JP2019043697A - 長尺部品の整列方法及びトレイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態に係る長尺部品の整列方法では、移載先トレイ70に設けられた仮置き面78に、複数の長尺部品60を側面60Aが横向きの状態でそれぞれ仮置きする。次いで、移載先トレイ70を傾斜させることにより、仮置き面78に隣接して一段高く設けられた段差面80の端側の角部88を支点として、複数の長尺部品60を側面60Aが下向きになるように軸方向周りに回転させる。そして、段差面80に対する仮置き面78と反対側に段差面80と隣接して設けられた収容凹部84の内側に、側面60Aが下向きのまま、複数の長尺部品60をそれぞれ落下させる。
【選択図】図21
Description
図1は、本実施形態における治具10及び移載元トレイ40の斜視図である。図1に示されるように、本実施形態に係る長尺部品の整列方法には、治具10及び移載元トレイ40が使用される。
図2は、図1に示される移載元トレイ40の斜視図であって、移載元トレイ40に複数の長尺部品60が収容された状態を示す図であり、図3は、図2に対応する移載元トレイ40の二面図(平面図及び縦断面図)である。
図4は、図2、図3に示される長尺部品60の斜視図である。長尺部品60は、一例として、光学部品である。この長尺部品60は、断面四角形状の一例として、断面矩形状に形成されており、一対の側面60Aと、上面60Bと、下面60Cとを有する。長尺部品60の上面60Bは、光路や電極等が形成された微細構造面である。長尺部品60の軸方向の両端部には、上側に突出する突出部62が形成されている。
図5は、本実施形態における移載先トレイ70の斜視図であって、移載先トレイ70に複数の長尺部品60が整列された状態を示す図である。また、図6は、図5に対応する移載先トレイ70の二面図(平面図及び縦断面図)であり、図7は、図6に示される移載先トレイ70単体の二面図(平面図及び縦断面図)である。
図9は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「移載元トレイ組付工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図9に示されるように、「移載元トレイ組付工程」では、二つの移載元トレイ40が一対の第二回転軸30の軸方向に並べられた状態で回転部20に取り付けられる。
図10は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「移載元トレイに対する長尺部品の位置決め工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図10に示されるように、「移載元トレイに対する長尺部品の位置決め工程」では、回転部20と共に移載元トレイ40が水平な状態から傾斜される。
図11は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「トレイ重ね合わせ工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図11に示されるように、「トレイ重ね合わせ工程」では、移載元トレイ40の上に、移載先トレイ70が重ね合わされる。移載先トレイ70は、複数の固定部34によって回転部20に固定される。
図12は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「移載先トレイに対する長尺部品の位置決め工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図12に示されるように、「移載元トレイに対する長尺部品の位置決め工程」では、移載元トレイ40(図11参照)の上に移載先トレイ70が重ね合わされた状態で、移載元トレイ40及び移載先トレイ70が水平な状態から傾斜される。
図13は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「上下反転・傾斜工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図13に示されるように、「上下反転・傾斜工程」では、移載元トレイ40及び移載先トレイ70が、水平な状態から180度回転されて上下反転され、そこからさらに30度回転して傾斜される。このとき、回転部20の回転及び傾斜は、作業者が回転ツマミ32を操作することにより実行される。
図14は、本実施形態に係る長尺部品の整列方法における「長尺部品整列工程」を治具10の斜視図にて説明する図である。図14に示されるように、「長尺部品整列工程」では、移載先トレイ70が傾斜された状態で、移載元トレイ40が移載先トレイ70から取り外される。
トレイに設けられた仮置き面に、複数の長尺部品を側面が横向きの状態でそれぞれ仮置きし、
前記トレイを傾斜させることにより、前記仮置き面に隣接して一段高く設けられた段差面の端側の角部を支点として、前記複数の長尺部品を前記側面が下向きになるように軸方向周りに回転させ、
前記段差面に対する前記仮置き面と反対側に前記段差面と隣接して設けられた収容凹部の内側に、前記側面が下向きのまま、前記複数の長尺部品をそれぞれ落下させる、
ことを含む長尺部品の整列方法。
(付記2)
前記複数の長尺部品が収容された移載元トレイの上に、前記トレイとしての移載先トレイを重ね合わせ、
前記移載元トレイ及び前記移載先トレイを上下反転させて前記複数の長尺部品を前記仮置き面に仮置きする、
付記1に記載の長尺部品の整列方法。
(付記3)
前記移載元トレイを傾斜させて前記移載元トレイの第一突き当て部に前記複数の長尺部品を突き当てて、前記複数の長尺部品を前記移載元トレイに対して位置決めし、
前記複数の長尺部品を前記移載元トレイに対して位置決めした状態で、前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせ、
前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせた状態で、前記移載元トレイ及び前記移載先トレイを傾斜させて前記移載先トレイの第二突き当て部に前記複数の長尺部品を突き当てて、前記複数の長尺部品を前記仮置き面と対向する位置に位置決めする、
