JP2019044394A - 仮設フレーム構造体の支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】防護ネットを張設する場合などに使用される仮設枠組み構造体を、建築中の建物躯体に支持させる場合に効果的に使用出来る支持金具を提供する。【解決手段】取付け部材13は、取付け用孔15を有する取付け板部16と軸受け板部17aから成り、パイプクランプ14は、軸受け板部17aに第一支軸18の周りに揺動自在に取り付けられたパイプクランプ取付け板部19に、第一支軸18に対し直交する向きの第二支軸20の周りに回転自在に取り付けられたパイプクランプ本体21を備え、取付け板部16が上下垂直向きにあるとき、取付け用孔15は、当該取付け板部の上端側に位置すると共に、第一支軸18は、取付け用孔15よりも下側に位置し、取付け部材13とパイプクランプ取付け板部19には、上下垂直向きにある取付け板部16に対してパイプクランプ本体21が水平向きから下側に揺動するのを阻止する当接部24が設けられた構成。【選択図】図5

Description

本発明は、防護ネットを張設する場合などに使用される仮設枠組み構造体を、建築中の建物躯体に支持させるための支持金具に関するものである。
この種の支持金具としては、特許文献1に記載されるように、建築中の建物躯体のスラブの側縁部に固定出来る取付け部材にパイプクランプが取り付けられたものが知られている。この従来周知の支持金具における前記取付け部材は、スラブの側縁部の立ち上がり部の外側出隅部に当て付けることが出来る倒立L字形の本体と、この本体の水平部の下側に取り付けられて、当該本体の垂直部との間でスラブの側縁部の立ち上がり部を挟持するネジ式クランプとから成るもので、前記倒立L字形の本体の垂直部外側に、仮設枠組み構造体を構成する上下垂直向きの単管を挟持するパイプクランプが取り付けられている。
特開2007−303135号公報
上記のような構成の従来の仮設フレーム構造体の支持金具では、建築中の建物躯体のスラブの側縁部に、前記取付け部材を取り付けることが出来る立ち上がり部が存在していることが使用時の要件となり、しかも前記取付け部材も、構造が複雑で比較的大型重量物となるものである。更に、仮設フレーム構造体を構成する単管を直接支持することしか出来ないものであり、最上階のスラブより上方に延出することになる仮設枠組み構造体の上端部を、最上階のスラブの上面との間に介在させた斜め向きの単管で支持させる場合に、当該斜め向きの単管の下端部を最上階のスラブの上面に固定する手段として活用することも出来ない。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる仮設フレーム構造体の支持金具を提案するものであって、本発明に係る仮設フレーム構造体の支持金具は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、取付け部材(13)と、この取付け部材(13)に取り付けられたパイプクランプ(14)とから成り、取付け部材(13)は、取付け用孔(15)を有する取付け板部(16)と、この取付け板部(16)から連設された軸受け板部(17a)から成り、パイプクランプ(14)は、前記軸受け板部(17a)に第一支軸(18)の周りに揺動自在に取り付けられたパイプクランプ取付け板部(19)と、このパイプクランプ取付け板部(19)に、前記第一支軸(18)に対し直交する向きの第二支軸(20)の周りに回転自在に取り付けられたパイプクランプ本体(21)から成る支持金具(10)であって、前記取付け部材(13)の取付け板部(16)が上下垂直向きにあるとき、前記取付け用孔(15)は、当該取付け板部(16)の上端側に位置すると共に、前記第一支軸(18)は、前記取付け用孔(15)よりも下側に位置し、前記取付け部材(13)と前記パイプクランプ取付け板部(19)には、上下垂直向きにある前記取付け板部(16)に対して前記パイプクランプ本体(21)が水平向きから下側に揺動するのを阻止する当接部(24)が設けられた構成になっている。
