JP2019041878A - ジグソーパズル - Google Patents
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Abstract
【課題】文字の組合せのバリエーションを増やすことが可能なジグソーパズルを提供することにある。【解決手段】組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、実質的に同じ形状を有するとともに、同じ文字が表示された2つのパズルピースから構成されるピースセット12を含み、ピースセット12のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭が四辺形である。2つのパズルピースから構成されるピースセット12に表示された文字はそれぞれ1文字から構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、組み立て・分解が可能なジグソーパズルに関する。
一枚の絵を幾つかの小片に分解して、分解した小片を再び組み立てるジグソーパズルが知られている。例えば、特許文献1には複数のピースがボードの所定の位置に配置される英語学習ジグソーパズルが記載されている。特許文献1に記載のジグソーパズルは、英単語又はチャンクが表記された英文字ピースと、ピースが配置されるボードであってキーワードが表記されたボードなどで構成されている。
本発明者らは、文字や単語を学習するためのジグソーパズルについて検討して以下のような認識を得た。ピースを組み合わせて学習することができるジグソーパズルが考えられる。特許文献1に記載のジグソーパズルは、1つのピースに1つの単語又はチャンクが記載されており、嵌合部の位置がそれぞれ異なることによりピースの並び順が固定されている。このため、このジグソーパズルは、任意の並び順で文字を表示したピースを組み合わせて単語自身を学習することには不向きである。
そこで、本発明者らは、26文字のアルファベットを1文字ずつ表示したピースを含むジグソーパズルを案出した。このジグソーパズルによると、文字を表示したピースを任意の並び順で組み合わせて単語を学習することができる。しかし、このジグソーパズルでは、例えば「apple」などの同じ文字を複数含む単語を組み立てることができず、文字の組合せのバリエーションが限定される課題があることを認識した。
このような課題は、アルファベットを表示したジグソーパズルに限られず、ひらがな、カタカナ、漢字など、アルファベット以外の文字を表示するジグソーパズルについても生じうる。
このような課題は、アルファベットを表示したジグソーパズルに限られず、ひらがな、カタカナ、漢字など、アルファベット以外の文字を表示するジグソーパズルについても生じうる。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、文字の組合せのバリエーションを増やすことが可能なジグソーパズルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のジグソーパズルは、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、実質的に同じ形状を有し、同じ文字が表示された2以上のパズルピースを含んでいる。2以上のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭が四辺形である。
この態様によると、ジグソーパズルは同じ文字が表示された2以上のパズルピースを含むことができる。
本発明の別の態様もまた、ジグソーパズルである。このジグソーパズルは、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、実質的に同じ形状を有する複数のパズルピースを含む。複数のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭において角が丸められた形状を有し、組み立てられた状態において、複数のパズルピースそれぞれの間に隙間が形成される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、文字の組合せのバリエーションを増やすことが可能なジグソーパズルを提供することができる。
以下、本発明を好適な幾つかの実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。各実施形態、比較例および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
[第1実施形態]
図面を参照して第1実施形態に係るジグソーパズル100について説明する。図1は、第1実施形態に係るジグソーパズル100の構成の一例を示す平面図である。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は平面上において左右方向に対応し、Y軸方向は平面上において上下方向に対応し、Z軸方向は厚み方向に対応する。Y軸方向、Z軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。このような方向の表記はジグソーパズル100の使用姿勢を制限するものではなく、ジグソーパズル100は任意の姿勢で使用されうる。
