JP2019047010A - 半導体装置、電力変換装置ならびに半導体装置の駆動方法 - Google Patents

半導体装置、電力変換装置ならびに半導体装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実使用下にある現品でゲート絶縁膜の寿命を確認できる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置50は、ゲート絶縁膜6上に形成されたゲート電極7と、ダミーゲート絶縁膜6d上に形成されたダミーゲート電極7dと、ゲート電極7に接続されたゲートパッド10と、ダミーゲート電極7dに接続されたダミーゲートパッド10dと、を備える。ゲート電極7は、しきい値電圧以上の電圧が印加されるとエピタキシャル基板20に形成された半導体素子を導通させる機能を持つが、ダミーゲート電極7dは、エピタキシャル基板20に形成された半導体素子を導通させる機能を持たない。【選択図】図2

Description

本発明は、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)構造のゲート電極を有する半導体装置に関するものである。
電力制御用の半導体装置として、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など、MOS構造のゲート電極を有する半導体装置(ここでは「MOSゲート半導体装置」という)が広く使用されている。
MOSゲート半導体装置の寿命は、通常の使用方法であれば、ゲート絶縁膜の寿命にて決まる。現在、MOSゲート半導体装置の寿命保証は、加速係数に基づいたスクリーニング検査により初期不良を内在した装置を不合格品として取り除き、実使用年数での故障率を目標値より低くすることによって行われている。この方法は、設計保証であり、現品のMOSゲート半導体装置で保証しようとすると、当該装置が破壊する、もしくは寿命を縮めてしまうことになる。
一方、下記の特許文献1では、絶縁膜を挟む2つの電極を有するフローティングゲート型素子を備える半導体装置に、経時絶縁膜破壊試験(Time Dependent Dielectric Breakdown:TDDB)試験などで絶縁膜の膜質を評価するための評価用素子を設けた構造が提案されている。
特開平3−250748号公報
従来のMOSゲート半導体装置の寿命保証は設計保証であるが、実際には、異常な電圧の印加などによって、MOSゲート半導体装置の寿命が予想よりも短くなることが考えられる。また、SiCやGaN等のワイドギャップ半導体を用いたMOSゲート半導体装置は、チャネル移動度が低いことから、特性を改善するためにゲート電圧を高くして使用される。そのため、ゲート絶縁膜にかかる電界が高くなり、ゲート絶縁膜の寿命が短くなるリスクが増大する。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、実使用下にある現品でゲート絶縁膜の寿命を確認できる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、半導体層と、前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜およびダミーゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ダミーゲート絶縁膜上に形成されたダミーゲート電極と、前記ゲート電極に接続されたゲートパッドと、前記ダミーゲート電極に接続されたダミーゲートパッドと、を備え、前記ゲート電極は、前記半導体層に形成された半導体素子を導通させる機能を持つが、前記ダミーゲート電極は、前記半導体層に形成された半導体素子を導通させる機能を持たない。
本発明によれば、実使用下にある現品の半導体装置において、ゲート絶縁膜の寿命を確認できる。よって、半導体装置の寿命予測の精度が上がり、市場での故障率の低減、システムメンテナンス性の向上などに寄与できる。
実施の形態1に係る半導体装置の上面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の実使用時の接続関係を示す回路図である。 ゲート絶縁膜の寿命と半導体装置の故障率との関係を示すグラフである。 実施の形態1に係る半導体装置の変形例を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の概略上面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の実使用時の接続関係を示す回路図である。 実施の形態2に係る半導体装置の変形例を示す図である。 実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す図である。
<実施の形態1>
図1および図2は、実施の形態1に係る半導体装置50の構成を示す図である。図1は半導体装置50の上面図であり、図2は図1に示すA1−A2線に沿った断面を示している。
