JP2019038315A - 車両用装飾部品 - Google Patents

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智克 坪井
Tomokatsu Tsuboi
智克 坪井
浩二 野田
Koji Noda
浩二 野田
宏章 岡本
Hiroaki Okamoto
宏章 岡本
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Abstract

【課題】昼間走行灯の意匠自由度を向上させ、意匠性の高い昼間走行灯を低コストで提供可能にする。【解決手段】 車両前面に取り付けられる車両用装飾部品1であって、車両前面に取り付けられるベース部材3に対し、イルミネーション発光部200と、昼間に点灯してイルミネーション発光部200よりも高輝度に発光する昼間走行灯100との双方が組み付けられているとともに、双方の光学系構造の一部、例えば導光部材5の一部(50)を共有させる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両前面に取り付けられる車両用装飾部品に関する。
国内において車両に昼間走行灯(デイライト:特許文献1参照)の搭載が許されるようになり、一般的には前照灯(ヘッドライト)の下部に昼間走行灯が搭載された車両が存在している。この場合、昼間走行灯は、前照灯の下部という限定的な位置にしか配置が許されないため、昼間走行灯の意匠自由度はほとんどない。また、前照灯装置は、昼間走行灯を搭載することで大型化が避けられず、昼間走行灯の配置自由度はより一層少なくなる。また、左右双方に存在する前照灯装置にそれぞれ昼間走行灯を搭載することは、2部品に対しそれぞれ光学系を配置することになるから、コストアップが避けられない。
特開2007−45407号公報
本発明の課題は、昼間走行灯の意匠自由度を向上させ、意匠性の高い昼間走行灯を低コストで提供可能にすることにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の車両用装飾部品は、
車両前面に取り付けられる車両用装飾部品であって、
車両前面に取り付けられるベース部材に対し、イルミネーション発光部と、昼間に点灯し、前記イルミネーション発光部よりも高輝度かつ白色で発光する昼間走行灯との双方が組み付けられていることを特徴とする。
上記本発明の構成によれば、車両前面に取り付けられるフロントグリル等の車両用装飾部品において、イルミネーション発光部と共に昼間走行灯を設けることができる。フロントグリル等は、車両左右の前照灯間の領域に配置される車両部品であるから、それら前照灯間の広い領域を昼間走行灯の配置領域として有効活用できるから、昼間走行灯の配置自由度が高く、配置位置が前照灯の位置に縛られるようなこともない。また、イルミネーション発光部が存在していることで、昼間走行灯とイルミネーション発光部との間での光学系や電気部品の共有、さらには左右の昼間走行灯の間での光学系や電気部品の共有が可能になるから、コストダウンも見込める。また、左右の前照灯にそれぞれ昼間走行灯を設ける場合、車両前面に2つの前照灯を取り付けなければ昼間走行灯の取り付けは完了しないが、上記本発明によれば、車両前面に1つの車両用装飾部品を取り付けるだけで左右の昼間走行灯の取り付けも同時に完了するから、従来例よりも車体への取り付けが容易になる。
上記本発明において、前記昼間走行灯の発光領域と、前記イルミネーション発光部の発光領域との少なくとも一部が重なるようにできる。この構成によれば、イルミネーション発光部の発光時と、昼間走行灯の発光時において発光領域の一部が重なっていることにより、双方の発光状態において双方とも端部側が高輝度になるという関連性を見出すことができる。イルミネーション発光部と昼間走行灯とに関連性を見出すことのできるような意匠は、これまで存在していない斬新な意匠となりえる。
