発光部LLを周期的にパルス発光させるものとする。この際、LEDドライバ1(具体的には制御回路10)は、パルス幅変調を利用して、各周期における主トランジスタM1のオン時間を制御し、これによって発光部LLの発光輝度(1周期における平均発光輝度)を制御することができる。
図3に、LEDドライバ1に関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す。主トランジスタM1を周期的にパルス駆動する際の1周期に相当する期間を単位期間と称する。ここでは、説明の具体化のため、或る1つの単位期間を特に単位期間PPと称して注目する。単位期間PPは、タイミングT1からタイミングT4までの期間であるとする。つまり、タイミングT1は単位期間PPの開始タイミングであり、タイミングT4は単位期間PPの終了タイミングである。単位期間PPの終了タイミングT4は、単位期間PPの次の単位期間の開始タイミングと一致する。タイミングT1の後に、タイミングT2、T3、T4が、この順番で順次訪れる。
単位期間PPの直前においては制御信号CNT1及びCNT2が共にローレベルとされていてトランジスタM1及びM2は共にオフとなっており、電流ICC、IM1及びIM2は全てゼロとなっている。タイミングT1及びT2間では、制御信号CNT1がローレベル且つ制御信号CNT2がハイレベルであるため主トランジスタM1はオフ且つ副トランジスタM2はオンであり、タイミングT2及びT3間では、制御信号CNT1がハイレベル且つ制御信号CNT2がローレベルであるため主トランジスタM1はオン且つ副トランジスタM2はオフであり、タイミングT3及びT4間では、制御信号CNT1及びCNT2が共にローレベルであるためトランジスタM1及びM2は共にオフである。タイミングT1及びT2間の時間は副トランジスタM2のオン時間である副オン時間TON2に相当し、タイミングT2及びT3間の時間は主トランジスタM1のオン時間である主オン時間TON1に相当する。以下、より詳細に説明する。
タイミングT1では、制御信号CNT1及びCNT2の内、制御信号CNT2のみがローレベルからハイレベルに切り替えられ、結果、トランジスタM1及びM2の内、副トランジスタM2のみがターンオンする(このとき、主トランジスタM1はオフのまま維持される)。そうすると、タイミングT1を起点として、副トランジスタM2を介し定電流回路CCに電流が流れ始める。タイミングT1の直後においては、副トランジスタM2及び定電流回路CCが過渡状態にあり、電流IM2及びICCの電流値が定電流値ICONSTから若干相違し得るが、タイミングT2に至る前に安定状態となって電流IM2及びICCの電流値は定電流値ICONSTと一致するようになる。尚、周知の如く、トランジスタのターンオンとは、トランジスタの状態がオフからオンに切り替わることを意味する。逆に、トランジスタのターンオフとは、トランジスタの状態がオンからオフに切り替わることを意味する。
タイミングT1から副オン時間TON2に相当する所定時間が経過したタイミングT2において、制御回路10は、制御信号CNT2をハイレベルからローレベルに切り替えると同時に制御信号CNT1をローレベルからハイレベルに切り替える。これにより、タイミングT2において、副トランジスタM2がターンオフし、これと同時に主トランジスタM1がターンオンする。換言すれば、タイミングT2において、主トランジスタM1のターンオンに同期して副トランジスタM2がターンオフする。そうすると、定電流回路CCに流れる電流の電路が、副トランジスタM2を経由する電路から主トランジスタM1を経由する電路に切り替わる。この切り替わりによって電流ICCの電流値は定電流値ICONSTから変化しない。タイミングT2からタイミングT3までは、トランジスタM1及びM2の内、定電流値ICONSTの電流ICCが主トランジスタM1を経由して流れるため、発光部LLにも定電流値ICONSTの電流が流れて発光部LLが発光する。
タイミングT2から主オン時間TON1が経過したタイミングT3において、制御回路10は、制御信号CNT2をローレベルに維持したまま制御信号CNT1をハイレベルからローレベルに切り替える。これにより、主トランジスタM1がターンオフするため発光部LLの発光が停止する。タイミングT3からタイミングT4までの期間では、制御信号CNT1及びCNT2がローレベルに維持されているのでトランジスタM1及びM2はオフに維持される。
上述の説明から理解されるように、過渡状態を無視すれば、タイミングT1及びT2間において、電流IM2及びICCの電流値は定電流値ICONSTと一致する一方で電流IM1はゼロとなり、タイミングT2及びT3間において、電流IM1及びICCの電流値は定電流値ICONSTと一致する一方で電流IM2はゼロとなる。そして、単位期間PPでは、タイミングT2及びT3間においてのみ、定電流値ICONSTによる電流が発光部LLに流れて発光部LLが発光する。説明の具体化のため、1つの単位期間である単位期間PPに注目したが、他の単位期間においても単位期間PPと同様の動作が実現される。