図面を参照して第1実施形態に係るジグソーパズル100について説明する。図1は、第1実施形態に係るジグソーパズル100の構成の一例を示す平面図である。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は平面上において左右方向に対応し、Y軸方向は平面上において上下方向に対応し、Z軸方向は厚み方向に対応する。Y軸方向、Z軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。このような方向の表記はジグソーパズル100の使用姿勢を制限するものではなく、ジグソーパズル100は任意の姿勢で使用されうる。
ジグソーパズル100は、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルである。ジグソーパズル100は、複数のパズルピース10を備える。複数のパズルピース10は、例えば厚紙から形成される底板(不図示)によって下側から支持されてもよい。複数のパズルピース10は、底板に設けられた枠部(不図示)によって周辺から支持されてもよい。
組み立てられた状態においてジグソーパズル100の表側に図柄または模様(不図示)が現れるように、複数のパズルピース10には模様(不図示)が設けられてもよい。この図柄または模様は、絵画、写真、図形、記号およびキャラクターなどであってもよく、例えば印刷により形成されてもよい。
複数のパズルピース10は、実質的に同じ形状を有し、同じ文字が表示された2以上のパズルピースのセット(以下、ピースセットという)を含んでいる。図1の例では、複数のパズルピース10は、それぞれ同じ文字が表示された2つのパズルピースからなるピースセット12a〜12zを含んでいる。ピースセット12a〜12zを総括するときは、ピースセット12という。ピースセット12の各ピースには文字が例えば印刷により表示されている。各ピースの文字は、無地の表面上に表示されてもよく、上述した模様の上に表示されてもよい。
図1の例では、ピースセット12の各ピースに表示された文字はそれぞれ実質的に1文字からなる。以下、各ピースに表示された文字の上下方向を単に文字の上下方向と、各ピースに表示された文字の左右方向を単に文字の左右方向ということがある。なお、この明細書において「実質的に1文字」とは、実質的に1文字が表示されていると認識されるものを含む。実質的に1文字が表示されていると認識されるケースには、例えば”A”と”a”など同じ文字の大文字と小文字が表示されているケース、同じ文字が重ねて表示されているケース、大きさの異なる同じ文字が表示されているケース、その文字の発音に対応する表示が一緒に表示されているケース、その文字に関連する情報が一緒に表示されているケース、例えば”A”と”1”などその文字とは別の分類の文字や記号が一緒に表示されているケースが含まれる。
ピースセット12を構成する2以上のパズルピースそれぞれは実質的に同じ形状を有する。なお、本明細書において「実質的に同じ形状」というときは、目視において同じ形状と認識できる程度の同一性を有する形状をいい、製造誤差や計測の誤差による相違は考慮しないものとする。
ピースセット12それぞれに含まれる2つのピースを区別するために一方に(1)の符号を付加し、他方に(2)の符号を付加して表記する。図2は、ピースセット12の一例を示す平面図である。ピースセット12は2つのパズルピースであるピース12(1)、12(2)を含んでいる。ピース12(1)、12(2)それぞれは、互いに接続可能な係合部20を有している。ピース12(1)、12(2)それぞれは、係合部20がない場合の平面視の輪郭(以下、基本形状という)が四辺形である。ピース12(1)、12(2)それぞれは、係合部20が設けられる4つの側縁14a、14b、14c、14dを有する。図2の例では、ピース12(1)、12(2)それぞれ基本形状は四角形であり、側縁14a、14b、14c、14dは、この四角形の各辺に対応している。
側縁14a、14cはX軸方向に離れて配置されY軸方向に伸びる側縁である。側縁14b、14dはY軸方向に離れて配置されX軸方向に伸びる側縁である。側縁14a、14bは交わって頂点14fを形成する。側縁14b、14cは交わって頂点14eを形成する。側縁14c、14dは交わって頂点14hを形成する。側縁14d、14aは交わって頂点14gを形成する。頂点14e、14f、14g、14hの内角は90°に設定されている。
係合部20は側縁14a、14b、14c、14dそれぞれに設けられている。側縁14b、14cには凸型係合部20b、20cが設けられ、側縁14a、14dには凹型係合部20a、20dが設けられている。係合部20は側縁14a〜14cの延在方向の略中央に位置している。凸型係合部20b、20cは、平面視で、側縁14b、14cから外方に突出しており、先側が略楕円形状を有し、根元部はくびれた形状を有している。凹型係合部20a、20dは、平面視で、側縁14a、14dから内方に窪んだ形状を有している。凹型係合部20a、20dは、凸型係合部20b、20cと嵌合可能な湾曲形状を有している。凹型係合部20a、20dの内形寸法と凸型係合部20b、20cの外径寸法が同一に設定されている。側縁14bの凸型係合部20bと、側縁14dの凹型係合部20dと、はX軸方向において実質的に同じ位置に設けられる。側縁14cの凸型係合部20cと、側縁14aの凹型係合部20aと、はY軸方向において実質的に同じ位置に設けられる。なお、本明細書において「実質的に同じ位置」というときは、目視において同じ位置と認識できる程度の同一性を有する形状をいい、製造誤差や計測の誤差による相違は考慮しないものとする。
