JP2019040327A - 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オンプレミス環境とクラウド環境との双方を利用可能である場合に、ワークフローの処理の実行場所を適切に切り替える。【解決手段】オンプレミス環境10とクラウド環境20とをインターネット2を介して接続した情報処理システム1において、オンプレミス環境10またはクラウド環境20のいずれかに設けられるサーバ装置150であって、サーバ装置150に入力されるデータを用いて所定の一連の処理であるワークフローを実行するワークフロー実行部と、ワークフローの処理対象となるデータのデータ特性、ワークフローに含まれる処理の処理特性、およびワークフローに含まれる処理の処理状況の少なくとも1つに基づいて、ワークフローに含まれる一部または全部の処理をオンプレミス環境10およびクラウド環境20のいずれの環境で実行させるかを判定するワークフロー判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システムおよびプログラムに関する。
近年、ネットワーククラウドを用いてサービスを提供するシステムが増加している。ネットワーククラウドは、互いにネットワークを介して接続される複数のコンピュータを含み、外部からは内部が隠蔽されたブラックボックスとして入出力のみが示されるネットワークグループである。以下、ネットワーククラウドにより提供される環境を、クラウド環境と呼ぶ。一方、ファイアウォールを介してインターネットに接続され、インターネットに対して閉じた従来型のネットワーク環境をオンプレミス環境と呼ぶ。
クラウド環境を利用したサービスが広く利用されるようになっており、オンプレミス環境にて提供されていたサービスの多くが、クラウド環境においても提供され、同等の結果を得ることが可能となっている。
クラウド環境およびオンプレミス環境には、それぞれ性能面やセキュリティ面においてメリット、デメリットがあるため、利用状況によって使い分けることが求められている。例えば、特許文献1には、クラウド環境およびオンプレミス環境により提供されるサービスを、機器を識別する機器識別情報と、これを使用するユーザを識別するユーザ識別情報と、に基づいていずれの環境でサービスを提供するかを使い分けるサービス提供システムが開示されている。
特許文献1では、機器識別情報やユーザ識別情報、すなわち、機器が設置される企業内の環境(部署)やユーザ名などから、機密性を判断して、クラウド環境とオンプレミス環境のいずれでサービスを提供するかを判断している。
しかしながら、機器識別情報やユーザ識別情報に基づいて判断する場合、例えば、通常は機密文書を扱うことがない部署やユーザであっても、特別な業務等で機密文書を扱う場合などには、適切な判断結果を得ることができないと考えられる。
そこで本発明は、オンプレミス環境とクラウド環境との双方を利用可能である場合に、ワークフローの処理の実行場所を適切に切り替えることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、第1の環境と第2の環境とをネットワークを介して接続した情報処理システムにおいて、前記第1の環境または前記第2の環境のいずれかに設けられる情報処理装置であって、該情報処理装置に入力されるデータを用いて所定の一連の処理であるワークフローを実行するワークフロー実行部と、前記ワークフローの処理対象となる前記データのデータ特性、前記ワークフローに含まれる前記処理の処理特性、および前記ワークフローに含まれる前記処理の処理状況の少なくとも1つに基づいて、前記ワークフローに含まれる一部または全部の処理を前記第1の環境および前記第2の環境のいずれの環境で実行させるかを判定するワークフロー判定部と、を備えるものである。
本発明によれば、オンプレミス環境とクラウド環境との双方を利用可能である場合に、ワークフローの処理の実行場所を適切に切り替えることができる。
本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 クラウドサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理システムにおける(a)サーバ装置、(b)クラウドサーバ装置、の機能構成の一例を示す図である。 ワークフロー情報の一例を示す説明図である。 ワークフロー切替情報の一例を示す説明図である。 ワークフロー切替処理の第1の処理例を示すフローチャートである。 ワークフロー切替情報の他の例を示す説明図である。 ワークフロー切替処理の第2の処理例を示すフローチャートである。 セキュリティキーワード情報の一例を示す説明図である。 ワークフロー切替処理の第3の処理例を示すフローチャートである。 判定処理の詳細を示すフローチャートである。 配信ログ統計結果の一例を示す説明図である。 ワークフロー切替情報の他の例を示す説明図である。 