JP2019043774A - エレベータのかご用ドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ドアパネルが不用意に移動することを防止したエレベータのかご用ドア装置を提供する。【解決手段】全開位置及び全閉位置でのドアパネルの移動を規制するドアパネル規制装置42とを備え、開閉装置はドアパネルに対して直接的又は間接的に連結されたラックギア411bと、ラックギア411bに噛合し、モータの駆動を受けて回転するピニオンギア412bとを備え、ドアパネル規制装置はピニオンギア412bに対して同心で連結され且つ外周にカム面421を有する回転カム420と、カム面421に当接可能に設けられる当接体422と、当接体422をカム面421に押し付ける弾性体423とを備え、カム面421は回転中心からの曲率半径が一定の円弧面421aと、回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第一規制面421bと、回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第二規制面421cとを含む。【選択図】図8

Description

本発明は、昇降路を昇降するかごの乗降口を開閉するドアパネルを備えたエレベータのかご用ドア装置に関する。
エレベータは、複数の階層を有する建物等の構造物に設けられた昇降路に沿って昇降(上下動)するかごであって、利用者の指定する階層に停止可能なかごを備える。
かごは、利用者が乗り降りするための乗降口を有するかご本体と、かご本体の乗降口を開閉するドア装置とを備える。
一般的に、ドア装置は、かご本体の乗降口に対応して配置されたドアパネルであって、上下方向と直交する横方向で移動可能に設けられたドアパネルと、ドアパネルを移動させ、乗降口を開閉させる開閉装置とを備える。
この種のドア装置において、例えば、開閉装置は、出力軸を有するモータと、出力軸に対して同心で連結されたピニオンギアと、ピニオンギアと噛合したラックギアとを備える(例えば、特許文献1参照)。
ラックギアは、ドアパネルの移動方向(ドアパネルの軌道と同方向)に延び、ドアパネルに直接的又は間接的に連結される。
この種の開閉装置では、ピニオンギアにラックギアが噛合しているため、ピニオンギアがモータの駆動を受けて回転したときに、ラックギアが自身の延びる方向に移動する。従って、乗降口に対応して配置されたドアパネルは、ラックギアの動きに併せて移動し、乗降口を開閉する。
ところで、上記構成の開閉装置では、モータの駆動を止めた状態において、ドアパネルに連結されたラックギアに噛合するピニオンギアが回転自在に設けられる。そのため、ドアパネルに対して乗降口を開閉する方向の力が作用したときに、ドアパネルに連結されたラックギアの移動がピニオンギアによって規制されることなく、ドアパネルが移動してしまう。
そして、モータには、ブレーキ付のものがあるが、ブレーキが故障してしまうと、ドアパネルに対して乗降口を開閉する方向の力が作用したときに、ドアパネルに連結されたラックギア及びこのラックギアに噛合するピニオンギアがモータのブレーキによって規制されることなく追従して移動してしまう。
従って、上記構成の開閉装置では、ドアパネルが乗降口を全開した状態及び乗降口を全閉した状態において、ドアパネルが移動してしまう虞がある。
米国特許第67084128号明細書
本発明は、ドアパネルがかご本体の乗降口を全閉した状態及び全開した状態でドアパネルが不用意に移動することを防止できるエレベータのかご用ドア装置を提供する。
本発明は、軌道上で移動可能に設けられたドアパネルであって、利用者を収容するかご本体に設けられた乗降口を全閉する全閉位置と前記乗降口を全開する全開位置との間で往復動可能に設けられたドアパネルと、ドアパネルを全閉位置と全開位置との間で移動させる開閉装置と、ドアパネルが全開位置及び全閉位置にある状態で該ドアパネルの移動を規制するドアパネル規制装置とを備え、開閉装置は、単一のモータと、ドアパネルの軌道と同方向に延びるラックギアであって、ドアパネルに対して直接的又は間接的に連結されたラックギアと、ラックギアに噛合するピニオンギアであって、モータの駆動を受けて回転するピニオンギアとを備え、ピニオンギアは、ドアパネルが全閉位置から全開位置まで移動する際及び全開位置から全閉位置に移動する際に一回転以下で回転するように設定され、ドアパネル規制装置は、ピニオンギアに対して同心で連結される回転カムであって、外周にカム面を有する回転カムと、回転カムのカム面に当接可能に設けられる当接体と、当接体をカム面に押し付ける弾性体とを備え、カム面は、当該回転カムの回転中心からの曲率半径が一定の円弧面と、該円弧面の周方向の一端側で隣り合う第一規制面であって、当該回転カムの回転中心からの距離が円弧面の曲率半径よりも短い第一規制面と、該円弧面の周方向の他端側で隣り合う第二規制面であって、当該回転カムの回転中心からの距離が円弧面の曲率半径よりも短い第二規制面とを含み、回転カムの回転中心と周方向における円弧面の一端とを結ぶ仮想線と、回転カムの回転中心と周方向における円弧面の他端とを結ぶ仮想線との角度は、ドアパネルが全閉位置から全開位置まで移動する際又は全開位置から全閉位置に移動する際のピニオンギアの回転角度未満に設定される。
本発明に一態様として、当接体は、回転カムの回転中心の延びる方向と同方向に延びる軸線周りで回転自在なカムフォロアであることが好ましい。
本発明の他態様として、ドアパネル規制装置は、当接体を回転カムの径方向に移動可能に支持する支持機構を備えることが好ましい。
この場合、支持機構は、一方向に延び且つ該一方向に第一端部と該第一端部に対して反対側の第二端部とを有するレバーであって、第一端部と第二端部との間の中間位置で当接体の回転中心と同方向に延びる軸線周りで回転自在なレバーを備え、当接体は、レバーの第一端部に取り付けられ、弾性体は、レバーの第二端部を付勢してもよい。
本発明の別の態様として、回転カムのカム面は、周方向における円弧面の一端と他端とを繋ぐ平面を含み、該平面における円弧面の一端と隣り合う領域が第一規制面とされ、該平面における円弧面の他端と隣り合う領域が第二規制面とされてもよい。
本発明は、ドアパネルがかご本体の乗降口を全閉した状態及び全開した状態でドアパネルが不用意に移動することを防止できるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベータの概略部分斜視図である。 図2は、同実施形態に係るエレベータのかごの上方側から見た概略斜視図である。 図3は、同実施形態に係るかご用ドア装置を含むかごの概略上面図である。 図4は、同実施形態に係るかご用ドア装置の開閉装置を含む部分拡大図である。 図5は、同実施形態に係るかご用ドア装置のモータの周辺の部分側面図である。 図6は、同実施形態に係るかご用ドア装置の一方のピニオンギアの周辺の部分側面図である。 図7は、同実施形態に係るかご用ドア装置の他方のピニオンギアの周辺の部分側面図である。 図8は、同実施形態に係るかご用ドア装置におけるドアパネル規制装置を含む部分拡大図である。 図9は、同実施形態に係るかご用ドア装置におけるドアパネル規制装置を含む部分拡大図である。 図10は、同実施形態に係るかご用ドア装置におけるドアパネル規制装置を含む部分拡大図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に示す如く、エレベータ1は、複数の階層Fを有する建物等の構造物に設けられた昇降路Rに沿って昇降(上下動)するかご2であって、利用者の指定する階層Fに停止可能なかご2を備える。
