JP2019044379A - 情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システム - Google Patents

情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システム Download PDF

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将裕 高谷
中村 敦
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洋子 藤原
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洋子 藤原
達哉 吉田
Tatsuya Yoshida
達哉 吉田
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Abstract

【課題】使い勝手の向上を図ることができる情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システムを提供する。【解決手段】電気錠システム1は、鍵装置として用いられる情報端末2(2A〜2C)と、電気錠制御システム3と、を含む。電気錠制御システム3は、情報端末2との通信により電気錠4を制御する。電気錠4は、施設の開口部に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する。情報端末2の制御方法は取得処理と報知処理とを含む。取得処理では、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を電気錠制御システム3から取得する。自動施錠モードは、開閉部材を自動的に施錠させるように電気錠4を制御するモードである。報知処理では、取得処理で取得したモード設定情報に基づいて自動施錠モードが有効か無効かを報知する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システムに関し、特に、建物に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する電気錠を制御する電気錠システムに用いられる情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システムに関する。
従来、建物の扉に設けられた電気錠と、識別情報を記憶するタグキーからなる応答器と、応答器から受信した識別情報の認証に成功すると電気錠を解錠する錠制御装置とを備えた電気錠制御システムがあった。この電気錠制御システムでは、錠制御装置は、電気錠を解錠させた場合に、扉が開けられた後に閉じられたと判断すると、電気錠を自動的に施錠させている。
特開2016−56503号公報
特許文献1に記載の電気錠制御システムでは、応答器(鍵装置)を持ったユーザが、電気錠を解錠させた後、電気錠が自動的に施錠される前に扉(開閉部材)から離れると、電気錠が施錠されたことを確認できず、使い勝手が悪かった。
本開示の目的は、使い勝手の向上を図ることができる情報端末の制御方法、プログラム、及び電気錠制御システムを提供することにある。
本開示の一態様の情報端末の制御方法は、鍵装置と、前記鍵装置との通信により電気錠を制御する電気錠制御システムとを含む電気錠システムの前記鍵装置として用いられる情報端末の制御方法である。前記電気錠は施設の開口部に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する。本開示の一態様の情報端末の制御方法は、取得処理と、報知処理と、を含む。前記取得処理では、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を前記電気錠制御システムから取得する。前記自動施錠モードは、前記開閉部材を自動的に施錠させるように前記電気錠を制御するモードである。前記報知処理では、前記取得処理で取得した前記モード設定情報に基づいて前記自動施錠モードが有効か無効かを報知する。
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータシステムに、前記情報端末の制御方法を実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様の電気錠制御システムは、通信部と、電気錠制御部と、切替部とを備える。前記通信部は、鍵装置としての情報端末と通信する。前記電気錠制御部は前記情報端末との通信により電気錠を制御する。前記電気錠は、施設の開口部に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する。前記切替部は自動施錠モードの有効/無効を切り替える。前記自動施錠モードは、前記電気錠制御部が前記開閉部材を自動的に施錠させるように前記電気錠を制御するモードである。前記通信部が、前記自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を前記情報端末に送信する。
本開示によれば、使い勝手の向上を図ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報端末(鍵装置)及び電気錠制御システムのブロック図である。 図2は、同上の情報端末及び電気錠制御システムの使用状態を説明する説明図である。 図3は、同上の情報端末及び電気錠制御システムの動作を説明するシーケンス図である。 図4は、同上の情報端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 図5は、同上の情報端末に表示される個別表示画面の一例を示す説明図である。 図6は、同上の情報端末に表示される全体表示画面の一例を示す説明図である。 図7は、同上の情報端末及び電気錠制御システムの別の動作を説明するシーケンス図である。
(1)概要
以下、本実施形態に係る電気錠制御システム及び情報端末(鍵装置)の概要について説明する。
本実施形態の情報端末2(2A,2B)は、図1に示すように、鍵装置と電気錠制御システム3とを含む電気錠システム1の鍵装置として用いられる。
電気錠制御システム3は電気錠4を制御する。電気錠4は、施設100(図2参照)の開口部111に設けられた開閉部材121を施錠又は解錠する電気錠4を制御する。開閉部材121は、施設100の開口部111を開閉する。開閉部材121は、施設100の内側(屋内101)と外側(屋外102)とを隔てる扉又は窓であって、例えば、玄関、勝手口等の扉(開き戸又は引き戸)、又は掃き出し窓等である。本実施形態では、開閉部材121は、玄関扉である。電気錠制御システム3及び電気錠4は、開閉部材121に設置されている。
電気錠制御システム3は、鍵装置としての情報端末2と通信可能に構成されている。電気錠制御システム3は、鍵装置である情報端末2との通信によって、開閉部材121を施錠する施錠状態と、開閉部材121を解錠する解錠状態との切り替えを電気的に行うように構成されている。
鍵装置である情報端末2は、電気錠制御システム3との通信機能を有している。本実施形態では、電気錠制御システム3と情報端末2との間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信である。情報端末2は、例えばスマートフォンのような携帯端末である。
また、本実施形態では、図2に示すように、施設100が戸建て住宅である場合を例として説明する。情報端末2のユーザ10は、施設100の住人及びその関係者であり、ユーザ10が複数存在する場合、複数の情報端末2が用いられる。本実施形態では、図1に示すように、3つの情報端末2が用いられ、3つの情報端末2を区別して説明する場合は情報端末2A,2B,2Cと記載する。
本実施形態の情報端末2(2A〜2C)の制御方法は、取得処理と、報知処理とを含む。取得処理では、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を電気錠制御システム3から取得する。自動施錠モードは、開閉部材121を自動的に施錠させるように電気錠4を制御するモードである。報知処理では、取得処理で取得したモード設定情報に基づいて自動施錠モードが有効か無効かを報知する。
