JP2019041186A - 通信端末、情報処理装置及び通信システム - Google Patents

通信端末、情報処理装置及び通信システム Download PDF

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葵 中原
Aoi Nakahara
葵 中原
和美 早川
Kazumi Hayakawa
和美 早川
俊一 飯塚
Shunichi Iizuka
俊一 飯塚
涌井 健
Takeshi Wakui
健 涌井
利朋 石井
Toshitomo Ishii
利朋 石井
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Abstract

【課題】情報処理装置に自身のアドレスが把握されていない場合でも、自身の設定情報を適切に変更することが可能な通信端末を提供する。【解決手段】ビーコン端末100は、低指向性の電磁波を利用してセントラルユニット(CU)200と第1の通信を行う無線通信部13と、高指向性の電磁波を利用してCUと第2の通信を行う赤外線通信部20と、自身の設定情報を格納するEEPROM14と、CUから赤外線通信部を介してペアリング情報の要求を受信した場合に、赤外線通信部を介してペアリング情報をCUに送信し、CUから無線通信部を介して第1の通信の要求を受信した場合に、無線通信部を介してCUと接続し、無線通信部を介してCUから受信した設定情報でEEPROMに格納された設定情報を更新するマイコン11とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末、情報処理装置及び通信システムに関する。
従来より、赤外線通信機能を有し、赤外線到達範囲内に移動してきた携帯端末に自装置の設置場所を示す情報を送信する位置情報送信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、接続元の機器が接続先の機器に対して物理的な刺激(衝撃)を与えて、その刺激により発生した音に基づいて接続相手を特定する通信システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、PCやスマートホンのような情報処理装置を使用して、無線経由でビーコン端末の設定を変更することが知られている。
特開平11−252121号公報 特開2014−68077号公報
無線経由でビーコン端末の設定を変更する場合、複数のビーコン端末の中から設定変更対象のビーコン端末を正しく選択する必要がある。ビーコン端末を選択する際の情報としてビーコン端末のアドレス情報を利用できるが、ビーコン端末のアドレスが当該ビーコン端末の筐体に表示されていない場合、利用者はビーコン端末が送信するアドレス情報とビーコン端末との対応づけができない。
ビーコン端末を特定するために、RSSI(Received Signal Strength Indication)の値が最も大きいビーコン端末(即ち、最も近くにあるビーコン端末)を設定変更対象のビーコン端末とみなす方法も存在する。この方法を利用するためには、複数のビーコン端末同士を離れた位置にそれぞれ設置し、設置場所に応じてRSSIの値に差異を設ける必要がある。しかしながら、周囲の電波環境やビーコン端末からの電波を受信する情報処理装置のアンテナ特性等でRSSIの値にばらつきが生じる可能性があり、必ずしもビーコン端末と情報処理装置との距離とRSSIの値とに相関関係が成立せず、設定変更対象のビーコン端末を判別しにくいという問題がある。
本発明の第1の目的は、情報処理装置に自身のアドレスが把握されていない場合でも、自身の設定情報を適切に変更することが可能な通信端末を提供することにある。本発明の第2の目的は、通信端末のアドレスを把握していない場合でも、通信端末の設定情報を変更することが可能な情報処理装置及び通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示された通信端末は、低指向性の電磁波を利用して情報処理装置と第1の通信を行う第1通信手段と、高指向性の電磁波を利用して前記情報処理装置と第2の通信を行う第2通信手段と、自身の設定情報を格納する格納手段と、前記情報処理装置から前記第2通信手段を介して自身との接続要求を受信した場合に、前記第2通信手段を介して前記第1の通信に必要な情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から前記第1通信手段を介して前記第1の通信の要求を受信した場合に、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置から受信した設定情報で前記格納手段に格納された設定情報を更新する制御手段と