ピースセット12の各ピースは、上述の形状を有することにより、文字の左右方向(X軸方向)に任意の順番で接続することができる。図3は、ピースセット12を左右方向に連結した状態の一例を示す平面図である。この図では、左から順にピース12a(1)、12p(1)、12p(2)、12l(1)および12e(1)を並べて連結することにより、左右に並んだ単語「APPLE」を表現している。
ピースセット12のピースは、上述の形状を有することにより、文字の上下方向(Y軸方向)に任意の順番で接続することができる。図4は、ピースセット12を上下方向に連結した状態の一例を示す平面図である。この図では、上から順にピース12a(1)、12p(1)、12p(2)、12l(1)および12e(1)を並べて連結することにより、上下に並んだ単語「APPLE」を表現している。
このように、ジグソーパズル100は、ピースセット12のピースを連結して任意の英単語を表現することができる。ピースセット12は、例えば、「COFFEE」のように同じ2文字を2組含む単語を表現することができる。ピースセット12は、1文字について複数のピースを含むため、1文字について1個のピースのみを含む場合と比較して文字の組合せのバリエーションを増やすことができる。同じ3文字を含む単語は少ないので、同じ2文字を含むことで多くの単語を表現することが可能である。
次に、このように構成された本発明の第1実施形態に係るジグソーパズル100の作用・効果を説明する。
第1実施形態に係るジグソーパズル100は、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、実質的に同じ形状を有し、同じ文字が表示された2つのパズルピースから構成されるピースセット12を含み、ピースセット12のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部20を有し、当該係合部20がない場合の平面視の輪郭が四辺形である。この構成によれば、同じ文字が表示された2つのパズルピースから構成されるピースセット12を含むから、同じ文字を2つ含む単語を表現することができる。つまり、ジグソーパズル100は、1文字当り1つのパズルピースを含むジグソーパズルに比べて、表示可能な文字列のバリエーションを増やすことができる。
第1実施形態に係るジグソーパズル100では、2つのパズルピースから構成されるピースセット12に表示された文字はそれぞれ1文字から構成されている。この構成によれば、複数の文字が表示されるパズルピースと比較して、種類の少ないピースでより多様な文字列を表現することができる。
第1実施形態に係るジグソーパズル100では、2以上のパズルピースから構成されるピースセット12は、任意の順番で接続可能に構成されている。この構成によれば、例えば子供など単語を学習する者の任意の発想に対応する文字列を表現することができる。
第1実施形態に係るジグソーパズル100では、2以上のパズルピースから構成されるピースセット12は、表示された文字の上下方向および左右方向に接続可能に構成されている。この構成によれば、左右方向に配列される文字列および上下に配列される文字列を表現することができる。
[第2実施形態]
図面を参照して第2実施形態に係るジグソーパズル200について説明する。図5は、第2実施形態に係るジグソーパズル200の平面図である。
図面を参照して第2実施形態に係るジグソーパズル200について説明する。図5は、第2実施形態に係るジグソーパズル200の平面図である。
ジグソーパズル200は、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルである。ジグソーパズル200は、パズルピース208を備える。パズルピース208は、実質的に同じ形状を有する複数のパズルピース210を含む。パズルピース208は、例えば底板(不図示)によって下側から支持されてもよい。パズルピース208は、底板に設けられた枠部(不図示)によって周辺から支持されてもよい。
組み立てられた状態においてジグソーパズル200の表側に図柄または模様(不図示)が現れるように、パズルピース208には模様(不図示)が設けられてもよい。この図柄または模様は、絵画、写真、図形、記号およびキャラクターなどであってもよく、例えば印刷により形成されてもよい。
図6は、パズルピース210の一例を示す平面図である。パズルピース210は、互いに接続可能な係合部220を有している。パズルピース210は、係合部220がない場合の平面視の輪郭(以下、基本形状という)において角部が丸みを帯びた形状または湾曲した形状を有している。各パズルピース210の基本形状は、例えば、各コーナRが短辺の長さの30%以上である矩形形状であってもよい。各パズルピース210の基本形状は、長丸形状、楕円形状または円形状であってもよい。図6の例では、各パズルピース210の基本形状は上下に長い長丸形状である。
係合部220は各パズルピース210の上下方向および左右方向の4方の縁に設けられる。上方の側縁214aおよび左方の側縁214bには凸型係合部220a、220bが設けられている。下方の側縁214cおよび右方の側縁214dには凹型係合部220c、220dが設けられている。パズルピース210におけるX軸方向の位置において、凸型係合部220aおよび凹型係合部220cは実質的に同じ位置に設けられる。図6の例では、凸型係合部220aおよび凹型係合部220cは、パズルピース210の基本形状のX軸方向略中央に設けられている。
