JP2941376B2 - 食膳運搬車 - Google Patents
食膳運搬車Info
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- JP2941376B2 JP2941376B2 JP2195003A JP19500390A JP2941376B2 JP 2941376 B2 JP2941376 B2 JP 2941376B2 JP 2195003 A JP2195003 A JP 2195003A JP 19500390 A JP19500390 A JP 19500390A JP 2941376 B2 JP2941376 B2 JP 2941376B2
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- Japan
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- tray
- supply device
- conductive
- electric supply
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/02—Details
- H05B3/06—Heater elements structurally combined with coupling elements or holders
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J39/00—Heat-insulated warming chambers; Cupboards with heating arrangements for warming kitchen utensils
- A47J39/006—Heat-insulated warming chambers; Cupboards with heating arrangements for warming kitchen utensils for either storing and preparing or for preparing food on serving trays, e.g. heating, thawing, preserving
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B31/00—Service or tea tables, trolleys, or wagons
- A47B2031/002—Catering trolleys
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B31/00—Service or tea tables, trolleys, or wagons
- A47B31/02—Service or tea tables, trolleys, or wagons with heating, cooling or ventilating means
- A47B2031/026—Service or tea tables, trolleys, or wagons with heating, cooling or ventilating means having warm and cold compartments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は航空機の客席への機内食の提供、または病院
の患者への食事提供などのために、食器を載置したトレ
イ(食事供給盆)を収納して保管、運搬する際に、要部
を加熱する加熱装置を備えた運搬車に関し、特に、加熱
装置への電気供給部分の改良に関する。
の患者への食事提供などのために、食器を載置したトレ
イ(食事供給盆)を収納して保管、運搬する際に、要部
を加熱する加熱装置を備えた運搬車に関し、特に、加熱
装置への電気供給部分の改良に関する。
航空機や病院等において、食事を提供する際に、トレ
イ(食事供給盆)上に予め冷菜や温菜を盛り付けた食器
を載置し、このトレイを多数収納できる運搬車に収納し
ておき、この食膳運搬車を食事時まで厨房等に保管して
おくシステムが採用されている。
イ(食事供給盆)上に予め冷菜や温菜を盛り付けた食器
を載置し、このトレイを多数収納できる運搬車に収納し
ておき、この食膳運搬車を食事時まで厨房等に保管して
おくシステムが採用されている。
この種の運搬車にあっては、トレイ上の冷菜は冷た
く、温菜は温かく保温しておく必要があり、例えば、特