かご2は、図2に示す如く、利用者が指定した階層Fで乗り降りするための乗降口300を有するかご本体3と、かご本体3の乗降口300を開閉するドアパネル40a,40bを含むかご用ドア装置(以下、単にドア装置という)4とを備える。
かご本体3は、利用者を収容する円柱状の収容空間を画定している。具体的には、かご本体3は、円筒状の周壁部30と、周壁部30の上方に位置する天井部31と、周壁部30の下方に位置する床部32とを備える。周壁部30には、乗降口300が設けられる。乗降口300は、正面視四角形状である。
かご本体3の乗降口300の下方には、ドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbに対応して形成されるレール33であって、ドアパネル40a,40bの下部を案内するレール33が設けられている。なお、詳細については後述するが、乗降口300を開閉する際のドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbが円弧状に設定される。これに伴い、レール33は、ドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbに対応するように、上下方向から見て円弧状に形成されている。
ドア装置4は、曲率半径Ra,Rb及び曲率中心CP1,CP2が同一又は略同一の円弧状の軌道DRa,DRb上で移動可能に設けられた一対のドアパネル40a,40bであって、利用者を収容するかご本体3に設けられた乗降口300を開閉する一対のドアパネル40a,40bと、一対のドアパネル40a,40bを接離させる開閉装置41とを備える。また、ドア装置4は、ドアパネル40a,40bが乗降口300を全開した状態及び乗降口300を全閉した状態のそれぞれで、ドアパネル40a,40bが軌道DRa,DRbを移動することを規制するドアパネル規制装置42を備える。
本実施形態において、一対のドアパネル40a,40bは、横並びに配置されている。一対のドアパネル40a,40bのそれぞれは、上下方向と直交する方向において、第一端と該第一端の反対側の第二端とを有する。一対のドアパネル40a,40bは、乗降口300を閉じた状態で互いの第一端同士を接触させ、乗降口300を開放した状態で、互いの第一端同士を離間させる(図示しない)。すなわち、一対のドアパネル40a,40bは、相反する方向に移動することにより、互いの第一端同士を接触させて乗降口300を閉じる全閉位置P1と、互いの第一端同士を離間させて乗降口300を開放した全開位置P2とに位置変更する。
本実施形態において、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれは、図2及び図3に示す如く、自身の移動する軌道DRa,DRbに対応するように、上下方向から見て円弧状に形成されている。一対のドアパネル40a,40bのそれぞれの曲率中心CP3は、円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致している。
本実施形態において、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれの曲率中心CP3は、かご本体3の乗降口300の両側にある周壁部30の曲率中心CP4と一致している。本実施形態において、かご本体3の周壁部30は、円筒状に形成されるため、一対のドアパネル40a,40bの曲率中心CP3は、周壁部30の中心(曲率中心CP4)と一致している。これに伴い、一対のドアパネル40a,40bは、軌道DRa,DRb上で移動する際(全閉位置P1と全開位置P2との間で位置変更する際)、周壁部30に沿って移動する。
図3及び図4に示す如く、開閉装置41は、単一のモータ410と、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれに対応して設けられる一対のラックギア411a,411bであって、それぞれが対応するドアパネル40a,40bに対して直接的又は間接的に連結された一対のラックギア411a,411bと、一対のラックギア411a,411bのそれぞれに対応して設けられる一対のピニオンギア412a,412bであって、それぞれが対応するラックギア411a,411bに噛合する一対のピニオンギア412a,412bと、一対のラックギア411a,411bを相反する方向に移動させるように、一対のピニオンギア412a,412bに対してモータ410の駆動を伝達する駆動伝達機構413とを備える。本実施形態に係る開閉装置41は、一対のラックギア411a,411bのそれぞれを、対応するドアパネル40a,40bに連結する一対のアーム体414a,414bを備える。
本実施形態において、開閉装置41は、かご本体3の天井部31に支持される。具体的には、開閉装置41は、かご本体3の天井部31の上方に配置された状態で、該天井部31に支持される。
本実施形態において、モータ410は、電動モータである。なお、モータ410には、減速機付のものが採用することができるが、本実施形態においては、電気的な制御で出力が調整されるもの(例えば、ステッピングモータ、パルスモータ、サーボモータ等)が採用される。
図5に示す如く、モータ410は、出力軸(採番しない)を有する。モータ410は、出力軸を上下方向に位置させている。なお、本実施形態において、開閉装置41は、かご本体3の天井部31に連結するためのベース415を有し、モータ410はベース415に連結されたブラケット416を介して固定されている。
図4に戻り、一対のラックギア411a,411bのそれぞれは、対応するドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbと対応して円弧状に形成される。一対のラックギア411a,411bのそれぞれの曲率中心CP5,CP6は、円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致又は略一致している。また、一対のラックギア411a,411bの曲率半径Rc,Rdは、同一である。