このように、LEDドライバ1では、各周期において(即ち各単位期間において)、主トランジスタM1をターンオンする前に副トランジスタM2をオンとすることで副トランジスタM2を介して定電流回路CCに電流(定電流値ICONSTによる電流)を流し、主トランジスタM1をターンオンする際に副トランジスタM2をターンオフする。より具体的には、主トランジスタM1のターンオンと同時に(換言すれば当該ターンオンに同期して)副トランジスタM2をターンオフする。そして、主トランジスタM1をターンオンしてから主オン時間TON1が経過すると主トランジスタM1をターンオフする。尚、同時とは、完全に同時であることを意味するだけでなく、若干の時間幅を有する概念であると解されるべきである。
LEDドライバ1によれば、定電流回路CCの動作が既に安定している状態で主トランジスタM1をターンオンすることができるため、発光の挟パルス化を実現することが可能となる。
これについて説明を加える。上述したように、図14のLEDドライバ900において、定電流回路901の電流値は、トランジスタ902のターンオンと同時に所定の定電流値に安定化する訳ではなく、回路動作安定に必要な安定時間が経過するまでの電流波形において波形なまりやオーバーシュートが発生する(図15参照)。このため、LEDドライバ900において発光の挟パルス化には限度がある。特に、発光部910において数10個のLEDを直列接続するようなアプリケーションや、大きな電流を流す必要のあるアプリケーションでは、上記安定時間が増加する傾向にあり、挟パルス化がより難しくなる。
従来の低耐圧のLEDドライバにおいて、10〜100ns(ナノ秒)程度のパルス幅によるパルス駆動は実現されていたが、電流値は50mA(ミリアンペア)以下に限定されていた。それであっても、LEDディスプレーパネルやサイネージ等のLED光が直接放射されるアプリケーションでは問題が少なかったが、液晶表示パネルのバックライトに使用するには電流値が不足しがちであり、液晶表示パネルのバックライトには100mA以上の定電流が必要であることが多い。そのような定電流をLEDに流す時間を調節することで画面の明るさを変える階調動作が知られているが、図14のLEDドライバ900で、挟パルス化を可能とする高速応答を実現することは難しい。
例えば、図14のLEDドライバ900において定電流回路901の定電流値を100mA以上に設定した場合、発光のパルス幅は500ns程度までしか狭めることができない(それ以上、狭めると、波形なまりやオーバーシュートの影響が顕著になる)。このため、画面の明るさを最低にするには、図4に示す如く、500nsだけ発光させた後に所定の消灯時間(例えば1ms)だけ非発光とする操作が繰り返される。消灯時間を増大させれば(例えば10msに増大させれば)、画面の明るさを更に低減することも可能であるが、消灯時間を大きくしすぎると画面がちらついて見えるようになるため、消灯時間の増大にも限度がある。また例えば、消灯時間を1ms且つ発光時間を500nsとした状態で定電流値を下げたならば、ちらつきなく画面の明るさを暗くすることができるが、LEDの発光による色みが変わってしまう。
仮に例えば、定電流値を100mA以上に設定したとしても、発光のパルス幅を50nsにまで狭めることができれば、ちらつきを発生させることなく、画面の明るさを1/10まで低減することができる。即ち、階調調整の幅を広げることが可能となる。
本実施形態に係るLEDドライバ1では、定電流回路CCの動作が既に安定している状態で主トランジスタM1をターンオンさせることができるため、定電流回路CCの定電流値ICONSTに関わらず発光の挟パルス化が可能であり、これは、高耐圧が必要であっても変わりは無い。つまり、本実施形態によれば、定電流の値及び出力電圧の値(出力端子OUTでの電圧値)に依存することなく挟パルス定電流駆動が可能となり、高出力電流、高耐圧及び高速応答を兼ね備えたLEDドライバを提供できる。
輝度設定端子YSETに供給されるべき輝度設定信号について説明する。輝度設定信号は外部回路2より供給される信号であり、制御回路10は輝度設定信号に基づいて各単位期間における主オン時間TON1を決定する。即ち、制御回路10は、輝度設定信号に基づき、主オン時間TON1の長さを複数段階に調整可能である。単位期間の長さが固定されているとすれば、輝度設定信号により、単位期間の長さに対する発光部LLの発光期間の長さ(即ち主オン時間TON1)の比が決定されることになる。例えば、輝度設定端子YSETによりSPI(Serial Peripheral Interface)が形成され、SPIによる通信を通じて輝度設定端子YSETに輝度設定信号が供給される。但し、主オン時間TON1の長さを指定できる限り、輝度設定信号及び輝度設定端子YSETの形態は任意である。
