JP2019039842A - 外観検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検査対象物の位置ずれを抑制する。【解決手段】外観検査装置10は、対象物Tの外観を検査する。外観検査装置10は、ステージ31と、駆動部33、35と、カメラ61と、制御部80と、を備える。ステージ31は、対象物Tが載置される。駆動部33、35は、ステージ31を傾斜および回転させる。カメラ61は、対象物Tの表面の全領域よりも小さい撮像領域における表面の画像を取得する。制御部80は、駆動部33、35を制御して、対象物Tの表面うちの特定箇所を撮像領域へ移動させる。【選択図】図1
Description
本発明は、外観検査装置に関する。
特許文献1には、マクロ画像検査装置が開示されている。マクロ画像検査装置は、試料である半導体ウエハの欠陥の有無を検査する。欠陥は例えばキズ、ゴミ、レジストむら、露光不良などである。異なる種類の欠陥を見つけやすくするため、マクロ画像検査装置は
試料の姿勢を変えることができるステージを有する。ステージは試料を回転および傾斜させる。
試料の姿勢を変えることができるステージを有する。ステージは試料を回転および傾斜させる。
試料の傾斜角度が大きいとき、試料の表面のうちの多くの領域がカメラのレンズの被写界深度から外れる。この場合、多くの領域において画像が不鮮明になるので、試料の検査を適切に実施することは困難である。
本発明は、上記問題に鑑み、検査対象の適切な検査を実施することが容易な検査装置を提供するものである。
本発明の例示的な一実施形態の外観検査装置は、対象物の外観を検査する。外観検査装置は、ステージと、駆動部と、カメラと、制御部と、を備える。ステージは、対象物が載置される。駆動部は、ステージを傾斜および回転させる。カメラは、対象物の表面の全領域よりも小さい撮像領域における表面の画像を取得する。制御部は、駆動部を制御して、対象物の表面うちの特定箇所を撮像領域へ移動させる。
本発明の例示的な一実施形態の外観検査装置によれば、検査対象の適切な検査を実施することが容易である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
以下の説明においては、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を用いて説明する。Y軸は鉛直方向に延びる。X軸およびZ軸は水平方向に延びる。X軸とY軸とで規定される平面をXY平面という。X軸とZ軸とで規定される平面をXZ平面という。Y軸とZ軸とで規定される平面をYZ平面という。
以下の説明で用いる図面は、特徴部分を強調する目的で、便宜上特徴となる部分を拡大して示す場合がある。よって、各構成要素の寸法および比率は実際のものと必ずしも同じではない。また、同様の目的で、特徴とならない部分を省略して図示する場合がある。
<1.構成>
図1は外観検査装置10を示す。外観検査装置10は、対象物Tの外観を検査するために用いられる。対象物Tの形状は、典型的には平板状であるが、これ以外の形状であってもよい。対象物Tの材質は、例えば、樹脂、金属、セラミック、木材、紙などである。
図1は外観検査装置10を示す。外観検査装置10は、対象物Tの外観を検査するために用いられる。対象物Tの形状は、典型的には平板状であるが、これ以外の形状であってもよい。対象物Tの材質は、例えば、樹脂、金属、セラミック、木材、紙などである。
外観検査装置10は、架台20、載置部30、反転機構40、第1撮像部60、第2撮像部70を有する。さらに、図8に示すように、外観検査装置10は、光源部50を有する。さらに、図11に示すように、外観検査装置10は、制御部80を有する。さらに、図3に示すように、外観検査装置10は、真空ポンプ90を有する。
<1−1.架台>
図1に示す架台20は、他の構成要素を取り付けるための基礎として機能する。架台20には、載置部30、反転機構40、光源部50、第1撮像部60、第2撮像部70、制御部80、および真空ポンプ90が取り付けられる。
図1に示す架台20は、他の構成要素を取り付けるための基礎として機能する。架台20には、載置部30、反転機構40、光源部50、第1撮像部60、第2撮像部70、制御部80、および真空ポンプ90が取り付けられる。
<1−2.載置部>
載置部30は、検査の対象物Tを載置するための機構である。図2に示すように、載置部30は、ステージ31、傾斜体32、傾斜用モータ33、回転体34、回転用モータ35、Z軸移動体36、Z軸移動用モータ37、ガイド38を有する。
載置部30は、検査の対象物Tを載置するための機構である。図2に示すように、載置部30は、ステージ31、傾斜体32、傾斜用モータ33、回転体34、回転用モータ35、Z軸移動体36、Z軸移動用モータ37、ガイド38を有する。
ステージ31は、対象物Tを載置するための部材である。ステージ31には、凹部31rが設けられている。凹部31rはY軸方向に貫通している。ステージ31は、載置面31a、第1凹部壁面31b、第2凹部壁面31cを有する。第1凹部壁面31bと第2凹部壁面31cは平行である。