ここでは、半導体装置50が、半導体素子としてMOSFETを備える構成を示す。また、以下の説明では、半導体の導電型に関し、第1導電型をN型、第2導電型をP型として説明するが、反対に、第1導電型をP型、第2導電型をN型としてもよい。
図2に示すように、半導体装置50は、半導体層としてのエピタキシャル基板20を用いて形成されている。エピタキシャル基板20は、N型(第1導電型)の半導体基板1と、半導体基板1の上に形成され、半導体基板1よりも不純物濃度の低いN型のエピタキシャル層2とから構成されている。半導体基板1はMOSFETのドレイン領域となり、エピタキシャル層2はMOSFETのドリフト層となる。以下、エピタキシャル層2を「ドリフト層2」と称す。
本実施の形態では、半導体基板1およびドリフト層2は、SiCにより形成されているものとする。ただし、それらの材料はGaNなど他のワイドバンドギャップ半導体でもよいし、一般的なシリコンでもよい。ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成された半導体装置は、シリコンを用いた半導体装置と比較して、高電圧、大電流、高温での動作に優れている。
ドリフト層2の表層部には、P型(第2導電型)のウェル領域3が形成されている。ウェル領域3の表層部には、N型のソース領域4が選択的に形成されている。ドリフト層2の上面上には、ゲート絶縁膜6が形成されている。ゲート絶縁膜6の上には、ゲート電極7が形成されている。ゲート絶縁膜6は、例えばシリコン酸化膜により形成され、ゲート電極7は、例えばポリシリコンにより形成される。
ゲート電極7は、ゲート絶縁膜6を介して、ソース領域4、ウェル領域3およびドリフト層2上に跨がるように配設されている。すなわち、ソース領域4、ウェル領域3およびドリフト層2の一部は、ゲート絶縁膜6を介してゲート電極7に対向して配置されている。ゲート絶縁膜6の下におけるソース領域4とドリフト層2との間の部分は、ゲート電極7に予め定められたしきい値電圧以上の電圧が印加されたときに、ソース領域4とドリフト層2との間を導通させるチャネルが形成されるチャネル領域となる。
ゲート電極7は層間絶縁膜8によって覆われており、層間絶縁膜8の上にソースパッド9が形成されている。層間絶縁膜8にはウェル領域3およびソース領域4に達するコンタクトホールが形成されており、ソースパッド9はそのコンタクトホールを通してソース領域4およびウェル領域3に接続している。
一方、MOSFETが形成された領域(セル領域)の外側には、ドリフト層2の上に、ゲート絶縁膜6よりも厚いフィールド絶縁膜5が形成されている。ゲート電極7は、セル領域から引き出されてフィールド絶縁膜5の上にまで延伸している。また、フィールド絶縁膜5の上のゲート電極7に接続するように、ゲートパッド10が形成されている。
ソースパッド9およびゲートパッド10の上には、ソースパッド9およびゲートパッド10の上面を露出させる開口を有する保護絶縁膜11が形成されている。また、半導体基板1の下面には、ドレイン電極12が形成されている。
また、セル領域の外側には、ウェル領域3の表層部の一部に、N型のダミーソース領域4dが形成されている。また、ダミーソース領域4dの上を覆うように、ダミーゲート絶縁膜6dが形成されており、ダミーゲート絶縁膜6dの上にダミーゲート電極7dが形成されている。すなわち、ダミーソース領域4dは、ダミーゲート絶縁膜6dを介してダミーゲート電極7dに対向して配置されている。また、ダミーゲート電極7dの上には、ダミーゲート電極7dに接続するダミーゲートパッド10dが形成されている。
なお、ソースパッド9は、層間絶縁膜8に形成されたコンタクトホールを通して、ダミーソース領域4dにも接続している。つまり、ソースパッド9は、ソース領域4とダミーソース領域4dの両方に接続している。
半導体装置50の製造工程において、ダミーソース領域4d、ダミーゲート絶縁膜6dおよびダミーゲート電極7dは、それぞれソース領域4、ゲート絶縁膜6およびゲート電極7と同時に形成される。そのため、ダミーソース領域4dの形成深さ、導入される不純物およびその濃度などは、基本的にソース領域4と同じである。また、ダミーゲート絶縁膜6dおよびダミーゲート電極7dの材料および膜厚は、それぞれゲート絶縁膜6およびゲート電極7の材料および膜厚と基本的に同じである。つまり、セル領域の外側に形成されたウェル領域3、ダミーソース領域4d、ダミーゲート絶縁膜6dおよびダミーゲート電極7dにより構成されるMOS構造(以下「ダミーMOS構造」と称す)は、セル領域内のウェル領域3、ソース領域4、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7により構成されるMOS構造と、基本的に同じ構造となる。