副オン時間TON2は、予め定められた固定時間長を有していて良く、定電流回路CCの動作の安定化に必要な時間を考慮して定められていると良い。図14のLEDドライバ900において、定電流回路901の応答が高速化すればするほど発光の挟パルス化に有利である。しかしながら、定電流回路901の応答の高速化は、定電流回路901の回路規模の増大を招く。本実施形態のLEDドライバ1では、定電流回路の高速応答が要求されないため、定電流回路の回路規模の低減にも有利であり、1μs(マイクロ秒)〜数μs程度の安定時間を必要とするような低速応答の定電流回路も利用可能である。
尚、主トランジスタM1は、電圧VDDの大きさ及び発光部LLの構成に応じた耐圧(低耐圧〜高耐圧)を有している。副トランジスタM2の耐圧は低耐圧であって良い。主トランジスタM1の耐圧と副トランジスタM2の耐圧は互いに異なっていて良いが、互いに一致していても良い。
上述したLEDドライバ1及びLEDドライバ1の周辺回路の構成及び動作等を、便宜上、基本実施例と称する。以下、複数の実施例の中で、LEDドライバ1及びLEDドライバ1の周辺回路に関する応用技術及び変形技術などを説明する。特に記述無き限り且つ矛盾無き限り、基本実施例に記載の事項が後述の各実施例に適用され、各実施例において基本実施例と矛盾する事項については、各実施例での記載が優先される。また矛盾無き限り、以下に述べる複数の実施例の内、任意の実施例に記載した事項を、他の任意の実施例に適用することもできる(即ち複数の実施例の内の任意の2以上の実施例を組み合わせることも可能である)。
<<第1実施例>>
第1実施例を説明する。イネーブル信号は、外部回路2から供給される信号である。イネーブル信号は“0”又は“1”の論理値を有するデジタル信号である。イネーブル信号が“1”の論理値を有するとき、基本実施例にて上述したLEDドライバ1内の各種動作が実現されるが(基本実施例ではイネーブル信号の論理値が“1”に維持されていることが想定されている)、イネーブル信号が“0”の論理値を有するとき、LEDドライバ1内の特定の回路の動作が停止する。つまり、“0”の論理値を有するイネーブル信号は、特定の回路の動作を停止させることを指示する信号であり、“1”の論理値を有するイネーブル信号は、特定の回路を動作させることを指示する信号(特定の回路の動作を停止させることを指示しない信号)であると言える。特定の回路は、少なくとも定電流回路CCを含む。
トランジスタM1及びM2の双方がオフであっても、イネーブル信号の論理値が“1”となっていて定電流回路CCの動作が停止していなければ、定電流回路CC内に一定のバイアス電流が流れて定電流回路CCにて相応の電力消費がある。イネーブル信号の論理値が“0”となっていて定電流回路CCの動作が停止していると、トランジスタM1及びM2の状態に関わらず、定電流回路CCには電流が流れず、定電流回路CCでの消費電力はゼロ又は実質的にゼロとなる。つまり、トランジスタM1及びM2の状態に関わらず、定電流回路CCの消費電力は、イネーブル信号の論理値が“1”であるときの方が “0”であるときよりも大きい。
図5に、第1実施例の、LEDドライバ1に関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す。図5は、図3を基準として、イネーブル信号の信号波形が追加されている。ここでは、イネーブル信号のレベルがハイレベル、ローレベルであるときに、夫々、イネーブル信号が“1”、“0”の論理値を有するものとする。
各単位期間では、トランジスタM1及びM2の双方がオフとされている期間の全部又は一部において、イネーブル信号のローレベルとし、それ以外の期間において、イネーブル信号のハイレベルとすることができる。これにより、発光部LLに電流を流す必要のない期間中における、LEDドライバ1の省電力化が図られる。図5の例では、単位期間PPにおいて、タイミングT3からタイミングT4より所定時間だけ前のタイミングまでの期間中のみイネーブル信号がローレベルとされている(他の単位期間も同様)。それ以外の信号波形は、基本実施例で示したものと同様である。
尚、上記特定の回路に制御回路10が更に含まれていても良い。但し、制御信号CNT1及びCNT2が加わる配線は抵抗を介してグランドに接続されているものとし、制御回路10の動作が停止しているとき、制御信号CNT1及びCNT2はローレベルに固定されるものとする。
<<第2実施例>>
第2実施例を説明する。イネーブル信号を利用すれば副トランジスタM2のオン/オフタイミング制御を図3及び図5のそれと異ならせることができるが、その場合でも、副トランジスタM2を介して定電流ICCを流した後、主トランジスタM1を介して定電流ICCを流すという手順が守られる限り、安定した高速応答が可能である。