ワークフロー切替処理の第4の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る構成を図1から図16に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、第1の環境(オンプレミス環境10)と第2の環境(クラウド環境20)とをネットワーク(インターネット2)を介して接続した情報処理システム(情報処理システム1)において、第1の環境または第2の環境のいずれかに設けられる情報処理装置(サーバ装置150(または、画像形成装置100、クラウドサーバ装置200のいずれか))であって、該情報処理装置に入力されるデータを用いて所定の一連の処理であるワークフローを実行するワークフロー実行部(ワークフロー実行部161)と、ワークフローの処理対象となるデータのデータ特性(データに含まれる機密性を示すワード、データサイズ等)、ワークフローに含まれる処理の処理特性(メール配信設定等)、およびワークフローに含まれる処理の処理状況(中間処理結果等)の少なくとも1つに基づいて、ワークフローに含まれる一部または全部の処理を第1の環境および第2の環境のいずれの環境で実行させるかを判定するワークフロー判定部(ワークフロー判定部162)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(システム構成)
図1は、本発明に係る情報処理システムの一実施形態の構成例を示す図である。本実施形態に係る情報処理システム1は、インターネット2に対して、オンプレミス環境10とクラウド環境20とが接続される。
オンプレミス環境10は、オンプレミス環境10内で閉じたネットワークシステムであリ、主として内部のアクセスに応じてサービスを提供する。オンプレミス環境10は、例えば1の企業や1の事業所といった、1の組織体により運営され利用されるネットワーク環境である。
オンプレミス環境10には、ファイアウォール11と、画像形成装置100と、サーバ装置150と、が設けられ、画像形成装置100およびサーバ装置150は、LAN(Local Area Network)などのローカルエリアネットワーク12に互いに通信可能に接続される。
なお、図1の例では、画像形成装置100およびサーバ装置150を各2台示しているが、オンプレミス環境10には、1または複数の画像形成装置100およびサーバ装置150が設けられるものであればよい。また、情報処理システム1において、サーバ装置150の機能構成を画像形成装置100が有するものとしてもよい。この場合、オンプレミス環境10は、ファイアウォール11および画像形成装置100を有するものであればよい。
ファイアウォール11は、オンプレミス環境10に対するインターネット2からのアクセスを制限する機能を有する。
画像形成装置100は、例えば、スキャン、印刷、コピー、およびFAX送受信等の機能のうち、2以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機(MFP(Multifunction Peripheral))である。
サーバ装置150は、画像形成装置100を出力装置として用いるサービス等を提供する機能を有する。画像形成装置100を出力装置として用いるサービスには、例えば、印刷、配信(FAXまたはデータ送信)、スキャン(保存)などが含まれる。
クラウド環境20は、ネットワーククラウドにより構成されるネットワーク環境である。ネットワーククラウドは、互いにネットワークで接続される複数のコンピュータを含み、外部からは、内部が隠蔽されたブラックボックスとして入出力のみが示されるネットワークグループである。クラウド環境20は、主として外部からのアクセスに応じてサービスを提供する。
クラウド環境20には、ネットワーク21を介して接続された複数のクラウドサーバ装置200が設けられる。なお、図1の例では、クラウドサーバ装置200を複数台示しているが、クラウド環境20には、1または複数のクラウドサーバ装置200が設けられるものであればよい。
クラウドサーバ装置200は、オンプレミス環境10の画像形成装置100を出力装置として用いるサービス等を提供する機能を有する。すなわち、オンプレミス環境10の画像形成装置100およびサーバ装置150により提供可能なサービスを、画像形成装置100およびクラウドサーバ装置200によっても提供可能としている。
本実施形態に係る情報処理システム1は、画像形成装置100を介してサーバ装置150に入力される画像データ等のデータに対して、ユーザが作成したワークフローに基づいて処理を行うワークフローシステムである。ここで、画像形成装置100を介してサーバ装置150に入力される画像データ等とは、画像形成装置100のスキャナ機能(画像読取部)により読み込まれた原稿等の画像データや、ファクシミリ機能により送受信した原稿等の画像データ、ユーザ端末(パーソナルコンピュータやスマートフォン)から画像形成装置100に送信された印刷ジョブのデータ等である。
