JP2019046191A - 情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置 - Google Patents

情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】興味ある記事を、より多くの中からより簡便に探すことのできる情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置を提供すること。【解決手段】情報表示プログラムは、取得手順と、表示制御手順とをコンピュータに実行させる。取得手順は、第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する。表示制御手順は、取得手順において取得された第2リンクコンテンツを表示中の第1リンクコンテンツと共に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置に関する。
従来、スマートフォン等のような携帯端末は、表示領域がパソコンに比べて小さいため、例えば、複数の記事コンテンツが存在するウェブページの場合、その概要や見出しなどで構成されるコンテンツを、所謂タイムライン形式で列状に表示することがある。
近年では、かかるタイムライン形式で表示されたコンテンツの中から興味を引くコンテンツをタップなどして選択すると、その列状に並ぶコンテンツに、選択されたコンテンツの元記事となる記事コンテンツが挿入され、複数のコンテンツと選択された記事コンテンツとを一覧表示可能としたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017−058958号公報
しかしながら、表示領域上でスクロールしながら、概要や見出しからなる複数のコンテンツの中から興味を引く記事を探すユーザは、興味を引く記事を発見できなければそのウェブページから移動してしまう。そのため、上述の従来技術では、このようなユーザを、同一ウェブページ上に長時間滞在させることは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、興味ある記事を、より多くの中からより簡便に探すことのできる情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置を提供することを目的とする。
本願に係る情報表示プログラムは、取得手順と、表示制御手順とをコンピュータに実行させる。取得手順は、第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する。表示制御手順は、前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツと共に表示する。
実施形態の一態様によれば、ユーザからすれば興味ある記事に出会う確率が高まるとともに、ウェブページ提供側からすれば、ユーザのウェブページへの滞在期間を長くすることができるため、例えば、広告主に対する広告掲載条件などを有利にすることが可能となる。
図1は、実施形態に係る情報表示処理の概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報配信システムの構成例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す説明図である。 図5Aは、実施形態に係る情報表示制御の一例を示す説明図である。 図5Bは、実施形態に係る情報表示制御の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係る情報表示制御の一例を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る記事コンテンツの抽出手法の一例を示す説明図である。 図8は、実施形態に係る情報配信システムによる情報配信処理手順を示すシーケンス図である。 図9は、実施形態に係る端末装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る端末装置による情報表示制御の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報表示制御の変形例を示す説明図である。 図12は、コンテンツ配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示プログラム、情報表示方法、端末装置、および配信装置が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報表示処理の概要]
まず、実施形態に係る情報表示処理の概要について説明する。ここでは、実施形態に係る端末装置によって、コンテンツがタイムライン形式に並ぶウェブページが表示される場合における情報表示処理の一例を示す。また、本実施形態において情報表示処理の対象となるコンテンツを、詳細記事である第1コンテンツへのリンクが張られている記事概要を示す第1リンクコンテンツと、第1コンテンツに関連し、同じく詳細記事である第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツとしている。
なお、第1コンテンツに関連する第2コンテンツは、例えば周知の分散表現により選定され、内容的に互いに類似してはいるものの、若干の違いがあり、全く重複することのない記事コンテンツとなっている。なお、分散表現としては、記事全文、タイトル、記事中に含まれる画像、記事の入稿元などの情報を利用することができる。
また、情報表示処理の対象となるコンテンツを記事コンテンツとしているが、記事コンテンツには、例えば広告コンテンツなども含むものとする。
図1は、実施形態に係る情報表示処理の概要を示す図である。図1では、実施形態に係る端末装置が実施形態に係る情報表示プログラムを実行して行う情報表示処理の概要について説明する。なお、本実施形態では、第1リンクコンテンツを、複数(ここでは3つ)の第1リンクコンテンツ210,220,230としているが(図1(a)参照)、3つの第1リンクコンテンツ210,220,230を総称する場合は第1リンクコンテンツ200と記す場合がある。また、同様に、第2リンクコンテンツを、複数(ここでは5つ)の第2リンクコンテンツ310,320,330,340,350(310〜350)としているが(図1(b)参照)、5つの第2リンクコンテンツ310〜350を総称する場合は第2リンクコンテンツ300と記す場合がある。
図1(a)に示すように、端末装置の表示領域101には、詳細記事である第1コンテンツ(不図示)へのリンクが張られている3つの第1リンクコンテンツ210,220,230を含む複数のコンテンツがタイムライン形式に並ぶウェブページが表示されている。第1リンクコンテンツ200は、第1コンテンツの記事概要が示されている。第1リンクコンテンツ210,220,230は、表示領域101の上部に表示されている第3コンテンツ201と、下部に表示されている第4コンテンツ202との間に列状に表示されている。
なお、ここでは、3つの第1リンクコンテンツ210,220,230を、第3および第4コンテンツ201,202の間に挟んで列状に表示したが、第1リンクコンテンツ200の数や表示態様などはパーソナライズすることができ、ユーザの属性などのユーザ情報に基づいて設定可能である。また、ユーザ側において適宜設定できるようにすることもできる。
実施形態に係る端末装置では、タイムライン形式に並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツ200から、第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られた第2リンクコンテンツ300を表示させる場合、以下のような手順で表示する。
すなわち、並べて表示されている3つの第1リンクコンテンツ210,220,230のうち、一の第1リンクコンテンツ(ここでは最上段の第1リンクコンテンツ210)に対して所定の操作が行われた場合、5つの第2リンクコンテンツ310〜350を取得し、取得した第2リンクコンテンツ310〜350を、表示中の第1リンクコンテンツとともに表示領域101に表示する。
