JP2019040172A - 三味線の胴カバー - Google Patents
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Abstract
Description
緩衝材は、スポンジ、綿、布、自然繊維、ウレタン、シリコンゴム、プラスチック、合成樹脂、合成繊維など様々な種類の素材が可能である。また、樹脂等で出来た小型のチップを多数入れて、緩衝材を構成することも可能である。
勿論、緩衝材を収納部12から着脱可能な状態で収納することも、緩衝材を収納部12に固定的に収納させることも可能である。緩衝材を収納した上での本体部11の適当な厚さは、10mm以上が好ましい。
図示していないが、一方の連結部と他方の連結部を結合させる方法として、磁石、マジックテープ、ボタン、フック、バックル、ピン留め、接着剤などで代用させることが可能である。
本体部11の素材は、布、ニット、ビニール、人工皮(レザー)、合成繊維、天然繊維(綿・絹・羊毛)などである。本体部11の表面が布やニットであれば、ピン付きの装身具(ペンダント、バッジ、ピンブローチなど)の針部を本体部11の表面に通して取り付けて飾ることが可能になる。これによって装飾性の自由度が高まり、意匠性の向上に繋がる。勿論、ピン留めタイプの勲章等を、本体部11の表面に飾ることも出来る。
ここでいう接続とは、分離していない状態で繋がっていること(結合していること)意味する。接触面が重なっている場合もあり得る。
区分ライン18を設けることで、本体部11の収納部12を複数個に区分させることが可能である。区分ライン18は糸などで織り込むことも可能である。
可動片14は、三味線30の皮や胴の底部を保護することが出来る。可動片14の素材は、本体部11と同様に、布、ニット、ビニール、人工皮(レザー)、合成繊維、天然繊維(綿・絹・羊毛)など用いることが可能である。
また、可動片14の先端部近傍に接合部15が形成されている。この接合部15は、磁石、マジックテープ、ボタン、フックなどにより互いに接合することが可能である。
このポケット部があることで、内側の空間に手を入れることが出来、ピン付きの装身具や勲章などを本体部11の表面に取り付けることが出来るようになる。
取出口16bにはチャックが付いており、取手部17を本体部11の長さ方向へ引っ張ることで、取出口16bを開閉させることが出来る。
このパッチライン19は、ミシン機で刺繍することで作ることが出来る。様々な形状のパッチライン19を加えることで、意匠性を高めることが出来る。
このパッチライン19が凹凸を形成することで、摩擦力を高めることが出来、三味線30の胴が滑りにくくなる。
トンネル部21には紐20が挿通されている。紐20の両端を結ぶことで本体部11を三味線30に取り付けることが出来る。
巾着袋と同様な構造を持つ胴カバー10であっても、本発明の効果をもたらすことが可能である。
図では詳細な部分を省略してあるが、注入口22はチューブ構造を有し、逆流防止の弁が設けられている。
また、発光液を注入すると、本体部11が発光して、暗闇でも演奏することが出来るようになり、コンサート会場等での演出効果も期待出来る。
また、この伸縮体23自体を、凹凸を有する形状に成形することで、三味線30の胴の摩擦抵抗を高めて滑りにくくすることも可能である。
本体部11には、第一表面24と第二表面25と孔部26が設けられている。第一表面24に形成された孔部26を通して下層の第二表面25が表に露出している。
ここでの設置とは、所定の位置に物を置くこと、所定の位置まで物を動かすことを意味する。
本体部11に滑り止め部材50aを貼り合わせる方法は様々に可能である。例えば、縫い合わせることも可能であり、接着剤等で付着させることも可能である。
図示したものは、本体部11と滑り止め部材50aは、ほぼ同じ大きさであるが、滑り止め部材50aの形状が多角形・楕円形でもよく、複数個付けられていてもよい。
本体部11の外側のみならず、内側・外側の両面に滑り止め部材50aを取り付けることも出来る。滑り止め部材50aを本体部11の内側・外側の両面に取り付けることで滑り止めと同時に緩衝性能を高めることが出来る。シール貼り付け、ワッペン貼り付け、鳩目等の金具連結により、本体部11と滑り止め部材50aを合わせることも出来る。
これにより、胴カバー10の被覆率を変化させることで保管時と演奏時を使い分けることが可能になる。例えば、保管時には皮を深めに覆い、演奏時には皮を浅めに覆うことできる。
胴カバーの変形10Kに、複数個のトンネル部21を形成されることで、位置決めしやすくさせることが出来る。勿論、紐20と本体部11を連結させる方法は、必ずしもトンネル部21を設ける必要がなく、部分的に紐を繋ぐ方法(例えば縫い止め)によって連結させることも可能である。
本体部11の素材は、綿・布・人工繊維等であり、本体部11そのものが、三味線30の胴を保護するのに十分な厚さを備えている。また、本体部11の内部に紐20が内在している。紐20がゴム紐等の粘弾性を備えたものであれば、三味線30の胴に掛合させることが容易に出来るようになる。