ただし、ゲート電極7は、一部がゲート絶縁膜6を介してドリフト層2に対向するが、ダミーゲート電極7dは、ドリフト層2に対向していない。そのため、ダミーゲート電極7dの下には、ダミーゲート絶縁膜6dとドリフト層2との間を導通させるチャネルは形成されない。よって、ゲート電極7にしきい値電圧以上の電圧を印加するとMOSFETが導通するが、ダミーゲート電極7dにしきい値電圧以上の電圧を印加してもMOSFETは導通しない。つまり、ダミーMOS構造はキャパシタ成分のみを持ち、ダミーゲート電極7dはMOSFETを導通させる機能を持たない。
半導体装置50の実使用時(市場での動作時)には、外部の回路上でダミーゲートパッド10dをゲートパッド10に接続させ、ゲートパッド10とダミーゲートパッド10dに同じ電圧が印加される状態にして、半導体装置50を駆動させる。このときの半導体装置50の接続関係を図3に示す。図3には、外部接続端子であるソースパッド9、ゲートパッド10、ドレイン電極12およびダミーゲートパッド10dの参照符号を付してある。図3のように、ダミーゲートパッド10dをゲートパッド10に接続させた状態では、ダミーMOS構造のキャパシタ成分Cが、ゲートパッド10とソースパッド9との間に接続された構成となるが、MOSFETは正常に動作できる。
半導体装置50を市場にて予め定められた期間(例えば数年間)だけ動作させた後、ダミーゲートパッド10dをゲートパッド10から分離させた状態にし、ダミーゲートパッド10dとソースパッド9との間に電圧を印加してダミーゲート絶縁膜6dを破壊するTDDB試験を行う。
ダミーMOS構造はMOSFETのMOS構造と同じ構成であり、実使用時にはゲート電極7とダミーゲート電極7dとに同じ電圧が印加されるため、実使用後のTDDB試験によって確認されるダミーゲート絶縁膜6dの寿命は、MOSFETのゲート絶縁膜6の寿命と同じとみなすことができる。つまり、ダミーゲート絶縁膜6dのTDDB試験により、MOSFETのゲート絶縁膜6の寿命を確認することができる。
図4は、ゲート絶縁膜の寿命と半導体装置の故障率との関係(寿命曲線)を示すグラフである。図4では、ゲート絶縁膜がシリコン酸化膜である場合の例である。図4に示すように、TDDB試験でゲート絶縁膜の寿命に異常が検出された製品の寿命は、未使用品に対して短くなるが、ゲート絶縁膜の寿命に異常が検出されなかった製品の寿命は、未使用品とほぼ同等の寿命となる(シリコン酸化膜の寿命に対して、数年の期間は本来無視できるレベルである)。例えば、実使用時にゲート絶縁膜に異常な電圧が印加された場合などには、ゲート絶縁膜の寿命曲線に電界加速分の差が現れることになる。
TDDB試験によるダミーゲート絶縁膜6dの寿命(ゲート絶縁膜6の寿命)の確認結果を、標準設計品のゲート絶縁膜の寿命の確認結果と比較する。ダミーゲート絶縁膜6dの寿命が標準設計品のゲート絶縁膜の寿命よりも短くなっていれば、半導体装置50は新しいものに交換される(通常、半導体装置50のみを交換することは困難なため、実装パッケージ単位での交換となる)。
また、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命が標準設計品のゲート絶縁膜6の寿命と同等以上であることが確認できたときは、半導体装置50の交換は不要である。ただし、半導体装置50を再度市場で動作させる際、ダミーゲートパッド10dをゲートパッド10から分離したままで半導体装置50を駆動させる。それにより、ダミーゲートパッド10dはフローティング状態になるので、ダミーゲート絶縁膜6dがTDDB試験で破壊されていても半導体装置50の動作への影響は殆どない。
このように、実施の形態1に係る半導体装置50によれば、実使用下にある現品においてゲート絶縁膜6の寿命を確認することができる。
なお、図2においては、ダミーゲート電極7dの下の全体にダミーソース領域4dが形成された構成を示したが、図5のように、ダミーゲート電極7dの一部分のみがダミーソース領域4dと重なるようにしてもよい。ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積(両者が重なり合う面積)は、MOSFETのゲート電極7とソース領域4とが対向する面積と同じか、それよりも大きくすることが好ましい。
上記の図5は、ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積を、ゲート電極7とソース領域4とが対向する面積と等しくした例を示している。この場合、ダミーゲート絶縁膜6dに電圧が印加される面積とゲート絶縁膜6に電圧が印加される面積とが同じになるため、両者にかかるストレスを同等にできる。それにより、両者の劣化速度を同等にすることができ、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命確認結果の信頼性が向上する。なお、ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積と、ゲート電極7とソース領域4とが対向する面積とは、正確に一致している必要はなく、実質的に同等であればよい。
