JP2019045475A - 回転操作検出装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

回転操作検出装置及びレンズ鏡筒 Download PDF

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Abstract

【課題】操作部材の回転操作を高分解能で検出することができる回転操作検出装置を提供する。【解決手段】回転操作検出装置2は、周方向に第1の断面積S1を有する第1の磁性部18と、周方向に第1の断面積S1と異なる第2の断面積S2を有する第2の磁性部20とが周方向に交互に複数形成されたリング状の磁性体4と、磁性体4に対向して配置された第1の磁石6と、磁性体4に対向して配置され、磁性体4が回転することにより生じる磁場の変化を検出する第1のホール素子10及び第2のホール素子12とを備える。第1の磁石6、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向に沿って並んで配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、操作部材の回転操作を検出するための回転操作検出装置及びこれを備えたレンズ鏡筒に関する。
例えばデジタルスチルカメラ等の撮像装置には、レンズ鏡筒が搭載されている。レンズ鏡筒は、光軸方向に沿って配置された1つ以上のフォーカスレンズと、フォーカスレンズを光軸方向に移動させてフォーカス位置を調節するためのフォーカスリングと、フォーカスリングの回転操作(回転量及び回転方向)を検出するための回転操作検出装置とを備えている。
従来の回転操作検出装置として、エンコーダを用いた接触型の回転操作検出装置、及び、フォトインタラプタを用いた非接触型の回転操作検出装置が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。この種の回転操作検出装置では、フォーカスリングを回転させた際に、エンコーダ又はフォトインタラプタから出力される検出信号に基づいて、フォーカスリングの回転量及び回転方向を検出することができる。
特開2016−194731号公報 特開2016−191908号公報
本開示は、操作部材の回転操作を高分解能で検出することができる回転操作検出装置及びこれを備えたレンズ鏡筒を提供する。
本開示における回転操作検出装置は、周方向に第1の断面積を有する第1の磁性部と、周方向に第1の断面積と異なる第2の断面積を有する第2の磁性部とが周方向に交互に複数形成されたリング状の磁性体と、磁性体に対向して配置された第1の磁石と、磁性体に対向して配置され、磁性体が回転することにより生じる磁場の変化を検出する第1の磁気検出素子及び第2の磁気検出素子と、を備え、第1の磁石、第1の磁気検出素子及び第2の磁気検出素子は、磁性体の周方向に沿って並んで配置されている。
本開示における回転操作検出装置によれば、操作部材の回転操作を高分解能で検出することができる。
実施の形態1に係る回転操作検出装置を示す斜視図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置を分解して示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置を示す平面図である。 図3Aの要部拡大図である。 実施の形態1に係る磁性体の一部を拡大して示す要部斜視図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1に係る第1のホール素子及び第2のホール素子が出力する電圧信号の、磁性体の回転角度に対する変化を説明するためのグラフである。 実施の形態1に係るAD変換部の動作を説明するためのグラフである。 実施の形態1に係る信号処理部の動作を説明するためのグラフである。 実施の形態1に係る回転操作検出装置の適用例1を示す斜視図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置の適用例1を示す斜視図である。 実施の形態1に係る回転操作検出装置の適用例2を示す斜視図である。 実施の形態2に係る回転操作検出装置を分解して示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る磁性体の一部を拡大して示す要部斜視図である。 実施の形態2に係る回転操作検出装置の一部を拡大して示す要部平面図である。 実施の形態1及び2の回転操作検出装置における、磁性体と第1のホール素子及び第2のホール素子との位置関係を説明するための模式図である。 実施の形態3に係る回転操作検出装置を分解して示す分解斜視図である。 実施の形態3に係る回転操作検出装置を示す平面図である。 実施の形態3に係る回転操作検出装置を模式的に示す側面図である。 実施の形態3に係る回転操作検出装置における、磁性体と第3の磁石との位置関係を説明するための図である。 実施の形態3に係る回転操作検出装置における、第3の磁石の吸引力の、磁性体の回転角度に対する変化を説明するためのグラフである。 実施の形態3の変形例1に係る回転操作検出装置の一部を拡大して示す要部斜視図である。 実施の形態3の変形例2に係る回転操作検出装置の一部を拡大して示す要部斜視図である。 実施の形態4に係る回転操作検出装置を分解して示す分解斜視図である。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した技術に関し、以下の問題が生じることを見出した。
エンコーダを用いた接触型の回転操作検出装置では、フォーカスリングを回転させた際に回転を検出するセンサの摺動部に摩擦が生じるため、製品寿命が短くなる。一方、フォトインタラプタを用いた非接触型の回転操作検出装置では、フォトインタラプタと対になる遮光部の構造上、回転量の検出の分解能の向上には限界がある。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の説明において、一対のホール素子及び永久磁石に対して相対的に回転するリング状の磁性体の回転軸をZ軸(光軸)、Z軸と垂直な任意の直線をX軸、Z軸及びX軸の双方に垂直な軸をY軸とする。このとき、磁性体から一対のホール素子に向かう方向をZ軸の正方向とする。さらに、磁性体の周方向をθ方向、磁性体の径方向をr方向とする。Z軸から径方向外側に向かう方向をr正方向とし、Z軸の正方向に見たときの右ねじの方向をθ正方向とする。
(実施の形態1)
以下、図1〜図11を参照しながら、実施の形態1について説明する。
[1−1.回転操作検出装置の全体構成]
まず、図1〜図4を参照しながら、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2を分解して示す分解斜視図である。図3Aは、実施の形態1に係る回転操作検出装置2を示す平面図である。図3Bは、図3Aの要部拡大図である。図4は、実施の形態1に係る磁性体4の一部を拡大して示す要部斜視図である。