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示された情報処理装置は、通信端末への接続要求を入力する入力手段と、前記通信端末の書き換え用の設定情報を格納する格納手段と、低指向性の電磁波を利用して前記通信端末と第1の通信を行う第1通信手段と、高指向性の電磁波を利用して前記通信端末と第2の通信を行う第2通信手段と、前記通信端末への接続要求が入力された場合に、前記第2通信手段を介して前記第1の通信を行うために必要な通信確立情報を前記通信端末に要求し、前記第2通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末から受信し、前記通信確立情報を使って前記第1通信手段を介して情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記通信端末の書き換え用の設定情報を前記通信端末に送信する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示された通信システムは、通信端末と情報処理装置とを備える通信システムであって、前記通信端末は、低指向性の電磁波を利用して情報処理装置と第1の通信を行う第1通信手段と、高指向性の電磁波を利用して前記情報処理装置と第2の通信を行う第2通信手段と、前記通信端末の設定情報と、前記第1の通信を行うために必要な通信確立情報とを格納する第1格納手段と、前記情報処理装置から前記第2通信手段を介して前記通信確立情報の要求を受信した場合に、前記第2通信手段を介して前記通信確立情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から前記第1通信手段を介して前記第1の通信の要求を受信した場合に、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置から書き換え用の設定情報を受信した場合に、当該書き換え用の設定情報で前記第1格納手段に格納された設定情報を更新する第1制御手段とを備え、前記情報処理装置は、前記通信端末への接続要求を入力する入力手段と、前記通信端末の書き換え用の設定情報を格納する第2格納手段と、前記低指向性の電磁波を利用して前記通信端末と前記第1の通信を行う第3通信手段と、前記高指向性の電磁波を利用して前記通信端末と前記第2の通信を行う第4通信手段と、前記通信端末への接続要求が入力された場合に、前記第4通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末に要求し、前記第4通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末から受信し、前記通信確立情報を使って前記第3通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第3通信手段を介して前記通信端末の書き換え用の設定情報を前記通信端末に送信する第2制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置に通信装置のアドレスが把握されていない場合でも、通信装置の設定情報を適切に変更することができる。
第1の実施の形態に係る通信システムの構成図である。 アドバタイズデータのフォーマットを示す図である。 ビーコン端末及びセントラルユニットの動作を示すフローチャートである。 (A)は、セントラルユニットからビーコン端末に送られるデータのフォーマットを示す図である。(B)は、ビーコン端末からセントラルユニットに送られるペアリング情報のフォーマットを示す図である。 第1変形例に係る通信システムの構成図である。 第2変形例に係る通信システムの構成図である。 ビーコン端末の変形例を示す図である。 第2の実施の形態に係る通信システムの構成図である。 ビーコン端末及びセントラルユニットの動作の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る通信システムの構成図である。図1の通信システム1は、通信端末としてのビーコン端末100と、ユーザが持ち運ぶことができる情報処理装置としてのセントラルユニット200とを備えている。ビーコン端末100は、例えば施設内に設置されている。尚、通信システム1は、複数のビーコン端末100を備えていてもよい。
施設内に設置されたビーコン端末100はブロードキャスタとしてアドバタイズデータを送信し、セントラルユニット200はアドバタイズデータをスキャンすることでビーコン端末100の存在を確認することができる。
ビーコン端末100は、アドバタイズデータを送信するビーコン部10と、赤外線通信を行う第2通信手段としての赤外線通信部20と、ビーコン端末100の位置をユーザに知らせるための光を発する照射手段としての発光部30と、ビーコン部10、赤外線通信部20及び発光部30に電力を供給する電源部40とを備えている。
ビーコン部10は、制御手段としてのマイコン11と、クロック12と、第1通信手段としての無線通信部13と、格納手段としてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)14と、アンテナ15とを備えている。クロック12、無線通信部13及びEEPROM14はマイコン11に接続されており、アンテナ15は無線通信部13に接続されている。
赤外線通信部20は、IrDA(Infrared Data Association)モジュール21とIrDAコントローラ22とを備えている。IrDAモジュール21はIrDAコントローラ22に接続されており、IrDAコントローラ22はマイコン11に接続されている。
