JP2019040342A - 決済端末装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客が、自身が選択した通貨種別を意識して多通貨決済を行うことができる決済端末装置およびプログラムを提供する。【解決手段】算出部(算出手段)が、顧客の購入品の合計金額を、決済可能な通貨種別毎に算出する。表示部(表示手段)は、算出された通貨種別毎の合計金額を、タブレット端末の液晶パネルに比較可能に表示させて、選択部(選択手段)は、顧客に対して、表示部が表示させた通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる。署名部(署名手段)は、表示部が表示させた通貨種別毎の合計金額と同じ画面上に署名欄を表示させるとともに、顧客に対して署名欄にサインを入力させる。そして、決済部(決済手段)は、選択部によって選択された通貨種別によって決済を行う。【選択図】図7

Description

本発明の実施の形態は、決済端末装置およびプログラムに関する。
生産者や卸売業者から仕入れた商品を消費者(顧客)に販売する小売店の中には、顧客が購入した商品の代金をクレジットで支払うことができるところがある。また、最近では、顧客がクレジットで支払う代金を複数の異なった通貨の中から選択することができる小売店もある。いわゆる多通貨決済(DCC:Dynamic Currency Conversion)サービスの提供である。このような小売店の店舗には、多通貨決済に対応した決済端末装置が設けられている(例えば、特許文献1)。
多通貨決済に対応した決済端末装置では、クレジット会社から顧客に商品購入代金として請求される金額は、当該商品の購入時点における為替レートに基づいた金額となる。したがって、顧客は、購入後の為替レートの変動を気に掛ける必要がなく、安心して気軽にショッピングを楽しむことができる。
多通貨決済を行う場合、顧客は、自身が選択した決済内容(例えば、選択した通貨種別や選択した通貨建ての支払金額等)を、その場その時に錯誤なく正しく認識しなければならない。しかしながら、特許文献1に記載された多通貨決済機能を備えた決済端末装置にあっては、顧客自身が選択した決済内容を、その場その時に錯誤なく正しく認識させる手立てについて、何ら言及されていない。
本発明が解決しようとする課題は、顧客自身が選択した決済内容を、その場その時に正しく認識させて多通貨決済を行うことができる決済端末装置およびプログラムを提供することである。
実施の形態の決済端末装置は、算出手段と、表示手段と、選択手段と、署名手段と、決済手段を備える。算出手段は、顧客の購入品の合計金額を、決済可能な通貨種別毎に算出する。表示手段は、算出手段が算出した通貨種別毎の合計金額を比較可能に表示させる。選択手段は、顧客に対して、表示手段が表示させた通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる。署名手段は、表示手段が表示させた通貨種別毎の合計金額と同じ画面上に署名欄を表示させるとともに、顧客に対して署名欄にサインを入力させる。決済手段は、選択手段によって選択された通貨種別によって決済を行う。
図1は、第1の実施の形態の決済システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、POS端末のハードウェア構成を示すハードウェアブロック図である。 図3は、決済端末の外観斜視図である。 図4は、決済端末のハードウェア構成を示すハードウェアブロック図である。 図5は、決済サーバのハードウェア構成を示すハードウェアブロック図である。 図6は、決済端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図7は、通貨種別の選択時に、決済端末に接続したタブレット端末が表示する画面の一例を示す図である。 図8は、決済完了時に決済端末が発行する伝票の一例を示す図である。 図9は、第1の実施の形態の決済システムが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施の形態において、決済端末に接続したタブレット端末の液晶パネルに合計金額表示欄が表示された状態の一例を示す図である。 図11は、第2の実施の形態において、選択された通貨種別に応じた位置に署名欄を表示した状態の一例を示す第1の図である。 図12は、第2の実施の形態において、選択された通貨種別に応じた位置に署名欄を表示した状態の一例を示す第2の図である。 図13は、第2の実施の形態の決済システムが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態である決済端末について、図面を用いて説明する。図1は、決済システム1の概略構成を示すブロック図である。決済システム1は、POS(Point Of Sales)端末2と、決済端末3と、タブレット端末3aと、クレジット会社等の情報処理センター4に設けられた決済サーバ7等を備える。POS端末2と決済端末3とは、小売店の店舗に設けられており、ネットワークの一例であるLAN(Local Area Network)8を介して接続されている。また、決済端末3は、インターネット5等のネットワークを介して、決済サーバ7と接続されている。また、決済端末3とタブレット端末3aとは、USB(Universal Serial Bus)等によって接続されている。なお、決済端末3は、決済端末装置の一例である。
ここで、図1では、POS端末2と決済端末3を1台ずつ描いているが、POS端末2と決済端末3の台数は、各1台に限定されるものではない。すなわち、複数のPOS端末2と複数の決済端末3が、LAN8に接続されていてもよい。