図1に示すように、回転操作検出装置2は、操作部材の回転操作(回転量及び回転方向)を検出するための装置である。回転操作検出装置2は、磁性体4と、第1の磁石6と、第2の磁石8と、第1のホール素子10(第1の磁気検出素子の一例)と、第2のホール素子12(第2の磁気検出素子の一例)と、ヨーク14とを備えている。
なお、操作部材は、ユーザによって回転操作される部材であり、例えば撮像装置28のレンズ鏡筒32に搭載されたフォーカスリング38(後述する図10参照)、又は、車両のダッシュボード40に搭載されたダイヤルスイッチ44(後述する図11参照)等である。
図1〜図3Bに示すように、磁性体4は、磁場(磁界)を変化させるための部材であり、操作部材に取り付けられている。磁性体4は、リング状の板状に形成されている。本実施の形態では、磁性体4の厚み(Z軸方向における大きさ)は、磁性体4の径方向(r方向)の幅よりも薄く形成されている。磁性体4は、例えば鉄等の磁性材料で形成されている。操作部材が回転することにより、磁性体4は、Z軸を回転軸として、矢印P又は矢印Qで示す方向(+θ方向又は−θ方向)に操作部材とともに回転する。なお、磁性体4は、例えば板金をプレス加工することにより形成される。
図2〜図4に示すように、磁性体4には、複数の第1の磁性部18及び複数の第2の磁性部20が形成されている。第1の磁性部18及び第2の磁性部20は、磁性体4の全周に亘って、磁性体4の周方向に周期的に複数形成されている。すなわち、第1の磁性部18及び第2の磁性部20は、磁性体4の全周に亘って磁性体4の周方向に交互に配置されており、複数の第1の磁性部18の配置間隔及び複数の第2の磁性部20の配置間隔の各々は一定となるように形成されている。
複数の第1の磁性部18の各々は、複数の第2の磁性部20の各々よりも磁性体4の径方向外側に突出している。そのため、図4中のハッチングで示すように、磁性体4の周方向(θ方向)に垂直な断面において、第1の磁性部18の第1の断面積S1は、第2の磁性部20の第2の断面積S2よりも大きい。これにより、磁性体4の外周部には、凹凸が全周に亘って交互に複数形成されている。なお、図4において、隣り合う第1の磁性部18と第2の磁性部20との境界線を一点鎖線で表している。
図1〜図3Bに示すように、第1の磁石6及び第2の磁石8の各々は、磁場を発生させるための永久磁石である。第1の磁石6及び第2の磁石8の各々は、例えば同じ大きさの円柱状に形成されている。第1の磁石6及び第2の磁石8は、磁性体4の端面(すなわち、Z軸に対して直交する平面)に対向するように配置され、磁性体4の周方向に沿って間隔を置いて配置されている。このとき、図2に示すように、第1の磁石6及び第2の磁石8は、同じ極性(例えばN極)の各磁極面6a及び8aが磁性体4の端面に対向するような位置関係で配置されている。なお、図3Bに示すZ軸の正方向に見た平面視において、第1の磁石6及び第2の磁石8は、磁性体4の径方向の幅における中央部よりも外周部側(凹凸側)にずれた位置に配置されていてもよい。なお、第1の磁石6及び第2の磁石8の各々は、ヨーク14に固定されている。このとき、第1の磁石6及び第2の磁石8の各々は、必ずしもヨーク14に固定されていなくてもよい。
図1〜図3Bに示すように、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各々は、磁場の変化を検出するための素子である。第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の端面に対向するように配置され、磁性体4の周方向に沿って間隔を置いて配置されている。また、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向において、第1の磁石6と第2の磁石8との間に配置されている。図3Bに示すZ軸の正方向に見た平面視において、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の径方向の幅における中央部よりも外周部側にずれた位置に配置され、且つ、第2の磁性部20の径方向における外周部20a(すなわち、磁性体4の凹凸形状の外周部のうち凹部分)を跨ぐように配置されている。これにより、図3Bに示すZ軸の正方向に見た平面視において、第1の磁性部18の一部と第1のホール素子10(第2のホール素子12)とが重なり合った際の重なり面積と、第2の磁性部20の一部と第1のホール素子10(第2のホール素子12)の一部とが重なり合った際の重なり面積との差が大きくなるので、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各検出出力を高めることができる。なお、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、固定部材(図示せず)に固定されている。
これにより、磁性体4の回転軸(Z軸)方向から見たとき、第1の磁石6、第1のホール素子10、第2のホール素子12及び第2の磁石8は、この順に、磁性体4の周方向に沿って並んで配置されている。なお、後述する図6に示すように、第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12と磁性体4の端面との間には、隙間22が形成されている。この隙間22のZ軸方向における大きさは、例えば約1mm〜2mmである。第1のホール素子10及び第2のホール素子12に塵埃又は水滴等が付着するのを抑制するために、この隙間22にゴム製のシート部材(図示せず)を配置してもよい。
図1〜図3Bに示すように、ヨーク14は、磁場の広がりを防ぎ、且つ、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の周辺の磁束を安定させるための部材である。ヨーク14は、第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を挟んで磁性体4とZ軸方向において反対側に配置されている。すなわち、図3Bに示すZ軸の正方向に見た平面視において、第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4とヨーク14との間に配置されている。ヨーク14は、例えば鉄等の軟磁性材料で形成されている。
なお、例えば、磁性体4の材料及び大きさ、あるいは、第1の磁石6及び第2の磁石8の各々の大きさ等によっては、ヨーク14を省略してもよい。
[1−2.回転操作検出装置の機能構成]
次に、図5を参照しながら、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の機能構成について説明する。図5は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の機能構成を示すブロック図である。
図5に示すように、回転操作検出装置2は、機能構成として、第1のホール素子10と、第2のホール素子12と、AD(Analog to Digital)変換部24と、信号処理部26とを備えている。
第1のホール素子10及び第2のホール素子12はそれぞれ、自身を通過する磁力線の数(磁束密度)に対応する大きさの第1の電圧信号(第1の検出信号の一例)及び第2の電圧信号(第2の検出信号の一例)を出力する。
