JP2019044685A - ポンプ用シール装置及び一次冷却材ポンプ - Google Patents

ポンプ用シール装置及び一次冷却材ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】SBO発生後、高温高圧流体が到達したときでもポンプシャフト周囲のシール機能を保持可能にする。【解決手段】幾つかの実施形態に係るポンプ用シール装置は、第1部材と、前記第1部材に対向して配置され、リング溝を有する第2部材と、前記リング溝に設けられるリング部材と、前記リング部材に対して低圧側にて前記リング溝に設けられ、前記第2部材より熱膨張係数が大きい材料で構成されたバックアップリングと、を備え、前記バックアップリングと前記リング溝の底面との間の隙間よりも、前記バックアップリングと前記第1部材との間の隙間の方が大きく形成される。【選択図】図1

Description

本開示は、ポンプ用シール装置及び該ポンプ用シール装置を備える一次冷却材ポンプに関する。
原子力発電所では、原子炉と蒸気発生器との間に一次冷却材を循環させるために一次冷却材ポンプが設けられる。一次冷却材ポンプには、一次冷却材の漏洩を防止するためシール装置が設置されている。
特許文献1には、ポンプシャフトに設けられるシール装置が開示されている。このシール装置は、一次冷却材の流路に近い側から順にポンプシャフトの周囲に配置されるNo.1シール部、No.2シール部及びNo.3シール部で構成され、No.1シール部は限定漏洩式の非接触シールが用いられ、No.2シール部及びNo.3シール部はメカニカルシールが用いられている。
上記一次冷却材ポンプにおいて、全交流電源喪失(Station Black Out)(以下「SBO」とも言う。)が起きた場合、シール部に約300℃で、且つ、約15MPaの一次冷却材が到達するため、一次冷却材ポンプのシール装置から、この一次冷却材漏洩を防止する必要がある。
実開昭63−022397号公報
SBO発生後、高温高圧の一次冷却材がシール部に到達した時、RCPのシール装置はその漏洩を防止できるように設計されているが、一次冷却材の漏洩防止対策に対し、更なる安全性の向上が求められている。
一実施形態は、SBO発生後、高温高圧流体が到達したときでも、ポンプシャフト周囲のシール機能を保持可能にすることを目的とする。
(1)一実施形態に係るポンプ用シール装置は、
第1部材と、
前記第1部材に対向して配置され、リング溝を有する第2部材と、
前記リング溝に設けられるリング部材と、
前記リング部材に対して低圧側にて前記リング溝に設けられ、前記第2部材より熱膨張係数が大きい材料で構成されたバックアップリングと、を備え、
前記バックアップリングと前記リング溝の底面との間の隙間よりも、前記バックアップリングと前記第1部材との間の隙間の方が大きい。
上記(1)の構成によれば、通常運転時にはバックアップリングの内周側に隙間を確保する一方、SBO時の高温高圧環境下において、バックアップリングのリング溝の底面側への変形は制限されるため、上記バックアップリングは熱膨張して上記第1部材側へ変形し、リング部材のはみ出し隙間を狭めることができる。これによって、高温高圧流体によるリング部材の損傷を抑制でき、リング部材のシール機能を保持できる。
なお、高温下でバックアップリングが変形することを利用しているため、通常運転時にはバックアップリングと第1部材との間に隙間を確保し、ポンプ動作に影響を及ぼすことはない。
(2)一実施形態では、前記(1)の構成において、
前記リング部材がOリングで構成される。
上記(2)の構成によれば、Oリングが有する大径の断面形状によってOリングが第1部材との間の隙間からはみ出すのを抑制できる。
(3)一実施形態では、前記(1)又は(2)の構成において、
前記バックアップリングは、前記リング溝の底面に接触するように前記リング溝に設けられる。
上記(3)の構成によれば、バックアップリングはリング溝の底面に接触しているので、第1部材側への伸び代しかなく、そのため、第1部材との間の隙間を狭めることができる。
(4)一実施形態では、前記(1)〜(3)の何れかの構成において、
前記バックアップリングの全体が、前記リング溝内に設けられる。
上記(4)の構成によれば、通常運転時において、バックアップリングはリング溝内に収容されるので、第1部材と第2部材との間に相対移動があっても、バックアップリングは該相対移動を阻害しない。
(5)一実施形態では、前記(1)〜(4)の何れかの構成において、
前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
前記バックアップリングは、
第1分割セクションと、
周方向において前記第1分割セクションの隣に設けられる第2分割セクションと、