自動施錠モードが有効な場合、報知処理によって自動施錠モードが有効であると報知される。自動施錠モードが有効であれば、電気錠制御システム3は、例えば開閉部材121が解錠されてから所定の待機時間が経過すると、開閉部材121を自動的に施錠するように電気錠4を制御する。したがって、開閉部材121が施錠されているという情報を情報端末2が取得していない場合でも、情報端末2のユーザは、報知処理によって自動施錠モードが有効であると報知されれば、自動施錠モードによって開閉部材121が自動的に施錠されると推定できる。よって、情報端末2のユーザは、自動施錠モードが有効であるとの報知を受ければ、開閉部材121が施錠されるはずとの安心感を得ることができ、電気錠制御システム3の使い勝手が向上する、という利点がある。
また、本実施形態の電気錠制御システム3は、通信部(錠側通信部32)と、電気錠制御部(錠側制御部31及び信号出力部35)と、切替部311とを備える。通信部は、鍵装置としての情報端末2と通信する。電気錠制御部は、情報端末2との通信により電気錠4を制御する。切替部311は自動施錠モードの有効/無効を切り替える。通信部は、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を情報端末2に送信する。
これにより、情報端末2では、電気錠制御システム3から受信したモード設定情報をもとに自動施錠モードが有効か否かを把握できる。したがって、開閉部材121が施錠されているという情報を情報端末2が取得できない場合でも、情報端末2のユーザは、モード設定情報により自動施錠モードが有効であると確認すれば、自動施錠モードによって開閉部材121が自動的に施錠されると推定できる。よって、情報端末2のユーザは、自動施錠モードが有効であると知ることができれば、開閉部材121が施錠されるはずとの安心感を得ることができ、電気錠制御システム3の使い勝手が向上する、という利点がある。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る情報端末2、電気錠制御システム3、及び電気錠4について詳細に説明する。
(2.1)情報端末
情報端末2(2A〜2C)は、例えばスマートフォンのような携帯端末であり、電気錠システム1の鍵装置として用いられる。
情報端末2は、図1に示すように、制御部21と、通信部22と、アンテナ23と、操作部24と、表示部25と、スピーカ26と、を備えている。
制御部21は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが所定のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
通信部22は、例えば、アンテナ23と、通信回路と、を有している。通信部22は、電気錠制御システム3との間で、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格に準拠した通信方式で近距離無線通信を行うように構成されている。ここで、「BLE」とは、無線PAN(Personal Area Network)技術であるBluetooth(登録商標)の仕様における、低消費電力仕様(バージョン4.0以上)の呼称である。なお、通信部22の通信方式は、BLEに限定されず、無線局の免許が不要な通信方式であれば、ZigBee(登録商標)等の通信方式でもよい。
通信部22は、例えば、錠側通信部32から送信されるアドバタイズ信号を受信する。通信部22は、アドバタイズ信号を受信すると、受信したアドバタイズ信号に対する応答信号を電気錠制御システム3に送信する。つまり、通信部22は、信号の送信機能及び受信機能を有しており、錠側通信部32との間で双方向の通信を行うように構成されている。
表示部25は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型ディスプレイ装置である。表示部25は、制御部21によって表示内容が制御される。
スピーカ26は、例えばアンプを内蔵しており、制御部21から音声信号が入力されると、音声信号を増幅し音声として出力する。
操作部24は、ユーザ10による操作入力を受け付ける機能を有している。操作部24は、例えば情報端末2のケースに設けられた押釦スイッチで構成されていてもよいし、情報端末2のケースに設けられたレバーで構成されていてもよい。本実施形態では、操作部24は、表示部25を構成するディスプレイ装置に設けられたタッチパネルを有している。タッチパネルは、静電容量方式、感圧式等のタッチセンサを有する。ユーザ10が表示部25のディスプレイ装置に触れる操作(タップ、スワイプ、フリック等の操作)を行うと、操作部24は、操作に応じた信号を制御部21に出力する。
(2.2)電気錠制御システム
電気錠制御システム3は、図1に示すように、錠側制御部31と、錠側通信部32と、アンテナ33と、錠側操作部34と、信号出力部35と、錠側記憶部36とを備えている。本実施形態の電気錠制御システム3では、錠側制御部31、錠側通信部32、アンテナ33、錠側操作部34、信号出力部35、錠側記憶部36が1つのケース39(図2参照)に収納されている。ケース39は開閉部材121に設けられている。
錠側通信部32は、例えば、アンテナ33と、通信回路と、を有し、電波を媒体とする無線通信を行う。錠側通信部32は、例えばBLEの規格に準拠した通信方式で近距離無線通信を行うように構成されている。なお、錠側通信部32の通信方式は、BLEに限定されず、無線局の免許が不要な通信方式であれば、ZigBee(登録商標)等の通信方式でもよい。
錠側通信部32は、錠側制御部31からの指令に従って、アドバタイズ信号(ビーコン信号)を間欠的に(例えば1秒間隔で)送信する。本実施形態では、錠側通信部32は、錠側制御部31からの指令に従って、電気錠制御システム3の存在を周囲に発信するためのアドバタイズ信号を送信する。また、錠側通信部32は、アドバタイズ信号に応答して情報端末2(2A〜2C)から送信される応答信号を受信する。つまり、錠側通信部32は、無線信号の送信機能及び受信機能を有しており、情報端末2との間で双方向の無線通信を行うように構成されている。
錠側操作部34は、ユーザ10による操作入力を受け付ける機能を有している。錠側操作部34は、例えば施設100の外側(屋外102)及び内側(屋内101)にそれぞれ露出するようにケース39に設けられた解錠操作のための押釦スイッチを含む。なお、錠側操作部34のうち解錠操作を受け付ける操作部は、例えば開閉部材121(玄関扉)に備わっているドアハンドル(取っ手)に設けられてもよいし、ユーザ10がドアハンドルに触れる操作を検知するタッチセンサ等であってもよい。錠側操作部34は、ユーザ10による操作入力を受け付けると、操作入力に応じた操作信号を錠側制御部31に出力する。
また、本実施形態の錠側操作部34は、自動施錠モードを有効又は無効に切り替えるための切替スイッチを含む。切替スイッチは例えばディップスイッチ等で構成されている。切替スイッチはカバー等で覆われており、自動施錠モードの有効/無効が不用意に切り替えられるのを防止している。
信号出力部35は、錠側制御部31から入力される信号に応じて、電気錠4に制御信号(解錠信号又は施錠信号)を出力する。ここにおいて、錠側制御部31と信号出力部35とで、情報端末2との通信により電気錠4を制御する電気錠制御部が構成される。
錠側記憶部36は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory)のような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを備える。錠側記憶部36は、電気錠4の制御を許可された複数の情報端末2(2A〜2C)の鍵情報を認証情報として記憶する。ここにおいて、鍵情報とは、電気錠制御システム3が電気錠4の制御を許可した情報端末2に対して、電気錠制御システム3が付与した情報である。複数の情報端末2(2A〜2C)には互いに異なる識別情報が予め割り当てられている。このため、錠側記憶部36には、情報端末2(2A〜2C)の識別情報と、情報端末2(2A〜2C)にそれぞれ付与した鍵情報とが対応付けて記憶されている。
