JP2019039996A - 支持構造及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンモータを保持する取り付けプレートをねじ固定する構成に比べて、ファンモータの振動の伝達を抑制することができる支持構造及び画像形成装置を提供する。【解決手段】装置本体Fにファンとモータ113からなるファンモータを取り付けるためのファンモータの支持構造120であって、ファンモータに取り付けられ装置本体Fに固定されるファンプレート121と、ファンプレート121の一端となる先端部121aを取り囲んで装置本体Fに接触する弾性体122と、弾性体122を挟み込んで装置本体Fに固定される支持部材123と、を備えた。【選択図】図5

Description

本発明は、支持構造及び画像形成装置に関する。
ダクトにファンユニットを取り付けてなる排気装置を有する画像形成装置において、画像形成装置本体内に、支持部材を有する構造体と、その構造体の支持部材と対向する対向部材とを備える一方、ダクトには、そのダクト内の空気の流れを挟んで片側に取付部を立ち上げて設ける一方、他側に弾性固定部を取付部よりも下方に位置して設け、ダクトの取付部を支持部材側とし、弾性固定部を対向部材側として、それら支持部材と対向部材との間にダクトを配置し、ダクトの取付部を支持部材に取り付けてその支持部材で吊り下げてダクトを支持するとともに、弾性固定部を対向部材に押し当ててなる、画像形成装置が知られている(特許文献1)。
冷却ファンと、冷却ファンのケーシングと、ケーシングを下方から支持する支持部材と、ケーシングを上方から覆うカバ一部材と、ケーシングの外周面から外側に突設された位置決め固定部と、位置決め固定部よりも冷却ファンの羽根側で、支持部材及びカバ一部材か ら夫々突設され、ケーシングを上下両側から挟持する一対の支持部と、一対の支持部の先端に夫々貼り付けられた弾性部材とを備えた冷却ファン取付構造も知られている(特許文献2)。
特許3933654号明細書 特許4901645号明細書
本発明は、ファンモータを保持する取り付けプレートをねじ固定する構成に比べて、ファンモータの振動の伝達を抑制することができる支持構造及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の支持構造は、
装置本体にファンとモータからなるファンモータを取り付けるためのファンモータの支持構造であって、
前記ファンモータに取り付けられ前記装置本体に固定されるファンプレートと、
前記ファンプレートの一端を取り囲んで前記装置本体に接触する弾性体と、
前記弾性体を挟み込んで前記装置本体に固定される支持部材と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の支持構造において、
前記弾性体は、前記装置本体への固定方向の厚みが前記固定方向と交差する方向の厚みより厚い、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の支持構造において、
前記弾性体は、前記装置本体への前記固定方向の密度が前記固定方向と交差する方向の密度より高い、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の支持構造において、
前記弾性体は、前記装置本体への前記固定方向の粘弾性が前記固定方向と交差する方向の粘弾性より高い、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記弾性体が発泡弾性体である、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記弾性体がゲル弾性体である、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記ファンプレートは、前記弾性体と接触する面と交差する方向に折り曲げられた折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部は重力方向において前記弾性体の上方から前記弾性体に接触する、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記ファンモータは、前記装置本体に対して重力方向に傾斜して取り付けられる、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記ファンモータは、装置本体の内部から空気を吸引する吸気ダクトと吸気した前記空気を排気する排気ダクトに弾性部材を介して接続されている、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の支持構造において、
前記ファンは、シロッコファンである、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項11記載の画像形成装置は、
請求項1ないし10のいずれか1項に記載の支持構造を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、11に記載の発明によれば、ファンモータを保持する取り付けプレートをねじ固定する構成に比べて、ファンモータの振動の伝達を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、弾性体の厚みが固定方向と固定方向と交差する方向で同じ厚みである構成に比べて、ファンモータの振動の伝達をより抑制することができる。
請求項3、4、5に記載の発明によれば、ファンモータの振動の伝達をより抑制することができる。
請求項6、7に記載の発明によれば、弾性体がソリッド弾性体である構成に比べて、ファンモータの振動の伝達を抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、ファンモータの重力方向の振動の伝達を抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、ファンモータの重力方向と交差する水平方向の振動の伝達を分散させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、空気の漏出を抑制しながらファンモータの振動の伝達をより抑制することができる。