POS端末2は、小売店が顧客に提供する(提供した)物品やサービス等の商品の対価として顧客から受け取る(受け取った)代金を売上として登録する。なお、本実施の形態では、POS端末2の操作は、小売店の店員が行うものとする。
このような売上登録を実施するのに際し、POS端末2は、一般的には先ず、当該売買取引において売買の対象となる(なった)商品を一意に識別することができる商品コードを取得する。商品コードの取得は、商品が物品の場合には、例えば当該物品個々に付されているバーコード等のシンボルマークを光学的に読み取ることで行なう。バーコード等のシンボルマークは、商品コードが符号化されたものであるので、読み取ったデータを復号することで、商品コードの取得が可能である。商品がサービスの場合には、例えば各サービスの商品コードが割り付けられたキー(ボタン)等の操作検出に基づいて商品コードの取得を行う。
商品コードを取得したPOS端末2は、当該商品コードに対応付けられている商品名称や価格等の商品情報を商品マスタから読み出す。そして、読み出した商品情報を当該商品情報が対応付けられていた商品コードで識別される商品に関するものとして取得する。商品情報を取得したPOS端末2は、当該商品情報をメモリ内の所定のワークエリアに一時的に記憶する。このワークエリアは、一取引で売買される全ての商品の各商品情報を商品毎に記憶する。また、POS端末2は、取得した商品情報に含まれている商品名称や価格を、商品毎に表示器に表示する。
一取引で売買される(た)全ての商品の商品情報の取得が済むと、POS端末2は、当該取引における代金の合計を表示器に表示する。この表示は、例えば小計キー等の所定のキー(ボタン)等の操作検出に基づいて行う。また、代金の合計は、例えばワークエリアに記憶している商品情報に基づいて算出する。
代金の合計を確認した顧客から現金での支払いの申し出を受けると、店員は、顧客から受け取った現金の合計金額を預かり金額としてPOS端末2に入力する。POS端末2は、預かり金の入力を検知すると、現金払いによる締め処理を実行する。現金払いによる締め処理の一例としては、現金を収納しているドロアの開放である。ドロアには、顧客から受け取った現金が収納され、釣銭がある場合には釣銭が取り出される。また、現金払い取引の合計金額を記憶する記憶領域に当該取引における代金の合計を加算、累計する。
顧客からクレジットでの支払いの申し出を受けると、店員は、決済端末3で決済するため、クレジット払いによる締め処理を指示する操作をPOS端末2に行なう。POS端末2は、支払金額を決済金額として生成して、LAN8を介して決済端末3に送信する。そして、POS端末2は、決済端末3からクレジット決済が正常に問題なく実行された旨の通知を受信すると、クレジット払い取引の合計金額を記憶する記憶領域に当該取引における代金の合計を加算、累計する。
なお、締め処理では、その支払の種別に関わらず、各取引で売買された商品毎の例えば取引金額、取引個数等の各取引商品情報を、各商品の売上として各商品別に加算、累計する。また、取引毎に当該取引で売買された各商品の名称、販売金額、販売個数等の取引商品の明細情報を、当該取引での商品代金合計金額等の取引金額情報とともにレシート用紙に印字し、レシート発行を行なう。さらに、各取引の取引金額をその支払種別(決済種別)毎に加算、累計する。
決済端末3は、顧客がクレジット決済を行う場合に、顧客が所持する、ICカードや磁気カード等で構成されるクレジットカードからカード情報を読み出して、情報処理センター4に問い合わせる。また、決済端末3は、クレジット決済を行う場合に、決済可能な通貨の種類を、情報処理センター4の決済サーバ7に問い合わせる。
タブレット端末3aは、表面に液晶パネル32aを備える。液晶パネル32aにはタッチパネル33aが積層されている(図7参照)。液晶パネル32aには、決済端末3によって生成された各種表示情報が表示される。タッチパネル33aは、スタイラスペン350の接触位置を検出する。検出された接触位置は決済端末3に送信されて、決済端末3は、接触位置に応じた処理を実行する。
決済サーバ7は、決済端末3からのクレジットによる決済に係る問い合わせに対する応答を行う。具体的には、決済サーバ7は、決済金額と与信残高とから決済可能かを判断して、決済可能であれば決済情報を決済端末3に送信する。また、決済サーバ7は、決済端末3から送信された決済金額を、決済可能な通貨の種類毎に計算して、決済端末3に送信する。
(POS端末のハードウェア構成の説明)
次に、POS端末2について、図2を用いて説明する。図2は、POS端末2のハードウェア構成を示すハードウェアブロック図である。図2に示すように、POS端末2は、制御主体となるCPU(Central Processing Unit)61を備える。POS端末2は、各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)62を備える。またPOS端末2は、CPU61のワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)63を備える。またPOS端末2は、各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等で構成されたメモリ部64を備える。CPU61、ROM62、RAM63、メモリ部64は、互いに内部バス65を介して接続されている。すなわち、POS端末2は、一般的なコンピュータの構成を有する。
CPU61、ROM62、RAM63は、制御部600を構成する。制御部600は、CPU61が、メモリ部64の制御プログラム部641に記憶された制御プログラムP1を、RAM63に展開して動作させることによって、後述する制御処理を実行する。