また、ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積を調整することで、加速係数を調整することができる。その面積を大きくすれば、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命データの検出感度を高くでき、ダミーゲート絶縁膜6dの劣化を高い精度で検出できるようになる。ただし、当該面積を大きくし過ぎると、ダミーMOS構造のキャパシタ成分(図3に示したキャパシタ成分C)が大きくなり、半導体装置50の特性への影響を無視できなくなる。そのため、ダミーMOS構造のキャパシタ成分は、MOSFETのゲート容量の50%以下とすることが好ましい。
図2から分かるように、実施の形態1では、ダミーゲート電極7dをダミーゲートパッド10dの下に配置した。これにより、ダミーMOS構造の形成領域の面積を小さくでき、ダミーMOS構造を設けることによる半導体装置50のサイズ増大を抑えることができる。また、図1のように、平面視で、ダミーゲートパッド10dをゲートパッド10の外周の内側に配置することで、実使用時にダミーゲートパッド10dをゲートパッド10に接続させることが容易になる。
また、本実施の形態では、半導体装置50が半導体素子としてMOSFETを備える例を示したが、本発明はMOS構造を持つゲート電極を有する半導体装置に広く適用可能である。例えば、半導体基板1の導電型をP型(第2導電型)にして、半導体装置50の半導体素子をIGBTにした構成としても、上記と同様の効果が得られる。
<実施の形態2>
図6および図7は、実施の形態2に係る半導体装置50の構成を示す図である。図6は半導体装置50の上面図であり、図7は図6に示すA1−A2線に沿った断面を示している。なお、図6および図7において、図1および図2に示したものと同様の機能を有する要素にはそれと同一の符号を付してあるので、ここでのそれらの説明は省略する。実施の形態2の半導体装置50において、セル領域に形成された半導体素子であるMOSFETの構成は、実施の形態1(図2)と同様である。
実施の形態2の半導体装置50は、図2に示したダミーゲートパッド10dに代えて、ダミーソースパッド9dを設けた構成となっている。ダミーMOS構造を構成するダミーゲート電極7dは、ゲートパッド10に接続されている。ダミーソースパッド9dは、ソースパッド9とは分離して設けられ、ダミーMOS構造を構成するウェル領域3およびダミーソース領域4dに接続されている。一方、ソースパッド9は、ウェル領域3およびソース領域4に接続されているが、ダミーソース領域4dには接続されていない。すなわち、ソースパッド9は、ソース領域4およびダミーソース領域4dのうちの、ソース領域4のみに接続している。
実施の形態2においても、ゲート電極7は、一部がゲート絶縁膜6を介してドリフト層2に対向するが、ダミーゲート電極7dは、ドリフト層2に対向していない。そのため、ダミーゲート電極7dの下には、ダミーゲート絶縁膜6dとドリフト層2との間を導通させるチャネルは形成されない。よって、ゲート電極7にしきい値電圧以上の電圧を印加するとMOSFETが導通するが、ダミーゲート電極7dにしきい値電圧以上の電圧を印加してもMOSFETは導通しない。つまり、ダミーMOS構造は、キャパシタ成分のみを持ち、MOSFETを導通させる機能を持たない。
なお、本実施の形態では、ゲート電極7とダミーゲート電極7dとがゲートパッド10を通して接続されているため、ダミーゲート電極7dにしきい値電圧以上の電圧を印加すると、ゲート電極7にもそれと同じ電圧が印加され、結果としてMOSFETは導通することになる。しかし、ダミーゲート電極7d自体には、MOSFETを導通させる機能はない。
半導体装置50の実使用時(市場での動作時)には、外部の回路上でダミーソースパッド9dをソースパッド9に接続させ、ソースパッド9とダミーソースパッド9dに同じ電圧が印加される状態にして、半導体装置50を駆動させる。このときの半導体装置50の接続関係を図8に示す。図8には、外部接続端子であるソースパッド9、ゲートパッド10、ドレイン電極12およびダミーソースパッド9dの参照符号を付してある。図3のように、ダミーソースパッド9dをソースパッド9に接続させた状態では、ダミーMOS構造のキャパシタ成分Cが、ゲートパッド10とソースパッド9との間に接続された構成となるが、MOSFETは正常に動作できる。
半導体装置50を市場にて予め定められた期間(例えば数年間)だけ動作させた後、ダミーソースパッド9dをソースパッド9から分離させた状態にし、ダミーソースパッド9dとゲートパッド10との間に電圧を印加してダミーゲート絶縁膜6dを破壊するTDDB試験を行う。