載置面31aには、対象物Tが載置される。載置面31aに垂直な直線を、ステージ31の法線Nという。載置面31aには、対象物Tを保持するためのステージ側吸引部31sが設けられている。図3に示すように、ステージ側吸引部31sは、ステージ側吸引切替器31vを介して、真空ポンプ90と連通している。ステージ側吸引切替器31vは、例えば電磁弁である。ステージ側吸引部31sは、空気の吸引によって対象物Tを保持する。ステージ側吸引切替器31vが開いているときは、ステージ側吸引部31sは空気を吸引する。ステージ側吸引切替器31vが閉じているときは、ステージ側吸引部31sは空気の吸引を停止する。ステージ側吸引部31sは、対象物Tに接触する際に弾性変形する材質からなる接触部材を有する。接触部材は、例えば、円筒状、円錐台形の筒状、半球形の筒状、またはこれに類する筒状の形状を有する。このような接触部材は、空気の吸引による対象物Tの保持が失敗することを抑制する。また、接触部材を弾性変形する材質で構成することで、対象物Tにキズがついてしまうことを抑制できる。
図2において、載置面31aはXZ平面に平行であるが、ステージ31は、載置面31aおよび対象物Tを傾斜させることができる。さらに、図2において回転軸32aはZ軸と平行に配置されているが、ステージ31はY軸を中心として回転軸32aおよび対象物Tを回転させることができる。さらに、ステージ31は、対象物TをZ軸方向に移動させることができる。
ステージ31は、傾斜体32に取り付けられている。傾斜体32は、回転軸32aを中心として旋回する。傾斜体32の旋回により、ステージ31は傾斜し、ステージ31の法線NはXY平面の中で旋回する。傾斜用モータ33は、傾斜体32を、回転軸32aを中心として傾斜させる。回転体34は、回転軸32aを介して傾斜体32を支持する。回転用モータ35は、Y軸を中心として回転体34を回転させる。回転体34が図2に示す状態から別の角度へ回転する場合、傾斜体32の回転軸32aも同様に回転するので、法線NはXY平面とは異なる平面内を旋回する。回転用モータ35は、Z軸移動体36に取り付けられている。Z軸移動体36は、ガイド38に沿ってZ軸方向に移動する。Z軸移動用モータ37は、Z軸移動体36をZ軸方向に移動させる。ガイド38は架台20に取り付けられている。
図4は、法線NとY軸が平行である姿勢にある載置部30を示す。すなわち、載置面31aはXZ平面に平行である。図5は、法線NとY軸と角度をなす姿勢にある載置部30を示す。すなわち、載置面31aは傾斜している。
<1−3.反転機構>
図6に示すように、反転機構40は、反転部41、回転体42、回転用モータ43、Y軸移動体44、Y軸移動用モータ45、ガイド46、フレーム47を有する。
図6に示すように、反転機構40は、反転部41、回転体42、回転用モータ43、Y軸移動体44、Y軸移動用モータ45、ガイド46、フレーム47を有する。
反転部41は、反転機構40において凸部を構成する。反転部41は、保持面41a、第1壁面41b、および第2壁面41cを有する。第1壁面41bと第2壁面41cは平行である。図7に示すように、ステージ31はZ軸方向に移動できるので、反転部41はステージ31の凹部31rに挿入される。反転部41が凹部31rに挿入されるとき、第1壁面41bおよび第2壁面41cは、それぞれ、第1凹部壁面31bおよび第2凹部壁面31cに接触する。
保持面41aは、検査の対象物Tを保持する。保持面41aには、対象物Tを保持するための反転部側吸引部41sが設けられている。図3に示すように、反転部側吸引部41sは、反転部側吸引切替器41vを介して、真空ポンプ90と連通している。反転部側吸引切替器41vは、例えば電磁弁である。反転部側吸引部41sは、空気の吸引によって、対象物Tを保持する。反転部側吸引切替器41vが開いているときは、反転部側吸引部41sは空気を吸引する。反転部側吸引切替器41vが閉じているときは、反転部側吸引部41sは空気の吸引を停止する。反転部側吸引部41sは、対象物Tに接触する際に弾性変形する材質からなる接触部材を有する。接触部材は、例えば、円筒状、円錐台形の筒状、半球形の筒状、またはこれに類する筒状の形状を有する。このような接触部材は、空気の吸引による対象物Tの保持が失敗することを抑制する。また、接触部材を弾性変形する材質で構成することで、対象物Tにキズがついてしまうことを抑制できる。
図6に戻り、反転部41は、Z軸を中心として対象物Tを回転させる。さらに、反転部41は、対象物TをY軸方向に移動させる。反転部41は回転体42に取り付けられている。回転体42はZ軸を中心として回転する。回転用モータ43は、Z軸を中心として回転体42を回転させる。回転用モータ43はY軸移動体44に取り付けられる。Y軸移動体44は、ガイド46に沿ってY軸方向に移動する。Y軸移動用モータ45は、Y軸移動体44をY軸方向に移動させる。ガイド46はY軸方向に延びる。Y軸移動用モータ45およびガイド46は、フレーム47に取り付けられる。フレーム47は架台20に取り付けられる。
<1−4.光源部>
図8に示すように、光源部50は、第1光源51、第2光源52、第3光源53、第4光源54を有する。光源部50は、後述する第5光源62、および第6光源72をさらに有する。第1光源51〜第4光源54の位置は、矢印で示すように、X軸方向およびY軸方向に調節できる。さらに、第1光源51〜第4光源54の光の出射方向も調節できる。
図8に示すように、光源部50は、第1光源51、第2光源52、第3光源53、第4光源54を有する。光源部50は、後述する第5光源62、および第6光源72をさらに有する。第1光源51〜第4光源54の位置は、矢印で示すように、X軸方向およびY軸方向に調節できる。さらに、第1光源51〜第4光源54の光の出射方向も調節できる。