上記本発明の構成によれば、仮設フレーム構造体の単管を、建築中の建物躯体のスラブの垂直端面の外側に固定するときは、取付け用孔を有する取付け板部を、当該取付け用孔が当該取付け板部の上端側に位置する上下垂直向きでスラブの垂直端面に当て付けて、前記取付け孔に挿通させたアンカーボルトを当該スラブの垂直端面に水平向きに埋設されているボルトアップ用インサートのネジ孔に捩じ込んで固定する。このとき前記取付け板部は、パイプクランプ取付け板部(パイプクランプ本体)が取り付けられる第一水平支軸が前記取付け用孔より下側に位置するため、重力で自然に上下垂直向きとなり、同時にパイプクランプ本体が前記取付け板部に対して水平向きに保持されている。従って、パイプクランプ取付け板部に対してパイプクランプ本体を第二水平支軸の周りに回転させて、仮設フレーム構造体の単管の向きに合わせ、この単管をパイプクランプ本体で挟持固定すれば良く、パイプクランプ本体を前記取付け板部に対して水平向きに手で保持させておく必要がない。
又、最上段のスラブより上方に延出することになる仮設フレーム構造体の上端部を、最上階のスラブの上面との間に介在させた斜め向きの単管で支持させる場合に、上記の支持金具を、当該斜め向きの単管の下端部を最上階のスラブの上面に固定する手段として活用する場合には、取付け板部の取付け孔とアンカーボルトを利用して取付け部材をスラブの上面に固定するのであるが、この場合、取付け孔に対してパイプクランプ取付け板部(パイプクランプ本体)が仮設フレーム構造体のある側に位置する向きで固定する。この結果、パイプクランプ取付け板部(パイプクランプ本体)を第一支軸の周りで取付け孔のある側に傾倒させることが出来、この支持金具のある位置から仮設フレーム構造体のある側に向かって斜め上方に傾斜する向きの単管の下端部を、当該単管の向きに合わせて第二支軸の周りにパイプクランプ本体を回転させて確実に固定することが出来る。
以上のように本発明の仮設フレーム構造体の支持金具は、全体が小型軽量に構成出来るものであり、しかもスラブ側縁部の垂直端面やスラブ上面など任意の箇所にアンカーボルトを利用して簡単に取り付けることが出来、しかもパイプクランプ本体は、スラブ側に固定された取付け部材に対して互いに直交する向きの第一支軸と第二支軸の周りに回転させて、取付け対象の仮設フレーム構造体の単管又は当該仮設フレーム構造体を支持する斜め向きの単管の向きに合わせ、これら単管を確実にスラブ側に支持させることが出来る。特に、スラブ側縁部の垂直端面に取付け部材を取り付けるときは、重力によってパイプクランプ本体の位置が決まり、手でパイプクランプ本体を保持した状態で当該パイプクランプ本体を仮設フレーム構造体の単管に固定させなければならないというような不便がなく、作業を容易に行える。
上記本発明を実施する場合、具体的には、上下垂直向きにある前記取付け板部(16)に対して前記パイプクランプ本体(21)が水平向きにある状態で、パイプクランプ取付け板部(19)を前記軸受け板部(17a)に固定する着脱自在な固定具(25)を設けておくことが出来る。この固定具は、基本的には無くとも良いが、パイプクランプ本体を仮設フレーム構造体の単管に固定させる作業時に、当該固定具で取付け板部に対してパイプクランプ取付け板部を固定しておくことにより、パイプクランプ本体が第一支軸の周りで上方に揺動することが無くなるので、作業が一層容易に行える。
又、前記軸受け板部(17a,17b)は、前記取付け板部(16)の両側辺から連設し、前記パイプクランプ取付け板部(19)は、左右一対の前記軸受け板部(17a,17b)の外側に重なる左右一対の側板部(22a,22b)と、この左右一対の側板部(22a,22b)をつなぐ取付け座部(22c)から構成し、取付け座部(22c)の外側に前記パイプクランプ本体(21)を第二支軸(20)によって回転自在に取り付け、前記当接部(24)は、左右一対の前記軸受け板部(17a,17b)の先端縁部(24a)と前記取付け座部(22c)の内側底面(24b)とで構成することが出来る。この構成によれば、第二支軸によって互いに連結される取付け部材とパイプクランプ取付け板部の両者をコの字形構造として、全体を頑丈に構成することが出来、しかも取付け部材に対するパイプクランプ取付け板部の揺動制限のための当接部の構成も簡単になり、安価に実施することが出来る。