ダミーMOS構造はMOSFETのMOS構造と同じ構成であり、実使用時にはゲート電極7とダミーゲート電極7dとに同じ電圧が印加されるため、実使用後のTDDB試験によって確認されるダミーゲート絶縁膜6dの寿命は、MOSFETのゲート絶縁膜6の寿命と同じとみなすことができる。つまり、ダミーゲート絶縁膜6dのTDDB試験により、MOSFETのゲート絶縁膜6の寿命を確認することができる。
TDDB試験によるダミーゲート絶縁膜6dの寿命(ゲート絶縁膜6の寿命)の確認結果を、標準設計品のゲート絶縁膜の寿命の確認結果と比較する。ダミーゲート絶縁膜6dの寿命が標準設計品のゲート絶縁膜の寿命よりも短くなっていれば、半導体装置50は新しいものに交換される(通常、半導体装置50のみを交換することは困難なため、実装パッケージ単位での交換となる)。
また、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命が標準設計品のゲート絶縁膜6の寿命と同等以上であることが確認できたときは、半導体装置50の交換は不要である。ただし、半導体装置50を再度市場で動作させる際、ダミーソースパッド9dをソースパッド9から分離したままで半導体装置50を駆動させる。それにより、ダミーソースパッド9dはフローティング状態になるので、ダミーゲート絶縁膜6dがTDDB試験で破壊されていても半導体装置50の動作への影響は殆どない。
このように、実施の形態2に係る半導体装置50によれば、実使用下にある現品においてゲート絶縁膜6の寿命を確認することができる。
なお、図7においては、ダミーゲート電極7dの下の全体にダミーソース領域4dが形成された構成を示したが、図9のように、ダミーゲート電極7dの一部分のみがダミーソース領域4dと重なるようにしてもよい。ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積(両者が重なり合う面積)は、MOSFETのゲート電極7とソース領域4とが対向する面積と同じか、それよりも大きくすることが好ましい。
上記の図8は、ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積を、ゲート電極7とソース領域4とが対向する面積と同じにした例を示している。この場合、ダミーゲート絶縁膜6dに電圧が印加される面積とゲート絶縁膜6に電圧が印加される面積とが同じになるため、両者にかかるストレスを同等にできる。それにより、両者の劣化速度を同等にすることができ、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命確認結果の信頼性が向上する。
また、ダミーゲート電極7dとダミーソース領域4dとが対向する面積を調整することで、加速係数を調整することができる。その面積を大きくすれば、ダミーゲート絶縁膜6dの寿命データの検出感度を高くでき、ダミーゲート絶縁膜6dの劣化を高い精度で検出できるようになる。ただし、当該面積を大きくし過ぎると、ダミーMOS構造の容量(図3に示した容量C)が大きくなり、半導体装置50の特性への影響を無視できなくなる。そのため、ダミーMOS構造の容量は、MOSFETのゲート容量の50%以下とすることが好ましい。
図7から分かるように、実施の形態2では、ダミーゲート電極7dをゲートパッド10の下に配置した。これにより、ダミーMOS構造の形成領域の面積を小さくでき、ダミーMOS構造を設けることによる半導体装置50のサイズ増大を抑えることができる。また、図6のように、平面視で、ダミーソースパッド9dをソースパッド9の外周の内側に配置することで、実使用時にダミーソースパッド9dをソースパッド9に接続させることが容易になる。
実施の形態1,2では、ゲート電極7およびダミーゲート電極7dをプレーナ型の電極とした例を示したが、ゲート電極7およびダミーゲート電極7dは、その一部分または全体が半導体層(エピタキシャル基板20)に埋め込まれるトレンチゲート型の電極であってもよい。
また、実施の形態1,2では、半導体装置50が半導体素子としてMOSFETを備える例を示したが、本発明はMOS構造を持つゲート電極を有する半導体装置に広く適用可能である。例えば、半導体基板1の導電型をP型(第2導電型)にして、半導体装置50の半導体素子をIGBTにした構成としても、上記と同様の効果が得られる。
<実施の形態3>
本実施の形態は、上述した実施の形態1,2にかかる半導体装置を電力変換装置に適用したものである。本発明は特定の電力変換装置に限定されるものではないが、以下、実施の形態3として、三相のインバータに本発明を適用した場合について説明する。
図10は、本実施の形態にかかる電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
図10に示す電力変換システムは、電源100、電力変換装置200、負荷300から構成される。電源100は、直流電源であり、電力変換装置200に直流電力を供給する。電源100は種々のもので構成することが可能であり、例えば、直流系統、太陽電池、蓄電池で構成することができるし、交流系統に接続された整流回路やAC/DCコンバータで構成することとしてもよい。また、電源100を、直流系統から出力される直流電力を所定の電力に変換するDC/DCコンバータによって構成することとしてもよい。