また、ワークフローとは、特定の目的を実現するための一連の処理を意味するものであって、ユーザが一旦、ワークフローのデータを作成することで、以後、一連の処理を一体として実行させることが可能とするものである。画像形成装置100を用いたワークフローシステムとは、画像形成装置100でスキャンした画像データや、FAX文書を電子化した画像データ等と、所定の業務とを連携させたものであり、画像データ等に対して、入力、画像変換、出力等に関する各プラグインを組み合わせ、各プラグインの条件に応じた動作を行う設定したものである。
情報処理システム1におけるオンプレミス環境10とクラウド環境20は、同一のサービス内容を提供可能であるとともに、後述するように、同一のワークフローの処理を実行が可能であり、また、ワークフローの処理対象となるデータのデータ特性(データに含まれる機密性を示すワード、データサイズ等)、ワークフローに含まれる処理の処理特性(メール配信設定等)、およびワークフローに含まれる処理の処理状況(中間処理結果等)に応じて、オンプレミス環境10とクラウド環境20とに適切に処理を振り分けることが可能となっている。
オンプレミス環境10とクラウド環境20との相違として、オンプレミス環境10は、オンプレミス環境10内で閉じたネットワークシステムであるため、クラウド環境20と比べるとセキュリティ(安全性)が高い。このため、例えば、情報処理システム1でのワークフローで処理されるデータに機密情報を含む画像データがある場合には、クラウド環境20よりもオンプレミス環境10で実行することが望ましいと言える。
一方、クラウド環境20は、通常、オンプレミス環境10よりも高性能のサーバ装置、大容量の記憶部等を備え、大量のデータを高速に処理することが可能であるため、例えば、ワークフローの処理対象がデータ容量の大きいファイル等である場合には、オンプレミス環境10よりもクラウド環境20で実行することが望ましいと言える。
(ハードウェア構成)
次に、情報処理システム1が備える各装置のハードウェア構成について説明する。
(1)画像形成装置
図2は、画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD104、通信部105、接続部106、エンジン部107および表示操作部108を有している。CPU101〜表示操作部108の各部は、システムバス109を介して相互に接続されている。
CPU101は、画像形成装置100の動作を統括的に制御する。CPU101は、RAM103をワークエリア(作業領域)としてROM102又はHDD104等に格納されたOS(Operating System)および各種アプリケーションプログラムを実行することで、例えばコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能等の各機能を実現する。
HDD104には、画像形成装置用情報処理プログラムが記憶されている。CPU101は、画像形成装置用情報処理プログラムに従って動作する。なお、ROM102又はRAM103に画像形成装置用情報処理プログラムを記憶してもよい。
通信部105は、サーバ装置150との間においてローカルエリアネットワーク12を介した通信、クラウドサーバ装置200との間においてインターネット2を介した通信を行う。例えば、エンジン部107のスキャナ機能等で形成された画像データをサーバ装置150に送信する。
接続部106は、画像形成装置100へのUSBメモリやSDカードなどのメディアや、ケーブル、サプライ品の装着がされるスロットを有するとともに、接続されたメディア等に対して制御を行う。
エンジン部107は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン部107は、例えば原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部などを備えている。さらに、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャおよび原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)等の特定のオプションを含めてもよい。なお、画像形成装置100の画像形成方式は、特に限定されるものではなく、電子写真方式のほかにインクジェット方式等を適用することができる。
表示操作部108は、タッチパネル機能を備えた液晶表示装置(LCD)又は有機EL表示装置等で形成されている。すなわち、表示操作部108は入力操作機能および表示機能を備えている。
(2)サーバ装置
図3は、サーバ装置150のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ装置150は、CPU151、ROM152、RAM153、通信部154、表示操作部155およびHDD156を有している。CPU151〜HDD156の各部は、システムバス157を介して相互に接続されている。