図6に、第2実施例の、LEDドライバ1に関わる各部の電圧波形及び電流波形を示す。図6の例では、図3を参照して上述したものとの比較において、イネーブル信号の信号波形が追加されていて且つ制御信号CNT2の波形が変形されている(それ以外の信号波形は、基本実施例で示したものと同様である)。
即ち、図6の例では、単位期間PPにおいて、イネーブル信号はタイミングT1及びT3間でハイレベルとされ且つタイミングT3及びT4間でローレベルとされ、制御信号CNT2はタイミングT1及びT2間とタイミングT3及びT4間でハイレベルとされ且つタイミングT2及びT3間でローレベルとされる。結果、タイミングT1及びT2間だけでなくタイミングT3及びT4間においても副トランジスタM2がオンとなるが、タイミングT3及びT4間ではローレベルのイネーブル信号により定電流回路CCの動作が停止しているため、タイミングT3及びT4間において副トランジスタM2及び定電流回路CCに電流は流れない。
第1及び第2実施例に共通して言えることであるが、外部回路2は、単位期間PPにおいて、主トランジスタM1がタイミングT3にてターンオフされた後、タイミングT3及びT4間の期間の全部又は一部において、ローレベルのイネーブル信号をイネーブル端子ENに供給して良い。単位期間PPに限らず一般化して表現すると、1つの単位期間において(1つの周期において)、主トランジスタM1がターンオフされた後、次の単位期間(次の周期)に至るまでの期間の全部又は一部において、外部回路2は、ローレベルのイネーブル信号をイネーブル端子ENに供給して良く、イネーブル信号がローレベルとなっている期間では、LEDドライバ1は定電流回路CCの動作を停止させることになる。
<<第3実施例>>
第3実施例を説明する。第3実施例を含む以下の説明では、特に記述無き限り、イネーブル信号の論理値は“1”に維持されてものとする。
制御信号CNT1及びCNT2を夫々直接にトランジスタM1及びM2のゲートに供給する形態では、定電流を流す電路を副トランジスタM2を経由する電路から主トランジスタM1を経由する電路に切り替える際に(図3のタイミングT2近辺において)、トランジスタM1及びM2の双方がオフする期間又はオンする期間が僅かであっても発生する可能性が残存する。この可能性の低減を図るべく、以下の第1〜第2変形制御例を採用しても良い。
図7(a)に第1変形制御例を示す。第1変形制御例において、制御回路10は、単位期間PPにて、タイミングT1及びT3間においてのみハイレベルとなる制御信号CNT2と、タイミングT2及びT3間においてのみハイレベルとなる制御信号CNT1とを生成し、制御信号CNT1を主トランジスタM1のゲートに直接供給する一方で、制御信号CNT1及びCNT2に基づく制御信号CNT2aを副トランジスタM2のゲートに供給する。この際、副トランジスタM2がタイミングT1及びT2間においてのみオンとなるように制御信号CNT1及びCNT2から制御信号CNT2aを生成する論理回路を設ける。尚、第1変形制御例において、制御信号CNT2がハイレベルからローレベルに切り替わるタイミングは、タイミングT2よりも後であって且つタイミングT3より前のタイミングまでであっても良い(図7(b)参照)。説明の具体化のため、1つの単位期間である単位期間PPに注目したが、他の単位期間においても単位期間PPと同様の動作が実現される。
即ち、第1変形制御例に係る制御回路10は、各単位期間において(即ち各周期において)、主オン時間PON1分のパルス幅を有した第1制御信号(CNT1;図7(a)及び(b))を主トランジスタM1のゲートに供給することで主トランジスタM1を主オン時間PON1だけオンとし(単位期間PPについて言えばタイミングT2及びT3間でのみオンとし)、一方、副オン時間PON2よりも長い時間であって且つ副オン時間PON2及び主オン時間PON1の合計時間以下の時間分のパルス幅を有した第2制御信号(CNT2;図7(a)又は(b))を生成し、それら第1制御信号及び第2制御信号に基づく制御信号(CNT2a)を副トランジスタM2のゲートに供給することで副トランジスタM2を制御する(単位期間PPについて言えばタイミングT1及びT2間でのみオンとする)。
図8に第2変形制御例を示す。第2変形制御例において、制御回路10は、単位期間PPにて、タイミングT1及びT3間においてのみハイレベルとなる制御信号CNT2と、タイミングT2及びT3間においてのみハイレベルとなる制御信号CNT1とを生成し、制御信号CNT1及びCNT2に基づく制御信号CNT1bを主トランジスタM1のゲートに供給する一方で、制御信号CNT1及びCNT2に基づく制御信号CNT2bを副トランジスタM2のゲートに供給する。この際、副トランジスタM2がタイミングT1及びT2間においてのみオンとなるように制御信号CNT1及びCNT2から制御信号CNT2bを生成する論理回路を設けると共に、主トランジスタM1がタイミングT2及びT3間においてのみオンとなるように制御信号CNT1及びCNT2から制御信号CNT1bを生成する論理回路を設ける。説明の具体化のため、1つの単位期間である単位期間PPに注目したが、他の単位期間においても単位期間PPと同様の動作が実現される。
