JP2019045765A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ものである。
図1は本発明が適用された画像形成装置10の全体構成の概略図を示している。図1に示すように、画像形成装置10は、矢印A方向に定速回転する感光体12(像保持体)を備えている。
I=εLΔV(dx/dt)/d ・・・ (式1)
ただし、dは感光体12の膜厚、ΔVは帯電前後の感光体12の表面の電位の差、εは感光体膜の誘電率、Lは感光体12の回転軸方向の長さ、dx/dtは感光体12の回転方向のプロセス速度を各々示している。この原理を用いて感光体12の回転軸方向の帯電電流Iのプロファイル(分布)を取得すれば感光体12の回転軸方向の膜厚分布が得られるので、偏磨耗に起因して発生するすじの位置が検知される。
つまり、比較例に係る再帯電電流プロファイルの計測方法では、詳細な再帯電電流プロファイルの取得と計測時間とは両立しない。
検知領域Adは露光領域Aeに沿って符号「D1」で示す走査方向に移動するとみなせる。図2(b)は、図2(a)に示すように露光領域Aeを形成した場合の、回転軸方向位置に対する再帯電電流と膜厚の変化を示している。また、図2(b)に示す符号[1]、[2]、[3]は、図2(a)に示す符号[1]、[2]、[3]で示す検知領域Adの位置に対応するグラフ上の位置を示している。
図4から図6を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、上記実施の形態に係る画像形成装置において、帯電部14による帯電履歴の影響を抑制するようにした形態である。従って、画像形成装置自体は上記実施の形態に係る画像形成装置10と同様なので、必要に応じ上記で説明した図を参照することとして詳細な説明を省略する。
その結果、本実施の形態に係る画像係層装置によれば、帯電履歴による影響が抑制され、上記実施の形態に比べてより正確な感光体膜厚dの計測が可能となる。
これらの感光体膜厚の変動により曲線C2に示す実際の感光体膜厚の取得が困難になっていることがわかる。また、曲線C4とC2とを比較して明らかなように、比較例の変形例に係る再帯電電流プロファイルによる感光体膜厚の計測では、位置P4、P5における偏磨耗を検知できていない。
図7を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態も上記実施の形態と同様に帯電履歴による影響を抑制することを目的とした形態であるが、上記実施の形態では同じ大きさの帯電履歴による再帯電電流が常に重畳されるようにして帯電履歴の影響を抑制したが、本実施の形態は帯電履歴を飽和させ(ほぼ消滅させ)、帯電履歴の影響を抑制する形態である。帯電履歴の飽和とは、一旦形成された帯電履歴の領域を再度帯電させることにより、帯電電位がほぼ予め定められた帯電電位VHまで上昇することをいう。
第2回転R2では露光領域Aeを形成せず、露光領域Ae1に対応する帯電履歴Ag1の帯電のみを行って帯電履歴Ag1を飽和させる。続く第3回転R3で露光領域Ae2の再帯電電流の測定を行う。このとき露光領域Ae1に対応する帯電履歴Ag2は2回帯電されているのでほぼ飽和しており、再帯電電流がほとんど流れない。
図8を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態は、上記各実施の形態において露光部16による照射領域の感光体12の回転軸方向の移動速度vs、または露光領域Aeの回転軸方向Dmの幅Wを可変とする形態である。照射領域の移動速度vsは露光領域Aeを斜行させて形成する場合の露光領域Aeの移動速度に等しいので、以下露光領域Aeの移動速度vsという。また、移動速度vsは感光体12の1周あたりの回転軸方向の移動距離(m/回転)で表現する。
W=vsmin<vsmid1<vsmid2<vsmax=L
12 感光体
14 帯電部
16 露光部
18 現像部
20 転写部
22 清掃部
24 除電部
28 用紙
30 定着部
30A 加圧ローラ
30B 加熱ローラ
40 電源部
42 制御部
Ad 検知領域
Ae 露光領域
Aep プレ露光領域
Ag1〜Ag4、Agp1、Agp2 帯電履歴
Aw 偏磨耗領域
d 膜厚
f 幅
D1 走査方向
Dm 回転軸方向
Ds 回転方向
I 帯電電流
L 長さ
S 周囲長
P 展開図
N 初期膜厚
A 経時膜厚
E 寿命膜厚
P1〜P9 位置
R1 第1回転
R2 第2回転
R3 第3回転
R4 第4回転
R5 第5回転
TN トナー
VL 露光電位
VH 帯電電位
Vdeve 現像電位
vs 移動速度
W 幅
WL 白すじ
ΔI 電流ギャップ
ΔV 電位差
Claims (13)
- 回転軸を中心として回転する像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記帯電時に流れる帯電電流を測定する測定手段と、
表面を帯電された前記像保持体に光を照射して露光し静電潜像を形成する露光手段と、 前記像保持体の表面を初期帯電させるように前記帯電手段を制御し、前記回転軸方向の予め定められた幅の光の照射領域を前記回転軸に沿って移動させつつ帯電された前記像保持体の表面を露光し露光領域を形成するように前記露光手段を制御し、露光された前記像保持体の表面を再度前記帯電手段により帯電させたときに流れる再帯電電流を測定するように前記測定手段を制御し、前記再帯電電流を用いて前記像保持体の異常を検知する検知手段と、を含む
画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記照射領域を予め定められた速度で等速に移動させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記予め定められた速度は、前記像保持体の1回転する間に前記照射領域が前記予め定められた幅だけ移動する速度である
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記異常が前記像保持体の周面に沿って形成される磨耗であり、前記予め定められた幅が前記磨耗の前記回転軸方向の幅以下である
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記予め定められた速度は、前記像保持体の1回転する間に前記照射領域が前記予め定められた幅だけ移動する速度より大きく、前記像保持体の1回転する間に前記露光手段が前記像保持体の前記回転軸方向の長さだけ移動する速度以下である
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記異常が前記像保持体の周面に沿って形成される磨耗であり、前記予め定められた幅が前記磨耗の前記回転軸方向の幅以上である
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記初期帯電において発生する帯電履歴による前記再帯電電流の誤差を補正するように前記露光手段または前記帯電手段を制御する
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記像保持体を初期帯電する前に予め定められた領域を露光して補正露光領域を形成するように前記露光手段を制御する
請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記露光領域と重ならない領域に前記補正露光領域が形成されるように前記露光手段を制御する
請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記露光領域による帯電履歴の領域と重ならない領域に前記補正露光領域が形成されるように前記露光手段をさらに制御する
請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記再帯電電流の測定は前記像保持体の回転に伴って1または複数回転おきに行われ、 前記検知手段は、複数回の前記再帯電電流の測定の各々の間に前記初期帯電された領域を再帯電させるように前記帯電手段を制御する
請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記像保持体の1または複数回転分の前記初期帯電を行った後前記再帯電が完了するまで前記照射領域の移動を停止させ、次の前記初期帯電後の露光を停止させた位置から開始するように、前記露光手段を制御する
請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記異常が前記像保持体の周面に沿って形成される磨耗であり、前記予め定められた幅および前記照射領域の移動速度の少なくとも一方が、前記磨耗の前記回転軸方向の幅に応じて定められる
請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2016164609A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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