CPU151は、サーバ装置150の動作を統括的に制御する。CPU151は、RAM153をワークエリア(作業領域)としてROM152又はHDD156等に格納されたOSおよび各種アプリケーションプログラムを実行する。
HDD156には、サーバ装置用情報処理プログラム等が記憶されている。CPU151は、サーバ装置用情報処理プログラムに従って動作する。なお、ROM152またはRAM153にサーバ装置用情報処理プログラムを記憶してもよい。
通信部154は、画像形成装置100との間においてローカルエリアネットワーク12を介した通信、クラウドサーバ装置200との間においてインターネット2を介した通信を行う。例えば、クラウドサーバ装置200に対して、クラウドサーバ装置200で実行するワークフローの一部または全部の処理に必要な画像データを送信する。
表示操作部155は、ディスプレイ、キーボード、マウス等を備えている。
(3)クラウドサーバ装置
図4は、クラウドサーバ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。クラウドサーバ装置200は、CPU201、ROM202、RAM203、通信部204、表示操作部205およびHDD206を有している。CPU201〜HDD206の各部は、システムバス207を介して相互に接続されている。
CPU201は、クラウドサーバ装置200の動作を統括的に制御する。CPU201は、RAM203をワークエリア(作業領域)としてROM202又はHDD206等に格納されたOSおよび各種アプリケーションプログラムを実行する。HDD206には、クラウドサーバ用情報処理プログラム等が記憶されている。
CPU201は、クラウドサーバ用情報処理プログラムに従って動作する。なお、ROM202またはRAM203にクラウドサーバ用情報処理プログラムを記憶してもよい。通信部204は、サーバ装置150および画像形成装置100との間においてインターネット2を介した通信を行う。例えば、サーバ装置150からクラウドサーバ装置200で実行するワークフローの一部または全部の処理に必要な画像データを受信する。
表示操作部205は、ディスプレイ、キーボード、マウス等を備えている。
(機能構成)
次いで、本実施形態に係る情報処理システム1における各装置の機能構成について説明する。図5は情報処理システム1における各装置の機能構成の一例を示す図であって、図5(a)はサーバ装置150の機能構成を示す図、図5(b)はクラウドサーバ装置200の機能構成を示す図である。
(1)サーバ装置
図5(a)に示すように、サーバ装置150は、ワークフロー情報記憶部160、ワークフロー実行部161、ワークフロー判定部162、ワークフロー切替部163、画像データ格納部164、ワークフロー切替情報格納部165、および配信ログ統計部166を有する。
ワークフロー情報記憶部160には、ワークフロー情報が格納される。ワークフロー情報の一例を図6に示す。ワークフロー情報は、あるワークフローを構成する一連の処理を規定したものであり、例えば、画像形成装置100のスキャナ機能により取得される画像データについて、画像の鮮明化処理(S101)、解像度変換処理(S102)、PDF変換処理(S103)、メール配信処理(S104)のようにワークフローに含まれる各処理が規定されるとともに、各処理内容の詳細が規定されている。
ワークフロー情報は、予めサーバ装置150のワークフロー情報記憶部160に記憶させておく。
ワークフロー実行部161は、ワークフロー情報記憶部160に記憶されたワークフロー情報に基づいて、オンプレミス環境10で実行するワークフローの各処理を実行させる。また、実行中のワークフローの実行結果(中間処理結果)を適宜、ワークフロー判定部162に出力する。
ワークフロー判定部162は、ワークフロー切替情報格納部165のワークフロー切替情報等を参照して、オンプレミス環境10とクラウド環境20のいずれの環境でワークフローを実行するかを判断する。
ワークフロー切替部163は、ワークフロー判定部162の判定結果を受けて、ワークフローを構成する処理の一部または全部の実行場所をオンプレミス環境10での実行とするか、クラウド環境20での実行とするかを切り替える。また、複数のクラウドサーバ装置200に処理を分散させる場合は、対象のデータをページ単位で分割する。
画像データ格納部164は、画像形成装置100のスキャナ機能(画像読取部)により読み込まれた原稿等の画像データや、ファクシミリ機能により送受信した原稿等の画像データ等のワークフローの処理に必要なデータを格納する。なお、画像データ格納部164に格納されるデータは、画像データに限られるものではなく、ワークフローの処理に必要な他のデータも格納される。
ワークフロー切替情報格納部165は、ワークフロー判定部162が参照するワークフローの実行場所の切替に関する条件(判断基準)であるワークフロー切替情報を記憶している。
配信ログ統計部166は、サーバ装置150のクラウド環境20への配信ログを取得するとともに、所定の期間で定期的に配信ログ統計結果を更新する。