錠側制御部31は、電気錠4の制御を許可した情報端末2との通信により電気錠4を制御する施解錠処理、等を行う。錠側制御部31は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、錠側制御部31は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。プロセッサが、例えばメモリ又は錠側記憶部36に記録されたプログラムを実行することにより、コンピュータシステムによって錠側制御部31の各種の機能(例えば切替部311等)が実現される。プログラムは、マイクロコンピュータのメモリ又は錠側記憶部36に予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
切替部311は、自動施錠モードの有効/無効を切り替える。錠側制御部31には、錠側操作部34が備える切替スイッチから、自動施錠モードの有効/無効の設定に応じた切替信号が入力される。切替部311は、例えば、錠側操作部34から入力される切替信号に応じて自動施錠モードの有効/無効を切り替える。尚、切替部311は、錠側通信部32が情報端末2から受信した信号に基いて、自動施錠モードの有効/無効を切り替えてもよい。
錠側制御部31は、例えば錠側通信部32が情報端末2から受信した鍵情報を認証情報と照合することによって認証を行う。鍵情報が認証情報に一致した状態で、錠側操作部34が解錠操作を受け付けると、錠側制御部31は、例えば信号出力部35から電気錠4に解錠信号を出力させ、電気錠4に開閉部材121を解錠させる。また、自動施錠モードが有効である場合、錠側制御部31は、開閉部材121を解錠してから所定の待機時間が経過すると、信号出力部35から電気錠4に施錠信号を出力させ、電気錠4に開閉部材121を施錠させる。ここにおいて、錠側記憶部36には標準の待機時間が予め記憶されているが、ユーザ10が錠側操作部34を用いて待機時間を所望の時間に設定してもよい。
(2.3)電気錠
電気錠4は、開閉部材121(本実施形態では玄関扉)を解錠及び施錠する。電気錠4は、デッドボルトと、駆動部と、駆動回路と、を有している。駆動回路は、錠側制御部31から出力される制御信号(解錠信号又は施錠信号)に応じて駆動信号を作成し、この駆動信号を駆動部に出力する。駆動部は、電動モータと、電動モータの駆動力をデッドボルトに伝達する伝達機構と、を備えている。駆動部は、駆動回路から入力される駆動信号に従って駆動モータを駆動する。駆動モータの駆動力が伝達機構を介してデッドボルトに伝達されることによって、デッドボルトが施錠位置又は解錠位置に移動する。ここで、デッドボルトが施錠位置に移動した状態では、デッドボルトの少なくとも一部が、開閉部材121を支持する扉枠に設けられたボルト穴に挿入されており、この状態では開閉部材121が閉じた状態で保持される。つまり、開閉部材121が施錠された状態(施錠状態)となる。デッドボルトが解錠位置に移動した状態では、デッドボルトの全体がボルト穴の外に出ており、この状態では開閉部材121の開閉が可能になる。つまり、開閉部材121が解錠された状態(解錠状態)となる。
(2.4)動作
次に、本実施形態の情報端末2及び電気錠制御システム3の動作を説明する。
以下では、情報端末2Aを携帯するユーザ10が、屋内101から外に出る場合の情報端末2及び電気錠制御システム3の動作について図2及び図3を参照して説明する。
電気錠制御システム3の錠側制御部31は、錠側通信部32から、開閉部材121の屋内101側及び屋外102側にアドバタイズ信号(ビーコン信号)を間欠的に送信させている(S1)。
屋内101において、情報端末2Aを携帯するユーザ10が錠側通信部32の通信範囲200(例えば、図2において一点鎖線ST1で囲まれた空間)に入ると、情報端末2Aの通信部22によってアドバタイズ信号が受信される。制御部21は、通信部22がアドバタイズ信号を受信すると、アドバタイズ信号に対する応答信号を通信部22から送信させる(S2)。
錠側通信部32が情報端末2Aから応答信号を受信すると、錠側通信部32が情報端末2Aとの間でBLE通信を開始し、錠側制御部31は、情報端末2Aから送信された鍵情報を認証情報と照合することで情報端末2Aの認証を行う(S3)。
鍵情報の認証が成功すると、情報端末2Aの制御部21は、通信部22から錠側通信部32に、モード設定情報及び状態情報を要求する要求信号を送信する(S4)。ここで、モード設定情報は、自動施錠モードが有効か無効かを示す情報であり、状態情報は電気錠4の制御状態に関する情報である。錠側通信部32が情報端末2Aから要求信号を受信すると、錠側制御部31は、現在の自動施錠モードの設定を示すモード設定情報と、状態情報とを、錠側通信部32から情報端末2Aに送信させる(S5)。これにより、情報端末2Aの制御部21は、通信部22を介して、モード設定情報と、状態情報とを取得する。ここでは、電気錠制御システム3から情報端末2Aに、自動施錠モードが有効であるという情報と、電気錠4を施錠制御しているという情報とが、送信される。本実施形態では、鍵情報の認証が成功すると、情報端末2Aの制御部21は、通信部22を介して、モード設定情報及び状態情報を取得しているが、電気錠制御システム3が電気錠4を解錠又は施錠した場合に、モード設定情報及び状態情報を取得すればよい。
鍵情報の認証が成功した状態で、ユーザ10が情報端末2Aの操作部24を操作して解錠操作を行うと、制御部21が、通信部22から電気錠制御システム3に電気錠4を解錠させる解錠要求信号を送信させる(S6)。電気錠制御システム3の錠側制御部31は、情報端末2Aの認証が成功している状態で、情報端末2Aからの解錠要求信号を錠側通信部32が受信すると、信号出力部35から電気錠4に解錠信号を出力させて、電気錠4を解錠制御する(S7)。尚、ユーザ10は、電気錠4を解錠制御するために、情報端末2Aを操作する代わりに、施設100の外側に設けられた錠側操作部34を操作してもよい。電気錠制御システム3の錠側制御部31は、情報端末2Aの認証が成功している状態で、錠側操作部34から操作信号が入力されると、信号出力部35から電気錠4に解錠信号を出力させて、電気錠4を解錠制御する。
錠側制御部31は、電気錠4を解錠制御すると、電気錠4を解錠制御したことを示す状態情報とモード設定情報とを錠側通信部32から情報端末2Aに送信する(S8)。これにより、情報端末2Aの制御部21は、通信部22を介して、モード設定情報と、状態情報とを取得する。
電気錠4が開閉部材121を解錠すると、ユーザ10は開閉部材121を開けることができ、開閉部材121を開けて施設100の外に出る。そして、情報端末2Aを携帯するユーザ10が屋外102において通信範囲200の外側(例えば、図2において一点鎖線ST3で囲まれた空間)に存在すると、電気錠制御システム3の錠側通信部32と情報端末2Aの通信部22との間のBLE通信が終了する(S9)。
ステップS7で電気錠4を解錠制御してから所定の待機時間が経過すると、錠側制御部31は、信号出力部35から電気錠4に施錠信号を出力させて、電気錠4を自動的に施錠制御する(S10)。ここで、錠側制御部31は、電気錠4を自動的に施錠制御すると、電気錠4を自動的に施錠制御したことを示す制御情報を錠側通信部32から送信させるのであるが、情報端末2Aは通信範囲200の外に出ているため、情報端末2Aは制御情報を受信できない。
その後、情報端末2Aを携帯するユーザ10が、電気錠4の制御状態を確認したい場合、操作部24を操作して鍵装置用のプログラム(アプリケーション)を起動させる。鍵装置用のプログラムが起動すると、情報端末2の制御部21は、表示部25に電気錠4の制御状態(少なくともモード設定情報を含む)を表す内容を含むトップ画面P1(図4参照)を表示させる(S11)。つまり、情報端末2Aは、モード設定情報に基づいて自動施錠モードが有効か無効かを少なくとも報知する。ここで、情報端末2Aの制御部21は、電気錠制御システム3との通信(ステップS5,S8での通信)により、自動施錠モードが有効であるというモード設定情報と、電気錠4を解錠制御したという状態情報とを取得している。