発光部30は、半導体レーザ31と、レギュレータ32とを備えている。半導体レーザ31はレギュレータ32に接続されており、レギュレータ32はマイコン11に接続されている。発光部30は、半導体レーザ31の代わりに、LED(Light Emitting Diode)又は電球などを備えていてもよい。
電源部40は、AC−DCアダプタ41と電池42とを備えている。AC−DCアダプタ41及び電池42のいずれか一方よりビーコン部10、赤外線通信部20及び発光部30に電力を供給する。
マイコン11は、ビーコン部10の全体の動作、IrDAモジュール21の赤外線通信及び半導体レーザ31のオン・オフを制御する。また、マイコン11は、セントラルユニット200からの制御に従って、通常運用モード又は設定変更モードのいずれか一方を自身に設定する。通常運用モードは、ビーコン端末100が予め定められたアドバタイズデータ(例えばクーポンの情報を含むアドバタイズデータ)を定期的に発信するモードである。設定変更モードは、セントラルユニット200とデータの送受信が可能なモードであり、セントラルユニット200からの制御に従って、アドバタイズデータの設定(即ちアドバタイズデータの内容又は送信出力など)を変更するモードである。
図2は、アドバタイズデータのフォーマットを示す図である。本実施の形態で使用されるアドバタイズデータはBluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)規格に準拠する。アドバタイズデータの「AD structure 2」のデータ部(「DATA」)には、設定変更モードの場合にはオールFのデータ列が含まれ、通常運用モードの場合にはオールF以外のデータ列が含まれる。このため、セントラルユニット200のCPU201は、データ部に含まれるデータ列に基づいて、アドバタイズデータをフィルタリングすることができる。アドバタイズデータのその他の構成はBLE規格に規定されているので、その説明は省略する。
図1に戻り、無線通信部13はBLE規格に対応した無線通信を行う。クロック12はクロック信号を生成し、マイコン11に供給する。EEPROM14は、ビーコン端末100の設定情報、各種のデータ及びプログラムなどを格納する。
IrDAモジュール21は、セントラルユニット200と赤外線通信を行う。IrDAコントローラ22は、セントラルユニット200との間で送受信されるデータ(後述するペアリング情報等)を暗号化又は復号する。
半導体レーザ31は、マイコン11の制御によってレーザ光を発する。例えば、ビーコン端末100が施設の天井に設置されている場合には、半導体レーザ31は床に向けてレーザ光を発する。レギュレータ32は、レーザ出力を一定にするために半導体レーザ31へ定電圧を供給する。
セントラルユニット200は、ビーコン端末100の設定情報を変更するために使用され、例えばスマートホン、タブレット又はノートパソコンのような可搬型の情報通信端末を使うことも可能である。
セントラルユニット200は、制御手段としてのCPU201と、格納手段としてのメモリ202と、入力手段としての操作部203と、表示部204と、第2無線通信手段としての赤外線通信部205と、第1無線通信手段としての無線通信部206とを備えている。CPU201は、メモリ202、操作部203、表示部204、赤外線通信部205及び無線通信部206に接続されている。
CPU201は、セントラルユニット200の全体動作を制御する。メモリ202は、各種のデータ及びビーコン端末100の設定情報を格納している。操作部203は、タッチパネル又はキーボードなどであり、ビーコン端末100の設定情報の書き換え指示を入力する際に使用される。表示部204は、ディスプレイであり、ビーコン端末100の設定情報を入力するための設定画面などを表示する。赤外線通信部205は、IrDAモジュール21と赤外線通信を行う。無線通信部206は、BLE規格に準じて無線通信部13と無線通信を行う。
図3は、ビーコン端末100及びセントラルユニット200の動作を示すフローチャートである。図4(A)は、セントラルユニット200からビーコン端末100にデータのフォーマットを示す図であり、図4(B)は、ビーコン端末100からセントラルユニット200にペアリング情報のフォーマットを示す図である。
まず、ビーコン端末100のマイコン11は、通常運用モードに設定され、セントラルユニット200からのレーザ光照射の要求を待つ(S1)。
ユーザはセントラルユニット200を持って、設定変更対象であるビーコン端末100に近づく。ユーザによる所定の操作に応じて、赤外線通信部205がレーザ光照射要求を赤外線通信でビーコン端末100に送信する(S21)。ここで、赤外線通信部205は、IrDAの通信プロトコルに従って、図4(A)に示すように、プリアンブル、シンクワード及びヘッダと共に「データ」領域にレーザ光照射要求(0x01)を付してビーコン端末100に送信する。
マイコン11は、赤外線通信部20を介してレーザ光照射要求をセントラルユニット200から受信したか否かを判別する(S2)。レーザ光照射要求を受信していない場合には(S2でNO)、処理はS1に戻る。一方、レーザ光照射の要求をセントラルユニット200から受信した場合には(S2でYES)、マイコン11はビーコン端末100を通常運用モードから設定変更モードに変更する(S3)。
