JP2019043859A - 紫外線遮蔽性化粧用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高SPF値及び高PA値の両方を備え、且つ、使用感に優れる紫外線遮蔽性化粧用組成物を提供すること。【解決手段】(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子、(B)有機UVB遮蔽剤、及び、(C)無機UV遮蔽剤を含む紫外線遮蔽性化粧用組成物であって、(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子が組成物の全重量を基準として0.1〜5.0重量%含まれている、紫外線遮蔽性化粧用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、紫外線を遮蔽する性質を有し、例えば、サンスクリーン(日焼け止め)に好適に使用可能な化粧用組成物に関する。
近年、紫外線が肌に与える悪影響の懸念に対応するため、各種の化粧料に高い紫外線防御効果が求められている。そして、紫外線のUV−B領域(波長:290〜320nm)だけでなく、紫外線のUV−A領域(波長:320〜400nm)についても、皮膚の深部に到達して、老化促進、皮膚を黒化させる等の理由で高い防御効果が求められている。
そこで、オクトクリレン等のUV−B領域の有機紫外線遮蔽剤(有機UVB遮蔽剤)、4−tert−ブチルー4'−メトキシジベンゾイルメタン等のUV−A領域の有機紫外線遮蔽剤(有機UVA遮蔽剤)、及び、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機紫外線遮蔽剤が化粧料に汎用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開2011−46670号公報 特開2017−78054号公報
有機UVA遮蔽剤及び有機UVB遮蔽剤の両方を配合して高SPF値及び高PA値の両方を実現することにより、UV−B領域及びUV−A領域の両方において高い紫外線防御効果を有する紫外線遮蔽性化粧料を提供することが考えられる。
しかし、有機UVA遮蔽剤は、ベタツキ、刺激臭又は肌への刺激を生じる場合がある。
そこで、有機UVA遮蔽剤の配合量を低減して無機UV遮蔽剤を配合することが考えられる。しかし、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物は光散乱剤として機能するために、これらを無機UV遮蔽剤として化粧料に過剰に配合すると得られる化粧膜が白くなってしまい、自然さが失われるおそれがある。
本発明は、高SPF値及び高PA値の両方を備え、且つ、使用感に優れる(特に、ベタツキ、刺激臭又は肌への刺激がなく、白っぽい外観を与えない)紫外線遮蔽性化粧用組成物を提供することをその課題とする。
本発明の目的は、
(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子、
(B)有機UVB遮蔽剤、及び、
(C)無機UV遮蔽剤、
を含む紫外線遮蔽性化粧用組成物であって、
前記(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子が組成物の全重量を基準として0.1〜5.0重量%含まれている、紫外線遮蔽性化粧用組成物によって達成される。
前記有機UVA遮蔽剤は4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンであることが好ましい。
前記(B)有機UVB遮蔽剤が組成物の全重量を基準として3.0〜9.0重量%含まれていることが好ましい。
前記(C)無機UV遮蔽剤が組成物の全重量を基準として1.0〜4.0重量%含まれていることが好ましい。
本発明の化粧用組成物は高SPF値及び高PA値の両方を備え、且つ、使用感に優れる(特に、ベタツキ、刺激臭又は肌への刺激がなく、白っぽい外観を与えない)。
また、本発明の化粧用組成物は、塗布がし易く、得られる化粧膜がテカらずにマットな外観を与えることもできる。
本発明者らは鋭意検討の結果、有機UVA遮蔽剤をそのまま使用するのではなく、有機UVA遮蔽剤を多孔性微粒子に含有させたものを所定量使用し、且つ、有機UVB遮蔽剤及び無機UV遮蔽剤と併用することで、SPF値及びPA値の両方を高め、且つ、使用感を改善できることを見出し、本発明を完成した。
斯くして、本発明の化粧用組成物は、
(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子、
(B)有機UVB遮蔽剤、及び、
(C)無機UV遮蔽剤、
を含む紫外線遮蔽性化粧用組成物であって、
前記(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子が組成物の全重量を基準として0.1〜5.0重量%含まれている。
以下、各成分について詳述する。
