JP6788898B2 - ホース状構造体 - Google Patents
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Description
本発明に係るホース状構造体1は、例えば一方の端部を水道の蛇口に接続させて、散水等に用いられるものであり、図1〜図3に示すように、断面が三角形又は略三角形のホース状構造体1であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部12と、各角部Cと第1空洞部12との間に設けられた断面円形の第2空洞部13とを有する。なお、ホース状構造体1の各角部Cの角度は特に限定されないが、例えば3つの角部Cの角度が全て60°にして断面を正三角形としてもよいし、1つの角部Cを直角(90°)として断面を直角三角形としてもよい。
第1空洞部12は、図1〜図3に示すように、ホース状構造体1の中心部に設けられた断面円形の空洞である。この第1空洞部12に例えば水道の蛇口を取り付けた場合には、ホース状構造体1を散水に用いることができる。このとき第1空洞部12に取り付けられた水道の蛇口から出た水は、もう一方の端部から放出されるように通過する。
第2空洞部13は、図1〜図3に示すように、ホース状構造体1の各角部Cと第1空洞部12との間に設けられた断面円形の空洞である。この第2空洞部13を設けることにより、ホース状構造体1の重量が第2空洞部13の容積に相当する重量分だけ軽くなる。その結果、第2空洞部13を有しない場合よりもホース状構造体1を軽量化することができる。各角部Cと第1空洞部12との間に第2空洞部13が設けられているが、この第2空洞部13を含む部分は、壁が相対的に厚い部分として機能し、変形しにくく、耐折れ曲がり性を向上させるように作用する。
ホース状構造体1の断面は、各角部Cに丸みを有する略正三角形である。その角部Cは、図2に示すように、丸みのあるなめらかな曲線であるが、その丸みは小さくてもよく、尖って見えるような丸みであってもよい。
ホース状構造体1は、押出成形によって製造される。このため、連続的かつ安定的にホース状構造体1を成形することができる。具体的には、まず、ホース状構造体1の材料となる樹脂を押出機に投入し加熱する。加熱された樹脂は溶けて、押出機によって金型に押し出される。押し出された樹脂は、金型が持つ形状に成形され、金型から出て来た樹脂は、水槽で冷却されて形状が整えられる。形状が整えられた樹脂は、引取機によって引っ張られながら切断機に運ばれる。切断機に運ばれた樹脂は、各種サイズにカットされる。このような工程でホース状構造体1が製造される。
ホース状構造体1の本体は、様々な色に着色することができる。着色できる色の種類は特に限定されないが、例えば、図4に示すように、ダークグレー色、水色、半透明色、オレンジ色、黒色等を挙げることができる。これにより、ホース状構造体1を購入者の目を引く色にすることができる。このため、本体色が色違いの複数種類のラインナップで販売して、購入者の目を引くことができ、その結果、購入者に対する訴求性を向上させることができる。
ホース状構造体1の用途は特に限定されないが、以下では3つの用途例を挙げる。
ホース状構造体1の端部から水道の蛇口を挿入することにより、散水用のホースとして使用することができる。この場合、一般的に散水用として用いられている断面円形状のホースに対し、耐折れ曲がり性、及び購入者に対する訴求性を向上させることができる。
ホース状構造体1を、複数本のケーブルを束ねて収納する器具として使用することができる。この場合、図5(A)に示すように、まず、ホース状構造体1の1辺に破線Lで示した部分を切開し、切開した部分から、ホース状構造体1の内部に複数本のケーブルを束ねて収納する。次に、例えば図5(B)に示すように、電源コンセント付近に乱雑に置かれていた複数本のケーブルをホース状構造体1の内部に収納し、当該ホース状構造体1の各角部Cのうち1つの角部Cが、部屋の隅、即ち部屋の壁と床とが交差する直角部分に接するように配置させることができる。これにより、すっきりと複数のケーブルをまとめることができるとともに、部屋のデッドスペースを少なくすることができる。ホース状構造体1の各辺に、ラインD等の着色が施されている場合には、部屋に彩りを与えることもできる。なお、図示はしないが、ホース状構造体1の各角部Cのうち1つの角部Cを直角(90°)で構成させることもできる。この場合、部屋の隅の直角部分に合わせてホース状構造体1を配置することができるため、さらにデッドスペースを少なくすることができる。
ホース状構造体1を、家具等の角部分Wを保護する器具として使用することができる。上記の使用例2と同様に、ホース状構造体1の側面の破線Lで示される部分を軸線方向に並行に切開した後、図5(C)に示すように、家具等の角部分Wにホース状構造体1を被せて固定することにより、家具等の角部分Wに物体が衝突したときに当該物体又は当該家具等の角部分Wが受けるダメージ(例えば、人間等の怪我、物品の損傷等)を軽減させることができる。ホース状構造体1の側面に、ラインD等の装飾が施されている場合には、ホース状構造体1を固定させた家具等の角部分Wに彩りを与えることもできる。
12 第1空洞部
13 第2空洞部
C 角部
D ライン
L 破線(切り込み)
W 家具等
R 第1空洞部の半径
r 第2空洞部の半径
t1 第1空洞部と第2空洞部との間の壁の厚さ
t2 第1空洞部と各辺の中央部との間の壁の厚さ
t3 第2空洞部と各角部との間の壁の厚さ
Claims (5)
- 断面が三角形又は略三角形のホース状構造体であって、中心部に設けられた断面円形の第1空洞部と、各角部と前記第1空洞部との間に設けられた断面円形の第2空洞部とを有し、
前記第1空洞部の半径をRとし、前記第2空洞部の半径をrとし、前記第1空洞部と各辺の中央部との間の壁の厚さをt2とし、前記第2空洞部と各角部Cとの間の厚さをt3としたとき、R/r=4.97〜5.30、t2<t3、の関係とする、ことを特徴とするホース状構造体。 - 前記第1空洞部と前記第2空洞部との間の壁の厚さをt1としたとき、t1=t2、の関係とする、請求項1に記載のホース状構造体。
- PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、フッ素、及びゴムから選ばれる1又は2以上の材料で押出成形される、請求項1又は2に記載のホース状構造体。
- 着色されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホース状構造体。
- 各辺の中央部の色が、全体色と異なる色である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のホース状構造体。
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