電力変換装置200は、電源100と負荷300の間に接続された三相のインバータであり、電源100から供給された直流電力を交流電力に変換し、負荷300に交流電力を供給する。電力変換装置200は、図10に示すように、直流電力を交流電力に変換して出力する主変換回路201と、主変換回路201の各スイッチング素子を駆動する駆動信号を出力する駆動回路202と、駆動回路202を制御する制御信号を駆動回路202に出力する制御回路203とを備えている。
負荷300は、電力変換装置200から供給された交流電力によって駆動される三相の電動機である。なお、負荷300は特定の用途に限られるものではなく、各種電気機器に搭載された電動機であり、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車、鉄道車両、エレベーター、もしくは、空調機器向けの電動機として用いられる。
以下、電力変換装置200の詳細を説明する。主変換回路201は、スイッチング素子と還流ダイオードを備えており(図示せず)、スイッチング素子がスイッチングすることによって、電源100から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷300に供給する。主変換回路201の具体的な回路構成は種々のものがあるが、本実施の形態にかかる主変換回路201は2レベルの三相フルブリッジ回路であり、6つのスイッチング素子とそれぞれのスイッチング素子に逆並列された6つの還流ダイオードから構成することができる。主変換回路201の各スイッチング素子には、上述した実施の形態1,2のいずれかにかかる半導体装置を適用する。6つのスイッチング素子は2つのスイッチング素子ごとに直列接続され上下アームを構成し、各上下アームはフルブリッジ回路の各相(U相、V相、W相)を構成する。そして、各上下アームの出力端子、すなわち主変換回路201の3つの出力端子は、負荷300に接続される。
駆動回路202は、主変換回路201のスイッチング素子を駆動する駆動信号を生成し、主変換回路201のスイッチング素子の制御電極に供給する。具体的には、後述する制御回路203からの制御信号に従い、スイッチング素子をオン状態にする駆動信号とスイッチング素子をオフ状態にする駆動信号とを各スイッチング素子の制御電極に出力する。スイッチング素子をオン状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以上の電圧信号(オン信号)であり、スイッチング素子をオフ状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以下の電圧信号(オフ信号)となる。
制御回路203は、負荷300に所望の電力が供給されるよう主変換回路201のスイッチング素子を制御する。具体的には、負荷300に供給すべき電力に基づいて主変換回路201の各スイッチング素子がオン状態となるべき時間(オン時間)を算出する。例えば、出力すべき電圧に応じてスイッチング素子のオン時間を変調するPWM制御によって主変換回路201を制御することができる。そして、各時点においてオン状態となるべきスイッチング素子にはオン信号を、オフ状態となるべきスイッチング素子にはオフ信号が出力されるよう、駆動回路202に制御指令(制御信号)を出力する。駆動回路202は、この制御信号に従い、各スイッチング素子の制御電極にオン信号又はオフ信号を駆動信号として出力する。
本実施の形態に係る電力変換装置では、主変換回路201のスイッチング素子として実施の形態1または2にかかる半導体装置を適用するため、ゲート絶縁膜の寿命を現品の電力変換装置で確認することができる。よって、電力変換装置の寿命予測の精度が上がり、市場での故障率の低減、システムメンテナンス性の向上などに寄与できる。
本実施の形態では、2レベルの三相インバータに本発明を適用する例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、種々の電力変換装置に適用することができる。本実施の形態では、2レベルの電力変換装置としたが3レベルやマルチレベルの電力変換装置であっても構わないし、単相負荷に電力を供給する場合には単相のインバータに本発明を適用しても構わない。また、直流負荷等に電力を供給する場合にはDC/DCコンバータやAC/DCコンバータに本発明を適用することも可能である。