即ち、第2変形制御例に係る制御回路10は、各単位期間において(即ち各周期において)、主オン時間PON1分のパルス幅を有した第1制御信号(CNT1;図8)と、副オン時間PON2及び主オン時間PON1の合計時間分のパルス幅を有した第2制御信号(CNT2;図8)を生成し、第1制御信号及び第2制御信号に基づく制御信号(CNT2b)を副トランジスタM2のゲートに供給することで副トランジスタM2を制御する(単位期間PPについて言えばタイミングT1及びT2間でのみオンとする)と共に、第1制御信号及び第2制御信号に基づく他の制御信号(CNT1b)を主トランジスタM1のゲートに供給することで主トランジスタM1を制御する(単位期間PPについて言えばタイミングT2及びT3間でのみオンとする)。
<<第4実施例>>
第4実施例を説明する。図9に示す如く、LEDドライバ1に、定電流回路CC、主トランジスタM1、副トランジスタM2及び出力端子OUTから成る単位ブロックUAを複数設けておいても良い。図9では、単位ブロックUAの個数は2つであるが、その個数は3以上でありうる。単位ブロックUAごとに出力端子OUTに対し発光部LLが接続される。つまり、第4実施例に係るLEDドライバ1は、単位ブロックUAごとに、当該単位ブロックUA内の主トランジスタM1をパルス駆動することで当該単位ブロックUAに接続された発光部LLをパルス発光させることができる。より具体的には例えば、第4実施例に係るLEDドライバ1は、単位ブロックUAごとに、当該単位ブロックUA内の主トランジスタM1を周期的にパルス駆動することで当該単位ブロックUAに接続された発光部LLを周期的にパルス発光させることができる。
各単位ブロックUAにおける定電流回路CC、主トランジスタM1、副トランジスタM2及び出力端子OUTと発光部LLとの接続関係は、基本実施例で示したものと同様であって、且つ、それらの接続関係は複数の単位ブロックUA間で共通である。また、各単位ブロックUAにおける定電流回路CC、主トランジスタM1及び副トランジスタM2の動作は、基本実施形態及び第1〜第3実施例の何れかに示した定電流回路CC、主トランジスタM1及び副トランジスタM2の動作と同様であり、各単位ブロックUAの各動作が制御回路10により制御される。
第4実施例に係る制御回路10は、輝度設定信号に基づき、単位ブロックUAごとに主オン時間TON1を設定できても良い。また、電流値設定端子ISETを複数設けるなどして、単位ブロックUAごとに定電流値ICONSTを設定可能としても良い。或いは、LEDドライバ1に設けられる複数の単位ブロックUAを複数のグループに分け、制御回路10は、輝度設定信号に基づき、グループごとに主オン時間TON1を設定できても良い。同様に、グループごとに定電流値ICONSTが設定可能であっても良い。各グループには1以上の単位ブロックUAが属する。
また、主トランジスタM1がオンとなっている期間は、複数の単位ブロックUA間で互い一致していても良いし、複数の単位ブロックUA間で部分的に重複していても良いし、複数の単位ブロックUA間で互い相違していても良い。即ち、第1の単位ブロックUA中の主トランジスタM1がオンとなっている期間と、第2の単位ブロックUA中の主トランジスタM1がオンとなっている期間とは、互いに一致していても良いし、部分的に重複していても良いし、互いに分離していても良い。何れにせよ、副オン時間TON2は複数の単位ブロックUA間で共通であって良い。
<<第5実施例>>
第5実施例を説明する。図10に示す如く、LEDドライバ1に、1つの副トランジスタM2に対応付けて、定電流回路CC、主トランジスタM1及び出力端子OUTから成る単位ブロックUBを複数設けておいても良い。図10では、単位ブロックUBの個数は2つであるが、その個数は3以上でありうる。単位ブロックUBごとに出力端子OUTに対し発光部LLが接続される。つまり、第5実施例に係るLEDドライバ1は、単位ブロックUBごとに、当該単位ブロックUB内の主トランジスタM1をパルス駆動することで当該単位ブロックUBに接続された発光部LLをパルス発光させることができる。より具体的には例えば、第5実施例に係るLEDドライバ1は、単位ブロックUBごとに、当該単位ブロックUB内の主トランジスタM1を周期的にパルス駆動することで当該単位ブロックUBに接続された発光部LLを周期的にパルス発光させることができる。