具体的には、端末装置がスマートフォンであって、図1(a)に示すように、第1リンクコンテンツ200のうち、最上段の第1リンクコンテンツ210が備える第1リンク部160をユーザがタップしたとする。すると、かかるタップ操作に基づき、第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツ300を取得する。ここでは、5つの第2リンクコンテンツ310〜350を取得する。そして、図1(b)に示すように、第1リンクコンテンツ210と当該第1リンクコンテンツ210と隣接する第1リンクコンテンツ220との間に、取得した5つの第2リンクコンテンツ310〜350を、第1リンクコンテンツ210と共に表示領域101に表示する。
このように、本実施形態に係る端末装置は、記事コンテンツのうち、詳細記事である第1コンテンツの記事概要であって、当該第1コンテンツへのリンクが張られた第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作が行われた場合に、第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツ300を取得する。そして、端末装置は、取得した第2リンクコンテンツ300を、表示中の第1リンクコンテンツ200とともに表示する。
このように、ユーザは、第1コンテンツの関連記事(第2コンテンツ)にリンクが張られた複数の第2リンクコンテンツ300(記事概要)を簡単に視認することができるようになる。なお、第1リンクコンテンツ200および第2リンクコンテンツ300は、新しいほど優先的に取得あるいは表示されるようにするとよい。
したがって、実施形態に係る端末装置は、例えば、表示領域101に表示されている第1リンクコンテンツ200(記事概要)をスクロールしながら興味ある記事を探しているユーザに対し、興味ある記事をより探しやすくさせることができる。ひいては、同じウェブページ上に、ユーザを相対的に長時間滞在させることが可能となる。このため、実施形態に係る端末装置では、例えばウェブページWに表示される広告などの訴求効果の向上が期待できる。
また、第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作が行われてはじめて、第2リンクコンテンツ300を取得するようにしているため、最新の第2リンクコンテンツ300を表示することができるとともに、一度に大量のデータを取得する必要が無く、端末装置の負荷を軽減することもできる。
上述した例では、最上段の第1リンクコンテンツ210が備える第1リンク部160がタップされた場合として説明したが、他の第1リンクコンテンツ220(230)の第1リンク部160がタップされた場合も同様である。また、第1リンクコンテンツ200の第1リンク部160が一度操作されて、第2リンクコンテンツ300が表示され、かかる第2リンクコンテンツ300が表示中に、他の第1リンクコンテンツ200の第1リンク部160が操作されても、やはり、操作された第1リンクコンテンツ200に対応する第2リンクコンテンツ300が表示される。
また、第2リンクコンテンツ300についても、取得する数や表示する数などはパーソナライズすることができ、ユーザの属性などのユーザ情報に基づいて設定可能である。また、第2リンクコンテンツ300の表示数などはユーザ側において適宜設定できるようにすることもできる。
〔2.情報配信システムの構成〕
以下、実施形態に係る端末装置による上記した情報表示処理を可能とする情報配信システムについて詳細に説明する。図2は、実施形態に係る情報配信システム1の構成例を示す説明図である。
図2に示すように、情報配信システム1は、複数の端末装置100と、コンテンツ配信サーバ10とを含む。端末装置100およびコンテンツ配信サーバ10は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す情報配信システム1には、複数台のコンテンツ配信サーバ10が含まれてもよい。
端末装置100は、ウェブページの各種コンテンツを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置100は、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。端末装置100は、ユーザによる操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ10からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示する。ウェブページに含まれるコンテンツとしては、記事コンテンツの他、広告コンテンツも含まれる。例えば、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ10から別途広告コンテンツを取得し、ユーザの操作に応じて、取得した広告コンテンツをウェブページとともに表示する。なお、広告専用の広告配信サーバがネットワークN上にある場合、広告コンテンツは、広告配信サーバ(不図示)から取得する場合もある。
コンテンツ配信サーバ10は、端末装置100にウェブページを配信するウェブサーバ等である。例えば、コンテンツ配信サーバ10は、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する各種情報のコンテンツを含むウェブページを端末装置100に配信する。
コンテンツ配信サーバ10によって配信されるウェブページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。また、コンテンツ配信サーバ10によって配信されるウェブページには、広告取得命令が含まれる場合がある。例えば、ウェブページを形成するHTMLファイル等には、コンテンツ配信サーバ10や広告配信サーバのURL等が広告取得命令として記述される。この場合、端末装置100は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで広告コンテンツを取得する。
なお、コンテンツ配信サーバ10から端末装置100に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、コンテンツ配信サーバ10から端末装置100に配信される各種データをコンテンツと表記する場合がある。また、コンテンツの中でも文字情報を主体とするコンテンツを記事コンテンツと表記する場合もある。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す説明図である。図3に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140と、記憶部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、コンテンツ配信サーバ10との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、端末装置100の画面であり、所定の広さの表示領域101を有する液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、例えばスマートフォン等のように、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。なお、ウェブページ等のコンテンツは、出力部130内に表示されるウェブブラウザソフトウェアのウインドウ内に表示される場合がありうる。この場合、ウェブページを表示する際の端末装置100における表示領域101とは、ウェブブラウザソフトウェアのウインドウを意味する。
記憶部150は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、あるいはその他の記憶装置によって実現される。そして、記憶部150には、本願に係る情報表示処理プログラムを含む各種プログラムや、コンテンツ配信サーバ10等から送信されるコンテンツや各種情報等が記憶される。
制御部140は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(本願に係る情報表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部140は、例えば、コントローラであり、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部140は、要求部141と、取得部142と、表示制御部143とを有し、以下に説明する情報表示処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部140の内部構成は、図3に示す構成に限られず、後述する情報表示処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部140が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部141は、入力部120を介して受け付けたユーザ操作に従って、コンテンツ配信サーバ10にウェブページの取得要求を送信する。