具体的には、一対のラックギア411a,411bのそれぞれは、自身の延びる方向に並ぶ複数の歯(採番しない)であって、ピニオンギア412a,412bと噛合する複数の歯を有する。一対のラックギア411a,411bの歯数は同じである。各ラックギア411a,411bにおいて、複数の歯が円弧状の仮想線(歯たけを歯元のたけと歯末のたけとに区切る、いわゆる、基準線)BL1,BL2に沿って並んでいる。この円弧状の仮想線(基準線BL1,BL2)の曲率中心CP5,CP6は、円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致又は略一致している。一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率半径Rc,Rdは同一である。
本実施形態において、一方のラックギア411aは、対応するピニオンギア412aと噛合する複数の歯を外周に有し、他方のラックギア411bは、対応するピニオンギア412bと噛合する複数の歯を内周に有している。
一対のピニオンギア412a,412bのそれぞれは、図6及び図7に示す如く、ベース415に固定された軸(採番しない)に回転自在に取り付けられている。一対のピニオンギア412a,412bは、同一の歯車である。すなわち、一対のピニオンギア412a,412bは、モジュール、歯数、ピッチ円直径、歯数、歯幅、歯たけのそれぞれが同一である。
本実施形態において、一対のピニオンギア412a,412bのそれぞれは、ドアパネル40a,40bが全閉位置P1から全開位置P2に移動するとき、及びドアパネル40a,40bが全開位置P2から全閉位置P1に移動するときに、一回転以下(一周以下)で回転するように設定される。
図4に戻り、本実施形態において、上述の如く、一方のラックギア411aは、対応するピニオンギア412aと噛合する複数の歯を外周に有し、他方のラックギア411bは、対応するピニオンギア412bと噛合する複数の歯を内周に有しているが、互いの基準線BL1,BL2の曲率中心CP5,CP6が円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致又は略一致し、且つ、一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率半径Rc,Rdが同一である。
これに伴い、一方のラックギア411aと一方のピニオンギア412aとの噛合位置から円弧状の軌道DRaの曲率中心CP1までの距離と、他方のラックギア411bと他方のピニオンギア412bとの噛合位置から円弧状の軌道DRbの曲率中心CP2までの距離とが同一又は略同一である。
本実施形態において、駆動伝達機構413は、モータ410の駆動を受けて回転する第一回転体413a(図5参照)と、一方のピニオンギア412aと同心で連結される第二回転体413b(図6参照)と、第二回転体413bと同径の第三回転体413cであって、他方のピニオンギア412bと同心で連結される第三回転体413c(図7参照)と、第一回転体413a及び第二回転体413b、及び第三回転体413cに掛け渡される無端環状体413dであって、第一回転体413aの回転を第二回転体413b及び第三回転体413cに伝達する無端環状体413dとを備える。
本実施形態にいて、第一回転体413a、第二回転体413b、及び第三回転体413cは、歯付きプーリーであり、無端環状体413dは、歯付きベルトである。本実施形態において、第二回転体413b及び第三回転体413cは、同径に設定される。
本実施形態において、第一回転体413aに対する第二回転体413b及び第三回転体413cの減速比と、軌道DRa,DRbから該軌道DRa,DRbの曲率中心CP1までの距離とラックギア411a,411bとピニオンギア412a,412bとの噛合位置から軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2までの距離との比とが同一又は略同一である。
一方のアーム体414aには、一方のラックギア411a及び一方のドアパネル40aが連結され、他方のアーム体414bには、他方のラックギア411b及び他方のドアパネル40bが連結されている(図3参照)。
本実施形態において、一対のアーム体414a,414bは、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれを円弧状の軌道DRa,DRb上で移動可能に支持する。具体的には、一対のアーム体414a,414bのそれぞれは、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有し、第一端部を回転中心にして回転可能に設けられる。一対のアーム体414a,414bのそれぞれの回転中心は、同心であり、また、軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2とも同心である。本実施形態において、一対のアーム体414a,414bのそれぞれの一端部は、ベース415に固定された共通の軸(採番しない)であって、軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と同心の軸に回転自在に取り付けられている。一対のアーム体414a,414bのそれぞれの第二端部は、対応するドアパネル40a,40bに連結される。
本実施形態において、一対のアーム体414a,414bのそれぞれは、第一端部と第二端部との間の所定位置に対し、対応するラックギア411a,411bが連結されている。
ドアパネル規制装置42は、図8に示す如く、外周にカム面421を有する回転カム420と、回転カム420のカム面421に当接可能に設けられる当接体422と、当接体422をカム面421に押し付ける弾性体423とを備える。本実施形態において、ドアパネル規制装置42は、当接体422を回転カム420の径方向に移動可能に支持する支持機構424を備える。
本実施形態において、回転カム420は、他方のピニオンギア412bに連結されている。回転カム420のカム面421は、当該回転カム420の回転中心からの曲率半径が一定の円弧面421aと、該円弧面421aの周方向の一端側で隣り合う第一規制面421bであって、当該回転カム420の回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第一規制面421bと、該円弧面421aの周方向の他端側で隣り合う第二規制面421cであって、当該回転カム420の回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第二規制面421cとを含む。
円弧面421aの曲率中心は、他方のピニオンギア412の回転中心と一致している。円弧面421aの形成される範囲(周方向の一端から他端までの周長)は、ドアパネル40a,40bが乗降口300を開閉する際にピニオンギア412bが回転する回転範囲未満に設定される。すなわち、円弧面421aの形成される角度範囲(当該回転カム420の中心を基準とした角度範囲)θは、ドアパネル40a,40bが全閉位置P1から全開位置P2に移動するとき、及びドアパネル40a,40bが全開位置P2から全閉位置P1に移動するときのピニオンギア412bの回転角度未満に設定される。