請求項11に記載の発明によれば、大量の空気を排気することができる。
画像形成装置の概略構成を示す断面模式図である。 画像形成装置における排気装置の全体構成を示す斜視図である。 排気装置におけるファンモータの装置本体への取り付けを示す斜視図である。 排気装置の縦断面模式図である。 ファンモータの支持構造を示す縦断面模式図である。 ファンプレートの先端部を取り囲む弾性体の構成を示す断面模式図である。 変形例2に係るファンプレートの先端部を取り囲む弾性体の構成を示す断面模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
以下、本実施形態に係る支持構造120は、各種装置に適用可能であるが画像形成装置1に適用した場合を一例として説明する。
図1は画像形成装置1の概略構成を示す断面模式図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)画像形成装置の全体構成
画像形成装置1は、画像形成部10と、画像形成部10の一端に装着された給紙装置20と、画像形成部10の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30と、操作表示部40と、上位機器から送信された印刷情報から画像情報を生成する画像処理部50と、を備えて構成されている。
画像形成部10は、露光装置12、感光体ユニット13、現像装置14、転写装置15、用紙搬送装置16a、16b、16c、定着装置17、を備えて構成され、画像処理部50から受け取った画像データを給紙装置20から送り込まれたシート材P上にトナー画像として形成する。
給紙装置20は、画像形成部10に対するシート材Pの供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、サイズ、紙目)の異なるシート材Pを収容する複数の給紙トレイTを備えており、これら複数の給紙トレイTのいずれか一つから繰り出したシート材Pを画像形成部10に対して供給するように構成されている。
排紙部30は、画像形成部10にて画像出力が行われたシート材Pの排出を行う。そのために、排紙部30は、画像出力後のシート材Pが排出される排紙収容部を備えている。また、排紙部30には、画像形成部10から出力されるシート束に対して、裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有した後処理装置が接続されてもよい。
操作表示部40は、各種の設定や指示の入力及び情報表示に用いられるものである。すなわち、いわゆるユーザインタフェースに相当するもので、具体的には液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成されている。
(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて給紙装置20のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された給紙トレイTから繰り出されたシート材Pが画像形成部10へ送り込まれる。
感光体ユニット13は、露光装置12の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電器32、露光装置12、現像装置14、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。
現像装置14は、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42が配設され、それぞれの現像装置14は、現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれの現像ローラ42で感光体ドラム上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
現像装置14の上方には、現像剤を収容する交換可能なトナーカートリッジTNと、それぞれのトナーカートリッジTNから現像装置14に現像剤Gを供給する現像剤供給装置43が配置されている。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電器32により帯電され、露光装置12から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置15は、各感光体ユニット13の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される無端部材としての中間転写ベルト51、各感光体ユニット13にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像をシート材Pに一括転写(二次転写)する二次転写ローラ54とから構成されている。
各感光体ユニット13の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、システム制御装置11により制御される高圧電源(不図示)から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ベルト53が配置された二次転写部TRに搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20からシート材Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ローラ54と対向するバックアップローラ65には、システム制御装置11により制御される電源装置等から所定の転写電圧が印加され、シート材Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電器32により再帯電される。