なお、光源の「出射方向」とは、所定の広がりを持ちながら出射される光の中心方向をいう。すなわち、出射方向に伝播する光の強度が最も大きい。
第1光源51〜第4光源54、第5光源62、および第6光源72の照度または波長は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。これらの光源の照度および波長を適切に選択することにより、対象物Tの多様な欠陥を見つけることができる。なお、これらの照度、波長の個別制御は、後述する光源制御部85によって行われる。
<1−5.第1撮像部>
図9に示すように、第1撮像部60は、第1カメラ61、Y軸移動体63、Y軸移動モータ64、ガイド65、X軸移動体66、X軸移動モータ67、ガイド68、フレーム69を有する。さらに、第1撮像部60には、光源部50の第5光源62が取り付けられる。
図9に示すように、第1撮像部60は、第1カメラ61、Y軸移動体63、Y軸移動モータ64、ガイド65、X軸移動体66、X軸移動モータ67、ガイド68、フレーム69を有する。さらに、第1撮像部60には、光源部50の第5光源62が取り付けられる。
第1カメラ61は、Y軸に平行な光軸を有し、下方を撮影する。光軸は、第1カメラ61の光学系の中心を通る直線である。第1カメラ61の下方には、ステージ31が配置される。第5光源62は、第1カメラ61の光軸と平行な方向に、下方に光を出射する。すなわち、第5光源62の出射方向はY軸に平行である。第1カメラ61および第5光源62は、Y軸移動体63に取り付けられる。Y軸移動体63は、ガイド65に沿ってY軸方向に移動する。Y軸移動モータ64は、Y軸移動体63をY軸方向に移動させる。ガイド65は、Y軸方向に延びる。Y軸移動体63、Y軸移動モータ64、およびガイド65は、X軸移動体66に取り付けられる。X軸移動体66は、ガイド68に沿ってX軸方向に移動する。X軸移動モータ67は、X軸移動体66をX軸方向に移動させる。ガイド68は、X軸方向に延びる。X軸移動体66、X軸移動モータ67、ガイド68は、フレーム69に取り付けられる。フレーム69は、架台20に取り付けられる。
<1−6.第2撮像部>
図10に示すように、第2撮像部70は、第2カメラ71、X軸移動体73、X軸移動モータ74、ガイド75、フレーム76を有する。さらに、第2撮像部70には、光源部50の第6光源72が取り付けられる。
図10に示すように、第2撮像部70は、第2カメラ71、X軸移動体73、X軸移動モータ74、ガイド75、フレーム76を有する。さらに、第2撮像部70には、光源部50の第6光源72が取り付けられる。
第2カメラ71は、X軸に平行な光軸を有し、対象物Tの側方を撮影する。光軸は、第2カメラ71の光学系の中心を通る直線である。第2カメラ71の側方(第6光源72が光を出射する側)には、ステージ31が配置される。第6光源72は、第2カメラ71の光軸と平行な方向に、側方に光を出射する。すなわち、第6光源72の出射方向はX軸に平行である。第2カメラ71および第6光源72は、X軸移動体73に取り付けられる。X軸移動体73は、ガイド75に沿ってX軸方向に移動する。X軸移動モータ74は、X軸移動体73をX軸方向に移動させる。ガイド75は、X軸方向に延びる。X軸移動体73、X軸移動モータ74、およびガイド75は、フレーム76に取り付けられる。フレーム76は、架台20に取り付けられる。
<1−7.制御部>
図11に示すように、制御部80は、中央処理部81、記憶部82、第2記憶部82’、載置部駆動部83、ステージ側吸引部駆動部83’、反転機構駆動部84、反転部側吸引部駆動部84’、光源制御部85、第1撮像部駆動部86、第2撮像部駆動部87、ポンプ駆動部88を有する。
図11に示すように、制御部80は、中央処理部81、記憶部82、第2記憶部82’、載置部駆動部83、ステージ側吸引部駆動部83’、反転機構駆動部84、反転部側吸引部駆動部84’、光源制御部85、第1撮像部駆動部86、第2撮像部駆動部87、ポンプ駆動部88を有する。
中央処理部81は外観検査装置10全体の動作を管理する。記憶部82は、プログラムおよびデータを一時的または恒久的に記憶する。第2記憶部82’は、対象物Tの情報を記憶する。
載置部駆動部83は、載置部30のモータ33,35,37を駆動する。ステージ側吸引部駆動部83’は、ステージ側吸引切替器31vを駆動する。反転機構駆動部84は、反転機構40のモータ43,45を駆動する。反転部側吸引部駆動部84’は、反転部側吸引切替器41vを駆動する。
光源制御部85は、光源部50に属する光源51,52,53,54,62,72の点灯または消灯をそれぞれ個別に制御する。さらに、可能な場合には、光源制御部85は、光源51,52,53,54,62,72の照度を個別に制御してもよい。第1撮像部駆動部86は、第1撮像部60のモータ64,67を駆動する。第2撮像部駆動部87は、第2撮像部70のモータ74を駆動する。ポンプ駆動部88は、真空ポンプ90を駆動する。
中央処理部81は、第1カメラ61または第2カメラ71から取得した画像に対して、画像処理を行うことができる。画像処理には、記憶部82が関与する場合がある。
<1−8.真空ポンプ>
真空ポンプ90は、空気の吸引のために必要な真空または低い空気圧を生成するためのものである。真空ポンプ90に代えて、ポンプ以外の真空発生器である、真空エジェクタまたは真空ブロワなどを用いてもよい。