を含み、
前記第1分割セクションおよび前記第2分割セクションは、前記周方向における互いの重なり長が可変となるように、互いの周方向端部が係合可能に構成される。
上記(5)の構成によれば、バックアップリングを構成する上記第1分割セクション及び上記第2分割セクションの周方向における互いの重なり長を調整することで、内径を可変とすることができる。これによって、第1部材及び第2部材間にあるリング溝への装着が容易である。
(6)一実施形態では、前記(1)〜(5)の何れかの構成において、
前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
前記リング溝の前記底面に対向する前記バックアップリングの周面に複数の切欠きが設けられる。
上記(6)の構成によれば、バックアップリングは上記複数の切欠きを有するため、SBO発生後、高温高圧流体がシール部に到達し、シール部の周囲が高温高圧になると、熱膨張係数が大きいバックアップリングが熱膨張して上記切欠きを狭める方向の力が発生する。この力は切欠き部に内側向きの応力を発生させる。この応力とバックアップリングの熱膨張とによってバックアップリングが内側へせり出し、はみ出し隙間を部分的にでも小さくし、リング部材の該隙間からのはみ出しを抑制できる。
(7)一実施形態では、前記(6)の構成において、
前記切欠きは、前記リング溝の前記底面から離れるにつれて前記周方向における切欠き幅が徐々に小さくなる形状を有する。
上記(7)の構成によれば、上記切欠きが上記形状を有することで、バックアップリングの熱延びによる周方向の力を内側へ向かう押付力に効率良く変換できる。
(8)一実施形態では、前記(1)〜(7)の何れかの構成において、
前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
前記バックアップリングの径方向断面は、波状、または、前記リング部材に向かって高圧側に凸湾曲状に構成される。
上記(8)の構成によれば、高温高圧下でバックアップリングが膨張し、高温高圧流体の圧力がリング部材を介してバックアップリングに付加されたとき、バックアップリングの径方向断面は、波状、又は前記リング部材に向かって高圧側に凸湾曲状に構成されるため、第1部材側への伸び代を大きくできる。これによって、リング部材のはみ出し隙間を小さくできる。
(9)一実施形態では、前記(1)〜(8)の何れかの構成において、
前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
前記バックアップリングの径方向断面は、前記第1部材に向かって軸方向厚さが減少する。
上記(9)の構成によれば、バックアップリングは第1部材に向かって軸方向厚さが減少し、第1部材に近い領域は熱容量が小さく昇温しやすい。従って、第1部材に向かう熱膨張量が増加するため、第1部材側へのはみ出し量を増加できる。これによって、第1部材との隙間を狭め、リング部材の該隙間からのはみ出しを抑制できる。
(10)一実施形態では、前記(1)〜(9)の何れかの構成において、
前記バックアップリングは樹脂製であり、ガラス転移温度が200℃以下である。
上記(9)の構成によれば、バックアップリングが200℃以下の温度で軟化するため、高温高圧流体がリング溝に到達したとき、バックアップリングが軟化し変形するため、第1部材との隙間を狭め、リング部材の該隙間からのはみ出しを抑制できる。
(11)一実施形態に係る一次冷却材ポンプは、
ポンプシャフトと、
前記ポンプシャフトの外周側に設けられる前記(1)〜(10)の何れかの構成を有するシール装置と、
を備える。
上記(11)の構成によれば、ポンプシャフトの外周側に上記構成のシール装置を備えることで、SBO発生後、高温高圧流体がリング溝に到達したとき、バックアップリングが熱膨張して第1部材側へ変形することで、リング部材のはみ出し隙間を低減でき、リング部材のシール機能を保持できる。
なお、高温高圧条件下でバックアップリングが変形することを利用しているため、通常運転時にはバックアップリングと第1部材との間に隙間を確保し、ポンプ動作に影響を及ぼすことはない。
(12)一実施形態では、前記(11)の構成において、
前記リング部材は、前記第1部材および前記第2部材の間の軸方向隙間をシールするように構成される。
上記(12)の構成によれば、通常運転時においてはリング部材によって第1部材と第2部材との隙間のシール機能をもたせることができ、SBO発生後、高温高圧流体が到達したときは、バックアップリングが該隙間を狭めることによってリング部材の第1部材との隙間からのはみ出しを抑制できる。
(13)一実施形態では、前記(12)の構成において、
前記第1部材および前記第2部材の軸方向における相対的な動きが許容されるように構成される。