言い換えれば、本体部11は環状(リング状)に形成されている。紐20も同様に環状(リング状)に繋げられている。
また、紐20は長さ調整をする上で必要な長さを備えている。言い換えれば、胴のサイズに合わせて、紐20の両端部を適当な長さで結ぶこと出来る。さらに換言すれば、紐20はアジャスターの役割を有する。
本体部11は、ゴム・合成樹脂等の粘弾性を備えた素材から出来ており、本体部11そのものが、三味線30の胴を保護するのに十分な厚さを備えている。
また、本体部11を環状(リング状)に形成させることで、三味線30の胴との係合が容易に出来るようになる。
別の観点から見れば、胴カバーの変形10Pは、前述した胴カバー10Lから紐20を無くし、構造をよりシンプル化させたものであると言える。
この可動片14は収納部(ポケット部)12を有しており、この収納部12に、糸・音緒・駒・楽譜・飾り品・糸巻き・消耗品等を収納させることが出来る。
勿論、本発明における胴カバーの全般において、収納部12には、糸・音緒・駒・楽譜・飾り品・糸巻き・消耗品等を収納させることが出来る。これらを緩衝体の代替として機能させることも可能である。
取出口16cは、ボタン60によって、開け閉めが自在に出来るようになっている。開閉を制御する方法は、チャックやマジックテープ等でも代替可能である。
すなわち、裏表両面で利用できるので、さらに三味線のデザインの自由度を高めることが出来る。
この胴カバーを用いて減音化させると、夜間でも支障なく、三味線の練習をすることが可能である。
11 本体部
12 収納部
13 連結部
14 可動片
15 接合部
16 取出口(16a ,16b,16c)
17 取手部
18 区分ライン
19 パッチライン
20 紐
21 トンネル部
22 注入口
23 伸縮体
24 第一表面
25 第二表面
26 孔部
27 絞り部
28 貫通孔
30 三味線
40 緩衝体(40a,40b,40c)
50 滑り止め部材(50a,50b)
60 ボタン
Claims (9)
- 三味線の胴の表面の少なくとも一部を覆うことの出来る本体部11を有し、
本体部11には緩衝材等を収納可能である収納部12が設けられており、
収納部12に緩衝材等を固定的または着脱可能に収容していることを特徴とする胴カバー10。 - 三味線の胴の表面の少なくとも一部を覆うことの出来る本体部11を有し、
前記本体部11は、伸縮体23により形成されていることを特徴とする胴カバー10。 - 前記本体部11に接続して可動片14が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の胴カバー10。
- 前記胴カバー10の長さ方向の両端部に長さ調節が可能である連結部13が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の胴カバー10。
- 前記本体部11にトンネル部21が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3乃至4に記載の胴カバー10。
- 前記本体部11の内部に気体または液体が充填されていることを特徴とする請求項1または請求項3乃至5のいずれか一つに記載の胴カバー10。
- 前記本体部11に滑り止め部材50が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載された胴カバー10。
- 前記本体11の内部に少なくとも1つの紐20が挿通されており、
本体11および紐20が環状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載された胴カバー10。 - 請求項1乃至8のいずれか一つに記載された胴カバー10が、胴部に固定的に装着されている三味線。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017174387 | 2017-08-24 | ||
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Publications (1)
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ID=65727293
Family Applications (1)
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JP2018018629A Pending JP2019040172A (ja) | 2017-08-24 | 2018-02-05 | 三味線の胴カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2018
- 2018-02-05 JP JP2018018629A patent/JP2019040172A/ja active Pending
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