公昭56−26413号公報や、特公昭58−47117号公報にこの
種の技術が開示されている。しかし、これらの食膳運搬
車に載置された冷菜は温菜を保温するための加熱装置か
らの熱気の影響を受け、温度が上昇する不都合があった
り、トレイ収納室内を均一な温度分布に保持することが
困難であった。
く、温菜は温かく保温しておく必要があり、例えば、特
公昭56−26413号公報や、特公昭58−47117号公報にこの
種の技術が開示されている。しかし、これらの食膳運搬
車に載置された冷菜は温菜を保温するための加熱装置か
らの熱気の影響を受け、温度が上昇する不都合があった
り、トレイ収納室内を均一な温度分布に保持することが
困難であった。
そこで、本出願人は収納室内を冷却した状態を保ちつ
つ温菜用の食器のみを加熱でき、さらに冷菜用食器は効
率よく保冷できるように構成した食膳運搬車を実開平1
−108240号として提案した。この食膳運搬車はトレイ上
の温菜食器を載置する場所に発熱板を設け、食膳運搬車
内の電気供給装置に接続することにより発熱板が加熱さ
れる構成となっていた。
つ温菜用の食器のみを加熱でき、さらに冷菜用食器は効
率よく保冷できるように構成した食膳運搬車を実開平1
−108240号として提案した。この食膳運搬車はトレイ上
の温菜食器を載置する場所に発熱板を設け、食膳運搬車
内の電気供給装置に接続することにより発熱板が加熱さ
れる構成となっていた。
しかし、前記電気供給装置は分割構造を採用していた
ため、製造が困難である不都合があった。
ため、製造が困難である不都合があった。
そこで、本発明は製作が容易でかつ接続の信頼性の高
い電気供給装置を用い、保冷、保温効果が高く、均一な
室温が保てる食膳運搬車を提供するものである。
い電気供給装置を用い、保冷、保温効果が高く、均一な
室温が保てる食膳運搬車を提供するものである。
上記課題を解決するため本発明の食膳運搬車は、食器
を載置するトレイを収納する収納室を形成した本体と、
収納室の両側壁に複数段に形成したトレイ支持案内用の
支持杆と、導電部材収納凹溝と収納室側壁への取付板と
を一体成形で形成するケーシングと、導電部材収納凹溝
に嵌合装着する絶縁性のプラスチックモールドと、プラ
スチックモールド内に埋設する導電性ピンと導電性ピン
に一端を連結させ他端を発熱器に接触する弯曲部を形成
した導電性板バネとを備え支持杆の上部に取付ける電気
供給装置と、電気供給装置に接続される電気接点を有す
る発熱器を載置したトレイとを備えた構成を具備する。
を載置するトレイを収納する収納室を形成した本体と、
収納室の両側壁に複数段に形成したトレイ支持案内用の
支持杆と、導電部材収納凹溝と収納室側壁への取付板と
を一体成形で形成するケーシングと、導電部材収納凹溝
に嵌合装着する絶縁性のプラスチックモールドと、プラ
スチックモールド内に埋設する導電性ピンと導電性ピン
に一端を連結させ他端を発熱器に接触する弯曲部を形成
した導電性板バネとを備え支持杆の上部に取付ける電気
供給装置と、電気供給装置に接続される電気接点を有す
る発熱器を載置したトレイとを備えた構成を具備する。
以上の手段を備えたことにより、電気供給装置は導電
部材を埋設した絶縁体のプラスチックモールドを一体成
形で形成したケーシングに嵌合装着した簡単な構成で製
作が容易であり、取扱が簡単となり、絶縁性も確実とな
る。また、発熱器を載置したトレイを収納室内に収納し
た時、電気供給装置の導電部材収納凹溝に固定された導
電性板バネの弯曲部が発熱器の接点に弾接する。
部材を埋設した絶縁体のプラスチックモールドを一体成
形で形成したケーシングに嵌合装着した簡単な構成で製
作が容易であり、取扱が簡単となり、絶縁性も確実とな
る。また、発熱器を載置したトレイを収納室内に収納し
た時、電気供給装置の導電部材収納凹溝に固定された導
電性板バネの弯曲部が発熱器の接点に弾接する。
以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の食膳運搬車の全体を示している。食
膳運搬車の本体1は断熱板材よりなる両側2、前面扉
3、後面扉4および床、天井面とで箱形に形成され、内
部は食器を載置したトレイ30を収納する収納室5が形成
されている。側壁板2の前面には前面扉3が、後面には
後面扉4が開閉自在に取付けられている。また、収納室
5の側壁2には電気回路を配設した基板6を貼設する。
さらに側壁2の内面には複数本のトレイ支持案内用の支
持杆7を水平方向に平行に配設する。支持杆7は断面を
コの字状とする長尺体であって、止め具71を側壁2に固