[有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子]
本発明で使用される有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子は有機UVA遮蔽剤を多孔性微粒子に含有させたものである。
有機UVA遮蔽剤を多孔性微粒子に含有乃至包含させることで、有機UVA遮蔽剤自体がベタツキ、刺激臭又は肌への刺激を有するものであっても、本発明の化粧用組成物のベタツキ、刺激臭又は肌への刺激を抑制することができる。また、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子を使用することにより、肌上の汗、油分を吸収することも可能となるので、得られる化粧膜をマットな外観として化粧崩れを防止することもできる。
有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子は主に本発明の化粧用組成物のPA値を高める作用を奏するが、有機UVB遮蔽剤との併用により、本発明の化粧用組成物のSPF値をも高めることができる。
(有機UVA遮蔽剤)
有機UVA遮蔽剤は、特に限定されるものではなく、紫外線のUV−A領域に吸収性を有する有機化合物であれば任意のものを使用することができる。また、1種類の有機UVA遮蔽剤を使用してもよく、2種類以上の有機UVA遮蔽剤を併用してもよい。
有機UVA遮蔽剤としては、例えば、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオ酸2−エチルヘキシル、メチレンビズベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール及びビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを挙げることができるが、ジベンゾイルメタン誘導体を好適に使用することができる。
ジベンゾイルメタン誘導体としては、例えば、2−メチルジベンゾイルメタン、4−メチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、2,4−ジメチルジベンゾイルメタン、2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、4,4’−ジイソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−イソプロピル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2,4−ジメチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2,6−ジメチル−4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン等が挙げられる。
ジベンゾイルメタン誘導体の中でも、4−tert−ブチル−4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン(表示名称:t−ブチルメトキシベンゾイルメタン)が特に好ましく用いられる。
ジベンゾイルメタン誘導体は市販品を用いてもよく、例えば、日本では「パルソール1789」の名称でDSMニュートリションジャパン株式会社から市販されている4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンを例示することができる。
本発明の組成物中の有機UVA遮蔽剤の配合量は、例えば、組成物の全重量を基準として、0.001〜3重量%とすることができ、0.005〜2重量%が好ましく、0.01〜1重量%がより好ましく、0.02〜0.5重量%が更により好ましい。
(多孔性微粒子)
有機UVA遮蔽剤を含有する多孔性微粒子としては、多孔質の微粒子である限り任意のものを使用することが可能であり、その材質も、各種の無機物質及び/又は有機物質を使用することができる。
前記無機物質としては、例えば、炭酸カルシウム、炭酸バリウム等の炭酸塩;珪酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム等のケイ酸塩;リン酸カルシウム、リン酸バリウム、リン酸マグネシウム、リン酸ジルコニウム、アパタイト等のリン酸塩;アルミナ、二酸化珪素(シリカ)等の金属酸化物;ゼオライト等のアルミノケイ酸塩のいずれか1種又は2種以上を使用することができる。
前記有機物質としては、例えば、ポリエチレン、ポリウレタン、セルロース、ポリアミド、ポリビニルホルマール、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂及び天然繊維物質のいずれか1種又は2種以上を使用することができる。前記天然繊維物質としては、セルロース等の多糖類が好ましい。
多孔性微粒子の平均粒子径は1〜100μmが好ましく、1〜10μmがより好ましく、1〜5μmが更により好ましい。平均粒子径は重量平均粒子径又は体積平均粒子径として測定することができる。