上記本発明では、前記イルミネーション発光部の所定の発光領域を発光させる第一光学構造と、前記昼間走行灯の所定の発光領域を発光させる第二光学構造と、を備え、前記第一光学構造と前記第二光学構造との間でそれぞれの光学構造を構成する光学部品の一部が兼用されるように構成できる。この構成によれば、第一光学構造と第二光学構造との間で光学部品が兼用されるから、部品点数を削減でき、コスト減が可能になる。
上記本発明において、前記第一光学構造は、所定の長手方向に延びる導光部材と、前記導光部材に対し前記長手方向に光を入射して当該導光部材全体を前記イルミネーション発光部の発光領域として発光させる第一光源と、を備え、前記第二光学構造は、前記第一光学構造を構成する前記導光部材の一部と、その導光部材の一部に対し前記第一光源とは異なる方向から光を入射し、当該一部を前記昼間走行灯の発光領域として発光させる第二光源と、を備えて構成できる。この構成によれば、第一光学構造と第二光学構造とで導光部材の一部が兼用されるから、部品点数を削減でき、コスト減が可能になる。
上記本発明において、前記昼間走行灯の発光領域は、前記導光部材の端部であり、前記第一光源は、当該端部の前記長手方向における端面から前記導光部材に光を入射し、前記第二光源は、当該端部の外周面から前記導光部材に光を入射するように構成できる。この構成によれば、第一光学構造と第二光学構造とにおいて、一方が導光部材の端部の端面へ、他方が導光部材の端部の外周面へと光を入射することになる。長手状の導光部材の端面に光を入射する場合、基本的には入射位置から遠いほど光が減衰して輝度が減じられる傾向があるから、導光部材は入射側の端部の輝度が高く、そこから離れるほど輝度が減じられた発光状態となる。他方、長手状の導光部材の外周面に光を入射する場合、その端部のみが発光状態となり、その端部から外れると非発光となる。つまり、双方ともにおいて、端部ほど輝度が高く、そこから離れるほど輝度が減じられるという傾向・関連性が見出せる。このため、昼間走行灯の発光形状と、イルミネーション発光部の発光形状との間に関連性を持たせることができ、その結果、昼夜で発光形状に関連性を持つ独特の発光意匠を実現できる。
上記本発明において、前記第一光学構造は、所定の長手方向に延びる前記イルミネーション発光部の発光領域全体を発光させる第一光源を備え、前記第二光学構造は、第一光学構造を構成する前記第一光源の少なくとも一部を、前記昼間走行灯の発光領域を発光させる第二光源として備え、前記イルミネーション発光部の所定の発光領域の少なくとも一部を前記昼間走行灯の発光領域とするよう構成できる。この構成によれば、第一光学構造と第二光学構造とで光源の一部が兼用されるから、部品点数を削減でき、コスト減が可能になる。
この場合、前記イルミネーション発光部と前記昼間走行灯とがそれぞれの発光時においてそれぞれに定められた所定の輝度となるよう、前記第一光源及び前記第二光源の輝度を調整する輝度調整手段を備えて構成できる。これにより、光源を兼用したとしても、イルミネーション発光部と昼間走行灯とのそれぞれで必要な輝度を確保できる。
また、この場合、前記第一光源及び前記第二光源の発光領域を車両前方側となる位置で覆うように透光量調整部を配置するとともに、前記イルミネーション発光部と前記昼間走行灯との発光領域がそれぞれの発光時においてそれぞれに定められた所定の輝度で視認されるよう、それら双方の発光領域を被覆する前記透光量調整部の透光量を調整する透光量調整手段を備えて構成してもよい。これにより、光源を兼用したとしても、イルミネーション発光部と昼間走行灯とのそれぞれで必要な輝度を確保できる。
本発明の第一実施例である車両用装飾部品の外観を示す斜視図。 図1の車両用装飾部品の昼間の発光状態を示す正面図。 図1の車両用装飾部品の夜間の発光状態を示す正面図。 図2A及び図2BのA−A断面を簡略的に示した断面図。 図1の車両用装飾部品に設けられる昼間走行灯及びイルミネーション発光部の電気的構成を示すブロック図。 図1の車両用装飾部品に設けられる昼間走行灯及びイルミネーション発光部の点灯制御の一例を示すフローチャート。 本発明の第二実施例である車両用装飾部品を、図2A及び図2BのA−A断面と同じ断面にて簡略的に示した断面図。 図6の車両用装飾部品に設けられる昼間走行灯及びイルミネーション発光部の点灯制御の一例を示すフローチャート。 本発明の第三実施例である車両用装飾部品を、図2A及び図2BのA−A断面と同じ断面にて簡略的に示した断面図。