また、RAM63は、商品情報部631を備える。商品情報部631は、POS端末2が売上登録した商品の商品情報を記憶する。
メモリ部64は、制御プログラム部641と、商品マスタ642と、決済装置情報部643とを備える。制御プログラム部641は、POS端末2を制御する制御プログラムP1を記憶する。商品マスタ642は、商品を特定する商品コード毎に商品情報を記憶する。決済装置情報部643は、決済端末3の情報を記憶する。決済端末3の情報とは、決済端末3を特定するためのIPアドレス、決済処理用に設けられたポート番号、集計処理用に設けられたポート番号等である。
制御部600は、内部バス65およびコントローラ66を介して、締めキー671、決済キー672、集計キー673を備えた操作部67と接続される。締めキー671は、取引の決済処理を実行する際に操作する。決済キー672は、決済端末3に決済情報を送信する際に操作する。集計キー673は、決済端末3から集計情報を収集する際に操作する。
制御部600は、内部バス65およびコントローラ66を介して、店員用の表示部22、顧客用の表示部23、キーボード24、プリンタ25と接続している。表示部22と表示部23は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)パネルで形成されて、表面にタッチパネルが積層されている。表示部22と表示部23は、商品名や商品の金額、一取引の合計金額等を表示する。また、表示部22と表示部23は、店員および顧客の操作情報の入力を受けて、操作情報に対応する操作信号を出力する。また、制御部600は、内部バス65を介して、通信I/F(Interface)27と接続しており、通信I/F27は、LAN8を介して決済端末3と接続している。
(決済端末のハードウェア構成の説明)
次に、決済端末3について、図3を用いて説明する。図3は、決済端末3の外観斜視図である。図3に示すように、決済端末3の本体31の上部には、本体31に対して開閉可能な上面パネル37が設けられている。上面パネル37を開放することで、本体31の内部に、ロール状の用紙をセットすることができる。また、上面パネル37の表面には、表示器である液晶パネル32の前面にタッチパネル33が設置されている。
本体31の側面上部には、決済用のカードから当該カードに格納されている情報を磁気的に読み取るカード読取部34が設けられている。決済用のカードとしては、例えば、クレジットカードを用いることができる。なお、カード読取部34は、挿入されたカードに内蔵されたICチップと電気的に接触して、カード(ICチップ)に記憶された情報を電気的に読み取る構成であってもよい。
本体31の内部には、前記した用紙に、決済に関する集計情報等を印字する印字部57(図4参照)が備えられている。印字後の伝票は、本体31と上面パネル37との間に設けられている発行口35から発行される。
図4は、決済端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、決済端末3は、各部を制御するための制御部100を備えている。制御部100は、各部を集中的に制御するCPU51に、内部バス55を介して、ROM52と、RAM53とを接続して構成されている。また、制御部100には、メモリ部54とコントローラ56が、内部バス55を介して接続されている。すなわち、決済端末3は、一般的なコンピュータの構成を有する。そして、制御部100は、CPU51が、メモリ部54の制御プログラム部541に記憶された制御プログラムP2を、RAM53に展開して動作させることによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部54は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであって、制御プログラム部541、POS識別番号部542、集計情報部543、決済金額部544を含むプログラム等を記憶する。制御プログラム部541は、決済端末3を制御する制御プログラムP2を記憶する。POS識別番号部542は、決済端末3から集計情報を収集するPOS端末2を特定するレジ番号(特定情報)を記憶する。POS識別番号部542にレジ番号が記憶されたPOS端末2が、決済端末3から集計情報を収集するPOS端末である。
集計情報部543は、クレジット決済した決済情報を記憶する。すなわち、クレジット決済が行われると、決済処理に係る決済金額を含む決済情報が、集計情報部543に記憶される。
コントローラ56は、液晶パネル32、タッチパネル33、タブレット端末3a等と接続している。コントローラ56は、制御部100からの指令に基づいて各種制御を実行する。液晶パネル32は、キーの画像を含む各種情報を表示する。タッチパネル33は、液晶パネル32の前面に設けられており、液晶パネル32に表示された例えば数値を入力する置数キー等のキーに対応する位置をタッチすることで、各種のキー操作を実行する。タッチパネル33は、設定キー331とセットキー332とを備える。上記したPOS端末2を特定するレジ番号は、決済端末3のタッチパネル33に設けられた設定キー331とセットキー332とによって、POS識別番号部542に設定される。
設定キー331を操作すると、液晶パネル32にレジ番号を入力する入力画面が表示される。店員は、この入力画面においてレジ番号を入力してセットキー332を操作する。このとき、液晶パネル32には、レジ番号が表示された確認画面が表示される。この確認画面において、再びセットキー332を操作すると、入力したレジ番号はPOS識別番号部542に記憶される。このようにして、特定情報であるレジ番号が決済端末3に記憶される。