マイコン11は、設定変更モードで無線通信部13を介してアドバタイズデータを数秒間送信する(S4)。このとき、アドバタイズデータの「AD structure 2」のデータ部にはオールFのデータ列が含まれている。これにより、セントラルユニット200は、設定変更モードに設定されたビーコン端末100の存在を把握することができる。その後、半導体レーザ31は、マイコン11の制御によってレーザ光を点灯する(S5)。ユーザは、レーザ光の点灯によって設定変更対象のビーコン端末100の設置場所を確認することができる。
次に、CPU201は、操作部203から所定のジェスチャ入力や所定のキースイッチの押下などの所定の入力があったか否かを判別する(S22)。ここでは、CPU201は、操作部203からビーコン端末100への接続要求があるか否かを判別している。操作部203からの所定の入力が無い場合には(S22でNO)、当該判別を繰り返す。操作部203から所定の入力がある場合には(S22でYES)、CPU201は、赤外線通信部205を介してペアリング情報をビーコン端末100に要求する(S23)。ここで、赤外線通信部205は、IrDAの通信プロトコルに従って、図4(A)に示すフォーマットの「データ」領域にペアリング情報の要求(0x02)を付してビーコン端末100に送信する。
S23のペアリング情報の要求に赤外線通信を使用する理由は、指向性の高い赤外線通信では、設定情報の書き換え対象のビーコン端末100にだけペアリング情報の要求を送信することができるためである。CPU201がペアリング情報の要求に指向性の低いBLE通信を使用すると、所望のビーコン端末100以外の周辺のビーコン端末にもペアリング情報の要求が送信されてしまい、意図しないビーコン端末の設定情報の書き換えが行われるおそれがある。
マイコン11は、ペアリング情報の要求に応じて、赤外線通信部20を介してペアリング情報をセントラルユニット200に送信する(S6)。ペアリング情報は、図4(B)に示すように、ビーコン端末に割り当てられている6byteのアドレス及び1byteのアドレスタイプを必須情報として含み、さらに任意情報としてペアリング情報の要求の受信時にマイコン11で自動生成されたパスキー情報(暗証コード)を含む。ペアリング情報には、任意情報としてさらに他の情報が含まれていてもよい。ペアリング情報にパスキー情報が含まれている場合、パスキー情報がセントラルユニット200に通知され、セントラルユニット200はパスキー情報を使ってビーコン端末100とBLEによるペアリングを行う。パスキー情報を使用することで通信セキュリティが向上する。
CPU201は、赤外線通信部205を介してペアリング情報をビーコン端末100から受信する(S24)。S6,S24のペアリング情報の送受信に赤外線通信を使用する理由は、S23の場合と同様に、指向性の低いBLE通信ではなく、指向性の高い赤外線通信を使うことで、書き換え対象のビーコン端末100がセントラルユニット200にペアリング情報を確実に送信することができるためである。
次いで、CPU201は、S24で取得したペアリング情報に基づいて、無線通信部206を介してビーコン端末100にBLE通信のペアリングを要求する(S25)。マイコン11は、無線通信部13を介してセントラルユニット200からBLE通信のペアリング要求を受信したか否かを判別する(S7)。マイコン11がペアリング要求を受信していない場合には(S7でNO)、マイコン11は半導体レーザ31を消灯し(S8)、処理はS1に戻る。マイコン11がBLE通信のペアリング要求を受信した場合には(S7でYES)、CPU201及びマイコン11はBLE通信のペアリングを確立し、互いに接続する(S9、S10)。次に、マイコン11は、半導体レーザ31を点滅する(S11)。これにより、ユーザはBLE通信の接続完了を確認することができる。尚、半導体レーザ31の代わりにLEDが使用されてもよい。
CPU201は、無線通信部206を介して書き換え用の設定情報をビーコン端末100に送信する(S26)。マイコン11は、無線通信部13を介して設定情報をセントラルユニット200から受信し、自身の設定情報を更新する(S12)。
S12,S26の設定情報の送受信にBLE通信を使う理由は、上述したように、BLE通信ではパスキー情報を使用することで通信セキュリティを向上させることができるからである。また、BLE通信は相対的に指向性が低いため、指向性の高い赤外線通信を用いた場合と異なり、CPU201がペアリング情報を受信してマイコン11がデータ書き換えを完了するまでの間、通信が途切れないようにセントラルユニット200をビーコン端末100の方向に向け続けなくてよいからである。
その後、CPU201は、無線通信部206を介してBLE通信の切断要求をビーコン端末100に送信し(S27)、BLE通信が切断されると本処理を終了する。一方、マイコン11は、セントラルユニット200からBLE通信の切断要求を受信すると、BLE通信を切断するように無線通信部13を制御し(S13)、S8の処理に戻る。
図5は、第1変形例に係る通信システムの構成図である。