取得部142は、要求部141によって送信されたウェブページの取得要求に応答したコンテンツ配信サーバ10から各種のコンテンツを含むウェブページを受け付け、記憶部150に格納する。また、取得部142は、第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツ200であって表示中の第1リンクコンテンツ200に対して(例えば、図1Aにおける第1リンクコンテンツ210に対して)、例えば第1リンク部160がタップされて所定の操作が行われた場合に、1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツ300を取得する。
表示制御部143は、取得部142によって受け付けられたウェブページに含まれる制御情報に従って、所定のコンテンツを出力部130に表示させる表示制御を行う。表示制御部143は、例えば、CPUやMPU等によって、制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。すなわち、表示制御部143が実行する処理は、制御情報が実行させる表示制御手順により実現される。かかる表示制御部143は、例えば、次に図5A、図5B、および図6を参照して説明する表示制御を行う。
〔4.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図4を参照して、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ10の構成について説明する。図4は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ10の構成例を示す説明図である。図4に示すように、コンテンツ配信サーバ10は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、制御情報、および各種コンテンツを含むウェブページを記憶する。すなわち、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像、これらのコンテンツの表示を制御する制御情報を記憶する。
例えば、コンテンツ記憶部32には、第1コンテンツデータベース321と第2コンテンツデータベース322とが格納されており、第1コンテンツデータベース321には、詳細な記事コンテンツである第1コンテンツ20が記憶されるとともに、この第1コンテンツ20の記事概要を示す第1リンクコンテンツ200が記憶される。また、第2コンテンツデータベース322には、第1コンテンツ20に関連する詳細な記事コンテンツである第2コンテンツ30が記憶されるとともに、この第2コンテンツ30の記事概要を示す第2リンクコンテンツ300が記憶される。
制御部33は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ10内部の記憶装置に記憶されているOSをはじめとする各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部33は、受付部331と、配信部332と、コンテンツ選択部333を有する。なお、制御部33の内部構成は、図4に示した構成に限られず、必要な情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部331は、端末装置100からの第2リンクコンテンツ300(図1(b)参照)の取得要求を受け付ける。この第2リンクコンテンツ300の取得要求は、第1リンクコンテンツ200に重畳表示される第1リンク部160(図1(a)参照)をユーザがタップすることで出力される。また、受付部331は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部331は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
コンテンツ選択部333は、受付部331によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合、取得要求に応じたウェブページを構成するためのコンテンツをコンテンツ記憶部32に記憶されているコンテンツの中から選択し、所望のウェブページを構成する。具体的には、コンテンツ選択部333は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページを構成するのに必要な第1リンクコンテンツ200等を取得し、取得した第1リンクコンテンツ200を含むウェブページを構成する。
配信部332は、受付部331によってウェブページの取得要求が受け付けられ、コンテンツ選択部333によりウェブページが構成された場合、ウェブページを端末装置100に配信する。
また、配信部332は、ウェブページ配信後、受付部331によって第2リンクコンテンツ300の取得要求が受け付けられた場合、第2リンクコンテンツ300とともに制御情報を端末装置100に配信する。具体的には、配信部332は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象の第2リンクコンテンツ300と、この第2リンクコンテンツ300の表示を制御する制御情報を取得して端末装置100に配信する。
〔5.情報表示制御の一例〕
図5A、図5Bおよび図6は、実施形態に係る情報表示制御の一例を示す説明図である。図7は、実施形態に係る記事コンテンツの抽出手法の一例を示す説明図である。なお、端末装置100の表示領域101には、既に第1リンクコンテンツ200、第3コンテンツ201、および第4コンテンツ202を含むウェブページWが表示されている状態から説明する。3つの第1リンクコンテンツ210,220,230は、端末装置100の制御部140により、表示領域101の略中央に、上段、中段、下段にそれぞれ位置して表示されている。
各第1リンクコンテンツ200は、図5Aに示すように、矩形フレーム内に、アイコンあるいはサムネイル等の画像部200aと、テキスト表記された概要記事部200bとを有する。また、第1リンクコンテンツ200の矩形フレーム内には、詳細記事である第1コンテンツ20へのリンクとなる第2リンク部170が埋め込まれている。
また、制御部140は、第1リンクコンテンツ200を表示する際に、第2リンクコンテンツ300にリンクする第1リンク部160を重畳表示する。第1リンク部160は、元記事となる詳細記事である第1コンテンツ20(図4参照)に関連する第2コンテンツ30へリンクが張られた第2リンクコンテンツ300にリンクするもので、矩形フレームの右側に重畳させた状態で表示する。
本実施形態における第1リンク部160は、丸枠内にV字形の記号が配置されたデザインとしている。しかし、第1リンク部160のデザインについては、大きさ等を含めて何ら限定されるものではない。
かかる第1リンク部160が、図5Aに示すようにユーザ400によってタップされると、第2リンクコンテンツ300を、図5Bに示す表示態様で表示領域101に表示させる。
より具体的に説明すると、第1リンク部160がタップされて第2リンクコンテンツ300の表示要求がなされると、制御部140は、コンテンツ配信サーバ10から5つの第2リンクコンテンツ310,320,330,340,350(310〜350)を取得する。
そして、取得した5つの第2リンクコンテンツ310〜350を、図5Bに示すように表示する。ここでは、上段に位置し、タップされた第1リンク部160を有する第1リンクコンテンツ210の下方で、中段に位置していた第1リンクコンテンツ220との間に縦方向に並べて表示する。なお、下段に位置して、第1リンク部160がタップされる前には表示領域101に表示されていた第1リンクコンテンツ230(図5A)は、表示領域101から外れて非表示状態になっているが、タッチパネルが採用される場合であれば、ユーザ400は表示領域101をスクロール操作することでいつでも表示させることができる。
このとき、図5Bに示すように、上段に位置した第1リンクコンテンツ210と、最上部に位置する第2リンクコンテンツ310との間に、第2リンクコンテンツ300が第1コンテンツ20の関連記事の記事概要であることを示す見出部360を表示して、第1リンクコンテンツ200とは異なるコンテンツであることを分かりやすくしている。また、第2リンクコンテンツ300を第1リンクコンテンツ210,220よりも距離dだけ僅かに右寄りに表示させることで、第1リンクコンテンツ200とは異なるコンテンツであることをより分かりやすくしている。