以下、本発明の第一実施例について、図面を用いて説明する。
本実施例の車両用装飾部品1は、車両の前面を装飾するための装飾部品であり、車両の前面に部分的な意匠面を形成する、例えばフロントグリルである。ここでの車両用装飾部品1は、車両の前面のうち左右両側に前照灯が位置する中央領域に取り付けられる。
車両用装飾部品1は、図1に示すように、左右に発光領域12を有する。発光領域12は、内側発光領域11と外側発光領域10とを有し、外側発光領域10が昼間走行灯100の発光領域、その外側発光領域10と内側発光領域11とを含む発光領域12全体がイルミネーション発光部200の発光領域である。このように、車両用装飾部品1は、昼間走行灯100とイルミネーション発光部200との双方を備え、それらが車両前面に取り付けられるベース部材3に対し組み付けられている。
昼間走行灯100は、昼間の他車両からの視認性を向上するために、少なくとも昼間に図2Aのように点灯するよう制御部300(図4参照)によって制御され、発光時にはイルミネーション発光部200よりも高い所定輝度かつ白色で発光する発光装置である。ここでの昼間走行灯100は、車両前面において所定幅を挟んで左右双方に設けられ、昼間にのみ点灯する。他方、イルミネーション発光部200は、少なくとも夜間に図2Bのように点灯するよう制御部300によって、発光時には昼間走行灯100よりも低い所定輝度かつ所定色(例えば白色や青色)で発光する発光装置である。
図3に示すように、イルミネーション発光部200は、所定の長手方向Yに延びる発光領域12(10、11)を発光させる第一光学構造(第一光学系)を備える。この第一光学構造は、所定の長手方向Yに延びる導光部材5と、導光部材5に対し長手方向Yに光を入射して当該導光部材5全体をイルミネーション発光部200の発光領域12として発光させる光源7(第一光源)と、を備えて構成される。ここでの光源7は、板状の導光部材5の両外側端部50の端面50aからそれぞれ導光部材5の内部に光を入射する。これにより、導光部材5がその長手方向Y全体にわたって発光した状態、即ちイルミネーション発光部200の発光領域12全体が発光した状態を形成できる。
他方、昼間走行灯100は、昼間走行灯100の所定の発光領域10を発光させる第二光学構造(第二光学系)を備える。そして、この第二光学構造と上記第一光学構造との間で、それぞれを構成する光学部品の少なくとも一部が兼用されている。具体的にいえば、ここでの第二光学構造は、第一光学構造を構成する導光部材5の一部(50)と、その導光部材5の一部(50)に対し光源7とは異なる方向から光を入射し、当該一部(50)を昼間走行灯100の発光領域10として発光させる光源8(第二光源)と、を備えて構成される。ここでの光源8は、発光領域10を形成する導光部材5の外側端部50の外周面50b(ここでは車両後方側の測面)から導光部材5に光を入射する。これにより、導光部材5がその長手方向Yの両端部においてのみ発光した状態、即ち昼間走行灯100の発光領域10のみが発光した状態を形成できる。
このように構成される車両用装飾部品1では、昼間走行灯100の発光領域10が、イルミネーション発光部200の発光領域12の一部と重なっている。したがって、この重なり領域10では、輝度は異なるものの、昼間も夜間も発光した状態となる。
なお、ここでの光源7、8は、LED(発光ダイオード)であり、回路基板上に実装されている。ここでは、光源7が基板9上に実装され、光源8が図示しない基板上に実装されている。ここでの光源7と光源8とでは、光源8の方が高輝度である。
光源7、8は、図4に示すように、駆動回路70、80を介して車載ECUである制御部300と接続している。制御部300は、昼間走行灯100の点灯条件となる情報を検出する点灯条件情報取得部301と接続している。図5に示すように、制御部300は、点灯条件情報取得部301からその検出結果を通信取得した上で、その通信結果に基づいて昼間であるか否か(実際には昼間走行灯100の点灯条件を満たしたか否か)を判定し(S301:点灯条件判定手段)、昼間である場合(上記点灯条件を満たした場合)には、光源7を非発光状態とし、かつ光源8を所定輝度で発光させ(S302)、昼間でない場合(上記点灯条件を満たしていない場合)には、光源7を所定輝度で発光させ、かつ光源8を非発光状態とするよう(S303)、各光源7、8の点灯制御を繰り返し行う(S302、S303:点灯制御手段)。