図5の通信システム1Aでは、ビーコン端末100は、赤外線通信部20の代わりに近距離無線通信部(NFC:Near Field radio Communication)23を備えている。近距離無線通信部23はアンテナ24を備えており、アンテナ24はマイコン11に接続されている。また、図5のセントラルユニット200は、赤外線通信部205の代わりに、近距離無線通信部207を備えている。図5のビーコン端末100及びセントラルユニット200のその他の構成は図1のビーコン端末100及びセントラルユニット200の対応する構成と同一であるので、その説明は省略する。
上述した赤外線通信部20が実行した処理は近距離無線通信部23が実行する。また、赤外線通信部205が実行した処理は近距離無線通信部207が実行する。これにより、赤外線通信に代えて近距離無線通信を利用することができる。
図6は、第2変形例に係る通信システムの構成図である。
図6の通信システム1Bでは、ビーコン端末100は、赤外線通信部20の代わりに超音波通信部50を備えている。超音波通信部50は、超音波を発信する発信機51と、超音波を受信する受信機52と、発信機51及び受信機52の切り替えを行う切替器53と、受信した超音波信号を増幅する増幅器54と、増幅器54に接続され、増幅した超音波信号のA/D変換を行うA/D変換器55と、発信する超音波信号のD/A変換を行うD/A変換器56とを備えている。発信機51、受信機52、増幅器54及びD/A変換器56は切替器53に接続されている。A/D変換器55及びD/A変換器56はマイコン11に接続されている。また、図6のセントラルユニット200は、赤外線通信部205の代わりに超音波通信部208を備えている。図6のビーコン端末100及びセントラルユニット200のその他の構成は図1のビーコン端末100及びセントラルユニット200の対応する構成と同一であるので、その説明は省略する。
上述した赤外線通信部20が実行した処理は超音波通信部50が実行する。また、赤外線通信部205が実行した処理は超音波通信部208が実行する。これにより、赤外線通信に代えて超音波通信を利用することができる。
図7は、ビーコン端末100の変形例を示す図である。
図7に示すように、ビーコン端末100は、マイコン11に接続されたモーションセンサ16を備えていてもよい。この場合、ビーコン端末100に振動や衝撃が加えられると、マイコン11は設定変更モードで無線通信部13を介してアドバタイズデータを数秒間送信する(図3のS4参照)。尚、図5又は図6のビーコン端末100がモーションセンサ16を備えていてもよい。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、ペアリング情報の送受信に指向性の高い赤外線通信を使うことで書き換え対象のビーコン端末100がセントラルユニット200にペアリング情報を確実に送信し、BLE通信で通信セキュリティを向上させて設定情報の書き換えを行う。従って、セントラルユニット200が書き換え対象のビーコン端末100のアドレスを把握していない場合でも、ビーコン端末100の設定情報を適切に変更することができる。
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態に係る通信システムの構成図である。図8の通信システム1Cでは、ビーコン端末100は、発光部30の代わりに光通信部30Aを備えている。光通信部30Aは、レーザ光を照射する半導体レーザ31と、半導体レーザ31から照射するレーザ光にペアリング情報を重畳するレーザコントローラ33とを備えている。半導体レーザ31はレーザコントローラ33を介してマイコン11に接続されている。また、図8のセントラルユニット200は、光通信部30Aと光通信を行う光通信部209を備えている。光通信部209は、半導体レーザ31から照射されたレーザ光からペアリング情報を取得する。
図8のビーコン端末100及びセントラルユニット200のその他の構成は図1のビーコン端末100及びセントラルユニット200の対応する構成と同一であるので、その説明は省略する。
図9は、ビーコン端末100及びセントラルユニット200の動作の変形例を示すフローチャートである。図3と同一の処理については、その説明は省略する。
S4でマイコン11が設定変更モードで無線通信部13を介してアドバタイズデータを数秒間送信した後、半導体レーザ31は、マイコン11の制御によってペアリング情報が重畳されたレーザ光を点灯する(S31)。CPU201は、光通信部209で受信したレーザ光からペアリング情報を取得する(S32)。その後、CPU201はS25の処理を行い、マイコン11はS7の処理を行う。
ユーザは、S31の半導体レーザ31の点灯によって設定変更対象のビーコン端末100の設置場所を確認できる。また、半導体レーザ31から照射されたレーザ光にはペアリング情報が重畳されているので、CPU201は、赤外線通信でビーコン端末100にペアリング情報を要求する必要がなくなる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、ペアリング情報の送受信に指向性の高い光通信を使うので、所望のセントラルユニット200以外のセントラルユニットにペアリング情報が送信されることがなく、書き換え対象のビーコン端末100がセントラルユニット200にペアリング情報を確実に送信することができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1,1A,1B,1C 通信システム
10 ビーコン部
11 マイコン