パズルピース210におけるY軸方向の位置において、凸型係合部220bおよび凹型係合部220dは実質的に同じ位置に設けられる。図6の例では、凸型係合部220bおよび凹型係合部220dは、パズルピース210の基本形状のY軸方向略中央に設けられている。なお、本明細書において「実質的に同じ位置」というときは、目視において同じ位置と認識できる程度の同一性を有する形状をいい、製造誤差や計測の誤差による相違は考慮しないものとする。
図7は、ジグソーパズル200の一部を拡大して示す拡大平面図である。図7に示すように、各パズルピース210は上下方向(Y軸方向)及び左右方向(X軸方向)に配列され、各パズルピース210の係合部220同士は上下方向及び左右方向に連結される。パズルピース210の凸型係合部220aは上側のパズルピース210の凹型係合部220cに連結される。パズルピース210の凸型係合部220bは左側のパズルピース210の凹型係合部220dに連結される。パズルピース210の凹型係合部220cは下側のパズルピース210の凸型係合部220aに連結される。パズルピース210の凹型係合部220dは右側のパズルピース210の凸型係合部220bに連結される。
上述のように連結された状態では、各パズルピース210の角部が丸みを帯びているため、各パズルピース210の間に隙間222が形成される。隙間222は、例えば手指の先端がパズルピース210の側縁に掛かる程度の大きさを有する。図7の例では、隙間222は略十字形状または四角星形状を有する。隙間222は、平面視において2回または4回の回転対称形状を有する。
パズルピース208は、同じ文字が表示された2以上のパズルピースのセット(以下、ピースセット212という)を含んでいる。図8は、ピースセット212の構成の一例を示す平面図である。図8の例では、各ピースセット212は、それぞれ同じ文字が表示された2つのピースからなるピースセット212a〜212zを含んでいる。ピースセット212の各ピースには文字が例えば印刷により表示されている。各ピースの文字は、無地の表面上に表示されてもよく、上述した模様の上に表示されてもよい。
図8の例では、ピースセット212の各ピースに表示された文字はそれぞれ実質的に1文字からなる。以下、各ピースに表示された文字の上下方向を単に文字の上下方向と、各ピースに表示された文字の左右方向を単に文字の左右方向ということがある。
ピースセット212のピースは、上述の形状を有することにより、文字の左右方向(X軸方向)に任意の順番で接続することができる。図9は、ピースセット212のピースを左右方向に連結した状態の一例を示す平面図である。この図では、左から順にピース212a(1)、212p1、212p2、212l1および212e1を並べて連結することにより、左右に並んだ単語「APPLE」を表現している。
ピースセット212のピースは、上述の形状を有することにより、文字の上下方向(Y軸方向)に任意の順番で接続することができる。図10は、ピースセット212のピースを上下方向に連結した状態の一例を示す平面図である。この図では、上から順にピース212a(1)、212p1、212p2、212l1および212e1を並べて連結することにより、上下に並んだ単語「APPLE」を表現している。
このように、ジグソーパズル200は、ピースセット212のピースを連結して任意の英単語を表現することができる。ピースセット212は、1文字について複数のピースを含むため、1文字について1個のピースのみを含む場合と比較して文字の組合せのバリエーションを増やすことができる。
次に、このように構成された本発明の第2実施形態に係るジグソーパズル200の作用・効果を説明する。
第2実施形態に係るジグソーパズル200は、組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、実質的に同じ形状を有する複数のパズルピースを含み、複数のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭において角が丸められた形状を有し、組み立てられた状態において、複数のパズルピースそれぞれの間に隙間が形成されている。この構成によれば、その隙間に指が掛けやすくなるから、分解・組立が容易になり幼児の使用も可能になる。隙間を設けることにより、その隙間から裏側の台紙の色や模様が出て、従来のジグソーパズルとは違った印象のデザインを実現することができる。丸みを帯びた形状にすることで鋭いエッジがほとんどなくなり、幼児が遊んでも怪我などの心配を軽減することができる。
第2実施形態に係るジグソーパズル200では、平面視において、隙間は2回または4回の回転対称形状を有している。この構成によれば、隙間の形状が非対称な場合と比べてジグソーパズル200の意匠性を向上させることができる。特に、隙間が対象形状であることにより、従来のジグソーパズルとは異なる印象のデザインを実現することができる。
第2実施形態に係るジグソーパズル200では、複数のパズルピースそれぞれは、平面視の輪郭が長丸形状、楕円形状または円形状を有している。この構成によれば、矩形ピースとは異なる印象のデザインを実現することができる。