定着装置17は一方向へ回転する無端状の定着ベルト17aと、定着ベルト17aの周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ17bとを有し、定着ベルト17aと加圧ローラ17bの圧接領域によってニップ部(定着領域)が形成される。
転写装置15においてトナー像が転写されたシート材Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17に搬送される。定着装置17に搬送されたシート材Pは、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着の終了したシート材Pは、用紙搬送装置16bを経由して排紙部30に送り込まれる。
尚、シート材Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該シート材Pの表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。
排紙部30へ送り込まれたシート材Pは、冷却装置36で冷却された後、画像読取装置37で画質調整のためのテスト画像を読み取る。テスト画像の読取が行われたシート材Pは、排紙収容部(不図示)へ排出される。
(2)排気装置
図2は画像形成装置1における排気装置100の全体構成を示す斜視図、図3は排気装置100におけるファンモータ110の装置本体Fへの取り付けを示す斜視図、図4は排気装置100の縦断面模式図、図5はファンモータ110の支持構造120を示す縦断面模式図、図6はファンプレート121の先端部121aを取り囲む弾性体122の構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら排気装置100の構成について説明する。
(2.1)排気装置の全体構成
排気装置100は、図2、図3に示すように、装置側ダクト101、フィルタ部材102、吸気ダクト103、ファンモータ110、ファンモータ110の支持構造120、排気ダクト105から構成され、感光体ユニット13及び現像装置14の周辺に発生するオゾンやトナークラウドを空気とともに吸引してフィルタ部材102を通過させながら装置本体の外部へ排気する(図2中 矢印参照)。
ファンモータ110は、図4に示すように、ケーシング111に回転自在に支持されたシロッコファン112と、シロッコファン112を回転駆動するモータ113からなり、ケーシング111の一端側はウレタンフォーム材からなるシール部材104を介して吸気ダクト103に接続され、ケーシング111の他端側は排気ダクト105に接続されている。排気ダクト105は、ウレタンフォーム材からなるシール部材106を介して画像形成装置1のベースプレートBLに接続され、空気が外部に排気される。
このように構成される排気装置100においては、多翼型羽根車であるシロッコファン112が高速で回転した場合、製作誤差などに起因してシロッコファン112の重心位置がモータ113の回転軸の軸線からずれていたり、モータのベアリングズレやコギングトルク成分の影響による振動が発生し、かかる振動がケーシング111から装置本体に伝播されて騒音が発生する虞があった。
(2.2)ファンモータの支持構造
ファンモータ110の支持構造120は、ケーシング111とモータ113が取り付けられるファンプレート121と、ファンプレート121の一端となる先端部121aを取り囲んで装置本体Fに接触する弾性体122と、弾性体122を挟み込んで装置本体Fに固定される支持部材123から構成されている。
図5に示すように、ファンプレート121には、装置本体Fに対して重力方向に傾斜した面にケーシング111とモータ113が取り付けられ、下端121bはダクト105を介して装置本体FのベースプレートBLに固定され、先端部121aは弾性体122でその周囲を取り囲んで支持部材123を介して装置本体Fに固定されている。
先端部121aは、弾性体122と接触する面と交差する方向に折り曲げられた折り曲げ部121cを有し、折り曲げ部121cは重力方向において弾性体122の上方から弾性体に接触している。
弾性体122は、適当な弾性力を有し振動を吸収し減衰できるものであれば特に限定されないが、本実施形態においては、発泡ウレタンゴムを用いている。発泡ウレタンは、天然ゴムに比べて耐荷重性が高く寿命が長く、また、ソリッドのウレタンゴムと比較して、軽重量であり変形量が大きいために、ファンプレート121の振動を吸収し減衰しやすく好適である。
「変形例1」
弾性体122は、粘弾性特性を有するゲル状弾性体であってもよい。ゲル状弾性体としては、ポリウレタン系ゲル、シリコーン系ゲル、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)ゲル等が挙げられる。粘弾性特性を有する弾性体122は、ファンプレート121の加振力を受けて変形し復元する過程で、弾性体122の内部損失により運動エネルギーを熱エネルギーに変換することによって、振動を減衰させる。
図6に示すように、弾性体122は、装置本体Fへの取り付け方向において2つに分割されてファンプレート121の先端部121aを取り囲むように取り付けられ、一方の弾性体122aが装置本体Fと接触するように支持部材123を介して装置本体Fに固定されている。また、他方の弾性体122bは、先端部121aの折り曲げ部121cが上方から接触するように支持部材123を介して装置本体Fに固定されている。
そして、弾性体122としては、装置本体Fへの固定方向(水平方向)の厚み(図6中 Lx)が固定方向と交差する方向(重力方向)の厚み(図6中 Ly)より厚く形成されている。
これにより、ファンモータ110が取り付けられたファンプレート121は、先端部121aの重力方向と交差する水平方向の振動が弾性体122a、122bで吸収、減衰されて装置本体Fへの伝播が抑制される。また、先端部121aの重力方向の振動は、弾性体122bで吸収、減衰される。