図4は表示部25に表示されるトップ画面P1の一例を示している。尚、トップ画面P1の表示内容、レイアウト等は適宜変更が可能である。
トップ画面P1は、1つの表示枠BX1と、操作領域をそれぞれ表す3つの操作ボタンB1,B2,B3とを含む。
表示枠BX1は、電気錠4の現在の制御状態を表示する領域であり、図4の例では解錠状態を示す文字(例えば「解錠」)が表示されている。
操作ボタンB1は、電気錠4を解錠又は施錠するために操作されるボタンである。電気錠4の現在の制御状態は解錠状態であるので、図4の例では操作ボタンB1に、施錠制御を行うか否かを尋ねる文字(例えば「施錠?」等)が表示されている。
操作ボタンB3は、自動施錠モードの設定を切り替えるための操作ボタンであり、操作ボタンB3には自動施錠モードの現在の設定を示す文字が表示される。自動施錠モードが有効である場合、制御部21は、操作ボタンB3に例えば「自動施錠ON」等の文字が表示させる。尚、自動施錠モードが無効である場合、制御部21は、操作ボタンB3に例えば「自動施錠OFF」等の文字が表示させる。
操作ボタンB2は、電気錠4の制御内容の履歴を表示部25に表示させるために操作されるボタンであり、操作ボタンB2には例えば「履歴表示」等の文字が表示されている。
このように、画面P1には、自動施錠モードが有効であるか無効であるかを示すモード設定情報に基づく内容が表示されているので、画面P1の内容を見たユーザ10は、電気錠制御システム3において自動制御モードが有効であるか無効であるかを把握できる。自動施錠モードが有効であれば、電気錠4の現在の制御状態が解錠状態であっても、開閉部材121を自動的に施錠するように電気錠制御システム3(錠側制御部31)が電気錠4を制御すると予想される。よって、情報端末2Aのユーザは、自動施錠モードが有効であることを知れば、開閉部材121が施錠されるはずとの安心感を得ることができ、わざわざ施錠されているか否かを確認するために戻る必要がないので、電気錠制御システム3の使い勝手が向上する。
また、画面P1においてユーザ10が例えば操作ボタンB1をタップすると、制御部21が、操作部24からの操作信号に応じて、電気錠4を施錠させる施錠要求信号を通信部22から電気錠制御システム3に送信させる。情報端末2Aが通信範囲200内に存在する場合、情報端末2Aから送信された施錠要求信号は電気錠制御システム3で受信され、錠側制御部31が信号出力部35から電気錠4に施錠信号を送信し、電気錠4に開閉部材121を施錠させる。尚、電気錠制御システム3は電気錠4を施錠制御すると、制御結果を情報端末2Aに送信するので、情報端末2Aは、電気錠制御システム3から受信した制御結果に基づいて、操作ボタンB1の表示を変更する。
また、画面P1においてユーザ10が例えば操作ボタンB3をタップすると、制御部21が、操作部24からの操作信号に応じて、自動施錠モードの設定を変更させるモード変更信号を通信部22から電気錠制御システム3に送信させる。情報端末2Aが通信範囲200内に存在する場合、情報端末2Aから送信されたモード変更信号は電気錠制御システム3で受信され、錠側制御部31の切替部311が自動施錠モードの有効/無効を切り替える。これにより、ユーザ10は、情報端末2Aを用いて自動施錠モードの有効/無効を切り替えることができる。電気錠制御システム3は自動施錠モードの設定を変更すると、変更後の自動施錠モードの設定を示すモード設定情報を情報端末2Aに送信するので、情報端末2Aは、電気錠制御システム3から受信したモード設定情報に基づいて、操作ボタンB3の表示を変更する。尚、情報端末2(2A〜2C)が、自動施錠モードの有効/無効を切り替える機能を備えることは必須ではなく、画面P1において自動施錠モードの有効/無効を表示するのみでもよい。
また、画面P1においてユーザ10が例えば操作ボタンB2をタップすると、制御部21が、操作部24からの操作信号に応じて、電気錠4の制御内容の履歴を表示する個別表示画面P2(図5参照)を表示部25に表示させる。
ここで、個別表示画面P2の表示内容について図5を参照して説明する。尚、図5に示す個別表示画面P2は一例であり、個別表示画面P2の表示内容、レイアウト等は適宜変更が可能である。
個別表示画面P2の上側には、個別表示画面P2と、全体表示画面P3(図6参照)とのいずれかを選択するための選択肢である選択ボタンB11,B12が表示される。ここで、ユーザ10が選択ボタンB12をタップすると(つまり、全体表示画面P3を選択すると)、制御部21は表示部25に全体表示画面P3を表示させる、ユーザ10が選択ボタンB11をタップすると(つまり、個別表示画面P2を選択すると)、制御部21は表示部25に個別表示画面P2を表示させる。尚、全体表示画面P3については後述する。
個別表示画面P2には、過去の所定回数分(例えば8回分)の電気錠4の制御内容を表示する表示領域A01〜A08が設けられている。1画面に表示される電気錠4の制御内容の回数は、表示部25の画面サイズ、1回分の表示領域の大きさ等によって適宜変更が可能である。また、表示部25に個別表示画面P2が表示されている状態でユーザがスワイプ操作を行うと、制御部21は、操作部24から入力される操作信号に応じて、表示部25に表示される内容を上側又は下側にスクロールさせてもよい。
表示領域A01〜A08の表示形式は同じであるので、表示領域A01を例にして表示形式を説明する。
表示領域A01の左端には、電気錠4の制御状態を示すアイコンを表示する小領域A11が設けられている。表示領域A01の上半分において、小領域A11の右側には、電気錠4が制御された時刻情報を表示する小領域A12と、自動施錠モードの有効/無効を示す内容を表示する小領域A13とが設けられている。また、表示領域A01の下半分において、小領域A11の右側には、電気錠4の制御状態に関する内容、又は、自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かを示す内容を表示する小領域A14が設けられている。
電気錠4の制御状態が情報端末2を用いた施錠状態である場合、小領域A11には開閉部材121を施錠したことを模式的に示すアイコンが表示され、小領域A14には「施錠」の文字が表示される。電気錠4の制御状態が情報端末2を用いた解錠状態である場合、小領域A11には開閉部材121を解錠したことを模式的に示すアイコンが表示され、小領域A14には「解錠」の文字が表示される。電気錠4の制御状態が自動施錠モードによる施錠状態である場合、小領域A11には開閉部材121を施錠したことを模式的に示すアイコンが表示され、小領域A14には「自動施錠」の文字が表示される。電気錠4の制御状態を示す状態情報を電気錠制御システム3から取得できなかった場合、小領域A11には制御状態が不明であることを模式的に示すアイコンが表示され、小領域A14には「不明」の文字が表示される。
このように、個別表示画面P2には、情報端末2Aとの通信によって行われた電気錠4の制御内容に対応付けて、電気錠4が制御された時点で自動施錠モードが有効であったか無効であったかを示す内容(モード設定情報に基づく内容)が小領域A13に表示される。したがって、ユーザ10は、個別表示画面P2に表示された内容に基づいて、電気錠4が制御された時点で自動施錠モードが有効であったか無効であったかを把握できる。自動施錠モードが有効であれば、ユーザ10は、電気錠4が開閉部材121を自動施錠するように電気錠制御システム3が電気錠4を制御したと推定できる。
また、本実施形態では、個別表示画面P2に、モード設定情報(小領域A13の内容)と状態情報(小領域A11,A14の内容)とを関連付けた内容が表示されている。したがって、ユーザ10は、電気錠4の制御状態と電気錠4が制御された時点での自動施錠モードの設定状態とを関連付けて把握できる。
また、本実施形態では、個別表示画面P2に、モード設定情報(小領域A13の内容)と状態情報(小領域A11,A14の内容)と制御情報(小領域A14の内容)を関連付けた内容が表示されている。したがって、ユーザ10は、電気錠4の制御状態と自動施錠モードによる施錠制御と電気錠4が制御された時点での自動施錠モードの設定状態とを関連付けて把握できる。