また、本発明を適用した電力変換装置は、上述した負荷が電動機の場合に限定されるものではなく、例えば、放電加工機やレーザー加工機、又は誘導加熱調理器や非接触器給電システムの電源装置として用いることもでき、さらには太陽光発電システムや蓄電システム等のパワーコンディショナーとして用いることも可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 半導体基板、2 ドリフト層、3 ウェル領域、4 ソース領域、4d ダミーソース領域、5 フィールド絶縁膜、6 ゲート絶縁膜、6d ダミーゲート絶縁膜、7 ゲート電極、7d ダミーゲート電極、8 層間絶縁膜、9 ソースパッド、9d ダミーソースパッド、10 ゲートパッド、10d ダミーゲートパッド、11 保護絶縁膜、12 ドレイン電極、20 エピタキシャル基板、50 半導体装置、100 電源、200 電力変換装置、201 主変換回路、202 駆動回路、203 制御回路、300 負荷。

Claims (18)

  1. 半導体層と、
    前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜およびダミーゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ダミーゲート絶縁膜上に形成されたダミーゲート電極と、
    前記ゲート電極に接続されたゲートパッドと、
    前記ダミーゲート電極に接続されたダミーゲートパッドと、
    を備え、
    前記ゲート電極は、前記半導体層に形成された半導体素子を導通させる機能を持つが、前記ダミーゲート電極は、前記半導体層に形成された半導体素子を導通させる機能を持たない、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体層と、
    前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜およびダミーゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ダミーゲート絶縁膜上に形成されたダミーゲート電極と、
    前記半導体層内に形成された第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の表層部に形成された第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極に対向する第1導電型のソース領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ダミーゲート絶縁膜を介して前記ダミーゲート電極に対向する第1導電型のダミーソース領域と、
    前記ゲート電極に接続されたゲートパッドと、
    前記ダミーゲート電極に接続されたダミーゲートパッドと、
    を備え、
    前記ゲート電極は、一部が前記ゲート絶縁膜を介して前記ドリフト層に対向するが、前記ダミーゲート電極は、前記ダミーゲート絶縁膜を介して前記ドリフト層に対向していない、
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記ソース領域と前記ダミーソース領域の両方に接続されたソースパッドをさらに備える、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ダミーソース領域と前記ダミーゲート電極とが対向する面積は、前記ソース領域と前記ゲート電極とが対向する面積と等しい、
    請求項2または請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記ダミーソース領域と前記ダミーゲート電極とが対向する面積は、前記ソース領域と前記ゲート電極とが対向する面積よりも大きい、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記ダミーゲート電極は、前記ダミーゲートパッドの下に配設されている、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体層は、ワイドバンドギャップ半導体により形成されている、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、
    前記半導体装置を駆動する駆動信号を前記半導体装置に出力する駆動回路と、
    前記駆動回路を制御する制御信号を前記駆動回路に出力する制御回路と、
    を備えた電力変換装置。
  9. 前記ダミーゲートパッドを前記ゲートパッドに接続させた状態で前記半導体装置を駆動させ、
    前記ダミーゲートパッドを前記ゲートパッドから分離させた後、前記ダミーゲートパッドに電圧を印加して前記ダミーゲート絶縁膜を破壊するTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)試験を行い、
    前記TDDB試験の後、前記ダミーゲートパッドを前記ゲートパッドから分離した状態のまま、前記半導体装置を駆動させる、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置の駆動方法。
  10. 半導体層と、
