JP2019041850A - 温冷配膳車 - Google Patents

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Abstract

【課題】清潔さが要求される環境にて使用することができる温冷配膳車を提供する。【解決手段】第一方向Yの両側からトレーを収容可能な収容室と、収容室を第一室と、第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、トレーの上下に配置された仕切機構21と、を有し、仕切機構21は、収容室内に上下方向Zに所定の間隔をおいて配置され、第一方向Yに長い箱形状の仕切箱61と、仕切箱61の下部に上下動自在に取り付けられて、トレーの上面と接触する仕切部材63と、仕切部材63を下方に付勢する付勢部材14であって、コイルばねを円環状に接続してなる付勢部材14と、を備える温冷配膳車を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、温冷配膳車に関する。
従来、配膳時において、温かい食材は温かい状態で、冷たい食材は冷たい状態で宿泊客等の食品支給者の元へ運ぶために冷蔵室と温蔵室とを有する温冷配膳車が用いられている。
特許文献1には、トレーの幅方向中央近傍にトレーを区分けする凸部を有する二連式トレーを温冷配膳車の収容室に配置させる場合において、二連式トレーの一方のトレーが冷蔵室に収容され、他方のトレーが温蔵室に収容されるように、仕切機構により冷蔵室と温蔵室とを区画する温冷配膳車が開示されている。
一方、二連式トレーは、二つの部分の面積が固定されており、温蔵室に挿入される部分の面積と冷蔵室に挿入される部分の面積の変更ができない。
この比率を変更することができ、かつ、既存の平坦トレーを使用することができる温冷配膳車も知られている(例えば特許文献2参照)。平坦トレーには、トレーを区分けする部分がないため、使用者は自由に左右の比率を変えることができる。
また、特許文献3には、上面が平坦トレーの下面に接触する仕切箱と、仕切箱の上面に設けられて平坦トレーの側壁部の外面に密着する方向に付勢された複数のストッパーとで冷蔵室と温蔵室とを仕切る構造を有する温冷配膳車が記載されている。
特開平7−275134号公報 特許第2967226号公報 特許第4822466号公報
ところで、特許文献2に記載の温冷配膳車は、平坦トレーを挿入する際に、平坦トレーの側壁部が仕切箱から下方に突出する仕切部材(可動仕切片)を押し上げる構造となっている。このような構造を有する温冷配膳車では、冷蔵室と温蔵室とを確実に仕切るために、圧縮コイルバネなどを用いて仕切部材を下方に付勢する必要がある。
しかしながら、圧縮コイルバネなどを用いて仕切部材の上下方向の大きなストロークに対応させた場合はバネ定数の設定が難しく、例えば、トレーの挿入時にスムースに挿入できないことがあるという課題がある。
この発明は、仕切部材を上方方向に大きくストロークさせた場合にも、トレーの挿入を容易とすることができる温冷配膳車を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、温冷配膳車は、第一方向の両側からトレーを収容可能な収容室と、前記収容室を第一室と、前記第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、前記トレーの上下に配置された仕切機構と、を有し、前記仕切機構は、前記収容室内に上下方向に所定の間隔をおいて配置され、前記第一方向に長い箱形状の仕切箱と、前記仕切箱の下部に上下動自在に取り付けられて、前記トレーの上面と接触する仕切部材と、前記仕切部材を下方に付勢する付勢部材であって、コイルばねを円環状に接続してなる付勢部材と、を備える。
このような構成によれば、仕切部材を付勢する付勢部材をコイルばねを円環状に接続してなる形態とすることによって、より簡素な構造で、バネ定数が小さく、かつ、大きなストロークに対応した付勢部材とすることができる。これにより、仕切部材を上方方向に大きくストロークさせた場合にも、トレーの挿入を容易とすることができる。
上記温冷配膳車において、前記仕切部材は、上方が開放された箱形状をなし、前記付勢部材の中心軸に直交する主面を有し、前記付勢部材の中心軸方向の両面を支持する一対の側壁部と、一対の前記側壁部の下端同士を接続して、前記トレーに面接触する下壁部と、前記一対の側壁部同士の間に形成され、前記付勢部材の前記第一方向の移動を規制する一対のリブと、を有してよい。
このような構成によれば、仕切部材の内部に付勢部材を格納することができる。また、リブを設けることによって、付勢部材が第一方向に移動するのを抑制することができる。