着されている。支持杆7の上部の側壁には電気供給装置
50を取付ける。電気供給装置50は前面扉3および後面扉
4側に2カ所、あるいは前面扉3側あるいは後面扉4側
のいずれか一方に1ヵ所設け、電気供給装置50の取り付
け部分の支持杆7はコの字状の上部の水平杆を削除した
L字状に構成している。電気供給装置50は後述する態様
でトレイ30上の発熱器40に給電する。本体1の上部前側
には電源接続子9を設け、この接続子9に図示しない電
気コードを連結すると基板6を介して電気供給装置50に
給電される。収納室5の最上部にはドライアイス11を収
納する棚板10を配設し、冷気が前面扉3、後面扉4とト
レイ30の空間を流下するように構成する。本体1の下面
には車輪8を取付けると共に、上部にはハンドル12を取
付けて、食膳運搬車の取扱を容易にしている。
膳運搬車の本体1は断熱板材よりなる両側2、前面扉
3、後面扉4および床、天井面とで箱形に形成され、内
部は食器を載置したトレイ30を収納する収納室5が形成
されている。側壁板2の前面には前面扉3が、後面には
後面扉4が開閉自在に取付けられている。また、収納室
5の側壁2には電気回路を配設した基板6を貼設する。
さらに側壁2の内面には複数本のトレイ支持案内用の支
持杆7を水平方向に平行に配設する。支持杆7は断面を
コの字状とする長尺体であって、止め具71を側壁2に固
着されている。支持杆7の上部の側壁には電気供給装置
50を取付ける。電気供給装置50は前面扉3および後面扉
4側に2カ所、あるいは前面扉3側あるいは後面扉4側
のいずれか一方に1ヵ所設け、電気供給装置50の取り付
け部分の支持杆7はコの字状の上部の水平杆を削除した
L字状に構成している。電気供給装置50は後述する態様
でトレイ30上の発熱器40に給電する。本体1の上部前側
には電源接続子9を設け、この接続子9に図示しない電
気コードを連結すると基板6を介して電気供給装置50に
給電される。収納室5の最上部にはドライアイス11を収
納する棚板10を配設し、冷気が前面扉3、後面扉4とト
レイ30の空間を流下するように構成する。本体1の下面
には車輪8を取付けると共に、上部にはハンドル12を取
付けて、食膳運搬車の取扱を容易にしている。
第2図はトレイ30の詳細を示すもので、トレイ30は収
納室5の両側の支持杆7にトレイ30の長手方向両側縁を
支持された状態で食膳運搬車の収納室5内に収納され
る。トレイ30の周縁には垂直に立設する枠板31を設け、
トレイ30上には下敷皿型の発熱器40を載置する。発熱板
40は平面形状略長方形の発熱体を埋設した発熱板41と発
熱板41を載置する断熱体で構成する保持枠42とよりな
り、発熱器40の下面はトレイ上に載置した時、トレイ30
面との間に間隙が空くように上げ底状となっている。発
熱器40の保持枠42長手方向には間隔を設けて2個の位置
決め用のコ字型取り付け金具43を配設し、短辺には1個
の同様の取り付け金具42を配設する。取り付け金具43は
トレイ30の枠板31に係合して発熱器40をトレイ30の定位
置に位置決めする。なお、保持枠42の短辺側に取付けた
取り付け金具43と枠板31との係合により、トレイが支持
杆7に案内されて挿入時における電気供給装置50との接
触抵抗に対抗して取り付け状態を保持できる。保持枠42
の長辺側に設けた2個の取り付け金具43にはパンタグラ
フ型の接点44を取り付け、接点44は面状の発熱板41の発
熱体に連通する。
納室5の両側の支持杆7にトレイ30の長手方向両側縁を
支持された状態で食膳運搬車の収納室5内に収納され
る。トレイ30の周縁には垂直に立設する枠板31を設け、
トレイ30上には下敷皿型の発熱器40を載置する。発熱板
40は平面形状略長方形の発熱体を埋設した発熱板41と発
熱板41を載置する断熱体で構成する保持枠42とよりな
り、発熱器40の下面はトレイ上に載置した時、トレイ30
面との間に間隙が空くように上げ底状となっている。発
熱器40の保持枠42長手方向には間隔を設けて2個の位置
決め用のコ字型取り付け金具43を配設し、短辺には1個
の同様の取り付け金具42を配設する。取り付け金具43は
トレイ30の枠板31に係合して発熱器40をトレイ30の定位
置に位置決めする。なお、保持枠42の短辺側に取付けた
取り付け金具43と枠板31との係合により、トレイが支持
杆7に案内されて挿入時における電気供給装置50との接
触抵抗に対抗して取り付け状態を保持できる。保持枠42
の長辺側に設けた2個の取り付け金具43にはパンタグラ
フ型の接点44を取り付け、接点44は面状の発熱板41の発