付記2に記載の長尺部品の整列方法。
(付記4)
前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせた状態では、前記複数の長尺部品の軸方向周りの回転を前記移載元トレイによって規制し、
前記移載先トレイを傾斜させると共に、前記移載元トレイを前記移載先トレイから取り外すことにより、前記角部を支点として、前記複数の長尺部品を軸方向周りに回転させる、
付記2又は付記3に記載の長尺部品の整列方法。
(付記5)
前記移載元トレイに前記複数の長尺部品を軸方向と直交する方向に並列して収容し、
前記移載先トレイで前記複数の長尺部品を軸方向と直交する方向に整列させる、
付記2〜付記4のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記6)
前記トレイは、スパッタ成膜用の治具である、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記7)
前記収容凹部の内側に前記複数の長尺部品をそれぞれ落下させることにより、前記トレイの底部に形成された開口を通じて前記側面を露出させる、
付記1〜付記6のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記8)
前記開口は、前記側面にスパッタ成膜を施すための開口である、
付記7に記載の長尺部品の整列方法。
(付記9)
前記長尺部品は、光学部品である、
付記1〜付記8のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記10)
前記長尺部品は、断面四角形状である、
付記1〜付記9のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記11)
前記長尺部品の上面は、微細構造面である、
付記1〜付記10のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記12)
前記複数の長尺部品を前記上面が上向き又は下向きの状態で前記トレイに収容する、
付記1〜付記11のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記13)
前記長尺部品は、断面矩形状であり、
前記トレイを傾斜させることにより、前記角部を支点として、前記複数の長尺部品を前記側面が下向きになるように軸方向周りに90度回転させる、
付記1〜付記12のいずれか一項に記載の長尺部品の整列方法。
(付記14)
複数の長尺部品を整列させる複数の整列部を有するトレイであって、
前記整列部は、
上側を向く仮置き面と、
前記仮置き面に隣接して一段高く設けられた段差面と、
前記段差面に対する前記仮置き面と反対側に前記段差面と隣接して設けられ、上側に開口する収容凹部と、
を有する、
トレイ。
(付記15)
前記整列部は、前記収容凹部の開口の周縁部における前記段差面と反対側の縁部に形成され、前記収容凹部の開口に対して上側に突出するガイド部をさらに有する、
付記14に記載のトレイ。
40 移載元トレイ
48 第一突き当て部
50 第二突き当て部
60 長尺部品
60A 側面
60B 上面
60C 下面
70 移載先トレイ(トレイの一例)
76 整列部
78 仮置き面
80 段差面
82 縦面
84 収容凹部
84A 開口
86 ガイド部
88 角部
Claims (6)
- トレイに設けられた仮置き面に、複数の長尺部品を側面が横向きの状態でそれぞれ仮置きし、
前記トレイを傾斜させることにより、前記仮置き面に隣接して一段高く設けられた段差面の端側の角部を支点として、前記複数の長尺部品を前記側面が下向きになるように軸方向周りに回転させ、
前記段差面に対する前記仮置き面と反対側に前記段差面と隣接して設けられた収容凹部の内側に、前記側面が下向きのまま、前記複数の長尺部品をそれぞれ落下させる、
ことを含む長尺部品の整列方法。 - 前記複数の長尺部品が収容された移載元トレイの上に、前記トレイとしての移載先トレイを重ね合わせ、
前記移載元トレイ及び前記移載先トレイを上下反転させて前記複数の長尺部品を前記仮置き面に仮置きする、
請求項1に記載の長尺部品の整列方法。 - 前記移載元トレイを傾斜させて前記移載元トレイの第一突き当て部に前記複数の長尺部品を突き当てて、前記複数の長尺部品を前記移載元トレイに対して位置決めし、
前記複数の長尺部品を前記移載元トレイに対して位置決めした状態で、前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせ、
前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせた状態で、前記移載元トレイ及び前記移載先トレイを傾斜させて前記移載先トレイの第二突き当て部に前記複数の長尺部品を突き当てて、前記複数の長尺部品を前記仮置き面と対向する位置に位置決めする、
請求項2に記載の長尺部品の整列方法。 - 前記移載元トレイの上に前記移載先トレイを重ね合わせた状態では、前記複数の長尺部品の軸方向周りの回転を前記移載元トレイによって規制し、
前記移載先トレイを傾斜させると共に、前記移載元トレイを前記移載先トレイから取り外すことにより、前記角部を支点として、前記複数の長尺部品を軸方向周りに回転させる、
請求項2又は請求項3に記載の長尺部品の整列方法。 - 複数の長尺部品を整列させる複数の整列部を有するトレイであって、
前記整列部は、
上側を向く仮置き面と、
前記仮置き面に隣接して一段高く設けられた段差面と、
前記段差面に対する前記仮置き面と反対側に前記段差面と隣接して設けられ、上側に開口する収容凹部と、
を有する、
トレイ。 - 前記整列部は、前記収容凹部の開口の周縁部における前記段差面と反対側の縁部に形成され、前記収容凹部の開口に対して上側に突出するガイド部をさらに有する、
請求項5に記載のトレイ。
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