上記(13)の構成によれば、通常運転時においては、バックアップリングと第1部材との間に隙間が形成されるので、バックアップリングは第1部材及び第2部材間の相対的な動きを阻害せずに、リング部材によるシール機能を保持できる。
(14)一実施形態では、前記(11)〜(13)の何れかの構成において、
No.2シールリングと、
前記No.2シールリングに対向配置され、前記ポンプシャフトとともに回転するように構成されたNo.2シールランナと、
前記No.2シールリングを支持するためのNo.2インサートと、
前記ポンプシャフトの外周側に設けられるスリーブと、を備え、
前記シール装置の前記リング部材は、前記ポンプシャフトと前記スリーブとの間、前記スリーブと前記No.2シールランナとの間、または、前記No.2シールリングと前記No.2インサートとの間の軸方向隙間をシールするように構成される。
上記(14)の構成によれば、SBO発生後、高温高圧流体がNo.2シール部に到達しても、上記シール装置とNo.2シール部との組合せで、高温高圧流体がNo.2シール部より下流側へ漏洩するのを抑制できる。
一実施形態によれば、高温高圧流体が到達したときでもポンプシャフト周囲に設けられたリング部材のはみ出し隙間を小さくすることでリング部材の損傷を抑制でき、これによって、リング部材のシール機能を保持できる。
一実施形態に係るシール装置の縦断面図である。 (A)は一実施形態に係るバックアップリングの断面図であり、(B)は該バックアップリングの平面図である。 (A)〜(D)は幾つかの実施形態に係るバックアップリングの重なり部の正面図(図2(B)のA矢視図)である。 (A)は一実施形態に係るバックアップリングの斜視図であり、(B)は(A)のB部の拡大図である。 一実施形態に係るバックアップリングの斜視図である。 一実施形態に係るバックアップリングの斜視図である。 一実施形態に係るバックアップリングの斜視図である。 一実施形態に係る一次冷却材ポンプのシール部の縦断面図である。 一実施形態に係る一次冷却材ポンプのシール部の一部の縦断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態に係るポンプ用シール装置10を示す。
図1において、第1部材12に対向して配置される第2部材14にリング溝16が形成され、リング溝16にリング部材18が設けられる。SBO発生後、シール部に高温高圧流体が到達した時、高温高圧流体Fhがリング溝16に到達するおそれがある。リング部材18に対して低圧側(高温高圧流体Fhの流入側と反対側)のリング溝16にバックアップリング20が設けられる。バックアップリング20は、熱膨張係数が第2部材14より大きい材料で構成され、かつバックアップリング20と第1部材12との間の隙間がバックアップリング20とOリング溝16の底面16aとの間の隙間より大きくなるように配置される。
上記構成によれば、ポンプの通常運転時にはバックアップリング20の内周側(第1部材12との間)に隙間を確保しているため、第1部材12及び第2部材14間の矢印a方向の相対移動を許容できる。一方、高温高圧流体Fhがリング溝16に流入し、リング溝16が高温高圧環境になったとき、バックアップリング20のリング溝の底面側への変形は制限されるため、バックアップリング20は熱膨張して第1部材側へ変形し、リング部材18のはみ出し隙間を狭めることができる。これによって、リング部材18の損傷を抑制でき、リング部材18のシール機能を保持できる。
このように、高温下でバックアップリングが熱膨張して変形することを利用しているため、通常運転時にはバックアップリング20と第1部材12との間に隙間を確保できる。これによって、第1部材12と第2部材14との相対移動が許容され、ポンプ動作に影響を及ぼすことはない。また、バックアップリング20とリング溝16の底面16aとの間の隙間を小さくしているため、高温高圧下でバックアップリング20の第1部材側へのはみ出し量を確保できる。
一実施形態では、リング部材18としてOリングを用いることができる。これによって、Oリングが有する大径の断面形状によってOリングが第1部材12との間の隙間からはみ出すのを抑制できる。
一実施形態では、リング部材18として、Dリング、Tリング、Xリング等のスクウィーズパッキンを用いることができる。
一実施形態では、後述するように、第1部材12はポンプシャフト又はポンプシャフトの外周側に設けられ、ポンプシャフトと共に回転するスリーブであり、あるいはこれら回転部材の外周面に設けられる静止部材である。また、第2部材14は、ポンプシャフトと共に回転する回転部材又はこれら回転部材の外周側に設けられる静止部材である。
一実施形態では、バックアップリング20は、Oリング溝16の底面16aに接触するように設けられる。