各単位ブロックUBにおける定電流回路CC、主トランジスタM1及び出力端子OUTと発光部LLとの接続関係は、基本実施例で示したものと同様であって、且つ、それらの接続関係は複数の単位ブロックUB間で共通である。また、各単位ブロックUBにおける定電流回路CC及び主トランジスタM1の動作は、基本実施形態及び第1〜第3実施例の何れかに示した定電流回路CC及び主トランジスタM1の動作と同様であり、各単位ブロックUBの各動作が制御回路10により制御される。
各単位ブロックUBにおいて主トランジスタM1のソースと定電流回路CCの電流シンク部との接続点であるノードNDが形成されるが、複数の単位ブロックUBにおける複数のノードNDは1つの副トランジスタM2のソースに共通接続され、当該1つの副トランジスタM2は、各単位ブロックUBにおいて主トランジスタM1のターンオン前に定電流回路CCに定電流を流すための素子として複数の単位ブロックUB間で兼用される。
つまり、制御回路10は、各周期において(即ち各単位期間において)、各単位ブロックUBの主トランジスタM1をターンオンする前に副トランジスタM2をオンとすることで副トランジスタM2を介して各単位ブロックUBの定電流回路CCに電流(定電流値ICONSTによる電流)を流し、各単位ブロックUBの主トランジスタM1をターンオンする際に副トランジスタM2をターンオフする。より具体的には、各単位ブロックUBの主トランジスタM1のターンオンと同時に(換言すれば当該ターンオンに同期して)副トランジスタM2をターンオフする。そして、各単位ブロックUBの主トランジスタM1をターンオンしてから主オン時間TON1が経過すると各単位ブロックUBの主トランジスタM1をターンオフする。
各周期において(各単位期間において)、複数の単位ブロックUBにおける複数の主トランジスタM1がターンオンするタイミングは互いに共通とされ、且つ、その後、複数の単位ブロックUBにおける複数の主トランジスタM1がターンオフするタイミングも互いに共通とされる。但し、複数の単位ブロックUBにおける複数の主トランジスタM1がターンオフするタイミング(図3ではタイミングT3)は複数の主トランジスタM1間で互いに異なっていても良く、そのタイミングが複数の主トランジスタM1間で互いに異なる場合、複数の主トランジスタM1間で主オン時間TON1が互いに異なることになる。
よって、第5実施例に係る制御回路10は、輝度設定信号に基づき、単位ブロックUBごとに主オン時間TON1を設定できても良い。或いは、LEDドライバ1に設けられる複数の単位ブロックUBを複数のグループに分け、制御回路10は、輝度設定信号に基づき、グループごとに主オン時間TON1を設定できても良い。各グループには1以上の単位ブロックUBが属する。また、電流値設定端子ISETを複数設けるなどして、単位ブロックUBごとに定電流値ICONSTを設定可能としても良い。或いは、グループごとに定電流値ICONSTが設定可能であっても良い。
<<第6実施例>>
第6実施例を説明する。図11は、第6実施例に係り、液晶表示パネルを備えて構成される液晶表示装置100の外観図である。液晶表示装置100は、据え置き型の表示装置であっても良いし、携帯可能に設計された表示装置であっても良い。液晶表示パネルに対する光源として上述の発光部LLを用いることができ、発光部LLをパルス発光させるLEDドライバとして、基本実施例及び第1〜第5実施例で示したLEDドライバ1を用いることができる。ここでは、第4実施例(図9参照)に示したタイプのLEDドライバ1がLEDドライバ1Aとして液晶表示装置100に搭載されていることを想定し、液晶表示装置100の構成の概要を説明する。
図12に、液晶表示装置100の概略的な回路構成図を示す。液晶表示装置100は、電源回路111と、液晶表示パネル112と、液晶ドライバ113と、バックライト部114と、統括制御部115と、LEDドライバ1Aと、を備える。
LEDドライバ1Aは、第4実施例のLEDドライバ1であり、ここでは、n個の単位ブロックUA(図9参照)が備えられているものとする。nは2以上の任意の整数である。第4実施例にて述べた事項が第6実施例に適用される。この適用の際、第4実施例の記載中の“LEDドライバ1”は“LEDドライバ1A”に読み替えられる。
電源回路111は、液晶表示装置100に対して供給される入力電圧に対し所定の電力変換を施すことで電圧VDD及びVCCを含む複数種類の電圧を生成する。液晶表示装置100内の各部品は、電源回路111の生成電圧を駆動電圧として用いて駆動する。入力電圧は、商用交流電圧などの交流電圧であっても良いし、直流電圧であっても良い。電源回路111にて生成された電圧VCCは、LEDドライバ1Aの電圧入力端子PINに供給され、電源回路111にて生成された電圧VDDは、基本実施例で述べた態様で各発光部LLに供給される。
液晶表示パネル112は、マトリクス状に配列された複数の画素を備える。液晶表示パネル112には複数のデータ線と複数の走査線が設けられ、データ線と走査線の各交点に画素が配置される。