なお、図5Bに示すように、第2リンクコンテンツ300は、第1リンクコンテンツ200と同様に、矩形フレーム内に、アイコンあるいはサムネイル等の画像部300aと、テキスト表記された概要記事部300bとを有する。また、第2リンクコンテンツ300の矩形フレーム内にも、詳細記事である第2コンテンツ30へのリンクとなる第2リンク部170が埋め込まれている。
また、第1リンク部160は、操作時においては、前述したようにV字形の記号が丸枠内に配置された態様で表示されていたが(図5A参照)、タップされた後は、図5Bに示すように、丸枠が消滅してV字記号160aのみが表示される。これにより、ユーザ400は、第1リンク部160は操作済みであることを直感的に認識することができる。
また、制御部140は、第1リンク部160が操作されて(図5A参照)第2リンクコンテンツ300が表示される(図5B参照)までの時間に合わせて、図6に示すように、第1リンク部160を360回転させる態様で表示するようにしている。これにより、第1リンク部160を操作したユーザ400は、第2リンクコンテンツ300がロード中であることを視覚的に認識することができる。
また、本実施形態に係る端末装置100では、図5Bに示す状態において、丸枠が消滅してV字記号160aのみが表示されている位置をタップすると、表示されていた第2リンクコンテンツ300が消え、図5Aに示した状態に復帰するようにしている。
このように、端末装置100の制御部140は、第1リンクコンテンツ200が備える第1リンク部160が操作されると、第1リンクコンテンツ200の元記事であって詳細記事からなる第1コンテンツ20を表示するのではなく、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30の概要記事である第2リンクコンテンツ300を複数表示する。
したがって、例えば、第1リンクコンテンツ200をスクロールしながら興味ある記事を探しているユーザは、興味ある記事をより探しやすくなる。また、ウェブサイトを運営する側からすれば、一つのウェブページW上に、ユーザ400を比較的長い間滞在させることができるようになるため、広告などの訴求効果の向上が図れる。
ところで、第1コンテンツ20と第2コンテンツ30とは、互いに関連してはいるものの、予め重複排除して互いに重複することはないようにしている。したがって、第1リンクコンテンツ200と第2リンクコンテンツ300との間でも重複することはない。すなわち、詳細記事である第1コンテンツ20に対し、例えば分散表現を用いて抽出された、互いに重複することのない複数の第2コンテンツ30にそれぞれリンクが張られた第2リンクコンテンツ300を表示するようにしている。
例えば、図7に示すように、記事コンテンツである1つの第1コンテンツ20に対し、極めて類似する複数の内容の記事コンテンツ20a〜20dが存在する場合、各記事コンテンツ20a〜20dは、第1コンテンツ20を中心として一定の近距離の範囲であるエリアA1に含まれており、第1コンテンツ20と内容的に近すぎるため予め排除する。そして、ある程度の距離がある他のエリアA2〜A3内に含まれる記事コンテンツである第2コンテンツ30を第1コンテンツ20の関連コンテンツとして抽出する。
図7において、第1コンテンツ20に対する関連記事としてエリアA2の第2コンテンツ30が抽出された場合、抽出された第2コンテンツ30と同じエリアA2にあって内容的に近すぎる他の記事コンテンツ30a〜30dは排除される。このようなロジックにより、記事コンテンツである第1コンテンツ20および第2コンテンツ30は抽出される。
また、第2リンクコンテンツ300は、第1リンクコンテンツ200よりも掲載期間が長く設定されたものとすることが好ましい。ここでは、第1リンクコンテンツ200よりも掲載期間が長く設定された複数の第2リンクコンテンツ300の中から所定数(ここでは5つ)選択されるようにしている。例えば、元記事となる第1コンテンツ20およびこれの概要記事である第1リンクコンテンツ200は、ニュース性などを勘案して掲載期間を24時間に設定している。そして、第1コンテンツ20の関連記事となる第2コンテンツ30およびこれの概要記事である第2リンクコンテンツ300は、若干古い記事であってもユーザ400の興味を惹く可能性があるため、例えば掲載期間を1週間程度に設定している。
ところで、第2リンクコンテンツ300を表示した後に、第1リンクコンテンツ200に対し、第1リンク部160のタップ操作が再度行われた場合、新たな第2リンクコンテンツ300を表示するようにしている。すなわち、端末装置100は、第2リンクコンテンツ300を表示した後に、第1リンクコンテンツ200に対し、第1リンク部160のタップ操作が再度行われた場合、新たに第2リンクコンテンツ300を取得する。そして、かかる取得した第2リンクコンテンツ300を端末装置100は表示する。
例えば、第2リンクコンテンツ300を表示した後、所定時間経過後に改めて第2リンクコンテンツ300の表示要求がなされた場合であれば、制御部140は、更新された最新の第2リンクコンテンツ300を表示する。
すなわち、コンテンツ配信サーバ10の制御部33は、所定時間毎に、第1コンテンツ20および第1リンクコンテンツ200、さらには第2コンテンツ30および第2リンクコンテンツ300を更新してコンテンツ記憶部32に格納するようにしている。
なお、本実施形態においては、取得する第2リンクコンテンツ300を5つとしたが、並べて表示される前記複数の第2リンクコンテンツの数はパーソナライズ可能とすることができ、例えば、ユーザ400の属性などのユーザ情報に基づいて設定することが可能である。あるいは、表示する数についてはユーザ400の側で設定できるようにすることもできる。
また、制御部140は、第1リンク部160が操作されて(図5A参照)第2リンクコンテンツ300が表示される(図5B参照)までの時間に合わせて、図6に示すように、第1リンク部160を360回転させる態様で表示するようにしている。これにより、第1リンク部160を操作したユーザ400は、第2リンクコンテンツ300がロード中であることを視覚的に認識することができる。
〔6.情報配信システムの処理フロー〕
次に、図8を参照して、実施形態に係る情報配信システム1による配信処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る情報配信システム1による情報配信処理手順を示すシーケンス図である。
図8に示すように、端末装置100は、ユーザ400の操作に従って、ウェブページWの取得要求をコンテンツ配信サーバ10に送信する(ステップS101)。コンテンツ配信サーバ10は、ウェブページWの取得要求に応じて、第1コンテンツ20へのリンクが張られた第1リンクコンテンツ200が所定数含まれるウェブページWを端末装置100に配信する(ステップS102)。配信を受けた端末装置100は、図5Aに示すようにウェブページWを表示する。
ウェブページWが表示された後、ユーザ400による第1リンク部160のタップ操作があれば、タップ操作に従って、端末装置100は、第1コンテンツ20の関連コンテンツである第2コンテンツ30へのリンクが張られた第2リンクコンテンツ300の表示要求を行う。すなわち、端末装置100は、第1リンク部160を介して第2リンクコンテンツ300の表示要求をコンテンツ配信サーバ10に送信する(ステップS103)。
コンテンツ配信サーバ10は、端末装置100からの第2リンクコンテンツ300の表示要求に応じて、所定数(ここでは5つ)の第2リンクコンテンツ300を、制御情報と共に端末装置100に配信する(ステップS104)。
端末装置100は、取得した5つの第2リンクコンテンツ310〜350を、制御情報に基づき表示処理を行う(ステップS105)。すなわち、図5Bに示したように、5つの第2リンクコンテンツ310〜350を、同一の表示領域101に表示中の第1リンクコンテンツ210と共に表示する。
〔7.端末装置の処理フローI〕
次に、図9を参照して、実施形態に係る端末装置100による処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る端末装置100による処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、端末装置100は、第1リンクコンテンツ200を含むウェブページWの表示開始操作があったか否かを判定し(ステップS210)、ウェブページWの表示開始操作なしと判定した場合(ステップS210;No)、処理を終了する。その後、端末装置100は、再度ステップS210から処理を開始する。