本実施形態において、第一規制面421b及び第二規制面421cのそれぞれは、平面で構成される。具体的には、本実施形態において、回転カム420のカム面421は、前記円弧面421aの周方向の両端を繋ぐ平面421dを含み、該平面421dにおける前記円弧面421aの周方向の一端と隣り合う領域が第一規制面421bとされ、該平面421dにおける前記円弧面421aの周方向の他端と隣り合う領域が第二規制面421cとされている。
本実施形態において、当接体422は、円板状或いは円柱状に形成され、回転カム420の回転中心の延びる方向と同方向に中心線を位置させている。本実施形態において、当接体422は、カムフォロアにより構成され、自身の中心回りで回転自在である。
弾性体423には、圧縮コイルバネが採用される。本実施形態において、弾性体423(コイルバネ)423は、支持機構424が以下の構造を有することで、圧縮状態になることで、当接体422を回転カム420のカム面421に向けて付勢する。
支持機構424は、ベース415に固定された支持ブラケット424aと、支持ブラケット424aに回転自在に取り付けられたレバー424bとを備える。本実施形態において、支持機構424は、弾性体423の弾性力(付勢力)をレバー424bに伝達する伝達部材424cを更に備える。
レバー424bは、一方向に延び、該一方向に第一端部と該第一端部に対して反対側の第二端部とを有する。レバー424bにおける第一端部と第二端部との間の中間位置は、支持ブラケット424aに対し、当接体422の回転中心と同方向に延びる軸線周りで回転自在に取り付けられている。
レバー424bの第一端部には、当接体(カムフォロア)422が取り付けられている。これに対し、レバー424bの第二端部には、伝達部材424cが連結される。
伝達部材424cは、一方向に延びる軸状体であって、一方向に第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する。伝達部材424cは、支持ブラケット424aに設けられた突片(採番しない)に対し、レバー424bの回転中心に対して直交する方向に移動可能に挿通されている。伝達部材424cの第一端が、レバー424bの第二端部に連結される。これに対し、伝達部材424cの第二端は、支持ブラケット424aの突片に一端を当接させた弾性体423に挿通された状態で、該弾性体423の他端に係止されている。
これにより、伝達部材424cは、当接体422と回転カム420のカム面421との当接によってレバー424bが回転した状態において、該レバー424bに引っ張られることで、弾性体423を圧縮させる。すなわち、伝達部材424cは、圧縮した弾性体423の復元力を、当接体422が回転カム420に当接する方向にレバー424bを回転させる力として作用させる。
本実施形態に係るドア装置4は、以上の通りであり、モータ410が正逆転することで、一対のドアパネル40a,40bを接離させ、乗降口300を開閉する。
具体的に説明する。まず、乗降口300を開放する際(全閉位置P1にあるドアパネル40a,40bが全開位置P2に移動する際)の作動について説明する。ドアパネル40a,40bが全閉位置P1にある状態(図3参照)において、ドアパネル規制装置42の当接体422は、回転カム420のカム面421のうちの第一規制面421bに圧接している。この状態で、モータ410の出力軸が正転すると、モータ410の出力軸の回転トルクが第一回転体413a、無端環状体413dを介して、第二回転体413b及び第三回転体413cに伝達される。
そうすると、第三回転体413cに連結された他方のピニオンギア412bを介して回転カム420にも回転トルクが伝達される。そして、回転カム420に作用する回転トルクが大きくなることで、さらに回転カム420のカム面421における円弧面421aと第一規制面421bと境界にできる角部が当接体422を押し退け、第一規制面421b上にあった当接体422は、円弧面421a上に移る。本実施形態においては、回転カム420の外周にある平面421bの一部が第一規制面421bとされているため、上述の如く、回転カム420に作用する回転トルクが大きくなり、回転カム420が回転し始めるのに併せて姿勢を変える第一規制面421bによって当接体422が角部を乗り越えるまで押し退けられ、最終的に当接体422が円弧面421a上に移る。
この状態で、当接体422と回転カム420とが円滑に相対移動できるようになる。これに伴い、モータ410の出力軸に連結された第一回転体413aが同方向に回転し、第二回転体413b及び第三回転体413cも第一回転体413aと同方向に回転する。これに併せ、当接体422は、図9に示す如く、曲率半径が一定で障害のない円弧面421aに沿って該円弧面421a上で回転しつつ移動する。
そうすると、第二回転体413bに連結された一方のピニオンギア412a、及び第三回転体413cに連結された他方のピニオンギア412bも同方向に回転する。これに伴い、一方のピニオンギア412aに噛合する一方のラックギア411aは、自身の複数の歯の基準線BL1を辿るように移動し、他方のピニオンギア412bに噛合する他方のラックギア411bが自身の複数の歯の基準線BL2を辿るように移動する。
上述の如く、第二回転体413b及び第三回転体413cが同方向に回転するが、一方のピニオンギア412aと噛合する一方のラックギア411aの複数の歯は、円弧状をなす当該ラックギア411aの外周側(外向き)にあり、他方のピニオンギア412bと噛合する他方のラックギア411bの複数の歯は、円弧状をなす当該ラックギア411bの内周側(内向き)にあるため、一対のラックギア411a,411bは相反する方向に移動する。
そうすると、ラックギア411a,411bが連結された一対のアーム体414a,414bは、対応するラックギア411a,411bの移動に対応するように、共通する支点(支軸)回りで相反する方向に回転する。これにより、アーム体414a,414bに連結されたドアパネル40a,40bは、円弧状の軌道DRa,DRb上を移動する。すなわち、一対のドアパネル40a,40bは、円弧状の軌道DRa,DRb上で相反する方向に移動する。
そして、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが全開位置P2に到達する直前において、回転カム420のカム面421における円弧面421aと第二規制面421cと境界にできる角部が当接体422の存在する位置を通過し、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが全開位置P2に到達した状態において、当接体422は、図10に示す如く、第二規制面421c上に位置する。この状態において、乗降口300を閉じていた一対のドアパネル40a,40bは、乗降口300を開放する(図示しない)。
そして、モータ410が停止されると、回転カム420の第二規制面421cに対する当接体422の押し付けで回転カム420の回転が規制される。また、この状態においては、モータ410からの回転トルクが伝達されないため、回転カム420が逆転しようとしても、円弧面421aと第二規制面421cとの間の角部が障害となり、回転カム420が回転することが規制される。これにより、回転カム420に連結されたピニオンギア412bが回転することが規制される(ロックされる)。
