JP2019038285A - 水中観測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中観測装置の観測姿勢を安定性させる。【解決手段】海中などの水中の観測に使用される水中観測装置1であって、球形状またはカプセル形状の本体10と、当該本体10を支持する支持部材20と、を有し、本体10と支持部材20との間には、本体10に向かって流れる水流の流路30が形成されており、この流路30の水流が流れる方向における下流側の断面積31は、上流側の断面積32よりも小さく設定されている構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、水中観測装置に関する。
水中観測装置は、船舶により曳航されたり、アンカーやフロートなどで定点に固定されたりすることにより、海底の形状や潮流速度、海水温度などの計測を行う。
この種の水中観測装置では、水圧に抗するため、球形状またはカプセル形状に形成されている。このような形状の水中観測装置を曳航等した場合、水流方向における水中観測装置の後方では、水流速度が遅くなることにより水流の剥離が発生する。
水中観測装置では、後方で水流の剥離が発生すると、上下方向または左右方向への不安定な運動や、水流方向の軸または水流方向と直交する軸に対して回転するように振れ回ることがある。
水中観測装置では、前述した海底の形状などを計測するための計測装置が内蔵されている。そのため、水中観測装置の姿勢が大きく変動したり、水中観測装置と計測対象との相対的な位置関係が変動したりすると、計測装置の計測精度が低下する。
そのため、特許文献1に開示されている水中観測装置では、カプセル状の観測装置の後背面に安定翼を設置することによって、観測装置の姿勢を安定させている。
また、特許文献2に開示されている水中観測装置では、観測装置の後方に延びる一対の安定翼が可動可能に設けられており、水流方向が様々に変化する場合でも、水流方向の変化に追従して安定した姿勢を保つようにしている。
特許文献3及び特許文献4に開示されている水中観測装置では、リング状の安定翼及び板状の安定翼をカプセル状の観測装置に取り付けることで、姿勢を安定させている。
米国特許第4528930号 特開2016−68670号公報 特開平11−139391号公報 特開2000−153798号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている水中観測装置では、水流が観測装置の本体の正面から当たらない場合、安定翼の効果が不十分となり、再び姿勢が安定するまで時間を有する。
また、特許文献2に開示されている水中観測装置では、安定翼が可動可能となっているため、この可動機構が故障した場合、水流方向の変化に対する追従性が不十分となってしまう。この結果、観測装置自体の安定性も不十分となってしまう。
特許文献3及び特許文献4に開示されている水中観測装置では、観測装置を水中に沈下または水中から引き上げる際の安定性を保つために安定翼が設けられており、曳航されている状態の観測装置の安定性を保つことはできない。
したがって、本発明は、上記の課題に着目してなされたもので、水中観測装置の観測姿勢を安定させることを目的とする。
上記課題を解決するため、水中で使用される本体と、本体を支持する支持部材と、を有し、本体と支持部材との間には、本体に向かって流れる水の流路が形成されており、流路の水が流れる方向における下流側の断面積は、上流側の断面積よりも小さく設定されている水中観測装置とした。
本発明によれば、水中観測装置の観測姿勢を安定させることができる。
実施の形態にかかる水中観測装置の使用状態の一例を説明する図である。 水中観測装置の側面図である。 水中観測装置を側面から見た断面図である。 水中観測装置を上方から見た図である。 図2におけるC−C矢視図である。 図2におけるD−D矢視図である。 本体の他の一例を説明する図である。 第2の実施の形態にかかる水中観測装置の使用状態の一例を説明する図である。 第3の実施の形態にかかる水中観測装置の使用状態の一例を説明する図である。 第3の実施の形態にかかる水中観測装置の側面図である。 本体の他の一例を説明する図である。 第4の実施の形態にかかる水中観測装置を説明する。 本体の他の一例を説明する図である。 第5の実施の形態にかかる水中観測装置の一例を説明する図である。 第5の実施の形態にかかる水中観測装置の一例を説明する図である。 第5の実施の形態にかかる水中観測装置の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる水中観測装置1を説明する。