真空ポンプ90は、空気の吸引のために必要な真空または低い空気圧を生成するためのものである。真空ポンプ90に代えて、ポンプ以外の真空発生器である、真空エジェクタまたは真空ブロワなどを用いてもよい。
<2.検査>
外観検査装置10は、以下に説明する検査法を実施することができる。
外観検査装置10は、以下に説明する検査法を実施することができる。
<2−1.第1検査法>
第1検査法では、図12Aに示すように、第5光源62の出射方向が、第1カメラ61の光軸と平行である。ステージ31の法線Nもまた、第1カメラ61の光軸と平行である。この配置において、第1カメラ61は、対象物Tの表面から発される反射光または散乱光を検出することができる。
第1検査法では、図12Aに示すように、第5光源62の出射方向が、第1カメラ61の光軸と平行である。ステージ31の法線Nもまた、第1カメラ61の光軸と平行である。この配置において、第1カメラ61は、対象物Tの表面から発される反射光または散乱光を検出することができる。
図12Bでは、ステージ31が傾斜しており、法線Nはもはや第1カメラ61の光軸とは平行ではない。この場合においても、第1カメラ61の光軸と平行に光を出射する第5光源62の採用により、強度の大きな散乱光を検出することができる。
<2−2.第2検査法>
第2検査法では、図13に示すように、法線Nの方向を第1カメラ61の光軸の方向と一致させる。第1光源51と第2光源52が対象物Tに光を照射する。第1光源51の出射方向と光軸とのなす角度、および第2光源52の出射方向と光軸とのなす角度は、それぞれ鋭角である。第1光源51の出射方向と第2光源52の出射方向は、第1カメラ61の光軸を基準として互いに対称である。この構成によれば、強度の大きな散乱光を検出することができる。
第2検査法では、図13に示すように、法線Nの方向を第1カメラ61の光軸の方向と一致させる。第1光源51と第2光源52が対象物Tに光を照射する。第1光源51の出射方向と光軸とのなす角度、および第2光源52の出射方向と光軸とのなす角度は、それぞれ鋭角である。第1光源51の出射方向と第2光源52の出射方向は、第1カメラ61の光軸を基準として互いに対称である。この構成によれば、強度の大きな散乱光を検出することができる。
この検査によれば、シミ、汚れなどの平面的な欠陥を見つけることができる。
<2−3.第3検査法>
第3検査法では、図14に示すように、法線Nの方向と第1カメラ61の光軸が角度をなす。図14では、角度は80°である。第3検査法における当該角度は80°に限られないが、大きな鋭角であることが好ましい。第3光源53と第4光源54の一方もしくは両方が対象物Tに光を照射する。第3光源53の出射方向が光軸となす角度は、例えば90°以上かつ150°以下を含む範囲であり、一例を挙げると120°である。第4光源54の出射方向が光軸となす角度は、例えば150°以上かつ180°未満を含む範囲であり、一例を挙げると160°である。
第3検査法では、図14に示すように、法線Nの方向と第1カメラ61の光軸が角度をなす。図14では、角度は80°である。第3検査法における当該角度は80°に限られないが、大きな鋭角であることが好ましい。第3光源53と第4光源54の一方もしくは両方が対象物Tに光を照射する。第3光源53の出射方向が光軸となす角度は、例えば90°以上かつ150°以下を含む範囲であり、一例を挙げると120°である。第4光源54の出射方向が光軸となす角度は、例えば150°以上かつ180°未満を含む範囲であり、一例を挙げると160°である。
この構成によれば、傷、ホコリなどの立体的な欠陥を見つけやすい。ステージ側吸引部31sの働きにより、ステージ31の傾斜時における対象物Tの落下を抑制することができる。
<2−4.第4検査法>
第4検査法では、第2カメラ71を用いて、対象物Tの側面の状態などの検査をする。この場合、第6光源72が対象物Tに光を照射する。
第4検査法では、第2カメラ71を用いて、対象物Tの側面の状態などの検査をする。この場合、第6光源72が対象物Tに光を照射する。
<3.被写界深度の限界>
第1カメラ61の被写界深度は有限である。検査においてステージ31が大きな角度で傾斜している場合、第1カメラ61の被写界深度の限界のため、対象物Tの全体の鮮明な画像を取得することは困難である。例えば、図15に示す配置において、第1カメラ61の被写界深度DOFは図示の範囲である。この場合、対象物Tの点P2については鮮明な画像が得られる。一方、点P1および点P3の画像はいずれも不鮮明になり、検査に適さない。この問題に対処する手法として、下記の2つが考えられる。
第1カメラ61の被写界深度は有限である。検査においてステージ31が大きな角度で傾斜している場合、第1カメラ61の被写界深度の限界のため、対象物Tの全体の鮮明な画像を取得することは困難である。例えば、図15に示す配置において、第1カメラ61の被写界深度DOFは図示の範囲である。この場合、対象物Tの点P2については鮮明な画像が得られる。一方、点P1および点P3の画像はいずれも不鮮明になり、検査に適さない。この問題に対処する手法として、下記の2つが考えられる。
<3−1.第1手法>