この実施形態によれば、バックアップリング20はOリング溝の底面16aに接触しているので、第1部材側への伸び代しかなく、そのため、高温高圧環境下で第1部材12との間の隙間を狭めることができる。
一実施形態では、バックアップリング20の全体が、Oリング溝16の内部に設けられる。
この実施形態によれば、通常運転時において、バックアップリング20はOリング溝内に収容されるので、第1部材12と第2部材14との間に相対移動があっても、該相対移動を阻害しない。
図2は一実施形態に係るバックアップリング20(20a)を示し、図3は、バックアップリング20(20a)を図2(B)中の矢印A方向から視た図である。
一実施形態では、図2に示すように、バックアップリング20(20a)はリング形状を有し、周方向に延在するリング溝16に設けられる。図2に示すように、上面21aがSBO時において高温高圧流体Fhが流入する側に面し、下面21bは高温高圧流体Fhが流入する側と反対側の低圧側に面する。
図2及び図3に示すように、バックアップリング20(20a)は、第1分割セクション22と、周方向において第1分割セクション22の隣に設けられる第2分割セクション24と、を有する。第1分割セクション22及び第2分割セクション24は、周方向において互いに重なる重なり部26(26a、26b、26c、26d)を有する。重なり部26は第1分割セクション22及び第2分割セクション24の重なり長が可変となるように、かつ互いの周方向端部が係合可能に構成される。
この実施形態によれば、第1分割セクション22及び第2分割セクション24の周方向における互いの重なり長を調整することで、内径を可変とすることができる。これによって、第1部材12及び第2部材14間にあるリング溝16への装着が容易である。
一実施形態では、図3(A)に示すように、重なり部26(26a)は、上面21a及び下面21bに平行で互いに対面しかつ摺動可能な平面28a及び28bと、平面28a及び28bの両端に連なり上面21a及び下面21bにほぼ直交する面30a、30b及び32a、32bを有する。
一実施形態では、図3(B)に示すように、重なり部26(26b)は、互いに対面し上面21a及び下面21bに対して傾斜した面34a及び34bを有する。
一実施形態では、図3(C)に示すように、重なり部26(26c)は、互いに遊嵌する四角断面の凹部36a及び凸部36bを有する。
一実施形態では、図3(D)に示すように、重なり部26(26d)は、互いに遊嵌する三角断面の凹部38a及び凸部38bを有する。
これらの実施形態によれば、重なり部26の重なり長が調整可能であり、重なり長を調整することで内径を可変とすることで、リング溝16への装着が容易になる。また、重なり部26を有することで、高温高圧流体Fhの漏れを抑制できる。
一実施形態では、図4に示すように、バックアップリング20(20b)はリング形状を有し、第1部材12(例えばポンプシャフトなどの回転部材)の周方向に延在するリング溝16に設けられる。バックアップリング20(20b)はリング溝16の底面16aに対向するバックアップリング20(20b)の外周面に複数の切欠き39が設けられる。
この実施形態によれば、バックアップリング20(20b)は複数の切欠き39を有するため、SBO発生後、高温高圧流体Fhがリング溝16に到達し、リング部材18の周囲が高温高圧になると、熱膨張率が大きいバックアップリング20(20b)が周方向へ熱膨張する。
これによって、図4(B)に示すように、切欠き39を狭める方向の力f及びfが発生する。力f及びfは切欠き部に内側向きの応力fを発生させる。この応力fとバックアップリング20(20b)の熱膨張及び高温高圧下におけるバックアップリング20(20b)の軟化とによって、バックアップリング20(20b)が内側へせり出し、第1部材12と第2部材14との間に形成されるはみ出し隙間を部分的にでも小さくできる。
一実施形態では、図4(B)に示すように、切欠き39は、リング溝16の底面16aから離れるにつれて周方向における切欠き幅が徐々に小さくなる形状を有する。
この実施形態によれば、切欠き39が上記形状を有することで、バックアップリング20(20b)の熱延びによる周方向の力f及びfを内側へ向かう押付力(応力f)に効率良く変換できる。
一実施形態では、図4(B)に示すように、切欠き39は、頂点tを頂点とする三角形状を有する。これによって、周方向の力f及びfは、バックアップリング20(20b)の熱延びが進むにつれて内径側領域から順々に効率良く内側向きの応力fに変換される。
一実施形態では、図5に示すように、バックアップリング20(20c)は、リング形状を有して周方向に延在するリング溝16に設けられ、かつ径方向断面が波状に構成される。