本発明によれば、仕切部材を付勢する付勢部材をコイルばねを円環状に接続してなる形態とすることによって、より簡素な構造で、バネ定数が小さく、かつ、大きなストロークに対応した付勢部材とすることができる。これにより、仕切部材を上方方向に大きくストロークさせた場合にも、トレーの挿入を容易とすることができる。
本発明の実施形態の温冷配膳車の側面図である。 図1に示す温冷配膳車の収容室に収容される平坦トレーを示す斜視図である。 図1に示す温冷配膳車の収容室に収容される二連式トレーを示す斜視図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の収容室内に配置された複数のトレー支持部、及び複数の仕切り機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切機構を図4に示すX軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切機構を図4に示すY軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の付勢部材の正面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切部材のエンドピースの斜視図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切部材のエンドピースをX軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切部材のエンドピースをX軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車のサイドストッパーをX軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車のサイドストッパーをY軸方向から見た正面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車のセンターストッパーをX軸方向から見た断面図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切機構の作用を説明する図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切機構の作用を説明する図である。 本発明の実施形態の温冷配膳車の仕切機構の作用を説明する図である。 仕切機構によって仕切られた二連式トレー及び平坦トレーを模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の温冷配膳車の寸法関係とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係る温冷配膳車10の側面図である。温冷配膳車10は、複数のトレー(例えば、図2に示す平坦トレー40、又は図3に示す二連式トレー30)を収容するための複数の収容室23(第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2)を有している。図1では、説明の便宜上、第二の収容室23−2に設けられた扉17の図示を省略する。
図1に示すX軸方向(X軸に沿う方向)は、温冷配膳車10の前後方向であり、第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2の配列方向を示している。図1に示すY軸方向(第一方向)は、温冷配膳車10の幅方向を示している。図1に示すZ軸方向は、上下方向を示している。
図1に示すように、本実施形態の温冷配膳車10は、配膳車本体11と、複数の車輪12,13と、配膳車本体11の内部を区画する隔壁15と、収容室23を閉じる扉17と、収容室23に収容されたトレー30,40を下方から支持するトレー支持部19と、各々の収容室23を温蔵室27と冷蔵室26とに仕切る仕切機構21と、を有している。
収容室23は、隔壁15により、第一の収容室23−1と、第二の収容室23−2と、に区画されている。
各々の収容室23のX軸方向の長さは、トレー30,40の長辺の長さよりも大きい。各々の収容室23のY軸方向の幅は、トレー30,40の短辺の長さの2倍程度である。
各々の収容室23は、トレー30,40の上下に配置された複数の仕切機構21により、冷蔵室26(第二室)と、冷蔵室26と異なる温度とされた温蔵室27(第一室)と、に区画されている。
扉17は、配膳車本体11において図1の手前側及び奥側に設けられている。収容室23は、Y軸方向を向く面が開放されて、当該面に扉17が設けられている。扉17を閉じることで、収容室23を密閉することが可能となり、扉17を開くことで、収容室23に収容されたトレー30,40の搬入及び搬出が可能となる。
