JP2019044916A - ホース状構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】変形性、耐折れ曲がり性、軽量性、及び購入者に対する訴求性を向上させたホース状構造体を提供する。【解決手段】断面が三角形又は略三角形のホース状構造体1であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部12と、各角部Cと第1空洞部12との間に設けられた断面円形の第2空洞部13とを有するホース状構造体によって上記課題を解決した。このホース状構造体1は、着色されていることが好ましく、各辺の中央部の色が全体色と異なる色であることが好ましく、2色以上のラインアップした態様で販売されることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば散水等に用いられるホース状構造体に関し、さらに詳しくは、耐折れ曲がり性、軽量性、及び購入者に対する訴求性を向上させたホース状構造体に関する。
散水等に用いられるホースは、通常、断面が円形のものが一般的である。一方、断面が円形以外のホースとして、例えば特許文献1には断面が三角形のホースが提案されている。このホースは、断面が三角形であるため、軸線方向に角部(コーナー部ともいう。)が存在しており、曲がりにくく、折れにくい、とされている。
特開平11−153266号公報
特許文献1で提案されているホースは、断面が三角形であるとともに、内部の空洞部の断面も三角形であるので、壁の厚さが均一になっている。壁の厚さが均一なホースは、たとえ三角形の断面のホースであっても、横から加わる力でホースが折れ曲がり易い。ホースが折れ曲がるとホースの内部を流れる水が堰止まってしまうので、折れ曲がりを解消するまで散水ができなくなってしまう。折れ曲がり難さ(耐折れ曲がり性ともいう。)を増すためにホースの壁を厚くしてもよいが、ホースの壁を厚くすると使用する者(使用者ともいう。)の動作に合わせたホースの変形が困難となり、さらにホース全体の重量も増してしまうので、使用者がホースを取扱い難くなるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、変形性、耐折れ曲がり性、軽量性、及び購入者に対する訴求性を向上させたホース状構造体を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るホース状構造体は、断面が三角形又は略三角形のホース状構造体であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部と、各角部と前記第1空洞部との間に設けられた断面円形の第2空洞部とを有する、ことを特徴とする。
この発明によれば、断面が三角形又は略三角形のホース状構造体の中心部に、断面円形の第1空洞部を有するので、断面が円形の一般的な散水用のホースや内部の空洞部の断面が三角形の上記特許文献1のホースに比べ、3つの角部の壁が相対的に厚くなっているとともに、3つの各辺の中央部の壁が相対的に薄くなっている。壁が相対的に厚い部分では変形しにくく、壁が相対的に薄い部分では変形し易いので、変形し難い部分と変形し易い部分とが、断面視したときにバランスがとれた態様で交互に配置されている。その結果、このホース状構造体は、変形しにくさ(耐折れ曲がり性)と変形し易さとを向上させることができる。さらに、この発明によれば、各角部と第1空洞部との間に第2空洞部を有するので、ホース状構造体の重量が第2空洞部の容積に相当する重量分だけ軽くなる。その結果、第2空洞部を有しない場合よりも軽量化することができる。
本発明に係るホース状構造体において、前記第1空洞部の半径をRとし、前記第2空洞部の半径をrとし、前記第1空洞部と前記第2空洞部との間の壁の厚さをt1とし、前記第1空洞部と各辺の中央部との間の壁の厚さをt2とし、前記第2空洞部と各角部Cとの間の厚さをt3としたとき、t1=t2、R/r=4.97〜5.30、t2<t3、の関係とすることが好ましい。
この発明によれば、第1空洞部の大きさと第2空洞部の大きさと各壁の厚さとが上記関係であるので、壁が相対的に厚い変形しにくい部分と壁が相対的に薄い変形しやすい部分とが交互に配置された構造となっている。その結果、このホース状構造体は、耐折れ曲がり性と変形性を向上させることができる。