多孔性微粒子に有機UVA遮蔽剤を含有させることにより、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子とすることができる。
多孔性微粒子が有機UVA遮蔽剤を含有するとは、多孔性微粒子の内部及び表面の孔に有機UVA遮蔽剤が含まれることををいう。
多孔性微粒子に有機UVA遮蔽剤を含有させるための方法は、多孔性微粒子の材質及び作成方法にもよるが、例えば、無機物質からなる多孔性微粒子に有機UVA遮蔽剤を含有させるためには、加圧状態及び/又は減圧状態にて、液体状態の有機UVA遮蔽剤(例えば、有機UVA遮蔽剤の溶液若しくは分散液、或いは、有機UVA遮蔽剤自体が液体である場合はそのまま)を多孔性微粒子に含浸させるとよい。ここで、有機UVA遮蔽剤を多孔性微粒子に含浸させる際の圧力は0.1〜2.0MPaが好ましく、1.2〜1.5MPaがより好ましい。含浸させる時間については、有機UVA遮蔽剤が多孔性微粒子に充分に含浸されれば特に限定はなく、また有機UVA遮蔽剤及び多孔性微粒子の種類にもよるが、例えば10分〜2時間とすることができる。なお、多孔性微粒子を有機UVA遮蔽剤が存在する気体媒体(例えば、有機UVA遮蔽剤が粒子の状態で浮遊している気体)中に置き、当該気体媒体の圧力を高めることによっても、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子を製造することができる。有機UVA遮蔽剤を多孔性微粒子に含有させる際に、例えば、溶媒、界面活性剤等の有機UVA遮蔽剤以外の物質を併用して、当該物質をも多孔性微粒子に含有させてもよい。
有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子としては、例えば、多孔質シリカ粒子に有機UVA遮蔽剤を圧入内包させ形成されたマイクロカプセルを使用することも可能であり、当該マイクロカプセルとしては、「パルソール1789分散液 MC17605」(エネックス社製)等が挙げられる。
有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子に含まれる有機UVA遮蔽剤の配合量は、例えば、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子の全重量を基準として、0.1〜20重量%とすることができ、1〜10重量%が好ましく、2〜8重量%がより好ましく、3〜5重量%が更により好ましい。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子を、組成物の全重量を基準として、0.1〜5.0重量%含むものであり、その配合量は、好ましくは0.5〜4.5重量%、より好ましくは1.0〜4.0重量%、更により好ましくは1.5〜3.5重量%である。
[有機UVB遮蔽剤]
有機UVB遮蔽剤は、特に限定されるものではなく、紫外線のUV−B領域に吸収性を有する有機化合物であれば任意のものを使用することができる。また、1種類の有機UVB遮蔽剤を使用してもよく、2種類以上の有機UVB遮蔽剤を併用してもよい。
有機UVB遮蔽剤は主に本発明の化粧用組成物のSPF値を高める作用を奏するが、有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子との併用により、本発明の化粧用組成物のSPF値をより高めることができる。
有機UVB遮蔽剤としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(オクチルメトキシシンナメート)、メトキシケイ皮酸イソプロピル、パラ−アミノ安息香酸(以下、「PABA」と略記)、エチルPABA、エチル−ジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシル−ジメチルPABA、ホモサラート、エチルヘキシルサリチラート、3−ベンジリデンショウノウ、4−メチルベンジリデンショウノウ、ベンジリデンショウノウスルホン酸、メト硫酸ショウノウベンザルコニウム、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノウ、ジエチヘキシルブタミドトリアゾン、2,4,6−トリス〔4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ〕−1,3,5−トリアジン、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、ベンザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサン、オクトクリレン等が挙げられる。
有機UVB遮蔽剤として市販品を用いてもよく、市販品としては「パルソール340」及び「パルソールMCX」(DSM社製)、「ユビナールN539T」及び「ユビナールMC80N」(BASF社製)、「ESCALOL597」及び「ESCALOL557」(アイエスピー社製)、「Neo Heliopan3030」(シムライズ社製)等が挙げられる。