この実施形態によれば、高温高圧下でバックアップリング20(20c)が軟化し、かつリング部材18がバックアップリング20(20c)を高圧の力fで押し付けたとき、二点鎖線で示すように平坦な径方向断面に変形する。バックアップリング20(20c)は、リング溝の底面16a側への伸びは制限されるため、第1部材12側(矢印b方向)への伸び代が大きくなる。これによって、リング部材18のはみ出し隙間を小さくでき、高温高圧流体Fhによるリング部材18の破損を抑制できる。
一実施形態では、図6に示すように、バックアップリング20(20d)は、リング形状を有して周方向に延在するリング溝16に設けられ、かつ径方向断面がリング部材18に向かって高圧側に凸湾曲状に構成される。
この実施形態によれば、高温高圧下でバックアップリング20(20d)が軟化し、かつリング部材18がバックアップリング20(20d)を高圧の力fで押し付けたとき、二点鎖線で示すように平坦な径方向断面に変形する。バックアップリング20(20d)は、リング溝の底面16a側への伸びは制限されるため、第1部材12側(矢印b方向)への伸び代が大きくなる。これによって、リング部材18のはみ出し隙間を小さくでき、リング部材18の破損を抑制できる。
一実施形態では、図7に示すように、バックアップリング20(20e)は、リング形状を有して周方向に延在するリング溝16に設けられ、かつ径方向断面が第1部材12に向かって軸方向厚さが減少するように構成される。
この実施形態によれば、バックアップリング20(20e)は第1部材12に向かって軸方向厚さが減少し、第1部材12に近い領域は熱容量が小さく昇温しやすい。従って、高温高圧下でバックアップリング20(20e)が軟化し、かつリング部材18がバックアップリング20(20e)を高圧の力fで押し付けたとき、第1部材12に近い領域で熱により軟化しやすいため、第1部材側へのはみ出し量を増加できる。これによって、第1部材12との隙間を狭め、リング部材18の該隙間からのはみ出しを抑制できる。
なお、図5に示すバックアップリング20(20c)又は図6に示すバックアップリング20(20d)を、図7に示すように、第1部材12に向かって軸方向厚さが減少するように構成してもよい。これによって、第1部材側へのはみ出し量を増加できる。
一実施形態では、バックアップリング20は樹脂製で構成され、かつガラス転移温度が200℃以下である。
この実施形態によれば、バックアップリング20が200℃以下の温度で軟化するため、高温高圧流体Fhがリング溝16に到達したとき、バックアップリング20が熱膨張すると共に、軟化し変形するため、第1部材12との隙間を狭め、リング部材18の該隙間へのはみ出しを抑制できる。
一実施形態では、バックアップリング20はPEEK材で構成される。PEEK材のガラス転移温度は143℃であり、143℃を超えたところで変位が増加する。従って、高温高圧流体Fhがリング溝16に到達したとき、高温高圧流体Fhの高温高圧によりバックアップリング20が上記ガラス転移点以上に昇温して軟化し変形するので、第1部材12側へのはみ出しが可能になる。
図8は、原子炉に設けられる一実施形態に係る一次冷却材ポンプ40のシール部を示し、図9は、該シール部の一部を示す。
図9に示すように、一次冷却材ポンプ40は、ポンプシャフト42と、ポンプシャフト42の外周側に設けられる上記何れかの構成を有するシール装置10(10A、10B、10C)と、を備える。
上記構成によれば、ポンプシャフト42の外周側にシール装置10を備えることで、SBO発生後、高温高圧流体Fhがリング溝16に到達したとき、バックアップリング20が軟化して第1部材12へ変形することで、リング部材18のはみ出し隙間を低減でき、リング部材18のシール機能を保持できる。
なお、高温下でバックアップリング20が変形することを利用しているため、通常運転時にはバックアップリング20と第1部材12との間に隙間を確保し、ポンプ動作に影響を及ぼすことはない。
一実施形態では、図8に示すように、一次冷却材ポンプ40はポンプシャフト42が鉛直方向に沿って配置された縦型のポンプであり、シール部は、高温高圧流体Fhの流路に近いほうから順にポンプシャフト42又はポンプシャフト42の外周側に設けられるスリーブを含む回転部材に沿ってNo.1シール部44、No.2シール部46及びNo.3シール部48を備える。
一実施形態では、第1部材12及び第2部材14の間でポンプシャフト42に沿う軸方向隙間が形成され、リング部材18はこの軸方向隙間をシールするように構成される。
この実施形態によれば、ポンプの通常運転時においては、リング部材18によって第1部材12と第2部材14との隙間のシール機能をもたせることができ、SBO発生後高温高圧流体Fhが到達したときは、バックアップリング20がこの軸方向隙間を狭めることによってリング部材18のはみ出しを抑制できる。