図1には、第一の収容室23−1の一側面を閉塞する一対の扉17のみを示しているが、実際には、四対の扉17にて第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2を閉じる。即ち、図1で示す一側面とは反対の側面からもトレー30,40の出し入れが可能である。
トレー支持部19は、各々の収容室23に複数配置されている。各々の収容室23に配置された複数のトレー支持部19は、上下方向に所定の間隔で配置されている。
車輪のうち第一車輪12は、配膳車本体11の底部の中央に少なくとも2つ配置されている。第二車輪13は、配膳車本体11の底部の両端に、少なくとも2つずつ配置されている。複数の車輪12,13は、配膳車本体11を移動させるための車輪である。
冷蔵室26は、図示しない冷凍サイクルユニットによって冷却されている。温蔵室27は、図示しないヒーターによって加熱されている。
本実施形態の温冷配膳車10は、部品を取り換えることにより、底部が平らな平坦トレー40(フラットトレー)と、二連式トレー30(レギュラートレー)との双方の使用が可能である。以下、主に平坦トレー40を収容する形態の温冷配膳車10について説明する。
図2は、図1に示す温冷配膳車10の収容室23に収容される平坦トレー40を示す斜視図である。
図2に示すように、平坦トレー40は、矩形の板状部材である平板部40−1と、平板部40−1の外周縁に設けられ、平板部40−1の上面に対して傾斜するように接続されている側壁部40−2と、を有している。
平坦トレー40は、平坦トレー40の長手方向が温冷配膳車10の前後方向(X軸方向)に沿うように、収容室23に収容される。平坦トレー40の長手方向と直交する方向の幅は、収容室23のY軸方向の幅の約1/2である。
図3は、温冷配膳車10の収容室23に収容される二連式トレー30を示す斜視図である。
図3に示すように、二連式トレー30は、第一のトレー部31と、第二のトレー部32と、連結部33と、を有している。第一のトレー部31は、矩形の板状部材である平板部31−1と、平板部31−1の外周縁に設けられ、平板部31−1に対して傾斜するように接続されている側壁部31−2と、を有している。
第二のトレー部32は、矩形の板状部材である平板部32−1と、平板部32−1の外周縁に設けられ、平板部32−1に対して傾斜するように接続されている側壁部32−2と、を有している。
連結部33は、第一のトレー部31と第二のトレー部32との間に配置されている。連結部33は、その一方の端部が第一のトレー部31の側壁部32−2の上端と一体的に構成されており、他方の端部が第二のトレー部32の側壁部32−2の上端と一体に構成されている。連結部33は板状部材である。
図4は、収容室23内に配置された複数のトレー支持部19、及び複数の仕切機構21を示す斜視図である。図4では、1つの平坦トレー40のみ図示する。
平坦トレー40は、扉17(図1参照)を開放した状態からY軸方向(第一方向)の両側から収容可能である。
図4に示すように、トレー支持部19は、一対の金具51と、一対の支持棒53と、複数の連結部材54と、補強棒56と、を有する。複数の連結部材54は、二連式トレー30の平板部31−1,32−1、平坦トレー40の平板部40−1を下方から支持する(図17参照)。
図1及び図4に示すように、金具51は、Y軸方向に延在するL字形状の部材であり、収容室23のX軸方向を向く壁面25に固定されている。一対の金具51は、対向するように配置されている。
支持棒53は、一方の金具51から他方の金具51に向かう方向(具体的には、X軸方向)に延在している断面円形のパイプ状部材である。支持棒53の両端は、金具51に固定されている。支持棒53は、Y軸方向に離間して2つ配置されている。2つの支持棒53は、水平面に対して平行となるように配置されている。
連結部材54は、連結部材本体54−1と、貫通孔(図示せず)と、挿入孔(図示せず)と、を有している。連結部材本体54−1の形状は、直方体である。連結部材本体54−1の形状は、貫通孔及び挿入孔を形成することができれば直方体に限らず、例えば、円筒形としてもよい。
貫通孔(図示せず)は、連結部材本体54−1をX軸方向に貫通する孔である。貫通孔には、支持棒53が貫通している。挿入孔(図示せず)は、連結部材本体54−1をY軸方向に延在する孔である。挿入孔には、補強棒56の一端が挿入されている。
連結部材54は、連結部材本体54−1の上面が水平面と平行となるように、支持棒53に固定されている。同一の収容室23内において、同一の高さに配置された2本の支持棒53に配置された一対の連結部材54は、上記挿入孔が対向するように配置されている。
補強棒56は、Y軸方向に延在する棒である。補強棒56は、一方の端部が一方の連結部材54の挿入孔(図示せず)に挿入されており、他方の端部が他方の連結部材54の挿入孔(図示せず)に挿入されている。