熱体に連通する。
トレイ30上の発熱器40の接点44はトレイ30が支持杆7
に案内されて収納室5内に押し込まれて一定位置に設置
された時、支持杆7の上部に配設した電気供給装置50に
接触する。
に案内されて収納室5内に押し込まれて一定位置に設置
された時、支持杆7の上部に配設した電気供給装置50に
接触する。
電気供給装置50の構成を第3図〜第8図を参照して説
明する。第3図は電気供給装置50の裏面図、第4図は導
電部材の斜視図、第5図は電気供給装置50を支持杆7の
上部に取付けた収納側壁の一部拡大図、第6図は第5図
の側面図、第7図はトレイ30を収納した収納室の平面
図、第8図は接点との接続部分の詳細図である。
明する。第3図は電気供給装置50の裏面図、第4図は導
電部材の斜視図、第5図は電気供給装置50を支持杆7の
上部に取付けた収納側壁の一部拡大図、第6図は第5図
の側面図、第7図はトレイ30を収納した収納室の平面
図、第8図は接点との接続部分の詳細図である。
電気供給装置50は支持杆7の上部でトレイ30上の発熱
体40のパンタグラフ型接点44に接触する位置に配設す
る。電気供給装置50は平板状の取付板51を凹設して導電
部材収納凹溝53を形成した合成樹脂製のケーシング52と
導電部材収納凹溝53内に収納する導電部材とよりなる。
ケーシング52は一体成形で形成される。導電部材収納凹
溝53の溝中央には導電部材を埋設したプラスチックモー
ルド56を嵌合装着する。導電部材は第4図に示すよう
に、導電体よりなる棒状ピンの両端を直角に折曲げてコ
の字状にした2本の導電ピン55と、導電ピン55に対して
直角方向に左右対称に配設する2枚の導電性で弾性を有
する板バネ54とよりなる。板バネ54は細幅帯状の板体で
あって、幅方向中央部分を全長にわたり凸設した凸設部
54bを有し、先端をほぼ半円状に弯曲させた弯曲部54aを
設け、他端部分を直角に折曲している。この板バネ54の
折曲部分に2本のピン55の直角折曲端をはだ付け等の手
段で固定し、ピン55と板バネ54を連設する。このように
構成した導電部材のピン55と直角に折曲した板バネ54部
分をほぼ四角形状の絶縁体プラスチックモールド56中に
埋設する。このときプラスチックモールド56の一面にピ
ン55の先端が露出した状態とする。そして、プラスチッ
クモールド56の導電ピン55が露出している側をケーシン
グ52の開放面に向けてプラスチックモールド56を導電部
材収納凹溝53中に嵌合する。導電部材を埋設したプラス
チックモールド56は両側端をケーシング52に植設した押
え棒58で挟持され導電部材収納凹溝53中に装着される。
そして、プラスチックモールド56の導電ピン55が露出し
ている側の上面を絶縁性を有する弾性体よりなる絶縁シ
ート59で被覆する。絶縁シート59にはピン55相当位置に
貫通孔が設けられており、プラスチックモールド56上を
絶縁シート59で被覆した時、ピン55は貫通孔より先端を
表出できる。
体40のパンタグラフ型接点44に接触する位置に配設す
る。電気供給装置50は平板状の取付板51を凹設して導電
部材収納凹溝53を形成した合成樹脂製のケーシング52と
導電部材収納凹溝53内に収納する導電部材とよりなる。
ケーシング52は一体成形で形成される。導電部材収納凹
溝53の溝中央には導電部材を埋設したプラスチックモー
ルド56を嵌合装着する。導電部材は第4図に示すよう
に、導電体よりなる棒状ピンの両端を直角に折曲げてコ
の字状にした2本の導電ピン55と、導電ピン55に対して
直角方向に左右対称に配設する2枚の導電性で弾性を有
する板バネ54とよりなる。板バネ54は細幅帯状の板体で
あって、幅方向中央部分を全長にわたり凸設した凸設部
54bを有し、先端をほぼ半円状に弯曲させた弯曲部54aを
設け、他端部分を直角に折曲している。この板バネ54の
折曲部分に2本のピン55の直角折曲端をはだ付け等の手
段で固定し、ピン55と板バネ54を連設する。このように
構成した導電部材のピン55と直角に折曲した板バネ54部
分をほぼ四角形状の絶縁体プラスチックモールド56中に
埋設する。このときプラスチックモールド56の一面にピ
ン55の先端が露出した状態とする。そして、プラスチッ
クモールド56の導電ピン55が露出している側をケーシン
グ52の開放面に向けてプラスチックモールド56を導電部
材収納凹溝53中に嵌合する。導電部材を埋設したプラス
チックモールド56は両側端をケーシング52に植設した押
え棒58で挟持され導電部材収納凹溝53中に装着される。
そして、プラスチックモールド56の導電ピン55が露出し