特に好ましい有機UVB遮蔽剤は、オクトクリレン及びパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルであり、例えば、日本では商品名「パルソール340」及び「パルソールMCX」の名称でそれぞれDSMニュートリションジャパン株式会社から市販されているものを用いることができる。
有機UVB遮蔽剤は粒子の形態であることも可能であり、その場合の平均粒子径は特に限定されるものではないが、例えば、1〜500μmとすることができ、5〜400μmが好ましく、10〜300μmがより好ましく、20〜200μmが更により好ましい。平均粒子径は重量平均粒子径又は体積平均粒子径として測定することができる。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、有機UVB紫外線遮蔽剤を、組成物の全重量を基準として、例えば、1〜30重量%含むことができ、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは3〜15重量%、更により好ましくは3.0〜9.0重量%、特に好ましくは4.52〜8.52重量%含むことができる。
なお、本発明の組成物が有機UVB遮蔽剤としてオクトクリレンを含む場合は、例えば、その配合量は1.0〜5.0重量%とすることが可能であり、1.5〜4.5重量%が好ましく、2.0〜4.0重量%がより好ましく、2.5〜3.5重量%が更により好ましい。また、本発明の組成物が有機UVB遮蔽剤としてパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルを含む場合は、例えば、その配合量は、1.52〜5.52重量%とすることが可能であり、2.02〜5.02重量%が好ましく、2.52〜4.52重量%がより好ましく、3.02〜4.02重量%が更により好ましい。
[無機UV遮蔽剤]
無機UV遮蔽剤は、特に限定されるものではなく、紫外線遮蔽性を有する無機化合物であれば任意のものを使用することができる。また、1種類の無機UV遮蔽剤を使用してもよく、2種類以上の無機UV遮蔽剤を併用してもよい。
無機UV遮蔽剤は粒子の形態であることが好ましい。無機UV遮蔽剤粒子の(一次)平均粒子径は1〜50nmが好ましく、5〜100nmがより好ましく、10〜500nmが更により好ましい。平均粒子径は重量平均粒子径又は体積平均粒子径として測定することができる。
無機UV遮蔽剤は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム等の金属酸化物;シリコン、アルミニウム等の金属;及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の無機材料を含むことが好ましく、また、当該無機材料からなることが好ましい。
無機UV遮蔽剤は、従来公知の表面処理、例えば、フッ素化合物処理(パーフルオロアルキルリン酸エステル処理やパーフルオロアルキルシラン処理、パーフルオロポリエーテル処理、フルオロシリコーン処理、フッ素化シリコーン樹脂処理が好ましい)、シリコーン処理(メチルハイドロジェンポリシロキサン処理、ジメチルポリシロキサン処理、気相法テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン処理が好ましい)、シリコーン樹脂処理(トリメチルシロキシケイ酸処理が好ましい)、ペンダント処理(気相法シリコーン処理後にアルキル鎖等を付加する方法)、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、シラン処理(アルキルシランやアルキルシラザン処理が好ましい)、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理(ステアリン酸やミリスチン酸塩が好ましい)、アクリル樹脂処理、金属酸化物処理等で表面処理されてもよく、また、これらの表面処理を複数組み合わせてもよい。
無機UV遮蔽剤として市販品を用いてもよく、市販品としては「WT−01」、「WT−PF01」、「WT−PF02」、「MT−15W」、「MT−500B」、「WZ−PF02」、「FLZ−01」、「FLZ−03」、(「LZ−014」、「LZ−21」、「LZ−022」(テイカ社製)等が挙げられる。
特に好ましい無機UV遮蔽剤は、酸化チタン及び酸化亜鉛であり、例えば、日本では商品名「WT−PF01」及び「WZ−PF02」の名称でそれぞれテイカ株式会社から市販されているものを用いることができる。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、無機UV遮蔽剤を、組成物の全重量を基準として、例えば、0.01〜15重量%含むことができ、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%、更により好ましくは1.0〜4.0重量%、特に好ましくは1.6〜3.6重量%含むことができる。