従って、全開位置P2にあるドアパネル40bが全閉位置P1に向けて移動しようとしても阻止される。本実施形態において、回転カム420が連結された他方のピニオンギア412bは、第三回転体413cにも連結されている。そのため、無端環状体413dを介して第二回転体413b及び第一回転体413a(モータ410の出力軸)の回転も規制される。従って、一方のドアパネル40aが全開位置P2から全閉位置P1に向けて移動しようとしても、その移動が阻止される。
本実施形態において、上述の如く、一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率中心CP5、CP6は、円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致又は略一致し、一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率半径Rc,Rdは一致している(同一である)。
これに伴い、一対のラックギア411a,411bが移動する際の角速度は同じになる。従って、この一対のラックギア411a,411bに従動する一対のドアパネル40a,40b同士の角速度も同じになり、一対のドアパネル40a,40bの始動タイミング(全閉位置P1から全開位置P2に向けて移動し始めるタイミング)及び停止タイミング(全開位置P2に到達するタイミング)が同じになる。
次に、乗降口300を閉じる際(全開位置P2にあるドアパネル40a,40bが全閉位置P1に移動する際)の作動について説明する。ドアパネル40a,40bが全開位置P2にある状態において、ドアパネル規制装置42の当接体422は、上述の如く、回転カム420のカム面421のうちの第二規制面421cに圧接している。この状態で、モータ410の出力軸が逆転すると、モータ410の出力軸の回転トルクが第一回転体413a、無端環状体413dを介して、第二回転体413b及び第三回転体413cに伝達される。
そうすると、第三回転体413cに連結された他方のピニオンギア412bを介して回転カム420にも回転トルクが伝達される。そして、回転カム420に作用する回転トルクが大きくなることで、さらに回転カム420のカム面421における円弧面421aと第二規制面421cと境界にできる角部が当接体422を押し退け、第二規制面421c上にあった当接体422は、円弧面421a上に移る。本実施形態においては、回転カム420の外周にある平面421bの一部が第二規制面421cとされているため、上述の如く、回転カム420に作用する回転トルクが大きくなり、回転カム420が回転し始めるのに併せて姿勢を変える第二規制面421cによって当接体422が角部を乗り越えるまで押し退けられ、最終的に当接体422が円弧面421a上に移る。
この状態で、当接体422と回転カム420とが円滑に相対移動できるようになる。これに伴い、モータ410の出力軸に連結された第一回転体413aが同方向に回転し、第二回転体413b及び第三回転体413cも第一回転体413aと同方向に回転する。これに併せ、当接体422は、図9に示す如く、曲率半径が一定で障害のない円弧面421aに沿って該円弧面421a上で回転しつつ移動する。
そうすると、第二回転体413bに連結された一方のピニオンギア412a、及び第三回転体413cに連結された他方のピニオンギア412bも同方向に回転する。これに伴い、一方のピニオンギア412aに噛合する一方のラックギア411aは、自身の複数の歯の基準線BL1を辿るように移動し、他方のピニオンギア412bに噛合する他方のラックギア411bが自身の複数の歯の基準線BL2を辿るように移動する。
上述の如く、第二回転体413b及び第三回転体413cが同方向に回転するが、一方のピニオンギア412aと噛合する一方のラックギア411aの複数の歯は、円弧状をなす当該ラックギア411aの外周側(外向き)にあり、他方のピニオンギア412bと噛合する他方のラックギア411bの複数の歯は、円弧状をなす当該ラックギア411bの内周側(内向き)にあるため、一対のラックギア411a,411bは相反する方向に移動する。
そうすると、ラックギア411a,411bが連結された一対のアーム体414a,414bは、対応するラックギア411a,411bの移動に対応するように、共通する支点(支軸)回りで相反する方向に回転する。これにより、アーム体414a,414bに連結されたドアパネル40a,40bは、円弧状の軌道DRa,DRb上を移動する。すなわち、一対のドアパネル40a,40bは、円弧状の軌道DRa,DRb上で相反する方向に移動する。
そして、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが全閉位置P1に到達する直前において、回転カム420のカム面421における円弧面421aと第一規制面421bと境界にできる角部が当接体422の存在する位置を通過し、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが全閉位置P1に到達した状態において、当接体422は、図8に示す如く、第一規制面421b上に位置する。この状態において、乗降口300を開放していた一対のドアパネル40a,40bは、乗降口300を閉じる。
そして、モータ410が停止されると、回転カム420の第一規制面421bに対する当接体422の押し付けで回転カム420の回転が規制される。また、この状態においては、モータ410からの回転トルクが伝達されないため、回転カム420が正転しようとしても、円弧面421aと第一規制面421bとの間の角部が障害となり、回転カム420が回転することが規制される。これにより、回転カム420に連結されたピニオンギア412bが回転することが規制される(ロックされる)。
従って、全閉位置P1にあるドアパネル40bが全開位置P2に向けて移動しようとしても阻止される。本実施形態において、回転カム420が連結された他方のピニオンギア412bは、第三回転体413cにも連結されている。そのため、無端環状体413dを介して第二回転体413b及び第一回転体413a(モータ410の出力軸)の回転も規制される。従って、一方のドアパネル40aが全閉位置P1から全開位置P2に向けて移動しようとしても、その移動が阻止される。
本実施形態において、上述の如く、一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率中心CP5,CP6は、円弧状の軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致又は略一致し、一対のラックギア411a,411bのそれぞれの基準線BL1,BL2の曲率半径Rc,Rdは一致している(同一である)。