他方、ウェブページWの表示開始操作ありと端末装置100が判定した場合(ステップS210;Yes)、ウェブページWの取得要求をコンテンツ配信サーバ10へ送信する(ステップS220)。
続いて、端末装置100は、第2リンクコンテンツ300の表示要求操作があったか否かを判定する(ステップS230)。そして、第2リンクコンテンツ300の表示要求操作がないと判定した場合(ステップS230;No)、端末装置100は、処理をステップS270に移す。
他方、第2リンクコンテンツ300の表示要求操作があったと判定した場合(ステップS230;Yes)、端末装置100は、第2リンクコンテンツ300の取得要求をコンテンツ配信サーバ10へ送信する(ステップS240)。
続いて、端末装置100は、第2リンクコンテンツ300を取得したか否かを判定し(ステップS250)、第2リンクコンテンツ300を取得していないと判定した場合(ステップS250;No)、第2リンクコンテンツ300を取得するまでステップS250の判定処理を繰り返す。なお、第2リンクコンテンツ300の取得とは、本実施形態に係る情報表示プログラムとして機能する制御情報の取得も含まれる。
第2リンクコンテンツ300および制御情報を取得したと判定した場合(ステップS250,Yes)、端末装置100は、複数の第2リンクコンテンツ300が列状に配置される第2リンクコンテンツ群を表示画面における表示領域101に表示させる(ステップS260)。その後、端末装置100は、ユーザ400による所定の操作があったか否かを判定し(ステップS270)、操作はないと判定した場合(ステップS270;No)、操作があるまでステップS270の判定処理を繰り返す。
ユーザ400による所定の操作があったと判定した場合(ステップS270;Yes)、端末装置100は、操作に応じた表示制御を実行する(ステップS280)。その後、端末装置100は、ユーザ400により、ウェブページWの表示終了操作があったか否かを判定する(ステップS290)。そして、端末装置100は、ウェブページWの表示終了操作なしと判定した場合(ステップS290;No)、処理をステップS270に戻す。
一方、端末装置100は、ウェブページWの表示終了操作ありと判定した場合(ステップS290,Yes)、処理を終了する。その後、端末装置100は、再度ステップS210から処理を開始することができる。なお、ユーザ400は任意のタイミングでウェブページWの表示終了操作を行うことができるため、ステップS290の処理は、任意のタイミングで行われてもよい。
〔8.端末装置の処理フローII〕
ここで、図9におけるステップS280による表示制御の一例について、図10を参照して説明する。図10は、実施形態に係る端末装置100による情報表示制御の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、端末装置100は、第1リンクコンテンツ200または第2リンクコンテンツ300の詳細記事である第1コンテンツ20または第2コンテンツ30の表示要求操作があったか否かを判定する(ステップS310)。すなわち、図5Aおよび図5Bで示したように、第1リンクコンテンツ200や第2リンクコンテンツ300に埋め込まれている第2リンク部170に対するタップ操作があったか否かを判定する。
そして、表示要求操作がないと判定した場合(ステップS310;No)、処理を終了する一方、表示要求操作があると判定した場合(ステップS310;Yes)、端末装置100は、処理をステップS320に移し、詳細記事である第1コンテンツ20または第2コンテンツ30の取得要求を、コンテンツ配信サーバ10に送信する(ステップS320)。
次いで、端末装置100は、詳細記事である第1コンテンツ20または第2コンテンツ30を取得したか否かを判定し(ステップS330)、第1コンテンツ20または第2コンテンツ30を取得していないと判定した場合(ステップS330;No)、取得するまでステップS330の判定処理を繰り返す。
第1コンテンツ20または第2コンテンツ30を取得したと判定した場合(ステップS330,Yes)、端末装置100は、画面切替処理を行う(ステップS340)。すなわち、表示領域101に、第1リンクコンテンツ200や第2リンクコンテンツ300を含むウェブページWが表示されている画面から、別の表示領域を有する画面に切替える。
そして、端末装置100は、ウェブページWが表示されていた画面とは異なる別の画面の新しい表示領域に、詳細記事である第1コンテンツ20または第2コンテンツ30を表示する(ステップS350)。
〔9.変形例〕
上述した実施形態に係る表示処理は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。ここで、図11を参照し、実施形態に係る表示制御の変形例について説明する。図11は、実施形態に係る情報表示制御の変形例を示す説明図である。
上述してきた例では、図5Aおよび図5Bに示すように、第1リンクコンテンツ200に、第2リンクコンテンツ300にリンクする第1リンク部160と、詳細記事である第1コンテンツ20へリンクする第2リンク部170を設け、第2リンクコンテンツ300は、詳細記事である第2コンテンツ30へリンクする第2リンク部170を設けただけであった。しかし、表示領域101に、他のリンク部を備える構成とすることもできる。
すなわち、図11に示すように、並べて表示される複数の第2リンクコンテンツ300の直上方位置に第3リンク部180を表示することができる。第3リンク部180は、第2リンクコンテンツ300とは重複しない他の第2リンクコンテンツを表示するためのリンクとなるもので、所謂「もっと見るボタン」の機能を実現する。この第3リンク部180に対する操作は、第1リンクコンテンツ200に対する所定の操作に相当する。
かかる第3リンク部180をユーザ400がタップ操作すると、操作の都度、現在表示されている第2リンクコンテンツ300とは重複することはないが、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30へのリンクが張られた他の2リンクコンテンツが、表示済みの第2リンクコンテンツ300は表示されたまま、次々と表示されるものである。
このようにすることで、ユーザ400の操作に応じて、ユーザ400が興味を惹きそうなコンテンツを多数表示することができ、ユーザ400を、可及的に長い間、同一ウェブページWへ滞在できるように導くことが可能となる。
また、表示されている複数の第2リンクコンテンツ300の矩形フレーム内に、第4リンク部190をそれぞれ重畳表示することができる。
第4リンク部190は、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30にさらに関連する第3コンテンツ(不図示)へのリンクが張られている第3リンクコンテンツ(不図示)を表示するためのリンクであり、所謂「孫引きボタン」の機能を実現する。
かかる第4リンク部190をユーザ400がタップ操作すると、複数の第3リンクコンテンツが、縦方向に列状、すなわちタイムライン形式で表示される。例えば、図11において、最上段に位置する第2リンクコンテンツ310の第4リンク部190をタップ操作すると、第リンクコンテンツ300の近傍に第3リンクコンテンツが表示される。例えば、第2リンクコンテンツ310とその下に表示されている第2リンクコンテンツ320との間に、所定数(例えば5つ)の第3リンクコンテンツが、第2リンクコンテンツ310,320よりも僅かに右側に寄った状態で表示される。
こうして、第4リンク部190の操作の都度、第1コンテンツ20に対して関連度合が変化する多様なコンテンツが表示されるようにすれば、ユーザ400に新たな興味を誘起させることが可能となる。したがって、第4リンク部190を設けることで、ユーザ400を、可及的に長い間、同一ウェブページWへ滞在できるように導くことが可能となる。
また、本実施形態に係る端末装置100では、並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツ200のうち一つの第1リンクコンテンツ210に対して第1リンク部160のタップ操作が行われた場合、一つの第1リンクコンテンツ210と、この一つの第1リンクコンテンツ210と隣接する第1リンクコンテンツ220との間に取得した第2リンクコンテンツ300を表示するようにした。