図1は、実施の形態にかかる水中観測装置1の使用状態の一例を説明する図である。
図2は、水中観測装置1の側面図である。
図3は、水中観測装置1を側面から見た断面図である。
図4は、水中観測装置1を上方から見た図である。
図5は、図2におけるC−C矢視図である。
図6は、図2におけるD−D矢視図である。
実施の形態では、水中観測装置1が、海上を走行する船舶100によって曳航される場合を例示して説明する。
図1に示すように、水中観測装置1は、取付金具23及びケーブル24を介して船舶100に接続されている。ケーブル24は、船舶100による水中観測装置1の曳航に用いられると共に、水中観測装置1で観測した情報を船舶100に伝送する通信ケーブルとしても用いられる。
実施の形態では、船舶100は、海面200を、図中左方向(矢印A方向)に移動しており、水中観測装置1は、ケーブル24を介して船舶100と共に図中左方向(矢印A方向)に移動している。よって、海水は、相対的に、図中右方向(矢印B方向)から水中観測装置1に向かって流れる。
図2に示すように、水中観測装置1は、本体10と、支持部材20とを有している。
本体10は、断面視において円形形状であり、かつ球形状の中空部材である。本体10の内部には、センサ15が設けられている。センサ15は、潮流速度や海水温度の計測を行うと共に、音響計測などにより海底の地形や海中又は海上における浮遊物の観測を行う。
本体10には、本体10を厚み方向に貫通する孔11(図4参照)が設けられている。孔11は、本体10の重心位置10aよりも、図2における上側(図1の海面200側の位置)に設けられている。この孔11は、後述する支持軸20aが回転可能に挿通される直径を有している。
図4に示すように、支持部材20は、平面視において長方形を成す底部21と、底部21の長手方向の両端側から同一方向に延びる腕部22、22とを有している。腕部22、22は、それぞれ板形状を成している。
腕部22、22は、底部21の一方の面に対して各々所定角度θを成す方向に延びている。底部21と腕部22との成す所定角度θは、鋭角又は鈍角の何れでもよい。なお、実施の形態では、底部21と腕部22とは、R形状で滑らかに接続されている場合を例示して説明したが、底部21と腕部22とを接続する形状は、これに限定されるものではない。例えば、底部21と腕部22とを、より小さいR形状又は直線で接続してもよく、また、より大きいR形状で接続して、支持部材20を正面から見てU形状、半楕円形状又は半円形状としてもよい。
腕部22、22の各々の先端近傍には、支持軸20aが回転可能に挿通される孔22a、22aが、腕部22、22を厚み方向に貫通して設けられている。孔22a、22aの直径は、本体10の孔11の直径と同じ大きさに設定されている。
腕部22、22の孔22a、22aと、本体10の孔11と、を同心上に合わせた状態で、支持軸20aを、孔22a、22a、11に挿通することで、支持部材20は、本体10を重心位置10aよりも上側で回転可能に支持する(図2、図4参照)。
このように、支持部材20は、本体10の重心位置10aよりも上側で、本体10を支持することで、本体10が支持軸20a回りに不安定に回転してしまうことを防止することができる。
ここで、図3示すように、支持部材20が本体10を回転可能に支持している状態で、本体10と支持部材20との間には、海水が流れる流路30が形成されている。流路30は、本体10の外周面と、支持部材20の本体10の外周面と対向する面との間で、本体10の前方から後方に亘って形成されている。
実施の形態では、支持部材20は、底部21と、この底部21の両端側から同一方向に延びる腕部22、22により本体10の上側面と両側面とを覆っている(図4参照)。よって、流路30は、本体10の上側面と両側面とを含む広範囲に亘って形成されている。