Y軸移動モータ64を用いて、ステージ31に対する第1カメラ61のY軸方向の相対位置を移動させる。点P1の画像を取得する場合には、図16Aに示すように、第1カメラ61を図15に示す第1カメラ61の位置から上昇させる。結果として、点P1は被写界深度DOFに含まれる。一方、点P3の画像を取得する場合には、図16Bに示すように、第1カメラ61を図15に示す第1カメラ61の位置から下降させる。結果として、点P3は被写界深度DOFに含まれる。
Y軸移動モータ64を用いて、ステージ31に対する第1カメラ61のY軸方向の相対位置を移動させる。点P1の画像を取得する場合には、図16Aに示すように、第1カメラ61を図15に示す第1カメラ61の位置から上昇させる。結果として、点P1は被写界深度DOFに含まれる。一方、点P3の画像を取得する場合には、図16Bに示すように、第1カメラ61を図15に示す第1カメラ61の位置から下降させる。結果として、点P3は被写界深度DOFに含まれる。
この構成によれば、Y軸方向に離間する第1カメラ61と対象物TをY軸方向に相対移動させることにより、対象物Tの各部の位置を第1カメラ61の被写界深度DOFに適合させることができる。したがって、対象物Tの各部について鮮明な画像を得ることができるので、適切な検査を実施することができる。
さらに、X軸移動モータ67およびZ軸移動用モータ37を用いて、ステージ31に対する第1カメラ61のX軸方向およびZ軸方向の相対位置を移動させることができる。したがって、対象物Tのより多くの領域を被写界深度DOFに適合させることができる。
<3−2.第2手法>
載置部30の回転用モータ35を用いて、対象物Tの姿勢を変更する。最初に、図17Aに示すとおり、点P1と点P2が被写界深度DOFに含まれるように、第1カメラ61の位置およびステージ31の位置を調節する。被写界深度DOFに含まれる対象物Tの撮像領域は、対象物Tの表面の全領域よりも小さい。その後、点P1および点P2を含む領域の検査を行う。次に、図17Bに示すように、傾斜用モータ33及び回転用モータ35を制御して、点P3が被写界深度DOFに含まれるように位置を再調節する。その後、点P3および点P2を含む領域の検査を行う。
載置部30の回転用モータ35を用いて、対象物Tの姿勢を変更する。最初に、図17Aに示すとおり、点P1と点P2が被写界深度DOFに含まれるように、第1カメラ61の位置およびステージ31の位置を調節する。被写界深度DOFに含まれる対象物Tの撮像領域は、対象物Tの表面の全領域よりも小さい。その後、点P1および点P2を含む領域の検査を行う。次に、図17Bに示すように、傾斜用モータ33及び回転用モータ35を制御して、点P3が被写界深度DOFに含まれるように位置を再調節する。その後、点P3および点P2を含む領域の検査を行う。
1つの対象物Tは、複数のセグメントに分割される。検査はセグメント毎に実施される。
図18は、対象物Tの一例である平板状の樹脂製品である。対象物Tは例えば4つのセグメントS1〜S4に分割される。セグメントの数、および各セグメントの座標などの情報は、第2記憶部82’に記憶される。すなわち、第2記憶部82’は、対象物Tの表面の全領域を複数のセグメントS1〜S4として管理するセグメント管理部として機能する。なお、第2記憶部82’は、制御部80の構成要素として設けられるのではなく、制御部80とは独立した要素として設けられ、制御部80に接続されていてもよい。中央処理部81は、第2記憶部82’からセグメントの情報を受け取る。中央処理部81は、セグメントの情報に応じて、毎回の検査終了時に対象物Tを回転させる角度を決定し、回転を実行する。これにより、制御部80は、対象物Tの表面のうちの特定箇所を撮像領域へ移動させる。
この構成によれば、第1カメラ61は、対象物Tの表面の全領域よりも小さい撮像領域の画像を取得する。加えて、制御部80が、対象物Tの特定のセグメントS1〜S4を撮像領域に移動させる。第1カメラ61と制御部80との協働により、1つの対象物Tに対して複数の画像が取得される。したがって、対象物Tの表面のうちの多くの領域について鮮明な画像が得られるので、適切な検査を実施することができる。
さらに、X軸移動モータ67およびZ軸移動用モータ37を用いて、ステージ31に対する第1カメラ61のX軸方向およびZ軸方向の相対位置を移動させることができる。したがって、対象物Tのより多くの領域を被写界深度DOFに適合させることができる。
さらに、この構成によれば、複数のセグメントS1〜S4を逐次撮像領域に移動させることができる。したがって、それぞれのセグメントS1〜S4について鮮明な画像が得られるので、1つの対象品Tの全体について適切な検査を実施できる。
<4.反転動作>
外観検査装置10は、反転機構40を用いて、対象物Tの第1面および第1面とは反対側の第2面の両方を検査することができる。対象物Tの反転は下記の要領で行われる。
外観検査装置10は、反転機構40を用いて、対象物Tの第1面および第1面とは反対側の第2面の両方を検査することができる。対象物Tの反転は下記の要領で行われる。
まず、図19Aに示すように、対象物Tの第1面F1の検査を実施する。このとき、ステージ31の載置面31aのステージ側吸引部31sは、対象物Tの第2面F2を保持している。
次に、制御部80は反転部41をY軸方向に移動させて、反転部41の高さをステージ31の高さと同じにする。次に、制御部80は載置部30をZ軸方向に移動させて、反転部41を凹部31rに挿入する。