しかし、取得した第2リンクコンテンツ300の表示位置は、一つの第1リンクコンテンツ210とこれに隣接する第1リンクコンテンツ220との間だけには限らず、第1リンクコンテンツ200の近傍で視認可能な位置であればどのような位置でも構わない。例えば、第2リンクコンテンツ300を、第1リンクコンテンツ200に重畳させて表示することもできる。
また、本実施形態に係る端末装置100では、第2リンクコンテンツ300を表示した後、例えば端末装置100において第1コンテンツ20や第1リンクコンテンツ200がキャッシュされている時間内のように、一定時間以内に改めて第2リンクコンテンツ300の表示要求がなされた場合、前回表示した第2リンクコンテンツ300と同じ第2リンクコンテンツ300が表示されることとしているが、次のようにして、新たな第2リンクコンテンツ300を表示することもできる。
すなわち、端末装置100の制御部140は、第1リンクコンテンツ200に対して最初の所定操作、すなわち、第1リンク部160へのタップ操作が行われた場合、例えば6つ以上の複数の第2リンクコンテンツ300を取得する。次いで、制御部140は、複数の第2リンクコンテンツ300のうち一部(例えば5つ)の第2リンクコンテンツ310〜350を表示し、一部の第2リンクコンテンツ310〜350を表示した後に第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作(第1リンク部160へのタップ操作)が再度行われた場合に、複数の第2リンクコンテンツ300のうち一部の第2リンクコンテンツ310〜350とは異なる新たな第2リンクコンテンツ300を表示するのである。
このように、第2リンクコンテンツ300を表示した後、所定時間以内であっても、再度第2リンクコンテンツ300の表示要求がなされた場合、制御部140は、前回表示した第2リンクコンテンツ300とは異なる第2リンクコンテンツ300を表示することができる。このようにすることで、ユーザ400は限られた時間内であっても、より多くの第2リンクコンテンツ300を見ることができる。
また、上述してきた例では、複数の第2リンクコンテンツ300を表示する際に、端末装置100の制御部140は、適宜ランダムに選択して取得したり、予めコンテンツ配信サーバ10により決定された複数の第2リンクコンテンツ300の配信を受けるようにしたりしていた。
しかし、制御部140は、複数の第2リンクコンテンツ300を表示する際に、第1コンテンツ20との関連度合が高い順に並べて表示することもできる。この場合、複数の第2リンクコンテンツ300を例えば時系列順に並べ、記事内容にストーリー性を持たせることができる。
また、第1コンテンツ20と第2コンテンツ30とを、互いに関連してはいるものの決して互いに重複することはないようにするために、上述してきた例では周知の分散表現を用いてコンテンツを抽出していた。しかし、ウェブページWに表示する第1リンクコンテンツ200の元記事となる第1コンテンツ20や、第2リンクコンテンツ300の元記事となる第2コンテンツ30の抽出には、その他のロジックを採用してもよいし、ユーザ400の属性や行動履歴、コンテキスト、るいは、コンテンツの新鮮さを示すフレッシュネスのランクなどに基づいて抽出することもできる。
また、上述してきた例では、端末装置100に表示されるものを、コンテンツがタイムライン形式に並ぶウェブページWとして説明したが、これはウェブページWに限られるものではない。例えば、コンテンツを表示するアプリケーションにも実施形態に係る情報表示処理を適用ですることができる。その場合、情報表示処理は、制御情報によるのではなく、アプリケーションの機能によって、実施形態に係る情報表示処理を実現することができる。
〔10.記事コンテンツ〕
上記実施形態で示した第1コンテンツ20や第2コンテンツ30は、記事コンテンツとしたが、これら記事コンテンツは、政治、経済、スポーツ、芸能、科学などの分野における話題のニュースを示すコンテンツの他、ショッピングサイト、天気予報サイト、グルメサイトなど、ウェブサイトに提供される各種のコンテンツが対象となる。また、記事コンテンツとしては、広告コンテンツであっても構わない。
〔11.制御情報〕
端末装置100がウェブページWと共に配信される制御情報を用いて、上述した表示処理を実行する場合、実施形態に係る情報配信システム1では、コンテンツ配信サーバ10がウェブページWおよび制御情報を端末装置100に配信する例を示した。しかし、例えば記事コンテンツが広告コンテンツである場合であって、情報配信システム1に広告配信サーバが含まれる場合、制御情報を配信する装置は、コンテンツ配信サーバ10に限られず、広告配信サーバであってもよい。
〔12.プログラム〕
上述してきた端末装置100による処理は、本願に係る情報表示プログラムにより実現される。例えば、端末装置100に係る表示制御部143は、端末装置100が有するCPUやMPU等によって、情報表示プログラムがRAMを作業領域として、情報表示プログラムに係る取得手順および表示制御手順が実行されることにより実現される。端末装置100に係る他の処理部も同様に、情報表示プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。
〔13.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した要求部141と取得部142とは統合されてもよい。また、例えば、図4に示した受付部331とコンテンツ選択部333は統合されてもよい。また、表示中の第1リンクコンテンツ200に対する所定の操作をタップ操作として説明したが、あくまでも一例であり、タップ操作に限られるものではなく、第2リンクコンテンツ300を取得するための操作であればどのような操作であっても構わない。
また、上述してきた実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔14.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100およびコンテンツ配信サーバ10は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、コンテンツ配信サーバ10を例に挙げて説明する。図12は、コンテンツ配信サーバ10の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラム(例えば、実施形態に係る制御情報や本願に係る情報表示プログラム)に基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網(図2に示すネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るコンテンツ配信サーバ10、あるいは端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部33の機能を実現する。また、HDD1400には、コンテンツ配信サーバ10が備えるコンテンツ記憶部32内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
なお、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部140の機能を実現する。
〔15.効果〕
上述したように、実施形態に係る端末装置100は、第1コンテンツ20へのリンクが張られている第1リンクコンテンツ200であって表示中の第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作(第1リンク部160のタップ操作)が行われた場合に、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30へのリンクが張られている第2リンクコンテンツ300を取得する取得部142と、取得部142で取得された第2リンクコンテンツ300を表示中の第1リンクコンテンツ200とともに表示する表示制御部143とを備える。
かかる端末装置100によれば、ユーザ400からすれば興味ある記事に出会う確率が高まるとともに、例えば、ウェブページWの提供側からすれば、ユーザ400のウェブページWへの滞在期間を長くすることができるため、広告への訴求効果を高めることが可能となるとともに、広告主に対しては広告掲載条件などを有利にすることが可能となる。