なお、昼間走行灯100は、法規に従い点灯条件が定められていればよく、点灯条件情報取得部301は、その点灯条件を満たしたか否かを行うための情報を得るものであればよい。ここでの昼間走行灯100は、車両の前照灯(ヘッドライト)の点灯・消灯に連動して点灯するものであり、前照灯の点灯時に消灯し、前照灯の消灯時に点灯するよう構成される。したがって、ここでの点灯条件情報取得部301は、前照灯の点灯条件情報を取得するもの(例えば日射センサ等)とすることができる。あるいは点灯条件情報取得部301を前照灯の点灯を制御する点灯制御部とし、当該点灯制御部から制御部300が前照灯の点灯状態情報を取得するようにしてもよい。ただし、法規が定める昼間走行灯100の点灯条件には例外条件も含まれており、昼間であっても所定の例外条件を満たした場合(例えば車速10km以下)に非点灯とされる場合もあり、前照灯と連動しない状況もありえる。
また、図3に示すように、ここでの車両用装飾部品1は、車両前面に取り付けられるベース部材3と、そのベース部材3に対し、その前面側を被覆するよう組み付けられる透光性のカバー部材2とを、備え、その内部に上述の第一光学構造及び第二光学構造が配置される。ここでのベース部材3とカバー部材2とは、所定の長手方向Y(ここでは車両左右方向)に長い長手状の筐体構造をなし、同様に長手方向Yに長い長手状の導光部材5がその長手方向を一致させる形で当該筐体構造の内部に配置している。そして、ベース部材3とカバー部材2とに覆われる形で形成された車両用装飾部品1は、その長手方向を車両左右方向と一致させる形で、車両前面に取り付けられる。
また、当該筐体構造の内部には、導光部材5をその前面側を被うように内部カバー部材4が配置される。内部カバー部材4は、導光部材5が発光した際には、長手方向Yの両端側に位置する内側発光領域11及び外側発光領域10のみが車両前方側から視認されるよう、長手方向Yの両端側に開口する窓部40を有する。また、内部カバー部材4は、それら窓部40の間となる中央領域に、例えばエンブレム等を形成することができる。
また、当該筐体構造の内部には、導光部材5と光源8とをそれらの車両後方側を被うようリフレクタ部材6が配置される。リフレクタ部材6は、導光部材5や光源8が発光した際には、車両後方側や車両上下側に出射された光を車両前方側に反射する。ここでのリフレクタ部材6は、板状の導光部材5に対しその後方側で対面して配置される内側反射部61と、導光部材5の後方側に位置する光源8のさらに後方側に配置される外側反射部62とが一体に連結した形状を有している。リフレクタ部材6は、内側反射部61の両端側で後方に屈曲する連結部63を有しており、その先でさらに外向きに屈曲して延び出す外側反射部62を有している。外側反射部62は、車両後方側に凹む凹形状をなすことにより、光源8の光を車両前方に指向性を持たせて反射する。
また、光源7及び光源8は、長手状の導光部材5に対しその両端側にそれぞれ配置され、それぞれの光の入射面50a、50bが比較的近接した位置に存在する。長手状の導光部材5にその端面50aから光を入射する場合、基本的には遠くほど光が減衰して輝度が減じられる傾向があるから、光源7によって導光部材5が発光する場合、導光部材5はその両外側端部50の輝度が高く、中央ほど輝度が減じられた発光状態となる。これに対し光源8によって導光部材5が発光する場合は、その両外側端部50が発光状態となり、中央側が非発光となるから、傾向としては、両端側ほど輝度が高く、中央ほど輝度が減じられるという光源7の発光傾向と関係性を有する。その結果、昼間と夜間で発光形状が関係する意匠を実現できる。また、この実施例の場合は、昼間と夜間の発光形状が横長の棒状である点も変わらないため、双方により強い関係性を付与できる。