    前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜およびダミーゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ダミーゲート絶縁膜上に形成されたダミーゲート電極と、
    前記半導体層内に形成された第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の表層部に形成された第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極に対向する第1導電型のソース領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ダミーゲート絶縁膜を介して前記ダミーゲート電極に対向する第1導電型のダミーソース領域と、
    前記ソース領域に接続されたソースパッドと、
    前記ダミーソース領域に接続されたダミーソースパッドと、
    を備え、
    前記ゲート電極は、前記ソース領域と前記ドリフト層との間を導通させる機能を持つが、前記ダミーゲート電極は、前記ダミーソース領域と前記ドリフト層との間を導通させる機能を持たない、
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 半導体層と、
    前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜およびダミーゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ダミーゲート絶縁膜上に形成されたダミーゲート電極と、
    前記半導体層内に形成された第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の表層部に形成された第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極に対向する第1導電型のソース領域と、
    前記ウェル領域の表層部に形成され、一部が前記ダミーゲート絶縁膜を介して前記ダミーゲート電極に対向する第1導電型のダミーソース領域と、
    前記ソース領域に接続されたソースパッドと、
    前記ダミーソース領域に接続されたダミーソースパッドと、
    を備え、
    前記ゲート電極は、一部が前記ゲート絶縁膜を介して前記ドリフト層に対向するが、前記ダミーゲート電極は、前記ダミーゲート絶縁膜を介して前記ドリフト層に対向していない、
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 前記ゲート電極と前記ダミーゲート電極の両方に接続されたゲートパッドをさらに備える、
    請求項10または請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記ダミーゲート電極は、前記ゲートパッドの下に配設されている、
    請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記ダミーソース領域と前記ダミーゲート電極とが対向する面積は、前記ソース領域と前記ゲート電極とが対向する面積と等しい、
    請求項10から請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 前記ダミーソース領域と前記ダミーゲート電極とが対向する面積は、前記ソース領域と前記ゲート電極とが対向する面積よりも大きい、
    請求項10から請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  16. 前記半導体層は、ワイドバンドギャップ半導体により形成されている、
    請求項10から請求項15のいずれか一項に記載の半導体装置。
  17. 請求項10から請求項16のいずれか一項に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、
    前記半導体装置を駆動する駆動信号を前記半導体装置に出力する駆動回路と、
    前記駆動回路を制御する制御信号を前記駆動回路に出力する制御回路と、
    を備えた電力変換装置。
  18. 前記ダミーソースパッドを前記ソースパッドに接続させた状態で前記半導体装置を駆動させ、
    前記ダミーソースパッドを前記ソースパッドから分離させた後、前記ダミーソースパッドに電圧を印加して前記ダミーゲート絶縁膜を破壊するTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)試験を行い、
    前記TDDB試験の後、前記ダミーソースパッドを前記ソースパッドから分離した状態のまま、前記半導体装置を駆動させる、
    請求項10から請求項16のいずれか一項に記載の半導体装置の駆動方法。
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