上記構成とされたトレー支持部19は、Y軸方向に並ぶ2つのトレー30,40を支持する。
図4、図5、及び図6に示すように、仕切機構21は、収容室23内に上下方向に所定の間隔をおいて固定された箱形状の仕切箱61と、仕切箱61の上部に上下動自在に取り付けられ、平坦トレー40の側壁部40−2に接触するサイドストッパー35及びセンターストッパー42と、仕切箱61の下部に上下動自在に取り付けられ、平坦トレー40の上面と接触する仕切部材63と、を有している。
仕切箱61は、Y軸方向の両端に設けられた一対の第一壁部81と、X軸方向を向き、Y軸方向に延在する一対の第二壁部82と、を有している。仕切箱61の内部には、後述するセンターストッパー42のねじりコイルバネ44を収容する第一空間83と、仕切部材63を収容する第二空間84とが設けられている。
X軸方向を向く一対の第二壁部82には、それぞれ2つの支持棒挿入部(図示せず)が設けられている。一対の第二壁部82に設けられた2つの支持棒挿入部には、それぞれ支持棒53が挿入されている。仕切箱61は、複数の支持棒53により支持されている。
仕切箱61の内部には、Y軸方向に延在するとともに、Z軸方向(上下方向)を向く、第一空間区画壁85が形成されている。即ち、仕切箱61は、第一空間区画壁85によって上下に区画されている。第一空間区画壁85の上方には、第一空間83が区画される。第一空間区画壁85には、下方に凹み、Y軸方向に延在するバネ収容溝86が形成されている。
仕切箱61の内部であって、第一空間区画壁85の下方には、第二空間区画壁87が形成されている。第二空間区画壁87の下方には第二空間84が区画される。
第二空間84は、2つの仕切部材63を仕切箱61内に収容したり、下方に突出させたりするための空間である。第二空間84は、下方が開放されてY軸方向に延在する空間である。
図6に示すように、第二空間84の断面形状は、T字状をなしている。換言すれば、第二空間84は、X軸方向の幅が狭い空間本体部88と、空間本体部88の上方に接続され、X軸方向の幅が広いフランジ移動部89と、を有している。
仕切部材63は、平坦トレー40の上方を仕切る部材であり、上下方向に移動可能な状態で仕切箱61の第二空間84内に配置されている。仕切部材63は、Y軸方向に延在する部材であり、Y軸方向に2つ配列されたトレーに対応して、1つの仕切箱61内に2つ収容されている。
仕切部材63のY軸方向の長さは、例えば、仕切箱61のY軸方向の長さの略半分にすることができる。仕切部材63は、仕切部材本体64と、エンドピース90と、を有している。図8、図9、及び図10に示すように、エンドピース90は、一対の湾曲ピース91と、一対の湾曲ピース91の間に突没自在に配置された突没ピース92とを有している。
仕切部材本体64は、上方が開放されてY軸方向に長い箱形状をなしている。平坦トレー40の上面に接触する仕切部材本体64の下面は平坦に形成されている。仕切部材本体64のY軸方向から見た断面形状は、U字状をなしている。
仕切部材本体64は、一対の側壁部65と、一対の側壁部65の上端に設けられたフランジ部66と、を有している。一対の側壁部65の主面は、X軸と直交している。一対の側壁部65の下端は、下壁部67によって閉じられている。下壁部67は、一対の側壁部65同士を接続している。仕切部材本体64の一対の側壁部65及び下壁部67によって形成されている空間は、付勢部材収容空間76として機能する。
フランジ部66は、一対の側壁部65の上端から互いに離間する方向に突出している。フランジ部66は、仕切箱61に形成されている第二空間84のフランジ移動部89に、上下方向に移動可能に収容されている。フランジ部66のX軸方向の幅は、第一空間83の空間本体部88の幅より大きく、フランジ移動部89の幅より小さい。
第二空間84内であって、仕切部材63の付勢部材収容空間76には、付勢部材14が収容されている。付勢部材14は、仕切部材63を下方に付勢する。
付勢部材14は、コイルバネを円環状に接続してなる。具体的には、付勢部材14は、バネ材料によって形成されている棒材を螺旋状に巻いた形状のコイルバネが円環状となるように接続されているものである。
付勢部材14は、付勢部材収容空間76のY軸方向の中央に、仕切部材63の下壁部67と仕切箱61の第二空間区画壁87とを押圧するように配置されている。付勢部材14は、図7に示すような初期の円状の形態に対して、僅かに楕円に変形した状態で付勢部材収容空間76に配置されている
仕切部材63には、付勢部材14のY軸方向の移動を規制する一対のリブ68が形成されている。リブ68は、一対の側壁部65同士の間に、下壁部67から上方に突出するように形成されている。リブ68は、Y軸方向を向く主面を有する壁状の部材である。
仕切部材63は、付勢部材14の付勢力(弾性力)により、仕切箱61の下方に突出する。