次に、全体表示画面P3の表示内容について図6を参照して説明する。尚、図6に示す全体表示画面P3は一例であり、全体表示画面P3の表示内容、レイアウト等は適宜変更が可能である。
個別表示画面P2には、自機(情報端末2A)との通信により行われた電気錠4の制御内容の履歴が表示されるのに対して、全体表示画面P3には、全ての情報端末2A〜2Cとの通信により行われた電気錠4の制御状態に関する全体制御情報が表示される。情報端末2Aは、情報端末2Aが通信範囲200に存在する状態で、電気錠制御システム3と通信することによって、電気錠制御システム3から全体制御情報を取得する。
全体表示画面P3の上側には、個別表示画面P2と、全体表示画面P3とのいずれかを選択するための選択肢である選択ボタンB11,B12が表示される。
全体表示画面P3において、選択ボタンB11,B12の下側には、過去の所定回数分(例えば8回分)の電気錠4の制御内容を表示する表示領域A21〜A28が設けられている。ここでは、情報端末2Aとの通信によって行われた制御内容だけでなく、他の情報端末2B,2Cとの通信よって行われた制御内容についても表示される。全体表示画面P3において、1画面に表示される電気錠4の制御内容の回数は、表示部25の画面サイズ、1回分の表示領域の大きさ等によって適宜変更が可能である。
表示領域A21〜A28の表示形式は同じであり、表示領域A21を例にして表示形式を説明する。
表示領域A21の左端には、電気錠4の制御状態を示すアイコンを表示する小領域A31が設けられている。表示領域A21の上半分において、小領域A31の右側には、電気錠4が制御された時刻情報を表示する小領域A32と、自動施錠モードが有効であるか無効であるかを表示する小領域A33とが設けられている。また、表示領域A21の下半分において、小領域A31の右側には、複数の情報端末2A〜2Cのうち電気錠4の制御に使用された情報端末を表示する小領域A34が設けられている。図6に示す全体表示画面P3では、小領域A34に情報端末2A〜2Cをそれぞれ表す名称(例えば「鍵2A」「鍵2B」「鍵2C」)が表示されている。ここで、情報端末2A〜2Cのメモリに情報端末2A〜2Cを携帯するユーザ10の名前等が記憶されている場合、小領域A34に、情報端末2A〜2Cを表す名称に代えて、情報端末2A〜2Cを携帯するユーザ10の名前等を表示してもよい。
全体表示画面P3では、情報端末2A〜2Cとの通信によって行われた電気錠4の制御状態に関する全体状態情報(小領域A31,A34の内容)に対応付けて、電気錠4が制御された時点で自動施錠モードが有効であったか無効であったかを示す内容(モード設定情報に基づく内容)が小領域A33に表示される。したがって、ユーザ10は、全体表示画面P3に表示された内容に基づいて電気錠4が制御された時点で自動施錠モードが有効であったか無効であったかを把握でき、自動施錠モードが有効であれば、電気錠4が開閉部材121を自動施錠したと推定できる。
また、本実施形態では、全体表示画面P3に、モード設定情報(小領域A33の内容)と全体状態情報(小領域A31,A34の内容)とを関連付けた内容が表示されている。したがって、ユーザ10は、電気錠4の制御内容である全体状態情報と電気錠4が制御された時点での自動施錠モードの設定状態とを関連付けて把握できる。
ところで、上記の動作説明では、電気錠制御システム3が電気錠4を自動的に施錠制御した場合に情報端末2Aが通信範囲200の外側に出ているため、情報端末2Aは、電気錠制御システム3から送信される制御情報を受信できなかった。一方、電気錠制御システム3から制御情報が送信された時点で、情報端末2Aが通信範囲200に留まっていれば制御情報を受信できる。この場合の動作を図7に基づいて説明する。尚、ステップS21からS28までの動作は、図3のステップS1からステップS8までの動作と同じであるので、その説明は省略する。
図7の例では、ステップS28において、電気錠制御システム3から情報端末2Aに電気錠4を解錠制御したことを示す状態情報が送信された後も、情報端末2Aは通信範囲200内(例えば、図2において一点鎖線ST2で囲まれた空間)に留まっている。この場合、通信部22と錠側通信部32とのBLE通信は継続している。
ステップS27で電気錠4を解錠制御してから所定の待機時間が経過すると、錠側制御部31は、信号出力部35から電気錠4に施錠信号を出力させて、電気錠4を自動的に施錠制御する(S29)。
情報端末2Aが通信範囲200に存在する場合、情報端末2Aの制御部21は、所定の時間間隔で、通信部22から錠側通信部32に、モード設定情報及び状態情報を要求する要求信号を送信させる(S30)。
電気錠制御システム3の錠側制御部31は、錠側通信部32が要求信号を受信すると、現在の自動施錠モードの設定を示すモード設定情報と、状態情報とを、錠側通信部32から情報端末2Aに送信させる(S31)。これにより、情報端末2Aの制御部21は、通信部22を介して、モード設定情報と、状態情報とを取得する。ここでは、電気錠制御システム3から情報端末2Aに、自動施錠モードが有効であるという情報と、自動施錠モードで電気錠4を自動施錠したという制御情報とが、送信される。
その後、情報端末2Aを携帯するユーザ10が屋外102において通信範囲200の外に出ると、電気錠制御システム3の錠側通信部32と情報端末2Aの通信部22との間のBLE通信が終了する(S32)。
その後、情報端末2Aを携帯するユーザ10が、電気錠4の制御状態を確認したい場合、操作部24を操作して鍵装置用のプログラム(アプリケーション)を起動させる。鍵装置用のプログラムが起動すると、情報端末2の制御部21は、表示部25に電気錠4の制御状態(少なくともモード設定情報を含む)を表す内容を含むトップ画面P1を表示させる(S33)。
この場合、表示部25には、自動施錠モードが設定されているという情報と、自動施錠モードにより自動施錠されたという情報とを含むトップ画面P1が表示されるので、ユーザ10は、自動施錠モードにより自動施錠されたことを直接的に把握できる。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
以下、上記実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
情報端末2(2A〜2C)と同様の機能は、情報端末2の制御方法、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る情報端末2の制御方法は、電気錠システム1に鍵装置として用いられる情報端末2の制御方法であり、取得処理と、報知処理とを含む。電気錠システム1は、鍵装置と、鍵装置との通信により施設100の開口部111に設けられた開閉部材121を施錠又は解錠する電気錠4を制御する。取得処理(図3のステップS5,S8、図7のステップS25,S28,S31)では、開閉部材121を自動的に施錠させるように電気錠4を制御する自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を電気錠制御システム3から取得する。報知処理(図3のステップS11、図7のステップS33)では、取得処理で取得したモード設定情報に基づいて自動施錠モードが有効か無効かを報知する。一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、取得処理と、報知処理と、を実行させるためのプログラムである。