図5及び図6に示すように、流路30の海水の流れる方向における下流側の断面積31(図5のハッチング部分)は、上流側の断面積32(図6のハッチング部分)よりも小さい面積となるように、本体10と支持部材20との間隙の大きさが設定されている。
また、水中観測装置1では、本体10の外周面と、支持部材20の本体10の外周面と対向する面との間隙が、上流側から下流側に進むにつれて徐々に狭くなるように設定されており、流路30の断面積は、海水の流れる方向における上流側から下流側に向かうにしたがって滑らかに小さくなっている。
ここで、水中で曳航される水中観測装置1では、本体10の外周面に沿って海水が流れる。本体10の外周面を流れる海水の流速は、水中観測装置1の移動方向(図1の矢印A)における後方に進むにつれて徐々に遅くなる。
そのため、曳航される水中観測装置1の移動方向(図1の矢印A参照)における本体10の後背面では、水流(矢印B参照)の流速が遅くなることにより、水流が本体10から剥離する剥離領域Kが発生する(図3参照)。その結果、水中観測装置1は、水流(海水の流れ:矢印B)方向の軸又は水流と直交する軸に対して回転するように振れ回ることがある。
このように、水中観測装置1では、本体10と支持部材20との間に海水が流れる流路30(間隙)が設けられていると共に、流路30の断面積を、海水の流れる方向における上流側から下流側に向かうにつれて徐々に小さくしている。
そうすると、流路30の上流側よりも下流側の方が、水流(海水)の流速が速くなり、この流路30の下流側から速い流速で流れ出た水流が、本体10の後背面を流れる。
その結果、本体10の後背面を水流が速い流速で流れることにより、本体10の後背面での水流の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができ、本体10の観測姿勢を安定させることができる。
なお、前述した実施の形態では、本体10が球形形状の場合を例示して説明したが、本体10の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、センサ15やセンサ15の制御を行う基盤などの容量が大きくなった場合には、カプセル形状としてもよい。
図7は、本体10の他の一例を説明する図である。
なお、図7において本体10の形状以外の構成は、前述した実施の形態と同じであるので、同じ構成ついては同一の番号を付し、必要に応じて説明する。
水中観測装置1Aの本体10Aは、断面視において楕円形状であり、かつカプセル形状を成している。水中観測装置1Aが曳航されている状態において、このカプセル形状を成す本体10Aの後背面には、本体10Aの外周面を流れる水流が剥離する剥離領域Kが発生している。
水中観測装置1Aでは、本体10Aの重心位置10aよりも上側位置で、本体10Aを回転可能に支持する支持部材20が設けられており、本体10Aと支持部材20との間には、海水が流れる流路30が形成されている。
よって、水中観測装置1Aでは、この流路30を流れる間に流速が速められた流水が剥離領域Kの近傍に供給されており、この流路30を通流した速い流速の水流により、剥離領域Kでの流水の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができ、カプセル形状の本体10Aの観測姿勢を安定させることができる。
以上説明した通り、実施の形態では、
(1)水中で使用される本体10と、本体10を支持する支持部材20と、を有し、本体10と支持部材20との間には、本体10に向かって流れる水の流路30が形成されており、流路30の水が流れる方向における下流側の断面積31は、上流側の断面積32よりも小さく設定されている構成とした。
このように構成すると、流路30の下流側を流れる水流の流速が速くなると共に、この速い流速を有する水流を本体10の後背面に誘導することができる。
よって、この水流により、本体10の後背面に発生した剥離領域Kでの水流の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができる結果、水中観測装置1(本体10)の水中での観測姿勢を安定させることができる。
また、水中観測装置1では、当該水中観測装置1と船舶100を接続する支持部材20を利用して、本体10との間に水流が流れる流路30を形成しているので、流路30を形成するための別部材や追加工の必要がなく、必要最小限の部品構成で水中観測装置1の観測姿勢を安定させることができる。よって、水中観測装置1の製造コストを抑えることができる。