これに伴い、一対のラックギア411a,411bが移動する際の角速度は同じになる。従って、この一対のラックギア411a,411bに従動する一対のドアパネル40a,40b同士の角速度も同じになり、乗降口300を閉じる際の一対のドアパネル40a,40bの始動タイミング(全開位置P2から全閉位置P1に向けて移動し始めるタイミング)及び停止タイミング(全閉位置P1に到達するタイミング)が同じになる。
なお、図1に示す如く、階層Fには、停止したかご2に対して利用者が乗り降りする乗降口60があり、この乗降口60にも一対のドアパネル600a,600bが設けられている。この階層Fにある一対のドアパネル600a,600bは、停止したかご2の一対のドアパネル40a,40bと係合し、上記態様で動作するかご2における一対のドアパネル40a,40bに追従する。
従って、階層Fにおける一対のドアパネル600a,600bが乗降口60を開閉する際、階層Fにおける一対のドアパネル600a,600bの始動タイミング及び停止タイミング)も同じになる。
以上のように、本実施形態に係るかご用ドア装置4は、軌道DRb上で移動可能に設けられたドアパネル40bであって、利用者を収容するかご本体3に設けられた乗降口300を全閉する全閉位置P1と前記乗降口300を全開する全開位置P2との間で往復動可能に設けられたドアパネル40bと、ドアパネル40bを全閉位置P1と全開位置P2との間で移動させる開閉装置41と、ドアパネル40bが全開位置P2及び全閉位置P1にある状態で該ドアパネル40bの移動を規制するドアパネル規制装置42とを備え、開閉装置41は、単一のモータ410と、ドアパネル40bの軌道DRbと同方向に延びるラックギア411bであって、ドアパネル40bに対して直接的又は間接的に連結されたラックギア411bと、ラックギア411bに噛合するピニオンギア412bであって、モータ410の駆動を受けて回転するピニオンギア412bとを備え、ピニオンギア412bは、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際及び全開位置P2から全閉位置P1に移動する際に一回転以下で回転するように設定され、ドアパネル規制装置42は、ピニオンギア412bに対して同心で連結される回転カム420であって、外周にカム面421を有する回転カム420と、回転カム420のカム面421に当接可能に設けられる当接体422と、当接体422をカム面421に押し付ける弾性体423とを備え、カム面421は、当該回転カム420の回転中心からの曲率半径が一定の円弧面421aと、該円弧面421aの周方向の一端側で隣り合う第一規制面421bであって、当該回転カム420の回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第一規制面421bと、該円弧面421aの周方向の他端側で隣り合う第二規制面421cであって、当該回転カム420の回転中心からの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短い第二規制面421cとを含み、回転カム420の回転中心と周方向における円弧面421aの一端とを結ぶ仮想線と、回転カム420の回転中心と周方向における円弧面421aの他端とを結ぶ仮想線との角度は、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際又は全開位置P2から全閉位置P1に移動する際のピニオンギア412bの回転角度未満に設定される。
上記構成によれば、当接体422が弾性体423による付勢力で回転カム420のカム面421に押し付けられる。そして、回転中心から第一規制面421bまでの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短いため、円弧面421aと第一規制面421bとの間に角部ができる。回転中心から第二規制面421cまでの距離が円弧面421aの曲率半径よりも短いため、円弧面421aと第二規制面421cとの間にも角部ができる。
これに伴い、回転カム420が一方向に回転しようとしても、当接体422が第一規制面421b上に位置する状態において、円弧面421aと第一規制面421bとの間の角部を乗り越えることのできる回転トルクが生じない限り、回転カム420の回転が規制される。
これにより、ドアパネル40bが全閉位置P1にある状態で、ドアパネル40bが全開位置P2に向けて移動しようとして、ラックギア411bが移動しようとしても、該ラックギア411bに噛合するピニオンギア412bは、連結された回転カム420と同様に回転することが規制される。従って、全閉位置P1にあるドアパネル40bが不用意に全開位置P2に向けて移動することが阻止される。
そして、モータ410の駆動により、ピニオンギア412bに大きな回転トルクを作用すると、当接体422が円弧面421aと第一規制面421bとの間の角部によって押し退けられ(角部を乗り越え)、円弧面421aに移る。
そして、円弧面421aの曲率半径は一定であるため、当接体422が円弧面421a上を円滑に移動することになり、回転カム420及びピニオンギア412bは円滑に回転する。これに伴い、ラックギア411bが移動するのに併せてドアパネル40bも移動する。
そして、ピニオンギア412bは、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際又は全開位置P2から全閉位置P1に移動する際に一回転以下で回転するように設定され、回転カム420の回転中心と周方向における円弧面421aの一端とを結ぶ仮想線と、回転カム420の回転中心と周方向における円弧面421aの他端とを結ぶ仮想線との角度は、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際又は全開位置P2から全閉位置P1に移動する際のピニオンギア412bの回転角度未満であるため、ドアパネル40bが全開位置P2に到達する前(好ましくは直前)に、当接体422が円弧面421aと第二規制面421cとの間の角部が当接体422の存在する位置を通過し、第二規制面421cに移る。
この状態において、回転カム420が他方向に回転しようとしても、当接体422が円弧面421aと第二規制面421cとの間の角部を乗り越えることのできる回転トルクが生じない限り、回転カム420の回転が規制される。
これにより、ドアパネル40bが全開位置P2にある状態で、ドアパネル40bが全閉位置P1に向けて移動しようとして、ラックギア411bが移動しようとしても、該ラックギア411bに噛合するピニオンギア412bは、連結された回転カム420と同様に回転することが規制される。従って、全開位置P2にあるドアパネル40bが不用意に全閉位置P1に向けて移動することが阻止される。
そして、乗降口300を閉じる際、モータ410の駆動により、ピニオンギア412bに大きな回転トルクを作用すると、当接体422が円弧面421aと第二規制面421cとの間の角部によって押し退けられ(角部を乗り越え)、円弧面421aに移る。