以下、上記実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における情報端末2又は情報端末2の制御方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における情報端末2又は情報端末2の制御方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。非一時的な記録媒体にはメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等がある。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、情報端末2が、取得処理で取得した情報に基づいて表示部25に表示する画面を作成しているが、電気錠制御システム3及び情報端末2とそれぞれ通信可能なサーバが表示部25に表示する画面を作成してもよい。すなわち、サーバが、電気錠制御システム3から取得した情報に基づいて表示部25に表示する画面(トップ画面P1、個別表示画面P2、全体表示画面P3等)の画面データを作成して、画面データを情報端末2に送信する。そして、情報端末2が、サーバから受信した画面データに基づいて表示部25に画面を表示する。また、電気錠制御システム3から取得した情報に基づいて表示部25に表示する画面を作成する機能は、複数のサーバに分散して設けられてもよいし、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
また、電気錠制御システム3は、通信部(錠側通信部32)と、信号出力部35と、切替部311とを備えているが、通信部(錠側通信部32)、信号出力部35、切替部311の機能が、2つ以上のシステムに分散して設けられてもよい。
また、上述の実施形態では、電気錠制御システム3が、情報端末2からの要求に応じてモード設定情報等の情報を情報端末2に送信しているが、情報端末2からの要求を受けることなくモード設定情報等の情報を自発的に送信してもよい。
また、上述の実施形態において、モード設定情報が自動施錠モードが無効であるという情報であり、状態情報が電気錠4が施錠状態であるという情報でない場合、情報端末2の制御部21はアラート情報の報知処理を行ってもよい。ここにおいて、アラート情報とは、電気錠4の制御状態が解錠状態である可能性があるという情報である。アラート情報の報知処理は、例えば、アラート情報を表示部25の画面P1に表示する処理である。尚、アラート情報の報知処理は、スピーカ26から音声等でアラート情報を出力する処理でもよいし、発光ダイオード等の表示ランプを点灯させたり点滅させることでアラート情報を出力する処理でもよい。
上述の実施形態において、電気錠制御システム3の錠側制御部31は、第1の場合に、情報端末2A〜2Cのうち一の情報端末(例えば情報端末2A)以外の情報端末2B,2Cに、通知情報を通信部32から送信させてもよい。第1の場合とは、切替部311によって自動施錠モードが無効にされている状態で、錠側制御部31が、一の情報端末2Aとの通信により電気錠4を解錠制御した後に、電気錠4を施錠制御しなかった場合である。通知情報は、電気錠4の制御状態が解錠状態であることを通知する情報である。
この場合、情報端末2B,2Cのうち通信部32の通信範囲200に存在する情報端末の通信部22が、電気錠制御システム3から送信された通知情報を受信する。情報端末2B,2Cの通信部22が電気錠制御システム3から送信された通知情報を受信すると、制御部21は、例えば表示部25に通知情報に基づく内容を表示させたり、スピーカ26から通知情報に基づく内容を音声で出力させる。これにより、情報端末2B,2Cのうち通信範囲200に存在する情報端末を携帯するユーザ10に対して、電気錠4が解錠制御を行ったことを報知でき、開閉部材121の施錠を促すことができる。
尚、電気錠制御システム3の錠側制御部31は、一の情報端末(例えば情報端末2A)以外の情報端末2B,2Cと通信し、情報端末2B,2Cに搭載された加速度センサ等の情報から動きが有ると判断した情報端末に通知情報を送信してもよい。これにより、一の情報端末(例えば情報端末2A)以外の情報端末2B,2Cのうち、ユーザが持っている可能性が高い情報端末に通知情報を送信できる可能性が高くなる。よって、通知情報が送信された情報端末のユーザにより、開閉部材121が施錠される可能性が高くなる。
また、電気錠制御システム3の錠側制御部31は、錠側通信部32から、一の情報端末2Aに、情報端末2B,2Cに通知情報を送信したという情報を送信してもよい。すなわち、情報端末2Aが通信範囲200に入った時に、錠側制御部31は、錠側通信部32から情報端末2Aに、情報端末2B,2Cに通知情報を送信したという情報を送信する。これにより、情報端末2Aを携帯するユーザ10は、電気錠4が施錠制御されず、情報端末2B,2Cに対して通知情報が送信されたことを通知できる。ここで、情報端末2Aには、通知情報を送信したというイベント情報と、通知情報を送信した送信先の情報端末のリスト情報とを含む情報を送信するのが好ましいが、イベント情報のみを送信してもよい。
尚、電気錠制御システム3が、例えばインターネットのような広域通信網を介して外部サーバと通信可能な通信機能を有していれば、電気錠制御システム3から外部サーバを経由して情報端末2B,2Cに通知情報を送信することができる。これにより、情報端末2B,2Cを携帯するユーザ10に対して、電気錠4を解錠状態したことを報知でき、情報端末2B,2Cを携帯するユーザ10に対して開閉部材121が施錠されていない状態への対応を促すことができる。また、電気錠制御システム3は、外部サーバを経由して情報端末2Aに、情報端末2B,2Cに通知情報を送信したという情報を送信してもよい。これにより、情報端末2Aを携帯するユーザ10に、情報端末2B,2Cへ通知情報を送信したことを通知できる。
上述の実施形態では、情報端末2が例えばスマートフォンのような携帯端末であるが、情報端末2は他の構成であってもよい。例えば、情報端末2は、コンピュータを電気錠制御システム3の鍵装置として動作させるためのプログラム(アプリケーション)を実行可能な携帯端末であれば、タブレット型のコンピュータ等であってもよい。また、情報端末2は、電気錠制御システム3に用いられる専用のリモコン装置でもよく、例えばユーザ10が所持する鞄などに収納又は取付可能な電子タグ等であってもよい。情報端末2が、表示部を持たないリモコン装置である場合、情報端末2は、発光ダイオードなどのランプの点灯/点滅、スピーカ、ブザーからの報知音、振動モータ等による振動等で、自動施錠モードの有効/無効を報知すればよい。
上述の実施形態では、情報端末2は、開閉部材121の解錠操作及び施錠操作の両方を行うことができるが、他の構成であってもよい。例えば、情報端末2は、開閉部材121の解錠操作だけを行う構成であってもよい。すなわち、情報端末2は、開閉部材121の施錠操作及び解錠操作のうち少なくとも解錠操作を行うように構成されていればよい。
上述の実施形態では、電気錠システム1は戸建て住宅に適用されているが、例えば集合住宅の各住戸に適用されてもよい。また、電気錠システム1は、オフィスビル、事務所、店舗、事業所、工場などの非住宅用の施設100に適用されてもよい。
また、上述の実施形態では、開閉部材121は、施設100の内側(屋内101)と外側(屋外102)とを隔てる扉(開き戸又は引戸)又は窓であるが、施設100の一部の区画の内側と外側とを隔てる扉であってもよい。例えば、施設100が複数の住戸を有する集合住宅、複数の店舗を有するテナントビル、及び複数の事務所を有するオフィスビルであれば、個々の区画(住戸、店舗、事務所)の内側と外側とを隔てる扉が開閉部材121となる。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法は、鍵装置(2,2A〜2C)と電気錠制御システム(3)とを含む電気錠システム(1)に鍵装置(2,2A〜2C)として用いられる情報端末(2,2A〜2C)の制御方法である。電気錠制御システム(3)は、鍵装置(2,2A〜2C)との通信により電気錠(4)を制御する。電気錠(4)は、施設(100)の開口部(111)に設けられた開閉部材(121)を施錠又は解錠する。情報端末(2,2A〜2C)の制御方法は、取得処理と、報知処理とを含む。取得処理では、開閉部材(121)を自動的に施錠させるように電気錠(4)を制御する自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を電気錠制御システム(3)から取得する。報知処理では、取得処理で取得したモード設定情報に基づいて自動施錠モードが有効か無効かを報知する。