付勢部材14は、付勢部材14の中心軸Aが仕切部材63の側壁部65の主面と直交するように配置されている。仕切部材63は、側壁部65が、付勢部材14の中心軸方向の両面を支持するように形成されている。
次に、付勢部材14の詳細構造について説明する。
図7に示すように、付勢部材14は、螺旋状に巻いた形状の螺旋部16を円環状に接続したものである。螺旋部16の直径D1と、付勢部材14の直径D2(螺旋部16の中心線がなす円の直径)の比D1/D2は例えば、0.08〜0.11とすることが好ましい。
バネ材料は、例えば、硬鋼線、ピアノ線、バネ用ステンレス鋼線、バネ用シリコンクロム鋼オイルテンパー線、Mn−Cr鋼熱間成形ばね材、などから選定することができる。
付勢部材14の仕様(付勢部材14の直径、D1/D2、バネ材料、線径)は、付勢部材収容空間76の高さ、挿入・搬出されるトレーに対する抵抗力(出し入れのし易さ)などに応じて適宜設定される。
付勢部材14を、このような構造とすることによって、図7に示すような初期の円状の形態を崩すまでは、大きな力を必要とする(大きな弾性力を保持する)ものの、この初期の円状の形態が崩れてからは、小さな弾性力となる。
次に、エンドピース90について説明する。エンドピース90は、仕切部材63のY軸方向の端部に設けられて、平坦トレー40の側壁部40−2に対応する部材である。
図8に示すように、一対の湾曲ピース91は、仕切部材本体64に固定されている板状の部材である。湾曲ピース91の厚さは、仕切部材本体64の厚さ(X軸方向の厚さ)の約1/3である。一対の湾曲ピース91は、平坦トレー40の側壁部40−2の内面に対応した形状となっている。
一対の湾曲ピース91の間に配置された突没ピース92は、湾曲ピース91の端部に設けられた回転軸96を介して取り付けられている。回転軸96は、仕切部材63の長手方向に直交する水平方向に延在する軸状部材である。回転軸96は、一対の湾曲ピース91に固定されているとともに、突没ピース92を貫通している。突没ピース92は、回転軸96まわりに回転自在に取り付けられている。
突没ピース92はその重心が回転軸96から離れるように形成され、自重により突出するように形成されている。即ち、突没ピース92は、干渉物が無い場合、平坦部95が水平になるように突出するように形成されている。
図8及び図10に示すように、突没ピース92は、通常状態は、自重により突出した状態となる。突没ピース92は、突出した状態(通常状態)において、平坦部95が仕切部材本体64の下面と同一平面上となるように形成されている。
突没ピース92は、押圧されることによって、一対の湾曲ピース91の間に引っ込む。突没ピース92が一対の湾曲ピース91の間に完全に引っ込むことによって、X軸方向からは、突没ピース92は視認できなくなる。
仕切箱61の上壁80は、平坦トレー40に対応した形状とされている。即ち、仕切箱61の上壁80は、平坦トレー40の平板部40−1に面接触するように形成されている。仕切箱61の上壁80の上面と連結部材54の上面とは、同一平面上となるように形成されている。
図5に示すように、仕切箱61のY軸方向の上部両端には、サイドストッパー35が設けられている。サイドストッパー35は、仕切箱61に揺動自在に取り付けられており、仕切箱61の上面より突出することで、平坦トレー40の側壁部40−2の外面に接触して側壁部40−2と仕切箱61との間の空間を埋めることができる。また、サイドストッパー35は、仕切箱61の内部に埋没させることもできる。
図11に示すように、サイドストッパー35は、仕切箱61に固定されている回転軸38を支点として揺動自在に設けられている。図11及び図12に示すように、サイドストッパー35は、仕切箱61のY軸方向の端部に形成されている第一切欠70を介して突出する。
サイドストッパー35は、仕切箱61より突出する位置(図11に実線で示す)と、仕切箱61の内部に埋没する位置(図11に一点鎖線で示す)との間で回転軸38を支点として揺動する。
回転軸38には、ねじりコイルバネ71が取り付けられている。ねじりコイルバネ71は、サイドストッパー35を上方に付勢する部材である。
ねじりコイルバネ71は、一方の腕部72aがサイドストッパー35に形成されている壁部35aを押圧し、他方の腕部72bが仕切箱61に設けられているピン73を押圧するように取り付けられている。これにより、サイドストッパー35は、上方に突出するように付勢される。
サイドストッパー35において、仕切箱61の上面より突出する部分には、湾曲形状をなす第一湾曲部39が形成されている。第一湾曲部39は、平坦トレー40の側壁部40−2の外面に対応した形状となっている。サイドストッパー35を仕切箱61の上面より突出させることによって、第一湾曲部39は平坦トレー40の側壁部40−2の外面に密着する。