第2実施形態に係るジグソーパズル200では、複数のパズルピースは、同じ文字が表示された2以上のパズルピースを含んでいる。この構成によれば、同じ文字を2つ含む単語を表現することができ、1文字当り1つのパズルピースを含むジグソーパズルに比べて、表示可能な文字列のバリエーションを増やすことができる。
以上、本発明の幾つかの実施形態をもとに説明した。これらの各実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、各実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。各実施形態と重複する説明を適宜省略し、各実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
(第1変形例)
第1〜第2実施形態のジグソーパズル100、200の説明では、パズルピースを組み立てた状態において所定の意匠の絵柄または模様が表面に表示される例について説明したが、これに限定されない。本発明に係るジグソーパズルは、リバーシブルに使用可能に構成されてもよい。つまり、パズルピースを裏返して裏面も表面と同様に組み立てて使用できるようにしてもよい。
第1〜第2実施形態のジグソーパズル100、200の説明では、パズルピースを組み立てた状態において所定の意匠の絵柄または模様が表面に表示される例について説明したが、これに限定されない。本発明に係るジグソーパズルは、リバーシブルに使用可能に構成されてもよい。つまり、パズルピースを裏返して裏面も表面と同様に組み立てて使用できるようにしてもよい。
特に、複数のパズルピースは、第1面および当該第1面と反対側の第2面を有し、複数のパズルピースを、第1面を表側として組み立てた状態で第1デザインの絵柄または模様が表面に表示され、複数のパズルピースを、第2面を表側として組み立てたときに第2デザインの絵柄または模様が表面に表示されてもよい。この場合に、第2デザインの絵柄または模様は、第1デザインの絵柄または模様と同一であってもよく異なっていてもよい。この構成によれば、裏と表のどちらも使えるリバーシブルなジグソーパズルを提供することができる。第2変形例のジグソーパズルは、1つのパズルでユーザに複数の楽しみを提供することができる。
(第2変形例)
第1〜第2実施形態のジグソーパズル100および200の説明では、パズルピースが平面上に組み立てられる例について説明したが、これに限定されない。本発明に係るジグソーパズルは、曲面上に組み立てられてもよい。
第1〜第2実施形態のジグソーパズル100および200の説明では、パズルピースが平面上に組み立てられる例について説明したが、これに限定されない。本発明に係るジグソーパズルは、曲面上に組み立てられてもよい。
これらの各変形例は、第1実施形態のジグソーパズル100と同様の作用効果を奏する。
10・・パズルピース、 12・・ピースセット 、 14a、14b、14c、14d・・側縁、 14e、14f、14g、14h・・頂点、 20・・係合部、 100・・ジグソーパズル、 200・・ジグソーパズル、 208・・パズルピース、 210・・パズルピース、 212・・ピースセット、 214a、214b、214c、214d・・側縁、 220・・係合部、 222・・隙間。
Claims (8)
- 組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、
実質的に同じ形状を有するとともに、同じ文字が表示された2以上のパズルピースを含み、
前記2以上のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭が四辺形であることを特徴とするジグソーパズル。 - 前記2以上のパズルピースそれぞれに表示された文字は、それぞれ実質的に1文字から構成されることを特徴とする請求項1に記載のジグソーパズル。
- 前記2以上のパズルピースそれぞれは、任意の順番で接続可能に構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のジグソーパズル。
- 前記2以上のパズルピースそれぞれは、前記表示された文字の上下方向および左右方向に接続可能に構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のジグソーパズル。
- 組み立ておよび分解が可能なジグソーパズルであって、
実質的に同じ形状を有する複数のパズルピースを含み、
前記複数のパズルピースそれぞれは、互いに接続可能な係合部を有し、当該係合部がない場合の平面視の輪郭において角が丸められた形状を有し、
組み立てられた状態において、前記複数のパズルピースそれぞれの間に隙間が形成されることを特徴とするジグソーパズル。 - 平面視の輪郭において、前記隙間は2回または4回の回転対称形状を有することを特徴とする請求項5に記載のジグソーパズル。
- 前記複数のパズルピースそれぞれは、前記平面視の輪郭が長丸形状、楕円形状または円形状を有することを特徴とする請求項5または6に記載のジグソーパズル。
- 前記複数のパズルピースは、同じ文字が表示された2以上のパズルピースを含むことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のジグソーパズル。
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