制御部100は、内部バス55およびコントローラ56を介して、タブレット端末3aに、通貨種別毎の合計金額、通貨種別を選択するためのチェック欄、署名欄等を表示させる。また、制御部100は、タブレット端末3aに対する操作情報を受信して、操作内容に応じた処理を実行する。タブレット端末3aの動作内容について、詳しくは後述する。
制御部100は、内部バス55およびコントローラ56を介して、印字部57とカード読取部34とを接続している。印字部57は、本体31の内部に収納した用紙の先端を引き出して、例えばサーマルヘッドを使用して、用紙に伝票を印字する。カード読取部34は、磁気的あるいは電気的にカードに記憶されている、顧客が所持するクレジットカードのカード情報を読み取る。
また、制御部100は、内部バス55を介して、通信I/F59と接続している。通信I/F59は、LAN8を介してPOS端末2と接続している。
(決済サーバのハードウェア構成の説明)
次に、決済サーバ7について、図5を用いて説明する。図5は、決済サーバ7のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、決済サーバ7は、制御主体となるCPU41を備えている。制御部400は、各部を集中的に制御するCPU41に、内部バス45を介して、ROM42と、RAM43とを接続して構成されている。すなわち、決済サーバ7は、一般的なコンピュータの構成を有する。また、制御部400には、メモリ部44が、内部バス45を介して接続されている。制御部400は、CPU41が、メモリ部44の制御プログラム部441に記憶された制御プログラムP3を、RAM43に展開して動作させることによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部44は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであって、制御プログラム部441と、顧客情報管理部442と、通貨情報管理部443とを含む。制御プログラム部441は、決済サーバ7を制御する制御プログラムP3を記憶する。顧客情報管理部442は、顧客のクレジットカード情報を記憶して管理する。クレジットカード情報は、顧客の属性を示す各種登録情報、顧客の署名データを含むサイン情報、顧客のクレジットカード利用履歴、使用可能な通貨種別等を含む。通貨情報管理部443は、最新の為替レート情報等を含む。
また、制御部400は、内部バス45を介して、通信I/F49と接続している。通信I/F49は、インターネット5を介して、決済端末3と接続している。
(決済端末の機能構成の説明)
次に、図6を用いて、決済端末3の機能構成について説明する。図6に示すように、決済端末3は、制御部100がメモリ部54に記憶された制御プログラムP2等のプログラムに従い、POS端末2および決済サーバ7と協働することで、読取部101と、判定部102と、算出部103と、表示部104と、選択部105と、署名部106と、報知部107と、発行部108と、決済部109として機能する。
読取部101は、顧客のクレジットカード情報を読み取る。
判定部102は、読取部101が読み取った、顧客のクレジットカード情報に基づいて、多通貨決済が可能であるかを決済サーバ7に判定させる。また、判定部102は、決済サーバ7の判定結果(例えば、決済金額の決済が可能か否か、クレジットカードが有効なものであるか否か、多通貨決済が可能か否か等の判定結果)を受信する。
なお、多通貨決済とは、クレジット決済を行う外国人が利用することを想定したサービスである。例えば、アメリカ人が日本でクレジット決済を行う場合を想定する。当該アメリカ人は、アメリカで発行されたクレジットカードを所持しているものとする。この場合、アメリカ人は、自国通貨である「米ドル」で決済を行うことができるとともに、現地通貨である「日本円」で決済を行うことも可能である。なお、多通貨決済のサービスを受けるためには、予め、クレジット会社に、使用可能な通貨を登録しておく必要がある。このような多通貨決済を行うことによって、顧客は、日本円と米ドルの為替レートを考慮して、より有利な通貨を選択して決済を行うことができる。例えば、円高であるときは「米ドル」で決済を行い、円安であるときは「日本円」で決済を行うことによって、支払額を安く抑えることができる。
算出部103は、判定部102が、多通貨決済が可能であると判定したことを条件として、顧客の購入品の合計金額を、合計金額表示欄W1(図7参照)に、決済可能な通貨種別毎に算出する。なお、算出部103は、算出手段の一例である。
表示部104は、決済端末3と接続されるタブレット端末3aの液晶パネル32aに、後述する合計金額表示欄W1(図7参照)等を表示させる。また、表示部104は、算出部103が算出した通貨種別毎の合計金額を、タブレット端末3aの液晶パネル32aに比較可能に表示させる。なお、表示部104は、表示手段の一例である。
選択部105は、顧客に対して、表示部104がタブレット端末3aの液晶パネル32aに表示させた通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる。なお、選択部105は、選択手段の一例である。
署名部106は、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示された通貨種別毎の合計金額と同じ画面に、顧客にサインを入力させる署名欄W2(図7参照)を表示させる。また、署名部106は、顧客が、決済を行う通貨種別を選択したことを条件として、署名欄W2へのサインの入力を有効とする。そして、署名部106は、顧客が署名欄W2に入力したサインを読み取る。また、署名部106は、署名が完了したかを判定する。なお、署名部106は、署名手段の一例である。