サイドストッパー35には、X軸方向に延在する凹部36が形成されている。凹部36は、X軸方向から見た断面形状が、回転軸38を中心とする円弧状である。凹部36は、サイドストッパー35の下方を向く面35bであって、仕切箱61の第一壁部81に対向する面に形成されているスリット状の有底穴である。
仕切箱61の第一壁部81には、サイドストッパー35の凹部36に対応する形状の凸部37が形成されている。凸部37は、Y軸方向を向く断面円弧状の壁状部材である。凸部37は、回転軸38の軸線を中心とする円筒面に沿う形状をなしている。
図11に示すように、凸部37は、サイドストッパー35がねじりコイルバネ71の付勢力により上方に突出した状態において、Y軸方向から見て、サイドストッパー35と僅かにオーバーラップするように形成されている。凸部37は、サイドストッパー35が可動範囲の上端に位置する場合においても、Y軸方向から見て、サイドストッパー35と第一切欠70との間の隙間を覆うように形成されている。
図5に示すように、仕切機構21は、仕切箱61のY軸方向中央上部から突没可能に設けられたセンターストッパー42を有している。センターストッパー42は、仕切箱61より突出することで、平坦トレー40の側壁部40−2と仕切箱61との間の空間を埋めるセンターストッパー本体43と、センターストッパー本体43が平坦トレー40の側壁部40−2に接触するように、センターストッパー本体43を上方に付勢するねじりコイルバネ44と、を有している。センターストッパー42は、仕切箱61の内部に埋没させることができる。
センターストッパー本体43は、下方に開口するバネ収容穴43aを有している。
図13に示すように、ねじりコイルバネ44は、Y軸方向の一方側に向かうに従って下方に延在する第一の腕部45aと、Y軸方向の他方側に向かうに従って下方に延在する第二の腕部45bと、第一の腕部45aと第二の腕部45bとの間で上方に突出するコイル部46と、を有している。
第一の腕部45a及び第二の腕部45bのコイル部46とは反対側の端部は、コイル部46のY軸方向の位置が仕切箱61の中央位置と一致するように位置決めされている。
ねじりコイルバネ44は、第一の腕部45a及び第二の腕部45bの端部から上方に延在する第三の腕部47と、第一の腕部45aと第三の腕部47との間、及び第二の腕部45bと第三の腕部47との間で上方に突出するように形成されている第二コイル部48と、を有している。
即ち、ねじりコイルバネ44は、第一の腕部45a、コイル部46、及び第二の腕部45bからなる第一のねじりコイルバネ44aと、第三の腕部47、第二コイル部48、及び第一の腕部45aからなる第二のねじりコイルバネ44bと、第三の腕部47、第二コイル部48、及び第二の腕部45bからなる第三のねじりコイルバネ44cとを接続してなる。
仕切箱61は、第一の腕部45a、第二の腕部45b、及び第二コイル部48を下方から支持する第一空間区画壁85を有している。仕切箱61は、第三の腕部47と第一の腕部45aとがなす角θ2、及び第三の腕部47と第二の腕部45bとがなす角θ3が鋭角をなし、かつ、第三の腕部47と第一の腕部45a、第三の腕部47と第二の腕部45bとが圧縮されるように、第三の腕部47の動きを制限する制限部69を有している。
第一のねじりコイルバネ44aの反発力によりコイル部46(センターストッパー本体43)には上方に向かう付勢力が働く。即ち、第一の腕部45aと第二の腕部45bとのなす角θ1が小さくなるようにコイル部46に生じる復元力と、第一の腕部45a及び第二の腕部45bのそのものの復元力により、センターストッパー本体43には、上方に向かう付勢力が働く。
第一のねじりコイルバネ44aに生じる復元力をA、第一の腕部45a及び第二の腕部45bの復元力をBとすると、センターストッパー本体43の付勢力に対する寄与度はA:B=3:7程度である。
また、第二のねじりコイルバネ44bが、第三の腕部47と第一の腕部45aとのなす角θ2が大きくなるように付勢力を発揮することによって、第二コイル部48にはY軸方向中央側に向かう付勢力が働く。同様に、第三のねじりコイルバネ44cが、第三の腕部47と第二の腕部45bとのなす角度θ3が大きくなるように付勢力を発揮することによって、第二コイル部48にはY軸方向中央側に向かう付勢力が働く。
また、ねじりコイルバネ44は、Y軸方向に対して対称形状とされている。即ち、第一の腕部45aと第二の腕部45bとは等長であり、かつ、第三の腕部47及び第二コイル部48の形状は等しい。また、一対の制限部69の収容室23のY軸方向の中央位置からの距離は等しい。