(2)また、流路30の断面積は、水が流れる方向に沿って、上流側から下流側に連続的に小さくなる構成とした。
このように構成すると、水中観測装置1では、流路30を流れる水流の抵抗が少なくなるので、水流が流路30の下流側から流れ出る流速をより速くすることができる。
よって、より速い流速の水流が、本体10の後背面に発生した剥離領域Kの近傍に供給されるので、剥離領域Kでの水流の剥離をより確実に抑える(もしくは消滅させる)ことができる。
(3)また、本体10の断面は、円形形状または楕円形状に形成されている構成とした。
この種の水中観測装置では、水圧に抗するため外形が球形状又はカプセル形状に形成されている。水中観測装置の外径を球形状又はカプセル形状に形成すると、水流方向における水中観測装置の後背面では、水流速度が遅くなることにより水流の剥離が発生する結果、水中観測装置は、水流方向の軸又は水流方向の軸と直交する軸に対して回転するように振れ回ることがある。
このように構成すると、水中観測装置1では、本体10と支持部材20との間に設けられた流路30は、断面が円形形状または楕円形状に形成された本体10の外周面に沿って、本体10の後方近傍まで滑らかに形成される。
よって、水流は、この本体10の後方近傍まで滑らかに形成された流路30に沿って流れ、後方に発生した剥離領域Kに供給される結果、この水流により、本体10の剥離領域Kでの水流の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができ、本体10の振れ回りを防止することができる。
また、断面が円形形状または楕円形状に形成された本体10の外周面は、段差等がなく滑らかに形成されているので、この本体10の外周面と支持部材20との間の流路30を流れる水流の抵抗を少なくすることができる。よって、本体10との抵抗による水流の流速の低下を抑えることができ、速い流速を維持した状態の水流を剥離領域Kの近傍に供給することができる。よって、剥離領域Kにおける水流の剥離をより確実に抑える(もしくは消滅させる)ことができる。
(4)また、支持部材20は、一端が本体10を支持すると共に、他端が水上または水中を走行する船舶100に取り付けられており、船舶100の走行に基づいて、本体10が水中を移動することで、本体10と支持部材20との間の流路30に沿って水流(水)が流れる構成とした。
このように構成すると、水中観測装置1が船舶100で曳航される際に、水中観測装置1に向かって流れる水流を利用して、水中観測装置1の観測姿勢を安定させることができる。
(5)また、支持部材20は、本体10を、当該本体10の重心位置10aよりも上側で支持している構成とした。
このように構成すると、支持部材20が本体10を回転可能に支持した状態で、本体10の重心位置10aが、支持軸20aよりも下側に位置しているので、支持軸20a回りの本体10の不安定な回転を防止することができる。
(6)また、本体10は、水中の物体を検知するセンサ15を有している構成とした。
センサ15で海底の地形や海中の浮遊物の検知する場合、センサ15が設けられる本体10の姿勢が安定していることが必要となる。
このように構成すると、本体10の観測姿勢が安定するため、センサ15による海底の地形や海中の浮遊物の検知を精度よく行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかる水中観測装置1Bを説明する。
図8は、第2の実施の形態にかかる水中観測装置1Bの使用状態の一例を説明する図である。
なお、第2の実施の形態にかかる水中観測装置1Bは、船舶100に曳航されるのではなく、取付金具23及びケーブル24を介して海面200に浮遊するフロート300に接続されている点が前述した実施の形態と異なり、他の構成は同じである。よって、同一の構成は、同じ番号を付し、必要に応じて説明する。
水中観測装置1Bは、取付金具23及びケーブル24を介してフロート300に接続されている。フロート300は、海上に浮遊する機能の他に、無線通信装置(図示せず)を備えている。フロート300は、水中観測装置1Bで観測された海底の形状などの情報を、ケーブル24を介して取得し、当該情報を、無線通信装置(図示せず)を用いて海上の他の設備に送信することができるようになっている。