本発明に係るホース状構造体において、PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、フッ素、及びゴムから選ばれる1又は2以上の材料で押出成形されることが好ましい。この発明によれば、上記材料で押出成形されるので、材料の特性を生かしたホース状構造体を得ることができる。また、押出成形によって連続的かつ安定的にホース状構造体を得ることができる。
本発明に係るホース状構造体において、着色されていることが好ましい。この発明によれば、ホース状構造体が着色されているので、購入者の目を引く色にして訴求性を向上させることができる。
本発明に係るホース状構造体において、各辺の中央部の色が、全体色と異なる色であるようにしてもよい。この発明によれば、各辺の中央部の色が、全体色と異なる色であるので、購入者の目を引くことができ、購入者に対する訴求性を向上させることができる。
本発明に係るホース状構造体は、2色以上のラインアップが可能である。この発明によれば、販売上、色の異なる複数種類のホース状構造体をラインナップとして揃えることができるので、購入者の目を引くことができ、購入者に対する訴求性を向上させることができる。
本発明によれば、変形性、耐折れ曲がり性、軽量性、及び購入者に対する訴求性を向上させたホース状構造体を提供することができる。
本発明に係るホース状構造体の一例を示す斜視図である。 図1のホース状構造体の断面図である。 ホース状構造体に一例を示す写真である。 色の異なる5種類のホース状構造体の例を示す写真である。 本発明に係るホース状構造体の使用例を示すイメージ図である。
本発明に係るホース状構造体について図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
[基本構成]
本発明に係るホース状構造体1は、例えば一方の端部を水道の蛇口に接続させて、散水等に用いられるものであり、図1〜図3に示すように、断面が三角形又は略三角形のホース状構造体1であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部12と、各角部Cと第1空洞部12との間に設けられた断面円形の第2空洞部13とを有する。なお、ホース状構造体1の各角部Cの角度は特に限定されないが、例えば3つの角部Cの角度が全て60°にして断面を正三角形としてもよいし、1つの角部Cを直角(90°)として断面を直角三角形としてもよい。
以下、各構成要素について詳しく説明する。
(第1空洞部)
第1空洞部12は、図1〜図3に示すように、ホース状構造体1の中心部に設けられた断面円形の空洞である。この第1空洞部12に例えば水道の蛇口を取り付けた場合には、ホース状構造体1を散水に用いることができる。このとき第1空洞部12に取り付けられた水道の蛇口から出た水は、もう一方の端部から放出されるように通過する。
第1空洞部12の断面は円形である。第1空洞部12の断面を円形とすることにより、図2に示すように、断面が円形の一般的な散水用のホースや内部の空洞部の断面が三角形の上記特許文献1のホースに比べ、3つの角部Cの壁が相対的に厚くなっているとともに、3つの各辺の中央部の壁が相対的に薄くなっている。壁が相対的に厚い部分では変形しにくく、壁が相対的に薄い部分では変形し易いので、変形し難い部分と変形し易い部分とが、断面視したときにバランスがとれた態様で交互に配置されている。その結果、このホース状構造体1は、変形しにくさ(耐折れ曲がり性)と変形し易さとを向上させることができる。なお、この第1空洞部12と後述の第2空洞部13での「円形」は、厳密な円(真円)の他、略円形(崩れた円を含む。)の両方を含む意味で用いている。
第1空洞部12の断面は、上記したように、壁が相対的に厚い部分と薄い部分とを有する形態を実現できれば円形でなくてもよい。例えば、楕円形や多角形(六角形、八角形等)等の異形形状であってもよい。ただし、第1空洞部12の断面を異形形状とした場合、内壁の隅に水や水垢が残存し易くなることがあり、散水前よりもホース全体の重量が増してしまうことがある。