なお、本発明の組成物が無機UV遮蔽剤として酸化チタンを含む場合は、例えば、その配合量は、0.6〜2.6重量%とすることが可能であり、0.9〜2.3重量%が好ましく、1.2〜2.0重量%がより好ましく、1.5〜1.7重量%が更により好ましい。また、本発明の組成物が無機UV遮蔽剤として酸化亜鉛を含む場合は、例えば、その配合量は、0.5〜1.5重量%とすることが可能であり、0.6〜1.4重量%が好ましく、0.7〜1.3重量%がより好ましく、0.8〜1.2重量%が更により好ましい。
[その他の成分]
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、少なくとも1種のその他の任意成分も含んでもよい。
その他の任意成分としては、例えば、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、シリコーン類、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、保湿剤、増粘剤、被膜剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖類、アミノ酸類、有機アミン類、アルカリ剤(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の金属水酸化物等の無機アルカリ剤)等のpH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン類、酸化防止剤、香料、顔料、染料等を挙げることができる。
増粘剤としては、例えば、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー及びカルボキシビニルポリマーを使用することができる。アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとしては、例えば、「SUMULGEL EG」(セピック社)を、また、カルボキシビニルポリマーとしては、例えば、「カーボポール940」(Lubrizol Advanced Materials社)をそれぞれ用いることができる。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、水を含まなくともよいが、水を含むことが好ましい。本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物が水を含む場合の水の配合量は特には限定されるものではないが、組成物の全重量を基準として、例えば、1〜93重量%とすることができ、10〜92重量%が好ましく、30〜91重量%がより好ましく、40〜90重量%が更により好ましい。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物が水を含む場合、本発明の組成物は水中油型又は油中水型のエマルションの形態であることが可能であるが、水中油型エマルションの形態であることが好ましい。本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、具体的には、乳液、クリーム等の形態とすることができる。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子、(B)有機UVB遮蔽剤、及び、(C)無機UV遮蔽剤、並びに、必要に応じて上記の任意成分の1種以上を公知の手法にて適宜混合し、(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子の配合量が組成物の全重量を基準として0.1〜5.0重量%となるようにすることによって製造することができる。
本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、所謂サンスクリーン(日焼け止め)用途に好適に使用することができる。また、本発明の紫外線遮蔽性化粧用組成物は、その紫外線遮蔽性のために、ファンデーション、化粧下地等にも使用することができる。
以下、本発明を実施例及び比較例を用いてより具体的に説明するが、本発明の範囲は実施例に限定されるものではない。
表1に示される実施例及び比較例の(日焼け止め用)組成物を、 表1に示される成分を混合して調製した。表に示される成分の量に関する数値は全て純分としての重量(質量)%に基づくものである。なお、「精製水」の「残量100」とは、100重量%のうち各成分の合計量の残部が精製水であるという意味である。