次に、図19Bに示すように、反転部側吸引部41sが空気を吸引して、対象物Tの第2面F2を保持する。このとき、第2面F2はステージ側吸引部31sと反転部側吸引部41sの両方によって保持される。
次に、制御部80はステージ側吸引部31sによる空気の吸引を停止させる。これにより、ステージ側吸引部31sによる第2面F2の保持が中止される。
次に、図19Cに示すように、制御部80は反転部41をステージ31の高さよりも高く持ち上げる。
次に、図19Dに示すように、制御部80は反転部41を反転させ、第1面F1をステージ31に向ける。
次に、図19Eに示すように、制御部80は反転部41をY軸方向に下降させて、第1面F1をステージ側吸引部31sと接触させる。次に、ステージ側吸引部31sが空気を吸引して、第1面F1を保持する。このとき、第1面F1と第2面F2は、それぞれ、ステージ側吸引部31sと反転部側吸引部41sによってそれぞれ保持される。
次に、制御部80は反転部側吸引部41sによる空気の吸引を停止させる。これにより、反転部側吸引部41sによる第2面F2の保持が中止される。
次に、図19Fに示すように、制御部80は反転部41を上昇させる。
次に、図19Fに示すように、制御部80は反転部41を上昇させる。
次に、図19Gに示すように、制御部80は載置部30を反転機構40からZ方向へ離間させ、第1撮像部60の下方へ移動させる。こうして、第2面F2の検査の準備が整う。
この構成によれば、ステージ31と反転部41のいずれもが吸引部31s,41sによって対象物Tを保持できる。したがって、ステージ31による保持と反転部41による保持が切り替えられる前に、ステージ31と反転部41の双方が対象物Tを把持する状態を実現できる。結果として、対象物Tの位置ずれを抑制できる。
さらに、反転部41が凹部31rに挿入されるとき、第1壁面41bおよび第2壁面41cは、それぞれ、第1凹部壁面31bおよび第2凹部壁面31cに接触する。したがって、反転部41のステージ31に対する位置決めができる。
<5.変形例>
<5−1.ステージおよび反転部の構造>
<5−1−1.第1変形例>
上記実施形態では、反転部41が凹部31rに挿入されるとき、第1壁面41bおよび第2壁面41cは、それぞれ、第1凹部壁面31bおよび第2凹部壁面31cに接触する。これに代えて、図20Aに示すように、第1壁面41bと第1凹部壁面31bのみが接触し、第2壁面41cと第2凹部壁面31cが接触しない構成であってもよい。
<5−1.ステージおよび反転部の構造>
<5−1−1.第1変形例>
上記実施形態では、反転部41が凹部31rに挿入されるとき、第1壁面41bおよび第2壁面41cは、それぞれ、第1凹部壁面31bおよび第2凹部壁面31cに接触する。これに代えて、図20Aに示すように、第1壁面41bと第1凹部壁面31bのみが接触し、第2壁面41cと第2凹部壁面31cが接触しない構成であってもよい。
この構成によれば、第1壁面41bと第1凹部壁面31bの接触によって、反転部41のステージ31に対する位置決めができる。
<5−1−2.第2変形例>
上記実施形態では、ステージ31の第1凹部壁面31bと第2凹部壁面31cは平行であり、第1壁面41bと第2壁面41cは平行である。これに代えて、図20Bに示すように、第1凹部壁面31bと第2凹部壁面31cが非平行であり、第1壁面41bと第2壁面41cは非平行であってもよい。
上記実施形態では、ステージ31の第1凹部壁面31bと第2凹部壁面31cは平行であり、第1壁面41bと第2壁面41cは平行である。これに代えて、図20Bに示すように、第1凹部壁面31bと第2凹部壁面31cが非平行であり、第1壁面41bと第2壁面41cは非平行であってもよい。
この構成によれば、第1壁面41bおよび第2壁面41cが、それぞれ第1凹部壁面31bおよび第2凹部壁面31cに接触することによって、反転部41のステージ31に対する位置決めができる。
<5−1−3.第3変形例>
上記実施形態では、反転部41の形状は直方体である。これに代えて、図20Cに示すように、反転部41の先端が曲面であってもよい。
上記実施形態では、反転部41の形状は直方体である。これに代えて、図20Cに示すように、反転部41の先端が曲面であってもよい。
<5−1−4.第4変形例>
上記実施形態では、反転部41の形状は平面視で四角形である。これに代えて、図20Dに示すように、反転部41の形状は平面視で四角形以外の多角形であってもよい。
上記実施形態では、反転部41の形状は平面視で四角形である。これに代えて、図20Dに示すように、反転部41の形状は平面視で四角形以外の多角形であってもよい。
<5−1−5.第5変形例>
上記実施形態では、ステージ31は反転部41が挿入可能な凹部31rを有している。これに代えて、図20Eに示すように、ステージ31は凹部31rを有していなくともよい。この場合、ステージ31と反転部41はそれぞれ、単一の接触面31xおよび接触面41xにおいて接触する。反転部41の位置決めは、ステッピングモータとして構成されたZ軸移動用モータ37、およびY軸移動用モータ45の駆動パルス数を計数することにより行ってもよい。あるいは、反転部41の位置決めは、光センサによって、ステージ31および反転部41の位置を検知することにより行ってもよい。あるいは、Z軸移動用モータ37、およびY軸移動用モータ45は、サーボモータとして構成してもよい。この場合、モータの指令値(例えば電流やトルク)が所定の閾値を上回った場合にステージ31および反転部41が互いに接触していると判断し、その判断を反転部41の位置決めに利用してもよい。さらに、サーボモータにエンコーダが内蔵されている場合は、制御部80は、ステージ31および反転部41の移動量をエンコーダの監視により把握できる。