13,206 無線通信部
14 EEPROM
20,205 赤外線通信部
30 発光部
40 電源部
100 ビーコン端末
200 セントラルユニット
201 CPU
202 メモリ
203 操作部

Claims (6)

  1. 低指向性の電磁波を利用して情報処理装置と第1の通信を行う第1通信手段と、
    高指向性の電磁波を利用して前記情報処理装置と第2の通信を行う第2通信手段と、
    自身の設定情報を格納する格納手段と、
    前記情報処理装置から前記第2通信手段を介して自身との接続要求を受信した場合に、前記第2通信手段を介して前記第1の通信に必要な情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から前記第1通信手段を介して前記第1の通信の要求を受信した場合に、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置から受信した設定情報で前記格納手段に格納された設定情報を更新する制御手段と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記格納手段は、前記第1の通信を行うために必要な通信確立情報を更に格納し、
    前記制御手段は、前記情報処理装置から接続要求を受信した場合に前記通信確立情報を前記第2通信手段を介して前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 光を照射する照射手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記情報処理装置からの接続要求を受信した場合に、光を照射するように前記照射手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記制御手段は、前記第1の通信に必要な情報が重畳された光を照射するように前記照射手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 通信端末への接続要求を入力する入力手段と、
    前記通信端末の書き換え用の設定情報を格納する格納手段と、
    低指向性の電磁波を利用して前記通信端末と第1の通信を行う第1通信手段と、
    高指向性の電磁波を利用して前記通信端末と第2の通信を行う第2通信手段と、
    前記通信端末への接続要求が入力された場合に、前記第2通信手段を介して前記第1の通信を行うために必要な通信確立情報を前記通信端末に要求し、前記第2通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末から受信し、前記通信確立情報を使って前記第1通信手段を介して情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記通信端末の書き換え用の設定情報を前記通信端末に送信する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 通信端末と情報処理装置とを備える通信システムであって、
    前記通信端末は、
    低指向性の電磁波を利用して情報処理装置と第1の通信を行う第1通信手段と、
    高指向性の電磁波を利用して前記情報処理装置と第2の通信を行う第2通信手段と、
    前記通信端末の設定情報と、前記第1の通信を行うために必要な通信確立情報とを格納する第1格納手段と、
    前記情報処理装置から前記第2通信手段を介して前記通信確立情報の要求を受信した場合に、前記第2通信手段を介して前記通信確立情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から前記第1通信手段を介して前記第1の通信の要求を受信した場合に、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第1通信手段を介して前記情報処理装置から書き換え用の設定情報を受信した場合に、当該書き換え用の設定情報で前記第1格納手段に格納された設定情報を更新する第1制御手段とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記通信端末への接続要求を入力する入力手段と、
    前記通信端末の書き換え用の設定情報を格納する第2格納手段と、
    前記低指向性の電磁波を利用して前記通信端末と前記第1の通信を行う第3通信手段と、
    前記高指向性の電磁波を利用して前記通信端末と前記第2の通信を行う第4通信手段と、
    前記通信端末への接続要求が入力された場合に、前記第4通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末に要求し、前記第4通信手段を介して前記通信確立情報を前記通信端末から受信し、前記通信確立情報を使って前記第3通信手段を介して前記情報処理装置と接続し、前記第3通信手段を介して前記通信端末の書き換え用の設定情報を前記通信端末に送信する第2制御手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
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