図1は、本発明の支持金具の使用状態を示す縦断側面図である。 図2は、同上の正面図である。 図3Aは、支持金具の第一の使用状態を示す要部の拡大縦断側面図、図3Bは、支持金具の第二の使用状態を示す要部の拡大縦断側面図である。 図4は、支持金具の縦断側面図である。 図5は、支持金具の分解縦断側面図である。 図6Aは、支持金具の背面図、図6Bは、支持金具の底面図である。
図1及び図2において、1は仮設フレーム構造体であって、水平方向適当間隔おきに配列された垂直向き単管2と、上下方向適当間隔おきに配列された水平向き単管3とを、その交差部において2個のパイプクランプを結合一体化した単管接続クランプユニット4により互いに結合して組み立てられている。尚、垂直向き単管2と水平向き単管3の何れも、一定長さの単管が使用されるので、仮設フレーム構造体1の全体のサイズに応じて、それぞれ複数本の単管2,3が接続される。この同一向きの単管2,3の接続方法は問わないが、図示の構造では、長さの短い接続用単管2a,3aと単管接続クランプユニット5とによって接続している。6A,6Bは、建築中の建物躯体のスラブであって、各階スラブ6A,6Bには水平に張り出すベランダ部7が設けられている。前記仮設フレーム構造体1は、各階スラブ6A,6Bのベランダ部7の外側に隣接するように垂直に仮設され、当該仮設フレーム構造体1の外側に防護ネット8が張設される。
仮設フレーム構造体1は、内側に隣接する各階スラブ6A,6Bのベランダ部7に本発明の支持金具10によって支持される。この仮設フレーム構造体1は、最上階スラブ6Bのベランダ部7に対しても防護効果が働くように、当該最上階スラブ6Bより上方に適当高さ延出する高さを有している。従って、この仮設フレーム構造体1の上端部を支持させるスラブが内側に存在しないので、当該仮設フレーム構造体1の上端部は、直下の最上階スラブ6Bに斜めの支持用単管11を介して支持させることになる。この斜めの支持用単管11の上端部は、仮設フレーム構造体1の上端部近くの単管、図示例では垂直向き単管2に、単管接続クランプユニット12によって結合され、当該斜めの支持用単管11の下端部は、本発明の支持金具10によって最上階スラブ6Bの上面に支持される。
上記のように使用される本発明の支持金具10について説明すると、図4〜図6Bに示すように、支持金具10は、取付け部材13と、この取付け部材13に取り付けられたパイプクランプ14とから成り、取付け部材13は、取付け用孔15を有する長方形状の取付け板部16と、この取付け板部16の長さ方向に沿った左右両側辺から同一側に折曲連設された左右一対の軸受け板部17a,17bから成り、パイプクランプ14は、軸受け板部17a,17bに第一支軸18の周りに揺動自在に取り付けられたパイプクランプ取付け板部19と、このパイプクランプ取付け板部19に対して第一支軸18に対し直交する向きの第二支軸20の周りに回転自在に取り付けられたパイプクランプ本体21から構成されている。
パイプクランプ取付け板部19は、左右一対の軸受け板部17a,17bの外側に重なる左右一対の側板部22a,22bと、この左右一対の側板部22a,22bどうしをつなぐ取付け座部22cから成るコの字形のものである。パイプクランプ本体21は従来周知のものであって、パイプクランプ取付け板部19の取付け座部22cの外側に第二支軸20によって回転自在に取り付けられているベース部材23aと、このベース部材23aの一端部に支軸23bによって開閉自在に軸支されたカバー部材23cと、ベース部材23aの他端部に支軸23dによって揺動自在に軸支されたボルト23eと、当該ボルト23eに螺嵌する締結用ナット23fから構成され、ボルト23eは、カバー部材23cの遊端二股部23gに対して嵌合離脱自在であり、締結用ナット23fは、カバー部材23cの遊端二股部23gを支軸23dに接近させる方向に押圧して、ベース部材23aとカバー部材23cとの間で単管を挟持固定するものである。
パイプクランプ取付け板部19と取付け部材13とは、第一支軸18の周りで相対回転させることが出来るが、図3Bに示すように、パイプクランプ本体21が取付け部材13の取付け用孔15のある側に傾倒した状態から当該取付け用孔15から遠ざかる方向に回転して、図4に示すように、パイプクランプ取付け板部19の取付け座部22cが取付け部材13の取付け板部16と平行になったとき、互いに当接してそれ以上に取付け部材13に対しパイプクランプ取付け板部19が第一支軸18の周りで回転するのを阻止する当接部24が設けられると共に、パイプクランプ取付け板部19の取付け座部22cが取付け部材13の取付け板部16と平行になった状態でパイプクランプ取付け板部19と取付け部材13とを互いに固定する着脱自在な固定具25が設けられている。