報知部107は、署名部106が、選択部105によって通貨種別が選択されていない状態で、サインの入力が行われたことを検知した場合に、サインの入力の前に通貨種別の選択を行うことを報知する。これによって、決済端末3は、選択部105によって通貨種別が選択されるまで、サインの入力を受け付けない。
発行部108は、選択部105によって決済を行う通貨種別が選択されたか、または署名部106によって顧客のサインが入力されたことを条件として、取引の内容が印字された伝票を発行する。なお、発行部108は、発行手段の一例である。
決済部109は、選択部105によって選択された通貨種別によって、決済サーバ7に決済を行わせる。なお、決済部109は、決済手段の一例である。
(タブレット端末の表示例の説明)
次に、顧客が通貨種別の選択を行う際に、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示される画面について、図7を用いて説明する。図7は、通貨種別の選択時に決済端末3が、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示させる画面の一例を示す図である。
図7に示すように、タブレット端末3aの液晶パネル32aには、合計金額表示欄W1と、署名欄W2と、署名完了ボタン310が表示される。
合計金額表示欄W1には、合計金額(例えば、日本円の合計金額302aと米ドルの合計金額302b)と、チェック欄301a,301bと、為替レート303が表示される。
合計金額は、決済可能な通貨種別毎の合計金額である。チェック欄301a,301bは、通貨種別毎の合計金額の先頭に表示される、例えば矩形の領域である。なお、チェック欄301a,301bは、顧客が、自身が決済する通貨種別を選択する際に、スタイラスペン350を接触させることによって、タッチパネル33aの作用により当該通貨種別を選択する。例えば、円建てでの決済を選択する場合には、顧客はスタイラスペン350をチェック欄301aに接触させる。すると、円建てで決済することが選択されて、チェック欄301aには、チェックマーク304が表示される。
為替レート303は、決済可能な通貨種別間の為替レートである。図7の例では、決済可能な通貨種別である「米ドル」と「日本円」の為替レートが表示される。
署名欄W2は、顧客が署名305を行う欄である。署名305の入力は、図7に示すように、スタイラスペン350をタッチパネル33aに接触させた状態で移動させることによって行う。
署名完了ボタン310は、署名が完了した際にスタイラスペン350で押下するボタンである。署名完了ボタン310が押下されたことは、タッチパネル33aで検出されて、CPU51(図4参照)に通知される。そして、CPU51は、署名完了ボタン310が押下された通知を受けて、署名が完了したものと判断する。署名が完了すると、CPU51は、署名欄W2に入力された署名305を、画像データとして、顧客のクレジットカード番号と対応付けて、顧客情報管理部442(図5参照)に記憶する。
(決済端末が発行する伝票の説明)
次に、決済完了時に決済端末3が発行する伝票について、図8を用いて説明する。図8は、決済完了時に決済端末3が発行する伝票の一例を示す図である。
図8に示すように、決済端末3は、お客様控用の伝票360aと店舗控用の伝票360bを発行する。まず、お客様控用の伝票360aの印字内容について説明する。
お客様控用の伝票360aは、クレジット伝票であることを示す名称R1、クレジット会社名R2、決済を行った通貨種別R3、購入した商品の合計金額R4、合計金額に対する税額R5、合計金額と税額を含む支払金額R6、店舗名R7、伝票を特定する伝票番号R8(またはクレジット番号)等を含む。発行されたお客様控用の伝票360aは、顧客に渡される。顧客は当該伝票360aを保管する。
次に、店舗控用の伝票360bの印字内容について説明する。店舗控用の伝票360bに印字される内容は、お客様控用の伝票360aに印字されるクレジット会社名R2から伝票番号R8の内容を全て含む。そして、店舗控用の伝票360bは、更に、サイン欄R9を含む。サイン欄R9には、前記した顧客の署名305(図7参照)が、顧客情報管理部442(図5参照)から読み出されて印字される。店員は、発行された伝票360bを保管する。
(決済端末が行う処理の流れの説明)
次に、決済端末3が行う処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9は、第1の実施の形態の決済システム1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
読取部101(図6参照)は、クレジットカード情報を読み取る(ステップS10)。
表示部104(図6参照)は、タブレット端末3aの液晶パネル32aに、合計金額表示欄W1を表示する(ステップS11)。
署名部106は、合計金額表示欄W1と同じ画面上に署名欄W2を表示する(ステップS12)。
判定部102(図6参照)は、ステップS10で読み取ったクレジットカード情報に基づいて、当該クレジットカードが多通貨決済可能なクレジットカードかを判定する(ステップS13)。多通貨決済可能なクレジットカードであると判定されたとき(ステップS13:Yes)は、ステップS14に移行して、表示部104は、決済可能な通貨種別毎の合計金額と為替レートを、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示する。その後、ステップS16に移行する。
一方、多通貨決済可能なクレジットカードであると判定されないとき(ステップS13:No)は、ステップS15に移行して、表示部104は、決済可能な通貨種別の合計金額を、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示する。その後、ステップS17に移行する。