液晶ドライバ113は、液晶表示パネル112に表示すべき画像を表す画像データの供給を受け、液晶表示パネル112に画像データに基づく電圧を印加することで当該画像データに基づく画像を液晶表示パネル112に形成させる。液晶ドライバ113は、画像データに応じた駆動電圧を複数のデータ線に印加するデータドライバと、複数の走査線を順に選択するゲートドライバと、を含む。
バックライト部114は、n個の発光部LLを有し、液晶表示パネル112に対する光源として機能する。液晶表示パネル112は、各発光部LLから発せられた光を用いて上記画像を視認可能に表示する。
統括制御部115は、演算処理装置等から成り、液晶表示装置100の各部位の動作を統括的に制御する。統括制御部115は、図1に示す外部回路2としても機能し、LEDドライバ1Aのイネーブル端子EN及び輝度設定端子YSETにイネーブル信号及び輝度設定信号を供給する。
LEDドライバ1Aの筐体には、垂直同期信号を受ける端子及び水平同期信号を受ける端子が更に設けられていても良く、LEDドライバ1Aの制御回路10は、垂直同期信号及び水平同期信号を用いて各単位期間の長さ及び各単位期間における主トランジスタM1のオン時間(即ち主オン時間TON1)を設定しても良い。
図13を参照し、垂直同期信号は、液晶表示パネル112に表示される動画像のフレームレートの逆数分の周波数(例えば200Hz)を持つ同期信号である。水平同期信号は、垂直同期信号の1周期中において液晶表示パネル112の水平ライン数分のパルスを含んだ同期信号である。水平同期信号において水平ライン数分のパルスは等間隔で並んでいる。液晶ドライバ113は、垂直同期信号及び水平同期信号に基づくタイミングで、液晶表示パネル112に画像データに基づく電圧を印加する。LEDドライバ1Aの制御回路10は、例えば、水平同期信号における1パルス分の時間幅を単位として主オン時間TON1を設定できて良い。
尚、液晶表示装置100に、LEDドライバ1Aとn個の発光部114から成る組が複数設けられていても良く、複数組分の各発光部114にてバックライド部114が構成されていても良い。
バックライト部114を液晶表示パネル112のバックライトとして用いるとき、そのバックライトの方式は直下タイプであっても良いし、エッジタイプであっても良い。また、当該バックライトは、バックライトスキャンに対応できて良い。高出力電流、高耐圧及び高速応答を兼ね備えたLEDドライバ1Aを用いてバックライト部114を駆動すれば、輝度調整におけるダイナミックレンジが増大し、液晶表示パネル112の高階調化を実現できる。
<<第7実施例>>
第7実施例を説明する。
LEDドライバとしての1つの電子部品の中にトランジスタM1及びM2を内包させることを上述したが、定電流回路CC及び制御回路10が形成された半導体集積回路とは別に、半導体集積回路の外付け部品としてトランジスタM1及びM2を設けるようにしても良い。或いは、定電流回路CC、制御回路10及び副トランジスタM2が形成された半導体集積回路とは別に、半導体集積回路の外付け部品として主トランジスタM1を設けるようにしても良い。更に或いは、定電流回路CC、制御回路10及び主トランジスタM1が形成された半導体集積回路とは別に、半導体集積回路の外付け部品として副トランジスタM2を設けるようにしても良い。
上述の各実施例では、主スイッチング素子及び副スイッチング素子としてMOSFETであるトランジスタM1及びM2が用いられているが、バイポーラトランジスタにて主スイッチング素子及び副スイッチング素子を形成しても構わないし、トランジスタに分類されない他のスイッチング素子(サイリスタ、リレー等)にて主スイッチング素子及び副スイッチング素子を形成しても構わない。
上述したように、発光部LLは電流供給により発光する1以上の発光素子から成る。発光素子としてのLEDは、任意の種類の発光ダイオードであって良く、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)を実現する有機LEDでも良い。また、発光素子はLEDに分類されないものでもよく、例えば、レーザダイオードであっても良い。
本実施形態においてLEDドライバとして具現化された発光素子駆動装置は、液晶表示パネルのバックライト用途に限らず、レーザダイオードを使用したLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)システムやヘッドアップディスプレイなど、様々な用途に利用可能であり、特に、高出力電流及び高速応答が要求、又は、高出力電流、高耐圧及び高速応答が要求されるような用途に好適である。
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
1、1A LEDドライバ
10 制御回路
M1 主トランジスタ
M2 副トランジスタ
ND ノード
LL 発光部
CC 定電流回路
UA、UB 単位ブロック
100 液晶表示装置