また、ファンプレート121には、装置本体Fに対して重力方向に傾斜した面にケーシング111とモータ113が取り付けられているために、ファンプレート121に伝播するケーシング111の振動は、先端部121aにおいては、水平方向と重力方向に分散されて装置本体Fに伝播しやすい水平方向の振動を少なくすることができる。
「変形例2」
図7は、変形例2に係るファンプレート121の先端部121aを取り囲む弾性体122の構成を示す断面模式図である。
図7に示すように、弾性体122は、ファンプレート121の先端部121aを取り囲んで装置本体Fと接触する第1弾性体122Aと、先端部121aの折り曲げ部121cと接触する第2弾性体122Bから構成されている。
第1弾性体122Aは、第2弾性体122Bに比べて発泡密度が高い発泡ウレタンゴムにより形成されている。これにより、装置本体Fに伝播しやすい水平方向の振動をより吸収して少なくすることができる。
第1弾性体122Aは、第2弾性体122Bに比べて粘弾性が高い低反発弾性体により形成してもよい。これにより、装置本体Fに伝播しやすい水平方向の振動をより減衰させて少なくすることができる。
(3)支持構造の作用
このように構成されるファンモータ110の支持構造120は、ケーシング111の一端側がウレタンフォーム材を介して吸気ダクト103に接続されてケーシング111の振動の吸気ダクト103から装置本体Fへの伝達が抑制されている。また、ケーシング111の他端側は、ウレタンフォーム材を介して装置本体FのベースプレートBLに接続された排気ダクト105に接続されケーシング111の振動の排気ダクト105から装置本体Fへの伝達が抑制されている。
ファンモータ110が取り付けられたファンプレート121は、下端121bがダクト105を介して装置本体FのベースプレートBLに固定され、先端部121aは弾性体122でその周囲を取り囲まれて支持部材123を介して装置本体Fに固定されている。そのために、ファンプレート121に伝達されるケーシング111の振動は、先端部121aで弾性体122で吸収、減衰されて装置本体Fへの伝播が抑制されることで装置本体Fでの騒音の発生が抑制されている。
1・・・画像形成装置
10・・・画像形成部
11・・・システム制御装置
12・・・露光装置
13・・・感光体ユニット
14・・・現像装置
15・・・転写装置
16a、16b、16c・・・用紙搬送装置
17・・・定着装置
20・・・用紙送り装置
30・・・排紙部
40・・・操作表示部
50・・・画像処理部
100・・・排気装置
110・・・ファンモータ
111・・・ケーシング
112・・・シロッコファン
120・・・支持構造
121・・・ファンプレート
122・・・弾性体
123・・・支持部材

Claims (11)

  1. 装置本体にファンとモータからなるファンモータを取り付けるためのファンモータの支持構造であって、
    前記ファンモータに取り付けられ前記装置本体に固定されるファンプレートと、
    前記ファンプレートの一端を取り囲んで前記装置本体に接触する弾性体と、
    前記弾性体を挟み込んで前記装置本体に固定される支持部材と、を備えた、
    ことを特徴とする支持構造。
  2. 前記弾性体は、前記装置本体への固定方向の厚みが前記固定方向と交差する方向の厚みより厚い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持構造。
  3. 前記弾性体は、前記装置本体への前記固定方向の密度が前記固定方向と交差する方向の密度より高い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持構造。
  4. 前記弾性体は、前記装置本体への前記固定方向の粘弾性が前記固定方向と交差する方向の粘弾性より高い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持構造。
  5. 前記弾性体が発泡弾性体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の支持構造。
  6. 前記弾性体がゲル弾性体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の支持構造。
  7. 前記ファンプレートは、前記弾性体と接触する面と交差する方向に折り曲げられた折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部は重力方向において前記弾性体の上方から前記弾性体に接触する、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の支持構造。
  8. 前記ファンモータは、前記装置本体に対して重力方向に傾斜して取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の支持構造。
  9. 前記ファンモータは、装置本体の内部から空気を吸引する吸気ダクトと吸気した前記空気を排気する排気ダクトに弾性部材を介して接続されている、
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の支持構造。
  10. 前記ファンは、シロッコファンである、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の支持構造。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の支持構造を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2016133709A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 キヤノン株式会社 画像形成装置

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