ステップS14に続いて、選択部105(図6参照)は、決済を行う通貨種別が選択されたかを判定する(ステップS16)。決済を行う通貨種別が選択されたと判定されたとき(ステップS16:Yes)は、ステップS17に移行する。一方、決済を行う通貨種別が選択されたと判定されないとき(ステップS16:No)は、ステップS16を繰り返す。
ステップS15またはステップS16:Yesに続いて、署名部106(図6参照)は、ステップS12で表示した署名欄W2を有効化、すなわち、署名可能な状態とする(ステップS17)。
次に、署名部106は、署名欄W2にサインが入力(署名)されているかを判定する(ステップS18)。署名欄W2にサインが入力(署名)されていると判定されたとき(ステップS18:Yes)は、ステップS19に移行する。一方、サインが入力(署名)されていると判定されないとき(ステップS18:No)は、ステップS18の判定を繰り返す。なお、署名欄W2にサインが入力されているかは、署名部106がタッチパネル33aの出力をモニタして、署名欄W2の内部にスタイラスペン350が接触しているかを判定すればよい。
続いて、署名部106は、サインの入力(署名)が完了したかを判定する(ステップS19)。具体的には、署名部106が、署名完了ボタン310(図7参照)が押下されたかを判定する。サインの入力(署名)が完了したと判定されたとき(ステップS19:Yes)は、ステップS20に移行する。一方、サインの入力(署名)が完了したと判定されないとき(ステップS19:No)は、ステップS19の判定を繰り返す。
次に、決済部109(図6参照)は、決済処理を行う(ステップS20)。そして、決済処理において、決済サーバ7から決済処理を正常に行えた旨の通知を受けると、決済部109は、POS端末2に対し、クレジット決済が正常に実行された旨を通知する。また、発行部108(図6参照)は、伝票(お客様控用の伝票360aと店舗控用の伝票360b)を発行(ステップS21)して、図9の一連の処理を終了する。なお、伝票の発行は、ステップS16のYes判定の後、またはステップS15の後、すなわち、決済を行う通貨種別が確定した時点で行ってもよい。ただし、その場合は、顧客の署名はなされていないため、店舗控用の伝票360bのサイン欄R9は空欄になる。
なお、図9のフローチャートには記載しないが、決済端末3は、報知部107(図6参照)を備えている。報知部107は、署名部106が、選択部105による通貨種別の選択がなされていない状態で、サインの入力が行われることを検知したことを条件として、顧客に対して、サインの入力の前に通貨種別の選択を行うことを報知する。具体的には、報知部107は、タブレット端末3aの液晶パネル32aに、「サインの入力の前に、通貨種別の選択を行う必要がある」旨を表示することによって、注意喚起を行う。なお、報知部107が行う注意喚起は、画面表示に限定されるものではなく、例えば、タブレット端末3aにスピーカを接続して、決済端末3が、当該スピーカから音声メッセージを出力してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態である決済システム1aについて説明する。なお、決済システム1aの外観、ハードウェア構成、機能構成は、第1の実施の形態で説明した決済システム1と同じであるため説明は省略する。また、ハードウェア構成要素および機能部に付した符号も、決済システム1と同じ符号を用いて説明する。
決済システム1aは、多通貨決済を行う際に、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示される画面構成が、決済システム1とは異なる。
(タブレット端末の表示例の説明)
以下、図10から図12を用いて、決済端末3がタブレット端末3aの液晶パネル32aに表示させる画面例について説明する。図10は、第2の実施の形態において、決済端末3に接続したタブレット端末3aの液晶パネル32aに、合計金額表示欄W1が表示された状態の一例を示す図である。図11は、第2の実施の形態において、選択された通貨種別に応じた位置に署名欄W2aを表示した状態の一例を示す第1の図である。そして、図12は、第2の実施の形態において、選択された通貨種別に応じた位置に署名欄W2bを表示した状態の一例を示す第2の図である。
図10に示すように、決済端末3は、表示部104(図6参照)の作用によって、タブレット端末3aの液晶パネル32aに、合計金額表示欄W1と、メッセージ欄W3を表示させる。合計金額表示欄W1には、第1の実施の形態で説明したように、合計金額(例えば、日本円の合計金額302aと米ドルの合計金額302b)と、チェック欄301a,301bと、為替レート303が表示される(図7参照)。また、メッセージ欄W3には、顧客に対する操作案内が表示される。なお、液晶パネル32aには、第1の実施の形態と同様に、タッチパネル33aが重畳されている。
図11は、顧客が、日本円での決済を選択した状態を示す。このとき、署名部106(図6参照)は、日本円の合計金額302aを示す表示の近傍に、署名欄W2aを表示させる。また、署名部106は、署名完了ボタン310を表示させる。
顧客は、日本円の合計金額302aを確認した上で、署名欄W2aに、スタイラスペン350で署名305を入力する。そして、顧客は、署名305の入力を完了した後で、スタイラスペン350で署名完了ボタン310を押下する。この一連の操作によって、決済システム1aは、日本円での決済を完了する。