そして、円弧面421aの曲率半径は一定であるため、当接体422が円弧面421a上を円滑に移動することになり、回転カム420及びピニオンギア412bは円滑に回転する。これに伴い、ラックギア411bが移動するのに併せてドアパネル40bも移動する。
そして、ピニオンギア412bは、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際又は全開位置P2から全閉位置P1に移動する際に一回転以下で回転するように設定され、回転カム420の中心から周方向における円弧面421aの一端とを結ぶ仮想線と、回転カム420の中心から周方向における円弧面421aの他端とを結ぶ仮想線との角度は、ドアパネル40bが全閉位置P1から全開位置P2まで移動する際又は全開位置P2から全閉位置P1に移動する際のピニオンギア412bの回転角度未満であるため、ドアパネル40bが全閉位置P1に到達する前(好ましくは直前)に、当接体422が円弧面421aと第一規制面421bとの間の角部が当接体422の存在する位置を通過し、第一規制面421bに移る。
この状態において、回転カム420が一方向に回転しようとしても、上述の如く、当接体422が円弧面421aと第二規制面421cとの間の角部を乗り越えることのできる回転トルクが生じない限り、回転カム420の回転が規制されるため、全閉位置P1にあるドアパネル40bが不用意に全開位置P2に向けて移動することが阻止される。
本実施形態に係るかご用ドア装置4において、当接体422は、回転カム420の回転中心の延びる方向と同方向に延びる軸線周りで回転自在なカムフォロアであるため、回転カム420が回転する際、当接体422は、カム面421上を円滑に回転する。従って、カム面421に対して当接体422が不要な抵抗を加えることがなく、スムーズな動作が可能となる。
本実施形態に係るかご用ドア装置4において、ドアパネル規制装置42は、当接体422を回転カム420の径方向に移動可能に支持する支持機構424を備えるため、当接体422が不特定な方向に移動することが規制され、当接体422の接触する位置における回転カム420のカム面421の形態に即してスムーズに動作する。
特に、本実施形態において、支持機構424は、一方向に延び且つ該一方向に第一端部と該第一端部に対して反対側の第二端部とを有するレバー424bであって、第一端部と第二端部との間の中間位置で当接体422の回転中心と同方向に延びる軸線周りで回転自在なレバー424bを備え、当接体422は、レバー424bの第一端部に取り付けられ、弾性体423はレバー424bの第二端部を付勢しているため、当接体422の移動を安定させつつ当接体422を確実に支持することができる。
本実施形態に係るかご用ドア装置4において、回転カム420のカム面421は、周方向における円弧面421aの一端と他端とを繋ぐ平面421dを含み、該平面421dにおける円弧面421aの一端と隣り合う領域が第一規制面421bとされ、該平面421dにおける円弧面421aの他端と隣り合う領域が第二規制面421cとされているため、回転カム420を複雑な構造にすることなく、上記作用及び効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、第一回転体413a、第二回転体413b、及び第三回転体413cが歯付きプーリーとされ、無端環状体413dが歯付きベルトとされたが、これに限定されない。例えば、第一回転体413a、第二回転体413b、及び第三回転体413cが一般的なプーリーとされ、無端環状体413dがプーリーに対応したベルト(平ベルトやVベルト等)とされてもよい。また、第一回転体413a、第二回転体413b、及び第三回転体413cがスプロケットとされ、無端環状体413dがスプロケットに対応したチェーンとされてもよい。
上記実施形態の駆動伝達機構413において、第一回転体413a、第二回転体413b、第三回転体413cに掛け渡した無端環状体413dにより、第一回転体413a(モータ410)の回転を第二回転体413b及び第三回転体413cに伝達されたが、これに限定されない。例えば、駆動伝達機構413において、第一回転体413a、第二回転体413b、及び第三回転体413cのそれぞれが歯車とされ、第一回転体413aの回転を別の歯車を介して第二回転体413bに伝達するとともに、第一回転体413aの回転を別の歯車を介して第三回転体413cに伝達するようにしてもよい。すなわち、駆動伝達機構413は、第一回転体413a(歯車)と第二回転体413b(歯車)との間に介設される歯車、及び第一回転体413a(歯車)と第三回転体413c(歯車)との間に介設される歯車を備えてもよい。
上記実施形態において、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが、上下方向から見て円弧状に形成されたが、これに限定されない。例えば、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが、上下方向から見て直線状(正面視平板状)に形成されてもよい。但し、一対のドアパネル40a,40bのそれぞれが移動する軌道DRa,DRbは円弧状であることは勿論である。
上記実施形態において、ラックギア411a,411bとドアパネル40a,40bとを連結するアーム体414a,414bの一端部が、ドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致し、アーム体414a,414bが自身の一端部を回転中心にして回転可能に設けられたが、これに限定されない。例えば、ドアパネル40a,40bが軌道DRa,DRb上に設けられたレール33に沿って移動するようにすれば、ラックギア411a,411bとドアパネル40a,40bとが単純に連結部材を介して連結されてもよい。但し、円弧状のラックギア411a,411bの曲率中心CP4は、ドアパネル40a,40bの軌道DRa,DRbの曲率中心CP1,CP2と一致することが前提である。
上記実施形態において、一方のラックギア411aが対応するピニオンギア412aと噛合する複数の歯を外周に有し、他方のラックギア411bが対応するピニオンギア412bと噛合する複数の歯を内周に有したが、これに限定されない。例えば、一方のラックギア411aが対応するピニオンギア412aと噛合する複数の歯を内周に有し、他方のラックギア411bが対応するピニオンギア412bと噛合する複数の歯を外周に有してもよい。また、一対のラックギア411a,411bのそれぞれが、複数の歯を内周に有してもよいし、また、一対のラックギア411a,411bのそれぞれが、複数の歯を外周に有してもよい。
なお、一対のラックギア411a,411bの複数の歯が内外において同方向に向く場合、一対のラックギア411a,411bを相対的に反対方向で移動させるために、駆動伝達機構413は、一方のピニオンギア412aの回転方向と、他方のピニオンギア412bの回転方向とが逆になるように、一対のピニオンギア412a,412bに対してモータ410の駆動を伝達するようにすればよい。