第1空洞部12の直径は、例えば一般的な水道の蛇口を挿入可能とするサイズであれば特に限定されないが、一般的な水道の蛇口の口径にあわせて15mm程度とすることが汎用性の点から好ましい。
(第2空洞部)
第2空洞部13は、図1〜図3に示すように、ホース状構造体1の各角部Cと第1空洞部12との間に設けられた断面円形の空洞である。この第2空洞部13を設けることにより、ホース状構造体1の重量が第2空洞部13の容積に相当する重量分だけ軽くなる。その結果、第2空洞部13を有しない場合よりもホース状構造体1を軽量化することができる。各角部Cと第1空洞部12との間に第2空洞部13が設けられているが、この第2空洞部13を含む部分は、壁が相対的に厚い部分として機能し、変形しにくく、耐折れ曲がり性を向上させるように作用する。
第2空洞部13の断面は、円形(略円形を含む。)であることが好ましい。3カ所の角部Cに設けられている第2空洞部13の大きさと形状を全て同じにしないことも可能であるが、それぞれ同じ又は略同じ大きさ及び形状で形成することが、製造上の観点や視覚バランスの観点から好ましい。
第2空洞部13の直径は、軽量化の観点と、角部Cとの間の壁の厚さや第1空洞部12との間の壁の厚さの観点とを考慮して設計される。第2空洞部13の直径を大きくすると軽量化の点では好ましいが、角部Cとの間の壁の厚さや第1空洞部12との間の壁の厚さが薄くなる。一方、第2空洞部13の直径を小さくすると軽量化の点では好ましくないが、角部Cとの間の壁の厚さや第1空洞部12との間の壁の厚さが厚くなる。例えば直径が15mm程度の第1空洞部12を有するホース状構造体1では、第2空洞部13の直径は3mm程度とすることが好ましい。
(断面構造)
ホース状構造体1の断面は、各角部Cに丸みを有する略正三角形である。その角部Cは、図2に示すように、丸みのあるなめらかな曲線であるが、その丸みは小さくてもよく、尖って見えるような丸みであってもよい。
第1空洞部12の半径をRとし、第2空洞部13の半径をrとしたとき、R/r=4.97〜5.30の範囲内であることが好ましい。R/rをこの範囲内とすることにより、第1空洞部12と3つの第2空洞部13とからなる4つの円形の空洞部をバランス良く配置することができるので、デザイン的にも面白く、ユニークな形状とすることができ、その結果、購入者の目を引いて購入者に対する訴求性を向上させることができるという利点がある。R/rが4.97未満では、相対的に第2空洞部13が大きくなるので、それに伴って全体の三角形が大きくなって、全体重量が増してしまうとともに、第1空洞部12と各辺中央部との間の壁の厚さをt2も増してしまい、変形し難くなってしまうことがある。R/rが5.30を超えると、相対的に第2空洞部13が小さくなるので、全体重量が増すとともに、第1空洞部12と各第2空洞部13との間の壁の厚さt1が増し、さらに第2空洞部13と各角部Cとの間の厚さt3も増し、全体重量を低減させることができず、さらに変形し難くなってしまう。なお、上記したように、第1空洞部12の半径Rは約7.5mm(直径約15mm)で、第2空洞部13の半径rは約1.5mm(直径約3mm)であることが好ましい。
第1空洞部12と各第2空洞部13との間の壁の厚さをt1とし、第1空洞部12と各辺中央部との間の壁の厚さをt2とし、第2空洞部13と各角部Cとの間の厚さをt3としたとき、t1=t2、t2<t3、の関係であることが好ましい。t1=t2とすることにより、第1空洞部12と3つの第2空洞部13とからなる4つの円形の空洞部をバランス良く配置することができる。こうした断面は、デザイン的にも面白く、ユニークな形状となっている。その結果、購入者の目を引くことができ、購入者に対する訴求性を向上させることができるという利点がある。t1<t2の場合やt1>t2の場合では、ややバランスの劣る配置に見えることがあるとともに、押出成形での製造が難しくなることがる。また、t2<t3とすることにより、厚さt3の部分は、壁が相対的に厚い変形しにくい部分を主に構成するものとなり、壁が相対的に薄い変形しやすい部分(t2)と交互に配置された構造となる。その結果、ホース状構造体1の耐折れ曲がり性と変形性を向上させることができるという利点がある。t2=t3やt2>t3では、厚さt3の部分は、壁が相対的に厚い変形しにくい部分を主に構成するものとならないことがあり、壁が相対的に薄い変形しやすい部分(t2)と交互に配置された構造とならないことがある。なお、t1とt2は、いずれも2〜3mm程度であればよく、t3は、( )mm程度であればよい。
