JP2019035370A - 排気浄化装置およびこれを備えた車両 - Google Patents

排気浄化装置およびこれを備えた車両 Download PDF

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Abstract

【課題】酸化触媒の温度を所定温度範囲内に調整することができる排気浄化装置およびこれを備えた車両を提供する。【解決手段】ディーゼルエンジン10の排気通路12に設けられ、DOC21と、DOC21の上流側に設けられた尿素水噴射ノズル24と、DOC21の入口部分における排気温度TDOCが所定の目標温度Ttargetより高い場合に、排気温度TDOCと目標温度Ttargetとの差分に基づいて決定した量の尿素水を噴射するように尿素水噴射ノズル24を制御する制御装置25と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、排気ガスを浄化する排気浄化装置およびこれを備えた車両に関する。
従来、ディーゼルエンジンから排出された排気中の粒子状物質(PM)を浄化する排気浄化装置として、PM除去用のフィルタと、このフィルタよりも上流側に配置された酸化触媒とを有する排気浄化装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような排気浄化装置において、酸化触媒はその酸化触媒作用によって、排気中の一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO)に変化させる酸化反応を促進させる。この酸化触媒において生成された二酸化窒素によって、フィルタに堆積したPMを燃焼させて、二酸化炭素(CO)として排出させることができる。これにより、フィルタを再生させることができる。
特開2016−188579号公報
ところで、酸化触媒は、所定温度範囲内、例えば300℃〜400℃において、他の温度帯と比較して、二酸化窒素をより効率よく生成できる。このため、酸化触媒の温度をこのような所定温度範囲内に調整することができれば、酸化触媒で生成された二酸化窒素がフィルタに効果的に供給されるので、PMがフィルタに堆積し難くなる。この結果、フィルタの強制再生処理の実行頻度を低減させることができ、燃費低減を図ることができる。
本開示の目的は、酸化触媒の温度を所定温度範囲内に調整することができる排気浄化装置およびこれを備えた車両を提供することである。
本開示の排気浄化装置は、ディーゼルエンジンの排気通路に設けられ、酸化触媒と、前記酸化触媒の上流側に設けられた尿素水噴射ノズルと、前記酸化触媒の入口部分における排気温度が所定の目標温度より高い場合に、前記排気温度と前記目標温度との差分に基づいて決定された量の尿素水を噴射するように前記尿素水噴射ノズルを制御する制御装置と、を有する。
本開示の車両は、上記排気浄化装置を備える。
本開示によれば、酸化触媒の温度を所定温度範囲内に調整することができる。
本開示の排気浄化装置が適用されたディーゼルエンジンシステムの構成を模式的に示す構成図 制御装置による排気温度調整処理を説明するためのフローチャート
以下、本開示の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明、例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明等は省略する場合がある。
<構造>
図1は、本開示の実施の形態に係る排気浄化装置20が適用されたディーゼルエンジンシステム1の構成を模式的に示す構成図である。ディーゼルエンジンシステム1は、ディーゼルエンジン10と、排気通路12と、排気浄化装置20とを備えている。また、ディーゼルエンジン10は、複数の気筒11を備えている。なお、本実施の形態において、ディーゼルエンジンシステム1は、車両、特に例えばトラックやバス等の大型の車両に搭載されることが想定されている。
排気通路12は、ディーゼルエンジン10から排出された排気Gが通過する通路であり、その上流側端部は複数本に分岐して各々の気筒11の排気ポートに接続されている。
排気浄化装置20は、排気通路12の通路途中に配置されている。図1に示すように、排気浄化装置20は、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)21、DPF(Diesel particulate filter)22、SCR(Selective Catalytic Reduction)装置23、尿素水噴射ノズル24、制御装置25を備えている。