AD変換部24は、第1のホール素子10及び第2のホール素子12からそれぞれ出力された第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々を、アナログ信号からデジタル信号に変換する。
信号処理部26は、AD変換部24によりデジタル信号に変換された第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々を処理することにより、操作部材の回転量及び回転方向を検出する。
[1−3.回転操作検出装置の動作]
次に、図6〜図9を参照しながら、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の動作について説明する。図6は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の動作を説明するための図である。図7は、実施の形態1に係る第1のホール素子10及び第2のホール素子12が出力する電圧信号の、磁性体4の回転角度θに対する変化を説明するためのグラフである。図8は、実施の形態1に係るAD変換部24の動作を説明するためのグラフである。図9は、実施の形態1に係る信号処理部26の動作を説明するためのグラフである。
なお、図6において、実線の矢印は、第1の磁石6から発生した主要な磁力線(磁束)を表し、破線の矢印は、第2の磁石8から発生した主要な磁力線を表している。また、矢印の本数が多いほど、磁力線の強さが強いことを表している。
磁性体4を第1の磁石6、第1のホール素子10、第2のホール素子12及び第2の磁石8に対して、矢印Pで示す方向(+θ方向)に回転操作した際に、図6の(a)に示す状態から図6の(b)に示す状態を経て図6の(c)に示す状態へと変化する。磁性体4の回転に伴って、第1の磁性部18及び第2の磁性部20と、第1の磁石6、第1のホール素子10、第2のホール素子12及び第2の磁石8との位置関係が変化する。
上述したように、磁性体4の周方向(θ方向)に垂直な断面において、第1の磁性部18の第1の断面積S1は、第2の磁性部20の第2の断面積S2よりも大きい。そのため、第1の磁石6及び第2の磁石8の各々からの磁力線は、第2の磁性部20よりも第1の磁性部18を多く通過する。
図6の(a)に示す状態(回転角度θ1)では、第1の磁石6の中心軸と第1の磁性部18とが重なるので、第1の磁石6の磁極面6a(例えばN極)から発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で最も強くなる。実線の矢印で示すように、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に、磁性体4の第1の磁性部18から第1のホール素子10に流れ込む。第1のホール素子10を通過した磁力線は、ヨーク14を流れた後に、第1の磁石6の磁極面6b(例えばS極)に流れ込む。
また、図6の(a)に示す状態では、第2の磁石8の中心軸と第1の磁性部18及び第2の磁性部20の間とが重なるので、第2の磁石8の磁極面8a(例えばN極)から発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で中程度の強さとなる。第1の磁性部18は、第2の磁性部20に比べて断面積が大きく磁力が強いため、破線の矢印で示すように、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第1のホール素子10に流れ込む。第1のホール素子10を通過した磁力線は、ヨーク14を流れた後に、第2の磁石8の磁極面8b(例えばS極)に流れ込む。なお、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第2のホール素子12と第2の磁石8との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第1のホール素子10を通過した磁力線と合流して、第2の磁石8の磁極面8bに流れ込む。
磁性体4を矢印Pで示す方向に回転操作した際には、図6の(a)に示す状態から図6の(b)に示す状態(回転角度θ2)に変化する。図6の(b)に示す状態では、第1の磁石6の中心軸と第1の磁性部18及び第2の磁性体20の間とが重なるので、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で中程度の強さとなる。第1の磁性部18は、第2の磁性部20に比べて断面積が大きく磁力が強いため、実線の矢印で示すように、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線の多くは、磁性体4を流れた後に、磁性体4の第1の磁性部18から第1のホール素子10と第2のホール素子12との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第1の磁石6の磁極面6bに流れ込む。
また、図6の(b)に示す状態では、第2の磁石8の中心軸と第2の磁性体20とが重なるので、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で最も弱くなる。第1の磁性部18は、第2の磁性部20に比べて断面積が大きく磁力が強いため、破線の矢印で示すように、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第1のホール素子10と第2のホール素子12との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第2の磁石8の磁極面8bに流れ込む。なお、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第2のホール素子12と第2の磁石8との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第1のホール素子10と第2のホール素子12との間の空間を流れた磁力線と合流して、第2の磁石8の磁極面8bに流れ込む。
磁性体4を矢印Pで示す方向にさらに回転操作した際には、図6の(b)に示す状態から図6の(c)に示す状態(回転角度θ3)に変化する。図6の(c)に示す状態では、第1の磁石6の中心軸と第2の磁性体20とが重なるので、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で最も弱くなる。第1の磁性部18は、第2の磁性部20に比べて断面積が大きく磁力が強いため、実線の矢印で示すように、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第2のホール素子12に流れ込む。第2のホール素子12を通過した磁力線は、ヨーク14を流れた後に、第1の磁石6の磁極面6bに流れ込む。なお、第1の磁石6の磁極面6aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に第1の磁性部18付近で分岐して、一部の磁力線が磁性体4の第1の磁性部18から第1の磁石6と第1のホール素子10との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第2のホール素子12を通過した磁力線と合流して、第1の磁石6の磁極面6bに流れ込む。