この態様によれば、自動施錠モードが有効に設定されている場合、自動施錠モードが有効であると報知される。自動施錠モードが有効であれば、電気錠(4)が開閉部材(121)を解錠した場合でもいずれ施錠するので、情報端末(2)のユーザ(10)は安心感を得ることができ、使い勝手が向上する。
第2の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第1の態様において、取得処理において、自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報を、更に取得する。
この態様によれば、モード設定情報に加えて、自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報を取得しているので、モード設定情報に加えて制御情報を報知することが可能になる。
第3の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第1又は第2の態様において、取得処理において、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を、更に取得する。
この態様によれば、モード設定情報に加えて、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を取得しているので、モード設定情報に加えて状態情報を報知することが可能になる。
第4の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第1〜第3のいずれかの態様において、報知処理では、情報端末(2,2A〜2C)が備える表示部(25)に、モード設定情報を表す内容を少なくとも含む個別表示画面(P2)を表示する。
この態様によれば、ユーザ(10)は、表示部(25)に表示された個別表示画面(P2)により、自動施錠モードが有効か無効かを把握することができる。
第5の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第4の態様において、取得処理において、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を、更に取得する。報知処理では、個別表示画面(P2)に、モード設定情報と状態情報とを関連付けた内容を表示する。
この態様によれば、ユーザ(10)は、表示部(25)に表示された個別表示画面(P2)により、自動施錠モードの有効/無効と、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報とを関連付けて把握することができる。状態情報が、電気錠(4)が施錠制御を行ったという情報であれば、ユーザ(10)は、開閉部材(121)が施錠されたことを確認できる。
第6の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第4の態様において、取得処理において、自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報と、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報とを、更に取得する。報知処理では、個別表示画面(P2)に、モード設定情報と制御情報と状態情報とを関連付けた内容を表示する。
この態様によれば、ユーザ(10)は、個別表示画面(P2)により、自動施錠モードの有効/無効と、自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報と、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報とを関連付けて把握することができる。制御情報又は状態情報が、電気錠(4)が施錠制御を行ったという情報であれば、ユーザ(10)は、開閉部材(121)が施錠されたことを確認できる。
第7の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第1〜第6のいずれかの態様において、鍵装置(2,2A〜2C)が複数あり、取得処理において全体状態情報を、更に取得する。全体状態情報は、複数の鍵装置(2,2A〜2C)との通信により制御された電気錠(4)の制御状態に関する情報である。報知処理において、情報端末(2,2A〜2C)が備える表示部(25)に、全体状態情報とモード設定情報とを関連付けた内容を含む全体表示画面(P3)を表示する。
この態様によれば、ユーザ(10)は、全体表示画面(P3)により、自機との通信により制御された電気錠(4)の制御状態に加えて、他の情報端末との通信により制御された電気錠(4)の制御状態に関する情報も把握できる。
第8の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第4〜第6のいずれかの態様において、鍵装置(2,2A〜2C)が複数あり、取得処理において全体状態情報を更に取得する。全体状態情報は、複数の鍵装置(2,2A〜2C)との通信により制御された電気錠(4)の制御状態に関する情報である。報知処理において、個別表示画面(P2)と、全体状態情報とモード設定情報とを関連付けた内容を含む全体表示画面(P3)とのいずれかを選択するための選択肢を表示部(25)に表示する。報知処理において、個別表示画面(P2)が選択されると、表示部(25)に個別表示画面(P2)を表示し、全体表示画面(P3)が選択されると、表示部(25)に全体表示画面(P3)を表示する。
この態様によれば、ユーザ(10)は、個別表示画面(P2)及び全体表示画面(P3)のうち所望の画面を選択して表示部(25)に表示させることができる。
第9の態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法では、第1〜第8のいずれかの態様において、取得処理において、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を、更に取得する。取得処理で取得したモード設定情報が自動施錠モードが無効であるという情報であり、状態情報が、電気錠(4)の制御状態が施錠状態であるという情報でなければ、報知処理において電気錠(4)の制御状態が解錠状態である可能性があることを報知する。
この態様によれば、電気錠(4)の制御状態が解錠状態である可能性があることを報知することで、情報端末(2,2A〜2C)のユーザ(10)に対応を促すことができる。
第10の態様のプログラムは、コンピュータシステムに、第1〜第9のいずれかの態様の情報端末(2,2A〜2C)の制御方法を実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、自動施錠モードが有効に設定されている場合、自動施錠モードが有効であると報知される。自動施錠モードが有効であれば、電気錠(4)が開閉部材(121)を解錠した場合でもいずれ施錠するので、情報端末(2)のユーザ(10)は安心感を得ることができ、使い勝手が向上する。
第11の態様の電気錠制御システム(3)は、通信部(32)と、電気錠制御部(錠側制御部(31)及び信号出力部(35))と、切替部(311)とを備える。通信部(32)は、鍵装置(2,2A〜2C)としての情報端末(2,2A〜2C)と通信する。電気錠制御部は、情報端末(2,2A〜2C)との通信により施設(100)の開口部(111)に設けられた開閉部材(121)を施錠又は解錠する電気錠(4)を制御する。切替部(311)は、電気錠制御部が開閉部材(121)を自動的に施錠させるように電気錠(4)を制御する自動施錠モードの有効/無効を切り替える。通信部(32)が、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を情報端末(2,2A〜2C)に送信する。
この態様によれば、情報端末(2,2A〜2C)にモード設定情報を送信することで、情報端末(2,2A〜2C)のユーザ(10)は、自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を取得することが可能になり、使い勝手が向上する。