なお、上述のようにサーバ装置150の機能を画像形成装置100が備える場合は、上述したサーバ装置150が有する各部を画像形成装置100が備える構成とすればよい。
(2)クラウドサーバ装置
図5(b)に示すように、クラウドサーバ装置200は、ワークフロー情報記憶部210、ワークフロー実行部211、画像データ格納部212を有する。
ワークフロー情報記憶部210には、サーバ装置150のワークフロー情報記憶部160と同様に、ユーザにより設定されたワークフロー情報(図6)が記憶される。このワークフロー情報は、クラウドサーバ装置200のワークフロー情報記憶部210に予め記憶されてもよいし、クラウドサーバ装置200でワークフローの処理を実行させる際に、サーバ装置150からワークフロー情報も送信されるものであってもよい。
ワークフロー実行部211は、ワークフロー情報記憶部160に記憶されたワークフロー情報に基づいて、クラウド環境20で実行するワークフローの各処理を実行させる。
画像データ格納部212は、サーバ装置150から受信した画像データ等を格納する。この画像データは、クラウド環境20で実行するワークフローの処理に係る画像データである。
(ワークフロー切替処理)
情報処理システム1におけるワークフローの処理の実行場所を切り替えるワークフロー切替処理の処理例について説明する。
<第1の処理例>
ワークフロー切替情報の一例を図7に示す。ワークフロー判定部162は、ワークフロー(例えば、図6のワークフロー)の実行時において、ワークフロー切替情報を参照し、例えば、図7に示すように、メール配信処理(S104)におけるメールの配信設定が「社内秘」のように機密性が高い場合は、オンプレミス環境10において、このワークフローのすべての処理を実行する判定結果とし、ワークフロー実行部161は、このワークフローのすべての処理をオンプレミス側で実行する。
また、例えば、ワークフロー切替情報を参照し、例えば、図7に示すように、PDF変換処理(S103)において、PDF化の際に「社外秘」をスタンプを付加する処理を含むなどの機密性を高める処理がされる場合は、オンプレミス環境10において、このワークフローのすべての処理を実行する判定結果とし、ワークフロー実行部161は、このワークフローのすべての処理をオンプレミス側で実行する。
一方、例えば、メールの配信設定が「全社員」などのように機密性の低い場合は、ワークフロー判定部162は、クラウド環境20において、このワークフローのすべての処理を実行する判定結果とし、ワークフロー切替部163は、このワークフローの一部または全部の実行場所をクラウド環境20側に切り替え、クラウド環境20での処理に必要な画像データ等を送信制御するとともに、クラウド環境20のワークフロー実行部211で処理を実行させる。なお、クラウド環境20で実行させる処理は、ワークフローの全部の処理であっても一部の処理であってもよい。
図8は、ワークフロー切替処理の第1の処理例を示すフローチャートである。先ず、ワークフロー判定部162は、ワークフロー情報記憶部160のワークフロー情報を読み込み(S201)、また、ワークフロー切替情報格納部165のワークフロー切替情報を読み込む(S202)。
そして、読み込んだワークフロー情報とワークフロー切替情報に基づいて、ワークフローの実行場所を切り替えるかどうかを判定する(S203)。判定の結果、実行場所を切り替える場合(すなわち、クラウド環境側で処理する場合)は、クラウド環境20に必要な画像データ等を転送する(S204)。一方、実行場所を切り替えない場合(オンプレミス環境側で処理する場合)は、切り替え処理を終了し、オンプレミス環境10で各処理が実行される。
<第2の処理例>
上記第1の処理例では、メールの配信設定やPDF変換条件に応じてワークフローの実行場所を切り替える例を説明したが、ワークフロー実行開始後に得られるワークフロー中間結果に基づいて、以降の処理の実行先を切り替えるようにすることもできる。
第2の処理例では、ワークフロー判定部162は、ワークフロー実行部161によるワークフローの中間処理結果と、ワークフロー切替情報を参照する。ワークフロー切替情報の他の例を図9に示す。
例えば、スキャン処理とOCR(光学的文字認識)処理を含むワークフローにおいて、OCR処理のタイトル抽出結果に「機密」や「社外秘」などの機密性の高いキーワードを含んでいた場合には、中間結果を得た処理以降のワークフローの後段の処理をオンプレミス環境10において実行する判定結果とする。
また、例えば、ワークフローの中間結果において、ファイルサイズが所定サイズ以上(例えば、50MB以上)となっている場合は、処理の高速化のため、中間結果を得た処理以降のワークフローの後段の処理をクラウド環境20において実行する判定結果とする。
図10は、ワークフロー切替処理の第2の処理例を示すフローチャートである。先ず、ワークフロー判定部162は、ワークフロー情報記憶部160のワークフロー情報を読み込み(S301)、また、ワークフローの中間処理結果およびワークフロー切替情報を読み込む(S302)。