また、図6の(c)に示す状態では、第2の磁石8の中心軸と第1の磁性部18及び第2の磁性体20の間とが重なるので、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線の強さは、図6の(a)、(b)及び(c)の各状態の中で中程度の強さとなる。第1の磁性部18は、第2の磁性部20に比べて断面積が大きく磁力が強いため、破線の矢印で示すように、第2の磁石8の磁極面8aから発生した磁力線は、磁性体4を流れた後に、磁性体4の第1の磁性部18から第1のホール素子10と第2のホール素子12との間の空間を流れて、ヨーク14に流れ込む。ヨーク14を流れた磁力線は、第2の磁石8の磁極面8bに流れ込む。
以上説明したように、磁性体4が矢印Pで示す方向に回転することにより、第1の磁石6及び第2の磁石8により発生した磁場が変化する。図6の(a)に示す状態では、第1のホール素子10を通過する磁力線の数は、第2のホール素子12を通過する磁力線の数よりもかなり多くなる。図6の(b)に示す状態では、第1のホール素子10を通過する磁力線の数は、第2のホール素子12を通過する磁力線の数よりも多くなる。また、図6の(c)に示す状態では、第1のホール素子10を通過する磁力線の数は、第2のホール素子12を通過する磁力線の数よりも少なくなる。
図7に示すように、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各々を通過する磁力線の数が変化することにより、第1のホール素子10及び第2のホール素子12からそれぞれ出力される第1の電圧信号及び第2の電圧信号が変化する。図7において、一点鎖線のグラフは、第1のホール素子10から出力された第1の電圧信号の、磁性体4の回転角度θに対する変化を表す波形であり、実線のグラフは、第2のホール素子12から出力された第2の電圧信号の、磁性体4の回転角度θに対する変化を表す波形である。第1の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形と第2の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形との間で例えば1/4波長だけ位相がずれるように、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向に沿って間隔を置いて配置されている。
図8の(a)に示すように、AD変換部24は、第1のホール素子10から出力された、アナログ信号である第1の電圧信号を取得する。その後、図8の(b)に示すように、AD変換部24は、取得した第1の電圧信号を、所定のサンプリング数でアナログ信号からデジタル信号に変換する。なお、磁性体4が回転しているにもかかわらず、あるサンプリングタイミングで信号の山を検出し、次のサンプリングタイミングでも信号の山を検出してしまうと、磁性体4が静止していると判断してしまう可能性がある。そのため、高速で回転操作された場合であっても、第1のホール素子10から出力された信号の山又は谷を読み飛ばさないように、充分高速なサンプリング数に設定されている。
同様に、AD変換部24は、第2のホール素子12から出力された、アナログ信号である第2の電圧信号を取得する。その後、AD変換部24は、取得した第2の電圧信号を、所定のサンプリング数でアナログ信号からデジタル信号に変換する。
信号処理部26は、AD変換部24によりデジタル信号に変換された第1の電圧信号のパルス数(又は第2の電圧信号のパルス数)をカウントすることにより、操作部材の回転量(又は回転角度)を検出することができる。このとき、信号処理部26は、例えば回転操作検出装置2の用途等に応じて、上述した所定のサンプリング数を任意に設定することができる。例えば、上述した所定のサンプリング数を大きくすることにより、回転量の検出の分解能を容易に高めることができる。
また、信号処理部26は、AD変換部24によりデジタル信号に変換された第1の電圧信号及び第2の電圧信号に基づいて、操作部材の回転方向を検出する。具体的には、信号処理部26は、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減に基づいて、操作部材の回転方向を検出する。
ここで、信号処理部26が操作部材の回転方向を検出する原理について説明する。以下、説明の都合上、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減を説明するための図9を用いて説明する。第1の電圧信号を横軸、第2の電圧信号を縦軸とし、デジタル信号に変換された第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各電圧値をプロットすることにより、図9の(a)に示すような円形状のグラフが得られる。この円形状のグラフは、操作部材の回転方向(図1の矢印P又は矢印Qで示す方向)に応じて、図9の(b)に示すCW方向(時計方向)、又は、図9の(c)に示すCCW方向(反時計方向)に回転するようになる。
例えば、図9の(b)に示すように、図6の(a)に対応する位置から第1の電圧信号及び第2の電圧信号がともに減少している場合には、信号処理部26は、操作部材の回転方向が図1の矢印Pで示す方向であることを検出する。また、図9の(b)に示すように、図6の(b)に対応する位置から第1の電圧信号が減少し、且つ、第2の電圧信号が増加している場合には、信号処理部26は、操作部材の回転方向が図1の矢印Pで示す方向であることを検出する。
また、例えば、図9の(c)に示すように、図6の(c)に対応する位置から第1の電圧信号が増加し、且つ、第2の電圧信号が減少している場合には、信号処理部26は、操作部材の回転方向が図1の矢印Qで示す方向であることを検出する。また、図9の(c)に示すように、図6の(b)に対応する位置から第1の電圧信号及び第2の電圧信号がともに増加している場合には、信号処理部26は、操作部材の回転方向が図1の矢印Qで示す方向であることを検出する。
[1−4.回転操作検出装置の適用例]
[1−4−1.適用例1]
次に、図10A及び図10Bを参照しながら、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の適用例1について説明する。図10A及び図10Bの各々は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の適用例1を示す斜視図である。
図10A及び図10Bに示す例では、回転操作検出装置2は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置28に搭載されている。撮像装置28は、装置本体30と、レンズ鏡筒32とを備えている。
図10Aに示すように、レンズ鏡筒32は、本体部34と、1つ以上のフォーカスレンズ36(レンズ素子の一例)と、1つ以上のズームレンズ29(レンズ素子の一例)と、フォーカスリング38(操作部材)と、ズームリング31(操作部材)と、アクチュエータ33とを有している。