ている側の上面を絶縁性を有する弾性体よりなる絶縁シ
ート59で被覆する。絶縁シート59にはピン55相当位置に
貫通孔が設けられており、プラスチックモールド56上を
絶縁シート59で被覆した時、ピン55は貫通孔より先端を
表出できる。
このように構成することにより、プラスチックモール
ド56で固定された凹溝53中の板バネ54の曲折部分は動か
すことができないが、凹溝53中にプラスチックモールド
56から露出している弯曲部54a部分を含む板バネ54は下
方から上方への力が加わると第3図二点鎖線で示すよう
に上方へ持ち上がる。
ド56で固定された凹溝53中の板バネ54の曲折部分は動か
すことができないが、凹溝53中にプラスチックモールド
56から露出している弯曲部54a部分を含む板バネ54は下
方から上方への力が加わると第3図二点鎖線で示すよう
に上方へ持ち上がる。
このように構成する電気供給装置50は絶縁シート59面
を収納室5の側壁2面に当接させた状態でケーシング52
の取付板51を食膳運搬車の収納室5内の後面扉4よりの
支持杆7上部に、止め具等で取付ける。電気供給装置50
の露出している導電ピン55は側壁2に配設する基板6の
回路に接触し、基板6は電源に連結可能な電源接続子9
に連絡している。電気供給装置50の取り付け位置は挿
入、設置したトレイ30の発熱器40の取り付け金具43の上
部に位置するように配置し、食器を載置したトレイ30を
収納した時発熱器40の接点44に板バネ54の弯曲部54aが
弾接するものである。
を収納室5の側壁2面に当接させた状態でケーシング52
の取付板51を食膳運搬車の収納室5内の後面扉4よりの
支持杆7上部に、止め具等で取付ける。電気供給装置50
の露出している導電ピン55は側壁2に配設する基板6の
回路に接触し、基板6は電源に連結可能な電源接続子9
に連絡している。電気供給装置50の取り付け位置は挿
入、設置したトレイ30の発熱器40の取り付け金具43の上
部に位置するように配置し、食器を載置したトレイ30を
収納した時発熱器40の接点44に板バネ54の弯曲部54aが
弾接するものである。
次に、食膳運搬車の保冷および加熱作用を説明する。
例えば、航空機または病院等で供される食事は、トレ
イ30上にサラダ、デザート等の副食(冷菜)を盛った食
器60と飲みもの用食器61および主食(温菜)用食器70が
搭載された状態での各席のテーブルへ運ばれる。温菜用
食器70は保温のために蓋付の容器が用いられ、この食器
70はトレイ30上に設置した下敷型発熱器40の上に載せて
おく。
イ30上にサラダ、デザート等の副食(冷菜)を盛った食
器60と飲みもの用食器61および主食(温菜)用食器70が
搭載された状態での各席のテーブルへ運ばれる。温菜用
食器70は保温のために蓋付の容器が用いられ、この食器
70はトレイ30上に設置した下敷型発熱器40の上に載せて
おく。
まず、保冷作用はトレイ30と前面扉3および後面扉4
との間に冷気流路が確保されているので、最上段の棚板
10に置かれたドライアイス11が発生する自然対流の冷気
は、前面扉3および後面扉4とトレイ30との間を流下
し、全段のトレイ30に載置する食器類を長時間適温に保
冷する。
との間に冷気流路が確保されているので、最上段の棚板
10に置かれたドライアイス11が発生する自然対流の冷気
は、前面扉3および後面扉4とトレイ30との間を流下
し、全段のトレイ30に載置する食器類を長時間適温に保
冷する。
加熱作用は電源接続子9を電源に接続すると、基板6
から電気供給装置50の導電部材に電気が供給され板バネ
54の弯曲部54aからの接点44を通じて発熱板41が加熱す
る。この時、板バネ54の弯曲部54aは板バネ54の弾性に
より確実に接点44に弾接し、かつ、弯曲部54aは凸部54b
により押圧力に対して変形することがなく、接地点も確
実となる。また、発熱板41の下面は充分断熱され、さら
にトレイ30との間に間隙が設けられているので、冷却雰
囲気の中で通電すれば、トレイ30や他の食器中に盛り付
けられた保冷食品を温めることなく蓋付容器70のみを加
熱することができる。
から電気供給装置50の導電部材に電気が供給され板バネ
54の弯曲部54aからの接点44を通じて発熱板41が加熱す
る。この時、板バネ54の弯曲部54aは板バネ54の弾性に
より確実に接点44に弾接し、かつ、弯曲部54aは凸部54b
により押圧力に対して変形することがなく、接地点も確
実となる。また、発熱板41の下面は充分断熱され、さら
にトレイ30との間に間隙が設けられているので、冷却雰
囲気の中で通電すれば、トレイ30や他の食器中に盛り付