そして、読み込んだワークフロー情報、ワークフローの中間処理結果、およびワークフロー切替情報に基づいて、ワークフローの実行場所を切り替えるかどうかを判定する(S303)。判定の結果、実行場所を切り替える場合(すなわち、後段の処理をクラウド環境側で処理する場合)は、クラウド環境20に必要な画像データ等を転送する(S304)。一方、実行場所を切り替えない場合(オンプレミス環境側で処理する場合)は、切り替え処理を終了し、オンプレミス環境10で各処理が実行される。
<第3の処理例>
上記の処理例では、所定の条件下でクラウド環境20側のクラウドサーバ装置200に処理を分担させることを説明した。ここで、クラウド環境20側でワークフローの全部または一部の処理を実行させる際に、クラウド環境20側の複数台のクラウドサーバ装置200に処理を分散させることで、さらに処理の高速化を図ることができる。
しかしながら、クラウド環境20に分担させる処理をさらに複数のクラウドサーバ装置200での処理に分散させる場合、オンプレミス環境10からクラウド環境20の各クラウドサーバ装置200に対し、複数の通信経路を介してデータの送受信がされることとなるため、1台のクラウドサーバ装置200に処理を分担させる場合よりもセキュリティ上リスクが高くなる。
そこで、第3の処理例では、ワークフローの処理対象となるデータのデータ特性に応じて、オンプレミス環境10おいて処理を実行するか、クラウド環境20の1のクラウドサーバ装置200に処理を実行させるか(1の通信経路を用いる)、クラウド環境20の複数のクラウドサーバ装置200で処理を分散させるか(複数の通信経路を用いる)の3つのパターンのいずれの処理とするかを判断することで、分散処理による処理速度の向上とセキュリティリスクの低減とを両立させるものである。
図11は、セキュリティキーワード情報の説明図である。セキュリティキーワード情報は、セキュリティキーワード名とセキュリティレベル値との対応関係を示す情報であって、予めワークフロー判定部162に設定されている。
ワークフロー判定部162は、例えば、スキャン処理とOCR処理を含むワークフローにおいて、OCR処理の結果について、セキュリティキーワード情報を参照して、ドキュメント(文書)のページ単位でセキュリティキーワードで含まれているかを抽出する。そして、抽出結果にセキュリティキーワードが含まれている場合は、セキュリティキーワードのうち最もセキュリティレベル値ものについてのセキュリティレベル値を当該ページのセキュリティレベル値とする。また、ドキュメントの全ページのセキュリティレベル値の平均値の算出を行う。
例えば、OCR処理の結果、あるドキュメントの1ページ内に「社外秘」、「秘密」、「販売計画」の3つのセキュリティキーワードが抽出された場合は、「社外秘」のセキュリティレベル値「5」が最も高い値であるため、「5」がそのページのセキュリティレベル値となる。
そして、算出したセキュリティレベル値や、セキュリティレベル値の平均値に基づいて、ワークフローの処理の一部または全部を、オンプレミス環境10おいて処理を実行するか、1のクラウドサーバ装置200に処理を実行させるか、複数のクラウドサーバ装置200で処理を分散させるかを判断するものである。
図12は、ワークフロー切替処理の第3の処理例を示すフローチャートである。先ず、ワークフロー判定部162は、ワークフロー実行部161でのOCR処理の実行結果を読み込んで、対象となるドキュメントについてのセキュリティキーワードを抽出する(S401)。次いで、ドキュメントの各ページのセキュリティレベル値を算出し(S402)、ドキュメント全体でのセキュリティレベル値の平均値を算出する(S403)。
次いで、ドキュメント全体でのセキュリティレベル値に応じた判定処理を実行する(S404)。この判定処理の詳細を図13のフローチャートに示す。
判定処理(S404)では、先ず、ドキュメント内にセキュリティレベル値が「5」のページを含むか否かを判断する(S404−1)。含んでいる場合(S404−1:YES)、ドキュメント内の全ページのセキュリティレベル値の平均値が「4.5」以上であるかどうかを判断する(S404−2)。そして、平均値が「4.5」以上の場合(S404−2:YES)は、このドキュメントのセキュリティレベルを「High」に設定する(S404−4)。一方、平均値が「4.5」未満の場合(S404−2:NO)は、このドキュメントのセキュリティレベルを「Middle」に設定する(S404−5)。
これに対し、ドキュメント内にセキュリティレベル値が「5」のページを含まない場合(S404−1:NO)、ドキュメント内の全ページのセキュリティレベル値の平均値が「4」以上であるかどうかを判断する(S404−3)。そして、平均値が「4」以上の場合(S404−3:YES)は、このドキュメントのセキュリティレベルを「Middle」に設定する(S404−5)。一方、平均値が「4」未満の場合(S404−3:NO)は、このドキュメントのセキュリティレベルを「Low」に設定する(S404−6)。