図12は、顧客が、米ドルでの決済を選択した状態を示す。このとき、署名部106(図6参照)は、米ドルの合計金額302aを示す表示の近傍に、署名欄W2bを表示させる。また、署名部106は、署名完了ボタン310を表示させる。
顧客は、米ドルの合計金額302bを確認した上で、署名欄W2bに、スタイラスペン350で署名305を入力する。入力された署名305は、タッチパネル33aで検出される。そして、顧客は、署名305の入力を完了した後で、スタイラスペン350で署名完了ボタン310を押下する。タッチパネル33aは、署名完了ボタン310の押下を検出することによって、決済システム1aは、米ドルでの決済を完了する。
(決済端末が行う処理の流れの説明)
次に、決済端末3が行う処理の流れについて、図13を用いて説明する。図13は、第2の実施の形態の決済システム1aが行う処理の流れを示すフローチャートである。
読取部101(図6参照)が、顧客のクレジットカード情報を読み取って(ステップS30)から、表示部104(図6参照)が、タブレット端末3aの液晶パネル32aに、合計金額表示欄W1を表示する(ステップS31)までは、第1の実施の形態のステップS10およびステップS11と同じである(図9参照)。
続いて、判定部102(図6参照)が、ステップS30で読み取ったクレジットカード情報に基づいて、当該クレジットカードが多通貨決済可能なクレジットカードかを判定する(ステップS32)。多通貨決済可能なクレジットカードであると判定されたとき(ステップS32:Yes)は、表示部104は、決済可能な通貨種別毎の合計金額と為替レートを、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示する(ステップS33)。一方、多通貨決済可能なクレジットカードであると判定されないとき(ステップS32:No)は、表示部104は、決済可能な通貨種別の合計金額を、タブレット端末3aの液晶パネル32aに表示する(ステップS34)。
ステップS33に続いて、選択部105(図6参照)は、決済を行う通貨種別が選択されたかを判定する(ステップS35)。決済を行う通貨種別が選択されたと判定されたとき(ステップS35:Yes)は、ステップS36に移行する。一方、決済を行う通貨種別が選択されたと判定されないとき(ステップS35:No)は、ステップS35を繰り返す。
ステップS34またはステップS35:Yesに続いて、署名部106(図6参照)は、選択された通貨種別に応じた位置に、署名欄W2a,W2bを表示させる(ステップS36)。続いて、署名部106は、署名欄W2a,W2bを有効化、すなわち、署名可能な状態とする(ステップS37)。
続いて、署名部106が行うサインが入力されているかの判定(ステップS38)、および署名完了の判定(ステップS39)は、それぞれ、第1の実施形態で説明したステップS18およびステップS19と同じである。
次に、決済部109(図6参照)は、決済処理を行う(ステップS40)。そして、決済処理において、決済サーバ7から決済処理を正常に行えた旨の通知を受けると、決済部109は、POS端末2に対し、クレジット決済が正常に実行された旨を通知する。また、発行部108(図6参照)は、伝票(お客様控用の伝票360aと店舗控用の伝票360b)を発行(ステップS41)して、図13の一連の処理を終了する。なお、伝票の発行は、ステップS35のYes判定の後、またはステップS34の後、すなわち、決済を行う通貨種別が確定した時点で行ってもよい。ただし、その場合は、顧客の署名はなされていないため、店舗控用の伝票360bのサイン欄R9は空欄になる。
以上説明したように、第1の実施の形態の決済端末3(決済端末装置)によれば、読取部101が読み取った顧客のクレジットカードの情報に基づいて、判定部102が、多通貨決済が可能であるかを判定する。そして、読取部101が、多通貨決済が可能であると判定したことを条件として、算出部103(算出手段)が、顧客の購入品の合計金額を、決済可能な通貨種別毎に算出する。表示部104(表示手段)は、算出された通貨種別毎の合計金額を、タブレット端末3aの液晶パネル32aに比較可能に表示させて、選択部105(選択手段)は、顧客に対して、表示部104が表示した通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる。署名部106(署名手段)は、表示部104が表示させた通貨種別毎の合計金額と同じ画面上に署名欄W2を表示させるとともに、顧客に対して署名欄W2にサインを入力させる。そして、決済部109(決済手段)は、選択部105によって選択された通貨種別によって決済を行う。したがって、顧客は、自身が選択した通貨種別を、その場その時に錯誤なく正しく認識して多通貨決済を行うことができる。さらに、顧客と店員とで操作指示等のやり取りを行う必要がないため、多通貨決済を短時間で行うことができる。
また、第1の実施の形態の決済端末3(決済端末装置)によれば、決済部109(決済手段)は、選択部105(選択手段)による通貨種別の選択と、署名部106(署名手段)による顧客のサインの入力と、がともに完了したことを条件として決済を行う。したがって、顧客が選択した通貨種別による決済を確実に行うことができる。
さらに、第1の実施の形態の決済端末3(決済端末装置)によれば、選択部105(選択手段)によって、決済を行う通貨種別が選択されたことを条件として、署名部106(署名手段)によるサインの入力を可能とする。したがって、決済を行う通貨が未選択な状態ではサインを行うことができないため、誤ってサインを行うことを防止することができる。