一実施形態では、第1部材12及び第2部材14の間でポンプシャフト42の軸方向に沿った相対移動が発生する場合、この相対的な動きが許容されるように構成される。
この実施形態によれば、通常運転時においては、バックアップリング20と第1部材12との間に隙間が形成されるので、バックアップリング20は第1部材12及び第2部材14間の相対的な動きを阻害せずに、リング部材18によるシール機能を保持できる。
一実施形態では、図8及び図9に示すように、一次冷却材ポンプ40は、静止部材側に固定されたNo.2シールリング58と、No.2シールリング58に対向配置され、ポンプシャフト42と共に回転するNo.2シールランナ56と、を有する。さらに、静止部材側にNo.2シールリング58を支持するためのNo.2インサート80と、を備える。ポンプシャフト42の外周側にスリーブ82が設けられ、スリーブ82はポンプシャフト42と共に回転する。
シール装置10(10A)のリング部材18は、第1部材12としてのポンプシャフト42と第1部材12としてのスリーブ82との間に形成された軸方向隙間をシールするために該軸方向隙間に形成されたリング溝16に設けられる。
また、シール装置10(10B)のリング部材18は、第1部材12としてのスリーブ82と第1部材12としてのNo.2シールランナ56との間に形成された軸方向隙間をシールするために該軸方向隙間に形成されたリング溝16に設けられる。
また、シール装置10(10C)のリング部材18は、第1部材12としてのNo.2インサート80と第2部材14としてのNo.2シールリング58との間の軸方向隙間をシールするために該軸方向隙間に形成されたリング溝16に設けられる。
この実施形態によれば、SBO発生後、高温高圧流体がNo.2シール部46に到達しても、シール装置10とNo.2シール部46との組合せで、高温高圧流体FhがNo.2シール部46より下流側へ漏洩するのを抑制できる。また、通常運転時、バックアップリング20はリング溝16に収容され、軸方向隙間にせり出さないので、第1部材12と第2部材14との軸方向の相対移動を許容し、ポンプ動作に影響を及ぼさない。
一実施形態では、No.1シール部44において、回転部側に固定されたNo.1シールランナ50と、ハウジング43側にNo.1シールリング52を有し、No.1シールランナ50とNo.1シールリング52との間は非接触式のシール部を構成する。
一実施形態では、No.2シール部46は、回転部側に固定されたNo.2シールランナ56、及びハウジング43側にNo.2シールリング58を有し、No.2シールランナ56とNo.2シールリング58との間は接触式のメカニカルシールを構成する。
No.3シール部48は、回転部側に固定されたNo.3シールランナ62、及びハウジング43側にNo.3シールリング64を有し、No.3シールランナ62とNo.3シールリング64との間は接触式のメカニカルシールを構成する。
一実施形態では、また、No.1シール部44より下流側の流体リーク経路67にシール水リークオフライン72が設けられ、No.2シール部46より下流側の流体リーク経路67にシール水リークオフライン74が設けられ、No.3シール部48より下流側の流体リーク経路67にシール水リークオフライン76が設けられる。
幾つかの実施形態によれば、SBO発生後、高温高圧流体が到達したときでも、リング部材のはみ出し隙間を狭めることができ、これによって、高温高圧流体によるリング部材の損傷を抑制し、ポンプシャフト周囲のシール機能を保持することができる。
10(10A、10B、10C) シール装置
12 第1部材
14 第2部材
16 Oリング溝
16a 底面
18 Oリング
20(20a、20b、20c、20d、20e) バックアップリング
21a 上面
21b 下面
22 第1分割セクション
24 第2分割セクション
26(26a、26b、26c、26d) 重なり部
28a、28b 平面
36a、38a 凹部
36b、38b 凸部
39 切欠き
40 一次冷却材ポンプ
41、67 流体リーク経路
42 ポンプシャフト
43 ハウジング
44 No.1シール部
46 No.2シール部
48 No.3シール部
50 No.1シールランナ
52 No.1シールリング
54 No.1シールリング用フランジ
56 No.2シールランナ
58 No.2シールリング

62 No.3シールランナ
64 No.3シールリング

72、74、76 シール水リークオフライン
80 No.2インサート
82 スリーブ
Fh 高温高圧流体
応力
t 頂点

Claims (14)

  1. 第1部材と、