図12の説明に戻り、セキュリティレベルが「High」の場合は(S404:High)、オンプレミス環境10でワークフローを実行する(S405)。
一方、セキュリティレベルが「Middle」の場合は(S404:Middle)、セキュリティレベル値が所定の値よりも低いページについてのワークフローの処理ついては、クラウド環境20側に送信し、クラウド環境20側で処理を実行する(S406)。ここでは、1のクラウドサーバ装置200に処理を実行させるものとする。
また、セキュリティレベル値が所定の値以上のページについてのワークフローの処理ついては、オンプレミス環境10でワークフローを実行する(S407)。S406およびS407は並列処理される。次いで、クラウド環境20側から処理結果を受信し、オンプレミス環境10側での処理結果と統合する(S408)。
一方、セキュリティレベルが「Low」の場合は(S404:Low)、ドキュメントのページを分割するとともに(S409)、処理を実行させるクラウドサーバ装置200の内の1のサーバをマスタサーバに決定する(S410)。
そして、複数のクラウドサーバ装置200に各ページについての処理を分散させて実行させる(S411)。次いで、スレーブサーバは、マスターサーバに対して、実行結果を送信し、マスターサーバは実行結果を統合する(S412)。
なお、クラウドサーバ装置200の分散処理では、マスタサーバ、スレーブサーバを設定せず、サーバ装置150と各クラウドサーバ装置200間でデータの送受信をするものであってもよい。
<第4の処理例>
クラウド環境20でワークフローの各処理を実行したほうが速いシステム環境において、例えば、特定の時間帯にネットワーク負荷が高くなり処理速度が低下することが統計的に判断できる場合、この時間帯については、オンプレミス環境10で処理した方が処理速度が速いことが考えられる。このため、第4の処理例では、配信ログ統計部166で取得される配信ログ統計結果に応じて、ワークフローの処理の実行場所を制御するものである。
図14は、配信ログ統計結果の一例を示す説明図である。配信ログ統計部166は、例えば、図14に示すように、1時間単位でサーバ装置150からクラウド環境20への通信速度を算出している。また、第4の処理例でのワークフロー切替情報の例を図15に示す。
ワークフロー判定部162は、配信ログ統計結果(図14)とワークフロー切替情報(図15)を参照し、どちらの環境で実行するかを判定する。その結果を元に、ワークフロー切替部163がワークフローの実行場所を切り替える。
図16は、ワークフロー切替処理の第4の処理例を示すフローチャートである。先ず、ワークフロー判定部162は、ワークフロー情報記憶部160のワークフロー情報を読み込み(S501)、また、配信ログ統計結果およびワークフロー切替情報を読み込む(S502)。
そして、読み込んだワークフロー情報、配信ログ統計結果、およびワークフロー切替情報に基づいて、ワークフローの実行場所を切り替えるかどうかを判定する(S503)。判定の結果、実行場所を切り替える場合(すなわち、クラウド環境側で処理する場合)は、クラウド環境20に必要な画像データを転送する(S504)。一方、実行場所を切り替えない場合(オンプレミス環境側で処理する場合)は、切り替え処理を終了し、オンプレミス環境10で各処理が実行される。
以上説明した本実施形態に係る情報処理システム1によれば、オンプレミス環境とクラウド環境との双方を利用可能である場合に、処理の対象とするデータの特性(機密性、ファイルサイズ等)や、ワークフローの中間処理結果、通信状況等に応じて、最適な処理場所での処理の実行を可能とし、オンプレミス環境およびクラウド環境の双方の利点を活かしたワークフローの各処理の実行が可能となる。
上記実施形態では、オンプレミス環境10のサーバ装置150が、ワークフロー切替処理を実行する場合について説明したが、例えば、情報処理システム1におけるワークフローの処理の実行場所(デフォルト)がクラウド環境20であるワークフローであれば、クラウドサーバ装置200がサーバ装置150の上述の各機能を有し、クラウドサーバ装置200が本発明に係る情報処理装置として機能するものであってもよい。
また、上記実施形態では、情報処理システム1は、画像形成装置100に入力されるスキャン機能による画像データや、ファクシミリ機能による画像データを処理する場合を例に説明したが、処理対象となるデータはこれに限られるものではなく、カメラで撮像した画像データを処理する場合、タブレットや電子黒板等に手書きした内容を読み取った画像データを処理する場合にも適用することができる。また、画像形成装置100にパーソナルコンピュータ、スマートフォンなどの情報処理端末から送信された画像データや文書データ等を処理する場合にも適用することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 情報処理システム
2 インターネット
10 オンプレミス環境
11 ファイアウォール
12 ローカルエリアネットワーク
20 クラウド環境
21 ネットワーク