本体部34は、円筒状に形成され、装置本体30の前面に着脱可能に取り付けられている。フォーカスレンズ36及びズームレンズ29は、本体部34の内部において、光軸方向に沿って配置されている。フォーカスリング38及びズームリング31の各々は、リング状に形成され、本体部34の外周部に回転可能に配置されている。フォーカスリング38及びズームリング31の各内部には、回転操作検出装置2が配置されている。アクチュエータ33は、本体部34の内部に配置され、フォーカスレンズ36及びズームレンズ29の各々を光軸方向に移動させる。
ユーザがフォーカスリング38を本体部34に対して手動で回転させた際には、回転操作検出装置2によって、フォーカスリング38の回転方向及び回転位置(回転量)が検出される。アクチュエータ33は、検出されたフォーカスリング38の回転方向及び回転位置に応じて、フォーカスレンズ36を光軸方向に移動させる。これにより、フォーカス位置が調節される。
一方、ユーザがズームリング31を本体部34に対して手動で回転させた際には、回転操作検出装置2によって、ズームリング31の回転方向及び回転位置が検出される。アクチュエータ33は、検出されたズームリング31の回転方向及び回転位置に応じて、ズームレンズ29を光軸方向に移動させる。これにより、ズームが調節される。
また、図10Aに示すように、装置本体30の上面には、前ダイヤル35aが配置されている。前ダイヤル35aは、円板状に形成され、Z軸を中心として回転する。前ダイヤル35aの内部には、回転操作検出装置2が配置されている。ユーザが前ダイヤル35aを装置本体30に対して手動で回転させた際には、回転操作検出装置2によって、前ダイヤル35aの回転方向及び回転位置が検出される。これにより、撮像装置28の種々の設定を行うことができる。
さらに、図10Bに示すように、装置本体30の背面には、表示部37と、コントロールボタン39と、後ダイヤル35bとが配置されている。表示部37には、例えば撮影した画像等が表示される。
コントロールボタン39は、リング状に形成され、Z軸を中心として回転する。コントロールボタン39の内部には、回転操作検出装置2が配置されている。ユーザがコントロールボタン39を装置本体30に対して手動で回転させた際には、回転操作検出装置2によって、コントロールボタン39の回転方向及び回転位置が検出される。これにより、撮像装置28の種々の設定を行うことができる。
後ダイヤル35bは、円板状に形成され、X軸を中心として回転する。図示しないが、前ダイヤル35aと同様に、後ダイヤル35bの内部にも回転操作検出装置2が配置されている。
[1−4−2.適用例2]
次に、図11を参照しながら、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の適用例2について説明する。図11は、実施の形態1に係る回転操作検出装置2の適用例2を示す斜視図である。
図11に示す例では、回転操作検出装置2は、車両のダッシュボード40に配置されたコントロールパネル42に搭載されている。コントロールパネル42は、例えばカーエアコン又はカーナビゲーション等の車載機器を操作するためのユーザインタフェースである。コントロールパネル42は、ダイヤルスイッチ44(操作部材)と、複数のプッシュスイッチ46a,46b,46c及び46d(46a〜46d)とを有している。
ダイヤルスイッチ44は、中空円柱状に形成され、ダッシュボード40に回転可能に支持されている。ダイヤルスイッチ44の下端部には、回転操作検出装置2が取り付けられている。複数のプッシュスイッチ46a〜46dの各々は、円弧状に形成され、ダッシュボード40に押し込み可能に支持されている。
ユーザがダイヤルスイッチ44を手動で回転させることにより、例えばカーエアコンの設定温度等が調節される。このとき、回転操作検出装置2によって、ダイヤルスイッチ44の回転量及び回転方向を検出することができる。
[1−5.効果等]
本実施の形態では、回転操作検出装置2は、周方向に第1の断面積S1を有する第1の磁性部18と、周方向に第1の断面積S1と異なる第2の断面積S2を有する第2の磁性部20とが周方向に交互に複数形成されたリング状の磁性体4と、磁性体4に対向して配置された第1の磁石6と、磁性体4に対向して配置され、磁性体4が回転することにより生じる磁場の変化を検出する第1のホール素子10及び第2のホール素子12とを備える。第1の磁石6、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向に沿って並んで配置されている。
これにより、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を用いて、操作部材の回転操作を検出する。このとき、例えば第1のホール素子10及び第2のホール素子12からそれぞれ出力された第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々を所定のサンプリング数でアナログ信号からデジタル信号に変換する際に、所定のサンプリング数を調節することにより、回転量の検出の分解能を容易に高めることができる。さらに、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を用いた非接触型の回転操作検出装置2では、操作部材を回転させた際に検出部の部品間の摩擦が生じないため、検出部による検出信号の劣化を抑えることができ、製品寿命を延ばすことができる。
また、本実施の形態において、回転操作検出装置2は、さらに、磁性体4に対向して配置された第2の磁石8を備える。第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向に沿って並んで配置されている。
これにより、2つの磁石、すなわち第1の磁石6及び第2の磁石8を用いるので、磁場を効果的に発生させることができる。
また、本実施の形態において、第1のホール素子10及び第2のホール素子12は、磁性体4の周方向において、第1の磁石6と第2の磁石8との間に配置されている。
これにより、第1の磁石6と第2の磁石8との間における磁場を安定化させることができ、操作部材の回転操作を精度良く検出することができる。
また、本実施の形態において、複数の第1の磁性部18の各々は、複数の第2の磁性部20の各々よりも磁性体4の径方向外側に突出している。磁性体4の周方向に垂直な断面において、第1の断面積S1は、第2の断面積S2よりも大きい。
これにより、磁性体4の厚み(Z軸方向における大きさ)を小さく抑えることができ、回転操作検出装置2を薄型化することができる。
また、本実施の形態において、回転操作検出装置2は、さらに、第1の磁石6、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を挟んで磁性体4と反対側に配置されたヨーク14を備える。