また、第1の実施の形態の決済端末3(決済端末装置)は、選択部105(選択手段)によって、決済を行う通貨種別が選択されたか、または署名部106(署名手段)によって顧客のサインが入力されたことを条件として、取引の内容が印字された伝票を発行する発行部108(発行手段)を更に備える。したがって、顧客が選択した通貨種別による伝票を確実に発行することができる。
そして、第2の実施形態の決済端末3(決済端末装置)によれば、署名部106(署名手段)は、選択部105(選択手段)によって選択された通貨種別に応じた位置に、署名欄W2a,W2bを表示する。したがって、合計金額表示欄W1の近傍に署名欄W2a,W2bが表示されるため、顧客は、自身が選択した通貨種別を、より一層確実に認識して多通貨決済を行うことができる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、いずれも例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、POS端末2と決済端末3とを一つのPOS端末として統合させて、当該POS端末を決済端末装置としてもよい。
また、制御部600が実行する制御プログラムP1は、予めメモリ部64に格納された状態で提供してもよいし、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、制御プログラムP1は、ネットワークに接続したコンピュータ上に格納して、ネットワーク経由でダウンロードすることによって提供してもよい。さらに、制御プログラムP1は、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布してもよい。
また、制御部100が実行する制御プログラムP2は、予めメモリ部54に格納された状態で提供してもよいし、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、制御プログラムP2は、ネットワークに接続したコンピュータ上に格納して、ネットワーク経由でダウンロードすることによって提供してもよい。さらに、制御プログラムP2は、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布してもよい。
1,1a 決済システム
2 POS端末
3 決済端末(決済端末装置)
3a タブレット端末
4 情報処理センター
7 決済サーバ
32,32a 液晶パネル
33,33a タッチパネル
41,51,61 CPU
44,54,64 メモリ部
101 読取部
102 判定部
103 算出部(算出手段)
104 表示部(表示手段)
105 選択部(選択手段)
106 署名部(署名手段)
107 報知部
108 発行部(発行手段)
109 決済部(決済手段)
301a,301b チェック欄
302a,302b 合計金額
303 為替レート
305 署名
310 署名完了ボタン
360a,360b 伝票
W1 合計金額表示欄
W2,W2a,W2b 署名欄
W3 メッセージ欄
特開2002−150188号公報

Claims (6)

  1. 顧客の購入品の合計金額を、決済可能な通貨種別毎に算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した通貨種別毎の合計金額を比較可能に表示させる表示手段と、
    前記顧客に対して、前記表示手段が表示させた通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる選択手段と、
    前記表示手段が表示させた通貨種別毎の合計金額と同じ画面上に署名欄を表示させるとともに、前記顧客に対して前記署名欄にサインを入力させる署名手段と、
    前記選択手段によって選択された通貨種別によって決済を行う決済手段と、
    を備える決済端末装置。
  2. 前記署名手段は、前記選択手段によって選択された通貨種別に応じた位置に、署名欄を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の決済端末装置。
  3. 前記決済手段は、前記選択手段による通貨種別の選択と、前記署名手段による前記顧客のサインの入力と、がともに完了したことを条件として決済を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の決済端末装置。
  4. 前記選択手段によって、決済を行う通貨種別が選択されたことを条件として、前記署名手段によるサインの入力を可能とする
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の決済端末装置。
  5. 前記選択手段によって、決済を行う通貨種別が選択されたか、または前記署名手段によって前記顧客のサインが入力されたことを条件として、取引の内容が印字された伝票を発行する発行手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の決済端末装置。
  6. コンピュータに対して、
    顧客の購入品の合計金額を、決済可能な通貨種別毎に算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した通貨種別毎の合計金額を比較可能に表示させる表示手段と、
    前記顧客に対して、前記表示手段が表示させた通貨種別の中から、決済を行う通貨種別を選択させる選択手段と、
    前記表示手段が表示させた通貨種別毎の合計金額と同じ画面上に署名欄を表示させるとともに、前記顧客に対して前記署名欄にサインを入力させる署名手段と、
    前記選択手段によって選択された通貨種別によって決済を行う決済手段と、
    を実行させるためのプログラム。
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