100 画像形成装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDD
105 通信部
106 接続部
107 エンジン部
108 表示操作部
109 システムバス
150 サーバ装置
151 CPU
152 ROM
153 RAM
154 通信部
155 表示操作部
156 HDD
157 システムバス
160 ワークフロー情報記憶部
161 ワークフロー実行部
162 ワークフロー判定部
163 ワークフロー切替部
164 画像データ格納部
165 ワークフロー切替情報格納部
166 配信ログ統計部
200 クラウドサーバ装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 通信部
205 表示操作部
206 HDD
207 システムバス
210 ワークフロー情報記憶部
211 ワークフロー実行部
212 画像データ格納部
特開2014−179048号公報

Claims (10)

  1. 第1の環境と第2の環境とをネットワークを介して接続した情報処理システムにおいて、前記第1の環境または前記第2の環境のいずれかに設けられる情報処理装置であって、
    該情報処理装置に入力されるデータを用いて所定の一連の処理であるワークフローを実行するワークフロー実行部と、
    前記ワークフローの処理対象となる前記データのデータ特性、前記ワークフローに含まれる前記処理の処理特性、および前記ワークフローに含まれる前記処理の処理状況の少なくとも1つに基づいて、前記ワークフローに含まれる一部または全部の処理を前記第1の環境および前記第2の環境のいずれの環境で実行させるかを判定するワークフロー判定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の環境に画像形成装置が設けられており、
    該情報処理装置に入力される前記データは、前記画像形成装置で作成されるデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ特性は、前記データに含まれる該データの機密性に関する情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ワークフローは電子メール配信処理を含み、
    前記処理特性は、前記電子メール配信処理のメール配信設定であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理状況は、前記ワークフロー実行部による前記ワークフローの一連の処理の途中に取得される中間結果であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の環境に複数のサーバ装置が設けられており、
    前記ワークフロー判定部は、
    前記ワークフローの処理対象となる前記データのデータ特性、前記ワークフローに含まれる前記処理の処理特性、および前記ワークフローに含まれる前記処理の処理状況の少なくとも1つに基づいて、前記ワークフローに含まれる一部または全部の処理を前記第1の環境で実行させるか、前記第2の環境の1つの前記サーバ装置で実行させるか、前記第2の環境の複数の前記サーバ装置で分散して実行させるか、を判定することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記データは、複数ページからなるデータであって、
    前記ワークフロー判定部は、前記データのページ単位で、前記判定をすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 請求項1から7までのいずれかに記載の情報処理装置を前記第1の環境に有することを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項1から7までのいずれかに記載の情報処理装置を前記第2の環境に有することを特徴とする情報処理システム。
  10. 第1の環境と第2の環境とをネットワークを介して接続した情報処理システムにおいて、前記第1の環境または前記第2の環境のいずれかに設けられる情報処理装置の制御プログラムであって、
    該情報処理装置に、
    該情報処理装置に入力されるデータを用いて所定の一連の処理であるワークフローを実行するワークフロー実行処理と、
    前記ワークフローの処理対象となる前記データのデータ特性、前記ワークフローに含まれる前記処理の処理特性、および前記ワークフローに含まれる前記処理の処理状況の少なくとも1つに基づいて、前記ワークフローに含まれる少なくとも一部の処理を前記第1の環境および前記第2の環境のいずれの環境で実行させるかを判定するワークフロー判定処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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