(製造方法)
ホース状構造体1は、押出成形によって製造される。このため、連続的かつ安定的にホース状構造体1を成形することができる。具体的には、まず、ホース状構造体1の材料となる樹脂を押出機に投入し加熱する。加熱された樹脂は溶けて、押出機によって金型に押し出される。押し出された樹脂は、金型が持つ形状に成形され、金型から出て来た樹脂は、水槽で冷却されて形状が整えられる。形状が整えられた樹脂は、引取機によって引っ張られながら切断機に運ばれる。切断機に運ばれた樹脂は、各種サイズにカットされる。このような工程でホース状構造体1が製造される。
各角部Cと第1空洞部12との間は、樹脂が最も厚い部分である。このため、ホース状構造体1に第2空洞部13を設けなった場合、ホース状構造体1の成形時に、金型内で樹脂の片寄りが生じてしまうことがある。これに対して、本発明に係るホース状構造体1は、樹脂が最も厚く存在する部分に第2空洞部13が設けられている。このため、成形時に金型内で樹脂の片寄りが生じてしまうことを防ぐことができ、その結果、ホース状構造体1の製造工程上、スムーズな成形が可能となる。
ホース状構造体1の材料は、可撓性を有し、かつ、第1空洞部12を流れる水を浸透させない樹脂であればよく、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種の樹脂を材料として使用することができる。例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、フッ素、ゴム等を挙げることができ、これらから選ばれる1又は2以上の材料を使用することができるので、各種樹脂の特性を生かしたホース状構造体1を製造することができる。その結果、性質や外観の異なる複数種類のホース状構造体を製造することができる。
(色、長さ)
ホース状構造体1の本体は、様々な色に着色することができる。着色できる色の種類は特に限定されないが、例えば、図4に示すように、ダークグレー色、水色、半透明色、オレンジ色、黒色等を挙げることができる。これにより、ホース状構造体1を購入者の目を引く色にすることができる。このため、本体色が色違いの複数種類のラインナップで販売して、購入者の目を引くことができ、その結果、購入者に対する訴求性を向上させることができる。
ホース状構造体1の各辺の中央部の色を、本体の全体色とは異なる色であるようにしてもよい。各辺の中央部の色を全体色と異なる色にすることにより、購入者の目を引くことができ、購入者に対する訴求性を向上させることができる。
ホース状構造体1の各側面に、本体色とは異なる色のラインDを施してもよい。例えば、図4に示すように、本体色がダークグレー色でライン色が黄色蛍光色と赤色蛍光色、本体色が水色でライン色が黄色蛍光色と茶色、本体色が半透明色でライン色が黄蛍光色と赤色、本体色がオレンジ色でライン色が黒色とライトグレー色、本体色が黒色でライン色が青色とオレンジ色、といった配色で本体とラインDとを着色することができる。これにより、購入者の目を引くことができ、その結果、購入者に対する訴求力の向上を実現できる。ラインDの幅は特に限定されず、例えば三角形の一辺の長さの約8分の1程度としてもよいが、その割合は変わってもよい。ラインDを設ける方法は特に限定されないが、ホース状構造体1の材料となる樹脂の色とは異なる色の樹脂をホース状構造体1の各辺の中央部に埋め込むように一体成型させてもよいし、インク等を用いて着色してもよい。
このホース状構造体1の長さは、例えば数cmから数m又は数十mの長さで連続するものとすることができる。ホース状構造体1を水道の蛇口に接続して、一般的な家庭の庭の散水用に用いる場合は、5m〜10m程度の長さとするのがよい。
[使用例]
ホース状構造体1の用途は特に限定されないが、以下では3つの用途例を挙げる。
(使用例1)
ホース状構造体1の端部から水道の蛇口を挿入することにより、散水用のホースとして使用することができる。この場合、一般的に散水用として用いられている断面円形状のホースに対し、耐折れ曲がり性、及び購入者に対する訴求性を向上させることができる。