112 液晶表示パネル
114 バックライト部

Claims (11)

  1. 電流供給により発光する1以上の発光素子から成る発光部に定電流を供給するための定電流回路と、前記発光部と前記定電流回路との間に直列に挿入される主スイッチング素子と、を備え、前記主スイッチング素子をパルス駆動することで前記発光部をパルス発光させる発光素子駆動装置において、
    前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記定電流回路に前記定電流を流すための回路を設けた
    ことを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 前記主スイッチング素子と前記定電流回路との間のノードに接続された副スイッチング素子と、前記主スイッチング素子及び前記副スイッチング素子を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記副スイッチング素子をオンとすることで前記副スイッチング素子を介して前記定電流回路に前記定電流を流し、前記主スイッチング素子をターンオンする際に前記副スイッチング素子をターンオフする
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  3. 前記制御回路は、
    前記主スイッチング素子を周期的にパルス駆動して、各周期における前記主スイッチング素子のオン時間の制御により前記発光部の発光輝度を制御し、
    各周期において、前記主スイッチング素子をターンオンする前に前記副スイッチング素子をオンとすることで前記副スイッチング素子を介して前記定電流回路に前記定電流を流し、前記主スイッチング素子をターンオンする際に前記副スイッチング素子をターンオフし、その後、前記オン時間が経過すると前記主スイッチング素子をターンオフする
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光素子駆動装置。
  4. イネーブル信号を受けるためのイネーブル端子を更に備え、
    1つの周期にて前記主スイッチング素子をターンオフした後、次の周期に至るまでの期間の全部又は一部において、前記イネーブル信号に基づき、前記定電流回路の動作を停止させることが可能である
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光素子駆動装置。
  5. 設定信号を受けるための設定端子を更に備え、
    前記制御回路は、前記設定信号に基づいて前記オン時間を設定する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の発光素子駆動装置。
  6. 前記定電流回路、前記主スイッチング素子及び前記副スイッチング素子から成るブロックを複数備えた
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  7. 前記定電流回路及び前記主スイッチング素子から成るブロックを複数備え、
    前記ブロックごとに、前記主スイッチング素子をパルス駆動することで当該ブロックに対応する発光部をパルス発光させることが可能であり、
    各ブロックの前記ノードは前記副スイッチング素子に共通接続され、
    前記副スイッチング素子は、各ブロックにおいて前記主スイッチング素子のターンオン前に前記定電流回路に前記定電流を流すための素子として、前記複数のブロック間で兼用される
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  8. 前記発光部は、1以上の発光ダイオードから成る
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の発光素子駆動装置を形成する半導体装置であって、
    前記発光素子駆動装置を、集積回路を用いて形成した
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 発光部と、
    前記発光部をパルス発光させる、請求項1〜8の何れかに記載の発光素子駆動装置と、を備えた
    ことを特徴とする発光装置。
  11. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの光源として、請求項10に記載の発光装置と、を備えた
    ことを特徴とする液晶表示装置。
JP2017172231A 2017-09-07 2017-09-07 発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置 Active JP7101463B2 (ja)

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