    前記第1部材に対向して配置され、リング溝を有する第2部材と、
    前記リング溝に設けられるリング部材と、
    前記リング部材に対して低圧側にて前記リング溝に設けられ、前記第2部材より熱膨張係数が大きい材料で構成されたバックアップリングと、を備え、
    前記バックアップリングと前記リング溝の底面との間の隙間よりも、前記バックアップリングと前記第1部材との間の隙間の方が大きい
    ことを特徴とするポンプ用シール装置。
  2. 前記リング部材はOリングで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ用シール装置。
  3. 前記バックアップリングは、前記リング溝の底面に接触するように前記リング溝に設けられた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ用シール装置。
  4. 前記バックアップリングの全体が、前記リング溝内に設けられた
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  5. 前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
    前記バックアップリングは、
    第1分割セクションと、
    周方向において前記第1分割セクションの隣に設けられる第2分割セクションと、
    を含み、
    前記第1分割セクションおよび前記第2分割セクションは、前記周方向における互いの重なり長が可変となるように、互いの周方向端部が係合可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  6. 前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
    前記リング溝の前記底面に対向する前記バックアップリングの周面に複数の切欠きが設けられた
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  7. 前記切欠きは、前記リング溝の前記底面から離れるにつれて前記周方向における切欠き幅が徐々に小さくなる形状を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載のポンプ用シール装置。
  8. 前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
    前記バックアップリングの径方向断面は、波状、または、前記リング部材に向かって高圧側に凸湾曲状である
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  9. 前記バックアップリングは、周方向に延在する前記リング溝に設けられ、
    前記バックアップリングの径方向断面は、前記第1部材に向かって軸方向厚さが減少する
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  10. 前記バックアップリングは樹脂製であり、ガラス転移温度が200℃以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のポンプ用シール装置。
  11. ポンプシャフトと、
    前記ポンプシャフトの外周側に設けられる請求項1乃至10の何れか一項に記載のシール装置と、
    を備える一次冷却材ポンプ。
  12. 前記リング部材は、前記第1部材および前記第2部材の間の軸方向隙間をシールするように構成された
    ことを特徴とする請求項11に記載の一次冷却材ポンプ。
  13. 前記第1部材および前記第2部材の軸方向における相対的な動きが許容されるように構成された
    ことを特徴とする請求項12に記載の一次冷却材ポンプ。
  14. No.2シールリングと、
    前記No.2シールリングに対向配置され、前記ポンプシャフトとともに回転するように構成されたNo.2シールランナと、
    前記No.2シールリングを支持するためのNo.2インサートと、
    前記ポンプシャフトの外周側に設けられるスリーブと、を備え、
    前記シール装置の前記リング部材は、前記ポンプシャフトと前記スリーブとの間、前記スリーブと前記No.2シールランナとの間、または、前記No.2シールリングと前記No.2インサートとの間の軸方向隙間をシールするように構成された
    ことを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載の一次冷却材ポンプ。
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