DOC21は、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属触媒が担持された構成を有する。DOC21は、その貴金属触媒の酸化触媒作用によって、排気G中の未燃成分(炭化水素HCおよび一酸化炭素CO)の酸化反応を促進させる。これにより、排気Gが浄化される。また、DOC21は、酸化触媒作用によって、排気G中の一酸化窒素NOの酸化反応を促進させ、二酸化窒素NOを発生させる。
DOC21の入口部分には、排気Gの温度を計測する温度センサ211が設けられる。温度センサ211は、例えばサーミスタである。
DPF22は、排気G中に含まれるPMを捕集するフィルタである。DPF22は、排気浄化装置20における、DOC21より下流側、SCR装置23より上流側に設けられている。DPF22に捕集されたPMは、DOC21において発生した二酸化窒素によって燃焼し、二酸化炭素COとして排出される。これにより、DPF22に堆積するPMの量が低減される。
SCR装置23は、排気G中の窒素酸化物NOxを浄化する装置であり、内部に選択還元触媒(SCR触媒)を有する。SCR装置23は、還元剤としての尿素水が尿素水噴射ノズル24から排気G中に噴射されると、尿素水が加水分解されて生成されたアンモニアと、排気G中のNOxとの還元反応を促進する。この還元反応により、アンモニアと排気G中のNOxとが窒素Nと水(水蒸気)HOとに還元されるので、排気GのNOxが低減する。
尿素水噴射ノズル24は、排気G中に尿素水を噴射するノズルである。尿素水噴射ノズル24は、尿素水タンク(図示せず)に接続されている。尿素水噴射ノズル24は、排気浄化装置20の各構成のうち、排気流動方向における最も上流側に設けられている。
制御装置25は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを備えており、排気浄化装置20の各構成を制御する。制御装置25は、温度センサ211から取得した排気Gの温度等の各種パラメータを用いて、尿素水噴射ノズル24における尿素水の噴射量を制御することで、後述する排気温度調整処理を実行する。なお、本実施の形態において、制御装置25は、排気浄化装置20の構成要素として示されているが、例えばディーゼルエンジンシステム1全体を制御するECU(Engine Control Unit)の処理能力のうち一部の流用により実現されてもよい。
<動作概要>
次に、上記説明した構成を有する排気浄化装置20の動作概要について説明する。ディーゼルエンジン10の燃焼により排出された排気Gは、排気通路12を通って排気浄化装置20に流入する。まず、排気浄化装置20に流入した排気Gに対して、制御装置25の制御に基づいて、尿素水噴射ノズル24が所定量の尿素水を噴射(添加)する。排気G内に噴射された尿素水は蒸発し、尿素水に含まれていた尿素は、SCR装置23に至るまでに加水分解されてアンモニアとなる。ここで排気Gに噴射される尿素水の量は、制御装置25の後述する排気温度調整処理において決定される。
次に、排気GはDOC21に流入する。DOC21により、排気G中の未燃成分の酸化反応が促進されるとともに、排気G中の一酸化窒素が二酸化窒素に酸化される反応も促進される。
次に、排気GはDPF22に流入する。DPF22により、排気G中のPMが捕集される。そして、DOC21にて生成された二酸化窒素により、DPF22に捕集されたPMが燃焼する。
最後に、排気GはSCR装置23に流入する。SCR装置23により、尿素由来のアンモニアと窒素酸化物NOxとの還元反応が促進される。以上により、排気浄化装置20によって、排気G中の未燃成分、PM、および窒素酸化物が除去または低減され、排気Gが浄化される。
<排気温度調整処理>
次に、制御装置25による排気温度調整処理について詳細に説明する。図2は、制御装置25による排気温度調整処理を説明するためのフローチャートである。なお、本明細書における尿素水の噴射量とは、単位時間当たり(例えば1秒当たり)の噴射量を意味する。
ステップS1において、制御装置25は、排気G中のNOx量に基づく基本噴射量qbaseを決定する。基本噴射量qbaseは、制御装置25が、例えば排気通路12に設けられたNOxセンサ(図示せず)によって測定された排気G中のNOx濃度を用いて、予め用意されたNOx−噴射量モデルマップを参照することにより決定されればよい。NOxセンサの設置位置については本開示では特に限定しないが、例えば尿素水噴射ノズル24付近に設置されればよい。また、NOx−噴射量モデルマップは、例えば制御装置25に内蔵または接続された記憶媒体(図示せず)に予め記憶されていればよい。