しかも、表示制御部143は、並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツ200のうち一の第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作(第1リンク部160のタップ操作)が行われた場合に、第1リンクコンテンツ200の近傍に、取得部142において取得された第2リンクコンテンツ300を表示することができる。したがって、ユーザ400は、第2リンクコンテンツ300が1リンクコンテンツ200の近傍に表示されるため、第1コンテンツ20と関連するコンテンツの中から興味ある記事を探しやすくなる。
また、表示制御部143は、並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツ200のうち一の第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作(第1リンク部160のタップ操作)が行われた場合に、一の第1リンクコンテンツ200(210)と、この一の第1リンクコンテンツ200(210)と隣接する第1リンクコンテンツ200(220)との間に、取得部142において取得された第2リンクコンテンツ300を表示することができる。
したがって、ユーザ400は、タップ操作して第1リンクコンテンツ200と並んだ状態で第2リンクコンテンツ300を視認することができるため、第1コンテンツ20と関連するコンテンツの中から興味ある記事を探しやすくなる。
また、表示制御部143は、第2リンクコンテンツ300を表示した後に、第1リンクコンテンツ200に対して、第1リンク部160のタップ操作が再度行われた場合に、新たな第2リンクコンテンツ300を表示する。したがって、ユーザ400は、より多くの関連記事をチェックすることができるため、興味ある記事に出会う確率がより高まる。
また、取得部142は、表示制御部143によって第2リンクコンテンツ300が表示された後、第1リンクコンテンツ200に対して第1リンク部160のタップ操作が再度行われた場合に、新たに第2リンクコンテンツ300を取得し、表示制御部143は、取得部142において新たに取得された第2リンクコンテンツ300を表示する。
すなわち、第1リンクコンテンツ200に対して、第1リンク部160のタップ操作が行われてはじめて第2リンクコンテンツを新たに取得するため、一度に大量のデータを取得する必要はなく、制御負荷を軽減することができるとともに、記憶容量をいたずらに圧迫するおそれもなくなる。
また、取得部142は、表示制御部143によって第2リンクコンテンツ300が表示された後、所定時間経過後に第1リンクコンテンツ200に対して第1リンク部160のタップ操作が再度行われた場合に、新たに第2リンクコンテンツ300を取得する。したがって、所定時間以内であれば、データ取得などは行われないため、制御負荷を可及的に軽減することができるとともに、所定時間経過後であれば、より多くの関連記事をチェックすることができるため、興味ある記事に出会う確率がより高まる。
また、取得部142は、第1リンクコンテンツ200に対して第1リンク部160のタップ操作(所定の操作)が行われた場合に、複数の第2リンクコンテンツ300を取得し、表示制御部143は、複数の第2リンクコンテンツ300のうち一部の第2リンクコンテンツ300を表示し、一部の第2リンクコンテンツ300を表示した後に第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作が再度行われた場合に、複数の第2リンクコンテンツ300のうち一部の第2リンクコンテンツ300とは異なる新たな第2リンクコンテンツを表示する。この場合、ユーザによる新たな第2リンクコンテンツ300の表示要求に即座に対応することが可能となる。
また、表示制御部143は、一部の第2リンクコンテンツ300を表示した後、所定の時間内に第1リンクコンテンツ200に対して第1リンク部160のタップ操作(所定の操作)が再度行われた場合に、一部の第2リンクコンテンツ300とは異なる新たな第2リンクコンテンツを表示する。したがって、ユーザ400は限られた時間内であっても、より多くの第2リンクコンテンツ300を見ることができるため、興味ある記事に出会う確率がより高まる。
また、表示制御部143は、複数の第2リンクコンテンツ300を、第1コンテンツ20との関連度合が高い順に並べて表示することもできる。例えば、複数の第2リンクコンテンツ300を例えば時系列順に並べて記事内容にストーリー性を持たせることができ、よりユーザ400の興味を惹くことが可能となる。
また、表示制御部143は、互いに重複することのない複数の第2コンテンツ30にそれぞれリンクが張られた第2リンクコンテンツ300を表示するようにしている。したがって、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30は、内容的に互いに類似してはいるものの、互いに重複することのないバリエーションに富んだコンテンツとすることができる。
表示制御部143は、第2リンクコンテンツ300を表示した後、第1リンクコンテンツ200に対して所定の操作が再度行われた(第3リンク部180のタップ操作が行われた)場合に、表示済みの第2リンクコンテンツ300と重複しない他の第2リンクコンテンツ300を表示する。
したがって、端末装置100は、ユーザ400の操作に応じて、ユーザ400が興味を惹きそうな多種類の第2リンクコンテンツ300をより多く表示することができ、ユーザ400を、可及的に長い間、同一ウェブページWへ滞在できるように導くことが可能となる。
また、取得部142は、表示制御部143により表示された第2リンクコンテンツ300に対して所定の操作が行われた(第4リンク部190のタップ操作が行われた)場合に、第2コンテンツに関連する第3コンテンツへのリンクが張られている第3リンクコンテンツを取得し、表示制御部143は、取得部142において取得された第3リンクコンテンツを表示中の第1リンクコンテンツ200と第2リンクコンテンツ300と共に表示する。
したがって、第4リンク部190をユーザ400がタップ操作(所定の操作)する度に、第1コンテンツ20に対して関連度合が変化する多様な第3リンクコンテンツが取得されてて表示されるため、ユーザ400に新たな興味を誘起させることが可能となり、ユーザ400を、可及的に長い間、同一ウェブページWへ滞在できるように導くことが可能となる。
また、取得部142は、第1コンテンツ20が表示される端末装置100のユーザ400に関する情報に基づいて選択される第2リンクコンテンツ300を取得する。したがって、表示される第2リンクコンテンツ300をユーザ400に応じてパーソナライズできるため、例えば、ユーザ400の必要性に応じた適切な数で第2リンクコンテンツ300を表示できる。
また、取得部142は、端末装置100への配信可能な期間が第1コンテンツよりも長い第2コンテンツに対応する第2リンクコンテンツ群から選択される第2リンクコンテンツ300を取得する。したがって、ユーザ400は、元記事となる第1コンテンツ20への興味が失せても、第1コンテンツ20に関連する第2コンテンツ30の中からは興味ある記事が見出される可能性があり、かかる第2コンテンツ30に対応する第2リンクコンテンツ300を表示することで、ユーザ400を、可及的に長い間、同一ウェブページWへ滞在できるように導くことが可能となる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 情報配信システム
10 コンテンツ配信サーバ(情報表示装置)
20 第1コンテンツ
30 第2コンテンツ
100 端末装置
160 第1リンク部
200 第1リンクコンテンツ
300 第2リンクコンテンツ
本願に係る情報表示プログラムは、取得手順と、表示制御手順とをコンピュータに実行させる。取得手順は、表示要求操作がなされるまで非表示状態にある第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して、前記表示要求操作とは異なる前記第1リンクコンテンツを指定する操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する。表示制御手順は、前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを、前記第1コンテンツを非表示状態としたまま前記表示中の第1リンクコンテンツと共に表示する。