表1中の「UVA−MC」は、多孔質シリカ粒子に4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンを圧入して内包させて形成したマイクロカプセルである。具体的には、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3(商品名 EMALEX DISG−3、日本エマルジョン社製)84.5g及び4−tert−ブチル−4' −メトキシジベンゾイルメタン(商品名 パルソール1789、DSM社製)15.5gを混合し、80℃で15分間加熱して溶解させ、15.5重量%の濃度の有機UVA遮蔽剤溶液を調製し、その後、15.5重量%の濃度の有機UVA遮蔽剤溶液30.0gに対し、当該溶液内に平均粒径3μmの多孔質シリカ粒子を70.0g投入し、当該溶液を加圧して上記マイクロカプセルを調製した。UVA−MCに含まれる4−tert−ブチルー4'−メトキシジベンゾイルメタンの量は4.65重量%である。
Figure 2019043859
実施例1〜3及び比較例1〜3の組成物のSPF値及びPA値を評価した。評価法は以下のとおりである。
(1)SPF値
各組成物を0.033g秤量して、室温(25℃)にて、ポリメチルメタクリレート製プレート(三洋貿易社製PMMAプレートHD−6)上に均一に塗布し、15分後に、Labsphere Transmittance Analyzer (UV-1000S)(Labsphere社)にてSPF値を測定した。
次に、下記の基準にて、実施例1〜3及び比較例1〜3を評価した。

◎ 比較例4よりもSPF値が非常に優れる。
○ 比較例4よりもSPF値が優れる。
△ 比較例4とSPF値が同じ程度。
× 比較例4よりもSPF値が劣る。

結果を表2に示す。
(2)PA値
各組成物を0.033g秤量して、室温(25℃)にて、ポリメチルメタクリレート製プレート(三洋貿易社製PMMAプレートHD−6)上に均一に塗布し、15分後に、Labsphere Transmittance Analyzer (UV-1000S)(Labsphere社)にて、ISO 24443に準拠した方法によって、PA値を測定した。
次に、下記の基準にて、実施例1〜3及び比較例1〜3を評価した。

◎ 比較例4よりもPA値が非常に優れる。
○ 比較例4よりもPA値が優れる。
△ 比較例4とPA値が同じ程度。
× 比較例4よりもPA値が劣る。

結果を表2に示す。
実施例1〜3及び比較例1〜3の組成物の使用感を評価した。評価法は以下のとおりである。
(3)使用感
専門パネル10名により、実施例1〜3及び比較例1〜3の各組成物の使用感(ベタツキの無さ、化粧膜のマット感、化粧膜が白くならない、刺激臭がない、肌に刺激がない、塗り易さ)について、下記に示す5段階の絶対評価(*1)で評価し、平均値を算出した。
次に、前記平均値により、下記に示す4段階の判定基準(*2)に基づき、使用感を判定した。
*1:絶対評価の評点

5:非常によい
4:良い
3:良いか悪いかどちらとも言えない
2:やや悪い
1:悪い
*2:判定基準

4.0〜5.0:非常に良いとして◎印を付した。
3.0〜4.0未満:良いとして○印を付した。
2.0〜3.0未満:どちらとも言えないとして△印を付した。
1.0〜2.0未満:悪いとして×印を付した。
結果を表2に示す。
Figure 2019043859
本発明に対応する実施例1〜3の組成物は、SPF値及びPA値並びに使用感の全てについて良好な性能を発揮した。特に、実施例2の組成物は、SPF値及びPA値並びに使用感について、実施例1〜3の組成物の中で最も好ましい。
一方、実施例1〜3の組成物に含まれるUVA−MCに代えて、当該UVA−MCに含まれている有機UVA遮蔽剤である4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンを単体で(使用量はUVA−MCに含まれている量に相当)使用した比較例1〜3の組成物は、SPF値及びPA値並びに使用感の全てについて、実施例1〜3の組成物に対して、それぞれ、劣っていた。
なお、比較例4の組成物はUVA−MCも有機UVA遮蔽剤単体も含まれていない組成物であり、実施例1〜3及び比較例1〜3の各組成物のSPF値及びPA値の評価の基準である。
表1及び表2の結果から、本発明の組成物中のUVA−MCの配合量は、0.1〜5.0重量%とすることが好適であり、2.5重量%近傍(例えば、0.5〜4.5重量%、好ましくは1.0〜4.0重量%、より好ましくは1.5〜3.5重量%、更により好ましくは2.0〜3.0重量%)がより好適であることが分かる。
次に、表3に示される実施例及び比較例の(日焼け止め用)組成物を、 表3に示される成分を混合して調製した。表に示される成分の量に関する数値は全て純分としての重量(質量)%に基づくものである。なお、「精製水」の「残量100」とは、100重量%のうち各成分の合計量の残部が精製水であるという意味である。
Figure 2019043859
実施例4〜11及び比較例5の組成物のSPF値及びPA値を上記と同様に評価した。但し、各評価項目の判定基準は以下のとおりである。
(1)SPF値
◎ 比較例5よりもSPF値が非常に優れる。
○ 比較例5よりもSPF値が優れる。