第12の態様の電気錠制御システム(3)では、第11の態様において、通信部(32)が、情報端末(2,2A〜2C)に、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を、更に送信する。
この態様によれば、情報端末(2,2A〜2C)のユーザ(10)は、モード設定情報に加えて、電気錠(4)の制御状態に関する状態情報を取得することが可能になり、使い勝手が向上する。
第13の態様の電気錠制御システム(3)では、第11又は第12の態様において、情報端末(2,2A〜2C)が複数ある。第1の場合に、通信部(32)は、複数の情報端末(2,2A〜2C)のうち一の情報端末以外の情報端末に、電気錠(4)の制御状態が解錠状態であることを通知する通知情報を送信する。第1の場合とは、切替部(311)によって自動施錠モードが無効にされている状態で、電気錠制御部が複数の情報端末(2,2A〜2C)のうち一の情報端末との通信により電気錠(4)を解錠制御した後に電気錠(4)を施錠制御しなかった場合である。
この態様によれば、電気錠(4)の制御状態が解錠状態であることを、一の情報端末以外の情報端末に送信することで、一の情報端末以外の情報端末のユーザ(10)は、電気錠(4)の制御状態が解錠状態であることを把握することが可能になる。
第14の態様の電気錠制御システム(3)では、第13の態様において、第2の場合に、通信部(32)が、一の情報端末以外の情報端末に通知情報を送信したことを示す情報を、一の情報端末に送信する。第2の場合とは、通信部(32)が、複数の情報端末(2,2A〜2C)のうち一の情報端末以外の情報端末に通知情報を送信した場合である。
この態様によれば、一の情報端末のユーザ(10)は、一の情報端末以外の情報端末に通知情報が送信されたことを把握することが可能になる。
第2〜第9の態様に係る構成については、情報端末(2)の制御方法に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。第12〜第14の態様に係る構成については、電気錠制御システム(3)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 電気錠システム
2,2A,2B,2C 情報端末(鍵装置)
3 電気錠制御システム
4 電気錠
25 表示部
31 錠側制御部(電気錠制御部)
311 切替部
32 錠側通信部(通信部)
35 信号出力部(電気錠制御部)
100 建物
111 開口部
121 開閉部材
B11,B12 選択ボタン(選択肢)
P2 個別表示画面
P3 全体表示画面

Claims (14)

  1. 鍵装置と、前記鍵装置との通信により施設の開口部に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する電気錠を制御する電気錠制御システムと、を含む電気錠システムの前記鍵装置として用いられる情報端末の制御方法であって、
    前記開閉部材を自動的に施錠させるように前記電気錠を制御する自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を前記電気錠制御システムから取得する取得処理と、
    前記取得処理で取得した前記モード設定情報に基づいて前記自動施錠モードが有効か無効かを報知する報知処理と、を含む
    情報端末の制御方法。
  2. 前記取得処理において、前記自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報を、更に取得する
    請求項1に記載の情報端末の制御方法。
  3. 前記取得処理において、前記電気錠の制御状態に関する状態情報を、更に取得する
    請求項1又は2に記載の情報端末の制御方法。
  4. 前記報知処理では、前記情報端末が備える表示部に、前記モード設定情報を表す内容を少なくとも含む個別表示画面を表示する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  5. 前記取得処理において、前記電気錠の制御状態に関する状態情報を、更に取得し、
    前記報知処理では、前記個別表示画面に、前記モード設定情報と前記状態情報とを関連付けた内容を表示する
    請求項4に記載の情報端末の制御方法。
  6. 前記取得処理において、前記自動施錠モードによる施錠制御が実行されたか否かの制御情報と、前記電気錠の制御状態に関する状態情報とを、更に取得し
    前記報知処理では、前記個別表示画面に、前記モード設定情報と前記制御情報と前記状態情報とを関連付けた内容を表示する
    請求項4に記載の情報端末の制御方法。
  7. 前記鍵装置が複数あり、
    前記取得処理において、前記複数の鍵装置との通信により制御された前記電気錠の制御状態に関する全体状態情報を、更に取得し、
    前記報知処理において、前記情報端末が備える表示部に、前記全体状態情報と前記モード設定情報とを関連付けた内容を含む全体表示画面を表示する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  8. 前記鍵装置が複数あり、
    前記取得処理において、前記複数の鍵装置との通信により制御された前記電気錠の制御状態に関する全体状態情報を、更に取得し、
    前記報知処理において、
    前記個別表示画面と、前記全体状態情報と前記モード設定情報とを関連付けた内容を含む全体表示画面とのいずれかを選択するための選択肢を前記表示部に表示し、
    前記個別表示画面が選択されると、前記表示部に前記個別表示画面を表示し、
    前記全体表示画面が選択されると、前記表示部に前記全体表示画面を表示する
    請求項4〜6のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  9. 前記取得処理において、前記電気錠の制御状態に関する状態情報を、更に取得し、
    前記取得処理で取得した前記モード設定情報が前記自動施錠モードが無効であるという情報であり、前記状態情報が、前記電気錠の制御状態が施錠状態であるという情報でなければ、前記報知処理において前記電気錠の制御状態が解錠状態である可能性があることを報知する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  10. コンピュータシステムに、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法を実行させるための
    プログラム。
  11. 鍵装置としての情報端末と通信する通信部と、
    前記情報端末との通信により施設の開口部に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する電気錠を制御する電気錠制御部と、
    前記電気錠制御部が前記開閉部材を自動的に施錠させるように前記電気錠を制御する自動施錠モードの有効/無効を切り替える切替部と、を備え、
    前記通信部が、前記自動施錠モードが有効か無効かに関するモード設定情報を前記情報端末に送信する
    電気錠制御システム。
  12. 前記通信部が、前記情報端末に、前記電気錠の制御状態に関する状態情報を、更に送信する
    請求項11に記載の電気錠制御システム。
  13. 前記情報端末が複数あり、
    前記切替部によって前記自動施錠モードが無効にされている状態で、前記電気錠制御部が、前記複数の情報端末のうち一の情報端末との通信により前記電気錠を解錠制御した後に、前記電気錠を施錠制御しなかった場合、前記通信部が、前記複数の情報端末のうち前記一の情報端末以外の情報端末に、前記電気錠の制御状態が解錠状態であることを通知する通知情報を送信する
    請求項11又は12に記載の電気錠制御システム。
  14. 前記通信部が、前記複数の情報端末のうち前記一の情報端末以外の情報端末に前記通知情報を送信した場合に、
    前記通信部が、前記一の情報端末以外の情報端末に前記通知情報を送信したことを示す情報を、前記一の情報端末に送信する
    請求項13に記載の電気錠制御システム。
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