けられた保冷食品を温めることなく蓋付容器70のみを加
熱することができる。
なお、収納室に支持板を必要とするが左右の側壁に支
持杆に電気供給装置を設けて、長手方向に左右にトレイ
を並べて収納できる構成とすることにより収納量を増加
することができる。
持杆に電気供給装置を設けて、長手方向に左右にトレイ
を並べて収納できる構成とすることにより収納量を増加
することができる。
以上のように、電気供給装置50は導電性のピン55およ
び板バネ54以外は合成樹脂により一体成形で構成してい
るので製作が簡単であり、かつ、導電部材は導電部材収
納凹溝53中にまとめて収納されているので、組み立てが
容易となる。さらに、電気供給装置50を取付けた状態で
食膳運搬車内を洗浄することができ、清掃管理が容易と
なり、常に衛生的な使用が可能となる。
び板バネ54以外は合成樹脂により一体成形で構成してい
るので製作が簡単であり、かつ、導電部材は導電部材収
納凹溝53中にまとめて収納されているので、組み立てが
容易となる。さらに、電気供給装置50を取付けた状態で
食膳運搬車内を洗浄することができ、清掃管理が容易と
なり、常に衛生的な使用が可能となる。
本発明は以上のように、収納室内を冷気で一定温に保
冷しながら保温が必要な食器のみを局部的に加熱するこ
とができるので、温菜は温かく、冷菜は冷した状態で、
所望の場所まで運搬することができる。また、電源は入
電状態であっても発熱器を載置しなければ通電せず、空
だきの心配がない。さらに、電気供給装置は合成樹脂に
よる一体成形で形成されているので、製作が簡単、かつ
導電部材はまとまて配置しており、組み立てが容易であ
ると共に、電気的絶縁がなしやすく、確実性が高い。そ
して、発熱器への電気供給装置の接続は板バネの弯曲部
でおこなっているので接続範囲が広く、バネ弾接による
接続の確実性が高い。
冷しながら保温が必要な食器のみを局部的に加熱するこ
とができるので、温菜は温かく、冷菜は冷した状態で、
所望の場所まで運搬することができる。また、電源は入
電状態であっても発熱器を載置しなければ通電せず、空
だきの心配がない。さらに、電気供給装置は合成樹脂に
よる一体成形で形成されているので、製作が簡単、かつ
導電部材はまとまて配置しており、組み立てが容易であ
ると共に、電気的絶縁がなしやすく、確実性が高い。そ
して、発熱器への電気供給装置の接続は板バネの弯曲部
でおこなっているので接続範囲が広く、バネ弾接による
接続の確実性が高い。
第1図は本発明の食膳運搬車の斜視図、 第2図はトレイと発熱器の斜視図、 第3図は電気供給装置の斜視図、 第4図は導電部材の斜視図、 第5図は収納側壁の一部拡大図、 第6図は第5図の側面図、 第7図は食膳運搬車の収納室の平面図、 第8図は電気供給装置と発熱器との関係説明図である。 1……本体、2……側壁、 5……収納室、7……支持杆、 30……トレイ、40……発熱器、 44……接点、50……電気供給装置、 52……ケーシング、 53……導電部材収納凹溝、 54……板バネ、54a……弯曲部、 55……ピン、 56……プラスチックモールド、 60……温菜用食器、70……冷菜用食器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】食器を載置するトレイを収納する収納室を
形成した本体と、前記収納室の両側壁に複数段に形成し
たトレイ支持案内用の支持杆と、前記支持杆の上部に設
けた電源に連絡する電気供給装置と、前記電気供給装置
に接続される電気接点を有する発熱器を載置したトレイ
とを備えた食膳運搬車において、 前記電気供給装置は、導電部材収納凹溝と前記収納室側
壁への取付板とを一体成形で形成したケーシングと、前
記導電部材収納凹溝に嵌合装着する絶縁体よりなるプラ
スチックモールドと、前記プラスチックモールドに埋設
する電源に連絡する導電性ピンと前記導電性ピンに一端
を連結させ他端は曲面として弯曲部を形成した導電性板
バネとよりなる導電部材とを備え、 前記導電部材のピン先端と板バネの弯曲部形成側を前記
プラスチックモールドから露出させると共に、前記発熱
器を載置したトレイを収納室内に収納した時、前記電気
供給装置の導電性板バネの弯曲部が発熱器の接点に弾接
するよう構成したことを特徴とする食膳運搬車。
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Family Applications (1)
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