水中観測装置1Bでは、海水の潮流により矢印B方向の水流が作用している。水中観測装置1Bでは、この矢印B方向に流れる水流(潮流)が、本体10と支持部材20との間に設けられた流路30を通流する際に流速が速められ、本体10の後背面の発生した剥離領域Kに供給される。
そして、流路30を通流して流速が速められた水流が、本体10の後背面に発生した剥離領域Kにおける水流の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができる。
よって、水中観測装置1Bが、海面200に浮遊するフロート300に接続されている場合でも、水中観測装置1Bの観測姿勢を安定させることができる。
以上説明した通り、実施の形態では、
(7)支持部材20は、一端が本体10を支持すると共に、他端が水上に位置するフロート300(固定部材)に取り付けられており、水が本体10に向かって流れることで、本体10と支持部材20との間の流路30に沿って水が流れる構成とした。
このように構成すると、フロート300に固定されている水中観測装置1Bには、潮流が水中観測装置に向かって流れる。よって、水中観測装置1Bに向かって流れる潮流(水流)を利用して、水中観測装置1Bの観測姿勢を安定させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態にかかる水中観測装置1Cを説明する。
図9は、第3の実施の形態にかかる水中観測装置1Cの使用状態の一例を説明する図である。
図10は、第3の実施の形態にかかる水中観測装置1Cの側面図である。
なお、第3の実施の形態にかかる水中観測装置1Bは、船舶100に曳航されるのではなく、取付金具23及びケーブル24を介して海底210に沈められたアンカー400に接続されている点が前述した実施の形態と異なり、他の構成は同じである。よって、同一の構成は、同じ番号を付し、必要に応じて説明する。
図9に示すように、水中観測装置1Cは、取付金具23及びケーブル24を介してアンカー400に接続されている。
アンカー400は、碇または錘の機能を有すると共に、内部に無線通信装置(図示せず)を備えている。アンカー400は、水中観測装置1Cで観測された海底の形状などの情報を、ケーブル24を介して取得し、当該情報を、無線通信装置(図示せず)を用いて海上の他の設備に送信することができるようになっている。
図10に示すように、水中観測装置1Cでは、支持部材20は、本体10の下側に設けられている。この水中観測装置1Cでは、前述した実施の形態と同様に、支持部材20は、本体10の重心位置10aよりも上側を回転可能に支持している。
よって、水中観測装置1Cにおいても、本体10の重心位置10aは、本体10と支持部材20とを回転可能に支持している支持軸20aよりも下側に位置しているので、本体10の不安定な回転を防止できる。
アンカー400に接続された水中観測装置1Cには、海水の潮流により矢印B方向の水流が作用している。水中観測装置1Cでは、矢印B方向に流れる潮流(水流)が本体10に向けて流れると、水流は、本体10と支持部材20との間に設けられた流路30を通流する際に流速が速められた後、本体10の後背面の発生した剥離領域Kに供給される。
そして、流路30を通流して流速が速められた水流が、本体10の後背面に発生した剥離領域Kでの水流の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができる。
よって、水中観測装置1Cが、海底210に沈められたアンカー400に接続されている場合でも、水中観測装置1Cの観測姿勢を安定させることができる。
水中観測装置1Cでは、本体10と支持部材20とを回転可能に接続する支持軸20aの位置が、本体10の重心位置10aよりも上側にあり、支持部材20が本体10の下側に設けられている分、前述した実施の形態の支持部材20よりも腕部22、22の長さが長くなる。
そのため、水中観測装置1Cでは、本体10と腕部22、22の間の流路30の幅が長くなる分、本体10の両側面を流れる水流の量が多くなる。その結果、水中観測装置1Cでは、より多くの水流が剥離領域Kに供給され、水中観測装置1Cの観測姿勢をより安定させることができる。