センターストッパー本体43は、コイル部46の外形に沿うように形成され、内側がバネ収容穴43aである頂部58と、頂部58に接続されて平坦トレー40の側壁部40−2に沿うように形成された一対の裾部59と、を有している。センターストッパー本体43は、仕切箱61の上壁80に形成されている第二切欠60を介して突出している。裾部59のY軸方向の長さは、第二切欠60から上方に突出しないように、第二切欠60のY軸方向の幅よりも長い。
センターストッパー42の裾部59は、平坦トレー40の側壁部40−2に対応した形状である。センターストッパー42を仕切箱61の上面より突出させることによって、裾部59は平坦トレー40の側壁部40−2の外面に密着する。
図13に示すように、センターストッパー本体43は、ねじりコイルバネ44のコイル部46を中心に揺動可能である。センターストッパー本体43のバネ収容穴43aは、ねじりコイルバネ44の第一の腕部45aと第二の腕部45bとの間で上方に突出するコイル部46に沿う形状を有している。
次に、平坦トレー40の挿入時の動作について説明する。
まず、使用者は、扉17を開けた状態から、平坦トレー40を上下段の仕切機構21の間に挿入する。この際、図14に示すように、平坦トレー40の側壁部40−2は、上段の仕切部材63を上方に持ち上げる。この際、仕切部材63は、付勢部材14によって下方に付勢されているが、付勢部材14が変形することで平坦トレー40はスムースに挿入される。また、下段の仕切部材63のサイドストッパー35は、平坦トレー40により下方へ押圧される。
平坦トレー40を更に押し込むことによって、平坦トレー40は、図15に示されるように、仕切部材63及び仕切箱61に挟持される。また、平坦トレー40の側壁部40−2には、サイドストッパー35及びセンターストッパー42が密着する。これにより、冷蔵室26と温蔵室27(図1参照)との間の暖気と冷気の混合が防止される。
また、平坦トレー40を反対側の扉17からも搬入して、平坦トレー40をY軸方向に2つ並べて配置することができる。
平坦トレー40をY軸方向に2つ並べるには、上記したように、反対側の扉17から搬入するだけでなく、搬入した平坦トレー40を手前側から更に奥側に押し込むことによって移動させて、新たに手前側に平坦トレー40を搬入してもよい。
即ち、図16に示すように、Y軸方向の手前側に搬入した平坦トレー40を更に奥側に押し込むと、側壁部40−2がセンターストッパー42を下方に押し込みながらセンターストッパー42を乗り越える。また、平坦トレー40の側壁部40−2は、上段の仕切部材63を上方に持ち上げて、平坦トレー40は仕切部材63と仕切箱61との間に挿入される。平坦トレー40を更に押し込むことによって、平坦トレー40は、仕切部材63及び仕切箱61に挟持される。
上記実施形態によれば、仕切機構21によって収容室23を区画するにあたって、サイドストッパー35及びセンターストッパー42がエンドピース90とともに平坦トレー40の側壁部40−2に接触することによって、冷蔵室26と温蔵室27との区画をより確実にすることができる。
また、仕切部材63を付勢する付勢部材14をコイルばねを円環状に接続してなる形態とすることによって、より簡素な構造で、バネ定数が小さく、かつ、大きなストロークに対応した付勢部材とすることができる。これにより、仕切部材63を上方に大きくストロークさせた場合にも、トレーの挿入を容易とすることができる。
また、仕切部材63の内部に付勢部材収容空間76を設けたことによって、仕切部材63の内部に付勢部材14を格納することができる。また、リブ68を設けることによって、付勢部材14がY軸方向に移動するのを抑制することができる。
また、センターストッパー42がねじりコイルバネ44の反発力、即ち、コイル部46の反発力、及び第一の腕部45a及び第二の腕部45bの反発力を利用して付勢されていることによって、簡素な構造でセンターストッパー本体43に付勢力を付与することができる。これにより、温冷配膳車10のコストダウンが可能となる。
また、センターストッパー本体43を付勢するための機構の組み立て、交換を容易とすることができる。これにより、平坦トレー40を収容する形態と、二連式トレー30を収容する形態との切り替えを容易とすることができる。
また、コイル部46の外形を円状のガイドとして機能させて、センターストッパー本体43を搖動させることができる。
また、サイドストッパー35に凹部36を設けるとともに、仕切箱61に凸部37を設けて仕切箱61とサイドストッパー35との間に形成される隙間を覆うことによって、この隙間から異物が混入することを防止することができる。
また、可動部材であるサイドストッパー35に凹部が形成されていることによってサイドストッパーが軽量化され、サイドストッパー35の動きを滑らかにすることができる。また、仕切箱61に形成された凸部37を仕切箱61の第一壁部81の延長として形成することができる。
