JP2019039796A - ノッキングセンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状部13と鍔部15とを有する主体金具9と、筒状部の外周に嵌め込まれ、鍔部に面する側と反対側に天面19aを有する環状のウェイト19と、筒状部の外周に嵌め込まれ、鍔部とウェイトとの間に挟まれる環状の圧電素子17と、ウェイトの天面に接すると共に筒状部の外周に固定され、ウェイトを係止する環状の係止部材29と、鍔部と圧電素子との間に介在する絶縁体25と、を備えたノッキングセンサ1であって、係止部材の内周部29iの少なくとも一部が筒状部の外周面13bに食い込んでいる。
【選択図】図2
Description
上記したノッキングセンサとして、内燃機関のシリンダブロック等へ取付けるための取付孔を中心部に有する、いわゆるセンターホール式非共振型のノッキングセンサが知られている。このノッキングセンサは、筒状部と筒状部の一端に位置する鍔部とを有する主体金具を備え、筒状部の外周に鍔部側から順に、それぞれ環状の絶縁部材、圧電素子、ウェイト、及びナットを嵌め込んで構成されている。そして、筒状部の外周面の雄ネジ部にナットを螺合することによりウェイトを係止し、鍔部とウェイトとの間に圧電素子を挟んで固定している。さらに、主体金具に絶縁部材、圧電素子、ウェイト等を組み付けた内部部品全体が樹脂によって被覆されることで、ノッキングセンサは構成されている。なお、筒状部の内面が上記した取付孔となっている。
しかしながら、近年、エンジンの高回転等の理由により、特に2輪エンジンのノッキング周波数帯をより高周波領域に設定したいという要望があり、それに伴ってノッキングセンサの共振周波数を高くすることが必要になってきている。
このノッキングセンサによれば、円環部の周方向中央にて、係止部材が筒状部(主体金具)により強固に固定されるので、ノッキングセンサの共振周波数をより一層高くすることができる。
このノッキングセンサによれば、係止部材の剛性がより高くなるので、ノッキングセンサの共振周波数をより一層高くすることができる。
図1はノッキングセンサの外観を示し、図2はノッキングセンサを軸方向に破断した断面図を示し、図3はノッキングセンサの内部構造の分解図を示している。又、図4は図2の部分拡大断面図、図5は係止部材(皿バネ)29の上面図である。
図1において、ノッキングセンサ1は、内燃機関のシリンダブロック等へ取付けるための取付孔11(図2参照)を中心部に有する、いわゆるセンターホール式非共振型のノッキングセンサである。ノッキングセンサ1は、樹脂モールド材料である合成樹脂(例えばナイロン66)製のケース3により覆われている。このケース3は、上部がテーパ状に成形された円柱形状の素子収納部5と、図示しない点火時期制御装置からのコネクタを接続するコネクタ部7とから構成されている。
この主体金具9の鍔部15の厚み方向の一面(図1の上面)側には、筒状部13の外周に嵌められる環状(円筒形状)で、圧電セラミックス(例えばPZT)からなる圧電素子17が載置されている。
また、圧電素子17の上面側には、筒状部13の外周に嵌められる環状(円筒形状)で、錘としての効果を発揮する比重を有する金属材料(例えばSMF4050)からなるウェイト19が載置されている。
また、鍔部15と出力端子21との間、及び出力端子23とウェイト19との間には、絶縁性を有するフィルム状の合成樹脂(例えばPET)からなる環状の絶縁体25、27がそれぞれ配置され、出力端子21、23が主体金具9の鍔部15やウェイト19と短絡しないようにされている。
なお、ウェイト19の上面(図1の上面)19aに皿バネ29の下面の少なくとも一部が接しており、ウェイト19の上面19aが特許請求の範囲の「天面」に相当する。又、皿バネ29が特許請求の範囲の「係止部材」に相当する。又、鍔部15と出力端子21との間の絶縁体25が特許請求の範囲の「絶縁体」に相当する。
そして、突出部13pが皿バネ29の上面に接することによって、皿バネ29が下方に押圧され、さらに皿バネ29の弾性力によりウェイト19が係止され、ウェイト19と鍔部15との間の積層構造体(圧電素子17、出力端子21、23、絶縁体25、27)が主体金具9に固定される。
つまり、突出部13pが皿バネ29を介してウェイト19の天面19aに接し、主体金具9の鍔部15に向けてウェイト19を押圧するようにして、ウェイト19を間接的に主体金具9に係止している。
なお、突出部13pは、筒状部13の外周面から0.1〜0.2mm程度突出していればよい。
このように、皿バネ29の内周部29iの一部(部位29s)を筒状部13の外周面13bに食い込ませることで、皿バネ29、ひいてはウェイト19を含む積層構造体(圧電素子17、出力端子21、23、絶縁体25、27)が筒状部13(主体金具9)によりしっかりと固定される。これにより、ノッキングセンサ1の共振周波数が高くなり、より高周波のノッキング周波数帯での測定が可能となる。
特に、皿バネ29の厚みが1mm以上であると、皿バネ29の剛性がより高くなるので、ノッキングセンサ1の共振周波数をより一層高くすることができる。