これにより、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各々を通過した磁力線が、磁性体4と反対側に漏れるのを抑制することができる。その結果、第1のホール素子10及び第2のホール素子12により、磁場の変化を効果的に検出することができる。
また、本実施の形態において、回転操作検出装置2は、さらに、第1のホール素子10からの第1の電圧信号及び第2のホール素子12からの第2の電圧信号に基づいて、回転方向及び回転位置を検出する信号処理部26を備える。
これにより、操作部材の回転方向及び回転位置を検出することができる。
また、本実施の形態において、レンズ鏡筒32は、上述したいずれかの回転操作検出装置2と、光軸方向に沿って移動する1つ以上のフォーカスレンズ36と、回転操作検出装置2により検出された回転方向及び回転位置に応じて、フォーカスレンズ36を移動させるアクチュエータ33とを備える。
これにより、レンズ鏡筒32の小型化を図ることができる。
(実施の形態2)
[2−1.回転操作検出装置の全体構成]
次に、図12A〜図13を参照しながら、実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aの全体構成について説明する。図12Aは、実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aを分解して示す分解斜視図である。図12Bは、実施の形態2に係る磁性体4Aの一部を拡大して示す要部斜視図である。図13は、実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aの一部を拡大して示す要部平面図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12Aに示すように、実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aでは、磁性体4Aの形状が上記実施の形態1と異なっている。具体的には、複数の第1の磁性部18Aの各々は、複数の第2の磁性部20Aの各々よりも磁性体4のZ軸の正方向に突出している。図12B中のハッチングで示すように、磁性体4Aの周方向(θ方向)に垂直な断面において、第1の磁性部18Aの第1の断面積S3は、第2の磁性部20Aの第2の断面積S4よりも大きい。これにより、磁性体4AのZ軸の正方向における端面には、凹凸が全周に亘って交互に複数形成されている。
また、図12Aに示すように、実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aでは、第1の磁石6Aの配置が上記実施の形態1と異なっている。具体的には、第1の磁石6Aは、磁性体4Aの周方向において、第1のホール素子10と第2のホール素子12との間に配置されている。図13に示すZ軸の負方向に見た平面視において、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各中央部は、磁性体4Aの径方向の幅における中央部上(一点鎖線上)に配置されている。また、第1の磁石6Aの中央部(径中心)は、磁性体4Aの径方向の幅における中央部上に配置されており、第1の磁石6Aの径方向の大きさは、磁性体4Aの径方向の幅と略同一である。なお、上記実施の形態1で説明した第2の磁石8は設けられていない。
[2−2.効果等]
上述したように、本実施の形態において、第1の磁石6Aは、磁性体4Aの周方向において、第1のホール素子10と第2のホール素子12との間に配置されている。
これにより、第1のホール素子10及び第2のホール素子12の各々における磁場を安定化させることができ、操作部材の回転操作を精度良く検出することができる。
(実施の形態1及び2のまとめ)
次に、図14を参照しながら、実施の形態1及び2の回転操作検出装置2(2A)における、磁性体4(4A)と第1のホール素子10及び第2のホール素子12との位置関係について説明する。図14は、実施の形態1及び2の回転操作検出装置2(2A)における、磁性体4(4A)と第1のホール素子10及び第2のホール素子12との位置関係を説明するための模式図である。
図14に示すように、磁性体4(4A)の第1の磁性部18(18A)の配置周期に相当する角度をθ0とした時、第1のホール素子10と第2のホール素子12との配置間隔に相当する角度θhは、次式1のように表される。次式1において、nは0以上の整数(n=0,1,・・・)である。なお、図14に示す例では、n=1である。
θh=θ0+(2n−1)θ0/4 (式1)
第1のホール素子10及び第2のホール素子12を、磁性体4(4A)の周方向に沿って上式1に基づく配置間隔で配置することにより、上述した図7に示すように、第1の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形と第2の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形との間で1/4波長だけ位相をずらすことができる。
(実施の形態3)
[3−1.回転操作検出装置の全体構成]
次に、図15〜図19を参照しながら、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bの全体構成について説明する。図15は、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bを分解して示す分解斜視図である。図16は、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bを示す平面図である。図17は、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bを模式的に示す側面図である。図18は、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bにおける、磁性体4と第3の磁石48との位置関係を説明するための図である。図19は、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bにおける、第3の磁石48の吸引力Fの、磁性体4の回転角度θに対する変化を説明するためのグラフである。
図15に示すように、実施の形態3に係る回転操作検出装置2Bは、上記実施の形態1に係る回転操作検出装置2の構成要素に加えて、第3の磁石48を備えている。
第3の磁石48は、磁性体4を回転させる操作に対して節度感(操作感)を付与するための永久磁石である。図15に示すように、第3の磁石48は、例えば円柱状に形成されている。
第3の磁石48は、磁性体4の端面(すなわち、Z軸に対して直交する平面)に対向するように配置され、磁性体4に対して第1の磁石6及び第2の磁石8と同じ側に配置されている。この時、図16に示すZ軸の正方向に見た平面視において、第3の磁石48は、磁性体4の径方向の幅における中央部よりも外周部側にずれた位置に配置されている。なお、第3の磁石48は、磁性体4に対して第1の磁石6及び第2の磁石8と反対側に配置されていてもよい。