前述した実施の形態では、アンカー400に接続された水中観測装置1Cの本体10が球形状である場合を例示して説明したが、本体10はカプセル形状であってもよい。
図11は、本体10の他の一例を説明する図である。
なお、図11において本体10の形状以外の構成は、前述した実施の形態と同じであるので、同じ構成ついては同一の番号を付し、必要に応じて説明する。
図11に示すように、水中観測装置1Dの本体10Dは、カプセル形状を成している。水中観測装置1Dがアンカー400に接続されている状態において、このカプセル形状を成す本体10Dの後背面には、本体10Dの外周面を流れる水流が剥離する剥離領域Kが発生している。
水中観測装置1Dでは、本体10Dの重心位置10aよりも上側位置で、本体10Dを回転可能に支持する支持部材20Dが設けられており、本体10Dと支持部材20Dとの間には、海水が流れる流路30が形成されている。
よって、水中観測装置1Dでは、この流路30を流れる間に流速が速められた流水が剥離領域Kの近傍に供給されており、この流路30を通流した速い流速の水流により、剥離領域Kでの流水の剥離を抑える(もしくは消滅させる)ことができ、カプセル形状の本体10Dの観測姿勢を安定させることができる。
特に、水中観測装置1Dでは、本体10Dと腕部22D、22Dの間の流路30の幅が長くなる分、本体10Dの両側面を流れる水流の量が多くなる。その結果、水中観測装置1Dでは、より多くの水流が剥離領域Kに供給され、水中観測装置1Dの観測姿勢をより安定させることができる。
以上説明した通り、実施の形態では、
(8)支持部材20Dは、一端が本体10Dを支持すると共に、他端が水中に位置するアンカー400(固定部材)に取り付けられており、水流(水)が本体10Dに向かって流れることで、本体10Dと支持部材20Dとの間の流路30に沿って水流が流れる構成とした。
このように構成すると、アンカー400に固定されている水中観測装置1Dには、潮流(水流)が水中観測装置1Dに向かって流れる。よって、水中観測装置1Dに向かって流れる潮流(水流)を利用して、水中観測装置1Dの観測姿勢を安定させることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態にかかる水中観測装置1Eを説明する。
図12は、第4の実施の形態にかかる水中観測装置1Eの使用状態の一例を説明する図である。
なお、第4の実施の形態にかかる水中観測装置1Eは、支持部材20に導水ダクト50が設けられている点が前述した実施の形態と異なり、他の構成は同じである。よって、同一の構成は、同じ番号を付し、必要に応じて説明する。
図12に示すように、導水ダクト50は、断面コの字形状を成しており、導水ダクト50と支持部材20とで挟まれた空間に水流が流れるようになっている。この空間の断面積(以下、導水ダクト50の断面積という)は、ほぼ矩形形状となっている。導水ダクト50は、支持部材20の1か所以上(実施の形態では、2か所)に設けられている。
導水ダクト50、50は、支持部材20において、流路30に沿って本体10の後背面に発生した剥離領域Kの近傍まで設けられている。この導水ダクト50、50の断面積は、上流側の断面積の方が下流側の断面積よりも大きくなるように設定されており、上流側から下流側に滑らかに進むにしたがって滑らかに小さくなっている。
なお、導水ダクト50の断面積は、上流側と下流側の断面積を同じ大きさとしてもいい。また、導水ダクト50、50の断面形状は矩形形状に限定されるものではなく、三角形状や台形など任意の形状とすることができる。この導水ダクト50、50により、流水を整流すると共に、より多くの流水を剥離領域Kの近傍に供給することができる。
このようにしても、水中観測装置1Eでは、流路30だけの場合よりも、より多くの水流を剥離領域Kに供給することができ、剥離領域Kでの水流の剥離を確実に抑える(または消滅させる)ことができる。
また、導水ダクト50、50で水流の方向が整流され、この整流された水流により、剥離領域Kの水流の剥離を効率よく抑える(または消滅させる)ことができる。
なお、図13に示すように、本体の形状をカプセル形状とした場合(前述した本体10A)でも、支持部材20に導水ダクト50、50を設けることで同様の効果を得ることができる。