△ 比較例5とSPF値が同じ程度。
× 比較例5よりもSPF値が劣る。
(2)PA値
◎ 比較例5よりもPA値が非常に優れる。
○ 比較例5よりもPA値が優れる。
△ 比較例5とPA値が同じ程度。
× 比較例5よりもPA値が劣る。
実施例4〜11の組成物の使用感を上記と同様に評価した。
結果を表4に示す。
Figure 2019043859
表3及び表4中の実施例2は表1及び表2中の実施例2と同一である。
実施例4〜11の組成物は、実施例2の組成物において有機UVB遮蔽剤の配合量及び無機UV遮蔽剤の配合量を変更したものである。
例えば、実施例4及び5の組成物は有機UVB遮蔽剤であるオクトクリレンの配合量の点で実施例2の組成物とは異なる。オクトクリレンの配合量が5.0重量%である実施例5はSPF値及びPA値において非常に優れているが、ベタツキ、化粧膜のマット感、刺激臭、肌刺激の点で使用感が実施例2に比べて(許容範囲内ではあるが)低下する。
また、実施例6及び7の組成物は有機UVB遮蔽剤であるパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルの配合量の点で実施例2の組成物とは異なる。パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルの配合量が5.52重量%である実施例7はSPF値及びPA値において非常に優れているが、ベタツキ、化粧膜のマット感、刺激臭、肌刺激、塗り易さの点で使用感が実施例2に比べて(許容範囲内であるが)低下する。
実施例8及び9の組成物は無機UV遮蔽剤である酸化チタンの配合量の点で実施例2の組成物とは異なる。酸化チタンの配合量が2.6重量%である実施例9はSPF値、化粧膜のマット感において非常に優れているが、ベタツキ、化粧膜の白さの点で使用感が実施例2に比べて(許容範囲内であるが)低下する。
実施例10及び11の組成物は無機UV遮蔽剤である酸化亜鉛の配合量の点で実施例2の組成物とは異なる。酸化亜鉛の配合量が1.5重量%である実施例11はPA値において非常に優れているが、化粧膜の白さの点で使用感が実施例2に比べて(許容範囲内であるが)低下する。
本発明に対応する実施例4〜11の組成物は、SPF値及びPA値並びに使用感の全てについて比較的良好な性能を発揮することができるが、やはり、実施例2の組成物が、SPF値及びPA値並びに使用感について、実施例4〜11の組成物よりも好ましい。
なお、比較例5の組成物はUVA−MCも有機UVA遮蔽剤単体も含まれていない組成物であり、実施例4〜11の各組成物のSPF値及びPA値の評価の基準である。
表3及び表4の結果から、本発明の組成物がオクトクリレンを含む場合は、例えば、その配合量は1.0〜5.0重量%とすることが可能であり、3.0重量%近傍(例えば、1.5〜4.5重量%、好ましくは2.0〜4.0重量%、より好ましくは2.5〜3.5重量%)が好適であることが分かる。
また、本発明の組成物がパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルを含む場合は、例えば、その配合量は、1.52〜5.52重量%とすることが可能であり、3.52重量%近傍(例えば、2.02〜5.02重量%、好ましくは2.52〜4.52重量%、より好ましくは3.02〜4.02重量%)が好適であることが分かる。
そして、本発明の組成物が酸化チタンを含む場合は、例えば、その配合量は、0.6〜2.6重量%とすることが可能であり、1.6重量%近傍(例えば、0.9〜2.3重量%、好ましくは1.2〜2.0重量%、より好ましくは1.5〜1.7重量%)が好適であることが分かる。
更に、本発明の組成物が酸化亜鉛を含む場合は、例えば、その配合量は、0.5〜1.5重量%とすることが可能であり、1.0重量%近傍(例えば、0.6〜1.4重量%、好ましくは0.7〜1.3重量%、より好ましくは0.8〜1.2重量%)が好適であることが分かる。

Claims (4)

  1. (A)有機UVA遮蔽剤含有多孔質微粒子、
    (B)有機UVB遮蔽剤、及び、
    (C)無機UV遮蔽剤、
    を含む紫外線遮蔽性化粧用組成物であって、
    前記(A)有機UVA遮蔽剤含有多孔性微粒子が組成物の全重量を基準として0.1〜5.0重量%含まれている、紫外線遮蔽性化粧用組成物。
  2. 前記有機UVA遮蔽剤が4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンである、請求項1記載の紫外線遮蔽性化粧用組成物。
  3. 前記(B)有機UVB遮蔽剤が組成物の全重量を基準として3.0〜9.0重量%含まれている、請求項1又は2記載の紫外線遮蔽性化粧用組成物。
  4. 前記(C)無機UV遮蔽剤が組成物の全重量を基準として1.0〜4.0重量%含まれている、請求項1乃至3のいずれかに記載の紫外線遮蔽性化粧用組成物。
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