また、図16に示すZ軸の正方向に見た平面視において、第3の磁石48は、磁性体4の回転軸(Z軸)に対して第1のホール素子10及び第2のホール素子12の中間部と略対称な位置に配置されている。これにより、第3の磁石48と磁性体4との間に作用する吸引力Fが、第1のホール素子10及び第2のホール素子12に影響を与えるのを低減することができる。なお、図16に示すZ軸の正方向に見た平面視において、第3の磁石48は、磁性体4の全周のうち、磁性体4の回転軸と第1のホール素子10及び第2のホール素子12の中間部とを通る直線50を中心とする±20°の角度範囲を除いた角度範囲φ1に配置されているのが好ましい。また、第3の磁石48は、磁性体4の全周のうち、直線50を中心とする±90°の角度範囲を除いた角度範囲φ2に配置されているのがより好ましい。
また、図17に示す側面視において、第3の磁石48と磁性体4の端面との距離d1は、第1の磁石6及び第2の磁石8と磁性体4の端面との距離d2よりも短い。
次に、第3の磁石48の機能について説明する。図18に示すように、磁性体4を矢印Pで示す方向(+θ方向)に回転操作した際に、第3の磁石48の一部と第1の磁性部18の一部とが重なり合った状態(図18の(a)に示す状態)と、第3の磁石48の一部と第1の磁性部18の一部とが重なり合わない状態(図18の(b)に示す状態)とが交互に繰り返される。この時、図19に示すように、第3の磁石48と磁性体4との間に作用する吸引力Fは、図18の(a)に示す状態で最大となり、図18の(b)に示す状態で最小となる。このように、磁性体4を回転させた際に、吸引力Fの強弱が交互に繰り返されることにより、磁性体4を回転させる操作に対して節度感が付与される。
したがって、回転操作検出装置2Bを例えば撮像装置28(図10A参照)のフォーカスリング38に搭載した場合において、ユーザは、フォーカスリング38を手動で回転させる際に、上述した節度感を感じることにより、フォーカスリング38をどの程度回転させたのかという直感的な感覚を得ることができる。その結果、ユーザは、フォーカスリング38の明確な回転量の操作が可能となり、ユーザの求める位置への調整を容易に行うことができる。
[3−2.効果等]
上述したように、本実施の形態において、回転操作検出装置2Bは、さらに、磁性体4に対向して配置され、磁性体4を回転させる操作に対して節度感を付与するための第3の磁石48を備える。
これにより、磁性体4をどの程度回転させたのかという直感的な感覚を得ることができる。
[3−3.変形例1]
次に、図20を参照しながら、実施の形態3の変形例1に係る回転操作検出装置2Cについて説明する。図20は、実施の形態3の変形例1に係る回転操作検出装置2Cの一部を拡大して示す要部斜視図である。
図20に示すように、変形例1に係る回転操作検出装置2Cでは、第3の磁石48Cの形状が上述した第3の磁石48の形状と異なっている。具体的には、第3の磁石48Cは、円錐台状に形成されている。第3の磁石48Cの両端部にはそれぞれ、小径側の磁極面48aと、大径側の磁極面48bとが形成されている。第3の磁石48Cの小径側の磁極面48aは、磁性体4の端面に対向するように配置されている。
これにより、第3の磁石48Cの小径側の磁極面48aを通過する磁力線の密度が大きくなるので、第3の磁石48Cと磁性体4との間に作用する吸引力をより高めることができる。
[3−4.変形例2]
次に、図21を参照しながら、実施の形態3の変形例2に係る回転操作検出装置2Dについて説明する。図21は、実施の形態3の変形例2に係る回転操作検出装置2Dの一部を拡大して示す要部斜視図である。
図21に示すように、変形例2に係る回転操作検出装置2Dでは、第3の磁石48Dの構成が上述した第3の磁石48の構成と異なっている。具体的には、第3の磁石48Dは、円柱状の磁石52と、円錐台状のヨーク54とを組み合わせることにより形成されている。磁石52は、永久磁石で形成されている。ヨーク54は、例えば鉄等の軟磁性材料で形成されている。
ヨーク54の大径側の磁極面54bは、磁石50の一方の磁極面に接着されている。ヨーク54の小径側の磁極面54aは、磁性体4の端面に対向するように配置されている。
これにより、上記変形例1と同様に、第3の磁石48Dと磁性体4との間に作用する吸引力をより高めることができる。
(実施の形態4)
次に、図22を参照しながら、実施の形態4に係る回転操作検出装置2Eの全体構成について説明する。図22は、実施の形態4に係る回転操作検出装置2Eを分解して示す分解斜視図である。
図22に示すように、実施の形態4に係る回転操作検出装置2Eは、上記実施の形態2に係る回転操作検出装置2Aの構成要素に加えて、第3の磁石48を備えている。第3の磁石48の構成は、上記実施の形態3と同様であるので、その説明を省略する。
第3の磁石48は、磁性体4AのZ軸の正方向における端面に対向するように配置され、磁性体4Aに対して第1の磁石6Aと同じ側に配置されている。すなわち、図22に示すZ軸の正方向に見た平面視において、第3の磁石48は、磁性体4Aの第1の磁性部18A又は第2の磁性部20Aと重なるように配置されている。
上記実施の形態3と同様に、磁性体4Aを矢印Pで示す方向(+θ方向)に回転操作した際に、第3の磁石48の一部と第1の磁性部18Aの一部とが重なり合った状態と、第3の磁石48の一部と第2の磁性部20Aの一部とが重なり合った状態とが交互に繰り返される。したがって、本実施の形態においても、上記実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
なお、図22において一点鎖線で示すように、第3の磁石48は、磁性体4Aの径方向外側における側面(又は径方向内側における側面)に対向するように配置されていてもよい。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜4を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜4で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記実施の形態1及び3では、複数の第1の磁性部18の各々は、複数の第2の磁性部20の各々よりも磁性体4の径方向外側に突出するように構成したが、これに限定されず、磁性体4の径方向内側に突出するように構成してもよい。
上記各実施の形態では、第1の磁性部18(18A)及び第2の磁性部20(20A)を磁性体4(4A)の全周に亘って複数形成したが、これに限定されず、磁性体4(4A)の周方向における一部にのみ複数形成してもよい。
上記実施の形態2及び4では、磁性体4Aの周方向において、第1のホール素子10と第2のホール素子12との間に第1の磁石6Aを配置したが、これに限定されず、磁性体4Aの周方向において、第1の磁石6Aと第2のホール素子12との間に第1のホール素子10を配置してもよい。
上記実施の形態1及び3では、第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を、磁性体4の厚み方向(Z軸方向)に並べて配置したが、これに限定されず、例えば磁性体4の径方向に並べて配置してもよい。