以上、本発明の第一実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施例において一部の構成要件を省略する、さらには他の構成要件を追加する等、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
以下、本発明の他の実施例及び変形例について説明する。なお、上記実施例と共通の機能部や同様の機能部については、同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。また、上記実施形態と下記変形例は、技術的な矛盾を生じない範囲において適宜組み合わせて実施できる。
例えば本発明においては、第一実施例のように、イルミネーション発光部200と昼間走行灯100の点灯・消灯が連動して実施されなくてもよい。例えばイルミネーション発光部200が夜間に限らず昼間に発光するような構成であってもよいし、イルミネーション発光部200と昼間走行灯100とが同時に点灯する構成を含んでもよい。また、第一実施例とは異なり、昼間走行灯100とイルミネーション発光部200とが同一の発光領域を有するような構成でもよいし、昼間走行灯100の方がイルミネーション発光部200よりも発光領域が広い構成でもよい。
第二実施例について、図6及び図7を用いて説明する。
図6に示すように、第二実施例の車両用装飾部品1では、光源8が昼間走行灯100の所定の発光領域10を発光させる第二光学構造の光源(第二光源)であるだけでなく、イルミネーション発光部200の所定の発光領域12を発光させる第一光学構造の光源(第一光源)としても兼用されている。つまり、本実施例では、光源7、8が第一光源であり、光源8が第二光源としても利用される。
具体的にいえば、第二実施例の導光部材5は、内部カバー部材4の中央領域の裏側で分断されたような形で左右にそれぞれ配置され、光源7の光は、当該中央領域の裏側で、それぞれの導光部材5の内側端面50cから車両左右方向の外向きに向かって入射される。ただし、第二実施例の導光部材5は、外側発光領域10を形成していた外側部分(第一実施例の外側端部50)が排除されており、内側発光領域11を形成していた内側部分のみが残されている。したがって、イルミネーション発光部200(発光領域12)を発光させるためには、光源7を点灯して内側発光領域11を発光させ、同時に光源8を点灯して外側発光領域10を発光させる。他方、昼間走行灯100(発光領域10)を発光させるためには、光源7を消灯し、同時に光源8を点灯して外側発光領域10のみを発光させる。
ところが、昼間走行灯100とイルミネーション発光部200とでは、昼間とそれ以外(夜間)とでそれぞれに定められている発光輝度が異なる。このため、図4の制御部300は、図7に示すように、昼間である場合には、光源7を非発光状態とし、かつ光源8を所定の第一輝度で発光させ、昼間でない場合(夜間である場合)には、光源7を所定輝度で発光させ、かつ光源8を上記第一輝度よりも低輝度に定められた所定の第二輝度で発光させるよう制御を行う(点灯制御手段、輝度調整手段)。
第三実施例について、図8を用いて説明する。
第三実施例は、第一実施例に対し光源7(第一光源)の位置が異なっており、その位置は第二実施例の光源7と同様とされている。これにより、発光領域12は、より外側まで延び出すように配置可能である。デザイン面において発光領域を左右方向により長く取りたいという要望がある場合、第三実施例はこれに対応することができる。
上記した実施例の変形例(図示なし)について説明する。
第二実施例(図6及び図7参照)のように第一光源や第二光源の輝度を昼間と夜間とで調整する必要がある場合、光源の輝度そのものを調整するのではなく、発光領域10、12(図6参照)を車両前方側となる位置で覆うように透光量調整部を配置して、制御部300が、それら双方の発光領域10、12を被覆する透光量調整部の透光量を調整してもよい。これにより、イルミネーション発光部200と昼間走行灯100の発光領域12、10を、それぞれの発光時においてそれぞれに定められた所定の輝度で視認させることができる。