(使用例2)
ホース状構造体1を、複数本のケーブルを束ねて収納する器具として使用することができる。この場合、図5(A)に示すように、まず、ホース状構造体1の1辺に破線Lで示した部分を切開し、切開した部分から、ホース状構造体1の内部に複数本のケーブルを束ねて収納する。次に、例えば図5(B)に示すように、電源コンセント付近に乱雑に置かれていた複数本のケーブルをホース状構造体1の内部に収納し、当該ホース状構造体1の各角部Cのうち1つの角部Cが、部屋の隅、即ち部屋の壁と床とが交差する直角部分に接するように配置させることができる。これにより、すっきりと複数のケーブルをまとめることができるとともに、部屋のデッドスペースを少なくすることができる。ホース状構造体1の各辺に、ラインD等の着色が施されている場合には、部屋に彩りを与えることもできる。なお、図示はしないが、ホース状構造体1の各角部Cのうち1つの角部Cを直角(90°)で構成させることもできる。この場合、部屋の隅の直角部分に合わせてホース状構造体1を配置することができるため、さらにデッドスペースを少なくすることができる。
(使用例3)
ホース状構造体1を、家具等の角部分Wを保護する器具として使用することができる。上記の使用例2と同様に、ホース状構造体1の側面の破線Lで示される部分を軸線方向に並行に切開した後、図5(C)に示すように、家具等の角部分Wにホース状構造体1を被せて固定することにより、家具等の角部分Wに物体が衝突したときに当該物体又は当該家具等の角部分Wが受けるダメージ(例えば、人間等の怪我、物品の損傷等)を軽減させることができる。ホース状構造体1の側面に、ラインD等の装飾が施されている場合には、ホース状構造体1を固定させた家具等の角部分Wに彩りを与えることもできる。
本発明は上記した実施の形態や使用例に記載の内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や使用例も含むものである。また、本発明に係る要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更や上記実施の形態の組み合わせを施してもよい。
1 ホース状構造体
12 第1空洞部
13 第2空洞部
C 角部
D ライン
L 破線(切り込み)
W 家具等
R 第1空洞部の半径
r 第2空洞部の半径
t1 第1空洞部と第2空洞部との間の壁の厚さ
t2 第1空洞部と各辺の中央部との間の壁の厚さ
t3 第2空洞部と各角部との間の壁の厚さ


Claims (6)

  1. 断面が三角形又は略三角形のホース状構造体であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部と、各角部と前記第1空洞部との間に設けられた断面円形の第2空洞部とを有する、ことを特徴とするホース状構造体。
  2. 前記第1空洞部の半径をRとし、前記第2空洞部の半径をrとし、前記第1空洞部と前記第2空洞部との間の壁の厚さをt1とし、前記第1空洞部と各辺の中央部との間の壁の厚さをt2とし、前記第2空洞部と各角部Cとの間の厚さをt3としたとき、t1=t2、R/r=4.97〜5.30、t2<t3、の関係とする、請求項1に記載のホース状構造体。
  3. PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、フッ素、及びゴムから選ばれる1又は2以上の材料で押出成形される、請求項1又は2に記載のホース状構造体。
  4. 着色されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホース状構造体。
  5. 各辺の中央部の色が、全体色と異なる色である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のホース状構造体。
  6. 2色以上のラインアップが可能である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホース状構造体。

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