上記実施の形態1及び3では、磁性体4を第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12に対して回転させたが、これとは反対に、第1の磁石6、第2の磁石8、第1のホール素子10及び第2のホール素子12を磁性体4に対して回転させてもよい。
上記各実施の形態では、第1の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形と第2の電圧信号の回転角度θに対する変化を表す波形との間で1/4波長だけ位相がずれるように構成したが、これに限定されず、例えば0〜1/2波長だけ位相がずれるように構成してもよい。位相のずれが丁度1/4波長(90°)でない場合には、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減を示すグラフは、図9に示す円形状のグラフが斜めにひしゃげた楕円形状のグラフとなるが、演算の複雑さを許容すれば回転方向を検出可能である。位相のずれが1/2波長(180°)である場合には、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減を示すグラフは、図9に示す円形状のグラフがつぶれた直線状のグラフとなり、回転方向を検出できない特異点となる。位相のずれが1波長(360°)である場合には、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減を示すグラフは、図9に示す円形状グラフがつぶれた直線状のグラフとなり、さらに第1の電圧信号及び第2の電圧信号は同じ軌跡を描くため、回転方向を検出できない特異点となる。また、第1の電圧信号の最大値及び最小値と第2の電圧信号の最大値及び最小値とがそれぞれ異なる場合であっても、第1の電圧信号及び第2の電圧信号の各々の増減を示すグラフは、図9に示す円形状のグラフが上下又は左右にひしゃげた楕円形状のグラフとなるが、回転方向を検出可能である。
上記各実施の形態で説明した磁性体4(4A)の形状に代えて、磁性体4(4A)を例えば第1の磁性体と第2の磁性体とが数珠状に繋がった形状に形成してもよく、断面積が異なる箇所を交互に複数形成したリング状の磁性体であればよい。
なお、上記実施の形態1及び3において、操作部材の回転量及び回転方向を確実に検出するためには、断面積の大きい2つの第1の磁性部18の間に2つのホール素子(第1のホール素子10及び第2のホール素子12)を配置するのが好ましい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、操作部材の回転操作を検出するための回転操作検出装置に適用可能である。具体的には、例えばレンズ鏡筒のフォーカスリング、ズームリング又は絞りリング等の回転操作を検出するための回転操作検出装置、カメラ本体の操作ダイヤルの回転操作を検出するための回転操作検出装置に、本開示は適用可能である。
2,2A,2B,2C,2D,2E 回転操作検出装置
4,4A 磁性体
6,6A 第1の磁石
6a,6b,8a,8b,48a,48b,54a,54b 磁極面
8 第2の磁石
10 第1のホール素子
12 第2のホール素子
14,54 ヨーク
18,18A 第1の磁性部
20,20A 第2の磁性部
20a 外周部
22 隙間
24 AD変換部
26 信号処理部
28 撮像装置
29 ズームレンズ
30 装置本体
31 ズームリング
32 レンズ鏡筒
33 アクチュエータ
34 本体部
35a 前ダイヤル
35b 後ダイヤル
36 フォーカスレンズ
37 表示部
38 フォーカスリング
39 コントロールボタン
40 ダッシュボード
42 コントロールパネル
44 ダイヤルスイッチ
46a,46b,46c,46d プッシュスイッチ
48,48C,48D 第3の磁石
50 直線
52 磁石
S1,S3 第1の断面積
S2,S4 第2の断面積

Claims (9)

  1. 周方向に第1の断面積を有する第1の磁性部と、周方向に前記第1の断面積と異なる第2の断面積を有する第2の磁性部とが周方向に交互に複数形成されたリング状の磁性体と、
    前記磁性体に対向して配置された第1の磁石と、
    前記磁性体に対向して配置され、前記磁性体が回転することにより生じる磁場の変化を検出する第1の磁気検出素子及び第2の磁気検出素子と、を備え、
    前記第1の磁石、前記第1の磁気検出素子及び前記第2の磁気検出素子は、前記磁性体の周方向に沿って並んで配置されている
    回転操作検出装置。
  2. 前記第1の磁石は、前記磁性体の周方向において、前記第1の磁気検出素子と前記第2の磁気検出素子との間に配置されている
    請求項1に記載の回転操作検出装置。
  3. 前記回転操作検出装置は、さらに、前記磁性体に対向して配置された第2の磁石を備え、
    前記第1の磁石、前記第2の磁石、前記第1の磁気検出素子及び前記第2の磁気検出素子は、前記磁性体の周方向に沿って並んで配置されている
    請求項1に記載の回転操作検出装置。
  4. 前記第1の磁気検出素子及び前記第2の磁気検出素子は、前記磁性体の周方向において、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に配置されている
    請求項3に記載の回転操作検出装置。
  5. 前記複数の第1の磁性部の各々は、前記複数の第2の磁性部の各々よりも前記磁性体の径方向外側又は径方向内側に突出しており、
    前記磁性体の周方向に垂直な断面において、前記第1の断面積は、前記第2の断面積よりも大きい
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転操作検出装置。
  6. 前記回転操作検出装置は、さらに、前記第1の磁石、前記第1の磁気検出素子及び前記第2の磁気検出素子を挟んで前記磁性体と反対側に配置されたヨークを備える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転操作検出装置。
  7. 前記回転操作検出装置は、さらに、前記第1の磁気検出素子からの第1の検出信号及び前記第2の磁気検出素子からの第2の検出信号に基づいて、回転方向及び回転位置を検出する信号処理部を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転操作検出装置。
  8. 前記回転操作検出装置は、さらに、前記磁性体に対向して配置され、前記磁性体を回転させる操作に対して節度感を付与するための第3の磁石を備える
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の回転操作検出装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転操作検出装置と、
    光軸方向に沿って移動する1つ以上のレンズ素子と、
    前記回転操作検出装置により検出された回転方向及び回転位置に応じて、前記レンズ素子を移動させるアクチュエータと、を備える
    レンズ鏡筒。
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