上記実施形態では、ステージ31は反転部41が挿入可能な凹部31rを有している。これに代えて、図20Eに示すように、ステージ31は凹部31rを有していなくともよい。この場合、ステージ31と反転部41はそれぞれ、単一の接触面31xおよび接触面41xにおいて接触する。反転部41の位置決めは、ステッピングモータとして構成されたZ軸移動用モータ37、およびY軸移動用モータ45の駆動パルス数を計数することにより行ってもよい。あるいは、反転部41の位置決めは、光センサによって、ステージ31および反転部41の位置を検知することにより行ってもよい。あるいは、Z軸移動用モータ37、およびY軸移動用モータ45は、サーボモータとして構成してもよい。この場合、モータの指令値(例えば電流やトルク)が所定の閾値を上回った場合にステージ31および反転部41が互いに接触していると判断し、その判断を反転部41の位置決めに利用してもよい。さらに、サーボモータにエンコーダが内蔵されている場合は、制御部80は、ステージ31および反転部41の移動量をエンコーダの監視により把握できる。
<5−1−6.第6変形例>
第5変形例に代えて、図20Fに示すように、ステージ31と反転部41の形状をステップ形として構成してもよい。ステージ31は、接触面31xおよび接触面31yを有する。反転部41は、接触面41xおよび接触面41yを有する。接触面31xおよび接触面31yは、それぞれ、接触面41xおよび接触面41yと接触する。反転部41の位置決めを行うために、第5変形例において説明した方法を採用してもよい。
第5変形例に代えて、図20Fに示すように、ステージ31と反転部41の形状をステップ形として構成してもよい。ステージ31は、接触面31xおよび接触面31yを有する。反転部41は、接触面41xおよび接触面41yを有する。接触面31xおよび接触面31yは、それぞれ、接触面41xおよび接触面41yと接触する。反転部41の位置決めを行うために、第5変形例において説明した方法を採用してもよい。
<5−1−7.第7変形例>
上記実施形態では、ステージ31は反転部41が挿入可能な凹部31rを有している。これに代えて、反転部41に、ステージ31が挿入可能な凹部が形成されていてもよい。
上記実施形態では、ステージ31は反転部41が挿入可能な凹部31rを有している。これに代えて、反転部41に、ステージ31が挿入可能な凹部が形成されていてもよい。
<5−1−8.第8変形例>
上記実施形態では、ステージ31の凹部31rはY軸方向に貫通している。これに代えて、凹部31rは、例えば上方にのみ開口していてもよい。この場合、ステージ31の底面側は閉じている。
上記実施形態では、ステージ31の凹部31rはY軸方向に貫通している。これに代えて、凹部31rは、例えば上方にのみ開口していてもよい。この場合、ステージ31の底面側は閉じている。
<5−2.検査法の内容>
上記実施形態において説明したとおり、外観検査装置10は第1検査法〜第4検査法を実施できる。しかし、外観検査装置10が実施する検査はこれらに限られない。例えば、検査において同時に点灯される光源は、第1光源51、第2光源52、第3光源53、第4光源54、第5光源62、第6光源72のうちのいかなる組合せであってもよい。
上記実施形態において説明したとおり、外観検査装置10は第1検査法〜第4検査法を実施できる。しかし、外観検査装置10が実施する検査はこれらに限られない。例えば、検査において同時に点灯される光源は、第1光源51、第2光源52、第3光源53、第4光源54、第5光源62、第6光源72のうちのいかなる組合せであってもよい。
この構成によれば、複数の光源のそれぞれを単独で点灯させることができる。加えて、複数の光源を同時に点灯させることができる。したがって、多様な照射ができるので、対象物Tの多様な欠陥を見つけることができる。
さらに、検査においてステージ31がとる姿勢は、第1検査法〜第4検査法において説明したもの以外であってもよい。すなわち、対象物Tの表面の法線Nと第1カメラ61の光軸のなす角度は、0°以上かつ80°以下のいずれであってもよい。さらには、角度は80°より大きくてもよい。
この構成によっても、多様な照射ができるので、対象物Tの多様な欠陥を見つけることができる。
<5−3.ステージおよび第1カメラの相対位置の調節>
上記実施形態では、ステージ31に対する第1カメラ61の相対位置は、X軸移動モータ67、Y軸移動モータ64、Z軸移動用モータ37によって調節される。このうち、X軸移動モータ67およびY軸移動モータ64は第1撮像部60に属し、Z軸移動用モータ37は載置部30に属する。これに代えて、X軸移動モータ67およびY軸移動モータ64が載置部30に属してもよく、Z軸移動用モータ37が第1撮像部60に属してもよい。
上記実施形態では、ステージ31に対する第1カメラ61の相対位置は、X軸移動モータ67、Y軸移動モータ64、Z軸移動用モータ37によって調節される。このうち、X軸移動モータ67およびY軸移動モータ64は第1撮像部60に属し、Z軸移動用モータ37は載置部30に属する。これに代えて、X軸移動モータ67およびY軸移動モータ64が載置部30に属してもよく、Z軸移動用モータ37が第1撮像部60に属してもよい。