上記実施形態において、一対のドアパネル40a,40bで乗降口300を開閉するようにしたが、これに限定されない。例えば、一枚のドアパネル40bで乗降口300を開閉するようにしてもよい。この場合、ドアパネルの数に応じたラックギア及びピニオンギアを設ければよい。
上記実施形態において、円弧状の軌道DRa,DRb上で移動するドアパネル40a,40bを含むドア装置4について説明したが、これに限定されない。例えば、直線状の軌道上で移動するドアパネル40a,40bを含むドア装置4であってもよい。この場合、真っすぐに延びるラックギアに噛合するピニオンギアに対して回転カム420を連結すればよい。
上記実施形態において、無端環状体413dを介してモータ410の回転トルクが伝達される回転体(第三回転体)413cに連結されるピニオンギア412bに回転カム420を連結したが、これに限定されない。例えば、モータ410の出力軸にピニオンギア412bが取り付けられる場合には、このピニオンギア412bに回転カム420を連結してもよい。
上記実施形態において、第一規制面421b及び第二規制面421cが異なる位置に設定されたが、これに限定されない。例えば、第一規制面421b及び第二規制面421cは、同一箇所或いは一部を重複させた箇所に設定されてもよい。すなわち、第一規制面421bが第二規制面421cの全部または一部に兼用されてもよい。
また、第一規制面421b及び第二規制面421cは、凹面にされてもよい。第一規制面421b及び第二規制面421cは、異なる形態であってもよい。すなわち、第一規制面421b又は第二規制面421cの何れか一方が平面にされ、第一規制面421b又は第二規制面421cの何れか他方が凹面にされてもよい。
また、第一規制面421b及び第二規制面421cは連続する(共通した面上にある)ものに限定されない。例えば、円弧面421aと連続する第一規制面421bと、円弧面421aと連続する第二規制面421cとの間の形態は種々変更可能である。すなわち、第一規制面421bと第二規制面421cとが間隔をあけて設定される場合、第一規制面421bと第二規制面421cとの間には当接体が接触しないため、平面、凹面、凸面の何れであってもよい。
上記実施形態において、当接体422は、自身の中心回りで回転可能なカムフォロアで構成されたが、これに限定されない。当接体422は、回転カム420のカム面421に対する接触抵抗が小さければ、回転不能であってもよい。
上記実施形態において、弾性体423は、コイルバネに限定されない。例えば、ゴム等の弾性を有する部材であってもよい。
上記実施形態において、支持機構424は、回転可能なレバー424bを備え、当接体422をレバー424bの回転に伴って円弧状に移動可能にしたが、これに限定されない。支持機構424は、当接体422を直動可能に支持してもよい。この場合、弾性体423は、圧縮状態にされ、その反力で当接体422が回転カム420のカム面421に向けて付勢されればよい。
上記実施形態において、開閉装置41がかご本体3の天井部31に支持されたが、これに限定されない。例えば、開閉装置41は、かご本体3の床部32に支持されてもよい。
1…エレベータ、2…かご、3…かご本体、4…ドア装置(かご用ドア装置)、30…周壁部、31…天井部、32…床部、33…レール、40a,40b…ドアパネル、41…開閉装置、42…ドアパネル規制装置、60…乗降口、300…乗降口、410…モータ、411a,411b…ラックギア、412a,412b…ピニオンギア、413…駆動伝達機構、413a…第一回転体、413b…第二回転体、413c…第三回転体、413d…無端環状体、414a,414b…アーム体、415…ベース、416…ブラケット、420…回転カム、421…カム面、421a…円弧面、421b…第一規制面、421c…第二規制面、421d…平面、422…当接体、423…弾性体、424…支持機構、424a…支持ブラケット、424b…レバー、424c…伝達部材、600a,600b…ドアパネル、BL1,BL2…基準線、CP1,CP2,CP3,CP4,CP5,CP6…曲率中心、DRa,DRb…軌道、F…階層、P1…全閉位置、P2…全開位置、R…昇降路、Ra,Rb,Rc,Rd…曲率半径

Claims (5)

  1. 軌道上で移動可能に設けられたドアパネルであって、利用者を収容するかご本体に設けられた乗降口を全閉する全閉位置と前記乗降口を全開する全開位置との間で往復動可能に設けられたドアパネルと、ドアパネルを全閉位置と全開位置との間で移動させる開閉装置と、ドアパネルが全開位置及び全閉位置にある状態で該ドアパネルの移動を規制するドアパネル規制装置とを備え、開閉装置は、単一のモータと、ドアパネルの軌道と同方向に延びるラックギアであって、ドアパネルに対して直接的又は間接的に連結されたラックギアと、ラックギアに噛合するピニオンギアであって、モータの駆動を受けて回転するピニオンギアとを備え、ピニオンギアは、ドアパネルが全閉位置から全開位置まで移動する際及び全開位置から全閉位置に移動する際に一回転以下で回転するように設定され、ドアパネル規制装置は、ピニオンギアに対して同心で連結される回転カムであって、外周にカム面を有する回転カムと、回転カムのカム面に当接可能に設けられる当接体と、当接体をカム面に押し付ける弾性体とを備え、カム面は、当該回転カムの回転中心からの曲率半径が一定の円弧面と、該円弧面の周方向の一端側で隣り合う第一規制面であって、当該回転カムの回転中心からの距離が円弧面の曲率半径よりも短い第一規制面と、該円弧面の周方向の他端側で隣り合う第二規制面であって、当該回転カムの回転中心からの距離が円弧面の曲率半径よりも短い第二規制面とを含み、回転カムの回転中心と周方向における円弧面の一端とを結ぶ仮想線と、回転カムの回転中心と周方向における円弧面の他端とを結ぶ仮想線との角度は、ドアパネルが全閉位置から全開位置まで移動する際又は全開位置から全閉位置に移動する際のピニオンギアの回転角度未満に設定されるエレベータのかご用ドア装置。
  2. 当接体は、回転カムの回転中心の延びる方向と同方向に延びる軸線周りで回転自在なカムフォロアである請求項1に記載のエレベータのかご用ドア装置。
  3. ドアパネル規制装置は、当接体を回転カムの径方向に移動可能に支持する支持機構を備える請求項1又は2に記載のエレベータのかご用ドア装置。
  4. 支持機構は、一方向に延び且つ該一方向に第一端部と該第一端部に対して反対側の第二端部とを有するレバーであって、第一端部と第二端部との間の中間位置で当接体の回転中心と同方向に延びる軸線周りで回転自在なレバーを備え、当接体は、レバーの第一端部に取り付けられ、弾性体は、レバーの第二端部を付勢している請求項3に記載のエレベータのかご用ドア装置。
  5. 回転カムのカム面は、周方向における円弧面の一端と他端とを繋ぐ平面を含み、該平面における円弧面の一端と隣り合う領域が第一規制面とされ、該平面における円弧面の他端と隣り合う領域が第二規制面とされている請求項1乃至4の何れか1項に記載のエレベータのかご用ドア装置。
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