ステップS2において、制御装置25は、温度センサ211から取得した、DOC21の入口部分における現在の排気G温度TDOCと、予め設定された目標温度Ttargetとを比較する。ここで、予め設定された目標温度Ttargetとは、DOC21において二酸化窒素が効率よく生成される温度範囲(300℃〜400℃)内の温度である。本実施の形態では、目標温度Ttargetは350℃に設定されているとするが、本開示はこれに限定されず、目標温度Ttargetは上記温度範囲内において適宜決定され得る。制御装置25は、ステップS2における現在の排気G温度TDOCと目標温度Ttargetとの比較の結果、TDOCの方が大きい場合(ステップS2:YES)には処理をステップS3に進め、そうでない場合(ステップS2:NO)には処理をステップS6に進める。
ステップS3において、制御装置25は、DPF22が強制再生中であるか否かを判定する。DPF22の強制再生とは、DPF22に流入する排気Gの温度をPM燃焼温度(例えば600℃)以上に昇温させることにより、DPF22のフィルタ表面に捕集された堆積PMを除去してDPF22を強制的に再生することを意味する。なお、排気Gの昇温は、排気管噴射またはポスト噴射によってDOC21内に未燃燃料を供給し、炭化水素を酸化させることにより行われる。DPF22の強制再生は、例えばディーゼルエンジンシステム1の運転を制御するECU(図示せず)等により実行されており、制御装置25は、DPF22の強制再生が行われているか否かを示す情報をECUから取得することで、本ステップS3における判定を行う。制御装置25は、ステップS3の判定において、強制再生中ではないと判定した場合(ステップS3:NO)には処理をステップS4に進め、そうでない場合(ステップS3:YES)には処理をステップS6に進める。
現在の排気G温度TDOCの方が目標温度Ttargetより高く(ステップS2:YES)、かつDPF22が強制再生中ではない(ステップS3:NO)場合、ステップS4において、制御装置25は尿素水噴射量の増大分である追加噴射量qaddを算出する。
尿素水噴射ノズル24から尿素水が噴射されると、尿素水は排気G中で蒸発するが、この蒸発の際、尿素水の蒸発熱(気化熱)による冷却作用のため周囲の排気Gの温度が低減される。蒸発熱の総量は蒸発する尿素水の量に依存するため、より多くの尿素水を噴射することで、排気Gの温度をより多く低減させることができる。ステップS4においては、排気Gの温度を目標温度Ttargetまで低減させるために必要な尿素水量を算出し、これを尿素水噴射量の増大分である追加噴射量qaddとしている。
追加噴射量qaddの具体的な算出方法は、例えば以下の通りである。
まず、制御装置25は、ディーゼルエンジン10の吸入空気量MAIR[g/sec]と、ディーゼルエンジン10における燃料噴射量q[g/sec]とに基づいて、下記式(1)により排気ガス量GEXH[g/sec]を算出する。
Figure 2019035370
次に、制御装置25は、算出したGEXHを用いて、下記式(2)により目標温度Ttarget時の排気G熱量と現在の排気G温度TDOC時の排気G熱量との熱量の差分ΔQEXH[J/sec]を算出する。
Figure 2019035370
なお、式(2)においてCEXHは排気Gの熱容量であり、既知の値(乾燥排気において1.005[J/(g・K)])である。
次に、制御装置25は、排気Gの熱量をΔQEXH分だけ低下させるために必要な尿素水の噴射量である追加噴射量qadd[g/sec]を、下記式(3)を用いて算出する。
Figure 2019035370
なお、式(3)においてCは尿素水の熱容量(例えば4.186J/(g・K))、Eは尿素水の蒸発熱(例えば100℃で2257J/g)である。T[℃]は尿素水噴射ノズル24から噴射される尿素水の温度であり、例えば尿素水タンクに設けられた温度センサによって取得される。
ステップS5において、制御装置25は、基本噴射量qbaseと追加噴射量qaddとを加算して最終噴射量qfinalを決定する。最終噴射量qfinalは、制御装置25が後段のステップS7において、尿素水噴射ノズル24から尿素水を実際に噴射させる噴射量である。
一方、ステップS6において、制御装置25は、最終噴射量qfinalを基本噴射量qbaseに決定する。
ステップS7において、制御装置25は、尿素水噴射ノズル24から尿素水を最終噴射量qfinalだけ噴射させる。これにより、現在の排気G温度TDOCの方が目標温度Ttargetより高く、かつDPF22が強制再生中ではない場合には、基本噴射量qbaseと追加噴射量qaddとを加算した量の尿素水が噴射されるので、尿素水噴射ノズル24の近傍、すなわちDOC21における排気Gの温度が好適に低減される。一方、現在の排気G温度TDOCが目標温度Ttarget以下である場合、またはDPF22が強制再生中である場合には、基本噴射量qbaseのみ尿素水が噴射されるので、排気Gの温度が維持される。
なお、制御装置25は、図2に示すステップS1〜S7の処理を、所定時間毎に繰り返し実行する。これにより、DPF22の強制再生が行われていない場合には、排気G温度が目標温度Ttarget付近に維持される。