また、凸部37を回転軸38の軸線を中心とする円筒面に沿う形状としてことによって、サイドストッパー35を搖動させる場合においても、凸部37と凹部36との間の隙間を小さくすることができる。
また、本実施形態の温冷配膳車10に二連式トレー30を収納する際は、図17に示すように、仕切箱61の上壁80にアタッチメント99を取り付ける。アタッチメント99の高さは、アタッチメント99の上面が二連式トレー30の連結部33の下面に当接した際に、二連式トレー30の平板部31−1,32−1が連結部材54の上面に載置されるような高さとされている。
一方で、図10に示すように、エンドピース90の突没ピース92が自重により突出することで、二連式トレー30の連結部33の全幅に亘って仕切部材63の下端面が当接する。これにより、温蔵室27と冷蔵室26の区分けをより確実にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、仕切部材63を付勢部材14で下方に付勢する構成としたが、これに限ることはなく、仕切部材63を重力のみで下降させてもよい。
また、上記実施形態では、エンドピース90の突没ピース92を自重により突出させる構成としたが、突没ピース92をねじりコイルバネなどの弾性力により突出させてもよい。
10 温冷配膳車
11 配膳車本体
14 付勢部材
15 隔壁
16 螺旋部
17 扉
19 トレー支持部
21 仕切機構
23 収容室
25 壁面
26 冷蔵室
27 温蔵室
30 二連式トレー
31 第一のトレー部
32 第二のトレー部
33 連結部
35 サイドストッパー
36 凹部
37 凸部
38 回転軸
39 第一湾曲部
40 平坦トレー
40−1 平板部
40−2 側壁部
42 センターストッパー
43 センターストッパー本体
43a バネ収容穴
44 ねじりコイルバネ
45a 第一の腕部
45b 第二の腕部
46 コイル部
47 第三の腕部
48 第二コイル部
49 第二湾曲部
53 支持棒
54 連結部材
56 補強棒
58 頂部
59 裾部
60 第二切欠
61 仕切箱
63 仕切部材
64 仕切部材本体
65 側壁部
66 フランジ部
67 下壁部
68 リブ
69 制限部
70 第一切欠
71 ねじりコイルバネ
74 第二切欠
76 付勢部材収容空間
80 上壁
81 第一壁部
82 第二壁部
83 第一空間
84 第二空間
85 第一空間区画壁
86 バネ収容溝
87 第二空間区画壁
88 空間本体部
89 フランジ移動部
90 エンドピース
91 湾曲ピース
92 突没ピース
95 平坦部
96 回転軸
本発明の第一の態様によれば、温冷配膳車は、第一方向の両側からトレーを収容可能な収容室と、前記収容室を第一室と、前記第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、前記トレーの上下に配置された仕切機構と、を有し、前記仕切機構は、前記収容室内に上下方向に所定の間隔をおいて配置され、前記第一方向に長い箱形状の仕切箱と、前記仕切箱の下部に上下動自在に取り付けられて、前記トレーの上面と接触する仕切部材と、前記仕切部材を下方に付勢する付勢部材であって、コイルばねを円環状に接続してなる付勢部材と、を備え、前記仕切部材は、上方が開放された箱形状をなし、前記付勢部材の中心軸に直交する主面を有し、前記付勢部材の中心軸方向の両面を支持する一対の側壁部と、一対の前記側壁部の下端同士を接続して、前記トレーに面接触する下壁部と、前記一対の側壁部同士の間に形成され、前記付勢部材の前記第一方向の移動を規制する一対のリブと、を有する

Claims (2)

  1. 第一方向の両側からトレーを収容可能な収容室と、
    前記収容室を第一室と、前記第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、前記トレーの上下に配置された仕切機構と、を有し、
    前記仕切機構は、
    前記収容室内に上下方向に所定の間隔をおいて配置され、前記第一方向に長い箱形状の仕切箱と、
    前記仕切箱の下部に上下動自在に取り付けられて、前記トレーの上面と接触する仕切部材と、
    前記仕切部材を下方に付勢する付勢部材であって、コイルばねを円環状に接続してなる付勢部材と、を備える温冷配膳車。
  2. 前記仕切部材は、
    上方が開放された箱形状をなし、前記付勢部材の中心軸に直交する主面を有し、前記付勢部材の中心軸方向の両面を支持する一対の側壁部と、
    一対の前記側壁部の下端同士を接続して、前記トレーに面接触する下壁部と、
    前記一対の側壁部同士の間に形成され、前記付勢部材の前記第一方向の移動を規制する一対のリブと、を有する請求項1に記載の温冷配膳車。
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