前述したように、本体10Aをカプセル形状とした場合、本体10Aを支持する支持部材20Aの腕部22A、22Aの上下方向の幅を広くすることができ、この腕部22A、22Aに取り付ける導水ダクト50、50の幅をより広くすることができる。なお、前述した導水ダクト50を、本体10、10A側に設けてもよい。
よって、水中観測装置では、より多くの水流を、剥離領域Kに誘導することができ、剥離領域Kでの水流の剥離をより効率よく防止する(もしくは消滅させる)ことができる。
以上説明した通り、実施の形態では、
(9)本体10または支持部材20の少なくとも何れか一方には、導水ダクト50(筒状部材)が設けられており、導水ダクト50は、長手方向を水流(水)が流れる方向に沿って設けられていると共に、導水ダクト50の水流が流れる方向における下流側の断面積は、上流側の断面積よりも小さく設定されている構成とした。
このように構成すると、導水ダクト50は、本体10の後方まで延びているため、この導水ダクト50により、より多くの水流を剥離領域Kに供給することができ、剥離領域Kでの水流の剥離を確実に防止(もしくは消滅)することができる。
また、水流が導水ダクト50で整流された後、剥離領域Kに供給されるので、剥離領域Kに供給される水流の流れが整えられる。その結果、剥離領域Kでの水流の剥離を効率的に防止(または消滅)することができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態にかかる水中観測装置1F〜1Hを説明する。
図14〜図16は、第5の実施の形態にかかる水中観測装置1Eの使用状態の一例を説明する図である。
なお、第5の実施の形態にかかる水中観測装置1F〜1Hは、本体10又は支持部材20の何れか又は両方に、安定翼60〜62が設けられている点が前述した実施の形態と異なり、他の構成は同じである。よって、同一の構成は、同じ番号を付し、必要に応じて説明する。
図14に示すように、水中観測装置1Fでは、安定翼60は、支持部材20の底部21の中央に1つ設けられている。安定翼60は、板形状を成しており、水流の方向(矢印B方向)に沿って設けられている。水中観測装置1Fに向かって流れる水流は、この安定翼60に沿って流れ、水中観測装置1Fの姿勢を安定させることができる。
安定翼60は、上下方向又は左右方向に可動可能で角度が調整可能に設けられていることが好ましいが、流路30と同一方向に固定されていてもよい。安定翼60が、可動可能で角度が調整可能に設けられていることにより、安定翼60の方向が、水流の方向に迅速追従し、水中観測装置1Fの姿勢を水流の方向に迅速に追従させることができる。
図15に示すように、水中観測装置1Gでは、安定翼61は、支持部材20の腕部22、22にそれぞれ設けられている。安定翼61は、板形状を成しており、水流の方向(矢印B方向)に沿って設けられている。水中観測装置1Gに向かって流れる水流は、この安定翼61に沿って流れ、水中観測装置1Gの姿勢を安定させることができる。
安定翼61は、上下方向又は左右方向に可動可能で角度が調整可能に設けられていることが好ましいが、流路30と同一方向に固定されていてもよい。安定翼61が、可動可能で角度が調整可能に設けられていることにより、安定翼61の方向が、水流の方向に迅速追従し、水中観測装置1Gの姿勢を水流の方向に迅速に追従させることができる。
図16に示すように、水中観測装置1Hでは、安定翼62は、本体10の中央部に1つ設けられている。安定翼62は、板形状を成しており、水流の方向(矢印B方向)に沿って設けられている。水中観測装置1Hに向かって流れる水流は、この安定翼62に沿って流れ、水中観測装置1Hの姿勢を安定させることができる
安定翼62は、上下方向又は左右方向に可動可能で角度が調整可能に設けられていることが好ましいが、流路30と同一方向に固定されていてもよい。安定翼62が、可動可能で角度が調整可能に設けられていることにより、安定翼62の方向が、水流の方向に迅速追従し、水中観測装置1Hの姿勢を水流の方向に迅速に追従させることができる。
これにより、第5の実施の形態にかかる水中観測装置1F〜1Hでは、仮に水流の方向が水中観測装置1F〜1Hの正面からではなく、側面方向に変化した場合、又は曳航する船舶100の進路が急に変化した場合、その水流と水中観測装置1F〜1Hとの角度を調整する機能が働き、姿勢制御に要する時間が大幅に短くすることができる。