皿バネ29としては、上述のSK−5Mの他、例えばS25C等の炭素鋼を用いることができる。
これに対し、本実施形態のように、予め切り欠きや凹部が形成されていない筒状部13の外周面13bに皿バネ29を食い込ませることで、容易に皿バネ29、ひいてはウェイト19を含む積層構造体(圧電素子17、出力端子21、23、絶縁体25、27)を筒状部13(主体金具9)により確りと固定できる。
本実施形態のように皿バネ29の一部を筒状部13の外周面13bに食い込ませることで、従来のネジ締め法よりも共振周波数が高くなることがわかる。又、皿バネ29の厚みが厚くなるほど、共振周波数も高くなる。
ここで、拡径部29i2と円環部29i1との接続部C1,C2における筒状部13の外周面13bへの食い込み量L1よりも、隣接する接続部C1,C2の間の円環部29i1の周方向中央Ceにおける筒状部13の外周面13bへの食い込み量L2が大きい。
これにより、円環部29i1の周方向中央Ceにて、皿バネ29が筒状部13(主体金具9)により強固に固定されるので、ノッキングセンサ1の共振周波数をより一層高くすることができる。
又、食い込み量L1、L2は径方向への食い込み長さである。
なお、図5では、押圧して変形する前の皿バネ29の形状を表したが、実際には、周方向中央Ceが筒状部13へより一層食い込むので、周方向中央Ceが径方向内側へ縮径し、円環部29i1が真円よりも歪んでいる。
但し、筒状部13の外周面13bに雄ネジを切り、ナットを用いてナットの下面側の皿バネ29を主体金具9に固定してもよいが、ナットと皿バネ29の2つの部材が必要で、部品コストはアップする傾向にある。
なお、突出部13pは、筒状部13の内面13aから周方向外側に向かって加工(塑性変形)を施して形成してもよく、筒状部13の外周面に直接プレス加工等を行って形成してもよい。
まず、主体金具粗形材9xを用意する。この主体金具粗形材9xは、内面13aに凹部13rが形成されず、外周面に突出部13pが形成されていない筒状部13xと、筒状部13xの一端側(下側)に上述の鍔部15とを有している(図3参照)。そして、筒状部13xの外周側に嵌めるようにして、鍔部15上に、絶縁部材25、出力端子21、圧電素子17、出力端子23、絶縁部材27、ウェイト19、皿バネ29を順次載置する。さらに、筒状部13xの内面に、鍔部15側(下方)からプレス治具110を挿入する(図6(a))。プレス治具110は、後述する4つの切り欠き部110sによって4つに分割された個片から構成され、各個片の下端側に位置する張出部110fを1つの環状保持リング140によって保持させた集合体より形成されており、内側に後述するピストン130を内挿可能な略円形の孔を有する略円筒状の形態をなしている。なお、プレス治具110を構成する各個片の張出部110fが鍔部15の下面に当接して挿入深さを位置決めするようになっている。
又、皿バネ29の内周部29iの少なくとも一部が筒状部13xの外周面に食い込んだ状態が維持される。
このようにしてノッキングセンサ1を組み立てた後、主体金具9を含む上述の積層構造体を覆うように樹脂モールド材料(合成樹脂)を射出し固化させることにより、ケース3を形成し、ノッキングセンサ1が完成する。
絶縁体の種類としては、上述のフィルム状の合成樹脂の他、セラミック材でもよく、絶縁性接着剤を塗布してもよい。
又、係止部材の形状は、皿バネ29に限られない。
9 主体金具
13 筒状部
13b 筒状部の外周面
15 鍔部
17 圧電素子
19 ウェイト
19a ウェイトの天面
25 絶縁体
29 係止部材
29i 係止部材の内周部
29i1 円環部
29i2 内周部の拡径部
29s 係止部材の内周部の一部
Claims (3)
- 筒状部と、該筒状部の一端側に位置し、筒状部の周方向外側に向かって突出する鍔部とを有する主体金具と、
前記筒状部の外周に嵌め込まれ、前記鍔部に面する側と反対側に天面を有する環状のウェイトと、
前記筒状部の外周に嵌め込まれ、前記鍔部と前記ウェイトとの間に挟まれる環状の圧電素子と、
前記ウェイトの天面に接すると共に前記筒状部の外周に固定され、該ウェイトを係止する環状の係止部材と、
前記鍔部と前記圧電素子との間に介在する絶縁体と、を備えたノッキングセンサであって、
前記係止部材の内周部の少なくとも一部が前記筒状部の外周面に食い込んでいることを特徴とするノッキングセンサ。 - 前記係止部材を前記ウェイトの前記天面側から見たとき、前記内周部は、円環部と、該円環部より径方向外側に位置して前記円環部に繋がる1つ以上の拡径部とを有し、
前記拡径部と前記円環部との接続部における前記筒状部の外周面への食い込み量L1よりも、隣接する前記接続部の間の前記円環部の周方向中央における前記筒状部の外周面への食い込み量L2が大きい請求項1記載のノッキングセンサ。 - 前記係止部材の厚みが1mm以上である請求項1又は2記載のノッキングセンサ。
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