例えば第一実施例(図3参照)において光源8を排除し、導光部材5上に透光量調整部を配置する。そして、光源7によって導光部材5全体を、昼間及び夜間の双方においてイルミネーション発光部200の発光輝度以上の輝度で発光させるようにする。その上で、制御部300は、昼間には、透光量調整部のうち昼間走行灯100の発光領域10を被覆する被覆領域を例えば最大透光状態として、当該発光領域10の昼間走行灯100の発光輝度とするとともに、発光領域11を被覆する残余の被覆領域を非透光状態とする(透光量調整手段)。他方、夜間には、イルミネーション発光部200の発光領域12(10、11)を被覆する透光量調整部全体を所定の割合の光のみを投光させる透光状態とし、イルミネーション発光部200の発光輝度とする(透光量調整手段)。このように、透光量調整部の透光率を調整することにより、昼間走行灯100とイルミネーション発光部200の輝度を調整してもよい。
なお、透光量調整部としては、例えば液晶パネルを用いることができるが、他を用いてもよい。
1 車両用装飾部品
2 カバー部材
3 ベース部材
4 内部カバー部材
5 導光部材
7 第一光源
8 第二光源
10 昼間走行灯の発光領域
12 イルミネーション発光部の発光領域
100 昼間走行灯
200 イルミネーション発光部

Claims (8)

  1. 車両前面に取り付けられる車両用装飾部品であって、
    車両前面に取り付けられるベース部材に対し、イルミネーション発光部と、昼間に点灯し、前記イルミネーション発光部よりも高輝度かつ白色で発光する昼間走行灯との双方が組み付けられていることを特徴とする車両用装飾部品。
  2. 前記昼間走行灯の発光領域と、前記イルミネーション発光部の発光領域との少なくとも一部が重なっている請求項1に記載の車両用装飾部品。
  3. 前記イルミネーション発光部の所定の発光領域を発光させる第一光学構造と、前記昼間走行灯の所定の発光領域を発光させる第二光学構造と、を備え、前記第一光学構造と前記第二光学構造との間でそれぞれの光学構造を形成する光学部品の一部が兼用される請求項2に記載の車両用装飾部品。
  4. 前記第一光学構造は、所定の長手方向に延びる導光部材と、前記導光部材に対し前記長手方向に光を入射して当該導光部材全体を前記イルミネーション発光部の発光領域として発光させる第一光源と、を備え、
    前記第二光学構造は、第一光学構造を構成する前記導光部材の一部と、その導光部材の一部に対し前記第一光源とは異なる方向から光を入射し、当該一部を前記昼間走行灯の発光領域として発光させる第二光源と、を備える請求項3に記載の車両用装飾部品。
  5. 前記昼間走行灯の発光領域は、前記導光部材の端部であり、
    前記第一光源は、当該導光部材の端部の端面から前記導光部材に光を入射し、
    前記第二光源は、当該導光部材の端部の外周面から前記導光部材に光を入射する請求項4に記載の車両用装飾部品。
  6. 前記第一光学構造は、所定の長手方向に延びる前記イルミネーション発光部の発光領域全体を発光させる第一光源を備え、
    前記第二光学構造は、第一光学構造を構成する前記第一光源の少なくとも一部を、前記昼間走行灯の発光領域を発光させる第二光源として備え、前記イルミネーション発光部の所定の発光領域の一部を前記昼間走行灯の発光領域とする請求項3に記載の車両用装飾部品。
  7. 前記イルミネーション発光部と前記昼間走行灯とがそれぞれの発光時においてそれぞれに定められた所定の輝度となるよう、前記第一光源及び前記第二光源の輝度を調整する輝度調整手段を備える請求項6に記載の車両用装飾部品。
  8. 前記第一光源及び前記第二光源の発光領域を車両前方側となる位置で覆うように配置される透光量調整部と、
    前記イルミネーション発光部と前記昼間走行灯との発光領域がそれぞれの発光時においてそれぞれに定められた所定の輝度で視認されるよう、それら双方の発光領域を被覆する前記透光量調整部の透光量を調整する透光量調整手段を備える請求項6に記載の車両用装飾部品。
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