以上説明した通り、実施の形態では、
(10)本体10または支持部材20の少なくとも何れか一方には、水が流れる方向に沿って延びる安定翼60〜62(翼部材)が設けられている構成とした。
このように構成すると、安定翼60〜62により、本体10に向かって流れる水流の流れを調整することができると共に、本体10に向かって流れない水流の流れ方向に本体10を変位させる力を作用させる結果、本体10の姿勢を水流方向に迅速に変えることができる。
なお、前述した実施の形態において、流路30における水流との接触面を鏡面加工し、又は水流との接触抵抗を少なくする塗装を塗布したり、シートを張り付けてもよい。
このように構成すると、水流と流路30との接触抵抗が小さくなり、流路30の下流側から流出する水流の流速をより速くすることができる。よって、例えば、船舶100の速度が遅い場合や潮流の流速が遅い場合であっても、水流の流速を十分に速くすることができ、剥離領域Kでの水流の剥離を抑えることができる。
また、本発明は、前述した実施の形態を全て組み合わせてもよく、何れか2つ以上の実施の形態を任意に組み合わせても好適である。
また、本発明は、前述した実施の形態の全ての構成を備えているものに限定されるものではなく、前述した実施の形態の構成の一部を、他の実施の形態の構成に置き換えてもよく、また、前述した実施の形態の構成を、他の実施の形態の構成に置き換えてもよい。
また、前述した実施の形態の一部の構成について、他の実施の形態の構成に追加、削除、置換をしてもよい。
1:水中観測装置
10:本体
10a:重心位置
11:孔
15:センサ
20:支持部材
20a支持軸
21:底部
22:腕部
22a:孔
23:取付金具
24:ケーブル
30:流路
31:下流側の断面積
32:上流側の断面積
50:導水ダクト
60〜62:安定翼
100:船舶
200:海面
210:海底
300:フロート
400:アンカー
K:剥離領域

Claims (10)

  1. 水中で使用される本体と、
    前記本体を支持する支持部材と、を有し、
    前記本体と前記支持部材との間には、前記本体に向かって流れる水の流路が形成されており、
    前記流路の前記水が流れる方向における下流側の断面積は、上流側の断面積よりも小さく設定されている水中観測装置。
  2. 前記流路の断面積は、前記水が流れる方向に沿って、上流側から下流側に連続的に小さくなる請求項1に記載の水中観測装置。
  3. 前記本体または前記支持部材の少なくとも何れか一方には、筒状部材が設けられており、
    前記筒状部材は、長手方向を前記水が流れる方向に沿って設けられていると共に、前記筒状部材の前記水が流れる方向における下流側の断面積は、上流側の断面積よりも小さく設定されている請求項1に記載の水中観測装置。
  4. 前記筒状部材の断面積は、前記水が流れる方向に沿って、上流側から下流側に連続的に小さくなる請求項3に記載の水中観測装置。
  5. 前記本体または前記支持部材の少なくとも何れか一方には、前記水が流れる方向に沿って延びる翼部材が設けられている請求項1に記載の水中観測装置。
  6. 前記本体の断面は、円形形状または楕円形状に形成されている請求項1から請求項5の何れか一項に記載の水中観測装置。
  7. 前記支持部材は、一端が前記本体を支持すると共に、他端が水上または水中を走行する船舶に取り付けられており、
    前記船舶の走行に基づいて、前記本体が前記水中を移動することで、前記本体と前記支持部材との間の流路に沿って水が流れる請求項6に記載の水中観測装置。
  8. 前記支持部材は、一端が前記本体を支持すると共に、他端が水上または水中に位置する固定部材に取り付けられており、
    前記水が前記本体に向かって流れることで、前記本体と前記支持部材との間の流路に沿って水が流れる請求項6に記載の水中観測装置。
  9. 前記支持部材は、前記本体を、当該本体の重心位置よりも上側で支持している請求項8に記載の水中観測装置。
  10. 前記本体は、前記水中の物体を検知するセンサを有している請求項9に記載の水中観測装置。
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