また、図2においては、基本噴射量qbaseだけ尿素水が噴射された場合には、尿素水の蒸発熱による排気G温度の低減効果が生じないことが想定されている。基本噴射量qbaseだけ尿素水が噴射された場合の排気Gの温度低減効果も考慮する場合は、ステップS5において決定する最終噴射量qfinalを、ステップS4にて算出した追加噴射量qaddと同じ値とすればよい。
<作用・効果>
以上説明したように、本開示の実施の形態に係る排気浄化装置20は、ディーゼルエンジン10の排気通路12に設けられ、DOC21と、DOC21の上流側に設けられた尿素水噴射ノズル24と、DOC21の入口部分における排気温度TDOCが所定の目標温度Ttargetより高い場合に、排気温度TDOCと目標温度Ttargetとの差分に基づいて決定した量の尿素水を噴射するように尿素水噴射ノズル24を制御する制御装置25と、を有する。
このような構成により、制御装置25は、排気温度調整処理において現在の排気G温度TDOCが目標温度Ttargetより高い場合に、現在の排気G温度TDOCに基づいて排気G温度をTtargetまで低減させるための噴射量(最終噴射量qfinal)を好適に決定することができる。これにより、DPF22の強制再生が行われていない場合には、排気G温度が目標温度Ttarget付近に維持されるので、DOC21において二酸化窒素が効率よく生成される。これにより、DPF22において捕集PMが効率よく燃焼するので、DPF22におけるPM堆積量が低減する。このため、DPF22の強制再生の回数を低減できるので、ディーゼルエンジンシステム1の燃費が改善する。
また、排気G温度は尿素水の蒸発熱によって低減されるため、尿素水が噴射されてから排気G温度が低減されるまでの時間が比較的短い。このため、排気G温度TDOCが目標温度Ttargetより高くなった場合に、素早く排気G温度を目標温度Ttargetまで低減させることができる。
また、一般に排気通路12の下流になればなるほど排気G温度が低くなるが、本開示の排気浄化装置20では尿素水噴射ノズル24を最も上流側に設けているため、尿素水噴射ノズル24から噴射された尿素水は比較的高温の排気Gにより即座に蒸発する。このため、排気通路12下流の排気G温度が比較的低い位置で噴射された場合に生じうる事態である、尿素が析出して排気通路12やSCR装置23に白色生成物が付着する事態や、排気通路12内に尿素水が滞留する事態等を回避することができる。
また、本開示の排気浄化装置20において、制御装置25は、DOC21の下流側に設けられたDPF22が強制再生中ではない場合に、決定した噴射量だけ尿素水噴射ノズル24に尿素水を噴射させる。
すなわち、制御装置25は、DPF22が強制再生中である場合には、排気G温度TDOCを目標温度Ttargetまで低減させるだけの尿素水を噴射させないので、DPF22の強制再生に必要な温度まで上昇した排気G温度を低減させてしまう事態を回避することができる。これにより、好適にDPF22の強制再生を行うことができる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素は任意に組み合わせてられてもよい。
上記した実施の形態において、図1に示すように、排気流動方向における上流側から尿素水噴射ノズル24、DOC21、DPF22、SCR装置23の順に配置されていた。しかしながら、本開示はこれに限定されず、例えば上流側から尿素水噴射ノズル、DOC、NOx浄化触媒付きDPFの順に配置されてもよい。
本開示は、排気ガスを浄化する排気浄化装置に有用である。
1 ディーゼルエンジンシステム
10 ディーゼルエンジン
11 気筒
12 排気通路
20 排気浄化装置
21 DOC(酸化触媒)
211 温度センサ
22 DPF
23 SCR装置
24 尿素水噴射ノズル
25 制御装置

Claims (3)

  1. ディーゼルエンジンの排気通路に設けられ、
    酸化触媒と、
    前記酸化触媒の上流側に設けられた尿素水噴射ノズルと、
    前記酸化触媒の入口部分における排気温度が所定の目標温度より高い場合に、前記排気温度と前記目標温度との差分に基づいて決定された量の尿素水を噴射するように前記尿素水噴射ノズルを制御する制御装置と、
    を有する排気浄化装置。
  2. 前記制御装置は、前記酸化触媒の下流側に設けられたPM除去用のフィルタが強制再生中ではない場合に、前記決定された量の尿素水を噴射するように前記尿素水噴射ノズルを制御する、
    請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 請求項1または2に記載の排気浄化装置を有する、
    車両。
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