図4に示すように、前記当接部24は、左右一対の軸受け板部17a,17bの先端縁部24aとパイプクランプ取付け板部19の取付け座部22cの内側底面24bとで構成されている。又、パイプクランプ取付け板部19の左右一対の側板部22a,22bの取付け座部22cに近い位置と取付け部材13の左右一対の軸受け板部17a,17bの先端に近い位置には、第一支軸18が挿通される貫通孔26a,26bが設けられ、パイプクランプ取付け板部19の左右一対の側板部22a,22bの先端に近い位置と取付け部材13の左右一対の軸受け板部17a,17bの取付け板部16に近い位置には、固定具25が挿通される貫通孔27a,27bが設けられている。第一支軸18、第二支軸20、及び固定具25は、ボルト18a,20a,25aとナット18b,20b,25bから構成されている。
以上のように構成された支持金具10は、取付け部材13の取付け板部16が上下垂直向きにあって且つ取付け用孔15が取付け板部16の上端側に位置するように取付け部材13を把持したとき、パイプクランプ14は、そのパイプクランプ本体21に作用する重力によって第一支軸18の周りで回転し、図3Aに示すように、当該パイプクランプ14が第一支軸18の高さで水平状態になったとき、図5に示すように、当接部24を構成している左右一対の軸受け板部17a,17bの先端縁部24a(図4参照)にパイプクランプ取付け板部19の取付け座部22cの内側底面24b(図4参照)が当接して、それ以上にパイプクランプ本体21が下方に回転するのを阻止される。このとき、固定具25が挿通される貫通孔27a,27bが同心状に合致するので、これら貫通孔27a,27bに固定具25のボルト25aを挿通して端部にナット25bを螺合締結することにより、取付け部材13に対しパイプクランプ14が第一支軸18の周りで回転不能な状態に固定される。
図1〜図3Aに示すように、仮設フレーム構造体1を各階スラブ6A,6Bのベランダ部7の外側縁部に固定する場合の支持金具10は、上記のように固定具25を使用して取付け部材13とパイプクランプ14とを互いに相対回転不能に固定し、取付け用孔15が取付け板部16の上端側に位置する向きで当該取付け板部16を、図3Aに示すように、各階スラブ6A,6Bのベランダ部7における外側縁部の垂直端面7aに埋設されているボルトアップ用インサート28のネジ孔に、取付け用孔15の内側から挿通させたアンカーボルト29を螺合締結して、当該ベランダ部7の垂直端面7aに固定する。この状態でパイプクランプ本体21を第二支軸20の周りに回転させて、仮設フレーム構造体1における取付け対象の水平向き単管3の向きに合わせ、従来周知のように、当該水平向き単管3をパイプクランプ本体21のベース部材23aとカバー部材23cとの間に、ボルト23eと締結用ナット23fにより挟持固定させる。尚、このとき、パイプクランプ本体21は、ベース部材23aとカバー部材23cとを軸支連結している支軸23bが下側になり、カバー部材23cの遊端二股部23gが上側になるように、向きを定めておくのが望ましい。
尚、基本的には、前記固定具25が無くとも、取付け部材13を上記の向きでベランダ部7の垂直端面7aに固定すれば、パイプクランプ14は取付け部材13に対して水平姿勢に保持されているので、仮設フレーム構造体1の水平向き単管3を所定高さに問題なく支持させることが出来る。
図1及び図3Bに示すように、最上階スラブ6Bより上方に延出する仮設フレーム構造体1の上端部を、最上階スラブ6Bの床面との間に斜めに介装した支持用単管11を使用して、最上階スラブ6Bの床面で支持させる場合は、図3Bに示すように、固定具25を外して取付け部材13に対しパイプクランプ14を第一支軸18の周りで一定範囲内揺動自在な状態にした支持金具10の取付け板部16を、斜めの支持用単管11の下端部の下側に位置するように最上階スラブ6Bの床面上に載置する。このとき、取付け板部16は、平面視において、取付け板部16が斜めの支持用単管11と平行になる向きであって且つ取付け用孔15が斜めの支持用単管11の下端部側になる向きとし、当該取付け用孔15の真下位置で最上階スラブ6Bの床面に埋設されているボルトアップ用インサート30のネジ孔に、取付け用孔15の内側から挿通させたアンカーボルト31を螺合締結して、当該最上階スラブ6Bの床面上に固定する。
