JP2019042094A - 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 - Google Patents
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Abstract
Description
前記一次側配管に接続され、スプリンクラーヘッドまで配管された二次側配管と、
前記一次側配管と前記二次側配管との間に設置され、火災発生時以外では閉状態が維持される予作動式流水検知装置と、
火災を感知して火災信号を送出する火災感知器と、
前記二次側配管に一端側を接続すると共に、他端側を、真空ポンプから立ち上がって配管された吸気管と、下端が前記消火水槽まで垂下した排水管に接続された吸引管と、
前記吸引管の途中部に設置された、前記二次側配管内の圧力の適正保持用の流量制御弁と、
前記吸引管の途中部における前記流量制御弁より前記二次側配管側の位置に設置された、前記二次側配管内の圧力を検出する真空スイッチと、
火災発生時に前記火災感知器からの火災信号を受信し、後記制御盤に該信号を送信する信号受信盤と、
前記信号受信盤からの信号を受信し、前記予作動式流水検知装置を開状態として前記一次側配管と前記二次側配管とを連通状態とすると共に、前記送水ポンプを作動させる制御盤とからなり、
火災発生時以外のときには前記一次側配管と前記二次側配管のいずれにも水が充填されており、且つ前記二次側配管内を、前記吸引管及び前記吸気管を介して前記真空ポンプで負圧状態とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備において、
前記吸引管の途中部に設置された流量制御弁として、
二次側配管から吸引管に流入する空気と水が通過する本体部と、該本体部内で水の圧力により前進移動可能に設けられたピストン部と、該ピストン部を後退移動方向に付勢するコイルバネとによって構成され、
前記本体部は、シリンダ部と、該シリンダ部の一端側に装着されるカバー部とからなり、
前記シリンダ部は、その一端部が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、流出口と、該流出口の内側に連成された該流出口より小径の開口を設けてなり、
前記カバー部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、前記流出口と同径の流入口を設けてなり、
前記ピストン部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、他端部に外径が前記シリンダ部の内径と等しいフランジ部を形成し、閉塞部分の中心部に前記シリンダ部における閉塞部分の開口より小径の開口を設けると共に、円筒状部分に該開口より大径の開口を設けてなり、流入する水の圧力によって前記コイルバネの付勢力に抗して最前進位置まで移動することによりその閉塞部分が前記シリンダ部の内側面に密接するようになされた流量制御弁を用いてなることを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備にある。
火災発生時以外のときにおける二次側配管の温度変化による体積膨張や流量制御管等からの微少な空気流入等による緩慢な圧力上昇があるときは、図2に示す如く、ピストン部9は後退位置にあり、カバー部2Bの流入口7から流入した空気と水は、ピストン部9の小径の開口11と大径の開口12を通って合流し、シリンダ部2Aの開口4と流出口3から流出する。
2 本体部
2A シリンダ部
2A′ 閉塞部分
2A″ 孔
2B カバー部
3 流出口
4 開口
7 流入口
9 ピストン部
9′ 閉塞部分
10 フランジ部
10A 傾斜面
11 小径の開口
12 大径の開口
13 コイルバネ
14 コイルバネ
15 インジケータ
18 コイルバネ
19 インジケータ
100′ 負圧湿式予作動スプリンクラー設備
100 負圧湿式予作動スプリンクラー設備
101 一次側配管
102 消火水槽
103 送水ポンプ
104 二次側配管
105 スプリンクラーヘッド
106 予作動式流水検知装置
107 火災感知器
108 吸引管
109 真空ポンプ
110 吸気管
111 排水管
113 真空スイッチ
114 信号受信盤
115 制御盤
Claims (4)
- 消火水槽から送水ポンプを介して上方に立ち上がって配管された一次側配管と、
前記一次側配管に接続され、スプリンクラーヘッドまで配管された二次側配管と、
前記一次側配管と前記二次側配管との間に設置され、火災発生時以外では閉状態が維持される予作動式流水検知装置と、
火災を感知して火災信号を送出する火災感知器と、
前記二次側配管に一端側を接続すると共に、他端側を、真空ポンプから立ち上がって配管された吸気管と、下端が前記消火水槽まで垂下した排水管とに接続された吸引管と、
前記吸引管の途中部に設置された、前記二次側配管内の圧力の適正保持用の流量制御弁と、
前記吸引管の途中部における前記流量制御弁より前記二次側配管側の位置に設置された、前記二次側配管内の圧力を検出する真空スイッチと、
火災発生時に前記火災感知器からの火災信号を受信し、後記制御盤に該信号を送信する信号受信盤と、
前記信号受信盤からの信号を受信し、前記予作動式流水検知装置を開状態として前記一次側配管と前記二次側配管とを連通状態とすると共に、前記送水ポンプを作動させる制御盤とからなり、
火災発生時以外のときには前記一次側配管と前記二次側配管のいずれにも水が充填されており、且つ前記二次側配管内を、前記吸引管及び前記吸気管を介して前記真空ポンプで負圧状態とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備において、
前記吸引管の途中部に設置された流量制御弁として、
二次側配管から吸引管に流入する空気と水が通過する本体部と、該本体部内で水の圧力により前進移動可能に設けられたピストン部と、該ピストン部を後退移動方向に付勢するコイルバネとによって構成され、
前記本体部は、シリンダ部と、該シリンダ部の一端側に装着されるカバー部とからなり、
前記シリンダ部は、その一端部が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、流出口と、該流出口の内側に連成された該流出口より小径の開口を設けてなり、
前記カバー部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、前記流出口と同径の流入口を設けてなり、
前記ピストン部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、他端部に外径が前記シリンダ部の内径と等しいフランジ部を形成し、閉塞部分の中心部に前記シリンダ部における閉塞部分の開口より小径の開口を設けると共に、円筒状部分に該開口より大径の開口を設けてなり、流入する水の圧力によって前記コイルバネの付勢力に抗して最前進位置まで移動することによりその閉塞部分が前記シリンダ部の内側面に密接するようになされた流量制御弁を用いてなることを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備。 - ピストン部に設ける大径の開口と小径の開口とを、大径の開口のみとしてなる請求項1記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備。
- ピストン部におけるフランジ部の外周部に、前部が低い傾斜面を形成する一方、シリンダ部における前記ピストン部のフランジ部の傾斜面に対応する位置に孔を貫設し、該孔内に、下端部が前記ピストン部のフランジ部の傾斜面に摺接し、コイルバネをもって内方に移動するよう付勢された円柱状のインジケータを出没自在に挿入してなる請求項1又は2記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備。
- シリンダ部に孔を貫設し、該孔内に、コイルバネをもって内方に移動するよう付勢された円柱状のインジケータを出没自在に挿入し、前記ピストン部が最前進位置まで移動したときの水の圧力により前記コイルバネの付勢力に抗して前記孔から突出するようになした請求項1又は2記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備。
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JP2017168084A JP6491716B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
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CN112843551A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-05-28 | 重庆渝开信息技术有限公司 | 一种消防车水泵稳压控制系统及其控制方法 |
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JP2010253002A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Nittan Co Ltd | 負圧湿式スプリンクラーシステム |
JP2011045557A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Nittan Co Ltd | 負圧湿式スプリンクラーシステム |
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