10 :外観検査装置
20 :架台
30 :載置部
31 :ステージ
31a :載置面
31b :第1凹部壁面
31c :第2凹部壁面
31r :凹部
31s :ステージ側吸引部
31v :ステージ側吸引切替器
40 :反転機構
41 :反転部
41a :保持面
41b :第1接触面
41c :第2接触面
41s :反転部側吸引部
41v :反転部側吸引切替器
50 :光源部
51 :第1光源
52 :第2光源
53 :第3光源
54 :第4光源
60 :第1撮像部
61 :第1カメラ
62 :第5光源
70 :第2撮像部
71 :第2カメラ
72 :第6光源
80 :制御部
90 :真空ポンプ
DOF :被写界深度
N :法線
T :対象物
20 :架台
30 :載置部
31 :ステージ
31a :載置面
31b :第1凹部壁面
31c :第2凹部壁面
31r :凹部
31s :ステージ側吸引部
31v :ステージ側吸引切替器
40 :反転機構
41 :反転部
41a :保持面
41b :第1接触面
41c :第2接触面
41s :反転部側吸引部
41v :反転部側吸引切替器
50 :光源部
51 :第1光源
52 :第2光源
53 :第3光源
54 :第4光源
60 :第1撮像部
61 :第1カメラ
62 :第5光源
70 :第2撮像部
71 :第2カメラ
72 :第6光源
80 :制御部
90 :真空ポンプ
DOF :被写界深度
N :法線
T :対象物
Claims (5)
- 対象物の外観を検査する外観検査装置であって、
前記対象物が載置されるステージと、
前記ステージを傾斜および回転させる駆動部と、
前記対象物の表面の全領域よりも小さい撮像領域における前記表面の画像を取得するカメラと、
前記駆動部を制御して、前記対象物の前記表面うちの特定箇所を前記撮像領域へ移動させる制御部と、
を備える外観検査装置。 - 前記駆動部は、前記ステージの法線と前記カメラの光軸のなす角度を、少なくとも0°から80°までを含む範囲にわたり変更できる、
請求項1に記載の外観検査装置。 - 前記駆動部は、さらに、前記光軸に対して垂直な方向に前記ステージを移動させる、
請求項2に記載の外観検査装置。 - 前記対象物の前記表面の前記全領域を複数のセグメントとして管理するセグメント管理部、
をさらに備え、
前記制御部は、前記セグメント管理部からの情報に基づいて、前記セグメントのいずれか1つを前記撮像領域へ移動させる、
請求項1から3のいずれか1つに記載の外観検査装置。 - 前記ステージは、空気を吸引して前記対象物を保持する吸引部を有する、
請求項1から4のいずれか1つに記載の外観検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017162887A JP2019039842A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 外観検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017162887A JP2019039842A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 外観検査装置 |
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ID=65727349
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JP2017162887A Pending JP2019039842A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 外観検査装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019039842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115325948A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-11-11 | 马鞍山市胜康精密机电有限公司 | 一种用于高精密电子元器件的自动化检测平台 |
JP7497660B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-06-11 | トヨタ紡織株式会社 | 外観検査装置 |
-
2017
- 2017-08-25 JP JP2017162887A patent/JP2019039842A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7497660B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-06-11 | トヨタ紡織株式会社 | 外観検査装置 |
CN115325948A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-11-11 | 马鞍山市胜康精密机电有限公司 | 一种用于高精密电子元器件的自动化检测平台 |
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