この後、支持金具10のパイプクランプ本体21に、先に説明した要領で斜めの支持用単管11の下端部を挟持固定する。次に斜めの支持用単管11を、これに挟持固定されたパイプクランプ14と共に、取付け部材13に対し第一支軸18の周りで上下方向に揺動させて、当該斜めの支持用単管11の上端部を、図1及び図2に示すように、仮設フレーム構造体1の垂直向き単管2と交叉させ、この交叉部において斜めの支持用単管11の上端部と仮設フレーム構造体1の垂直向き単管2とを単管接続クランプユニット12によって結合する。
以上のように支持金具10を使用して、仮設フレーム構造体1を建築中の建物躯体の側面や上面に結合支持させることが出来るのであるが、このときの建築中の建物躯体に対する支持金具10の取付け位置や、パイプクランプ14が直接挟持固定する仮設フレーム構造体1側の単管の向きや位置、或いは、支持金具10のパイプクランプ14が挟持固定した斜めの支持用単管11の上端部が結合される仮設フレーム構造体1側の単管の向きや位置は、上記実施例で説明した内容に限定されるものではない。
本発明の支持金具は、防護ネットを張設する場合などに使用される仮設枠組み構造体を、建築中の建物躯体に支持させるための支持金具として活用することが出来る。
1 仮設フレーム構造体
2 垂直向き単管
3 水平向き単管
4,5,12 単管接続クランプユニット
6A,6B スラブ
7 ベランダ部
7a 外側縁部の垂直端面
8 防護ネット
10 支持金具
11 斜めの支持用単管
13 取付け部材
14 パイプクランプ
15 取付け用孔
16 取付け板部
17a,17b 軸受け板部
18 第一支軸
19 パイプクランプ取付け板部
20 第二支軸
21 パイプクランプ本体
22a,22b 側板部
22c 取付け座部
24 当接部
24a 軸受け板部の先端縁部
24b 取付け座部の内側底面
25 固定具
28,30 ボルトアップ用インサート
29,31 アンカーボルト

Claims (3)

  1. 取付け部材と、この取付け部材に取り付けられたパイプクランプとから成り、取付け部材は、取付け用孔を有する取付け板部と、この取付け板部から連設された軸受け板部から成り、パイプクランプは、前記軸受け板部に第一支軸の周りに揺動自在に取り付けられたパイプクランプ取付け板部と、このパイプクランプ取付け板部に、前記第一支軸に対し直交する向きの第二支軸の周りに回転自在に取り付けられたパイプクランプ本体から成る支持金具であって、
    前記取付け部材の取付け板部が上下垂直向きにあるとき、前記取付け用孔は、当該取付け板部の上端側に位置すると共に、前記第一支軸は、前記取付け用孔よりも下側に位置し、前記取付け部材と前記パイプクランプ取付け板部には、上下垂直向きにある前記取付け板部に対して前記パイプクランプ本体が水平向きから下側に揺動するのを阻止する当接部が設けられている、仮設フレーム構造体の支持金具。
  2. 上下垂直向きにある前記取付け板部に対して前記パイプクランプ取付け板部が水平向きにある状態で、当該パイプクランプ取付け板部を前記軸受け板部に固定する着脱自在な固定具が設けられている、請求項1に記載の仮設フレーム構造体の支持金具。
  3. 前記軸受け板部は、前記取付け板部の両側辺から連設し、前記パイプクランプ取付け板部は、左右一対の前記軸受け板部の外側に重なる左右一対の側板部と、この左右一対の側板部をつなぐ取付け座部から構成し、前記パイプクランプ本体は、前記取付け座部の外側に第二支軸によって回転自在に取り付けられ、前記当接部は、左右一対の前記軸受け板部の先端縁部と前記取付け座部の内側底面とで構成されている、請求項1又は2に記載の仮設フレーム構造体の支持金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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