本願に係る情報表示プログラムは、取得手順と、表示制御手順とをコンピュータに実行させる。取得手順は、表示要求操作がなされるまで非表示状態にある第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して、前記表示要求操作とは異なる前記第1リンクコンテンツを指定する操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する。表示制御手順は、前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを、前記第1コンテンツを非表示状態としたまま前記表示中の第1リンクコンテンツと共に表示する。そして、前記取得手順では、前記第1リンクコンテンツに対して前記操作が行われた場合に、複数の第2リンクコンテンツを取得する。また、前記表示制御手順では、取得された前記複数の第2リンクコンテンツのうち一部の第2リンクコンテンツを表示し、前記一部の第2リンクコンテンツを表示した後に前記第1リンクコンテンツに対して前記操作が再度行われた場合に、前記複数の第2リンクコンテンツのうち前記一部の第2リンクコンテンツとは異なる他の第2リンクコンテンツを表示する。

Claims (17)

  1. 第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する取得手順と、
    前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツと共に表示する表示制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報表示プログラム。
  2. 前記表示制御手順は、
    並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツのうち一の第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が行われた場合に、前記第1リンクコンテンツの近傍に、前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  3. 前記表示制御手順は、
    並べて表示されている複数の第1リンクコンテンツのうち一の第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が行われた場合に、前記一の第1リンクコンテンツと、前記一の第1リンクコンテンツと隣接する第1リンクコンテンツとの間に、前記取得手順において取得された第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記表示制御手順は、
    前記第2リンクコンテンツを表示した後に前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、新たな第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  5. 前記取得手順は、
    前記表示制御手順によって前記第2リンクコンテンツが表示された後、前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、新たに第2リンクコンテンツを取得し、
    前記表示制御手順は、
    前記取得手順において新たに取得された第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  6. 前記取得手順は、
    前記表示制御手順によって前記第2リンクコンテンツが表示された後、所定時間経過後に前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、新たに前記第2リンクコンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示プログラム。
  7. 前記取得手順は、
    前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が行われた場合に、複数の第2リンクコンテンツを取得し、
    前記表示制御手順は、
    前記複数の第2リンクコンテンツのうち一部の第2リンクコンテンツを表示し、前記一部の第2リンクコンテンツを表示した後に前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、前記複数の第2リンクコンテンツのうち前記一部の第2リンクコンテンツとは異なる新たな第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  8. 前記表示制御手順は、
    前記一部の第2リンクコンテンツを表示した後、所定時間内に前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、前記一部の第2リンクコンテンツとは異なる新たな第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報表示プログラム。
  9. 前記表示制御手順は、
    複数の前記第2リンクコンテンツを、前記第1コンテンツとの関連度合が高い順に並べて表示する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  10. 前記表示制御手順は、
    互いに重複することのない複数の第2コンテンツにそれぞれリンクが張られた第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  11. 前記表示制御手順は、
    前記第2リンクコンテンツを表示した後、前記第1リンクコンテンツに対して前記所定の操作が再度行われた場合に、表示済みの前記第2リンクコンテンツと重複しない他の第2リンクコンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  12. 前記取得手順は、
    前記表示制御手順において表示された第2リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第2コンテンツに関連する第3コンテンツへのリンクが張られている第3リンクコンテンツを取得し、
    前記表示制御手順は、
    前記取得手順において取得された第3リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツと第2リンクコンテンツと共に表示する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  13. 前記取得手順は、
    前記第1コンテンツが表示される端末装置のユーザに関する情報に基づいて選択される第2リンクコンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  14. 前記取得手順は、
    端末装置への配信可能な期間が前記第1コンテンツよりも長い第2コンテンツに対応する第2リンクコンテンツ群から選択される第2リンクコンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の情報表示プログラム。
  15. コンピュータが実行する情報表示方法であって、
    第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された第2リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツとともに表示する表示制御工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  16. 第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得する取得部と、
    前記取得部で取得された第2リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツとともに表示する表示制御部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  17. 制御情報によって表示制御されるコンテンツを端末装置へ配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    第1コンテンツへのリンクが張られている第1リンクコンテンツであって表示中の第1リンクコンテンツに対して所定の操作が行われた場合に、前記第1コンテンツに関連する第2コンテンツへのリンクが張られている第2リンクコンテンツを取得し、取得した第2リンクコンテンツを前記表示中の第1リンクコンテンツとともに表示する
    ことを特徴とする配信装置。
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